人狼議事


229 観用少年

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視点:


ヤニク12人が投票した。
ミナカタ1人が投票した。
ナナオ1人が投票した。

ヤニクは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


現在の生存者は、ハワード、ケイイチ、ガーディ、明之進、シメオン、ジョージ、オスカー、ミナカタ、直円、ナナオ、グロリア、リッキィ、サミュエルの13名


【人】 執事 ハワード

[今日もまた同じ。
人形を仕入れ、白に戻し、売り捌く。]

一度刻まれたものを消すのは、とても難しいのです。
何らかの形で影響が残る。
――ですが、考えてもみて下さい。
本来であれば絶対に手にすることのできない人形、
「ほんの少し」の傷に目を瞑るだけで……
それが、貴方のものになるという意味を。

[店主は笑う。]**

(0) 2017/10/13(Fri) 01時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2017/10/13(Fri) 01時頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2017/10/13(Fri) 01時頃


【人】 留守番 ジョージ

[ううん、と角砂糖を傍らに応じる。好物を前に、主人の顔はほんのちらりと眺めただけで、耳にする声色だけでは相手の機嫌など察せやしない。一度にこやかな表情を見れば、判断は単純で。]

 
 すっぱい?いい香り?
 
 
[説明を聞いてますます首を傾げてしまう。>>2:225わかるのは、ミルクの味と砂糖の甘味だけ。赤くてつややかで、「あまずっぱい」とはなんだろう。
 
生身の人間に憧れたわけでもなく、食べたがったわけでもなく。単に純粋な、未知への探求心を擽られていたが。] 
 
 
 ……ん、いいよ
 
 
[手招くのを見ればいったん立ち上がり、言われた通りショートケーキの乗った皿を持っていく。形を崩さないように、倒れないようにと慎重な足取りで──けれどそれも、不意に衝撃を受ければバランスを崩して転んでしまう。]

(1) 2017/10/13(Fri) 01時頃

【人】 留守番 ジョージ

  
 ひゃうっ
 
 
[カシャン、と甲高い音と鈍い音が同時に響いた。一つは少年の倒れ込んだ音。もう一つは、皿のひっくり返った音。見れば赤いイチゴはクリーム塗れで、床を汚したケーキは無残に崩れてしまっていた。]
 
 
 いったぁ……
 
 わぁっ!?ご、ごめんシメオン
 これ、どうしよう……
 

[打ち付けた膝を擦りつつ立ち上がり、惨状を見れば狼狽えて。転ばされた現状も理由も理解出来ぬまま、ケーキを台無しにしてしまったことへの、咄嗟の謝罪を口にした。*]

(2) 2017/10/13(Fri) 01時頃

留守番 ジョージは、メモを貼った。

2017/10/13(Fri) 01時頃


FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2017/10/13(Fri) 10時頃


【人】 双生児 オスカー

[人形をどう扱うかは持ち主それぞれによるだろう。
それぞれの嗜好に染まりきれないことは歯がゆさすらあった。

そのままでいいと言われた時の気持ちは
人間で例えるなら――――救われたような心地がした。


南方以外の人間が
こんなにも癖のある自分を受け容れてくれることはないだろう。

予感が、しているのだ。**]

(3) 2017/10/13(Fri) 11時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2017/10/13(Fri) 11時頃


少年探偵団 ガーディは、メモを貼った。

2017/10/13(Fri) 14時半頃


【人】 教え子 シメオン

 
 あーあ……


[無残に崩れたケーキを眺め、残念そうな声を上げる。>>2謝罪の言葉には薄ら笑いで、良いも悪いも言葉にしないが。伏した皿を返すと、白色に苺が埋もれている。その苺を摘み上げ、指先に力を加えぐちゃりと潰す]


 ……他の食べ物を知らないの?
 お前の前の家族は、父さん達と発想が似ていそうなのに。


[だから角砂糖とミルク以外の味を知っていてもおかしくないと思ったのだが。ベッドの端から立ち上がり、転んだ彼に近付く]

 
 ……「甘酸っぱい」?


[片手で両頬を捉えて、彼に味見をさせる。小さな口を果汁濡れの指先で抉じ開け、ざらりとした舌腹に擦りつけて。味の感想を問う]*

(4) 2017/10/13(Fri) 18時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2017/10/13(Fri) 18時頃


【人】 留守番 ジョージ

[落胆の声に目を伏せる。>>4散らばったクリームからイチゴだけが拾われる様子を眺めながら。それが彼の指で薄赤い汁を散らせば、やっぱり怒っただろうかと肩をすくめて。]
 
 
 見たことは、あるけど。
 発想、ってどういうこと……、
 

[不思議がって窺うようにそろりと見上げ、言いかけたところで言葉が途切れる。近づいた彼に頬を捉えられれば自ずと視線は交わるけれど、見詰める瞳は不安を滲ませ。]
 
 
 んむ……
 

(5) 2017/10/13(Fri) 20時頃

【人】 留守番 ジョージ

[指先が触れ、反射的に閉ざした唇から声が漏れる。抗うほどの間もなくこじ開けられ、薄く開いた隙間に割り込むのがわかった。目を瞠りつつ不可抗力で這わせた舌先を、薄い味が伝う。
 
甘いけど、知っている角砂糖とは違う。かすかに鼻腔を抜ける香りがして、それと混ざり合うように少年の知らない味がふわりと残った。]
 
 
 ぅ……?
 
 
[わからない、というように。
けれど確かな戸惑いを浮かべ、首を傾いだ。*]

(6) 2017/10/13(Fri) 20時頃

【人】 和算家 直円

[息子とだったら、どうしていたんだろう。
仲睦まじい親子の姿に、男は目を細める。

考えるまでもない。苦笑。
強請られることもなかっただろう。
彼は、父の手を求めなどはしなかったから。

だから、指さす白い手に、
言葉の端での願い>>2:231に、
男は、少年の顔と指先を交互に見比べて。]

 あぁ、そうだね。
 ……ほら。

[しゃがみ込み、少年を呼ぶ。
着物という出で立ちと、
少々成長した彼の背丈を肩に乗せるのは、
―年齢も手伝って―
男には少々困難だったから、
多分、彼の身体を持ち上げる形となっただろう。]

(7) 2017/10/13(Fri) 20時半頃

【人】 和算家 直円

[とはいえ、少年の視界はぐんと高くなったはずだ。
人の頭の向こうに、目的の動物が見えるであろうくらいには。]

 どうだい?

