237 それは午前2時の噺。
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
今日は、特別なことのない一日のようだ。さあ普段通り、誰かを処刑台にかけよう。
現在の生存者は、ホリー、ジャニス、エリ、ヨーランダ、フランク、ラディスラヴァ、イスルギ、錠、ニコラスの9名。
[ ぶづ、ん────── ]
(#0) 2018/03/25(Sun) 02時頃
[ 斗都良の町が、ぽっかりと大穴を空けることになる。
ひかりのいぶきがひととき消え去った、正しい夜のとばりが
星影をちいさく引き連れて、降りていった。]
(#1) 2018/03/25(Sun) 02時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2018/03/25(Sun) 02時頃
|
うえっ
(0) 2018/03/25(Sun) 02時半頃
|
|
[時刻と同時に暗くなる部屋。画面。今辺りは真っ暗である。]
は、はあ?!?!えっなになに、なに?ブレーカー、ってかんじじゃないわよね? あ〜〜え〜〜スマホ〜〜どこお〜〜〜〜
[辺りに手を伸ばすと触れるのは毛玉だ。あっか〜わいい。]
ラディ〜〜〜っ
[でも手をするりするりと通り抜けて、あっという間にどこかへいってしまう。いけずう。でも今はそれよりスマホだ、デスクの上をぺたぺたぺたとさわりまくってもぶつからない。床に置いたっけ?と這って探すしかない。
うかつに歩き回ると 猫を踏む
それだけは避けたい事態だ。それに放送が遅れる事を伝えなくてはならない。今まで時間厳守してきただけにちょっと泣きたくなってるんですけどううう。せめてラディを触りたい。]
く、くうう〜 マジでどこよ… 私のす〜ま〜ほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
[気持ちと言葉は裏腹に。少しの間、情けない声が部屋に響いた。*]
(1) 2018/03/25(Sun) 02時半頃
|
|
[ 珈琲を飲み終え、まだ店に残ると行った彼に、軽食を頼んでも足りる代金を置いてきた。情けない男の話を聞かせた故の賄賂でもある。取り留めのない話題がひと段落する頃には、彼の関心はスマホに戻っており、席を立つ先輩に目もくれず、片手だけ挙げる素っ気なさだった。これがゆとり世代か。可愛げのない奴だ。
黄昏時の田舎道に、一人分の影が長く伸びる。 晴れ晴れとした青天井の、底抜けの明るさは、時に無神経で、些細な事で思い悩む人をも否応無く照らすが、夕暮れ時の物悲しさも、夜の孤独を予感させるようで身に染みる。
遣る瀬無い思いの捌け口に後輩を選び、心の中で悪態を吐くが、足取りは重い。頭の中で、言葉達が反芻される。
「何でも良いって、どういう事?」 ……分からない。
「何がダメなんすか?」 ……分からない。
高給取りでもなく、女心を全て理解してやれるほど器用でもなく、おまけに酒癖は悪い上に、鼾が五月蝿い。ほら、列挙しただけで嫌になる、些細だが日々の積み重ねで愛を殺す劣悪な欠点達。
だが、「それでもいい」と言ってくれる人がいる ]
(2) 2018/03/25(Sun) 03時頃
|
|
[ 客観的に見ても幸福で、自分が今浸かっているのは、贅沢な憂鬱だ。当たり前を享受し過ぎて贅沢病を患っているのだ。半ば言い聞かせるように、意固地な男を説得するが──、あの日感じた息苦しさは、喧嘩して一週間経った今も続いている。
網膜に焼き付いた彼女の横顔を、掻き消そうと目を瞑った ]*
(3) 2018/03/25(Sun) 03時頃
|
抜荷 錠は、メモを貼った。
2018/03/25(Sun) 03時半頃
|
[駅前まできたのだから、と本屋へ足を伸ばす。 雑誌群を横目に新刊コーナーを通り、奥の棚へ。出版社別五十音順に並べられた、ブロックの終わりの方に「万井 菫花」の背表紙を見付ける。 デビュー作の『造花の道』、二冊目『透かし絵の君』と並び、短編集の文庫本『ののはな』も置かれている。 これに続くものは、まだ、ない。
