207 愛しの貴方を逃がさない。
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ティソに1人が投票した。
イースターに6人が投票した。
イースターは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ティソが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ミナカタ、キャンディ、カミジャー、ベネット、アイリスの5名。
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2017/01/21(Sat) 00時半頃
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― 朝・写真館二階 ―
[差し込む太陽の日差しで目が覚める。 鳴らない目覚まし、 開いた目に見えるいつもと違った景色。
慌てて飛び起きる。]
あ、あれ…? ここ、家じゃない……。
[しっかりと布団に寝ているが、 それももちろん自分のものではなく。
次第に思考が覚醒してくれば、 昨夜の出来事を思い出す。]
(0) 2017/01/21(Sat) 00時半頃
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……。
[暗くなる顔を思い切り左右に振って、 嫌な出来事は振り払う。
布団から抜け出して、探すは館の主人の姿。 昨日のお礼と謝罪。 それから、布団についてもお礼をしなければ。
もちろん、まだ相手が寝ているなら起きるのを待って――。*]
(1) 2017/01/21(Sat) 00時半頃
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―自宅―
[小さなマンションの、その一室。 レストランとは別の、もう一つの城で、 男は、連れてきたうさぎの目覚めを待つ。
彼女の右の足首には、2、3メートルほどの鎖。 柱と結び付けられたそれは、鍵が無ければ取ることは不可能でしょう。
あぁ、それから、この部屋、 防音や騒音はばっちりだそうです。 なにせ、金額が金額ですから。]
(+0) 2017/01/21(Sat) 00時半頃
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[あたたかなスープと、サンドイッチ。 それらをテーブルに並べた後、 床に転がっている、彼女の目覚めを待つ。
服の隙間から見える、白い首筋に手を伸ばす。 温かい。指先に伝わる生き物の鼓動に、 なんだか、無性に泣きたい気持ちになった。**]
(+1) 2017/01/21(Sat) 00時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2017/01/21(Sat) 00時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/01/21(Sat) 01時頃
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あ。あざす。や、まぁ大学入ってからずっとしてたんで、そこはね。 お口に合うようで何よりッス。
[照れながら、ご飯を掻き込んで誤魔化した。 うん、日本酒がうめえ。]
折原さんは、自炊とかされるんスか? もしされるならどっかでお願いしようかなー。 俺も結構自信あるんスけど、レシピはやっぱ増やしたいですしねー。
[うーん。箸が進む。 さて、ちょっと混ぜたお酒の効果はいかほどだろうか。良い感じに酔っぱらってくれれば、いいんだけど。]
あ、飯のおかわりあるんで、食べたかったら言ってくださいね。 米も実は良いの取ってるんスよ。イケるでしょ?
(+2) 2017/01/21(Sat) 01時頃
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料理はできるけど、ずいぶんしてないな。 母が、台所を占領してたから。
[あなたに台所仕事なんかさせられないわ、って。そのあなたというのは、もちろん兄のことなんだけど。 今時は料理に性別なんか関係ないよって言ったけど、聞き入れてもらえなかった。 どっかでお願いしようかななんて、随分無用心なことを言うんだね。 私に包丁を持たせていいのかな。包丁で、解放しろって脅すかもしれないのに。 もちろんそんなこと、わざわざ言わない。黙ってグラスに口をつけた。口当たりが良くて、飲みやすい]
お米も美味しいけど、おかわりはいいかな。
[もともとそんなに食べる方じゃない。こないだカフェではついちょっと調子に乗って食べ過ぎたけど。 ごちそうさま、ってお酒もご飯も予定通り一杯にとどめた。足の拘束も解いてもらったことだし、後片付けくらいは、と立ち上がろうとして]
(+3) 2017/01/21(Sat) 01時頃
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……あれ。
[へしょん、とそのまま座り込んでしまう。おかしいな。足に力が入らない。 正座で足が痺れてるってわけでもないし、これは。 私は、新井さんの方をじっと見た。表情の変化を、見逃さないように]
ねえ。このお酒、かなり強かったりするのかなあ?
[アルコールが足にきた。そうとしか思えないんだけど。 問題は、それが新井さんの故意なのかどうか、だ**]
(+4) 2017/01/21(Sat) 01時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2017/01/21(Sat) 01時頃
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そうなんスか。まぁ作り方覚えてれば問題ないかぁ。 うし、ごちそうさまでした。
[おかわりは良いと言う言葉に、了解とうなづいて、またシンクに食器を貯める。 折原さんが立ち上がろうとしたのを見て、ああ、大丈夫ッスと制止しようとした。 けど、彼女はぺたりと座り込んで、俺をじっと見てくる。]
どうしました? え、酒強いって? いや……んなことは無いと思いますよ。ほら、この缶。これっすから。
[酒の空き缶を見せて、度数が少ないことをアピール。もっとも、混ぜてるけど。 不思議だな、と缶と折原さんを見比べて。]
お疲れなんですよ。風呂入って、寝てください。ああ、飲んだあとはマズイか……。
[ならばと、ひょいと抱っこしてベッドに寝かす。 頬に軽く口づけをして。]
ちょっと休んでてください。
(+5) 2017/01/21(Sat) 06時半頃
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[部屋に響いた電子音は目覚まし時計のそれよりも軽い。
服の下から引っ張り出した体温計の液晶は、 なかなかに愉快な数字を表示していた。]
…、こまったな。
[少し前に連絡をとったスタッフが、 なんとも有難い事に代わりの出勤を申し出てはくれた。 そうでなければ店に出る気ではいたけれど。 お言葉に甘えてあと少しだけ、布団を被っていよう。
不意に訪れた休日をどう使うかは、その後考えればいい。**]
(2) 2017/01/21(Sat) 08時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/01/21(Sat) 08時頃
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え。……嘘。
[見せられた空き缶に、大した度数は書かれてなかった。新井さんが嘘を言っているようにも見えなかった。 おかしいな。私、お酒に弱くなっちゃった? お疲れという言葉に、自信なく頷く]
そうなのかも。
[疲れるようなことしてないけど、精神的には疲れてる。そういうことなんだろう。 そんなことを考えてたら、抱き上げられた]
ちょっ!? 大丈夫だから……!
[さっきは突然だったから床に逆戻りしちゃったけど、慎重に立てば大丈夫。自分で立てる。 そう主張しようとしたのに、有無を言わさずベッドに寝かされて]
(+6) 2017/01/21(Sat) 08時半頃
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!?
[ちょっと待ってちょっと待ってちょっと待って。 今のは何。 口付けされた頬を押さえて、私は呆然とした。 新井さんは、私を性的な対象として見ていない。そのはずだ。 ……ああ、人形を愛でるとか、そういう感覚。って、そうだとしたってこれはまずい。 性的な目では見られてなくても、人形として愛でる行為がこれ以上エスカレートしたらどうするの。 休んでて、なんて言われたけど、全く休める気がしなかった**]
(+7) 2017/01/21(Sat) 08時半頃
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[酒が入ってるからか、ちょっと大胆なこともしてしまった。 呆然としてる折原さんを見たら、まだいる理性はやっちまったと思ってる。 うーん、解いたからあんまり下手なことすると逃げられてしまうな。 とりあえず、貯めた食器を洗うことで落ち着く事を選んだ。]
肌柔らかかったな……。
[……いかんいかん。煩悩退散。こう言う時は無心でやるに限る。
カチャカチャという食器の音が俺を癒してくれる。 折原さんは大人しくしてくれてるかな。ああ、そういや着替え考えなきゃ。 下着は悪いけど届くまで今日履いてたのを履き直してもらうか、俺のを貸すしかないし、 服はスウェットがあるからいいとして……。そうだ。]
あ、水いりますか? 疲れてるならクエン酸入れたらちょっとはマシになるかもしんないっすよ。
(+8) 2017/01/21(Sat) 11時半頃
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[水、という声に我に返った。そうだ、呆然と転がってる場合じゃなかった。酔ってるならお水飲まなきゃ。そもそも、なされるがままに転がってるなんて危機感が足りない。 慌てて起き上がりながら返事する]
お水、ほしい。
[それから、さりげなく付け足した]
新井さんも、飲んだ方がいいんじゃないかな。
[酔った勢いというなら、さっきの行動にも納得がいく。そして、酔ったままでいてもらっては非常に困る。 酔った勢いのままエスカレートされたら、たまったものじゃない。 なにしろ30cm近い身長差に加えて、今私は足にまともに力が入らないんだ。とても抵抗しきれるとは思えない]
(+9) 2017/01/21(Sat) 13時頃
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クエン酸……は、どっちでも。
[クエン酸を欲してるほど疲れが溜まってるとは思えない。精神的に披露はしてるけど、体はむしろなまってる。 でも、さっぱりしていいかもしれない。 そんなことを考えながら、私は新井さんに気づかれないように、服の袖で頬を擦った**]
(+10) 2017/01/21(Sat) 13時頃
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[ 暗転。 ]
(+11) 2017/01/21(Sat) 14時半頃
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[ ――― して、どれほど経ったのだろう。 ] [ 首筋に触れる冷たい何かで、 いつの間にやら落ちていた――、らしい、 卯月の意識が 浮上した。
焦点の定まらない赤色が、 開かれた瞼から見えてくる。 ]
(+12) 2017/01/21(Sat) 14時半頃
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[ 声は、出なかった。 恐怖というよりも、 状況把握が出来ていない、そんな風。 見慣れない景色 ( そう、卯月の安アパートより ずうっと"お城"のよう ) 何処だろう、と 立ち上がろうとして、 引っかかる重たい――金属?に、 やっぱり把握が出来ないまま足を取られ、 再度床に潰れた。 ]
(+13) 2017/01/21(Sat) 14時半頃
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……? [ 重たい金属に一度向けてから、 漸くここで はっきりしてきた赤色は、 碧眼へと向き直る。
どうして?とか、 なんで?とか、 いっそ 誰? とか、 そんな疑問符全て詰め込んだ表情で** ]
(+14) 2017/01/21(Sat) 14時半頃
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─ 翌日 ─
[────時計。
朝起きて、ぼんやりそれを見つめる。 やっぱりかわいい …んだけど、それと同時にすっきりしない。 暫く置いて、ほんとに送り主がわからないようなら、捨てたほーがいいかもしんない。 だって 見るたびちょっと微妙な気分になるんだもん。
多少憂鬱な朝だって、仕事があるなら起きなくっちゃなりません。 だるっと起きだして、身支度を整えたら出かけようね]
──……
おはよ。 ……お兄ちゃんさぁ 昨日うちのドアんとこに、袋置いた?
