146 demi-human... 『亜人の住まう街で』
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人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、クリストファー、ヤニク、モスキート、ティソ、ヴェスパタイン、ヨーランダ、ワクラバ、コリーン、シーシャの9名。
遂にこの街で人が消える影が目撃された
飲み込まれた目撃情報は1つ。パルックと呼ばれる“人”が巻き込まれたらしい
それを目撃した人は、怯えるようにこう叫んだ
『まるで何かの強い怨念のようだった!』
誰もその正体はわからない。原因もわからない
けれど、他にも消えた情報は後々出てくるかもしれない
人は亜人を恐れるようになった
強い怨念が出た事に、それは亜人の復讐じゃないかと考える人も出てきた
キミ達が人と関わる日、今日だけは人々はキミを恐れるだろう
会話は成立するものの相手は長くキミと話したがらないかもしれない
また、街を歩けば人はキミを避けるか、街を出歩く人間は少なくなる
それをキミはどう思う?ざまぁみろ?それとも悲しい?
けれど、怨念が途絶える事は無いだろう
(#0) 2015/01/11(Sun) 00時頃
/*
本日の吊り襲撃はシーシャ[[who]]、クリストファー[[who]]です
回避、自薦は早めにメモでどうぞ
(#1) 2015/01/11(Sun) 00時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/11(Sun) 00時半頃
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……脳味噌が見える能力ってぇのも、なんだか微妙ですねぇ。
[寧ろそんなエスパー居るのだろうか、と考えて。一種の自虐ネタのひとつだろうか、とくすりと笑い――生気のない瞳を覗き込み。何だか勿体無いなあ、なんて密かに思ってみたり。]
えっ!まじですか!? 本気と書いてまじと読んじゃうんですか……っ! うわぁあぁ、本当ですねぇ。 私としたことが、この輝かしい夜の降臨に気付ないなんて!
[彼の言葉に半信半疑で傘を下ろし、空を見上げると綺麗な濃紺に満月。獣の咆哮>>1:163を耳にして自らの両目を手の甲で擦ってみれば、確かに男>>1:156の顔がはっきり見えたようで。]
「さん」は余計ですけど……、今日は出血大サービスで大目に見ておきましょうぅ。 とゆーわけでワクラバさん、改めてよろしくお願いしますなのですよぉ。
[顔がよく見えたから次会った時は直ぐに見つけられますよ、と付け足し胸を張る。出来るのならば再会するときは今日みたいに頭から突っ込まないようにしたいところだけれど。]
(0) 2015/01/11(Sun) 01時半頃
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はっ、それは俗に言う女の子扱いってやつでは……、 ……ふふ。何だか擽ったい感じではありますが、嫌な気はしませんねぇ。
それでは、お言葉に甘えちゃいましょうかねぇ。
[両手をぐい、と伸ばして伸びをひとつ。いつもならこのまま何処かへ遊びに行くところだけど、今日はやたらに早起きをしてしまったせいかその気力は無く。そもそも不死身の男だとか呼ばれていた彼を夜行性なのかも分からないのに連れ回すのは気が引ける。少しの間の後に領主の家を指さして「あそこまでお付き合いしてもらえますかね?」と一言。それならばあまり遠すぎず、迷惑にならないだろうと考えて。 相手が了承してくれるようであれば嬉しそうに軽い足取りで目的地の方へ向かおうとするだろう。その途中に幼い子供>>@1:6を見かけることがあったかもしれないが急いでいるようであったので声を掛けるようなことはしないでおこうか、と。**]
(1) 2015/01/11(Sun) 01時半頃