自分で名乗ったことはないのだが、一度打ち合わせで斗都良までやって来た担当が「この町に作者が住んでいる」と売り込んだらしく、一時は平積みの小さなコーナーも作ってくれていた。 再びコーナーを作るためのものは、まだ、ない。]
(4) 2018/03/25(Sun) 08時半頃
|
|
[スーパーに立ち寄り、簡単に食べられるものとお茶のティーパックの追加を幾つか見繕う。 ああ、砂糖が残り少ないのだっけ、と棚の間を探していれば、走り回る子供のはしゃぐ声と、それに続く母親の怒鳴り声。 うんざりしたように「ここにいて!」と叫ぶ声は、眠らせたままの一編を思い出させた。]
「大丈夫よ。」 母の声が手首を引く。 「明日にはきっと、」 母の声が足を左右順番に運ぶ。 「良いようになっているから。」 母の声が喉元に巻き付いてジワリと絞めていく。 嗚呼、あの男は明日までにこの世を去るのだろう。
[我が子を溺愛する母の執念と完全に管理された息子の話。デビュー作を自ら皮肉に書き直すような小編は、公園で何から何まで口を出す母親を眺めていて生まれたのだけど──
手厚く支援してくれる自分の母親を、そう思ってるのだと誤解されてしまったら……なんだか恐ろしくて、書きかけで引き出しの奥に仕舞いこまれている。]*
(5) 2018/03/25(Sun) 08時半頃
|
|
[その後もぐるぐると、休憩を挟みながらあてどなく町をさ迷ってみたけれど、世界に目覚めは訪れなかった。 浮かぶのは記憶のアルバムとそこから溢れ出る文字ばかり。
夕暮れに公園を通りすがる。お蔵入りさせた小編の生まれた、ととら第一公園。 あの母子……何を言われても子供は素直に頷くのに、母親は言葉を重ねる毎に己に酔うように声のトーンが上がっていき、 ──キィー…… ブランコの揺れる音が、夕焼け空に響く金切り声を思い出させた。]
駄目……こんなんじゃ、なにも…。
[子供の姿が疎らに見える公園。ブランコの音を立てた人影は夕焼けの逆光で影のように見えて、背筋がゾクリとする。 否、空気が冷えてきたようだ。
足を早めて公園を離れると、逃げ込むようにアパートへと戻った。 気分転換とヒントを求めて出た筈なのに、気持ちはすっかり落ち込んでいる。リセットが──必要だろう。 静かな夜の空気で浄化されたくて、太陽と共に眠りに落ちる事にした。]*
(6) 2018/03/25(Sun) 16時頃
|
|
─ 深夜二時の、少し前 ─
───…んぁぁあ……
[コツ、コツ、コツコツコツコココココッ。 世界を始める筈のペンの一音は無駄に嵩み、意味のある線はひとつも引けないままに夜が耽る。 原稿用紙に押し付けられた頬からは声にならない呻きが漏れて澱んだ空気を重くして。 頭の中を支配するのは、今日一日思い出した自作の文字と、今や手遅れである修正の文言、それに時計の針の音。雑多なそれらがぐるぐる渦巻き、とても新たな世界が割って出る気配などない。]
さんぽ。散歩に行こう。気分転換。
[昼間に失敗したのは明るすぎたから。 情報過多で惑わされてしまったから。そう言い訳をして、昼間と変わらぬ格好で表へと出る。 書けない焦燥感でポシェットにヨムマジロ君を押し込むのにも苦労しながら、トボトボと暗い夜道を歩いていく。 照明でぼんやりと浮かぶ空間は、先程の公園。 入口に差し掛かった、その時。
ふつり
世界から光が失われた──]
(7) 2018/03/25(Sun) 16時頃
|
|
[人間、驚き過ぎると声も出なくなるようで。 乾いたみたいな喉で浅く息をしながら周囲を見渡した。 暗い。
急に光を無くし闇に閉ざされれると、何かにぶつかったのか、それとも穴に落ちたのか、そんな風に思うようだ。 触れることの出来ない、けれど己をすっぽりと包む暗闇に、オロオロとどうすることも出来ずにいると、
───キィィィ……
ブランコが大きく音を立てた。 まるでこちらを驚かそうと意志を持って いるかのように。]
きゃぁぁあ!!