[見えるかな?と問うて、男は、少年の反応を待つ。
……腰に鈍く走った違和感には、気付かないふり。*]

(8) 2017/10/13(Fri) 20時半頃

和算家 直円は、メモを貼った。

2017/10/13(Fri) 20時半頃


【人】 落胤 明之進


 [ 無理強いをするつもりは無く。
  
  ── 元よりそういう質の人形では無いし、
     何より直円さんの歳は、
     他の"父"より重ねられているように見えたから。

  だから、肯定を返されてしまえば、
  ぱちり、驚きの色を乗せて僕の瞳は瞬く。

  嗚呼でも、招かれるがままに、
  僕はかるぅい足音で、その懐に潜り込んだ。 ]
 

(9) 2017/10/13(Fri) 22時半頃

【人】 落胤 明之進


  [ ── ぐん、と。
  
     高くなる視界に、広がった世界を見る。 ]
 

(10) 2017/10/13(Fri) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

  
 [ ぱちり、また瞳が瞬く。
  
  ひとびとの頭と、下方で響くようになった声と。
  視線の先で転がる、ちぃさな生き物と。
  
  家の中で死んでいた ひとりめ の時とは、
  まるで反対な景色を捉えて、 ]
 

(11) 2017/10/13(Fri) 22時半頃

【人】 落胤 明之進


    ─── すごい。
        こんな世界が、あったんだ。

 [ まぁるく開いた僕の瞳に、
  景色の全てを閉じ込めたくて。

  思わず、と こぼれ落ちた声は、言葉は、
  意図せず、物語の主人公と同じものだった。 ]
 

(12) 2017/10/13(Fri) 22時半頃

【人】 落胤 明之進


   僕の知らないものが、見えた、…

 [ …腰の事情を察せられるわけも無く。
  
  ぽつり、ぽつり、
  早口で零す声が、雨のように 降る* ]
 

(13) 2017/10/13(Fri) 22時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2017/10/13(Fri) 22時半頃


【人】 落胤 明之進


 [ 檻の向こうの、動物も。
  
  砂糖にミルクは、無くとも。
  あい、を 与えられているのだろうと思ったのは、
  
  …きっと気のせいじゃあ ない** ]
 

(14) 2017/10/13(Fri) 23時頃

【人】 教え子 シメオン

[ヒトと同じものを食べる程、ヒトに近付くのなら。苺をそのまま与えるなんて以ての外だった。よく分からないと言いたげな表情に、指先を引き抜く。>>6 湿った感触に、うえ、と顔を顰めつつ]


 ……何? 馬鹿舌なの?
 それとも少な過ぎて分からなかったのか……、

 まだ余ってるよ。


[食べる?と指し示したのは、潰れた果実。不味そうな見た目に変貌したそれを見て、頷くとは思っていないけれど]


 人形には、砂糖とミルクで十分だ。
 それなのに二人分の菓子を寄越すってことは、
 お前のことを、僕と同じ人間にしたいんだよ。

 このおやつはそういうこと。


[思い至らない様子に、皿に乗っていたふた切れの意味を教える。>>5 冷めた瞳で好物だった物を見下ろす]*

(15) 2017/10/13(Fri) 23時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[口の中から異物感がなくなる。それでも味はまだほんのりと残っていて、少しだけ濡れた唇を舐めると同じ風味がまた広がった。目を丸くしつつ、初めて知ったミルクと砂糖以外の味を噛みしめるように神妙な顔つきをして。]
 

 ん、ぅ……ちょっと、甘い味がしたよ
 でもぼく、お砂糖のほうがいいなぁ
 

[なんとなく見た目を嫌がったのは確かだけれど、「あまずっぱい」というそれよりも甘ったるい角砂糖の方が美味しいと思ったから。] 
 
 
 シメオンは……ぼくとおやつ食べるの、いや?
 
 ……わ、わかんないけど、
 シメオンとずっと家族でいられる、なら
 ぼく……に、「人間」になっても……いいよ?
 
 
[味見をしてみたところで食べたいという気持ちにはならないし、特別にそれを美味しく感じた訳でもないが。
彼の方から視線を外して、汚れたままの一点をみつめ。
ずっと同じで、いっしょにいられるのなら……悪くないかも、なんて、ひどく安直な思考がよぎった。*]

(16) 2017/10/14(Sat) 00時頃

【人】 和算家 直円

[小さな故郷の村を飛び出した主人公が、
初めて広大な世界を目の当たりにしたとき。
感嘆の息と共に吐き出されたその言葉が、
>>12頭上から降ってきたものだから、]

 そうか。

[今までの、淡々としたそれとは違い、
早口の声に、男は笑みを零した。

腰の痛みなど。
人混みの向こうの景色を焼き付けんとする
瞳のためなら、これくらいは耐えて見せよう。

何を思ったのか、わざわざ問いただすことはせず。
ただ、黙ってその身体を持ち上げ続けるだけ。
尤も、腰の痛みは中々にしぶとかったものだから、
彼の視界が元に戻るのも、時間の問題ではあっただろうが。**]

(17) 2017/10/14(Sat) 02時半頃

【人】 落胤 明之進


 [ 優しく降ろされるのも直ぐのこと。
  焼き付けた視界は、
  僕の死んでいた脳に色濃く残って。

  ほ、と 息を吐く。
  常は冷たいそれも、何処か温度があるようで。
  ── 生きているみたいだ、と 思う。
  
  "つくられて"から、初めて。 ]
 

(18) 2017/10/14(Sat) 13時半頃

【人】 落胤 明之進

 
   ……ええと、
  
       座ろう。
 
 [ だから、多分。
  直円さんまで暫く気が回らなくて。
  
  はっ、と気付いた後、
  慌てたように振り返った。
  
  そう 座らないと。
  僕は、── 成長して"しまった"故に、
  身体が大きいから。 ]
 

(19) 2017/10/14(Sat) 13時半頃

【人】 落胤 明之進


 [ 今度は僕が直円さんの手を引くかたちで、
  近場のベンチへ 静かに並んで座る。

  ……世界を見た、興奮だろう。
  未だ落ち着かない身体を感じながら、 ]

   ── 大丈夫?

 [ 隣を見上げる* ]
 

(20) 2017/10/14(Sat) 13時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ


[多分ずっと、誰かに許されたかった。

 何を? 何もかもを。]
 

(21) 2017/10/14(Sat) 16時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ


 そう?光栄だね。

[>>2:192 彼女はどこか愉し気だ。
不安の色より好奇心が強く滲むその瞳へと、
ぱちりと片目を瞑って微笑み返す。

様々に無頓着な様子の彼女が、自分に対して
強く興味を持っていてくれる事は中々に気分が良い。

エレベーターの留まる瞬間、軽い浮遊感の後
開いた扉の先にはずらりとならぶ黒服たち。
折り目正しく揃った一礼へと、流石に圧倒されて
ぽかんとした表情しか浮かばない。]

(22) 2017/10/14(Sat) 16時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ


 …ワオ。大歓迎だなー。
 ……グロリア、出勤する度にこれやってるの?