[開店準備をしながら聞くけど、思った通り首を振られる。 だよねぇってそれだけ言って、その話はおしまい。身内にあーゆーのの相談するのって、ちょっと抵抗あるし]
(3) 2017/01/21(Sat) 15時頃
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いらっしゃいませ〜
[やがて来たお客さんは、勿論愛想よくお出迎え。 一先ず考えるのは止めて、お仕事に集中しなくっちゃね**]
(4) 2017/01/21(Sat) 15時頃
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了解ッス。ああ、俺も飲んだ方が良いですよね。 明日二日酔いになっちまう。
[それじゃーと折原さんの水(クエン酸入り。疲れが取れる気がする)を用意しておいて、俺は風呂にでも入るか。 かなり酔った折原さんも見てみたかったんだけど、 今日はまだ落ち着かない様子だし、これくらいにしておこう。 酔わせておけば、とりあえず今日は逃げないだろうし。
さて、風呂に入ったり何だかんだしてればもう就寝時間か。]
ベッド使ってください。あ、もし男くせえとか思ったらこっちの布団で。 客用だからまだマシな、はず……。
[多分、今更だろうな。こうして、拉致初日は何事もなく終わった。 残り一週間。ドレスは明日から作ろうか。]
(+15) 2017/01/21(Sat) 15時頃
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―翌朝―
[ピンポーン。インターホンの音で目覚めた。うお、寝坊した。 急いで玄関に向かえば、昨日頼んだ服が来たようだ。 よしよし。これで折原さんを可愛く出来る。起きてなければ、枕元に早速置いといた。
薄手のオフホワイトのニットに、ピンクのチュールスカートが今日の服装です。]
おはようございます。今日の朝飯はトーストですよ。 サンダルのブルーベリージャムかオレンジマーマレード、どっちがいいスか?
[第三の選択肢、ストロベリーは残念ながら今日はない。 とりあえず、トーストで食べたいだけ焼いてください、と言っといた。 コーヒーメーカーもフル活用。]
(+16) 2017/01/21(Sat) 15時半頃
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[ありがとう、とお水を受け取る。たくさん飲んだ方がいいよね。 意識的にごくごく飲み干しながら、私は落ち着かない気持ちだった。 新井さんがお風呂に入ってる水音が聞こえる。ベッドに座ってそれを聞いてるなんて……なんか、ラブホで順番にお風呂に入ってるみたい。 わかってる。考えすぎだ。あと、ドラマの見すぎ。私はそんな経験したことない]
酔ってるんだよ。 だからこんなこと考えちゃうんだ。
[そんな独り言を言って、私はお水をお代わり。もう一杯飲み干した。
お風呂の順番が回ってきたら、恐る恐る申し出る]
……あの。乾燥機、借りてもいいかな。
[何って、下着。お風呂で洗って乾燥させてもらおうと思った。 いつもは寝る時にさらしは巻かないけど、そんなの無理。耐えられない。 断られたら、手で絞って湿った状態で身につける覚悟だった。 無事乾燥機を借りれたら、真っ先に下着を洗って乾燥機に入れて、それからお風呂に入った。 いつもとは違うシャンプー。 嗅ぎ慣れない香りが自分から漂うのは、妙な気分だった]
(+17) 2017/01/21(Sat) 15時半頃
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[布団を選ばせてくれるのは、ものすごく今更だと思う。昨日も寝たんだし。 パジャマの代わりに借りたスウェットは私にはぶかぶかで、異性の服を借りているという状況が無性に居た堪れない。 新井さんの視線を逃れるように、私は早口でおやすみなさいを言って布団をかぶった。 眠れるか不安だったけど、布団の中で強く目をつぶって羊を数えているうちに、意識は闇に落ちていた]
(+18) 2017/01/21(Sat) 16時頃
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─翌日─
[チャイムの音。そして新井さんが応対に出る気配で目が覚めた。昨日も思ったけど、私は案外図太いらしい。 起き上がって目元を擦りながら、そういえば今助けを求めるという手もあったんじゃ、と思ったけど、今の私の格好は拉致されているというにはあまりにも説得力がないなと情けない笑みが漏れた。 拘束もされず、服を借りて、普通に寝てたなんて、泊まりにきた彼女にしか見えないんじゃないだろうか]
ブルーベリー……。
[まだちょっとぼんやりしたまま、ジャムの好みにそんな返事をしたけれど、着替えと差し出された服に眠気が吹っ飛んだ]
こ、これって。
[白いセーターはまだよかった。問題はもう片方だ。 ピンクのスカート。 ピンクで、なおかつスカート]
これ、女の子の服だよ!?
[わかってる。私は馬鹿なことを言ってる。私は女で、そもそも新井さんは私にドレスを着せたいらしい。 だけど、実際目の当たりにすると衝撃の度合いが違った]
(+19) 2017/01/21(Sat) 16時頃
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む、無理。絶対似合わない。
[三年前まで、私は普通の女の子だった。 普通の女の子に戻りたかった。 それなのに、目の当たりにすると、それが大それたことのように思えてくる]
わ、たしは、女の子になんか、なれない。
[男装が、嫌で仕方なかったはずなのに。 母が私に兄を投影して、私のことをこれっぽっちも見てくれないことが、たまらなく辛かったはずなのに]
無理。こんなの、着れない。
[私は、女の子になれない]
(+20) 2017/01/21(Sat) 16時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2017/01/21(Sat) 16時頃
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ブルーベリーッスね。んじゃ二枚だけ用意しとくんで、足りなかったら自分で焼いてください。 その間顔洗って着替えてきてくださいね。
[さ、折原さんの分を準備するかー、とトーストをセットしたら、 折原さんがなんか素っ頓狂な声を上げた。女の子の服だよって。]
そうッスよ。女の子の服です。
[何を言ってるんだ、と言う顔でちらりと見たけど、 まるで何かに怯えているかのように言葉を漏らす折原さんが、痛々しくて堪らなかった。 頭を軽く撫でてやって、まずは落ち着いてもらえるよう、努めて優しく声を掛ける。]
なれますよ。女の子に。 日常に戻って男になる前に、本当の自分を思い出しましょうよ、折原芽留さん。
――って、誘拐した奴がこんなこと言っても何の慰めにもならないッスよね!ハハハ。 ああ、トーストそろそろ焼けますね。その服嫌だったら、スキニーのデニムあるんで、それにしてください。
[届いた荷物の中から、まだタグの付いてるデニムを取り出して、渡した。 その時に、また小さく耳元で囁く。]
(+21) 2017/01/21(Sat) 16時半頃
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[さあさあ、行った行ったと背中を押して洗面所に押し込んで戸を閉めた。 焼きたてのトーストの良い匂いがする。こいつにブルーベリーのジャムを塗りたくる。 やっぱりこのジャムはブルーベリーの粒がでかくて良い。口の中が涎にまみれた。 コーヒーとトーストを机の上に置いといて、ミルクとスティックシュガーはお好みで。]
飯の準備出来たんで、いつでも良いッスよー。
(+22) 2017/01/21(Sat) 16時半頃
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ほんとうの、わたし?
[新井さんの言葉を繰り返した。 なれる? 女の子に? 本当の私は……本当の、私、は。 言葉が見つからなかった。差し出された服を黙って受け取って、慰めにならない、という言葉にただ首を横に振った。 背中を押されるまま、洗面所に入って、扉が閉じられる]
着替えなきゃ。
[やっとのことで私はそう呟くと、のろのろとスウェットを脱いだ。 洗面所の鏡に、途方に暮れたような顔をした私が映ってる。 短い、洗っただけの髪。化粧っ気のない顔。さらしに押し潰された胸元だけが、必死に女だと主張してるみたいで、浅ましい、という言葉が浮かんだ]
嘘。
[耳元に落とされた囁きに、今更そんな返事をした。 そんなの嘘だ。嘘に決まってる。だけどその言葉に縋りたい気持ちが自分の中にあることを、私は認めた。 縋りたい。信じたい。それが本当なら、どんなにいいだろう]
(+23) 2017/01/21(Sat) 17時頃
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[髪を梳かして、顔を洗った。冷たい水で落ち着きたかった。 セーターを着て、迷う。ピンクのスカートと慣れたジーンズ。 どうしよう。 扉の向こうで、準備ができたって声がする。早く行かなきゃいけないのに。 悩むことなんて、ないのにと思う。慣れたジーンズを用意してもらえたのに、私は何を躊躇ってるんだろう。 だって……だって。
そっと、扉を開ける。パンの焼ける香ばしい匂いが届く。 スカートを履いた足が、震えた]
(+24) 2017/01/21(Sat) 17時頃
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[洗面所の方から気配がする。ああ、準備出来たんだな、と言うかデニムのタグ切り忘れてたな。 切ってなかったら洗面所のハサミ使わなかったんだなーとかなんとか、折原さんを見る前に思ってた事が全部吹っ飛んだ。]
え……。
[まごう事なき美少女(主観)がそこにいた。俺が今コーヒーを注いでなくて良かった。数秒フリーズしてしまった。 ようやく動き出した口からは、あー、とか、えーとか、言葉にならないような言葉が漏れ出て。]
すげえ……綺麗で、可愛いッス。
[やっと、月並みな言葉が出てきた。ていうか思った通りじゃなかった。それ以上だわ。 俺が拉致した犯人だと言う事も今はすっかり忘れて、感極まって抱きしめてしまう。]
良かったッスよぉぉ、ホント、勇気出してくれて! 俺、感動しました! 折原さん、いや芽留さん!