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─ 東/商店街─
(なんや 今日は、人が居んなあ)
[ いつもは騒がしゅうほどに 賑わう街路も やけに閑か
特に“人間”が居らんのに きょとり 双眸を瞬かす ]
( 面倒が無いんは 嬉しゅうが 嵐の前の静けさみたいで 気味悪うな)
……───、
(2) 2015/01/11(Sun) 02時半頃
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[ 静かやからこそ、微かな羽音はよう目立つ
ひそひそ ひそひそ ざわめき立つ、噺の陰 通り過ぎる傍ら 聞こえた火元]
『まるで何かの強い怨念のようだった!』
( ……ほう うわさのが『来た』んか? )
(3) 2015/01/11(Sun) 02時半頃
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[ 人間が、このまちでも消えた
口許を 扇で隠しながら 懐から取り出すは ヒトガタいちまい
風に流し ゆくえを 『感じる』
あくまでも 傍からは何もわからんよう 睫毛を伏せ からりころり
路を踏んで 人も少のうし 今日は店畳もうか なあんて **]
(4) 2015/01/11(Sun) 02時半頃
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― 追憶:雨の音 ―
[――運が悪かったのだと、僅か残された仲間のひとりは言った。 ――ふざけるな、ともうひとりが叫んだ。 激しく雨が降る日だったと記憶している。 冷たい洞と、消えた薪と、折れた三叉槍と、欠けた杯。
振り返れば、亜人もニンゲンも、兎角無数の屍が転がっていた]
(5) 2015/01/11(Sun) 04時半頃
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「 ねえ、仲良くしよう? 」
[ ――男だとも、女だとも 年若いものだとも、年老いたものだとも 判らぬ儘、儘、知らない「誰か」に戦争の幕は閉じられた。 「勇者」? ――違う。 奴は、何もかもを奪って去っていったのだ。 この怒りも、哀しみも、振り上げた拳の行き先も。
何をせよというのだ。 何も無い。 血塗れた掌を見つめた。
一族の誇りも、戦いの矜持も、 守っていると思っていたものは、 気づけば何もこの手に残っていなかった。 ――――何の為に生きてきたのだか、わからなくなった。
記憶の底にこびり付くのは―― 流された血を只、残酷に拭う 雨の音。*]
(6) 2015/01/11(Sun) 04時半頃
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― ………… ―
[流れ着いたこの街で 昔のように剣や盾をつくろうとしても 掌がどうしようもなく震えて動かなかった。 代わりに戦士だった頃は鼻で笑った小さな作品を作った。
それしか生きていく方法がなかったとはいえ、 それでニンゲン達に厭な思いをさせられるとはいえ、 それを手にすることで、笑顔になるヒトがいた。
「綺麗だ」と己の作品を見つめて、 初めて皮肉げに笑ったのは誰だったか……覚えていない。
その笑顔が、 そして、 ――例えば、穏やかな少女の弾むような声が 木漏れ日のように点々と 彼が歩く道を照らしていた事は 憎んでいた筈のものたちに生かされていた事は 屹度、彼も自覚し得ない「事実」。]
(7) 2015/01/11(Sun) 04時半頃
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―現在―
[酷く静かな朝だった。 少女を見送った後、何故か寝付けず作業を続け、 うっかり寝床でない場所で眠り、冷えた身体を震わせた。 一応変温動物である。
下がった体温を元に戻そうと、日光に当たる為に街に出る。 店と家に鍵をかけた。]
……おい、 こら!