[暗転の瞬間よりも驚いて、高い悲鳴をあげてその場に座り込んだ。]*
(8) 2018/03/25(Sun) 16時頃
|
|
「じゃあ三割方さんは何度も殺されて何度も同じ日を繰り返してるんですね」
深夜のととら第一公園。街灯に小さな羽虫が集っている。砂場に設備されているドーム型の遊具の中で、三割方と六掛は息を潜めていた。繁華街を抜けて、逃げ道を探した。以前殺された大通りを避け、細い路地を駆け抜けると公園があった。「ここなら6割方は安全です!」と六掛はドームの穴に飛び込んだ。
「殺しにきたって一体どういうこと何なんですか!?」
六掛は三割方にしつこく詰め寄った。玩具を買って貰えない駄々っ子のように三割方の身体を揺さぶる。新人でも記者は記者。取材対象者に食いついたら意地でも離さない。誤魔化すのに妥当な言い訳も見当たらず、終いには「アタタァしますよ?」の一言でついに口を割った。
(9) 2018/03/25(Sun) 23時頃
|
|
「でも、何で三割方さんは命を狙われてるんですか?」 「知るわけないだろ」 「誰かの恨みを買っているとか」 「んなもん買い溜めしてるわ」 「じゃあ誰なんですかね〜この町で三割方さんを殺したい人」
仕事柄、誰に恨まれていてもおかしくない。三割方は不倫を暴いた写真を撮った時に一度や二度殺されそうになったことはあるが、いずれも単独犯だった。だが、今回は明らかに組織的だ。サングラスの男が車を襲撃する。大通りに逃げれば別の者が車で衝突する。繁華街に逃げればモデルのような女が刺し殺す。どの場所に逃げても殺せるように仕組まれている。これだけの数の人を動かせるのだ。黒幕は相当な立場の人間に限られる。
「あれ? ……それって」
六掛と顔を合わせる。頭に浮かんだ共通の人物。 双六の賽の目が振り出しへ戻った。
(10) 2018/03/25(Sun) 23時半頃
|
|
[ほうら、だから言ったのに。働き過ぎですって。……早く帰った方がいいですって。
閑散とした社内の一室。溜息一つ零しながら、隣の部下が差し出してくるのはスマホの液晶。彼女が出来たのかあ、と呟く冗句は無視され覗いてみれば、吊り上がった口角が凍り付く。 其処に示されていたのは、ニュース記事。停電、復旧未定、場所は、────妻が、子どもがいる、斗都良の町一帯。]
……、まじかい。
[積み上がった書類の塔等の中で均整に整えた金髪を掻きむしる。事務仕事をも営業をも二足の草鞋を履かなければならない環境において、例え如何に忙しさに身を委ねていても襟足にも掛からない短髪だけは維持していた。 背凭れに深々と掛かって、取り出したスマホを弄っていく。一人だけ浮いた、初期設定のアカウント画像をタッチして、大丈夫か、一言連絡を入れる。既読は、付かない。一つ上のメッセージ、「ごめん、今日も遅くなる。食事は要らない。」日付は、数か月前を示していた。]
(11) 2018/03/26(Mon) 00時頃
|
|
お前さんは足、あんの? 確か、俺よりも遠かったんじゃない。
[そうっすよ、と項垂れる頭が首肯する。やっぱ、車って大事っすね。免許取れば良かったなあ。ぐちぐちと自省を繰り返す口、口より先に動かすものがあるんじゃない、と何時もの営業での口癖は出て来ない。 硝子窓の向こうは、黒で塗り潰された背景に煌々と輝く人工灯、ネオン、ビル明かりの数々。停電のての字すら浮かばせない、その光景が先程のニュースの現実味を損なわせていく。スマホを一瞥、既読は、付かない。一瞥、付かない。更に深く、腰を委ねてしまう。 てか、俺よりも奥さんたちの心配した方がいいっすよお、気遣いの一言に苦笑を浮かべて、……どうすっかねぇ、と小さく、か細く漏らす。もう一度、今度は電話を掛ける。耳元へと押し当ててみれば、断続的な機械音が響くだけだった。]
「……大丈夫、ですか?」
(12) 2018/03/26(Mon) 00時頃
|
|
[視線を上げれば、お盆からグラスが一つ、自身の乱雑に置かれた書類を退いて、そっと置かれる。淡い茶がかった豊かな色味、アイスティーがもう一つ、部下の目の前にも差し出されて。 目を見開く部下の姿を尻目にありがとう、と声を掛ければ、表情の起伏の少ない彼女が僅かに笑みを作っていた。栗毛色のボブカット、目尻が少し下がった大人しい子。確か、隣の部署だったか。]
お前さんも残業だったの、お疲れさん。 ……いや、うら若い子がこんなに残っちゃ駄目でしょ、って。
[足はあんの、部下と同様に訊けば、ほんの少し流れる異質な沈黙。疑問符がチラつく手前、ふるりと首を振る度に撒かれた毛先が躍っていく。 途端、あ、タクシーあるじゃないっすか!がばっと腰を上げて叫ぶ声は、階を越して響き渡るように反響していった。そう叫ばずとも聞こえてんよ、と半笑いで宥めては。電話しますよ、部下が触れていくスマホへと視線を投げて漣立つ彼女の唇を見ずに、背を向ける。]
(13) 2018/03/26(Mon) 00時頃
|
|
然しだな……、これ終わらせないと、明日がなあ。