[男泣き二秒前くらいで、俺のした事と状況が頭の中に戻ってきて、はっと離れる。 おかしいな。ただ、この人を俺が可愛くしてやるって思って、彼女の意志を無視して拉致ってきたのに。 なんだこの、感動ホームドラマみたいな俺の感情は。わざとらしく咳払いをして、飯にしましょうって促す。]
(+25) 2017/01/21(Sat) 17時半頃
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うーん。やっぱサンダルのオレンジマーマレードは最高かよ。
[トーストに塗ったマーマレードが最高に美味い。さすがおフランス。 今日は、ドレスの型紙作りをしよう。 高校の時、従姉妹に教えて貰ってドールの服を作ったことはあるから、それを大きくすれば、多分、多分なんとかなるだろう。 今はネットで調べれば何でも出てくる。だからきっと大丈夫さ。]
折原さんの為に、綺麗な赤のドレスを作りますよ。 あ、もしその時暇ならフェルト手芸をやるとかどうスかね。 入門書と材料はその辺に、ああ、不細工な羊は気にしないでください。
[材料の中には、あの黒猫と同じ黒いフェルトの端材が混ざっている。]
(+26) 2017/01/21(Sat) 17時半頃
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[私の方を見た新井さんが、固まった。途端に私は後悔する。 やっぱり着るべきじゃなかった。おかしいんだ。似合ってないんだ]
ごめんなさい! やっぱり私、着替え……、
[る、って。そこまで声にならなかった。新井さんに抱きしめられていたからだ。 えとか、うとか、あとか、私は声にならない声を出すことしかできなくて、あわあわしてる間に、なにやら感極まっている様子だった新井さんは冷静さを取り戻した。私の体を離し、何事もなかったようにご飯を勧めてくる。 勧められるまま、うん、って席につきながら、私は動揺していた。 私、新井さんのこと、突き飛ばさなかった]
(+27) 2017/01/21(Sat) 18時頃
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[二枚用意しておくと言われたトーストだけど、正直私には二枚でも多かった。 だけど、残すのはもったいない。無理やり食べた。 コーヒーにはミルクをたっぷり、砂糖は入れない]
赤いドレス、ってなんだか凄そうだね……?
[私に似合うとはとても思えないんだけど。しかもスカートでこんなに勇気がいったのに、ドレスって。改めて考えるとものすごくハードルが高い。 でも私を拉致した主要目的がそれなら、仕方ない。一週間で返してもらえるという約束を守ってもらうためにも、あまり否定的なことは言えない]
おとなしいデザインの方がいいかな……。
[控えめにそう要望を伝えるに留めた]
フェルト手芸、って針でちくちくやるやつだよね。
[もちろん、カバンの中の黒猫さんのことを思い出す。贈り主はわからないままだけど、あの子の友達を作るのもいいかもしれない。 黒のフェルトは見えたけど、特に気にしなかった。定番の色だし、羊毛フェルトはそんな珍しいものでもない。 なにより、ちょっと残念な羊が目に入れば、新井さんはフェルトは苦手みたいだな、なんて結論に至る。 暇なのは確かだった。どんな子にしようか、本をペラペラめくって考え始めた**]
(+28) 2017/01/21(Sat) 18時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2017/01/21(Sat) 18時頃
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[ハトが豆鉄砲を食らったような表情、というのだろうか。 指先で困惑したように揺れる赤に、浮かぶのは最初の記憶。
初めて傷つけたのも、赤い目をした白いウサギだった。 重なる色に、何だかひどく泣きたい気持ちになって、
困惑した様子の少女>>+14から、手を離す。 未だ怯えた様子の彼女に、目線を合わせるようにして、 その顔を覗き込んだ。
あぁ、なんとまぁ、綺麗な赤色なんだろう! 渇きを訴える喉を誤魔化すように、ごくり、唾を飲み込んだ。]
(+29) 2017/01/21(Sat) 18時頃
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驚かせて悪かったね。 まずはさ、朝ごはんにしようか。 卯月ちゃんは、コーヒーと紅茶、どっちが好き?
[開口一番の問いかけは、この場に似つかわしいもの。 けれど、勿論、これだけで終わるはずもない。 少女が抵抗するようなら、笑顔を張り付けたまま、 言葉を付け加えようか。]
“また”、食べてくれないなら、 今度は、無理矢理にでも食べさせるけど。
あんまり、乱暴な真似、させないでほしいな。
[一時の感情とはいえ、彼女を連れてきた以上、 自分だって、それなりの覚悟はしている。 それでもやはり、出来ることなら、穏便に済ませたい。 ねぇ、これってやっぱり、矛盾しているんだろうか。]
(+30) 2017/01/21(Sat) 18時頃
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[彼女がそれでも動こうとしないのであれば、 少し冷めてしまったサンドイッチとスープを、 床に転がっている彼女の元へと運んでやる。
他者の警戒心を解く方法なんて、 人と距離を置き続けてきた化け物には、少々難しすぎるらしい。**]
(+31) 2017/01/21(Sat) 18時頃
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え、赤いドレスって上品じゃないですか。 ほら、レッドカーペットとか歩いてそうな。
[おとなしめなデザインというか、逆に派手なのを作るには、技量が足りないと思うんだよな……。 まぁ、折原さんがそう言うならそうしよう。]
あ、食器は下げときますんで。くつろいでてくださいね。 っしゃ。やるぞ。
[貴方を着せ替え人形にしたいの集大成、赤いドレス。 ぼんやりとしたイメージを、筆先に落としていく。 やっぱり、作っていれば高校生の頃にドールの服を作ったのを思い出す。
従姉ちゃん、俺に色々教えてくれてありがとう。さあ、頑張ろう。**]
(+32) 2017/01/21(Sat) 18時半頃
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[伝う涙を見ればそっとハンカチを差し出して。>>3:78 如何したかどもる彼女を見れば目を細めた。>>3:81 居間で待つ間はシャワーの音だけが響いて。>>3:82 漸く彼女が落ち着きを取り戻し浴室から姿を現した。]
構いやしないさ。 外は寒かっただろ、ゆっくり温まれたか?
[己は問いかけながら温めたミルクを差し出して。 ミルクには少し砂糖を加えてほんのり甘く。>>3:83
色々と後片付けをして、彼女へと振り返れば、 椅子に腰を掛けて寝息を立てていた。>>3:84]
こんなところで寝たら風邪ひくだろうに…。
[彼女を起こさないように横抱きに抱きかかえれば、 父が使っていた部屋へと運び、 布団へと寝かせれば、暫しその寝顔を見詰めた。*]
(5) 2017/01/21(Sat) 20時半頃
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― 朝・写真館二階 ―
[朝は早くから目覚めキッチンで朝ご飯を作っていた。 なにやら物音が響けば、彼女が起きたのであろう。 火を止め居間へと向かおうか。]
やぁ、よく寝れたかい?
[まだ寝惚けているであろう彼女に声を掛け。>>0 キッチンの方を指をさす。]
今朝ごはん作ってるから、座って待ってなさい。 よほど疲れていたのか椅子で寝ていたから、 父が使ってた部屋で申し訳なかったけど移動させてもらったよ。
[すまないね、と苦笑気味に笑みを浮かべた。>>1*]
(6) 2017/01/21(Sat) 20時半頃
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[ 碧眼と視線が合う。
覗き込まれる、みたいな そんな動きだったものだから、 僅かに身を引いた。
遠くで鎖の音がする。 動く喉元に赤色が動いたのは、 一瞬のこと。 ]
(+33) 2017/01/21(Sat) 21時頃
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[ 黙り込む卯月と反対に、 この状況を作り出したらしい彼は喋る。 その内容は いくら馬鹿な卯月でも 理解することが出来た。 ―― この人だ。 家の前、ぶら下がる紙袋の差出人。 知らぬ誰かの、料理。 空いた両の腕は 卯月自身の、細い体躯を抱く。 ]
(+34) 2017/01/21(Sat) 21時頃
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[ 彼がどうして 卯月にそんなことをしたのか。 …そこまでは 分からなかったし、 卯月だってこれ以上乱暴されるのは 勘弁願いたかった。 ただ、それでも "食べさせられる"ことが こんなことをした彼の望むことだとしたら。 大人しく従うなんて発想に、 とてもじゃないけど、なれやしない。 ]
(+35) 2017/01/21(Sat) 21時頃
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[ だから卯月は静かに首を横に振って、 そのまま床に、座り込むだけ。 きっと料理を差し出されたとしても、 それがどれだけ美味しくて 卯月の大好きな母の味に近かったとしても、 頑なに口を閉じたままだ。
彼に聞こえない程度、 小さく鳴った腹の音は、知らない振りをして。 ]
(+36) 2017/01/21(Sat) 21時頃
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[……うし、こんなもんか。後はこの通りに作れば出来るだろう。 何日かかるか。頑張らねば。
ふと折原さんを見ると、フェルトにちくちくと針を刺しているのが見えた。 折原さんは手先が器用なのかな。]
フェルト、どうスか?
[びっくりさせないように後ろからそっと手元を覗き込んだ。 ついでにお腹の辺りに手を回してみた。ニットが暖かい。 こう、ちょっと温もりが欲しかったんだと自分に言い訳しておいて。]
なんか良い抱き心地ッスね。ニットのおかげかな。 マジ、あったけーッス。
(+37) 2017/01/21(Sat) 21時半頃
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[部屋を出ると鼻をくすぐるいい匂い。 小さくお腹が鳴く。 慌てて鳴いたお腹を押さえ居間へと顔を出せば、 探していた人物の姿。>>6]
お、おはようございます…! 突然押しかけただけでなく、そのまま寝てしまうなんて…。
本当に、何から何まですいません。
[申し訳なさに、ペコペコと頭を下げる。 すまないとの言葉に首を大きく左右に振りながら 「運ぶの大変でしたよね?」なんて一言。]
(7) 2017/01/21(Sat) 21時半頃
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何かお手伝い出来ることありますか?
[座って待っていろと言われたが、 それでは落ち着かなくて。
何か出来る事はないかと問いかけた。]
(8) 2017/01/21(Sat) 21時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/01/21(Sat) 21時半頃
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[結局申し訳なさが勝って向かった店では、 ぎゃくに迷惑だと追い返される始末。
帰りがてらに寄ったコンビニで調達した飲み物が袋の中で揺れるたびにカサカサと乾いた音を立てた。
帰路を辿るように商店街をあるけば必ず通りがかる店がある。 窓越しに見えた姿に、息を吐く。 表情はいまいちわからない。
一度、足を止めた。 すこしだけ、迷うように。]
(9) 2017/01/21(Sat) 22時頃
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―コンビニ―
[清酒の小さな紙パック。 痛み止の内服薬。
商品補充に向かう店長の足は覚束無い。]
……ったぁ!
