人狼議事


45 哀染桜 〜届かなかったこの想い〜

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視点:


クラリッサ1人が投票した。
エリアス1人が投票した。
ベネット6人が投票した。

ベネットは乗客の手により投棄された。


3日目の夜、魚の跳ねる瑞々しい音が聞こえた。


時は来た。乗客達は集まり、互いの姿を確認する。
クラリッサの姿が見つからない。


現在の乗客は、ノックス、ヒュー、エリアス、パティ、セシル、マーゴの6名


天のお告げ (村建て人)

 ベネットの魂と───


   それを追う、もうひとつを。



  哀染桜は吸い上げ、また花開く。

(#0) 2012/03/15(Thu) 00時頃


【墓】 本屋 ベネット

[ふわり。桜の霞に溶けた魂。
形を保ったまま、けれどそれはもう、人ではなくて。

消える直前、伸ばされた手に

深緑は、新緑色を覗かせた]

(+0) 2012/03/15(Thu) 00時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

                  ───…ごめん、なさい。


[すがたのない、おんなのこえがつむぐしゃざい。

 くりかえしてしまった、あやまち。
 つなげなかった、たくされたおもい。]

(+1) 2012/03/15(Thu) 00時頃

天のお告げ (村建て人)

 嗚呼、足りない。

  まだ、たりない……。


 はやく、セシル[[who]]を。


       エリアス[[who]]の魂を───…………

(#1) 2012/03/15(Thu) 00時頃


【墓】 手伝い クラリッサ

 でも──…、独りは寂しいよ。
 貴方もきっと、寂しいよ。

[桜に溶けて、ひとつになって知る男の虚(うつろ)。

 女は其処に、貰った想いを注がんと願う。
 あの人が呉れた温かい光を。

 もう、境界は無いのだから。
 何も怖くない。

 喪失の恐怖から解放されて、女はつよく変わる。]

(+2) 2012/03/15(Thu) 00時頃

【墓】 本屋 ベネット

何が……

[お互いの姿は認識できるのか。
けれど声はたしかに胸裏に響く]

なんで……

(+3) 2012/03/15(Thu) 00時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

 だから、


                       一緒に居よう?

[陽を浴びた若葉の色を見留めて、榛色は柔らかく笑んだ。**]

(+4) 2012/03/15(Thu) 00時半頃

【墓】 本屋 ベネット

[あの女性はどこにいるのだろう。
自分の姿すら認識はできないけれど

手を伸ばす感覚を、自分に思い浮かべる]

…おいで。一人がいやなら。
近くに、と…約束、したから…

[薄紅桜は導いてくれるか否か]

君が寂しくないのなら
俺も、きっと。

[同じ。分かたれたままでも触れることはできるのだろうか]

(+5) 2012/03/15(Thu) 00時半頃

【墓】 本屋 ベネット

[新緑に写しこむ橙の色。
触れたその感触を。

預けた想いを。零さずに包むよう
やんわりと。けれど、離さぬように

彼女をそっと、抱きとめた*]

(+6) 2012/03/15(Thu) 00時半頃

クラリッサは、おいで。と呼ぶ声に導かれ、伸ばされた手に、今まで携帯を握って居た手を置いた。**

2012/03/15(Thu) 00時半頃


【人】 奏者 セシル

[昏い色の眼差しのある中で、2人は消えた。
そして届くメロディは、二重奏。]

 ――……そういう答えもあるのかもね。

[空虚だ《何もない》からこそ、
注げば何かが産まれるかもしれない。

2つであり1つを奏でる音は、そう奏者の耳に届いた。
音は、直球だからこそ、曲解を許す。
それが正しい答えかは、奏者には預かり知らぬこと。

ただ、その答えを得て、自分が自分であることの意義が
揺らいだのも確か。]

(0) 2012/03/15(Thu) 00時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時半頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時半頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時半頃


病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時半頃


子守り パティは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時半頃


【人】 病人 エリアス

[>>3:44"さん"は無くても良いと返されて、はたと気付く。
彼の服装から、歳はそう変わらないのかもしれない。
相手からこちらが、何歳に見えるのかは分からないが。]

 …桜が、啼いているのが聞こえたんです。
 もっと欲しい、って。こちらへおいで、と。

 夢なら、あの樹の姿も、それが欲するモノも、
 全て私の内にあるものなのかと疑ってしまったのだけど、
 やっぱり違う…と思うの。

 のぞむさ…のぞむにも、聞こえてないんだ、ね。

[パティも同じような反応をしていたのを思い出す。
私は桜にからかわれているのかと、涙がこみ上げてきそうになった。
ぎゅっと握り直された手に、救われた気がした。]

(1) 2012/03/15(Thu) 00時半頃

【人】 病人 エリアス

[>>3:45夢じゃなかったらと問われて、寂しげに言の葉を紡ぐ。]

 ここは―――
 一見綺麗に見えるけれども、逃れられない、
 魂の牢獄のような世界に…見える、かな。

 過去を悔いても、救ってくれる人は…いなくて…
 自分自身も、赦せなくて…。

 …現実と、何が違うんだろう。

[夢の世界だと云うのなら、会わせてほしい。
願っても姿が見えないのなら、これは、桜が見せる私への戒めなのだと、そう思う。

だからこれは、現実と何ら変わりのない、世界。]

(2) 2012/03/15(Thu) 00時半頃

【人】 奏者 セシル

[あの人への想いを抱いたままでいられること
《ヴァイオリンを歌わせること》は、自分自身であること。
それをなくして生きては行けなかった。

だから……―――。
思ったのだ、自分自身で無くなれば《死んでしまえば》
苦しいと感じる自我も無に帰すと。
なのに捨てきれずにいたから、此処に今きっと在る。
あの人の前でなく、中途半端に鳴らす音に
意味はもうない筈なのに。


どんな形であれ、自分でなくなること。
それを2人の、今は1つになった音に知って。
急速に、セシルという存在は、虚無に近づき始める。
それでも、消えるなら、その瞬間までは自分でありたいと
無意識に唇が音なく刻む言の葉は―――《兄さん》*]