[感嘆の声を零した後に、ぞろぞろと付いてくる男たちを
ちらり見やって訪ねる声も潜めたものとなる。
別に悪いことをした訳ではないのだけれども、
何となく落ち着かない心地になったからだ。

隣を歩くグロリアは特に気にした風もなくて、
こんな出迎えは慣れているのだろうか。

>>2:190>>2:191 "大人の社交場"に今日の服装。
ある程度どういった場所かは予測していたけれども、
出だしから既に予測以上だ。]

(23) 2017/10/14(Sat) 16時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

[元々、自分たちの様な物が訪れる事はないような場所だ。
既視感や懐かしさを微塵も感じる事すらない
煌びやかな空間は物珍しくて、
思わずあちこち見渡していれば
華麗な衣装に身を包んだ一人の女性と目が合った。

その格好へ、入店3分既に2度目の度肝を抜かれながらも
にこりと微笑まれたのなら小さく手を振り返しておく。
他にも綺麗なお姉さんがいっぱいいて、
初めて会った時に彼女が言っていたのは
成程こういうことだったのかと今更ながらに理解した。]

(24) 2017/10/14(Sat) 16時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

[>>2:193 そうして奥へと付けば代わる代わるやってくる
黒服の相手でグロリアはそこそこ忙しそうだった。

全く話せない、という訳ではないのだけれども
自宅に居る時とはやはり違って
自分の事ばかりを優先して貰える訳ではない。]

 んー、大丈夫。
 ……外も綺麗だし。

[我儘を言っても仕方ないのはわかっている。
彼女も気にしてくれているようだし。
…と、理屈ではわかっていても
やはり彼女をとられた様で面白くなくて。

"そこの人たち"に近付くことはなく、
ぼんやりと外の景色を眺める事にする。
綺麗な夜景も、結局長く続けば飽きてしまったけれども。]

(25) 2017/10/14(Sat) 16時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

[次はあの部屋から何冊か本を持ってこよう。
そんな決意を抱える位に時間の経った頃、
>>194 何やら彼女は御呼ばれの様だ。]

 んー。
 いってらっしゃーい。頑張ってね。

[気の抜けるような返事を一つ、
お願いにほんのりと込められた意味まで悟る事はなく。
ひらひらと手を振って彼女が
仕事へ向かうのを見送ったのなら―――。]

 ……よっこいしょっと。

[柔らかなソファを飛び降り、抜け出した部屋から
目指すのは、彼女が向かった廊下の先とは反対側。
あまりにすぐ見つかって、
部屋へと戻されてしまってもつまらない。]

(26) 2017/10/14(Sat) 16時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ


 お部屋で待つって約束はしてないものね。

[ぺろりと小さく舌を出して悪戯っぽく微笑んだ。
屁理屈を共にしたのなら、魔女のお城の探索の始まりだ。
この時はまだ、彼女の戻ってくる前には戻る心算は
きちんとあったような、気がするのだけれど。**]

(27) 2017/10/14(Sat) 16時半頃

孤高天使連合 ナナオは、メモを貼った。

2017/10/14(Sat) 16時半頃


【人】 少年探偵団 ガーディ


 ……ぅ、ん


[辛うじて零した肯定が誰へかは言うまでもなく**]

(28) 2017/10/14(Sat) 19時半頃

【人】 教え子 シメオン

[綺麗な孔雀青の瞳が伏せられ、ひしゃげた残骸を映す。>>16 彼の質問を聞き流し、小さな肩を抱き寄せる]


 ジョージは僕と家族でいたいと思ってくれるんだ。
 ふふ……、本当に?


[肩を抱いた手は流れ、彼の後頭部に添わせ。そのまま力を込める。やっぱりお前は可愛いね。そんな風に嘯いて、ベクトルが向かう先は汚れた床板]


 僕の為に食べられる?


[多少の抵抗は無視で、鼻先までクリーム濡れになればいいと圧を掛ける]

(29) 2017/10/14(Sat) 20時半頃

【人】 教え子 シメオン

[彼が兄の手から逃れようと、従順に床に舌を這わせようと。言いたい事は決まっていた]


 お前と一緒なんて嫌だよ、何もかも。


[食事を共にする事以上に、──彼が「人間」になる事が。
彼が人間になってしまえば、両親の最愛はこの弟になるに違いなかった。……そう、思い込んでいる。自分自身の呪縛に雁字搦めになり、卑屈でいる心は無垢なものに対して無条件に苛立ち、残虐性を帯びる。どうして?と聞かれても、上手く答えられない事だった]


 人間でも人形でも、他人が家族になれるもんか。
 きっと血の繋がった人同士でも、難しいのに……


[安直さを否定し、ふっと息を吐いた。無表情が緩み、ほんの少し子供らしく微笑んだが。家族の形は想像には及ばない。他所の子供だ、その事実が壁を作り、頑なな感情を形成する]*

(30) 2017/10/14(Sat) 20時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 ―翌日―

[通常の起床時間にはまだはやい時間。
ケイイチはリビングで従者たちに囲まれていた。
彼等は皆一様に冷たい視線をケイイチに向けてくる。
乱れた部屋から、首元から覗く赤い花から、
何、が起きたかは一目瞭然であった。
それらをまっすぐ見つめ返し、
胸まで張っていっそ堂々と宣言した。]

僕が王だ!
僕が法だ!

[でも! ――続く言葉は、やや力を失って、]

……転職希望の者が居たら、言いなさい。
紹介状くらいは書くから。

[――そうして、従者たちの深い溜息に包まれて、
  ケイイチの一日ははじまった。]*

(31) 2017/10/14(Sat) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 妹ちゃん購入記 ―

[兄がとてもだらしないといらないことを自負している南方妹。
名を、沙羅という。
兄からはいつも妹ちゃんと呼ばれ、
名前で呼ばれたことはほとんどない。

人形を購入したきっかけは兄がどうしようもなくだらしがないので、
見かねて家政婦を雇おうと思ったことである。
兄が何に対してもだらしがないから、どうにかできないか。
そんな相談を同僚にすると、返ってきたのがこのセリフだ。

それなら、人形を買えばいいじゃない。

どうやらその人形は、自分の悩む問題を一気に解決してくれるらしい。
そんな夢のような人形だと聞いて、購入せずにはいられなかった。

元々はそういう用途ではないようだったけれど、
選べば大丈夫だと太鼓判を押され、その店へと向かったのであった]

(32) 2017/10/14(Sat) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ


[―――入ったときの店の様子は少し怖かったけれど。
家事ができるような子はいますかと恐る恐る聞けば、
勧められた子が一人。

陶器のように白い肌。黒曜石のような髪の毛。
とても綺麗だと思った。

きっとこの子なら気にいる!だって私好きだもん!
……なんて基準で選ばれた、などとは流石のオスカーも
分かるはずもなかっただろう。


そんなこんなで、彼は現在、南方の家にいるのである]**

(33) 2017/10/14(Sat) 21時頃

【人】 留守番 ジョージ


 ……ほんとだよ。
 そしたらずっといっしょにいられるでしょ?
 
[抱き寄せられて、ぽつりとささやく。首肯しつつ頭部に手を添えられれば、撫でられたかと思い込んではにかむけれど。
綻びを見せたのも束の間──不意に重圧を感じたかと思えば、傾いた視線のすぐ先に、クリーム塗れの床板があった。
 
咄嗟のことに顔を上げようとする。けれど押さえつける手からは逃れられず、そのまま床との距離を縮められる。]
 
 
 や、っ……
 
[思わず首を振るが。食べられるかと聞かれれば、兄のためと言われれば、拒むことは出来ず。
 
床に落ちたものを食べてはいけないと、分かっているのに。
ちろりと舌先を覗かせ、押さえつけられた近距離のまま温んだクリームをそうっと舐めとる。]

(34) 2017/10/14(Sat) 22時半頃

【人】 留守番 ジョージ

  ……ぅ……
 
[初めて口にした甘ったるさを感じる余裕はない。へたりと伏せた犬のような格好が、みじめで、みっともないことくらい知っていた。恥ずかしさが込み上げて、頬が熱くなるのがわかった。
 
ふわりと弾力のあるスポンジ生地を噛み締めて、埋まったイチゴを押し込んで、咀嚼する。解放されるまで一心に床へ舌を這わせたのは、そうすれば彼に受け入れられるものと思えばこそ。
──けれど不意に掛けられた言葉に、少年の動きはぴたりと止む。>>30]
 
 ……へ?
 
