196 水面に映る影より遠く
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[一昨日も、昨日も、今日も。 明日も、明後日も、明々後日も。 私たちの毎日は、続いてゆくのです。
けれど、流石に長居をしすぎてしまい、 干渉しすぎてしまったようでした。 因果律の揺らぎが強まってきていると、 ダッキーから連絡が入りました。 このままでは、私が元の世界に戻れなくなると。
私の足は、お祭りから直接、 学校へと向かっていました。 やはり、足を踏み入れるのは、図書室でした。]
(370) ゆら 2016/08/26(Fri) 02時半頃
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[明日も明後日も明々後日も。 この図書室は繋がってゆくのです。 私は、はやく綴じ込める必要のある宝箱と、 読み終えてしまわなければならない図書たちと。
私の世界へ戻る準備を、はじめたのでしょう。 たった数日だったかもしれませんし、 それなりに日数があったかもしれません。 私は、筆を執って、埋まり始めた白いページを 更に色濃く染め上げるために、ペンを走らせました。
補講が終わってからも、 補講組のメッセージチャットは、 活発に動いていましたでしょうか? 恋に、友情に、芽生えた感情たちは、 みんなの心の隙間を埋めてくれたならば、 私の願いは叶えられたと。 そう確信します。]
(371) ゆら 2016/08/26(Fri) 02時半頃
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[私は、傲慢でした。 私は、我儘でした。 私は、愚か者でした。
いまでも、その事実が変わることはないのでしょう。 私に与えられた僅かなときは、 無情にも過ぎ去ってゆきます。 気づくのが遅かったのかもしれませんね。 でも、あまりにも深い想い出を作り出してしまえば、 離れるときの悲しみは一際ですので、 これくらいがちょうどよいのだと思います。 手紙を書くと言ってくれた呪われし眸を持つ彼が、 もう他の誰かに呪いをかけませんようにと、 いもしない神に祈るばかりです。]
(372) ゆら 2016/08/26(Fri) 02時半頃
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[図書室は、朝の暖かなひざしをうけて。 日中の照りつける暑さをうけて。 炎のような茜色に塗り替えて。 白い月明かりが差し込んで。
何度も顔を変えていったことでしょう。 変わる表情の図書室から見える景色もまた、 日に日に変化を繰り返して、 気づけば、還るときが来たのだと思います。]*
(373) ゆら 2016/08/26(Fri) 02時半頃
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―ヒナと― [逸らされた視線は、やがて重なる。 誰にでも可愛らしく微笑む彼女から出た言葉 それから 了承を得た時の気持ちは、一言では表せない。
ただ、頭が真っ白になった後 ぶわっとそこだけ一気に春が来たような 薄桃の花びらが散ったような そんな錯覚を覚えたのを記載しておこう]
っし!
[小さいガッツポーズ。浴衣の袖に隠れて拳に握った手は見えたかどうか。 思わずしてしまった動作に、これは子供っぽいなと誤魔化すような咳払い]
(374) Ayame 2016/08/26(Fri) 03時頃
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あれ?