[その途中、店によく来る小鳥の一羽が、やけに騒がしく鳴くから 彼もそれを落ち着かせようと手を伸ばす。 聞き分けの無い小鳥はひとしきり喚いた後、 窓から出て行ってしまった。 「なんだったんだ」と脱力。
小さな月のような、透き通るクォーツ。 小鳥が咥えて、どこかにいったことには気づかぬ儘。]
(8) 2015/01/11(Sun) 04時半頃
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[ 黒い影は『何かの強い怨念』を持っているかのように、 この街に住む『パルック』という男を引きずりこんでしまったという。 彼はその男を見たことがないのだが、それなりに名の知れた男のようでパルックの失踪の噂は瞬く間に街中を駆け回っていた>>#0
人通りの少なくなった街を歩く。 遠巻きに突き刺さるニンゲン達の視線が、いつも以上に痛い。 どうせ亜人を疑っているのだろう。 それが魔法が使えないリザードマンだろうが、なんだろうが]
( ……昨日、買い物を済ませておいて正解だったかもしれん )
[どこか冷静にそんなことを思った。 ――そういえば、と昨日聴こえた狼の鳴き声を思い出す。 あれは、この前店に来た黒い人狼の声だろうか。 モスキートが仲良くなった「狼さん」だろうか。
黒い人狼には、野菜の礼をしなくてはならない。 彼はゆっくりとあてども無く街を歩いて、南へ**]
(9) 2015/01/11(Sun) 04時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/11(Sun) 05時半頃
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-街・中央-
[ふっと戻ってきた感覚は強い陽射しのせい。 さっきまで半分うつらうつらとしていた所で。]
…はぁ…困りましたねぇ。
[その口調にまったく“困った”様子はない。 取り敢えず、街中で起こした事にはならなくて良かったと思うべきなのか否か微妙な心持ち。 見目にはさしたる汚れもないし、人間に気付かれる事はないだろう。 僅かに漂う血の臭いを隠すことは出来ないが。 一旦家に帰ろうかと木を降りたあたりで、いつかのリザードマンを見た。>>9]
嗚呼、お久しぶりです。
[声をかけてみれば相手は気が付いただろうか。 人通りが少ないなと気付くのはもう少し後になってから。]
(10) 2015/01/11(Sun) 08時半頃
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[静寂。
閉じていた目をあけると、いつもと同じ、薄暗闇の部屋。 ガラクタに埋もれるように、野良猫のように丸めていたからだを起こす。 不眠症の悪魔は大きなあくびをする。いま何時だ。
ぼやけた頭で昨日のことを思い出す。店への来客はリザードマンとエルフ、その後にもどこぞの亜人が数人来たのだったか。 初めて来たエルフは自分の料理に満足していただろうか。 そうだ、昨日の売り上げは珍しく上々だったな。 おかげで今日は働く気が起きない。
しかしながら、その客人の誰もが口を揃えたように"神隠し"の件について話していたのには閉口した。結局なんだというのだ。手口が魔法じみているとはいえ、ガスマスクの魔法使いは犯人ではないであろうことは想像がつくのだが。 祭りの日に彼女と一緒にいた人間の少年(マリオと名乗っていただろうか)から貰った飴玉を思い出して、口に放りむと、しばらく舐めたあとガリガリと噛み砕く。
消えたら消えたで仕舞い、ただそれだけの話じゃないか。
それにしても腹が減った。傷みそうな食材を適当に食ってしまうか。]
(11) 2015/01/11(Sun) 09時半頃
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[出来合いの食事を済ませれば、腹ごなしに散歩でも行くかと考えて。特に目的もなく、鼻歌を歌いながら東寄りの通りに向かって、ふらりふらり**]
(12) 2015/01/11(Sun) 09時半頃
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-回想、酒場-
ええ、私も待ってるわね。
[吸血鬼の少女に手を振り、笑顔で見送る。彼女が去ると、彼女の言っていた事を反芻して]
…ニンゲンを、一人残らず殺せば… …そうね、そうなれば、きっとみんな、もっと幸せで、こんな、酒や歌で気を紛らわせて、血を吐く思いで理不尽に耐えなくても…
でも、でもね…私は… それで、万が一ここを失うことの方がもっと…怖いわ
[10年の戦争、終戦後の差別。その理不尽の中で、やっと見つけた居場所。そこが、失敗して壊されたら?相手を見るだけで人を殺める邪眼。亜人の中であっても、忌み嫌うものもいる。今は人間という共通敵がいるから抑えられているものの、それが表出したら?そう考えてしまう]
…もしかしたら、私が一番利己的で…卑怯な考え方をしてるのかもね。
[他の亜人の幸福よりも、この場所を優先させてしまう自分の考えに、少し、ゾッとしてしまった。この後は後片付けをして、家に帰っただろう]
(13) 2015/01/11(Sun) 10時頃
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― エルデント:中央にて ―
[ふと、懐かしいにおい>>10がした。 戦場のにおいか。……違う、これは ]
『嗚呼、お久しぶりです。』
……ああ。 この前ぶりだな
[木の上から降りてきたのだろうか、 濃い木の葉の香と、薄い血の香を漂わせながら 此方に声をかけた相手に、ゆるく会釈をする。]
探していた。この前の野菜の礼をしたくてな
[受け取れと小包を手渡すが、受け取って貰えるのだろうか。 中身はジャムクッキーが数枚に、菓子その他諸々。]
……その血のにおいはどうした [赤い目を見ながら、僅かに訝しがる様子で首を傾げる]
(14) 2015/01/11(Sun) 10時頃
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-現在、酒場-
[今日も酒場、明日も酒場、明後日も、多分ずっと。今日は客がやたらと騒がしい。浮かれる者、怯える者、様々だ。浮かれた常連の巨人族がエールを飲み干し騒いでいる]
「ニンゲン様に反旗を翻した誰かさんにぃ…乾杯!」
[その様子が気になり、声をかけてみる]
あら、今日は何かあったの?