[ゴチンと仮面の額をぶつけたのは、ドリンクコーナーの開閉扉。>>9 すみません、すみません。 謝り、腕から床に落ちた箱に手を伸ばすも、見当違いな場所を探るのみ。]
……あれ。
(10) 2017/01/21(Sat) 22時半頃
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[傍に居るのに、手が届かないなんて―――…]
(11) 2017/01/21(Sat) 22時半頃
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[ぺたんとその場に座り込んでしまった。]*
(12) 2017/01/21(Sat) 23時頃
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困ったな。 もう、作っちゃったんだけど。
[座り込んだウサギの姿に、嘆息。 無理矢理にでも食べさせるとは言ったけれど、そんな脅しのようなことをするのは気が乗らない。今はね。]
俺がいると落ち着かないっていうなら、 ここに置いておくから。 帰るまでには食べておいてね。
[一応、ちょっとだけ、レストランの方にも、 顔を出さないといけない。 しばらく、修行の旅に出ますとか、なんとか。 適当な言い訳は、ウェイターには通じないだろうけれど、 問い詰めるようなこともしないだろう。]
(+38) 2017/01/21(Sat) 23時頃
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―コンビニ―
[さくら書房の店長に他の者を遣りますと言われてから1日経った。
姿を見せたのは店長自ら。]
取り置きするのも場所が必要といいますか……。 お客様にしっかり伝えてくださいねぇ。
[帰り際にパルックサンドを渡すと随分と喜んで貰えた。 嬉しい。]**
(13) 2017/01/21(Sat) 23時頃
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[立ち上がったところで、 少し離れたところから、ガシャリと金属の音がする。 その主は、部屋の隅で飼っている、 小さな白いウサギ。
卯月に似た色合いではあるけれど、 彼女より遥かに小さい生き物に、 赤い眼差しが向くなら、 籠を彼女の近くに運んだ後、部屋を出ようか。
どうせ、どちらのウサギも、逃げられるわけが無い。**]
(+39) 2017/01/21(Sat) 23時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2017/01/21(Sat) 23時半頃
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[雨が振りそうだからって、普段はしまってある傘置きを店先に置く。 そんな理由で外に出た時、立ち止まるその姿>>9は──それとも、マンションの方から歩いてくる姿は、見つけられたかな。
マスク、昨日はしてたっけ? ううん、してなかった。 前に道で会った時もしてなかったし、もしかして風邪でもひいてんのかもしれない。
そんな考えの元、店長さんに向かって歩きだす。 手には、傘置きに置いたままだったお店の傘。 店長さんは傘を持ってないみたいだし、風邪をひいてるってんなら、尚更必要なはず]
こんにちは。
突然すみません でも 今日は雨がふるらしいから、 傘持ってたほーがいいですよ
[傘を差し出しながら、うかがうみたいに声をかける]
(14) 2017/01/21(Sat) 23時半頃
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[店長さんの家なんて知らないし、傘も必要ないような距離なのかもしんない。 だから断られたって、無理矢理傘を押し付けるつもりはなかった。
そうでなくっても、この傘は小さいし、きっと 男のひとには似合わない。 せめて赤ならよかったんだろーけど、ピンクじゃあね]
寒くないですか? 中、あったかいですよ。
[ついでに、お店を指差して誘ってみたり。
傘の見返り…ってわけじゃないけど ちょっとだけ、お店にお金を落としてもらえたらなって]
(15) 2017/01/21(Sat) 23時半頃
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なぁに気にする事は無い。 君のお兄さんにも頼まれていたからね。
[何度も頭を下げる彼女に苦笑を一つ浮かべ。>>7 問題ないよ、とクスリと笑った。
何やら落ちつかない彼女の様子を見詰めれば。>>8]
そうだな…じゃーテーブルを拭いてくれるかい?
[そういって彼女にふきんを差し出そうか。 そして小さく口を開く。]
今日大学はあるのかい?
[ふきんを手渡ししながら聞く事。 彼女が講義があっても無くても、己はやる事はある。]
(16) 2017/01/21(Sat) 23時半頃
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もしお休みなら好きなだけゆっくりすればいい。 あぁ、唯俺の部屋には入らないようにね?
いろんな精密機械が置いてあるんだ。
講義があるのなら大学まで送って行ってあげよう。
[勿論彼女が今日講義が無いのは知っていた。 否、知らない振りをして予定を聞く。
如何転がっても己には……。]
さて、ご飯の支度が出来たよ。 運んでくれるかい?
[彼女がテーブルを拭き終わるころ、 食事ができたと声を掛けた。**]
(17) 2017/01/21(Sat) 23時半頃
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[言葉を交わした回数は然程多くない。 それでも既に聞き覚えた声は間違える事はない。
今日はあのリボンはつけてくれていただろうか。 真っ先に気に掛けたのはそんな事。
だから差し出された傘>>14には、少しだけ反応が遅れた。]
あ、 え、…それは、知りませんでした。
[反射的に傘へ伸ばした手がその手へ触れる事はあったろうか。 触れればきっと彼女の手は随分冷たく感じた。
今日は天気予報など確認する気にもなれなかった。 言われて初めて知ったように空を仰ぐ。
頭を動かせばすこしだけ視界が揺れた。]
(18) 2017/01/22(Sun) 00時半頃
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[数秒だけ額を抑えて俯いた後、 向き直ってへらっと笑顔をつくる。
思わず受け取ってしまった傘は彼女らしい色合い。 持っているだけで通報されやしないだろうか。]
さすがに、わるいかなあ。 飲食店に風邪菌は厳禁でしょう。
[店の中の暖かさは未だに記憶に新しい。
求める気持ちがないとは言い難い。 とはいえ、今自分が寒さを感じているのかすら、最早謎ではあった。**]
(19) 2017/01/22(Sun) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/01/22(Sun) 00時半頃
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[兄に頼まれていたとの言葉に>>16、 連絡を受けた時に何もないだろうと呆れた自分>>2:93を思い出す。
子供扱いされるのが嫌だと思ったのに、 今はその子供扱いに救われた。
と同時に、自分の家族から信頼を受ける目の前の相手が、 本当に信頼出来る相手なのだと納得する。
こちらに気にさせないようにと、 笑う様子に年上の、大人の気遣いを感じた。]
今日は受けてる講義はないんです。
[受け取ったふきんでテーブルを拭きながら、口を開く。
たとえ講義があったとしても、 さすがに昨日の今日で大学に行く気にはなれない。 単位が危ういわけでもないので、自主休講にしていただろうけど。]
(20) 2017/01/22(Sun) 01時頃
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[ 要らないです、って やっぱり首を横に振る。 "帰るまで"。 つまりは出て行くという言葉に 分り易く安堵の息を吐きつつも、 足元の鎖と異なる金属音に、 ふと、赤色を上げた。 ]
(+40) 2017/01/22(Sun) 01時頃
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でも、さすがにこれ以上ご迷惑かけれませんし。 家にも帰らないと。
[明るい昼間のうちに帰れば、怖いこともないだろうと。 昨日はお言葉に甘えるままに、 シャワーまで借りたものの、着替えもない。
どちらにせよ、家に戻る必要がある。 その後のことまでは、もちろん考えられる余裕もなく。]
それに、写真屋さんのお仕事の邪魔になってもいけないですし。
[自分がここにいれば、 気を使って仕事の邪魔になってしまうだろうと。
出来立ての食事>>17を運びながら、 考えるのは、これ以上迷惑をかけぬこと。]**
(21) 2017/01/22(Sun) 01時頃
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[ ウサギ。 卯月じゃ無くて、本当の。 色合いは全くもってそっくりで、 自分を小さくした生き物のように思わせられる。 動物を飼う趣味があったところで どうとも思わない、けれど。 同じ"ウサギ"であるところに、 どうにも掴めない何かがある気がした。 ]
(+41) 2017/01/22(Sun) 01時頃
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[ 隣に籠が置かれる。 足元こそ鎖に繋がれていないけれど、 外に出られないという意味では 結局卯月と同じ、ウサギ。 じいと、赤色をそれに向けながら、 彼が出て行く音を遠くに聞いていた** ]
(+42) 2017/01/22(Sun) 01時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/01/22(Sun) 01時頃
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[今日頭を飾るリボンは、昨日とはちがうけど、うちが見慣れたのともまたちがうやつ。 見覚えのない、だけどかわいらしいそのリボンは、そのうち普段使いのやつと取って代わるのかもしんない。
遅れた反応>>18には、突然話しかけられてビックリしたんだろうなって そう思うだけ]
あつ……、
[傘を渡す時触った手は、すごくあつい。 反射的にそんな感想を言って、思わず店長さんの顔色をうかがう。
マスクでよく見えないけど、どっちにしたって、その顔色は正常じゃあないんだろう。 立ち話はあんましよろしくなさそうな雰囲気。 お店に誘ったのは、いちおーそーゆー理由もあったり]
(22) 2017/01/22(Sun) 01時半頃
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わ だ、だいじょぶですか!?
[頭を抑える様子>>19に、思わず支えようと手が伸びる。 店長さんがほんとに体勢を崩してたなら、どうせ支えきれやしないのに。ほとんど反射だった。
笑顔が返ってきたなら、安心したような逆に心配なような。 こっちからも曖昧に笑い返しておくけど、ちょっと頬が引きつっちゃう]
いや まあ そーですけど。 流石にそんな様子のひとを ほおっておけるかってゆーと……
[多分このまま帰るんだろうけど、帰宅途中で倒れたりしないかな。 そんなお節介な気持ちが、むくむく わいてきちゃって]
(23) 2017/01/22(Sun) 01時半頃
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…………うーん…
すみません、 ちょっと待っててもらえます?
[言って、返事も待たずにお店へ戻る。 知り合いが調子悪そうだから、って。カウンターに居たお兄ちゃんに事情を話して、休憩をもらう事にした。 優しいひとだから、病人が居るってだけで嫌な顔ひとつせずに送り出してくれる。こっちとしてもありがたい。
寒かったから、お兄ちゃんのおっきなコートを借りて、ついでにカイロもみつくろってまた外へ。 待っててくれただろう店長さんのところに戻ったなら、今度はカイロを差し出した]
(24) 2017/01/22(Sun) 01時半頃
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送ってきます。
なんかめっちゃ体調ワルそうだし ほおっておくのも寝覚めがワルいんで!