[差しのべていた方の手を 握ってくれた ヒナの、柔らかい手が震えている。 何を言っているんだろう、眉を顰める]
俺は転校する予定はないぞ。 ……二学期の様子次第で、 一度検査入院はあるかもしれないけど。
ヒナ、転校するんじゃなかったのか。 だって、補講で話題出た時、先生から目逸らすように俯いたし 花火の時だって、思い出作りこだわってたみたいだったし 今日だって――
[何故こんなに積極的になっているのか。 思いつく理由といえば、それくらいだったから]
(375) Ayame 2016/08/26(Fri) 03時頃
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[囁いて、それからはっとした。 ヒナも? 嗚呼、そうか馬鹿だな。
つまりは、俺がヒナを好きなのか]*
(376) Ayame 2016/08/26(Fri) 03時頃
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[小さなガッツポーツが見えたおかげで 圭一が雛子の返事を喜んでくれているのだと分かる。 それが嬉しくてまた表情が緩んでしまう。
誤魔化すような咳払いも 今のガッツポーズもかわいい。
可愛らしいというよりは 愛しいという意味でのかわいい。 言葉にすれば彼は気にしてしまうだろうか。 言うか言わぬか迷っているうちに転校の話となって]
(377) helmut 2016/08/26(Fri) 03時半頃
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[圭一を見つめていれば、顰められる柳眉>>375に気付く。 不快というよりも何か考えている風な様子に瞬きを繰り返した。 彼の言葉で、雛子が転校すると思ったからの流れと知れよう。]
転校、しない? …………、 よかったぁ。
[ほっと安堵して、力が抜けたのか握っていた手も少し緩む。]
二学期になっても圭一くんが元気だといいな。 検査入院でお見舞いとかいってもいいのかな。
私は転校しないよ。 それは、……誰かが転校するって噂を聞いて 寂しくなって、ああなっただけで……
――… 今日?
[さきほどのことを思い出してしまい、 頬を微かに紅潮させて視線をさまよわせた。]
(378) helmut 2016/08/26(Fri) 03時半頃
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[囁きが耳朶に触れる。 小さく肩が震えたのは緊張のせい。 圭一の囁きに、まだ自らの想いを言葉にしていないと気付く。]
…… もしかしなくても、
[綴り掛けたその続きは、そっと彼の耳朶に返そう。]
(379) helmut 2016/08/26(Fri) 03時半頃
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[よもや恋心を自覚したその日、その時に 告白までするとは少し前の自分でも思いもしなかっただろう。 想いを口にするのにこんなにも照れてしまうと初めて知った。
恥ずかしくてまた顔を覆ってしまいたくなるけれど それを堪えて圭一を上目に見つめる。
この想いを受け取ってくれますか?
そんな思いを懐いて――。*]
(380) helmut 2016/08/26(Fri) 03時半頃
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[格好いい男子を目指す圭一にとっては不本意だろう形容詞が彼女の中に浮かんでいる事など、知れようもない。 女子の可愛い、という単語には複雑な意味が詰まっている。 それはともかくとして。 転校の話は勘違いだった様子]
――お見舞い? 学校じゃない所で会えるのは嬉しいけど 格好悪いな
[検査だから大したことじゃないし、すぐ終わる。 思わず最期に余計な一言もついたが、仕方ない。 可愛い女子の前なら、格好つけたいもの それが、特別な相手ならなおさら]
(381) Ayame 2016/08/26(Fri) 03時半頃
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[転校してしまうのが彼女でなくてよかった。 この中の誰かと別れてしまう それは、変わらない事実では、あるけれど]
良かった……ああ、俺も 同じ気持ちだ
[囁く声。 吐息が少し混じる音の羅列。 聞こえている 何処か、半分 確信はあった]
俺も
[誰にでも優しいヒナから 誰よりも、なんて一言が貰える日がくるなんて 補講が始まる前には想像すらできなかった いま、恋のいとが繋がって]
(382) Ayame 2016/08/26(Fri) 04時頃
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―祭りの終わりへ― [ラムネを買いに走った大樹 さて、圭一はといえばそれから皆と ――――ヒナと、祭りを楽しんだ。
初日からじゃ想像出来ないくらい、行動的になったイト。少しセンチ入った律と、初々しい男女数人。あえて誰とは言わない。恐らく奴らからすれば自分もそこに当てはまるんだろう。何だこれ恥ずかしい。 カメラを握る晶には、何度かポーズをとったり一緒に混ざれよと撮影係を申し出て――
あっという間の帰り道。 終わりは寂しい。 いつだって]
プールもいいけど、海もな! あと男子共のお泊り会だっけ?