「ニンゲン様が一人死んだらしいのよ!噂じゃどうも魔法か何か、とにかくニンゲン様にゃ訳がわからん方法で殺されたらしい。それからこっちを見るたび奴さんたち怯えて逃げて行ってな!ざまぁみろってんだ、本当に亜人がやったかは知らねえが、今まで散々痛めつけてたんだ、ニンゲン様は怖くて仕方ねえだろうよ!」
[それに、隣のこれまた常連の怯えたハーピーが反論する]
「あんた何言ってんのよ、亜人が意味なく疑われてるんだから、誰が理不尽に逮捕されるかわかんないのよ?とばっちりでこの酒場も潰れるかもしれないのよ?」
「そんな小さな事を気にするから身体も小さいままなんだ。わしよりこんなに小さい。ガッハッハ!」
「巨人族よりでかくなってたまるか!!」
(15) 2015/01/11(Sun) 10時半頃
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[常連の賑やかな会話を聞きながら、内心恐ろしくなる。もしも、人間がこの酒場に目をつけたら?確かに、ハーピーの心配はもっともなものなのだろう。…ここがなくなるかもしれないのは、とても恐ろしかった]
(16) 2015/01/11(Sun) 10時半頃
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[軽く会釈を返しながら『探していた』の続きを聞いていれば、野菜だと。>>14]
…野菜、ですか。 そんな事もありましたね。
[そう言う口調はまるで何処吹く風。 それで彼が悪魔に揶揄われた事など知る筈もない。 手渡された美味しそうな匂いのする小包は取り敢えず貰っておこうか。
『……その血のにおいはどうした』
僅か訝しげな様子を見ても未だ街中での噂(>>#0)を知らない…はその侭正直に。]
食べました、…人間を。
[だから如何したんだというように。 彼の反応はどうだっただろうか。]
(17) 2015/01/11(Sun) 11時半頃
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そういえば、随分人通りが少ないですね。
[ふと、街の中央にも等しいこの辺りが、普段の半分以上も活気がない事に気が付いた。 人間達には今の今迄、何も変化がなかったというのに。
街中で誰一人害していないんですがね。
流石に違和感を覚えれば、目の前のリザードマンに尋ねてみようかと。]
…ところで、人が異様に少ないですねぇ。 何かあったんです?
[人が消えたと聞いても、恐らく何か思いもしないのだが。]
(18) 2015/01/11(Sun) 11時半頃
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─きつねのむかしばなし@─
[ ぴちょん、
水溜りに滴が落ちて 波紋が広がる ぐずる気持ちを堪えて鼻先を擦る]
(なんで、みんな 認めてくれんの)
…… わ、あ …っ
[ 半妖は、一族にあらず と厭われて 想いにくれるは 人の里に近う場所
ひゅう 、 風が勢い良く奔り 頭まで被っていた 白布が吹き飛ばされかけて
ぎゅ、と弱々しい力で掴めば]
(19) 2015/01/11(Sun) 11時半頃
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[ 代わりに、膝に乗せた赤い鞠が とててん 坂を転がった ]
───あ、 待ちい…!