[家までがダメってゆーなら、せめて途中まで。 店長さんが持ってた荷物を引き受けようとしたら、それは許してもらえたかな。
オッケーしてもらえたなら、店長さんの体調を見つつ…場合によっては肩を貸して、歩き出すつもり。 断られたら、無理にとはゆわないけど**]
(25) 2017/01/22(Sun) 01時半頃
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[赤いドレスは上品で、レッドカーペットが似合うのかもしれない。 だけど、そもそも私にはレッドカーペットが似合わない。 どんなドレスになるんだろう。ドレスなんて、私に着こなせるとは思えないけど。だけど似合わなくて幻滅されれば、それはそれでいいのかもしれない。 羊毛フェルトの本をぱらぱらと眺めながら、そんなことを考えていた。 さて、黒猫さんのお仲間。最初は白いうさぎにしようかと思った。けれど、黒猫さんと一緒に付けたら色が移って薄汚れるかもしれないと気がついた。断念する。 結局、グレーのネズミさんを作ることにした。これならもしも色が移ってもあまり目立たないだろう。 本の説明を読みながら、針でちくちく刺していく。
元々、こつこつ地道な作業をやるのは割と好きな方だ。黙々と針刺しに没頭する。打ち込めるものがある方が、今はありがたい。 自分で言うのもなんだけど、新井さんの羊さんよりは可愛くできていると思う。
そうして、どれくらい時間がたったんだろう。後ろから話しかけられて、私は顔を上げた]
(+43) 2017/01/22(Sun) 02時頃
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ちょっと根を詰めて刺しすぎたかな。 フェルトが固くなっちゃっ、て……?
[刺しすぎると密度が高くなってフェルトが固くなる。気をつけたつもりだったけど、ちょっとやりすぎたらしい。 そんなことを言いかけた私のお腹に、新井さんの腕が回った。びくっと肩が震えたのは、きっと新井さんに伝わった]
……あの。
[どういうつもりなんだろう。 お人形を愛でてるつもり? それとも、女性に触れたくて? どっちにしても駄目だ。私はお人形でも恋人でもない]
駄目だよ。
[私、針持ってるのに。刺されるかもしれないとは思わないんだろうか。 ……そんなことはしないけど。怒らせたくはないし。 だけど、ちゃんと伝えるべきことは伝えなくちゃ]
(+44) 2017/01/22(Sun) 02時頃
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約束したから、ドレスは着るよ。 だけど、私はお人形じゃない。 だから……こんなことをするのは、駄目だよ。
[これは、酔った勢いじゃない。 私のスカート姿にテンションが上がった衝動的な行動でもない。 新井さんが何を考えていて、今どんな顔をしているのか私にはわからない。 手の中のネズミさんだけが、楽しそうに笑っていた**]
(+45) 2017/01/22(Sun) 02時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2017/01/22(Sun) 02時頃
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[返ってきたのは拒絶の言葉。静かに離れた。 俺も自分で何したいか分かんない。 おかしい。ただ着せ替え人形みたく、服を着せたら満足するかと思ってた。 この人の可愛さを引き出せるのは俺だけだと思ってた。 今は?]
すみませんでした。嫌でしたよね。 つか、ここに居るのも嫌っすよね……。
分かんないんですよ。俺がどうしたいのか。 さらった時は俺だけが折原さんを綺麗に可愛くできるんだって勝手に思い上がってて。 今は、微塵も思えないです。ドレス作ったら、なんか分かるんかな……。
[俺の気が狂ってしまえば、悩まなくて済むんだ。]
(+46) 2017/01/22(Sun) 07時頃
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[私、嫌って言わなかった。やめてとも、言わなかった。 新井さんの言葉にそう気づいたけど、そんなこと口には出さない。 ただ私はネズミさんと針をコタツに置いて、静かに新井さんの方に振り返った]
それじゃあ、もうやめる?
[微塵も思えないって新井さんは言った。私もそう思う。 私を綺麗に可愛くできるなんて、そんなこと到底思えない。 だけどそれは、新井さんの作るドレスがどうこうということじゃなくて]
人選ミスだよ。
[私が綺麗に可愛くなんて、なれるわけない。 そういうことだった]
(+47) 2017/01/22(Sun) 11時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2017/01/22(Sun) 11時半頃
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や、人選ミスとかじゃねえんスよ! 折原さんは美人だし! そう言う事じゃなくて。完全に俺は思い上がってたって事ッス。 俺だけが出来るんだ、って思ってたけどそうじゃなくて……。 ああもう何言いたいか分かんねえ……。
[取り乱してすいません。と立ち上がって、俺は洗面所に行く。 顔を洗って落ち着こう。ていうか、落ち着け。 パシャパシャと、冷たい水で思いっきり顔を洗えば、幾分か気持ちは落ち着いたような気がする。 ついでに夏場しか使わないメントール配合の洗顔料も使ってやる。 そんでもう一回水で顔を洗えば。]
ああああああ冷てえええ!
[ただ冷たすぎて痛いだけだった。思わず声上げちまった。]
(+48) 2017/01/22(Sun) 13時頃
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[ばしゃばしゃと、洗面所の方から賑やかな音が聞こえる。 その水音に紛れるように、小さな声で私は呟いた]
……美人じゃないよ。
[あんな風にさらっと言われたら、本気で言ってるんじゃないかって思いそうになる。そんなわけないのに。 思い上がっていたというのがよくわからないけど、スランプみたいなものなのかな。
そんなことを考えていたら洗面所方面から悲鳴が聞こえた。思わず立ち上がってしまう。 母の悲鳴は恐怖だった。新井さんの悲鳴にはそんな緊迫感はなかったけれど、なにごとかと洗面所をそっと覗き込んだ]
あの、大丈夫?
(+49) 2017/01/22(Sun) 13時半頃
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[知っている。 彼女に講義がないのは知っているんだ。>>20]
そうか…俺は居てもらっても構わなかったんだが…。
[彼女が帰ってしまう。>>21 もう此処へは来なくなってしまうかもしれない。
イタダキマスと手を合わせて食事を進める間思考。 如何すればいいのか、今持ちゆる思考を張り巡らせた。
淡々と食事を終えれば、己はあ、と小さく声を出そうか。]
(26) 2017/01/22(Sun) 15時頃
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ちょっと買い出しに行きたいんだ。 その間だけでも留守を預かってくれないだろうか?
[洗い物をしながら彼女に背を向けて告げる言葉。 律儀な彼女が断る筈がないと分かっていた。]
ものの数十分で帰ってこれると思うんだ。 ……駄目かな?
[少しだけ眉を下げ彼女の方を振り向き首を傾げた。*]
(27) 2017/01/22(Sun) 15時頃
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へ、ヘーキッス……。
[冷たい冷たいとやってたら折原さんが見に来ちゃった。 大丈夫なんだけど、実際顔が冷たい。]
頭冷やそうって顔洗って、ついでにメントールの奴でもっかいやったらマジで冷たくて……。 おかげでめちゃくちゃ頭も冷えましたけどね。 なんか見に来てもらっちゃってすいません。
(+50) 2017/01/22(Sun) 15時半頃
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なにそれ。
[冷たいという声は聞こえたけど、まさかそんなことしてたなんて。思わず小さく噴き出してしまった。 冷たい水で顔を洗うくらいなら私もするけど、メントールは明らかにやりすぎだ。 変にツボに入ってしまって、私はしばらく肩を震わせて笑い続けてしまう]
やりすぎだよ。
[ちょっぴり涙まで出てきちゃって。指先で拭った。 それから。私は多分、ちょっとどうかしてたんだと思う。 深く考えたわけじゃなかった。本当に何気なく、新井さんの頬に手を伸ばしてた]
本当だ。すごく冷たい。
[コタツで温まってた私には、氷を触ったくらい冷たく感じる]
風邪ひいちゃうよ。
[じわじわと遅れて恥ずかしさがやってきて。できるだけなんでもないような顔を取り繕いながらそっと手を引っ込めた]
(+51) 2017/01/22(Sun) 16時頃
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ちょっと折原さん!? 笑いすぎッスよ! もーー、なんスかぁ! ちょっとー!
[クスクスと笑う折原さん、恥ずかしくて声を上げる俺。 わざとらしく、こんなに笑われたらお婿に行けないわ! とおどけてみせた。 なんだろう、今この瞬間だけ、まるで同棲カップルのような空気があった。]
いやー、名案だと思ったんスけどねぇ……。
[本当に、目も覚めるし頭も冷えるし一石二鳥だと思ったんだよ。 こんな冷たいなんてなぁ……。 メントールと冷水で冷えに冷えた俺の頬に、何か暖かい物が触れる。 いや、目の前に居るから折原さんの手だと言うのは分かってるんだけど。]
え! あ……そ、そッスよね。冷たいッスよね。 温タオルで温まります。すいません、心配してもらって。
[妙な罪悪感にとらわれて、台所で温タオル、ついでに煎茶とミカンを用意してきた。 俺もコタツに避難しよう。テレビを見ながら茶を啜るスタイル。コタツムリの準備も万端。明日は箱でミカンが届くからもっとヤバイ。]
(+52) 2017/01/22(Sun) 17時頃
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[まるで、気のおけない友達とまったりくつろいでるみたい。漂うのんびりした空気に、そう錯覚しそうになって。 だから、思わずあんなことしてしまったんだと思う。本当に、どうかしてる。 台所でお湯を沸かす新井さんより一足先にコタツに戻った私は、脳内でそんな反省会をする。軽はずみにもほどがあった。
ため息を一つついて、気を取り直すとネズミさん作りを再開する。 ネズミさん本体はできあがった。あとは、赤いマフラーを巻いて、黄色のチーズを持たせるつもりだ。 ちくちくちくちく。まるで、内職でもしてるような気持ちになってくる]
ありがとう。
[前に置かれたお茶に、小さな声でお礼を言った]
(+53) 2017/01/22(Sun) 17時半頃
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気にしないでください。お茶のおかわりあるんで、まったりしててくださいね。 ミカンは……明日箱で届くんで、それで。今日はこれだけで勘弁してください。
あ、そうだ。
[コタツムリしてたらすっかり忘れてた。晩飯買わなきゃ。 ネットスーパーでちょちょいと注文すれば夜には届くそうな。]
今日は鍋にしましょう。もつ鍋辺りかな。 あ、あと、折原さんの替えの下着も一緒に頼もうと思うんスけど、どれがいいか選んでもらえません?