[>>310大樹の帰り際の誘いには積極的に乗りかかった。 今を楽しみたい。 もっと、ずっと]
(383) Ayame 2016/08/26(Fri) 04時頃
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―夏休み終盤へ― [むさ苦しいパジャマパーティーには誘えないが ヒナを改めてプールに誘ってみる。 きっと、スクール水着じゃない水着姿が見れる筈。 期待と期待とそれから期待を込めて。
>>321夏休みも終盤に、届いたグループチャット。 その日は丁度朝から寝込んでいた。 住所を伝え、お見舞いも宜しく、なんてハートマーク。 グループチャットだというのに、個人情報はダダ漏れだ。
届いたアルバムは、大事に飾らせてもらう心算。 時々思い出したように眺めるその写真の中 不自然な空白に 首を捻る事になるとは、まだ知らず
今日も今日とて、思い出づくり。 玄関のチャイムが鳴る。 少し色素が薄い髪色の少女を出迎え、さて何処へ遊びにゆこうか**]
(384) Ayame 2016/08/26(Fri) 04時頃
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[個別でいただいた写真たちを胸に。 私はいよいよ、帰還します。 みなさんへと配られた、丹野さんお手製のアルバム。 それが配られる頃には、もういなかったと思います。 私の存在していた世界と、この場所は。 異なる世界線のはなしだったかもしれませんし、 全く異なる次元の話だったかもしれません。
帰れば、西の魔女の死を再び痛感することは、 避けられようのない事実でした。 私が、別の世界に渡った理由。 それは、西の魔女の死を無駄にしないことでした。 私の世界に、雄はいません。 かつては、雄は存在していたようですが、 全て絶滅してしまったのです。]
(385) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃
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[誰もまだ来ていない、早朝のこと。 私は、教室に佇んでいました。 鞄から取り出した携帯に揺れるアイスクリーム。 終ぞ、数字のアイスを食べることは、 叶わなかったように思いました。
幾つか重ねたお約束。 私は、ふたつの机の前にたちます。
ひとつめ。 『世界を股にかけた魔女』を机の中に押し込みます。 若菜さんは、読んでくれますでしょうか? 絶対に面白いと感じると思います。]
(386) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃
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[ふたつめ。 ぺかちゅうのメモ帳を取り出します。 なかには、丁寧にぺかちゅうの描き方のコツを、 一から十まで記載しておきました。 これを読めば、誰だって完璧に ぺかちゅうが書けることでしょうね。 机のなかに押し込んでおきましょう。 芽生えかけた想いもまた、一緒に押し込みます。
私は一番後ろの席に最後の着席。 見渡す景色は、忘れようのない現実。]
(387) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃
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[作ってしまった想い出たちが、 何事もなかったように消されてゆくのを、 私は強く後悔します。 まだ、胸のこの辺りが痛むのは、 呪いにかかったからでしょうとも、 だから、寂しさを覚えているわけではありませんし、 なんともなくて、ぜんぜんへいきなのです。
机の上のぺかちゅうは、 何を言っていたのでしょうか? そのほっぺあたりを、さわさわと撫でます。]
(388) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃
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[ 転校すること
これを、あと幾人に伝えることができたでしょうか? 何かを伝えれば、それだけ辛くなります。 こっそりと、消えるのがやはり良いのです。 夏休みが明けたら、この席は空白になるでしょう。]
(389) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃
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[きづけば、図書室に私はいました。 校内の探検をしながら向かったものです。 ふと、のぞいた美術室に仕上げられた、 想い出の重ねられた絵を 見つけることはできましたでしょうか? 弓道部部長の凛々しい立ち姿を見つけることは できましたでしょうか?