 
[顔を上げた口元はクリーム塗れ。
耳を疑いはしても、理解するには容易く。真意を聞くには頭が回らず、凍りついた声だけが漏れた。]
 
 どうして……、
 シメオンは、ぼくのお兄ちゃんでしょう?
 
[……ずっと、そう思っていたのに。
彼は大切な「家族」で、兄で。だから、少年だってちゃんと愛されているのだ、と、思っているのに。
否定を受ければ足場の崩れた不安感に襲われて。向き直り口元は汚したまま、縋るように問いかける。*]

(35) 2017/10/14(Sat) 22時半頃

【人】 和算家 直円

[彼の足が地についたと同時に、
男は腰に手を当てて、半ば蹲るような形になっただろう。
>>20手を引かれ、ベンチへ向かう。
二人並んで腰かける。人混みは未だに騒がしかった。]

 ……あぁ、大丈夫だよ。
 少し休んでから、他の場所にも言ってみようか。

[見上げる眼差しに、頷いて。
男は腰を摩る。

真ん丸な双眸の中、未だ残る興奮の余韻に
ふ、と男は頬を緩めた。]

 君が、喜んでくれたなら良かった。

[出会った時のような、澱んだそれとは違う色。
それを宿した彼の表情に安堵を覚えた男は、
さて、次は何処に行こうか、と。
パンフレットに視線を落とす。*]

(36) 2017/10/14(Sat) 22時半頃

【人】 落胤 明之進


 [ ── 大丈夫、なら、良いのだけど。
  
  ぱち。
  瞳は半ば蹲っていた直円さんの柔い笑みを映し、
  緩慢に瞬く。

  ……起ること、感じること、思うこと。
  それを僕は他人事のように捉えていて、
  僕にとってそれは主であって、
  
  でも、…多分、きっと、
  何かを"実感"したのは初めてだ。
  パンフレットを覗き込みながら、また、ぱち。
  もうひとつ 瞬きを落として。 ]
 

(37) 2017/10/14(Sat) 23時半頃

【人】 落胤 明之進


   ……、うん。

 [ 喜んでいる、という 感情を覚え。
  次の場所を指差そうとして、

  
    ─── くぅ、と 腹の音。 ]
 

(38) 2017/10/14(Sat) 23時半頃

【人】 落胤 明之進


   …… ごめん、お腹が空いた。
   もらっても、いい?

 [ 生憎、動物園に売っているものを、
  僕は食べることが出来ない。
  
  …食べられない訳じゃあ無いけれど、
  どうしたって好みはあって、
  要は…食べたくない、から。

  頼みながら、また ぽつ。 ]
 

(39) 2017/10/14(Sat) 23時半頃

【人】 落胤 明之進


   …そういえば、僕、枯れてない。
   多分、髪も…変わってない気がする。

 [ 指先で前髪を弄る。
  ひとつ、ふたつ、必要なものは与えられている。
  
  ── みっつめ。
  僕の知らない"何か"のかたち。
  これだ、と言われて貰ったことは、無いけれど。
  枯れていないなあって ふと 思う* ]
 

(40) 2017/10/14(Sat) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

[掴んだ頭が揺れるが、拒絶とするには弱い。主人のため、兄のためという言葉に効力があると知っていて、あえて使う狡猾さ。圧を加え、体制を低くさせると共にしゃがんだ]


 ……そうそう、その調子。

 ただの砂糖のまま食べるよりは、
 こうやってクリームに入れた方が美味しいと思う。
 弟なら僕の好物も知っていないとね?


[躊躇いがちに伸ばされた舌が、白色を舐め、掬う。残飯を口にする様を側で観察しながら、美味しい?と問いかけるが。抑えた手は緩めるどころか、一層押さえ付け、言葉を紡ぎ難いよう仕向ける。
味を知れとは言うものの、過剰に食物を与えるのは避けたい。崩れた山が半分も減らない内に、栗色の髪を鷲掴み、引き上げる]


 ……よく出来ました。いい子だね、ジョージ。
 

(41) 2017/10/14(Sat) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

 
 どうしてって、そんなの……


[答えられない問い掛けには、眉を潜める。>>35
兎に角気に入らない──、その明確な理由を、或いは心の内に巣食うものを、自分自身で理解出来ずにいる。僅かに狼狽し、瞳を揺らしたが。己以上に不安げで、危うい彼の様子に直ぐに立ち直る]

       
 お前のお兄ちゃん、らしいね。僕は。


[縋る先を与えず、曖昧に言葉を躱す。兄という体でいるけれど、家族だとは毛頭思っていない]

(42) 2017/10/14(Sat) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

[ほんのり苺色に染まった頬は、果汁の所為ではないだろう。クリームに塗れた、汚れた顔と向かい合う。堪らず口端が歪み、くつ、と喉奥で笑う]


 床とキスをして食事をするなんて、人間よりも犬みたいだな。
 

[そう言って、不意に距離を詰める。彼の口許を汚す白色を食み、ぺろりと舌舐めずり。親愛のキスをするような軽さで微かに触れたが、少年にとっては眠る前に贈るキスよりも、特別ではないものだった。生温く蕩けたクリームは、甘ったるさが舌に纏わり付きただただ不味い]


 こんな不味いモノ、よく食べられたね。


[感心するというよりは、軽蔑した、そんな理不尽な視線を送った]

(43) 2017/10/14(Sat) 23時半頃

【人】 教え子 シメオン

 
 片付けはもういいや。
 それより──、そんな汚い格好でいられると家が汚れる。
 

[後片付けは他に任せることにして、彼を風呂場に連れて行こうと考える。トレーに置いてあったナプキンで、彼の顔を拭い、遊びの残骸を拭き取ると、浴場に向かって手を引くだろう]*

(44) 2017/10/14(Sat) 23時半頃

【人】 良家の娘 グロリア


 貴女はいいわ。
 あの子を見てて。

[芙蓉にはそう告げて、
ギリアンと共に商談に向かう。
その仕事の中身は、大っぴらには出来ない。

たまたまそういう生まれだった。
たまたまそういうことが出来た。
選択することをやめたのはいつからだろう。
少し頭の痛む気がして、こめかみを抑える。
仕事の交渉は決裂目前だ]

 なら、仕方ありませんわね、
 この件は父に預けることにしましょう。

[優雅な微笑みが脅迫であることは、自明の理だ。
提示されたジョーカーに商談相手がどうでたかは、さて]

(45) 2017/10/14(Sat) 23時半頃

【人】 良家の娘 グロリア

[気苦労の多い仕事をようやく終えた。
ナナの相手を頼んだ友人が何をしていたかというと。
なにやらバーカウンターに身を乗り出していた]

『貴女、綺麗な指をしてるわね。……触れてもいい?』

[芙蓉はそれは楽しそうに、
店のバーテンダーの女の子を口説いていた。
差し出された手などやんわり握ってご満悦なようだけれど、
友人の頼みはすっかり忘却の彼方のようだ]

 ……知ってた。

[呆れるままに放っておいて、部屋へと向かう。
仕事は少しばかり長引いてしまったから、退屈しているだろうか。
人を待たずに、急いて重い扉を開ける]

(46) 2017/10/14(Sat) 23時半頃

【人】 良家の娘 グロリア


 ナナ、
 ……ナナ?