[何故、1日が24時間しか無いのだろう。積み上がった書類は、明日のプレゼンの為の資料やら営業先の企画書やら。日々のノルマを達成しても更に乗せられる重圧と仕事の束は、わんこそばのよう。きっと、食べても食べても終わりはしない。その先に果てが無いことは目に見えていた。だが、食べなければ、……男は、社会の歯車は、その噛み合いがほんの少しでも崩れることを、その崩れた先に訪れる未来を恐れていた。 妻子か、仕事か。天秤に吊るしたものの重みは緩やかに傾きを見せる。────停電だけならば大丈夫だろうと浅はかな、祈りのような言葉を連ねて。心の淵で、重ね合わせて。 ほう、と誰かの安堵の息が聞こえたような、気がする。きっと気のせいだろう、そう結論付けては、用意されたアイスティーに引き出しから取り出したスティックシュガーの端を破き、注いでいく。]
(14) 2018/03/26(Mon) 00時頃
|
|
「あの、ガムシロップ、ここにありましたけど……。」
[おずおずと顔色を窺うように小首を傾げる彼女へとこれでいいんだ、そう笑みを作り、からん。からん。グラスの中の氷を揺らし、掻き立てれば、小気味の良い高音を奏でていく。奏でていくだけだ。 底に沈殿したままの甘さを尻目に、グラスを一気に呷った。嗚呼、……甘ったるい。*]
(15) 2018/03/26(Mon) 00時頃
|
|
[裏山に抜けるには、住宅街の先、用水路と田んぼを抜けて行かなくっちゃいけない。 アヤと手を繋いで歩く道は驚くほど静かで、そして、ここまで誰とも遭遇せずに来てしまった。
大人に内緒の冒険だけど、繋いだ手の温かさは私だけが知っている。 一緒に見上げた星空の明るさは、わたしたちが一緒に感じてる。
まだおねむな蛙は田んぼの中でじいっと春を待っている。あぜ道を行く間、アヤの草履がたてるぺたぺたした音が嫌に大きく聞こえた。]
あ、ねえ、あそこから裏山に入れるよ!
[指差した先に、遊歩道の入り口がある……とはいってもそんなごーじゃすなものじゃなくて、どんより生い茂った木と、その下に踏み固まった道、そして申し訳程度にぽつぽつと灯りがあるだけなんだけれど。]
この山のね、ピクニック広場なら星がきれいに見えると思うんだ。
[そこでみんなお弁当を食べたり、お花見をしたりする。まだ桜は咲いていないだろうけれど、咲いていたらきっと素敵だ。]
(16) 2018/03/26(Mon) 00時半頃
|
|
[一歩、アヤの手を引いて遊歩道に踏み入ろうとしたとき……ブズン、と音を立てて、わたしの真上にあった電灯が消えた。 夜の森の中、たったひとりで森の入り口を守っていた門番が死んだみたい。 何の前触れもなく、突然、世界は闇に包まれる。]
アヤ、大丈夫?!
[掌に感じるアヤの手……大丈夫、アヤはここにいる。見えないアヤの顔がもっと見えなくなってしまったけど、ちゃんといるのが分かる。 でも、アヤは声を潜めて囁いた。]
「なにか、きこえる」
[確信を持った声音に、わたしは耳をそばだてた。 視界が閉ざされた中、木々の間を通り抜けるように、微かな音が確かに聞こえる。]
(17) 2018/03/26(Mon) 00時半頃
|
|
[音がだんだん近づいてくる気がして、慌ててアヤの腕を掴んで、近くにあった茂みに押し込んだ。 距離が近くなると、アヤのにおいがいっそう強くなった気がする。それでも声を殺し、息を殺して、その気配が通り過ぎるのを待った。
それは、山の奥から、遊歩道に降りてきている。]
(18) 2018/03/26(Mon) 00時半頃
|
|
…… リィィーーーン ……
…… カラン …… カラン ・・・・・・
…… うう ……うぅぅ ……
……ズルズル…… ズリ ……
(19) 2018/03/26(Mon) 00時半頃
|
|
[なにこれ。なにこれ。なにこれ。何がいるの。
わたしたちが隠れた茂みのすぐ真横、何かを引きずるような音が聞こえる。 苦しそうな息遣いが聞こえる。……でも、真っ暗闇に包まれて、もう何も見えない。 ただぎゅっとアヤの手を握りしめ、それが通り過ぎるのを待った。 掴んだアヤの手は、ほんのちょっと震えて、手先が冷たい。]
大丈夫……大丈夫、わたしがついてるから……。
[ついているからなんだ、って言われたら困るんだけれど。 それでも、公園でわたしの手をアヤは取ってくれた。]
アヤは友達……おばけなんていない……。
[何度も口の中で呟いた。消えろ、消えろ、と強く願う。 ……やがて、音は遊歩道から田んぼの方への消えていった。]
(20) 2018/03/26(Mon) 00時半頃
|
|
[そおっと茂みから顔を出したら……やっぱり真っ暗森。鼻をつままれても分からないほど、って比喩表現がぴったり当てはまるような。 あの変な音を出すものは何処かに行っちゃったんだろうか。 茂みにしゃがんだままのアヤの手を引っ張り上げて、服についた泥を払うと、アヤがおずおず口を開いた。]
「ともだちになってくれるって、ほんとう?」
[わたしはびっくりして目を見開いた。ここにくるまではじゃあ一体何だったんだろうって。 黙っていたらアヤはすまなさそうに「ごめんね」と言った。]
「いままで、おともだちできたこと、なかったの。 ……ねえ、あなたのなまえは?」
[わたしの手をアヤが握り返してくる。細い手。冷たい手。爪の間に泥が入った手。 なんで今更そんなことを聞くの?]