(3) 2012/03/15(Thu) 00時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[桜の幹に凭れかかる。
 じっと、何かを聞くように。]


 ……ッは。

 本当に、薄気味悪ぃな、おまえは……。

[見上げた枝に、花はどれ程開いているのだろうか。]

(4) 2012/03/15(Thu) 00時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時半頃


負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 00時半頃


【人】 子守り パティ

[黒髪の青年が消え、代わりに薄紅色の花弁が舞う。>>3:56
青年が消える前、女性がその腕を掴み――その姿も掻き消えるように。>>3:64

確かに、そこにいたのに。]

 吸われた、の?
 それとも……。

[夢から覚めたのか。

どちらにせよ、この状況を受け入れている自分に驚いて。
桜を見上げる。]

(5) 2012/03/15(Thu) 01時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 01時頃


【人】 道案内 ノックス

 もっと欲しい、って、何を。おいでって、僕たちが。

[それを聞くだけだと、僕たちはここに呼ばれた、っていう説の信憑性が一番高くなる。
 呼ばれたなら、理由があるはずで。ぼくはそれを知りたいと思ってた。
 あそこから引き離してくれた、この桜の意図を。]

 そう、だよね。
 もし夢だったら、欲しい、のも、全部、エリアスの声ってことになる。
 それに覚えはないなら、夢じゃないのかな……

[それでも、どこか実感が薄いのは。
 自分が居場所をうつる、というのにあまりにも現実味がなさすぎたからか。
 いや、もっといろいろな事柄が、現実味がないのだけれど。]

(6) 2012/03/15(Thu) 01時半頃

【人】 道案内 ノックス

 魂の牢獄……牢獄。
 逃れられない、か――エリアスは逃れ、たい?

 現実と違わない世界だから、現実に帰りたい?

 僕を救ってくれる人はここにいないけど、僕を苦しめる人も、ここにいない。
 僕は夢じゃなくても、ここは気持ちよく、感じるけど。

[風が吹く。桜がざわめいて、また少し花開く。
 瞬いて、視線を向けたその向こうに。]

[人影が足りなくなっている。]

(7) 2012/03/15(Thu) 01時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[彼と、それから彼女が風に

 花びらに浚われるようにして消えてしまった場面は見逃した。

 けれど]

 ……こんなに、少なかった?

[周りにいる人たちの数が減った事に気付かない訳がなく。
ぽつり、息吹いた*不安の芽*]

(8) 2012/03/15(Thu) 01時半頃

マーゴは、樹の根元に座ったまま、花々の合間から月を見ようと*

2012/03/15(Thu) 01時半頃


【人】 道案内 ノックス

 あ、れ。

[見間違いじゃ、ないよな。
 もう一度瞬いて、でもやっぱり数人、足りない。
 空いている手で目を擦っても、増えたりしない。]

 なに、どうなって……
 エリアス、何か、わかる?

(9) 2012/03/15(Thu) 01時半頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 01時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

[黒髪の少女が不安を口にするのを聞けば、フンと鼻を鳴らして失笑し]

 夢から覚めちまったんだろ。

 ……じゃなきゃ、桜に喰われでもしたか、だ。

[頭の中に響く声が、もし、真実であるのなら。
             溶けるように消えた人達は、皆───]

(10) 2012/03/15(Thu) 01時半頃

【人】 子守り パティ

[気付けば、来た時よりも人が減っている。
その代わり、蕾は膨らんで。

もし、本当に桜が“共感”して吸っているのだとしたら。
あの二人もまた同じ感情を抱いていたのだろうか。

そうだとしたら。
きっとこの蕾が満開になったら、此処は哀しい色に染まるのだろうか。]

 この桜は、私たちを食べる為に此処に呼んだんですか?

[奏者から借りたままのハンカチを握り締め、聞こえてきた声>>10の主へと問いかけた。**]

(11) 2012/03/15(Thu) 02時頃

子守り パティは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 02時頃


【人】 病人 エリアス

 …何を、かな。体をかな、心をかな。
 そのどちらをも……かな。

[>>6聞き返された言葉に対し、小さく呟いた。]

 私は―――逃れたい。

 弱い私には…
 過去を切り捨てる事も、受け入れる事も出来なくて。

 叶うなら、過去に戻りたいけど…

[と哀しそうに顔を曇らせる。]

(12) 2012/03/15(Thu) 02時半頃

【人】 病人 エリアス


 元の世界に帰っても辛い思いが続くなら、
 "夢"の中に居た方が、気は楽なのかな?

 のぞむがここに居たいと願うなら、
 私がこの世界を悲観しちゃ、だめだよね。

[こうして人と対話出来ることを、有難いと思った。
確かに、彼の言うように、ここは悪い事ばかりでは無いのかもしれない。

そう考えていたところで、頭の中に「声」が響く。]

(13) 2012/03/15(Thu) 02時半頃

【人】 病人 エリアス

[『次はお前だ』と名を呼ばれた。

繋いだ手はそのままに彼から視線を外し、声の方を――桜を見る。
最初に見た桜の姿は、まだ蕾が多かったと記憶しているが、咲き綻ぶそれは数を増していた。
そして、その周りに居たはずの人影は、数を減らしている。

桜の花へと身を窶せば、何もかも、忘れられるのだろうか。
そもそも、消えたら何も残らないのかもしれないけど。]

 ……次は、私が選ばれた、みたい。

[>>9彼に返す声は、得体の知れぬ恐怖から、微かに震えていた*]

(14) 2012/03/15(Thu) 02時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 02時半頃


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 02時半頃


【墓】 墓守 ヨーランダ

[すっと、浮く様な感覚に彼女の薄氷の様な瞳は開かれて。
その時には、もう既にわかっていた。



気付けば、大きく枝を伸ばす桜の枝の上木の幹に背を預ける様に其処にいた。
座っていると、表現しても良いのかもわからないが。

もう、風は彼女の長く豊かな銀糸を揺らすことも無いのだろうか。
彼女が、その瞳をその髪と似た輝きを放つ月へと向ければ、ゆらり、舞う様に揺れた。]