[ 伸ばした腕は 勿論届かぬ 力を制御出来ぬ半妖には取り戻せず かと言え、耳を隠す術ももたぬころの噺
ころころ、と転がった鞠は 不意に現れた赤い衣を纏う少女の手に じ と 見つめ、差し出された腕は華奢]
(20) 2015/01/11(Sun) 11時半頃
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『ねえ、これ あなたの?』
[ 目の前に現れた少女に目を瞬かせ いつの間にか止んでいた風に 白布を頭を載せたまま こくりと頷く
開閉を繰り返す薄氷に映るは 邪気のない 幼い黒曜やった
───それが はじめて、 にんげんの仔に逢うた時*]
(21) 2015/01/11(Sun) 11時半頃
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―自宅―
――ッ!
[……懐かしい夢を、見ていました。目覚めはあまりよくありません。 心臓はどきどきとうるさく高鳴り、この時期だというのに吹きでた汗で髪が顔にまとわりつきます。 わたしはふかく息を吐いて整えれば、ようやくベッドから起きあがりました。
あれから、昨日は確か店主さんに送ってもらったんでした。 家につくころには真っ暗でしたから、彼についていてもらってよかったと、そう思ったのを覚えています。 帰宅してすぐに眠ってしまって、そして……]
……いやな、夢……、
[ぽつりと呟き、わたしはとなりで寝ていたうさぎさんの頭を撫でます。 よろよろリビングへ向かい、冷蔵庫から水のボトルを取りだせば、しょうしょう行儀がわるいですが、そのまま口に含み。
ゆっくりそれを飲みくだせば、出かける支度を始めました*]
(22) 2015/01/11(Sun) 12時半頃
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―中央/噴水前―
[今日も今日とてうさぎさんを抱いて、中央広場の街路を往きます。 昨日は会えなかったけれど、今日はあのなかよしの少年に会えるかしら。 その姿を探すように、きょろりと視線を巡らせるのですけれど]
全然、人が居ない……。
[知らず口に出しながら、行きつくは噴水前。 けれどここに来るまでにすれ違った人影は、ごく僅かなもの。 そして目的の人物も、どれだけ探してもみつかりません。
それならば、少し待ってみようかと。 うさぎさんを撫でながら、呑気にベンチへと腰かけます。
そこに聞こえてきた、誰かの声>>#0 その言葉に、ひゅうと息を呑みました。
――あの噂話は、ほんとうだったというのでしょうか。 わたしは不安と共に立ち上がり、声の主に詳細を聞こうとして]
(23) 2015/01/11(Sun) 12時半頃
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……っあぅ、
[どこから飛んできたのでしょう、こぶしほどの石が、わたしの額のあたりにぶつかりました。 とおくのほうで、歓声めいた声が聞こえます。 けれどわたしは、そちらを向くこともできずに。
石のあたった場所に手を触れてみれば、マスクは見事にへこんでしまっていて。 痛みはさほどありませんでしたが……それ以上に痛いのは、石を投げられたという事実]
……、
[よろりと立ち上がれり、洩れ聞こえるはこちらに対する罵倒の言葉。
"お前のせいだろ"とか、"さっさと死ね"だとか。 今までは、流石にこんなことをされたりはしなかったのに。 ……一体、どういうことなのでしょう]
(24) 2015/01/11(Sun) 12時半頃
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ご、ごめんなさい……!