(21) 2018/03/26(Mon) 01時頃
|
|
わたしは、エリ。
[真っ暗でアヤの顔は見えなかった。でも「そう」と返したアヤの声は、何だかひどく悲しそうだった。]**
(22) 2018/03/26(Mon) 01時頃
|
|
くらくなると、こわいものがやってくるよ。
うそ! よるがくると、ゆめにはいって、たのしいことが たくさんになるんだから!
ほんとうに? ほんとうに?
ほんとう……、だよ。ほら、きれいないろの ことりが、おかしのおうちにみちびいてくれる はずなんだから──あれは……なに…?
こわいものが、やってきたんだよ!
[ヒッ。 掠れた息を飲みこんで、座り込んだまま自分で自分の肩を強く抱きしめる。 現実には恐ろしい妖怪なんている筈無いと分かっていても、自分の指先さえ見えないこの闇の中では僅かな物音でさえ、悪いものの気配のように錯覚してしまう。]
(23) 2018/03/26(Mon) 01時半頃
|
|
[手で肩を擦りながら右に左に首を巡らせるけれど、視界を助けるような光源は見当たらなかった。 完全なる、闇。
鎖された闇の中で急速に失われる平衡感覚。 今自分が立っているのか座っているのか、前と 後ろと右、左、どちらを向いているのかさえ あやふやで、不確かで──酷く不安になる。]
……あっ、
[チリン。 微かな鈴の音。聞き覚えのあるそれは、ヨムマジロ君のキーホルダーに付いたものだとすぐに思い至る。 先程慌ててポシェットに入れた時に、しっかり仕舞えていなかったのだろう。座り込み、不安に身を震わせる内に不安定に引っ掛かっていただけのそれはずれていき、遂に地面に落ちたのだ。]
(24) 2018/03/26(Mon) 01時半頃
|
|
[携帯電話は、携帯してきていない。 手元を照らせるものは、なにもない。 手探りで周りの地面を探るけれど、一瞬指先に触れた硬い物は、その指に弾き飛ばされころころと離れて行くのを感じた。]
や、やだ、どうしよう…!
[自分の周囲をパタパタと叩いて探しながら、暗闇の利点を一つだけ知った。 どんなに瞳に涙を浮かべても、滲むべき視界がないのだから困らない、ということ。]**
(25) 2018/03/26(Mon) 01時半頃
|
|
[ 窓から眺めたととらはどこまでも暗かった。握ったままの、電気の線。悪事の証拠が重たい。月とか星とか、自然にある明かりだけが見えていて、時間が経つごとに目が慣れてゆっくり明るくなっていく。
ぺた、とそこに座り込んだ。悪い事をした。
だけどすぐに人が来ることはわかって居たから、急いでまた立ち上がる]
(26) 2018/03/26(Mon) 17時半頃
|
|
[裏山に生い茂った木は、一片の光も通さないとでもいうように、下を歩くわたしたちに意地悪をする。 飛び出す木の根も、湿った腐葉土も、全然先に進ませてくれない。 アヤは草履だし、わたしはガラスの靴……ママの買ってくれたお気に入り。 それでも真っ暗闇に慣れてきた目に、僅かに映るものを頼りに、一生懸命アヤの手を引いて歩く。
きっと真っ暗な街に取り残されてる人たちの誰も、ここにいるわたしたちのことを知らない。 大人も、子どもも、犬も、猫も、みんな。 おうちにいる人たちはみんな、誰も気が付かない。 早く山を登らなきゃ……焦る手が、アヤの身体を強く引く。
と……ずるり、腐葉土に足を取られてアヤの身体が落ち葉の上を滑り落ちていく。]
アヤ!