[部屋の中は、ソファの上はもぬけの空だ。
窓の外に宝石箱をぶちまけたような夜景が静かに広がるばかり。
毛布が無造作に床に落ちていた]

 ナナ、どこにいるの?
 隠れているの?

[呼びかける声に返事はなくて、酷く胸の鼓動が乱れた。

いつかこんなことがあった気がする。
大事にしていたのに勝手に処分されてしまった。
わたしはそれが悲しくて――悲しくて]

(47) 2017/10/15(Sun) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア


 ……っ、ナナ、

[部屋を出る。
探して見つけてあげないと。

迷子を捜すようにして、
店内の物陰を覗きながら、何度も名前を呼ぶ。

時間が遅くなったから、眠ってしまっているかもしれない。
出入口にはカメラがある。
連れ出されることはないと思うけれど。
心配で、不安で、涙ぐみそうになるほどに駄目だった**]

(48) 2017/10/15(Sun) 00時頃

良家の娘 グロリアは、メモを貼った。

2017/10/15(Sun) 00時頃


【人】 留守番 ジョージ

[聞かれたところで味の感想など答えられたはずもなく。>>41息苦しいほど甘さばかりが纏わりついて、無理に床から引き離されれば、けほ、と少しだけむせたように咳き込んだ。
 
目を伏せて視線は床に落としたまま、日頃は喜ぶに違いな1褒め言葉にも反応はせず、きゅっと唇を噛みしめる。]
 
 
 ……うん。
 
 
[肯きつつ、内心では「そうだよ」と返事があるのを期待していた。>>42曖昧な言葉に不安は拭いきれず、けれど否定をくらうよりはいくらかましで。──ほら、だいじょうぶ。彼はぼくの兄だ、とか、無意識に心のうちで言い聞かせもしてみたか。]
 

(49) 2017/10/15(Sun) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ

 
[そろりと視線をあげて、彼を見る。しゃがんだ背丈とさして変わらない高さで目が合った。様相を笑われたとすぐには気付けず、ただただ間の抜けた顔で。]
 
 
 ひゃぅ……
 
 
[汚れた口元を掠める感触に肩を震わせた。クリームを舐め取ったそれを理解したのはすぐ。向けられた視線に気づけば、きまり悪さを露わに目をそらした。
 
稚拙さの中にも少なからず自尊心は備わっている。
蔑まれたと気付いたこの時ばかりは、不満げな顔を浮かべて。] 

(50) 2017/10/15(Sun) 00時半頃

【人】 留守番 ジョージ


 あ……ご、ごめん。

 
[それでも、謝罪はすぐ口にした。現状に至った原因など、とうに記憶の端ではあったけど。“兄らしい”彼の振る舞いに、どこかで安堵を覚えつつ、大人しく世話される。そのまま手を引かれれば、従順に後をついて歩いただろう。*]

(51) 2017/10/15(Sun) 00時半頃

教え子 シメオンは、メモを貼った。

2017/10/15(Sun) 01時頃


【人】 少年探偵団 ガーディ

― 翌日 ―
 
[ふわふわとした意識が上向いて、
 瞼を上げて、呆然と周囲を見渡す。

 隣にいるべきはずの存在は留守だった。
 時計を見れば朝の7時ちょっと前、
 起きる時間を間違ったりはしていない。

 不安に襲われ、寝台に掌を沈ませた。
 軋む音すらないやわらかな寝台から身を起こし、
 滑り落ちようとしてぺたりと床へ座り込む]

(52) 2017/10/15(Sun) 08時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

 
 あ、れ……


[眩暈がしたわけでもなく、
 空腹なだけで身体は至って健康のはずだ。
 だから、脚に力が入らない理由が分からない。

 小首を傾げ、寝台を頼りに何とか立ち上がる。
 傍に落ちたパジャマを羽織ってふらりと扉へ、
 そこを開いて、顔を出せば]

(53) 2017/10/15(Sun) 08時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ


 ケイイチ、どこ?


[昨夜の脱走の反省か、見張りは一応いたらしい。
 扉の外に立つ従者の一人に訴える眼差しと、
 有無を言わさぬ泣く寸前の表情が功を奏した。

 つまりは、慌ててリビングへと走って行く。

 そこについてゆこうとして、また転がった。
 力のは要らない身体は言うことを聞かず、
 だから仕方なく――そこでケイイチを待つことに。

 素肌にパジャマの上だけを羽織るとんでもない姿で**]

(54) 2017/10/15(Sun) 08時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ばたばたと慌てた足音がして、見れば見張りを任せたうちの一人が掛けてきていた。]

どうした?転職希望か?

[あまりに際どい転職ギャグに、賢い従者は首を横に振るのみで応えた。
そして、ガーディの状況を告げると、]

……それじゃあ皆戻って、僕はガーディのところへ行く。

[言うが早いか、ケイイチは早足で寝室へと向かった。]

(55) 2017/10/15(Sun) 13時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

ガーディ!

[従者に言われたそのままの姿で、ガーディはそこに居た>>54
ケイイチは倒れた身体を抱き起すと、そのまま横抱きにし寝室へと戻る。
情事の名残が色濃く残る肌に、投げ出された素足に、
なるべく目をやらないよう心がけながら。]

あー、おはよう。
……身体、痛む?上手く歩けなかった?

[移動しながら、尋ねるのはそんなこと。

ベッドにガーディを下ろしたのなら、
パジャマのボタンをはめ下着とズボンを履かせる。
額に唇を落として髪を撫でると、目を細め]

今日はゆっくり過ごそう。

[瞳にも声にも触れる手にも、
どこもかしこも甘さが宿るままに、ケイイチは告げた。]**

(56) 2017/10/15(Sun) 13時頃

【人】 和算家 直円

[もらってもいい、と。
突然の頼み事>>39に、男はきょとんとして、
けれど、あぁ、と合点がいったように、
カバンの中から、水筒を取り出した。]

 気が付かなくて、すまなかったね。
 ……はい、どうぞ。

[魔法瓶の中には、温められたミルクが入っている。
あの日、彼が家に来てから、ずっと。
鍋で彼の唯一の食事を温めることは続いていたと思う。]

(57) 2017/10/15(Sun) 14時頃

【人】 和算家 直円

[ミルクを口にする彼の出で立ちは、
仕立てられた着物を除いて、出会った時と殆ど変わらない。
髪は絹のように艶やかで、肌は白くきめ細かい。

彼らが生きるために、必要なもの。
砂糖菓子と、ミルクと、それから――。

きちんと、与えられているのだろうか。
ぽつ、と呟かれた、ただ、思い出したような言葉に、
目の前の少年と、息子の姿を重ねて、
男は顔を曇らせた。]