(+7) 2012/03/15(Thu) 02時半頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

貴方は、月が好きだったわね。


[初めて彼に会った時、照れたように彼が棚に並べられた本から手に取ったのは、名も知らない写真家の写真集。

その表紙は、夜の海に浮かぶ月。]

(+8) 2012/03/15(Thu) 03時頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

[その写真を撮った街は、観光地でも何でもない、海を隔てた先にある小さな小さな港町。

いつか、その街へ連れて行ってくれると。
その言葉が嬉しくて、白い空間の中、四角く切り取られた図書館の窓の外。
丘の上から少しだけ覗いている深い青を、彼に会えない日にはぼんやりと眺めていた。]

(+9) 2012/03/15(Thu) 03時頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

[彼女を包む柔らかな光が、強さを増す。
月明かりの中、その光を浴びる桜の花びらは青白く輝いて。

ふわりと、花開く。




何処か朧げな気配が増えた事を感じれば、その瞳を向けるが、寄り添う二つの魂には自嘲した様に、小さくわらって。

すぐにまた、遠い月を見上げている。]

(+10) 2012/03/15(Thu) 03時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

>>11声をかけられたことに気付き、振り返る。
 口元は、まだ歪に笑んだままか。]

 ……さぁ?

[桜が何かを欲する声は、たしかに、何度も聞こえてはいる。
 けれど、あまりに非現実的すぎて。
 いまだに、疑心を抱いてしまう。]

 ま、もしそうだとして。

 喰われることになっちまったら……。

[新たに開いた哀しい桜を、見上げる。

 もし、桜の樹に喰らわれたなら。

 自分も、この花のひとつとなるのだろうか……などと考えながら**]

(15) 2012/03/15(Thu) 03時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 03時半頃


【墓】 墓守 ヨーランダ

[孤独を、埋めようとは思わない。
ひとりでいる事が、怖いわけでもない。
苦しいわけでもない。

"彼が"居ない、その事実が全て。]

(+11) 2012/03/15(Thu) 03時半頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

[彼と別れたその日から、孤独なままに生きる事を選んだ。
自分の、本当の想いをかたく閉じ込めて、錠をかけて。

自分と別れた後の彼が、どの様な人生を送ろうとも。
自分には関係無い、そう思って。




けれど、本当はそう思い込もうとしていただけで。
鍵をかけた暗い心の奥底に在った願いは、儚く消えた。]

(+12) 2012/03/15(Thu) 03時半頃

【人】 道案内 ノックス

 逃れたいんだ。――うん、そうかも。
 "生きてる人"はきっとその方がいいよ。
 僕みたいになってからじゃ、きっと遅い。

[生きている限りは、先に進める。戻りたいというのは、悪いことではないと思った。
 僕は、もう戻ってもあいつと肩を並べることはできないし、何よりもう時間が経ちすぎている。]

(16) 2012/03/15(Thu) 03時半頃

【人】 道案内 ノックス

 だから、僕のことは気にしないでいいよ。
 ここが夢じゃないなら、エリアスは僕じゃないんだろ。
 そうしたら何にも違ってて、おかしくない。
 僕は、もう、あそこには戻りたくないんだ、だから、ここにいられるなら、それで。

[そう言って笑って、背中を押して送りだそうと思った。
 だけど戻り方もそういえばわかってなくて、どうしよう、と辺りを見回した瞬間。]

(17) 2012/03/15(Thu) 03時半頃

【人】 道案内 ノックス

 選ばれた? って、どういう……

[彼女は聞こえる、と言っていた。僕には聞こえない桜の声が。
 それなら次が彼女の番、というのは、もしかして。
 少しずつ人の減っている現状を目にして、ぞくりとした。]

 それは、戻れるってこと、なの。

[たぶん、違う。
 エリアスの声は、震えてた。彼女の望まないことが、これから起ころうとしている。
 それでも可能性に縋りたくて、桜を見上げるエリアスの、その横顔に問いかけた。]

(18) 2012/03/15(Thu) 03時半頃

【人】 道案内 ノックス

 エリアスは、何を知ってるの。
 この桜は――何。

[怖かった。きっとそれよりもっと怖いのはこの指先の向こうにいる彼女の方なのに、それでも怖かった。
 震えそうになる声を無理やり真っ直ぐにして、恐怖を伝えないように、少しでも安心をあげられるように、手を握り直した**]

(19) 2012/03/15(Thu) 03時半頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

[彼女には、孤独だけが残る。
けれど、それすらも何処かで愛おしい。








孤独である事が、彼への愛だと。
少なくとも、今はそう感じているから。**]

(+13) 2012/03/15(Thu) 03時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 03時半頃


ヨーランダは、どうし様も無く不器用な自分に、瞳を閉じて苦くわらった。

2012/03/15(Thu) 03時半頃


【墓】 墓守 ヨーランダ

ね。

[まぶたをあければ、桜の木の下に感じる魂へと、涼やな声を降らせた。
桜の花びらとともに、それは青年の頭上へと落ちて。]

貴方は、何を無くした?