[と、スマートフォンを手渡した。 これで助けを呼ばれるとは微塵も思ってない。不用心。]
(+54) 2017/01/22(Sun) 18時半頃
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みかんはいいよ。ネズミさん汚しそうだから。
[みかんは好きだけど、手芸と相性があまりよくない気がする。ネズミさんがみかん風味になりそうで、お茶で十分と断った。 まったりしててと言われて苦笑する。拉致にそぐわない言葉だ。何より笑えるのは、実際私がまったりしちゃってるという事実だ]
お鍋? あったまりそうだね。
[チーズは黄色のフェルトに白を少し混ぜてみた。ちくちく。 豆乳鍋にトマト鍋。チーズリゾットを思い浮かべる。もつ鍋にはチーズの出番はなさそうだけど。 そんなことをぼんやり考えていたけど、下着の話に全部吹き飛んだ]
(+55) 2017/01/22(Sun) 18時半頃
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下着……は、いいよ。
[もぞりと身じろぎした。この話題は居心地が悪い。 だって、さらし買ってなんて言えない。そもそもさらしを巻いてるなんて知られたくない。 かといって、三年ぶりにブラジャーなんて。さらしで押し潰してる胸の本当のサイズがばれるなんて、無理。そんなことできっこない。 差し出されたスマートフォンを受け取りもせず、私は首を横に振った]
乾燥機、貸してもらえれば、大丈夫だから。
(+56) 2017/01/22(Sun) 18時半頃
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[朝食はとても美味しくいただいた。 思えば、昨夜は何も食べておらず、 空腹だというのも忘れて眠りについてしまったらしい。
食事が終わる頃に聞こえた小さな呟きに>>26、 どうしたのだろうかと相手を見る。]
買い出しですか? 留守番は構いませんけど…、私で大丈夫でしょうか?
[食器を流し場に運びながら、そう答える。
写真館に来客があった時に上手に対応出来るか、 少しばかり不安はあったものの。 困った様子の表情に>>27、 自分が役に立てるのならと、その思いの方が強かった。
少しでも昨日の恩が返せる、と。]
(28) 2017/01/22(Sun) 18時半頃
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[ぶかぶかのパジャマに包れながら、 ふと頭によぎる着替えのこと。
一先ずは、留守を預かる間は昨日の服を着ていよう。 家に戻るのは彼が戻ってからでも遅くはないだろう。
少し考え、出した結論はそんなこと。*]
(29) 2017/01/22(Sun) 18時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/01/22(Sun) 19時頃
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[そんなことより、と話題を探す]
大学、行かなくていいの?
[私が逃げるから、家から出られないんだろうけど、一週間休むつもりなのかな。そんなに休んで大丈夫なんだろうか。 手段を選ばなければトイレとかお風呂場に閉じ込めるとか、柱に繋ぐとか、方法はあるだろうに、なんて被害者らしからぬことを考えてしまった]
(+57) 2017/01/22(Sun) 19時頃
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あ、要らないッスか? 遠慮しなくてもいいのに。 まぁ、そう言うなら。
[仕方ない、とスマートフォンを引っ込める。 俺が勝手に選んでもいいんだけど、パンツはともかく、ブラジャーという物が分からない。 なんだこのAなんちゃらBなんちゃらって数字は。いや、まぁ、胸のサイズがあるから仕方ないんだろうけどね。]
あぁ、大学……。 良いッス。一週間休みます。ちょっと体調崩して動けなかったって話しとけば大丈夫ッスよ。
[逃げる心配と言うよりも、折原さんと一緒に居たいとか思っちゃってる。 まぁ、ドレスはドレスで作って着せるんですけど……。
鍋の材料が届くまで手持ち無沙汰になった俺は、針を持ってないタイミングを見計らって、 折原さんの足を俺の足でこそばゆくなるようになぞってみる。 つまり、ヒマしている。]
(+58) 2017/01/22(Sun) 19時頃
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[下着のことは追及されなかった。ほっと胸をなでおろす。 このまま一週間やりすごそう。そもそも、この状態で採寸だってしたんだもの。さらしをやめたら多分ドレスが入らない]
そんなあっさり……本当に大丈夫?
[一週間休むってあっさり言われて眉をさげた。 簡単にいうけど、一週間って結構大きい。講義についていけなくなったりしないのかな。 ノートをコピーさせてもらえれば、大丈夫なのかな。 まあ、仕事を一週間休む私に人のことは言えないかもしれないけど]
こんなもんかな。
[三角のチーズが完成。両手に持たせてみる。 このあたりでくっつければいいかな、なんて位置調整していたら]
(+59) 2017/01/22(Sun) 19時半頃
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ひゃんっ!?
[足をなぞられた。こそばゆい刺激がぞくぞくって背筋にまで伝わって、変な声が出た。 バッて口を押さえる。顔がかあっと熱くなった]
な、なにするの。
[口元を手で押さえたまま、もごもごと抗議する]
(+60) 2017/01/22(Sun) 19時半頃
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[出かけるといっても、本当に少しの間だけだ。 歩いて数分の、自分の店。その扉に『close』の看板を掛けるだけ。 あとは、帰り道で、携帯電話を取り出すだけ。
その相手、唯一の従業員に休業の電話をすれば、 返ってきたのは、短い、了解の返事。 ややあって吐き出された「一人で悩まないでください」の言葉には、 少しばかり目を瞠ったけれど、答えを返すことはなかった。
彼は、自分の悩みが、 店を経営することだとか、料理の腕だとか、 そういったものだと思っているのだろう。 そんな単純な話ではないのだ。少なくとも、今の自分に関しては。]
(+61) 2017/01/22(Sun) 20時頃
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[がり、と、マフラーをした首元に爪を立てる。 渇く喉を抑えつけるためのクセは、未だに治ることはない。 傷の上に傷を重ねたそれは、 きっとひどく醜いものになっているんだろうけれど、 そんなのは些細な問題だ。
それよりも。 浮かんだ、白と赤の生き物の姿に、思考を戻す。]
(+62) 2017/01/22(Sun) 20時頃
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[多分、一時間も経っていない。 短いといえど、食事をするのには十分な時間だったけれど、 きっと、家の光景は微塵も変わっていないんだろうね。
すっかり冷めてしまったスープと、ぱさぱさしたサンドイッチ。 少女の傍らにあるそれらを一瞥したのち、 部屋に戻ってきた主は、溜息を一つ。
彼女の様子はどうだったかな。 自分から逃げようとした?動く気力もなかった?或いは――。 何にせよ、細められた碧眼が、ウサギの赤い目を射抜く。 ずかずかと彼女に歩み寄って、その細い身体を、乱暴に引き倒しただろうか。
あぁ、もう、喉が渇いて、仕方がない。**]
(+63) 2017/01/22(Sun) 20時頃
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!!
[心臓がどくんと跳ねた。今の、折原さんの声……。 もう一回なぞりたい衝動に駆られるけど、抗議をする折原さんの声に思いとどまる。]
あ、す、すいません。 つい、どうなるかなーって思って……。 凄い可愛い声でしたね。俺、結構ドキッとしました。
あ、て、てか! それ可愛く出来ましたね。 チーズも可愛いし、ねずみも可愛いッス。 俺の羊より可愛いかも。
[あれはわざと不細工に作ったものだから、比較しようが無いとは思うけど。 所謂ブサカワって奴。
俺も羊ちゃんの友達作るかーと作ってれば、いつの間にか夜。鍋の材料が届いた。 今夜は鍋パよ〜。]
(+64) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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[ 時計は探していなかったから、 どれだけ時間が経ったのかは、分からない。 ウサギをぼんやり見ていた卯月は、 扉の開かれる音で 身を固くした。
当然の如く 出された食事には手なんて付けていない。 それが何を意味するのか ある程度は分かっていた、つもりだった。 少し、離れる。 卯月の赤い目を見てくる碧眼が 恐ろしくて。 ]
(+65) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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[ ―― どちらも無言だった、筈だ。 ため息をつかれる音と 卯月に近づく足音が聞こえたけれど、 それ、だけ で、 ]
(+66) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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[ 身体に伸びてくる手。 ]
(+67) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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[ 一瞬何をされたのか、 理解が追いつかなかった。 ぐらんと回転した視界は 碧眼を捉えて、止まる。 倒されたと感じたのは、漸くここで、だ。
細い身体だ。 押されてしまえばされるがまま。 卯月だって取っ組み合いになったら負けることぐらい、 自分で分かっている。 ―― だけど、 "何"を、されるのか と 思ってしまえば、 ]
(+68) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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[ ひゅ、と 息を吞んだと 同時。 ] [ 真白な手が彼を引きはがそうと 顔まで 勢いよく伸びた。 容赦 なんて そんな状況じゃあなかったから、 伸ばした爪を立てるみたいに。 ]
(+69) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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ご、ごめんね。
[触れてしまった手にも、心配そうな声>>23にも、慌てたような謝罪。
惜しいけれどいよいよカフェに立ち寄っている場合ではない。 一度は受け取ってしまった傘を返すべく伸ばした腕は、「待ってて」の一言に中途で止まった。]
……。
[おとなしく待つ。 というより無駄な動きは控えている。
道の途中でピンクの傘を持ち、微動だにせず佇む奇妙な男と成り果てたのはどれくらいの時間だったか。
店の中から戻った彼女の言葉>>25に、 その直立ポーズのまま顔だけ向ける。 少々呆気にとられたような、少しだけ間抜けな顔。]
(30) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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ぇ、でも、 ───…、たすかります。
[遠慮、すべきだったのかもしれない。 悪いからと、紡ぎかけた唇は気付けば結び、 次の瞬間には情けない笑みを形作っていた。
断る理由はいくらでもあったけれど、 断らない理由もいくらでもあったから。*]
(31) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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[自宅は商店街から程近く。 華奢なその肩に身を預けるわけにもいかない。
というか道路を右往左往する程では流石に無い。 それでも道程はずいぶん言葉少なだったろう。
辿り着くのはなんて事はないマンションの一室。]
お仕事中に、ほんとうにごめんね。