(58) 2017/10/15(Sun) 14時頃

【人】 和算家 直円

[血のつながった息子に対しては、
欠片も与えられなかったもの。

今更、何をやったところで――。

首を振って、嫌な感情を追い出す。
少年――秋には、何の罪もない。
変に気を病ませることもないだろう。

必要なものが与えられているのであれば、
それでいいじゃないか。男は自分に言い聞かせる。]

(59) 2017/10/15(Sun) 14時頃

【人】 和算家 直円

 食べ終わったら、馬を見に行こうか。
 ここでは、乗れないようだけれど、
 ……今度、乗れるような場所に行ってみよう。

[パンフレットを広げる。
少年の興味のある場所があったなら、
それら全てを歩き回ろうか。
そう考える男は、先程までの腰の痛みも忘れていて。

苦しむことになるのは、その次の日のこと。**]

(60) 2017/10/15(Sun) 14時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[壁に手を着き立ち上がる、
 までは良かったがそこから動けずに。

 声音が響けば顔を上げ、笑顔の花を咲かせた。
 当然のようにまた床へと座り込み、
 手を挿し伸ばされ抱き起こされて小さく頷く]


 痛く、ないけど……力が、でなくて……


[少し休めば大丈夫、と自信なくも言い切って、
 それでもエスコートに応じて寝台の上へ]

(61) 2017/10/15(Sun) 15時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

[着替えさせられるのは初ではないけれど、
 衣装が脚を通るのが擽ったく視線を伏せて、
 薄い布地に身体が包まれ漸く息を吐く。

 額に触れる唇に幸福を溶かして、
 ふわりと笑いこくこくと肯くだけの仕草。
 言葉は綴ることもせずに、
 手を伸ばして彼の掌に載せ頬へ導く]


 ケイイチ、教えて。
 僕が連れていかれたのは、どこ?


[怖い、と思った感情が消えてはいない。
 だからそれを訊ねようと、視線は彼へ向けたまま。
 静かに尋ねて、その返事を待った**]

(62) 2017/10/15(Sun) 15時頃

【人】 双生児 オスカー

説明書読め。

[この台詞と共に普段は南方専用に誂えられた説明書(物理)が飛ぶのだが。
生憎と今はベッドの上で流石に取りに行く気にもならなかった。

相変わらずろくに読んでないことがわかる
デリカシーの無い発言に深々と溜息を吐く。]

枯れるっつーのは、簡単にいやぁ死ぬってことだよ。

持ち主から与えられる愛情が不足したら”枯れる”
人形だからそーゆー表現。

皮肉なもんだよな?
永遠にこのままの美貌を保ってられるっつーのに
持ち主の愛がなけれりゃ簡単に眠ったまま動けなくなっちまうんだ。

[段階的なものはあるが1から説明する気にはならなかった。
尋ねられて口元を歪ませるのは、その時の苦さを思いだしかけたからだ。]

(63) 2017/10/15(Sun) 20時頃

【人】 双生児 オスカー

[捨てられたのが――――。

――――辛いからでも苦しいからでもない。滑稽だと自嘲気味に笑う。]

(64) 2017/10/15(Sun) 20時頃

【人】 双生児 オスカー

だから、コースケ。
……俺が満たされるやり方を知っちまったんだから。

コースケから一度でも許されたら
次も無いと満たされない。

許してくれないと俺は枯れるぞ?

[数ヶ月共に穏やかに暮らしたのは紛れもなく嘘ではない。

どこかで満たされない。教え込まれたものを忘れようとしたせいか。
南方が与える愛情が、また別の物だったからかはわからない。

だけど、もう味わってしまったら後には引けない。
次が無かったら枯れるだろう、と無駄に脅しを掛けて抱きついた。*]

(65) 2017/10/15(Sun) 20時頃

【人】 落胤 明之進


 [ 見上げた瞳は、曇っていた。

  …ひとりめが どうだったか、
  僕は都合良く思い出せないから、
  どうしたらいいんだろうな なんて、
  解決策も見いだせないまま ぼんやり。

  直円さんの本のよう、表現するならば。
  曇り空、とも言うべきだろう。
  その雲の向こうに、
  黒で縁取られた写真を幻視する。 ]
 

(66) 2017/10/15(Sun) 21時頃

【人】 落胤 明之進


  [ 其処には、
    僕であって僕じゃあない あの子がいる。 ]
 

(67) 2017/10/15(Sun) 21時頃

【人】 落胤 明之進


 [ ── 瞳を閉じた。
  
  僕は別に、あの子を追い出そうとか、
  そういう気持ちは無い。
  …それは事実。嘘じゃあ無い。

  必要なものが与えられている。
  …与えられていなくても、たとえ枯れようとも、
  僕は其処に文句は無いだろう、けれど。
  
  それでも、
  かたちの分からない"それ"を得ているのは、
  良いことなのだ、…きっと。 ]
 

(68) 2017/10/15(Sun) 21時頃

【人】 落胤 明之進


 [ 広げたパンフレットを、指先がなぞる。
  
  ── 此処に行きたい。
     彼処に行ってみたい。

  興味の先へ向かうことは、
  きっと止められも、咎められもしなかった。
  
  …僕、なりに 身体は気に留めて、
  ゆっくり直円さんの手を引いて、
  先ずは、馬を見に行ったはずだ。 ]
 

(69) 2017/10/15(Sun) 21時頃

【人】 落胤 明之進


 [ 馬を見て、それから、それから…。
  まわるうちに時はすっかり進んでしまって、
  
  そうしてきっと、夕方。帰り際。
  喧噪に溶けて消えた僕の声が、
  直円さんの耳に届くだろう。
  
  …答えを聞けたのは、
  直円さんの腰が痛むだろう、
  翌日になったと、思う。 ]
 

(70) 2017/10/15(Sun) 21時頃

【人】 落胤 明之進



    ── …、直円さん。
    もし、もし …僕たちに、

    …"あい" が、あったとしたら

    それは、どう …呼べば良いのかな*

 

(71) 2017/10/15(Sun) 21時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

[>>46 芙蓉が中々戻ってこなかった事も、
部屋の外へと興味を抱く原因ではあったのだ。
何せグロリアの元へ来てから、
一人になるのは初めての事で。

それまでグロリアたちが居れば
退屈なんてした事がなかったのだから。
初めての場で、落ち着かない心地を
持て余していたのは事実。

それを内側に引きこもるのではなく、
外側へと解消しに行くあたりが
彼女に"やんちゃ"と称される所以なのだろうけれど。]

(72) 2017/10/15(Sun) 22時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ


 お客さんの相手をしにいったって事は…
 あっちが客室ってことだよね。

[グロリアの去っていた方角、同じ通路の
その反対方向へと向かいながら小さく呟く。
それが偶然なのか常の有様なのかまでは判らないが、
通路に人の気配は感じられない。]

 ………。

[店内に留まる事なく流れるピアノの音と、
壁伝いに聞こえる人の声が近くて遠い。

知らない場所にぽつんと一人。
一足部屋を出たのならば、その実感は
確かな不安として胸に押し寄せてきて。
抱いていた筈の冒険心も、あっという間に沈んでしまう。]

(73) 2017/10/15(Sun) 22時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ


 …うん。そんな変な所に
 グロリアが連れて来る訳ないし。

[それでも気付いてしまった以上、
引き返す事にも躊躇いがあった。
グロリアも芙蓉もいつ戻ってくるかわからなくて、
不安を解消する事なんかできやしないのだから。

客室の方へ向かう選択肢はやはりないまま、
夜のお店に子供がのこのこ出ていく事は
やはり問題があるだろう。
事を荒立てたい訳でも迷惑を掛けたい訳でもない。

但し部屋から出ることを除くけれど。]

(74) 2017/10/15(Sun) 22時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ


 ……こっちかな?