[彼が、魂へと変わる前に耳にした言葉 >>3:47
突然の、不躾な言葉。
無視されても、構わないというていで、桜の枝の上から青い瞳を向けた。

自分は、無くしたのだろうか。
それとも、捨てたのだろうか。

少し、気になって聞いてみたくなっただけの事。]

(+14) 2012/03/15(Thu) 17時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 17時頃


【墓】 本屋 ベネット

[彼女を抱き留めた腕に他意はない
ゆるり体を離すと、触れることへ翠は僅かな戸惑いを。

囁きのような、望みのようなその声に
否やはなくとも返事できないまま。

ふと桜をみれば声が降る。
銀の髪は夜の妖精を思わせる]

無くした、もの…?
大事なものを……

[湖水に波紋が広がるように
静けさに声が零れる]

(+15) 2012/03/15(Thu) 18時半頃

【墓】 本屋 ベネット

[青年はふと我に返ったよう

無意識に応えた己と、かえされた微笑み、僅かはにかむ。
今更のように戸惑いながらも拒否せぬ代わりにやんわりと、しかし離さない手


一緒に。隣に。


消えた境界線は体か心か]

(+16) 2012/03/15(Thu) 19時頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

…そうね。


[男の言葉に、女は僅かに形の良い眉を上げるのみ。
大事だから、探すのだろう。
答えを、求めるのだろう。

青年の返答は、当然と言えば、当然の。
小さく息を吐く様な、仕草は、どこかその返答を聞いて気を落とした様にも見える。

けれど、自分が応えるとしたら―――…
そう思うと、心の内で感じるものは、言葉にすれば崩れてしまう。]

(+17) 2012/03/15(Thu) 19時半頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

[これが、夢では無くて。
本当に、魂だけの存在となってしまったのなら。

もし、そうだとしたら… ]


あーぁ。


[浮かんだ想いに、ぐしゃりと前髪をかきあげた。]

(+18) 2012/03/15(Thu) 19時半頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

ばかみたい。




[自分で、選んだくせに。
迎えに来てくれないかな、なんて。]

(+19) 2012/03/15(Thu) 19時半頃

【墓】 本屋 ベネット

貴女は、何故、ここに?

[当然といえば当然の問い]

貴女には、なくしたものがあるんですか?
それとも…気づいたことが、あったんですか?


……綺麗な髪ですね。

(+20) 2012/03/15(Thu) 19時半頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

お陰さまで。
ありがたい事に、髪だけは老化に負けずにいてくれるみたい。

[青年の言葉には、少しだけ目を細めた。
もう30半ば。
肌は白く綺麗だとよく言われるが、それでも当人にしてみれば随分と皺が増えたやらハリが無くなったやら、感じるもので。]

何で、いるんだろうね。

[青年の言葉には、そのまま疑問を返すかのよう。]

(+21) 2012/03/15(Thu) 19時半頃

【墓】 本屋 ベネット

[ちらり。橙に目をやってから
銀色にまた向き直り]

俺は貴女のこと知りません
お顔もよくは見えないんです。

今見えるものに、綺麗だといいました。

何故お陰様というのですか?

(+22) 2012/03/15(Thu) 19時半頃

【墓】 本屋 ベネット

寂しい人
悲しい人

何かをなくした人が、
ここにいるんだと思います

…桜が、冷えた色をしているから……

(+23) 2012/03/15(Thu) 19時半頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

"なくしたもの"なのか、"すてたもの"なのか。

[どっちだろうな、と小さく言葉を続けて。]

"なくしたもの"じゃなくて、"なくなってしまったもの"なら、あると言えるかな…、と思うけど。

[自分とは、全く縁のないところで命を落としてしまった、彼の事は。]

(+24) 2012/03/15(Thu) 19時半頃

【墓】 本屋 ベネット

同じですよ

俺も気づかないままなくしてしまったものがある

目に見えていた大切にものだったのに。

[青白い花弁が一枚ひらり。

地面に触れて、波紋を描く]


気づいてよかったのか
そうでないかは、わかりません

(+25) 2012/03/15(Thu) 20時頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

社交辞令みたいなもの。

[何故お陰さまというのですか?と問う言葉には、小さく苦笑を浮かべた。]

桜が、冷えた色をしているから、か…。

[ゆるりと小さく首を傾げて、近くの花びらを見つめた。]




それじゃ、みんな幸せになれば綺麗な桜色になるのかしら。

[考えてもみなかったな、と頬に手をあてた。]

(+26) 2012/03/15(Thu) 20時頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

[彼の言葉 >>+25 には、小さく息を吐いて。]


悲しむ権利が、あるのかって、ね―――…


[ぽつりと、小さく。
それだけ、相手に対してひどい仕打ちをした自覚は、あったから。]

(+27) 2012/03/15(Thu) 20時頃

【墓】 本屋 ベネット

桜色とは何色なんでしょう?
桜の薄紅は、死体の血ともいいますが。

でも俺はこの桜が…
冷たくて…綺麗な色だと思います
人の涙のような色。

貴女の髪のような、月のいろ。

[銀色を写し込む深緑はまるでエメラルドに似る]

(+28) 2012/03/15(Thu) 20時頃

【墓】 本屋 ベネット

悲しむ権利は、悲しめない理由ではないでしょう……

人の心に、権利なんて届きませんよ。

(+29) 2012/03/15(Thu) 20時頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

…そうね。

[人の心に、権利なんて届かない、その言葉にゆっくりと、小さく頷いて。]

赦しが、欲しいだけなのかな…

[氷の瞳は、月を見上げて。]

(+30) 2012/03/15(Thu) 20時頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

確かに、桜色って何色かしら。
でも、死体の血は、初めて聞いた。

[月から瞳を戻せば、その声は何処か柔らかに彼へと落ちる。]

人の涙の様な色か…

[小さく呟けば、暫く黙って。
自分の髪が月の色と言われ、笑みを浮かべた。]





貴方、本は好き?

[銀をうつすエメラルドを見て、唐突に聞いた。]

(+31) 2012/03/15(Thu) 20時半頃

【墓】 本屋 ベネット

見ず知らずの俺が、不躾に聞くのも貴女はかまわないんですか?
それでよければ、俺は貴女と話します。

[踏み込んだことを聞くのは
奥手な青年には戸惑いが]

貴女が赦される前に、
俺が貴女に許してもらわないと。
これ以上は、聞けないですね。

[やんわり。その声は落とし込むように静かに落ちる]

(+32) 2012/03/15(Thu) 20時半頃

【人】 奏者 セシル

 ――……例え喰われるとしても
 あの人を想えない中の最善を与えられるなら
 僕は、それを願う。

[兄さん……――と形造った後の唇が
歌うように言の葉を紡ぐ。
ヴァイオリンの音を借りてでなく、紡いだ願い。

奏者の昏い夜空のような眸は、恍惚の色を滲ませ
哀しい色の桜を見上げる。
そこから降る音がある。
それを受け、応える音がある。

他者には聞こえないとは知らぬ音。
嗚呼、もう随分と奏者の魂は、そちらへと傾き
ゆらりゆらりと、時折舞う花弁の間に陽炎のよに揺れる。]