──、できればお茶くらい、 ださせてほしいんだけど。
[のろのろと開いた扉の先はまだ玄関くらいしか見えないだろうけど。 どうせ中が見えたところで不必要なものなど大してなく小ざっぱりとした部屋が広がっているだけではある。
ここまでのせめてもの詫びと感謝の誘いを、扉の中を指し示して伝えた。
聞きたい事も、ある。 ──もしかしたら、君にもあるかもしれないし。*]
(32) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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可愛くない、し。 そういうこと、言わなくていい、からっ。
[聞かなかったことにしてほしかったのに、律儀に感想なんて言われてしまったら、もうどんな顔をしたらわからない。 視線から逃げるようにネズミさんに目を落とす。チーズの場所を決めたら、また針でちくちく刺せば無事ネズミさんにくっついた。 赤いマフラーも位置を調整して固定すれば完成だ]
うん。初めてにしては、なかなか上手くできたかな。
[可愛くできたという声に、満足して頷いた。よし、あとは]
あの、私のカバンに、黒猫さんがいるんだけど。 出してもらっていいかな。
(+70) 2017/01/22(Sun) 22時頃
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[こっちが勝手に心配してんだから、別に謝る事ないのに>>30。 律儀なひとだなって思いながら、送っていく準備を済ませる。 外で待たせるのってちょっとどうなの?って感じだけど、中で待ってってゆってもまた断られそうだし。
送ってくって申し出は、ひとまず迷惑がられてはいないみたいで一安心。 なんだかちょっと、驚かせちゃったみたいだけど>>31]
はい! じゃ いきましょーか
[受け入れてもらえたなら、うちからも笑顔を返そう。 これで、心配しつつも仕事に戻るなんてハメにならなくってすんだんだから*]
(33) 2017/01/22(Sun) 22時頃
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[店長さんのおうち>>32への道のりは、そんなに長くもなかった。 足取りもワルくないし、送るなんてやっぱりお節介だったかも。押しつけだった自覚はあったから、ちょっと反省]
いえいえ! このくらいどって事ないですよ〜
[謝られるとむしろこちらこそって感じで、笑顔で返す。 そのまま、傘を持って帰ろうかなって思ったんだけど。お茶のお誘いに、ちょっと悩む。
ちゃんと休憩をもらって来たから、お仕事は大丈夫。 問題があるとすれば、こんな体調のひとにおもてなしさせるのはワルいなあって それくらい。
──でも そういえば 今うちにあの時計がある以上、ずっと取り置きしてもらっておくのは、悪いかなぁ。 ほんのすこしお邪魔して、そこら辺の話くらいはしてもいいかもしない]
(34) 2017/01/22(Sun) 22時頃
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えーと… じゃあ すこしだけ。
[うちとはちがう、さっぱりした部屋。 具体的な年齢って聞いた事ないけど、店長さんくらいの歳の男のひとの家に上がるのって、はじめてかも。
他意はないってわかってても、ほんのちょっと緊張する。 だからコートを脱ぎながらも、笑顔は薄まって]
あの …手伝いますよ。
[店長さんがお茶を淹れてくれるってゆうなら、そう申し出よう。 そもそも 病人にお茶を淹れさせるわけにもいかないし、手伝うってゆーよりうちが淹れるくらいの気持ちだけど]
(35) 2017/01/22(Sun) 22時頃
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黒猫さん?
[カバンを開けて、中を見れば、俺が作った黒猫がいた。なんか、無性に嬉しい。 でも、黙っておく。これはその内打ち明けよう。]
ああ、これッスね。はいどうぞ。
[渡すとき、掌を軽く爪でなぞってみたり。]
(+71) 2017/01/22(Sun) 22時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/01/22(Sun) 22時頃
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[少し伸びた爪が、右の目元を掠めて、 ち、と、舌打ちが反射的に漏れた。
あぁ、けれども、ちいさな草食動物の抵抗は、 捕食者を退けるまでには至らなかったろうね。
不健康な食事をしていた、細い身体。 服の襟元から覗く、その肩口に、
――思い切り、噛みついた。]
(+72) 2017/01/22(Sun) 22時頃
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[白い肌から滲む、くらくらするほどに“あまい”味が、喉に沁みこむ。 それでも、物足りないと思う自分に、 頭が冷えていくような感覚も、同時に。
じくりと痛み始める目元に、噛みついていた力が緩む。 さて、少女に突き飛ばされるのと、細い身体から手を離すのは、 一体どちらが先だったろう。*]
(+73) 2017/01/22(Sun) 22時頃
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ありが、
[とう、って受け取ろうとして、てのひらをなぞられて思わず声が途切れた。 軽く睨む。こういうの、ちょっとずつ入れてくるから油断ならない。大学生くらいの男の子なんてそういうものなのかもしれないけど。 とにかく、今は黒猫さんだ。黒猫さんのボールチェーンの継ぎ目を外して、ネズミさんも通す。ちゃんと付けられるように細工はしてあった]
よし。
[黒猫さんとネズミさん。二匹並ぶととても可愛い。出来栄えに満足して、こたつの隅に置いておいた。すぐにカバンにしまっちゃうのはなんだかもったいない。 そんなことをしてるうちに晩御飯の時間になったかな。何か手伝う? って聞いてみた。 まあ、私に包丁を持たせたりはできないだろうけど]
(+74) 2017/01/22(Sun) 22時半頃
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あ、じゃあ、そうッスねー、鍋の素入れて貰っていいスか? 後はもつととりももの投入をお願いします。
俺はその間に野菜を切ってきます。
[鍋にはやっぱり白菜。折角だから今日は大根と長ネギも入れる。後は、豆腐だな。 二人分の野菜はそこまで多くないけど、流石に白菜は後で投入する分もあるだろう。 あ、後はやっぱり。乾燥春雨だ!
トントン、と包丁の音が響く。テレビは付けっぱなし。 この時間もバラエティ。時たまテレビから笑い声が漏れてくる。 平和だな。]
うっし、切れましたよー。 野菜行っちゃいましょうか!
(+75) 2017/01/22(Sun) 22時半頃
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このまま二階にいてくれればいいよ。 誰か来たら今留守だと伝えてくれれば。
[有難う、とにこやかに笑みを返しながら、>>28 己は一度自室へと入り着替えを済ませる。
パタン、と閉めたつもりで少しだけ開いたままのドア。 それに気付かぬふりをして階段の方へ。>>29]
じゃー宜しく頼むよ。
[トントントン、とそのまま階段を下りて行き、 openの札には変えずに、裏口のドアノブに手を掛けた。*]
(36) 2017/01/22(Sun) 22時半頃
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[わかったって返事して、鍋の支度に取り掛かる。 なんだろう。まるで、家族団欒みたい。変なの。私と新井さんは家族でもなければ恋人でもない。拉致した人と被害者のはずなんだけど]
……お鍋なんて、ずいぶん久しぶり。
[ぽつっと思わず呟いた。そうだ、久しぶりだった。母と二人になってから、お鍋なんか食べてない。 おかしいな。私と母は家族のはずなのに、家族団欒らしいことしてなかった。今のこの状況の方がよっぽど家族っぽい。 変なの]
そうだね。
[新井さんの声に我に返る。頷いて、お野菜を投入するスペースを作った]
(+76) 2017/01/22(Sun) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2017/01/22(Sun) 23時頃
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[煮える野菜。白菜が熱さにやられてしなりとした。 こうしていると、本当にそういう関係だと錯覚してしまう。]
この鍋待ってる時間っていいッスよね。 まだかな、まだかな、って。
[お玉で肉に火が通ってるか確認する。もうそろそろ良いだろうか? 爪楊枝で肉を刺してみれば、うん。そろそろ良さそうだ。]
ささ、召し上がれ。オススメは大根ッス。 絶対味染みてますよ。味染みた大根はめちゃくちゃ美味いスよねぇ。
[ああ、今度はおでんが食べたくなってきたか。 飯と共に鍋を突く。予想通り、大根は染みて美味い……。]
あ、お酒開けますか? つっても日本酒くらいしかもう無いですけど。
(+77) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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[ 引っ掻いた感触がする。 ―― けど、それまでで。 草食動物みたいな抵抗じゃあ 捕食する相手が退くわけも無く。 こういう 状況で浮かぶこと。 皮を剥がされることを覚悟して …覚悟した、つもり だった。 ]
(+78) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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[ "皮"こそ剥がされはしなかった。 しなかった、けれど。 ―― その 奥、 肉を喰われる、痛み が、 ]
(+79) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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――― っひぐ、 !?
[ そりゃあ 卯月だって。 何度も怪我をしたことはあった。 だけど、これは 予想なんてまるでしなかったことで。
ぶち、と 切れる音すら聞こえてきそうで 引きはがせるほど動けないから、 鈍い声を上げて、ただ耐えるだけ。 ]
(+80) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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[ だから どうしてか 突き立てられる歯が緩んだ途端、 今度こそ、突き飛ばして 生暖かい赤色を 首元から垂らしながら、 壁際に逃げた。
鎖の音が、重く 重く。 室内に響いて、 ]
(+81) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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|
―― ど、どして
そんな、やだ
[ "人の"肉なんて かみ切れなさそうな歯を がちがち、言わせて。 得体の知れないものを見る瞳で、 碧眼を恐る恐る見ながら、 からからの喉、乾いた唇から かろうじて声を上げた。 ]
(+82) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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わかりました。 それでは、しっかりお留守番させてもらいます。
[笑みを向けられれば>>36、 釣られるように微笑み返す。
昨日から受けた恩に比べれば、 自分は大した事をするわけではないのに。 それで喜んでもらえるならよかった、と。]
行ってらっしゃい、お気をつけて。
[着替えを済ませ階下へ降りていく背中を見送って、 自分も着替えようと、昨夜借りた部屋へと戻ろうとした。]
(37) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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…あれ?開いてる?
[開いたままのドアに気付く。 確か精密機械が置いてあると言われた彼の部屋。 入らぬようにと言われた部屋。
ドアが開いたままなのはと思い、 閉めようとノブに手をかけた時。
目に映るその室内の光景。]
――…え?