[となれば、反対側はきっとバックルームなのだろう。
グロリアの連れという事は入店の際に
知られているだろうし、悪い様にはされないはず。
そんな単純すぎる目星を付けたのならば、
静かな通路をてこてこと歩く。
そうしていくつか、角を曲がった先のこと。
漸く扉のある通路に出た。

思わず速足になって近付いたけれども
外から様子を窺えば、
生憎人の気配も電気の付いた様子もない。]

 えぇー…。…誰もいないのー?

[無い返事を想定した上での
呟きに、やはり中から返事が返る事はなく。]

(75) 2017/10/15(Sun) 22時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

[ようやくたどり着いた先も空振りな事に
落胆は隠せなくて、ため息が零れた。

さて、このまま更に先へと進むべきか。
それともグロリアはもう戻ってきているのかもしれない。
一度戻ってみるのも良いのかもしれない。
小首を傾げて暫しそんな逡巡をしていると。

廊下の奥からコツ、コツ、と
均一にヒールを刻む音が聞こえて来て。]

(76) 2017/10/15(Sun) 22時頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ


 『―― あら、さっきの坊や。』

[角から現れたのは入店の際に目の合った女性の姿だ。
やはりにこりと微笑むと、こちらへ近づいてくる。]

 『どうしたの?迷子にでもなった?』

[華やかな衣装とは少しちぐはぐな子供好きそうな笑みと、
視線を合わせてくれるその姿に、
先ほどとは少し違うほっとした響きのため息が零れて。]

 んーん。
 グロリアも芙蓉も帰ってこないから…。

[―――寂しくて。
正直にそういってしまうのは、多分少しだけ癪だったのだ。
だから語尾は濁したようなものになって、
暫くもごもごしていると、小さく吹き出す声が
聞こえたものだから更にばつが悪い。]

(77) 2017/10/15(Sun) 22時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ


 ……笑わないでよー。
 俺たち寂しいとしんじゃう生き物なんだから。

[正しくは愛情が不足するとなのだが、
まぁ語弊という程でもないだろう。
そんな主張をした所、更に彼女が噴き出した物だから
ぷくりと頬を膨らませる。けれど、]

『なら、帰ってくるまで一緒に居る?
 これから少し休憩なのよ。』

[なんてお誘いをされれば悪い気はしない。
お姉さんと遊んでちょうだい、なんて追い打ちも
来たものならば頷かずにはいられなかった。]

(78) 2017/10/15(Sun) 22時半頃

【人】 孤高天使連合 ナナオ

[ここは彼女の店だから、お店の人なら大丈夫。
なんて無条件の信頼ももちろんあったのだけれども。

ひと時の不安から解放され、
既に目の前の事に気を取られた人形は。
そのまま彼女の元ですっかり寝落ちてしまったのだったか。

>>47>>48 同様に、彼女を不安にさせて
しまっていたなど気付きやせずに。**]

(79) 2017/10/15(Sun) 22時半頃

【人】 和算家 直円

[馬を見て、それから。
色々な動物たちの姿を、興味の向くままに
ふたり、見に行って。

時が過ぎるのはあっという間だった。
秋は、日が暮れるのも早い。
橙に染まる空を眺めながら、
男はパンフレットを閉じる。

――次は、また今度。

機会はいくらでもあるだろう。
小さな手は、人形だとは思えない位、
柔らかく、温かい。
波に攫われ、変わり果てた姿とは違い、
彼は生きているのだから。]

(80) 2017/10/15(Sun) 22時半頃

【人】 和算家 直円

[橙に染まる景色。
その中で聞こえた問い>>70に、
男は目を見開き、

困ったように、笑ったと思う。*]

(81) 2017/10/15(Sun) 22時半頃

【人】 和算家 直円

[歳は取りたくないものだ。
次の日、男は布団に横になりながら、
苦い笑みを浮かべた。

少年はどうしていただろう。
湿布を貼ってもらった腰を摩って、
男は彼の頭を見上げた。

夕暮れの問いの答えを、紡ぐ。]

 ……君は、息子じゃない。

[言ってから、違うな、と頭を振る。
多分この言い方だと、誤解を招く。]

(82) 2017/10/15(Sun) 22時半頃

【人】 和算家 直円

 君は、秋君は、死んだ息子とは違う。
 全く別の……人間だ。

[人間じゃなく人形だとか、
そんなことは今はどうでもいい。
男は言葉を続ける。]

 けれどね。
 私は、君に世界を知ってほしい。
 色んなものを見たり、聞いたりして成長して欲しい。

 ……息子とは関係なく
 ただ、幸せになって欲しい、と。
 そう思うんだ。

[子どもの腹を食べもので満たし、
頭を知恵で満たし、
心を愛と勇気で満たす。

それこそが父親の仕事である。そう語ったのは誰だったろう。]

(83) 2017/10/15(Sun) 22時半頃

【人】 和算家 直円

[この感情に名前を付けるとしたら?
父性愛?親子愛?
……多分、どうしたって安っぽくなってしまう。

そもそも、それを名付けるのは自分じゃない。
家族の為と嘯いて、家族に背中を向け続けた。
その男に、愛を語る資格はない。]

(84) 2017/10/15(Sun) 22時半頃

【人】 和算家 直円

 名前は、君が見つけて欲しい。
 ……色々なものを見て、聞いて。
 どんな名前なら、当てはまるのか。
 君が、名付けてくれないかな。

[だから、男は願った。
自分が彼へ向ける優しさが、甘さが、願いが。
彼に取っては、どんな名前に値するのだろうか。
それを、値踏みしてほしい、と。**]

(85) 2017/10/15(Sun) 22時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2017/10/15(Sun) 23時半頃


【人】 落胤 明之進


      [ 橙の下で、
         困った笑みが、見えた。 ]
 

(86) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進

  ── 翌日 ──

 [ 指先に冷たく湿った感触。
  
  湿布、と言うらしいそれを、
  僕は言われるがままに直円さんの腰に貼り、
  布団の横で、ちぃさく正座。

  ぽつり、
  昨日、夕暮れの下で問いかけた答えが、
  見下ろした先から紡がれてくるから、
  …一瞬、瞳をまぁるく。 ]
 

(87) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア


『え?こっちには来てないわよ』

[なんて軽く言う芙蓉を少しばかり睨んだ、
睨んだところで彼女はやっぱり軽く笑って小首を傾げる]

