253 緋桜奇譚・滅
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/* いいこ、いいこ、
(+28) 2018/11/17(Sat) 23時半頃
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先ほども言ったでしょう?
[自在に飛び回り。 隙を見つければ、体当たりなり。
或いは短刀での一撃を狙って飛び交っていく。]
冥府が開いて。 それで常世と現世が繋がっても。
楽しいとは思えないからよ。
[何度か想像してみたが。 それでも、今よりも楽しい世界になるなんて。
到底思えなかったから*]
(101) 2018/11/17(Sat) 23時半頃
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やっぱり本物の方が良かったのよ。 [偽物の借りものさんっと声を返す。]
じゃあ逆に聞くけど、なんでまた急に冥界をこっちに広げてようと思ったのよ。
私は今までで良かった。 それだけ。
そっちに行かないのは、もう意地よ。
[桜の本能だと言われたら仕方がないけど。 それならやはり相容れぬだけだ*]
(102) 2018/11/17(Sat) 23時半頃
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…………!
[>>87日鬼火が浮かぶ。 楽しそうに、こっちを手招いてくる。 嗚呼、そうだなぁ、また言葉に珈琲と洋菓子の香り届けたかったし、八手に今度こそ珈琲の味を知ってもらいたかったし。 あの異国の妖、ツェンにだって、また店に来てほしかった。 ほかの皆もだ。 こうして会えなくなった途端、急に悲しくなって思い出が浮かんでくるんだ。 ふらっと絆されそうになったけど、ここで揺らいでたら、それこそアイツらに笑われかねない。]
(103) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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ふうん。 おかしいなあ。冥府に来れば、痛いのも悲しいのもないのに。
[やっぱり不可思議だ。 常世も冥府も、一緒になってしまえば同じなのにと。]
なんで? なんでって言われればまあ……君たちの中にそれを望んだのがいたから? 種を蒔かれたら咲いて、拡げる。 当然のことでしょ?
(104) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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アンタを止められんなら猪でも何でもなってやるよ!
[>>98なんて、強がりでしかないけど。 自慢の不意打ちと機動が使えないんなら、力押しでいくしかないってだけだ。]
あっ……! おい伽耶ッ!
[>>89浮かんだいえの顔に、伽耶が手を伸ばすのが見えた。 騙されんな騙されんな! もしもの時は、無理にでも引き離さないと]
…………は、ビックリさすなって。
[>>97あぁ、よかった。 なんだよコイツ、オイラが思ってるよりずっと強いじゃないか。]
(105) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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オイラもさ、凜や伽耶に同感だ。 なんでもかんでも、一緒にすりゃいいってもんじゃない。
現世幽世、分かれてっからこそ、故人のことを偲んだり、ずっと大切に思えたりってなるんだろ。 そりゃ、ずっと一緒にいれたらッて思うこともあるけどさ。 そうなったらきりないだろこの世の中。
(106) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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痛みも悲しみも無いなんて、甘言の常套句ね。
そんな貴女にはあなた自身の喜びも無いんでしょう。 今ま取りこんだ全部、借り物だったわけだしね。
[種を蒔かれたというのなら成る程と頷き。]
仕事熱心だわね。 じゃあ、私の望みも叶えてくれるかしら?
(107) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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今まで取り込んだ者、全部返して。 [あ、肉体付きでね。と付け加えて。 要求は通りそうに無いものから突きつけていくのが、定石*]
(108) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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[共に戦う妖を見ながら。
どちらも大分ダメージは受けているが。 それでも戦闘続行可能と見ていた。
後は――]
(109) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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よろこび……よろこび…… うーん、そうだなあ。桜にはないなあ。 桜だもん。
[でも、そういうものだよ?と咲う。]
ずっと大切にできるなら、いたほうがいいじゃない。 楽しいほうがいいじゃない? この人とか、楽しければいいって言ってたよ?
[浮かぶ鬼火は、鳥の姿を真似る。 幾羽ものそれをけしかけながら]
(110) 2018/11/18(Sun) 00時頃
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えーっ、それはやだなあ。 常世と隠世は一方通行。常識でしょ? 泉津醜女が追いかけてくるぞー?
[がおー、と真似る仕草は、かつての童女と似たようなもの。
できるかどうか? さてさて、取り込んだ妖気の活用次第、かな。]
(111) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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[なんてさ。 所詮は綺麗事、屁理屈だって言われれば、それまでなんだけど。]
ぅおい随分と大きく出たね!?
[>>108この娘、随分おとなしい子だなって今まで思ってたから、吃驚だ!]
けどその願いごと、オイラものっかときたいね! どうなんだい暖琴のフリした桜のバケモンだか何だかさん!