[心配そうにわたしをみるうさぎさんを軽く撫で、よろよろ歩きだします。 とにかくここから離れないと、また石が飛んできそうです。
背中ごしに愉しげな嗤い声を聞きながら、暗い裏路地へ。 そうして、そこに誰も居ないことを確認すれば、壁に背を預けて座りこみ。
ちいさなうさぎさんを抱きしめて、へこんだマスクを隠すようにフードを深くかぶりました]
(25) 2015/01/11(Sun) 12時半頃
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[小包を貰ってもらえたのなら、一先ず安心。 その後聴こえた言葉>>17>>18 二、三度ゆっくりと瞬きをした後、「そうか」と返した。 頭をちらつくのは「影」のこと。
……だが、目の前の人狼をそれと結びつけるのは、 あまりにも短絡過ぎるだろう。 元々狼は人を喰らうものなのだから。]
『 …ところで、人が異様に少ないですねぇ。 何かあったんです?』
……街でニンゲンの男が影に飲まれて一人消えたのだと やつらは亜人がやったのだと疑っている だから、外に出てこない
(26) 2015/01/11(Sun) 12時半頃
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[と、説明して、 彼は、少し遠くから此方を見ていた痩せ男を睨みつけた。 痩せ男は短い悲鳴をあげて、彼らから視線を外すと、 そそくさと立ち去っていった。
遠巻きから突き刺さるニンゲン達の視線。 交わされる「あいつらが、」という噂話を、 人狼がどう思うかは知らない。 もしかしたら何も思わないのかもしれないが。]
あまり、――喰ったことは 言わない方がいいだろうな お前がニンゲンに負けるとは思わんが 面倒が嫌いなら
[小さな声で告げる。 ……我ながらおかしいな、と彼は思った。 こんな事を言う意味はないのだが、 人狼の心配でもしたのかもしれない。]
(27) 2015/01/11(Sun) 12時半頃
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[ どこかで歓声>>24が聞こえた。 ――なんだ、と、軽く辺りを見る。
『 当たった 』 『 ――のせいだろ』 『 さっさと…………』
……厭な、笑い声だ。* ]
(28) 2015/01/11(Sun) 12時半頃
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─ 現在/東の通り→ ─
[ ほんに、少ない人通り いつもに増して、亜人が目に付くなあ
心なしか 見目でわかる亜人が避けられとう気がした 歩き慣れた通りゆえ、一見で分からずとも 一部の白い目線にゃあ 己も外れやない ]
( 愚かもんめ )
[ 心中 罵る声は 今更怯え 忌む人間どもへか ── それとも 変わらず闊歩する“連中”へか]
(29) 2015/01/11(Sun) 12時半頃
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[怨みはなあんも 人間だけとは限らんやろう
その根源、 恨みの先は “影”のみぞ知る、やろうが]
呑気なこっちゃのう
[ >>12ふと、ひとの耳に流れ込む鼻先で唄う影を 睨めつけるでなく 小馬鹿にするように 扇を閉じれば帯に差し 袖の内側、鼻で嗤い
場をふらり 過ぎようとしたか ]
(30) 2015/01/11(Sun) 13時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/11(Sun) 13時頃
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[そうかと返ってくるのを聞きながら、誰かが此方にくれる視線に気が付きはするものの。 続く言葉(>>26)で彼らは警戒しているのだろうと思った。]
嗚呼、例の“影”ですか。 …本当、人間は…都合のいい生き物ですね。 まあ、今日一日はあれらと顔を合わせなくて済むと思えば悪くもないですが。
[そこで相手は此方に視線をやっていたものの方へ目線を。 睨まれたのだろう人間の男は短く悲鳴を上げて遠ざかっていけば、何事かと言っているようだが興味もないので聞くのを止める。 そして相手はというと、先程より声をおとして忠告をしてきた。>>27]
そうですねぇ…では言わないようにします。 ご忠告ありがとうございます。
(31) 2015/01/11(Sun) 13時頃
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[相手の心配か否かはさておき、まあ言う必要もないからと思っていれば、何処かで上がる耳障りな歓声。>>24 僅か目線を向ければ、それらは陰から何かを見る幾ばくかの人間。 聞こえるのは何らか、亜人の誰かへの罵倒。 誰へかは分からずとも気分のいいものではない。]
小癪なものですね。 こんなものに多くを奪われた…などと考えるだけで不快になります。
[そう零した言葉は彼に届いたかどうか。 投げられたのが昨日の少女だと…には未だ分からない。]
(32) 2015/01/11(Sun) 13時頃
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[今日は何とも道ががらりとしている。 転々と目につく誰もが居心地悪そうに忍ぶような足取りをしている風に感じられる。ふと思い、珍しく掲示板の貼り出しに目を通せば、合点。噂の事件は、その魔の手を更に伸ばすつもりらしい。『明日は我が身』 昨日、客人が言っていたことばが浮かぶ。 あたりから、こちらを警戒するような視線がちらつく。
気味の悪さは転じて気味が良い。 奇異の目を向けられるのは日常茶飯であるし、何たって人通りが少なく歩きやすい。 浮かれて歌を口ずさむ。
そこへ混じるように、からんころんと木を転がすような音、そして自分に向けられたのであろう声。>>30 どうやら笑われているらしい。
声の主は、白い男。自分のそれとは似ていない薄い白の髪。 嗅覚ではなく、第六感で感じる獣の匂い。]
呑気は楽しいぜ。アンタもどお?