(20) 2012/03/15(Thu) 20時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 20時半頃


【墓】 本屋 ベネット

本は、好きですよ。たしなむ程度には。
だからかな。少し…変なことを言ってしまうよう。

[自分のことであれば、構わないという意思表示。
また静かに、かすかに笑う]

(+33) 2012/03/15(Thu) 20時半頃

【墓】 本屋 ベネット

[バイオリンの人>>20の言葉に、青年は一度、目を閉じる]

…自分が幸せになれない世界は…その人にとっては
一番…いらないものなのかもね。

[大事な人の幸せも、自分の幸せ。そう考えれば]

貴方は、この世から消えたいですか?

[深緑。戯れのように、言葉を零す]

(+34) 2012/03/15(Thu) 20時半頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

[青年の言葉 >>+32 には、ゆるりと笑って。]

見ず知らずの人だからこそ、話せてしまう事もあるのじゃないかと、私は思うのだけど。

[聞かれることは、構わないと。
彼と同じように、意志表示を示して。]

変だとは、思わないけど。
貴方のものの例え方に、それっぽいなって思ったの。

桜の冷えた色の、理由も。

[手を伸ばし、ひとひらの花びらを指に。]

私は好きだけど。

(+35) 2012/03/15(Thu) 21時頃

【墓】 本屋 ベネット

それっぽい、ですか。初めて言われました。
いつも堅苦しいと、言われるだけです。

[橙色はどんな顔をしてこの会話を聞いているのか]

…貴女は…誰に、赦されたかったんですか?
貴女は…まず、貴女に赦されたいのではなくて?

俺はこんなことを聞いてしまいますが。

[良いのかどうかは、彼女の応え次第]

(+36) 2012/03/15(Thu) 21時頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

愛してくれてた人に。

[誰に、と問われれば静かにこたえた。]

大嘘、ついたから…
自分を赦す事は、意識した事なかったけれど…

[其れを求めていたりするのだろうか。]

(+37) 2012/03/15(Thu) 21時半頃

【墓】 本屋 ベネット

俺は貴女が何故、どんな嘘をついたか知らないけど…
貴方はその人の不幸を願った嘘でも、ついたんですか?
その人は…その嘘で、悲しんだのでしょうか?

[桜がまた一枚。
すい、と差し出した手に落ちる]

悲しませてしまったのなら
次は…その人の幸せを、せめて祈ってあげられれば

いいと、思います。

(+38) 2012/03/15(Thu) 21時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 21時半頃


【人】 病人 エリアス

(生きてる人………)

[それって、その言い方はまるで―――…
目線が違う所からの答え方に聞こえて、瞬く。
そしてある一つの答えが過ぎった。

 きっと、もう、この人は…

なら、私も似たようなものかも知れない。
病院に居たはずなのに、こうして外を出歩けているのが、ずっと不可解だった。
今この場に、魂とか心という概念だけで存在しているのならば、
私も、もうこの世に居ない存在なのかも知れないと思い到る。

ただ、その解に確証も無いまま、詳しく聞こうとはせず]

(21) 2012/03/15(Thu) 21時半頃

【人】 病人 エリアス

[>>19何を知っているのかと問われるも、全てを知るのはあの桜。
呼ばれた先に、何が待ち受けるかまでは分からなかった。

ただ、はっきりしているのは――]

 桜はきっと、ここに居る全員を…

[逃さない。
――と、隣に居た彼にしか聞こえないような小声で*呟いた*]

(22) 2012/03/15(Thu) 21時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 22時頃


【墓】 墓守 ヨーランダ

[長い銀糸は、揺れる。]

不幸を、願ったわけではないけれど。
でも、…彼が悲しんだか、そのこたえは、もう知る事はできないから。

[声が、僅かに震えた。]

彼の、幸せを、祈る…?
あの世で、幸せであります様にって…?

(+39) 2012/03/15(Thu) 22時頃

【墓】 本屋 ベネット

もう、いない人なんですか?
俺は、何も知らないです。
だから、その人が生きているなら
俺ならそうします。

[聞くけれど、問いはしない。
もしその人がもういないのなら。
自分の想い人も、もういない。
彼女の、来世の幸せを自分は祈っただろうか。

彼女の気持ちに気付かなかった自分は
ただ最後の言葉だけを知りたかった。

だから、今の自分なら、幸いを祈るだろう]

(+40) 2012/03/15(Thu) 22時頃

【墓】 本屋 ベネット

もういない人なら。生まれ変わって…
望まれて、幸せに、と。祈ります。

…桜は望まれるから咲くんだそうです。
皆、桜に焦がれるから。

だからあんなに儚くても、花開くのだそうです。
人も、そうなのではないでしょうかね。

(+41) 2012/03/15(Thu) 22時頃

子守り パティは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 22時頃


【人】 子守り パティ


 そうですよね。
 変なことを言いました。すみません。

[笑みに歪んだ口元>>15に、くだらないことを聞いてしまったと少し恥ずかしくなる。
彼がそれを知っているというわけではないのに。

桜の声は聞こえていない。
彼に聞こえているということも知らない。

でも、本当に食べる為に此処に呼ばれたのだとしたら。
どうして呼ばれたのだろうとも思う。]

(23) 2012/03/15(Thu) 22時半頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

…そう、もう、居ない。

[けれど、自分は彼の様な思えるだろうか。
まぶたの裏によみがえる群青の瞳は、深く哀しみの色をたたえて。
低い彼の声は、今の彼女の様に、僅かに震えていた。

彼が、自分を愛してくれていると知っていたのに。
それでも、自分は… ]

(+42) 2012/03/15(Thu) 22時半頃

【墓】 本屋 ベネット

いないのですか。
…なら、貴女がかわりに自分を赦してあげたらどうですか?