(112) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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……そうね。
皆が全部帰ってくるのだったら。 私にしたって、その話は乗ってあげようじゃないの。
[きっと不可能だろうと思いながら。 それでも、手数は止めないままに。
この攻撃が、せめて仲間の助けとなればよい――]
(113) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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[で問題は、そのためにはどうすればいい? ただコイツをブッ斃せばいいってわけじゃないだろうしなぁ。]
楽しいのはオイラも大歓迎だけど、自分だけ楽しきゃいいってのには、賛成できないね! ましてや、たくさんのヒトや妖が死んでんだ。そんなもんが楽しいとは、到底思えないよオイラは!
[>>110あぁもうまたこの烏か! 炎はあんま好きじゃないんだ、けど、払いのけて消さなきゃまずい。]
(114) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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ああもう! いい加減鬱陶しいなあ!
[手数の多い唐傘の攻撃。 焦れたように叫び、そちらを睨み据える。]
こっちのお友達からって思ったけど、まず君からね!
[向きを変え、一撃で落としてしまおうと力を込め―――]
(115) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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[けしかけられた鬼火の鳥を迷わず輪刀で叩き落とす。 周囲に視線をやる。 言い合いを始めた自分に冥界娘の注意を惹きつけられていたのなら良いのだけれども]
常世と隠世は一方通行ね。 今冥界の方からこっちの世に出張って来てるんだから、 そもそも常識が通用しないでしょうが。
[南瓜娘の姿を形作られる。 その姿はかつての南瓜娘の姿そのままで
────迷わず、水銛を打ち放った。 惑わされている時間はない。 そろそろ身体の痛みに限界が来ている*]
(116) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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―――――ん?
[がくり、と体勢を崩す。 体重をかけた軸足からは、血が流れている。
最初に受けた、銛の傷から。]
(117) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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つーか暖琴、オマエは!
オマエはこんなのが”楽しい”って思えんのか?! この京の町も、友達も、大事なモンどんだけなくそうとしてんのか、分かってんのか?!
[叫んだところで、声が届くかなんて分かんない。 それより、まずいね。 ツェンにやられた傷が開いたのか、いつの間にか根っこに切り裂かれてたのか知らないけど、腹の傷からまた血が溢れてきた。 我ながらひどいありさまだねこれは。]
(118) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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/* 熱い思いのぶつけ合いの戦いだなあ。 もっくもくふんわり応援!
(+29) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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―――っち
[迷わず放たれる銛に眉を顰め、根で受け止める。 人型を端末にしたのはまずかった? いや、冥府と繋がるという適正において、この妖はちょうどよかった。 そんな苛立ちが、童女の顔を使い現れる。]
もう、本ッ当にめんどっちいなあ……!
(119) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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遊ぶのやーめた! もうさっさと終わらせちゃお!
[手を掲げる。 その手には、天狗の団扇。]
こーんなでっかい妖気、ひとたまりもないよね? 君たちの大好きな人の術で終わらせて……
(120) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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[ピタリ] [手が止まる。 驚愕の表情で止まる童女の唇が、わなわなと震える。]
……ヤ、だぞ。
……琴、悪い子になっちゃったけど……でも、楽しくない、ぞ……!
[答える声は、暖琴のもの。]
(121) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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爺ちゃんの団扇でも、ひどいことさせたくないぞ…… 琴がした悪いことは、琴だけで持ってくんだぞ……!
[だから、今のうちに。]
(122) 2018/11/18(Sun) 00時半頃
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[爪輔の腹のあたりが酷く血に濡れていた。 直ぐに駆け寄って腹の傷を防ぎたいけれども、南瓜娘っぽいものがいて近寄れない。
視線は南瓜娘っぽいものが体勢を崩した姿に釘付けで。
天狗の団扇を掲げる動作、
震える唇まで目にしていた。]
(123) 2018/11/18(Sun) 01時頃
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来なさい!あんたの事、迎えに来たのよ!
[暖琴に向かって手を伸ばす。 騙されたとして、毒くらわば皿までだ。 暖琴、私はあんたの強さを信じる*]
(124) 2018/11/18(Sun) 01時頃
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おいまずいよ。 あの団扇、八手さんの力残ってたりしたら……
[>>120今のぼろぼろの状態じゃ、きっとひとたまりもない。]
くっそ……!
[せめて、伽耶と凜は助けなきゃって、無理やり体当たりしてやろうって思ったんだけど]
(125) 2018/11/18(Sun) 01時頃
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凛、爪輔、お願い────!
[今のうちにというのならそういう事だろう*]
(126) 2018/11/18(Sun) 01時頃
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……あ、暖琴……?
[>>121……の、声だよな? 聞き間違いじゃないよなって、ふたりを見た。 そうだよな、暖琴だよな?]
おい暖琴! 目の前で友達が呼んでんぞ!!
(127) 2018/11/18(Sun) 01時頃
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あぁもう! オイラ、小技は苦手なんだよ!
[でも暖琴が、伽耶の手を取ってくれるんだったら、もしかしたらッて。 どうにか信じてみるしかない。]
どうなっても知んないからな!!
[爪に、ありったけの力を籠め、切り裂く。 できることなら、暖琴と、桜を、分とうと─────]
(128) 2018/11/18(Sun) 01時頃
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