[わたしの手からアヤが離れてく。 体温が 遠 く は な れ て
それから、真っ暗闇だけが残った。]
(27) 2018/03/26(Mon) 19時半頃
|
|
[葉っぱの滝つぼに飲まれていくように、軽くて小さなアヤの身体は私の届かないところまで落ちて行って……]
「……ごめん、サンダルがこわれちゃった」
[やがて、ぽつりと声だけが返ってきた。 冷たい風に乗って、アヤのにおいが鼻先を擽る。生臭くて酸っぱいにおいと……ブランコのさびた鎖のにおい。 アヤの無事を確認しないといけないのに、そんなことばっかりが気になった。
助けに来ないわたしに、アヤは静かに口を開いた。]
「ねえ、わたしね、おかあさんからくつをかってもらえないの すぐおおきくなって はけなくなるから。」
[生臭い風に乗って、またあの鈴の音が聞こえた気がした。]
(28) 2018/03/26(Mon) 19時半頃
|
|
…… リィィィン …… 「ねえ、わたし、ともだちがいないの」
「だから、あなたのほんとうのきもちがわからない」 …… リィィン ……
…… リン …… 「わたしにはなにもうらやましいものはないよ」
「わたしをにくんでうらんでねたんでも」 ……カラ、コロン……
…… ふぅ、うぅぅ …… 「あなたはきっとみたされない」
「ねえ、おしえてほしいの」 …… シャン、シャン、カラン ……
「わたしがにくい?ともだちになりたい?……ころしたい?」
(29) 2018/03/26(Mon) 19時半頃
|
|
「あなたのほんとうのなまえは なあに?」
(30) 2018/03/26(Mon) 19時半頃
|
|
[こういうのをきっと「息も止まるよう」っていうんだろうか。 今までアヤはちっともおしゃべりしてくれなかったから、こんなにしゃべる子なんだって知らなかったの。
アヤの姿は、わたしには見えない。でも、確かにアヤはここにいる。見えなくても、アヤのにおいがするから。 酸っぱい汗のにおい、取り換えられない服の饐えたにおい、垢とほんのちょっとおしっこみたいなにおい。]
……だって、アヤ、くさいんだもん。
[それが、わたしの答えだった。]
(31) 2018/03/26(Mon) 19時半頃
|
|
[うらやましくて仕方が無い、“いきてる”におい。
わたしより背が低くて、がりがりで、友達もいない可哀そうなアヤだけど、そのうちわたしより大きくなってしまう。 背が伸びて、靴が入らなくなって……わたしなんか見えなくなる。わたしなんかいないのと同じになってしまう。
だから、大人なんてバカだ。ここにわたしはいるのに、誰も気が付かない。 おばけなんてうそだ。わたしだっていつかおばあちゃんにカーディガンを編んでもらって、お父さんから髪を結うゴムを買ってもらって、ママから靴を買ってもらって……
それから、可愛い名前で呼んでもらえる。想いを込めて、成長を願って、つけた名前。
大人にも見える子だけずるい。ずるい。わたしはここにいるのに。]
(32) 2018/03/26(Mon) 19時半頃
|
|
「あなたがブラン子さんでしょう?」
[ああ、でもその名前は、大嫌いなの。]*
(33) 2018/03/26(Mon) 19時半頃
|
|
[はた、と書類に埋めていた顔を上げる。周囲を見回しても、目に映るのは先程の景色と同じもので、……気のせいか、と再度ペンを持ち、立ち向かおうとする。が、ペン先が僅かに震えを帯びて、焦点を合わせてくれない。]
「……どうかしましたか。」
ああ、いや。何でもないよ。
[震えからだろうか、手近にあった毛布を持ち歩いてくる彼女を手で制し、ほうと息を衝いた。過不足のない温度の中で纏わりついた汗が、何処か気持ち悪い。*]
(34) 2018/03/26(Mon) 22時半頃
|
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/03/26(Mon) 22時半頃
|
[静かな部屋に、ごおおおと、沸き立つ音だけが響く。ケトル、怒りの湯沸かし。側には目の覚めるような黄色が特徴的な紅茶缶がある。 壁の向こう側から聞こえていた賑やかな声は、とっくの昔に奥へと引っ込んでしまった。今頃は川の字になって、夢の中にでもいるのだろう。私はというと、喫茶店で飲んだカフェオレのせいか、冷蔵庫にあったチーズタルトを食べたせいか、未だ眠れないでいた。傍に置かれたスマホに視線を落とし、ホームボタンを押してみる。ロック画面は1:59を表示するだけ。数字の後ろで微笑む彼女は、無言のままこちらを見つめている。]
あーん……くみた……
[普段は薬缶を使うので、どれくらい沸かせばいいのか分からず、そろそろスイッチを切ろうと手を伸ばしかけた、その時だった。]
きゃあっ!
[急に目の前が真っ暗になった。]
(35) 2018/03/26(Mon) 23時頃
|
|
─ 深夜2時の、少し前 ─
本当です。 笑い皺は最後まで残るんですよ。
[ 瞬間、暗闇。 電気が消えたのだと理解するまで数秒。 暗闇に目が慣れて周りが見え始める。
漆塗りの白木の仏壇。 金箔の装飾が浮かび上がる。 葬儀場の、古い箪笥の中身のような、 立ち昇る香が染み付いた畳の匂い。
通夜が終わった後の静謐。 親族が亡くなった人と過ごす最後の場所から明かりが消えた。
其処にいた筈の人影がいない。]
(36) 2018/03/27(Tue) 00時半頃
|
|
どちらにいらっしゃいますか?