[故人が何を望んでいたか、赦したかったか赦せなかったか。
もうそれは誰にもわからない]

貴女は苦しかったんじゃ、ないですか?
手を伸ばした先に何もないのは寂しすぎる。

(+43) 2012/03/15(Thu) 22時半頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

[彼の言葉に、銀が舞った。]

…いいの。
それは、私の受けるべき罰だから。

[あまり感情が浮かぶ事の無い顔が、崩れているのがわかる。
青年には、きっとはっきりとは見えないだろう。]

自分で、選んだ事、だから…

[無理に、笑ってみせた。
はっきりと見えなくて、助かったと思う。]

(+44) 2012/03/15(Thu) 23時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[青年の手に己が手を重ねたまま、頭上からの声に顔を上げた。]

 ───…あ。

[少し前に聞こえた声。

 一緒に、居たかった───、と。]

(+45) 2012/03/15(Thu) 23時頃

【人】 道案内 ノックス

[彼女が何を思ったのか、知らない。
 怖がられるかもしれない。というのは片隅にはあったけれど、それを隠して事実が変わるわけでもない。
 まさか自分も死者のようなもの、だなんて考えているとは聞こえていたら予想外だけれど。]

 ――逃さない。

[おんなじくらいの小声で繰り返した。
 もう誰も、ここにいる人皆、この桜にとらわれる。]

(24) 2012/03/15(Thu) 23時頃

長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 23時頃


【人】 道案内 ノックス

 ねえ、それ、皆に言いに行こう。
 言った所で何も変わらなくても、心の準備とか出来るかもしれないし。

 それに。

[ここにいることが決まってしまう方が気楽な人もいるかもしれないよ、なんて。軽率すぎる、と言い出しかけて止まった。
 戻りたい人もいるだろう。戻れなくてそれこそ絶望する人もいるだろう。
 さすがに、馬鹿すぎた。]

 や、ううん、ごめん、何でもない。
 ね、行こうよ。

[促す先は、人影の減った楽師のそば。]

(25) 2012/03/15(Thu) 23時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 23時頃


【墓】 本屋 ベネット

そう…なら、俺は何も、いいません。
貴女自信が決めたなら。

[深緑はそれ以上はいわない
自分には、彼女が求めていることはわからないから]

ただ、自分が辛くあって…その人が喜ぶかは、
知りません。
俺なら。幸せになってほしいと思います。

(+46) 2012/03/15(Thu) 23時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[途方に暮れていても失笑>>10は届いた。
 お前はばかだ、と言われたように思えて少しむすっとしたけれど
  それよりも。]

 桜に、くわれた?

[根元から見上げる樹。
 何の変哲もないはずの桜。
 色が少しおかしいくらいで後は何も


 否。

 彼女も、彼も、みんな樹の傍で消えてはいなかったか。]

(26) 2012/03/15(Thu) 23時頃

ベネットは、橙に視線を移す。少し、手に力を込めて。

2012/03/15(Thu) 23時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 23時頃


【墓】 手伝い クラリッサ

[銀糸と翠瑪瑙の会話をただ、黙って聞いて居る。

 何故、銀糸の女が自らに罰を科すのかわからずに。

 桜に吸い上げられ混じり合っても記憶は読めない。
 ただ、女にわかるのは彼女の心を覆う感情だけ。

 だから悲しくて、彼女が消える前に囁いたと同じ、一緒に居るよ。と、心の中で繰り返して居る。]

 (私は此処に居るよ。
  私達は、此処に居るよ。)

(+47) 2012/03/15(Thu) 23時頃

【人】 病人 エリアス

[風が過ぎる度に聞こえてくる声から逃れようと、目を閉じる。

そして、過ぎて行った出来事を思い出す――…

クラスの子とは馴染めなくて、常に一人。
早退する事も多かったし、数日間家から出られない事もままあった。
お昼の休み時間に、誰も居ない教室を探して回った。
どうせ一人なら、静かな場所の方がいいと、そう思って。

そして辿りついたのが、美術室。
使用しない時は鍵がかけられているはずなのに、ドアは迎え入れてくれたのだった。
不思議に思いながらも、窓際へと移動する。
その時、奥の部屋―準備室―から出て来た先生に、見つかってしまったのが最初、だった。

――――思い出は、一呼吸の内に蘇る。]

(27) 2012/03/15(Thu) 23時頃

クラリッサは、ベネットの手を握り返す。幸せになって欲しいと云う、彼の心に虚ろは見えない。それが女を安心させた。

2012/03/15(Thu) 23時頃


【人】 長老の孫 マーゴ

(帰りたい場所も、待っていてほしい人もいない。)

(でも、桜の糧になる、って?)

[消えてしまえるのならそれでもいいと、諦めの気持ちが芽生えているものの。
 未知への恐怖心くらい人並みにある。]

 ……

(28) 2012/03/15(Thu) 23時頃

【人】 病人 エリアス

[繋ぐ手の絡む指先からは、自分はまだ存在しているのだと安心する事が出来た。

>>25皆に言いに行こうと促されるのだが、樹に近づく気にはなれない。
一歩でも動けば、忽ちの内に桜に捕らわれてしまいそうだったから。

隣の彼に、目を細め穏やかに笑みかけて]

 もし、私が消えてしまったら、
 のぞむがこの事を伝えて?

[彼女に残された時間は、それほど多くは無いのを実感していた。
歩いて向かうだけで、途中で居なくなってしまうのなら、
最後まで、誰かと話していたいと思ったから。]

(29) 2012/03/15(Thu) 23時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/03/15(Thu) 23時頃


【墓】 本屋 ベネット

[こうも長く人と話すのは久しぶりなのかもしれない。
思い出して滑稽なのは…この二人の名すら知らないこと。
けれど、橙がいう「皆「同じ」人」であるのなら、
その名前すら不要な境界線なのだろう]

桜は…何を望む花なんだろうね。

悲しくあり幸せでもあり。
出会いであり別れであり。

その根に死体があるといえば…
桜の元に、人は集うのだもの。

[翠色は、そこにある人々を目に写す]

(+48) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【人】 子守り パティ

[忘れられない、忘れたくないあの日の桜。
彼と一緒に歩いたあの日、見上げた桜は美しかった。

あの時と同じように美しく、しかし違う花。
綺麗なのに、哀しい花。]

 マコ。大丈夫?