[これ幸い、暇をしていたのだ。ニヤニヤと牙を見せて、話しかけた。]
(33) 2015/01/11(Sun) 14時頃
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― 回想:吸血鬼 ―
…どうも
[よろしくと言われればペコリと頭を下げて。その前に言われていたギャグのようなものに反応するか迷った後に結局無視する事にして さん付けするのが出血大サービスなのだろうか。どれだけ馴れ馴れしいんだろう。と思いながらも、吸血鬼にしては珍しい。と思って]
そうですか 多分俺より強いと思いますけど
[貴女の方が。なんて言って 死なないだけで強いとは言ってない。冗談のつもりで送るなんて言ったものの、絶対必要無いだろうとか考えて 目的地に付けば適当に2、3挨拶を交わしてそのまま去っただろう。泊まるアテもなく、街中央の噴水の方へと]
(34) 2015/01/11(Sun) 15時頃
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|
― 現在:街中央噴水前 ―
………
[むくり、と音もなくベンチから起き上がれば辺りを見回して 朝は相変わらず寒いな、なんて周りをふと見れば自分と似たような。否、全然似ていないガスマスクを付けた背の小さい人>>25と見たことのある蜥蜴人に、見知らぬフードの男>>28>>32]
………
[二度寝しよう そう考えてベンチに横になれば、こちらに気がついたかのようにチラホラと人間がこちらを見て]
(35) 2015/01/11(Sun) 15時半頃
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|
『うわ…出たよ……』
『お前のせいだ…』
『不潔。不気味。気持ち悪い』
『怖い、近寄っちゃ駄目だよ』
[いつもの事か そうふと思えば、自分に言った言葉では無いものまで聞こえて、溜息 その溜息ですらガスマスクの中を巡回して、ただただ気持ち悪い感触だけ残す事になったのだが]
おやすみなさい
[誰に気付かれる事も無ければそのまま、人間の声を無視してベンチへと横になる 魔物退治の依頼すら、今日は来ないくらい静かだ]
(36) 2015/01/11(Sun) 15時半頃
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[ 過ぎようとした頃に、映る嗤い顔>>33 小生とは別種の白から 覗くは牙 ]
魔の類のものかえ? ──呑気は気楽そうでええが、馬鹿になりそで結構やよ
[ 牙だけでは、判別など付かぬが しとり、と空気に似合わぬ浮つきは きっと 悪童の類か魔か ならば後者だろうて
くつくつ 嫌味に笑い ちいさく会釈 目の前の者に負けず劣らず、巫山戯てみせ ひとつ皮肉りはすれど 暇を持て余すはこちらも同じ 暇を潰すためならば 軽うく乗るつもりで]
(37) 2015/01/11(Sun) 15時半頃
|
|
[赤い瞳と黒い髪。 何があったと聞いても、飄々とした儘のように見える。
それが人狼の本来の気性なのか、>>31>>32 それとも別なのかもよくわからないが 蜥蜴にとってはいっそ好感すら覚える様子で]
『小癪なものですね。 こんなものに多くを奪われた …などと考えるだけで不快になります。』
……ああ 連中は戦争を終わらせたつもりでいるが
[その実、只奪っただけなのだ、と紡ぐ前に、 視線は宙をさまよう。 ベンチから起き上がったのは見たことのある不死身の男。 >>35>>36]
(38) 2015/01/11(Sun) 16時頃
|
|
ワクラバ、そこで寝ると風邪を ……引かなくても寒いだろう
[そう声をかければ何かしら反応はあっただろうか。 今しがた、 ニンゲンに何かされていたのは彼ではない事は判る。]
すまん