[ 焦りを覚えた。 急に消えるなどあり得ない。 神隠し、などという妄想が頭の中で輪郭を持ち始める。 仮眠室で読んだオカルト雑誌で特集が組まれていたか。 否、今はどうでもいいだろう。]
(37) 2018/03/27(Tue) 00時半頃
|
|
[ 繊細な文壇が在る手前手当たり次第という訳にもいかず、 じ、と視線を巡らせて探した。 見つけるより先に音が届く。 その人は畳の上に蹲って「もう嫌」と呟いた。
此処は親族が亡くなった人と過ごす最後の場所。 その場に居るのは自分とただ一人、 未だ制服も脱がない少女のみ。
あと一人、居ると言えば居る。 浮かぶ白い顔。 その人は蹲った少女の傍で沈黙を決め込んでいた。 明日には人の形では無くなり、人にしては余りにも無臭。
今日は少女の母の通夜である。]*
(38) 2018/03/27(Tue) 00時半頃
|
|
グラスに注がれた真紅のワイン。気分を高揚させるノリの良い洋楽。ピンク色の照明が煌々と光る店内。男は美味そうに煙草を吐いてソファに身体を預けていた。端麗な顔立ちをした美しい女性が、艶めかしく男の頬に触れる。豊満な胸を男の身体に押し付け、唇を重ねる。女は男の瞳を眺めた。黒だ。吸い込まれてしまいそうほど、どこまでも深い黒。
「気分はどう?」 「最高だ」
一條聖司は口角を上げた。目は一切笑っていなかった。斗都良町出身の国会議員。聖人君子とまで呼ばれるこの町のスター。 一條がこの店を行き付けにしていたのは3年前。店を貸し切り、1番人気の女を自分好みに仕上げて抱く。これが本当の一條。女は思う。何がスターだ、何が聖人君子だ。ここにいるのは税金で女を抱く傲慢な男。人のありのままの姿とは、ロクでも無いものだ。 チリンと鈴の音が鳴った。扉にぶら下がるヨムマジロ君のキーホルダーが音を立てたのだ。 店に入ってきたのは、七三分けの男。髭面で髪はボサボサ。服はシワだらけ。黒縁眼鏡の奥で光る瞳は濁っている。一見浮浪者にも思えるが、首にかかっている一眼レフがそれを否定していた。
(39) 2018/03/27(Tue) 00時半頃
|
|
「誰かと思えば低俗雑誌のカメラマンじゃないか」
一條はくっくっ、と小刻みに笑う。店内のバックヤードにいた護衛が騒ぎを聞きつけた。男が2人。スーツを着ていても筋肉質な体格だと一目でわかる。2人は一條を庇うように前へ出た。
「どうした、迷子でもなったか?」 「スクープを撮りにきた」
それを聞いて、一條は腹を抱えて大笑いした。グラスのワインを飲み干した後、思い出し笑いをして口から吹き出した。
「三割方ァ、ジャーナリズムを気取るのは良いが、どうなるかわかってんだろうなあ?」
一條が合図をすると、三割方とは2倍近く体格差のある屈強な男2人がジリジリと距離を詰める。しかし、三割方は動じることなく、ただ壁に掛けられている時計だけを見ていた。
「お前こそ、わかってんのか」 「何が?」 「もう2時だぜ」
(40) 2018/03/27(Tue) 00時半頃
|
|
ぶづ、ん──────
「な─────」
突然の暗闇に包まれる店内。一瞬にして鋭い光が差す。フラッシュだ。男がカメラを片手にシャッターを切り続けている。まずい、と声を漏らして一條は顔を伏せた。屈強な男達が光を頼りに三割方へ殴りかかる。チリン、とまた微かな音が鳴った。同時にけたたましい打撃音がした。
「アタタタタタタタタァァァ!!!」
男が真後ろにぶっ飛ばされ、カウンターに並べられたボトルが一斉に床に落ちる。ガラスの割れる音と男達の断末魔と女の悲鳴がハーモニーを奏でる。
「おい! 一体何が起……」
一條がわずかな光の中で見たものは、鼻先に迫る金属バット。三割方は歯を食いしばり、全身を躍動させ、渾身の力でバットを振り抜いた。一條の顔に直撃する。ゴキンッ、と前歯が折れて意識と共に何処かへ飛んで行った。三割方は金属バットを捨て、カメラのフォルダやを確認する。そこには、金属バットを振り抜く三割方と一條の顔がへこむ瞬間が激写されていた。
「どうだった? 俺のスイング」 「三割バッター、みたいですね」
カメラの光に照らされながら、2人は微笑んだ。
(41) 2018/03/27(Tue) 01時頃
|
|