[マコの様子を見て、少し心配になり声を掛ける。]

(30) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【墓】 本屋 ベネット

俺は、君にもそうなってほしいと想うよ。

[橙にもう一度、翠を向ける。

桜がざわめく。また、何かを飲み込むかのように]

……人は…幸せになるために、生まれてくるのにね。

(+49) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[女は自分が自分でない感覚を味わって居る。
 ふわふわと空気に溶けて、実体が無くなって仕舞った様な。

 ──実際、身体は此処に無いのかもしれないが。

 だからこそ、常の気の強さもなりを潜め、心に感じる侭に温もりを求め、叉、与えんと欲する。]

(+50) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

[奏者は、もう周りが見えていないかのように、
ふらりと桜に近づいて行く。

伸ばす片手。
もう片方には、しっかりと愛器を握って。
それは、此処ではない、現の世界と同じ。
自分で無くなるその瞬間まで、自分で在りたい……と。]

(31) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

[名を尋ねられて姓を答えられなかった訳。
愛した人と、同じだからだ。
血がつながっていなくとも、同性ということよりも
それが、重く冷たい鎖だった。

兄は父の連れ子、自分は母の連れ子。
互いに積極的に歩み寄れるような性格ではなかった。
けれど、不器用に……
音痴なのに、ヴァイオリンの音に合わすように鼻歌を歌うとか
そうやって近づこうとしてくれた人。

コンサートのチケットを自分から贈ったこともない。
それでも、彼が会場のどこかに居ないかと、いつも探していた。]

(32) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

 う、ん。でも……

[のぞむが伝えて。それそのものは、もちろん、とばかり頷きたい気持ちはあったのだけれど、でもそれじゃあまるでそのたった一瞬、ほんの数歩の間すら彼女がとどまっていられないみたいじゃないか。
 嫌だ、ととっさに思った。戻りたいと望んだ彼女が消えてしまうなんて、理不尽だ。
 残りたいと望んだ自分じゃなくて、どうして。]

 ……わかった。

[手はまだ繋がっている。ここにエリアスは存在してる。
 幽霊と手が繋がっているなんて不確かすぎる絆かもしれないけれど、それでも僕の手が覚えてる。
 生きたぬくもり。静かな声。あいつとは反対の色した銀髪。
 この手を離すもんか。最後の、その一瞬まで。]

(33) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

 あと、どれくらい?

[エリアスを見ないまま、桜に視線を向けて、言った。
 エリアスに聞いたのかも、桜に聞いたのかも、答えがあるならどっちでもよかった。
 ないなら、それでも仕方ない。少しでも長くあれと、望むだけだ。]

(34) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

 幸せが何か、私にもうわからない。
 わかるのは、独りは不幸せって事くらい。


 だから───、
 此処に居れば、しあわせ   ──だよ?

[外に居た時より和らいだ翠を確認して、その想いは強まる。]

(+51) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【墓】 本屋 ベネット

[「幸せになってほしい」と願うけれど、
自分の幸せは祈らない。
翠色から空虚は消えたけれど、
消えてしまった想いに心は痛み、
そしてなくしたことを悼まないわけでもない。

だからせめて自分でもあるだろう橙色に。
自分を責める銀色に。

少しでも、と]

(+52) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【人】 病人 エリアス

[桜が囁く声に負けまいと、きゅっと唇を噛む。
桜の元へと行って、皆に異変を知らせようとする彼を、足止めしてしまうなんて、我儘だなと思う。

それでも―――
彼の優しさに、甘えてしまいたかったのは、誰かに聞いておいてほしかったから。

透けてゆく世界に、何かを残しておきたかった。]

 ごめんね、引き留めちゃって…。

 …私ね、好きな人が居たんだ。
 でも、実らない恋だと、気付くには遅かった。

(35) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

[恋とは、奏者にとって訳の分からない猛毒《カンタレラ》。
身に抱いて生きていれば、きっといつかあの人も殺してしまう。

耳に届く幻の声。
嗚呼、幸せになって欲しい。誰よりもあの人に。
けれど、それと同時に、とても憎い……―――。

愛して欲しかった、姓も性を乗り越えて。
弟でなく、一人の人として……。
奏者からは、ヴァイオリンの音には乗せれても、
言葉で求めることはできなかったくせに。
だから、求める己の醜さも良く判っていた。]

(36) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【墓】 本屋 ベネット

…そう。なら、よかった…

[此処とは、「桜のあるこの場所」だろうか。
それとも、こうして「在る」ことに、
そう想ってくれているのだろうか]

君が幸せなら…俺も幸せなのかもしれない。

[橙は翠であって、翠は橙であって。
境界線をなくした今は、そう思ってもいいのだろう]

(+53) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【人】 病人 エリアス

[何かを話していないと、自分を保てなくなってしまいそうだった。あとどのくらいと、彼が呟く。
どのくらいなんだろう。頭に響く声は、大きくなっていた。]

 私が告白さえしなければ…
 胸に秘めたままの方が、傷つく事は無かったの。
 こうやって、過去に囚われるくらいなら、
 消えちゃった方が、楽、なのかな。

 桜は……
 私の救い、なのかもしれない。

[心に残るしこりは、言うべきでは無かったという後悔の念、ただ一つ。
それさえ無ければ、今こうして、思い出すだけで涙が溢れる事も無かっただろう。]

(37) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【人】 長老の孫 マーゴ

[大丈夫?なんて。>>30

 少し、考えてから]

 ……パティといっしょ。

[そう言ったなら彼女は自分の気持ちを話してくれるだろうか。
 この場にいる人々の共通点はどこか憂いを帯びた様子だと、それくらいは検討がついたから。

 それ以上は分からない、とも言えるのだけれど。]