[見間違いかもしれないと、思わずそのままドアを開ける。 真実を確かめる為に。]
(38) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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[目に飛び込んだのは、見間違いでもなんでもなく。 壁にたくさん貼られた自分自身。
あまりの衝撃に、その場に立ち尽くす。
どういうことなのかと、一生懸命考えるも、 意味がわかるはずもなく。
とにかくその場を離れなければと、 震える足で部屋を出ようとドアに向かった。*]
(39) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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[お鍋のぐつぐついう音には、なんというか、癒しの効果があるような気がする。 なんだか無性に懐かしい。兄がいた頃を思い出す]
いただきます。
[おたまで取り皿によそった。お豆腐と、お勧めの大根も。 火傷をしないように気をつけながらいただく。美味しい]
お酒、は……。
[返事に迷う。なんだかお酒、弱くなったような気がするし。だけどお鍋とお酒って絶対美味しいし。だけど調子に乗って酔っちゃったりしたら……]
いや、お酒は、いいよ。
[誘惑を振り切って断った。拉致生活に慣れつつあって、なんだか油断してる気がする。ちょっと気を引き締めなくちゃ。 それでも強く勧められたらきっと断れないんだろうけど]
(+83) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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―コンビニ―
[雨雲予想。準備していた雨具を店の出入り口に置く。 ただそれだけのことなのに、随分と時間をかけてしまった。
時間がかかってしまった。]
(40) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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…汚くはないと思います。 よければ、だけど。
[悩む様子>>34に少しだけの後押し。 半端に開いていたドアを引いて中が見えるように。
了承が得られれば改めて引いた扉を抑え、 室内へと招いただろう。 消し忘れていた暖房は今ばかりは幸いとばかり。
ピンク色の傘は玄関の傘立てへ差し込んだ。]
(41) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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[別段小洒落ているわけでもないが、 整理をしていればそれなりにスペースはある。
リビングのソファにでも腰掛けてもらうよう告げたかもしれないけれど、手伝いを申し出られれば、小さく咳込んでから空の電気ケトルを預けた。]
じゃあこれだけ。お願いします。 あとは座っててもらって大丈夫です。
[水さえ入れてもらえればあとは待つだけ。
その間にのろのろとキッチンでの準備を済ます。 多少の身体の重さは感じはしたけれど、 まあ、元々行動が速いわけでもない。
カップに淹れた紅茶を運んだ頃にも、 未だ彼女の笑顔はいつもより薄いままだろうか。]
(42) 2017/01/22(Sun) 23時半頃
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良いんすか!? 日本酒と鍋ってめっちゃマストの組みあわせっすよ! まぁ二日連続はキツいッスよね。
[と言って、俺は日本酒を注ぐ。美味い。美味すぎる。 鍋と飯で無限に酒が飲める。最高。 気が付いたら、多分結構飲んでたんじゃないかな。ハイテンション。]
つか、そうっす。折原さんは自分に自信持ちましょうよ。 自信持ったら可愛くなれますよ! マジで今の格好とか美女そのものなんで、 彼女になって頂きたいくらいッスよ〜。
[ハハハ、と豪快に笑って、鍋を食う。あれ、もうない。 理性がどっか行ってるけど、〆の飯は忘れない。]
〆は雑炊でいきましょ! ホント無限に飯が食える……。
[雑炊は美味かった。後は覚えてない。
気が付いたらコタツで寝落ちしてた。もう寝てるだろうか。喉が渇いたから水飲んで、敷いてあった布団に入り込んで、 就寝。明日は二日酔いかな。**]
(+84) 2017/01/22(Sun) 23時半頃
|
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[突き飛ばされて、揺れた視界の中、 壁に逃げていくウサギの姿を、見ていた。
喉の渇きは癒えていた。 残るのは、痺れるようなあまい味と、 鉛を飲んだような胸の重みのみだ。]
(+85) 2017/01/22(Sun) 23時半頃
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|
……ごめん。
[多分、彼女の問への答えにすらなっていない謝罪を吐いて、 ゆらり、片目を押さえて立ち上がる。 向かった先、洗面所に仕舞っていた救急箱を手に、彼女の元に戻っただろう。]
手当、するから。 ……じっとしてて。
[ガーゼと消毒液を取り出して、 再び少女へと手を伸ばす。
尤も、彼女が拒むのであれば、 道具を渡して、少し離れた場所から、 遠巻きに見守るだろうけれど。**]
(+86) 2017/01/22(Sun) 23時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2017/01/22(Sun) 23時半頃
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[新井さんは本当に美味しそうにお酒を飲む。正直、言葉で勧められるよりもよっぽど誘惑だった。けど我慢。 黙々とお鍋を食べる私と対照的に、お酒の入った新井さんはとてもハイテンションで饒舌だった。お酒の勢いで褒めそやされたのをはいはいと受け流す。はいはい、酔っ払い酔っ払い。 〆の雑炊を食べて、新井さんは見事に寝落ちした]
風邪引くよ。
[いくらお鍋であったまったって、コタツで寝落ちしたら風邪引くと思う。軽く揺すってみたけど、起きない。 仕方なく、肩にブランケットを掛けておいて、後片付けをした。洗い物をして、コタツのテーブルを拭いて。寝落ちしてる新井さんの前に、水のグラスを置いておく]
(+87) 2017/01/23(Mon) 00時頃
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|
――――何をしてるのかね?
[彼女がドアに向かう前に、 己が自室に到着したのが早かっただろう。
顔色を変える彼女を見詰める己はさぞ歓喜な笑みだろう。>>39 部屋へと入れば必然的に彼女は後ずさる。
がちゃ、と片手でドアに鍵を掛けてしまえば、 沢山の彼女と、実物の彼女がいる部屋に変わる。
ずっとずっと足りなかったもの。 やっと手に入れられるもの。]
(43) 2017/01/23(Mon) 00時頃
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|
[一歩一歩彼女に近付けば彼女はベッドに足を取られ、 そのまま仰向けに倒れ込むだろう。
故に、そのまま多い被さるのは簡単な事。 ギシ、とベッドの音を響かせて彼女の上へと跨る。
ベッド横に置いてあるペットボトルの水を口へと含めば、 ポケットから取り出した錠剤を口に含み、 彼女へと口移し。
速攻性のある睡眠薬は、 彼女が暴れる前に夢の世界へ突き落す。 ――――そう、夢の世界へと。**]
(44) 2017/01/23(Mon) 00時頃
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|
[今なら、普通に逃げられそうだった。約束したのは一週間。だけど、相手は私を拉致した人だ。そんな人と交わした約束を守る必要はないと言ってしまえばそれまでだ。 それなのに]
……今のうちに、お風呂、いただいちゃおう。
[パジャマはどれを着ればいいのかわからなかった。結局、昨日借りたスウェットを借りることにする。異性の服を借りるのは無性に恥ずかしいと思ったはずだったのに。私、なにやってるんだろう。 勝手にお風呂を沸かすのはさすがに気が引けた。シャワーで済ませる。乾燥機は勝手に拝借]
私、なにやってるんだろう……。
[逃げればいいのに。またとないチャンスなのに。どうして? 約束だから? 答えは見つからない。誤魔化すように布団をかぶった**]
(+88) 2017/01/23(Mon) 00時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2017/01/23(Mon) 00時頃
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[気になってるのは、部屋がきれーとか汚いとかそーゆーんじゃないんだけど>>41。後押しをもらうと、お礼を受けるのにも抵抗がなくなるみたい]
おじゃましま〜す
[予想に反して、部屋の中はあったかい。 人心地つきながら、奥へと招かれてく。
ソファにってゆわれたって>>42、こんな調子のひとをほっぽってのんきしてもらんない。 手伝いを申し出るのも、それはそれで迷惑だったかもだけど。…それでも役目を与えてもらえれば、いちもにもなくうなづいた。
ってゆっても、水を入れるだけならすぐにやる事もなくなっちゃう。 ソファに座りながら、所在なさげにちょっとそわつく。 元々、おとなしくしてるのってそんなに得意じゃないし]
(45) 2017/01/23(Mon) 00時頃
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ありがとうございます〜
すみません、 お茶なんて淹れてもらっちゃって
[すこしだけ恐縮した風に、軽く頭を下げる。 いただきますね、って一言断ってから、紅茶をひとくち。 寒い中を歩いて来たから、あったかい飲み物はありがたかった。 体の中から、あったまってくみたい]
そーいえば、 取り置きを頼んだ時計の事なんですけどね
申し訳ないんですけど ひとまず、キャンセルしておいてもらえますか? [カップを手元で遊ばせながら、申し訳なさげにゆう。 あの時計の送り主を確かめるのに、時間がかかるかもしんないし。 アレを捨てるにしたって、一回キャンセルしておかないと迷惑かけるかもしんない]
(46) 2017/01/23(Mon) 00時頃
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[合間、誤魔化すみたいに紅茶を飲んで]
もしかしたら、 またお願いするかもしれませんけど。
["迷惑かけてすみません"って言いながらも、その理由までをゆうのには抵抗があって、それだけ。 詮索されないといーなって、リボンに触る。気まずい時に頭を触るのも、ワルい癖。
────それから あったかさにかまけて、二三会話を続けたりして。 でもだんだん、なんでかみょーに眠くなってくる。
ひかえめに目をこすってみるけど、眠気はなくならない。 "そろそろ帰ります"って、そんな一言も伝えられないまま]
(47) 2017/01/23(Mon) 00時頃
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[立ち上がろうとした体が、も一度ソファに沈む。 ──カラのカップが、するって手から落ちてった*]
(48) 2017/01/23(Mon) 00時頃
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[聞こえた声に>>43、大きく肩を震わせる。 その顔に浮かぶ笑みに、先ほどまでの優しさを感じず、 恐怖を感じて後ずさる。]
…や、いや……。
[近づく距離に逃げ場を失い、 そのままベッドへと倒れ込んでしまう。
怯えた顔で来ないでと懇願したところで、 これを聞いてもらえるはずもなく。
覆いかぶさるその身体を押しのけようとも、 力で敵うわけもない。]
(49) 2017/01/23(Mon) 00時半頃
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[口移しで飲まされる何か。 吐き出すことも許されぬまま、 ごくり、喉がそれを受け入れて。
ふ、と目は閉じられ、溜まった涙が頬を伝う。
――――意識はそこで途切れた。*]
(50) 2017/01/23(Mon) 00時半頃
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