それから、それから。]
(390) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃
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[私は、鼻に付く本の匂いに囲まれて、 奥の方の棚、ひとつに一冊の本を忍ばせました。
主人公の女の子が、 世界の平和を守るために戦士になった、 愛と勇気と平和をモチーフにした物語。 内気だったはずの彼女が、 夏休みの補講をきっかけで、 クラスメイトたちに心を開き、 ともに悪と戦うというハートフルなストーリー。 主人公には、変わった鳴き声の相棒がいます。 「ちゃあ」と鳴くのは、まるでぺかちゅう。 ………そして、彼女は恋をしました。 その恋の結末は、読んでみてのお楽しみ。]
(391) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃
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[タイトルは、略してみなかげ。 『みんなのおかげでした、ありがとう。』
まるで、ラノベのようですね。知っています。 でも、タイトルは少し不揃いでしたから、 もしかしたら、誰かが気づいたかもしれません。
この図書室は、私がいなくなれば どうなるのでしょうか? 本の背表紙を撫でながら歩きます。]
(392) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃
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[私はいっぱいの宝物を胸に、旅立つのです。 とおい、とおい手の届かない場所へ。]
さようなら、みんな。 また、どこかで会いましょう。
[図書室のカーテンが大きく揺れました。 残されたのは、空っぽの図書室だけ、でした。]
(393) ゆら 2016/08/26(Fri) 06時半頃
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─未来、─
[過去の宝箱を覗く機会は、 日常生活を送っている間はあまりない。 今日は、プチ同窓会。 仲良かったやつに声をかけて、飲み会を決行。 あの夏、同じプールで泳いでいた仲間たちは、 何人来てくれただろうか。]
あんときさー!
[輝かしい高校2年生の宝箱の蓋を開く。 ドラゴン花火は、いつまでも記憶に残っている。 プールに落ちていった神山がたてた水しぶきも。 最上級の褒め言葉を送った浴衣姿の丹野のことも。 それから、それから、]
(394) aki_nano 2016/08/26(Fri) 07時頃
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[きっと誰かが持参してくれただろう。>>271 たとえ、記憶が補完されたとしても。 たとえ、存在を残さず消されたとしても。 そこに違和感はいつだって、残る。 写真は一人で眺めたい。 ふと、周りを見渡すと、顔の赤い女性が一人。]
顔、めっちゃ赤くなってる。 水のむ?
[酒の飲みすぎだろうか。 眸にその顔を映す。 けして、俺のせいじゃない。酒のせいだ。 神に誓って。]
(395) aki_nano 2016/08/26(Fri) 07時頃
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[酒に酔って、始まる一発芸大会。 もちろんぺかちゅうの声真似で参加する。 なかなかに好評だった。そうだろうな! 酔った勢いは止まらない。 箸袋に、 付き合ってる男女の名前を書いて笑ったり。 絵を書いてみたり。 声真似のもとのモンスターを書いてみれば、 すごく上手かった。何故だろう。]
これ、すんげー上手くね?
[近くにいた神山に見せびらかす。 神山が俺の真似をして、ちゅう!と鳴くから、 似てねーよ、とぺちんと叩いた。]
(396) aki_nano 2016/08/26(Fri) 07時頃
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[帰り道、切ない気持ちになるのは何故だろう。 明日から、また変わらない日常を過ごすせいか。 自販機でブラックコーヒーを買い求め、自宅へと向かう。 ちびちびと缶コーヒーを飲みながら人気のいない道を歩く。]
ちゃあ。
[勝利を喜ぶ。励ます。 そんなときの声をまた真似。
飲み会の間にふったのであろう通り雨。 それが作った水たまり。 月が映る水たまりは呼応したかのように、揺らめく。]**
(397) aki_nano 2016/08/26(Fri) 07時頃
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[弓道場からは、図書室の窓すら見えない。 切ない彼女の声も届かない>>393]
さよなら、
[無意識にこぼれた声は、自分でも良く分からなくて首を傾げただけ。 強い風がカーテンを揺らす時、 俺の髪も強く撫でた]
(398) かの 2016/08/26(Fri) 07時頃
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やだ、よ
[ぎゅ、と胸が締め付けられる感触。 心にぽっかり穴が空いてしまったような。 ひとしずく、頬を何かがつたう。
褪せないで、消えないで。 こぼれていく記憶を必死に拾い集めて、 心の奥深くに仕舞った。 いつか、また巡り会えるその時に、 色鮮やかなものとして想い出せますように **]
(399) かの 2016/08/26(Fri) 07時頃
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