『大丈夫よ、ここは貴女のお城だもの。
 貴女のものに手を出そうなんて命知らず……、
 ちょっ、どうしたの?』

[よほど浮かない顔をしていたのだろう。実際彼女の言う通り、ここから出ていくのにもセキュリティがあるし、たとえば高価な人形だからといって、ナナを誘拐するのにも騙されるほど子供ではないし、荷物としては大きすぎて不審だろう。頭では理解できているのに、不安で不安で。この不安がどこから来るのかわからない]

『ほら、奥行ってみましょ、奥』

[背中を押されて中へと戻る。彼女の連絡先は貰ったし、の一言さえなければ、感謝してもよかった]

(88) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進


 [ ……息子じゃ無いよ。と。
  額面通りに受け止めて、言いかけたのは事実だ。
  
  僕は、直円さんの。
  直円、という ひと、の 息子じゃあ無い。
  血すら通っているか怪しいくらいで、
  
  …愛玩されるべき、
  ── …観用されるべき、少年だ。 ]
 

(89) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[花が綻ぶような笑顔に、つられて頬が緩む。
痛くない、という申告には>>61
胸中で安堵の息を吐いて、口から漏らすはそっか、という優しい声。

ベッドの上で、やはりガーディは大人しい。
ケイイチにされるがままに衣類を身につける。
それから、手が、伸びてきて>>62
ケイイチの手は導かれるまま、柔らかな頬に触れる。
その間は柔らかく細められていた瞳は、
しかしその問いかけに触れ俄か見開かれる。]

覚えて…………?

[忘れているのなら、蓋したままのほうが良いと思っていた。
けれど――問いかける瞳は真剣で、まっすぐだ。
だからケイイチは暫し沈黙で見つめ合うと]

……わかった。説明するから、ちょっと待ってて。

[そう言って一度寝室を出た。]

(90) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[そうして扉を開けた先、>>78 
緋色の髪が見えた、安堵の声はけれど]

 ナナッ、……?

[切ないピアノの旋律に、メロウな歌声を乗せる。ナナが寄り添う彼女は店の歌姫だ。その華やかな色のマーメイドラインのドレスの、――弱冠胸元に埋もれているような気がするのは、気のせいだろうか。彼女は笑って唇の前に人差し指をたてる。]

 ……もう、

[近づいてみれば、それはすやすやと眠っているようだ。安堵したことは確かなのに、どうしてかちくりと胸が痛む]

(91) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進


 [ ちぃさく口を開いて、…だけどそれも止まる。
  ぱちり、不思議そうに瞬きをしたのは、
  直円さんが僕を、

     ── 僕を、にんげんと、言うから

  否定しようとして、
  ── 嗚呼でも、だけど、
  それもまた紡がれる声に躊躇ってしまう。 ]
 

(92) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[再び寝室に戻った時、ケイイチの手には一冊の本があった。
そうしてベッドに上り込むと、本を開きガーディに見せる。
本には、世界地図と記載があった。]

これ、が、今僕らがいる国。

[指はある地図の一部を指す。
そして――、と、そのまま指をスライドさせ、ある箇所を示すと]

これが、あの時ガーディが連れて行かれた国。
……僕の国だ。

[ケイイチは暫くその紙の上に印刷された国を見つめて、
それからゆっくりとガーディを見つめた。]

……僕の周りは、少しややこしい。
もしかしたら今後も何か、危険がある、かもしれない。
勿論そうならないよう努力はする。
するけど……可能性の話をすれば、一般家庭よりもそれは大きい。
…………でも、選んだのはお前だから

(93) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア


 ごめんなさいね。
 その、迷惑をかけて……。
 もう少しだけそのまま、起こさないようにしてあげて。
 ……人を呼んでもらうから。

[あんまり動かしたら、
起こしてしまうかもしれない、
それは可哀想だから、なんて。

大人としての建前は上手に口に出来ていた。
本当はすぐにでも、彼女の側から離してしまいたかったのに]

(94) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進


 [ 紡がれる声の、声色の。
  その名前はなんと言うのだろう。

  ひとりめの情愛とは真逆で、
  かといって親子愛、などという言葉でも、
  きっと表しきれるものでは無いのだろう。 ]
 

(95) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[選択肢なんて殆ど与えなかったに等しいのに、
それでも、選んだのはお前だと言った。
選んだのはガーディ、選ばれたのはケイイチ――例え卑怯と言われても、譲る気は無い。]

離さないからな。

[まっすぐ見つめる瞳の底には怯えがある。
けれどケイイチは、それさえ隠さずガーディに晒した。]*

(96) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[ギリアンを呼んで、ナナを自宅に連れ帰った。
起こさないように気を使ったけれど、
髪をそっと撫でるくらいは許してほしい]

 もうナナったら……

[同じ台詞を先ほども口にしていたら、
芙蓉には『あら嫉妬?』とにやにやとした顔で揶揄われた。
それはつまり確かに面白い気分ではなかったけれど]

 心配したのよ、ばか。

[寝台で眠る王子様にそんな言葉を口にする。
きっと翌朝のナナの目覚めは少し身動きがとりにくいだろう。

人形を抱きしめて眠る、それだけのことだ。
それだけのことだけれど、
不思議と懐かしい夢を見た、気がする**]

(97) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進


   ── ぼ く、は、
   ひとのように成長、できないけど、
   
   …成長、を言うなら、
   知識に、なってしまうけれど。

 [ 否定、とも違う。
  ── それでもいい?って、そんな風。

  ぽつり、ぽつり、
  直円さんへこぼれ落ちる僕の声は、
  あちらこちら、迷っているような。 ]
 

(98) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進


   僕は、幸せだよ。
   ……きっと、そう。
   
   あまり、…僕は、僕って存在は、
   "実感"できるいきものじゃあないけれど、
   それでも…そう、思う。

   これ以上、の、幸せが。
   どういうものか、…僕はまだ分からない。
   ── でも、
 

(99) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進


 [ 其処で、ふつ、と切れる。
  
  ── 話す、ということに慣れない舌が痺れ、
  喉も何処か、乾いている感覚。

  ……飢えではなくて、これも、成長だろうか。
  余計なものを与えられない限り、
  これ以上"成長"しない掌をぼんやり眺め、 ]
 

(100) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進


   …直円さんの言うように、
   僕は、名前を見つけたいから。
   だから 僕に、世界を教えて。

 [ ゆるり、
  此処で顔を、瞳を 眼鏡の奥と合わせた。 ]
 

(101) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進


   ── 何時か、
      あなたに教えてあげられる時が来るまで。 
 

(102) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 落胤 明之進


 [ 約束、と 伸ばした小指も、
  直円さんのこどもとは、きっと似ても似つかない* ]
 

(103) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[お母さんがいて、お父さんがいて
妹はまだお母さんのお腹の中だったけど
皆で、家にいた。

あまり詳しく思い出せないけれど
皆が一緒にいて、撫でたり遊んだりしてくれた。
一番心が温かかった頃の
欲しかったものが確かに存在した時の記憶。
それだけで満たされていた。

物心ついてから家を出るまでにその一度きり
もう二度とないと思っていたその感覚。]

(104) 2017/10/16(Mon) 00時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル


[なのに、それに近い感覚が今少しある。]

(105) 2017/10/16(Mon) 00時頃

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