一條聖司黒幕説を確証するのは簡単だった。取材は直接本人に聞くに限るという六掛の言葉を元に、ガールズバーへ足を運んだ。すると、一條は勝手に勝ち確だと思い込んでペラペラと真相を語った。元々、一條の親父はいわゆるフィクサーであり、莫大な資産と忠実な手下がいた。一條には総理大臣になるという野望があり、まずはメディアの情報源にクギを刺すことにした。一條を嗅ぎ回る者は例外なく始末された。 真相はわかったが、三割方は一條を出し抜くプランは思いついていなかった。一條の刺客からどうにか逃げ延びるので精一杯だった頃、ループのとある法則を見つける。それは午前2時に必ず大規模な停電が起きるということ。この謎の停電が、一條を出し抜く2人にとって唯一のチャンスだった。
「お前こそ、わかってんのか?」 「何が?」 「もうすぐ2時……あ、ちょっ、あと1分くらい待ぐふぉ」
試行錯誤を繰り返し、何度も死にながら一條と対峙した。六掛の動きから一條の台詞の長さ。停電後の対応までを計算に入れて動く作業は映像編集者さながらだった。こうして緻密に計算された時間と動きが全て一致し、ようやく2人は今に至る。
(42) 2018/03/27(Tue) 01時半頃
|
|
[床を這いながらスマホと猫を探す。ぺたぺたと床を触りながら。え〜ないしいない…。パソコンデスクのまわりにもなかったし、なんなのもお…。
ふわっ
手に触る感触があって、ラディ?と思った。 ふわふわ、か〜〜わいい感触がする。可愛いぞこれ、かわ、 ふわ…、 あれ?]
なっ なに!?
[ばっと手を引く。この部屋に猫はラディしかいないはずだった。ラディは短毛種だ、今のは確実に長毛種の手触りだ。あれは…猫?だろうか。どうだろ。わかんない。 ただ、ふわりとさわりとその柔らかな毛並みに指先が沈みふわふわと心地よい毛触りが手にさわった。長毛種の猫を触った時の様な幸福感。最近触ったから間違いない。]
ら、らでぃ じゃないわよね? ラディ〜〜〜
ねえ、ラディ? どこお?
[声で呼んでみる。再び手を伸ばす勇気はなかった。]
(43) 2018/03/27(Tue) 01時半頃
|
|
[どんっ どたたたた、てとてて…]
(44) 2018/03/27(Tue) 01時半頃
|
|
[足音が聞こえる。これは猫の足音だ。この、少し重い音。のったりとした足音は間違いなくラディのものだった。はあ、体重ののった足音さえも可愛い。 あの方向にラディはいるのね?そう思って手を伸ばす。]
ら〜〜でぃ〜〜〜〜
[伸ばしながら、ドンッと感触があったのは、次は背中の上だった。]
ぎゅえ
[人間をつぶしたみたいな声が出た。(ただしい) ああ〜〜背中に猫の体重を感じる。四か所だ。これは四足だからだ。ぽつぽつぽつぽつと体重が分散されているものの、足先が小さいせいで地味に痛い。でもここで足踏みされるとめちゃくちゃに気持ちが良いのだ。猫マッサージというやつだ。 しかしこの重さも可愛いな。猫は体重を感じるだけで可愛いって思う。う〜んこの少し重めだけど全然軽いこの感覚。猫に乗られた人にしかわからないと思う。体重が可愛い。そんな感覚。ああでも、]
う、うごけなくなるから、…
(45) 2018/03/27(Tue) 01時半頃
|
|
[四つん這いなうえに背中に猫だ。手を伸ばす事すら困難だった。ぐぬぬ。でもかわいい。 あ、ラディってば背中の上で座るポーズに変更したわね。四足の感覚から大きな丸い温もりへと変わった事で解る。その円形の温もり…とてもかわいいし、あったかいをこえて暑くなってくるけど猫はそんな事お構いなしだ。]
ラディってば〜〜
[それでも動けない。だって動いたらびっくりして飛び退いちゃうでしょ。そんなの可哀想でしょ??]
らでぃ〜〜〜 ら〜でぃ〜い
らでぃ〜〜
[名前を連呼する。なぁーお。という返事が返ってきた。あっむりですめろめろです。解った暫くこのままの体制で甘んじます!!! ――にしても、さっきの長毛は何だったんだろう…。]
(46) 2018/03/27(Tue) 01時半頃
|
|
…ラディ、 なんか… なんか、他にも なんか いる…?
[なんて、思わず猫に聞いてみて―――…]
(47) 2018/03/27(Tue) 01時半頃
|
|
な゛ァ〜〜〜オ
(48) 2018/03/27(Tue) 01時半頃
|
|
[返ってきたのは、大きな大きな 聞き覚えの無い *猫の 声*]
(49) 2018/03/27(Tue) 01時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る