 わたし、未練はないの。何も。
 これが夢だったらがっかりする。
 

(38) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【墓】 手伝い クラリッサ

[桜に引き寄せられる奏者へと、榛色はうつろう。]


 (おいで、貴方も。)

(+54) 2012/03/15(Thu) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

 僕の醜い部分を吸い上げることで
 そんなに美しく咲けるなら……―――

[あげるよ……――と、唇は歌う。
ゆらりゆらり、奏者の姿は揺らめいて。
今の自分ではない存在になることを願う*]

(39) 2012/03/16(Fri) 00時頃

【人】 病人 エリアス

[ざわざわと桜が揺れる。
どうしてこちらに来ないのかと、嗤っているように見えて、彼の手をより強く握りしめた。]

 あの日…告白してしまってからの出来事が、全て夢で、
 私はまだ、お昼休みの途中で眠っているだけで、
 目が覚めたら、先生が私を起こしてくれるとか…


 ……そう、だったら良いな。
 
[そんな事、在る筈が無い事くらい分かっている。
過去は悔いても、戻れないのだから。

だからせめて、今が夢であれと願う。]

(40) 2012/03/16(Fri) 00時頃

マーゴは、じっ、と 奏者のほうを見つめた。

2012/03/16(Fri) 00時頃


【墓】 本屋 ベネット

[橙の声は桜の花弁のようで。
あの時。桜に吸い込まれる時。

耳ではない声が確かに聞こえた。
けれど今、橙色がなんであろうと青年には重要ではない。

奏者を見る目は、酷く穏やか。
望むようになれることが、うらやましいとさえ]

(+55) 2012/03/16(Fri) 00時頃

【人】 道案内 ノックス

[好きな人。
 ずん、と重く響く単語だった。僕の好きな人は今どうしているのだろう。
 この恋だってもう、実らない。]

 告白、したんだ。
 すごいじゃん、勇気ある。

 ――頑張った。

[この細い背中を抱きしめたい、と思った。
 だけどきっと、この背中を抱きしめるべきなのは、僕じゃない。
 もしも桜にとらわれることが、本当は彼女にとって救いではないのだとしても、もしか苦しむことになるのだとしても、今の僕には彼女をこちらに縫いとめるすべなどなかったから。
 できることは、頑張ったねって、楽になってもいいんだよって、向かう方向が楽になるようにそっと背中を押すこと、だけだった。]

(41) 2012/03/16(Fri) 00時頃

【人】 道案内 ノックス

[握られる力がまた少し強くなった。
 僕も、離してやるつもりなんかない。]

 告白したのは、すごいことだよ。
 エリアスは、傷ついたかもしれないけど。
 傷は絶対、乗り越えられるから。

(42) 2012/03/16(Fri) 00時頃

【墓】 墓守 ヨーランダ

…ありがとう。


[翠と橙に、薄青は声を落とす。

わかるよ、ぜんぶ。

思う言葉は、心のなかに仕舞って。]

(+56) 2012/03/16(Fri) 00時頃

【人】 道案内 ノックス

 あ、のさ。
 変な話、してもいい?

 幽霊って、信じる?
 あー、えっと、英語だとなんてーの。ゴースト? スピリット?

 僕さ、全然信じてない方だったんだけど。
 自分がそうなったら、信じざるをえないじゃない。
 それでね、僕はずっと、ずっと毎日ただそこを通る人を見てるだけだった。
 一年とか二年とか言う日数じゃない。もっと、もっと。

 傷ついてる人も見た。苦しくて死にたがってる人も見た。
 ――だけど皆、ちゃんといつか立ち直ってる。

 だから、傷は治るんだよ。

(43) 2012/03/16(Fri) 00時頃

【人】 道案内 ノックス

 だ、からさ。
 本当、全部夢だったら、良かったのにね――――

[ああ。おかしいな。
 また涙腺が緩みだす。
 この子の隣では、なんだか僕も少しだけ、素直になれるみたいで――]

(44) 2012/03/16(Fri) 00時頃

【人】 子守り パティ

[問いかけに返ってきた言葉。>>38
一緒、ならば。]

 そうね。ちょっと、怖い、ね。

[マコの傍に寄り、小さく笑う。

目の前で人が消えた。
それは本当はありえないことで。
しかし、自分が消えてしまうのではないかという恐怖は無い。

怖いのは。
この想いが消えてしまうこと。]

 未練が無い、なんて……羨ましい。
 私は、未練しかないの。

 これが夢だったら、どうして叶わないんだろうって、思うくらい。
 夢なのに、なんで会えないんだろうって。
 

(45) 2012/03/16(Fri) 00時頃

【人】 病人 エリアス

 うん…。
 …ありがとう、のぞむ。

 そうだね、傷を、忘れられたなら……。

[不安を隠すように微笑んで、彼を見る。
例え幻の世界であったとしても、この世界を忘れない様にと。

こちらを見つめる彼が、一瞬、もう会えないあの人の姿に、見えた気がした。

彼の声に、答えようと口を開いた時。彼女の姿は闇へと*消える*]

(46) 2012/03/16(Fri) 00時頃

【墓】 手伝い クラリッサ

 (おいで、皆。

  私が一緒に居てあげる。)

[感じる手の温もりを、皆にも分け与えたいと欲する。
 以前は独占して誰にも触れさせたくないと望んだ温もり。

 あれは、──そうか。]

 (不安……だったんだなぁ。)

[結局、不安は的中して仕舞ったけれど。
 今こうして居られるのだから、其れも悪くは無かったと。]

(+57) 2012/03/16(Fri) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[さわりと風が吹き、開いたばかりの桜の花弁を舞わせる。]


 ………。

[その向こう、人影が揺らぐ。]

.o0(こいつらも、か……)

[この桜は、いつになれば満足するのだろうか。
 この夢は、いつになれば醒めるのだろうか。]

(47) 2012/03/16(Fri) 00時頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[───夢ではないと、勘付いてはいるけれど───]

(48) 2012/03/16(Fri) 00時頃

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