[胸がざわつく。 人狼の男に断りをいれ、 逃げていった小さな人影を追って裏路地へ。 途中、飛んできた小石が首に当たれば、投げてきたものへ 石を――一応、当たらぬよう思い切り投げ返した。 悲鳴。 石畳か何かが壊れる音がしたが構わない。]
(39) 2015/01/11(Sun) 16時頃
|
|
[ 暗い暗い裏路地の、落書きだらけの壁際に、 抱え込んだ一羽と小さく座り込んだ一人>>25の姿を見れば 彼も無表情を僅か歪める。]
……モスキート。
[かがみこみ、その顔を見下ろすことは叶うだろうか。**]
(40) 2015/01/11(Sun) 16時頃
|
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寒さで死ねるなら、是非
[それだけ言えばクリスは自分の事も放っておいて、少女が行った方へと向かっていく あぁ、なんだ。あの子は知り合いか]
行ってらっしゃい
[他人事のように言葉を後ろからかければ自分が向かうつもりも無く 残されたフードの男はどうしただろうか 自分もクリスの後に付いて行くべきか迷ったが、無関心を貫いて。結局は追う事もしなかっただろう]
(41) 2015/01/11(Sun) 16時頃
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[ほとぼりが冷めるまでは、ここで大人しくしていようと思ったのですけれど。 こちらに向かってくる人影>>40に、思わず体を強ばらせます。
それでも、その姿が店主さんだと気づけば、ほぅと安堵の息を吐きだして]
……こ、こんにちは、店主さん。
えっと……、あの、うさぎさんが、こっちに逃げちゃって、それで……だから、わたし、
[上げそうになる頭をどうにか制し、改めてフードを深く被ります。 ……間違っても、へこんだマスクを見られるわけにはいきませんから。 だって、わたしが"あんなこと"をされたと知ったら、心配させてしまいます。
そうして、きっとこんな所に居ることを不審に思われると考えましたので。 しどろもどろに紡ぐ"言い訳"は、彼にどう伝わったでしょう。 逆効果でないと、いいのですけれど]
(42) 2015/01/11(Sun) 17時頃
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[軽く吐いたつもりの言葉はどうも彼に届いていたようで。 同意と続く言葉は、しかし途中で途切れる。>>38 ワクラバ、と呼びかけた方向へ自然と目線は向く。 そこにいたのはベンチで寝る一見普通の人間のような、しかし一瞬でその正体が“生きているとは言えない”存在だと気が付く。 大凡彼も亜人だろう、と思ったところで。
『すまん』
そう聞こえれば、お構いなく、とだけ言って路地裏に入っていくのを━━途中石を投げていたが━━見ていた。 悲鳴と、何か硬いものが壊れる音。]
…ワクラバ、さん。 少しくらいなら、お時間あります?
[目の前のベンチにいる男に声をかけてみる。 あのリザードマンが戻ってくるかは分からないが、戻ってくるまで待つついで話しでもできないかと。]
(43) 2015/01/11(Sun) 17時頃
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…時間ですか
[ふと空を見上げればまだ昼前くらい どうせ依頼も任務も何も無いし、断る理由も無い]
死ぬまであります
[永遠に 名前も知らない相手に対してそう返す。その赤い目はどこかで見た記憶もあったが、忘れてしまった]
……じゃんけんでもします?
[特にする事もありませんし。と続けて 彼が何か質問してくるのであれば続けようかと]
(44) 2015/01/11(Sun) 17時半頃
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−マリオのお家・vsママ−
いーやーだーっ! お外に行くんだー!!
[いつも通りの、しかしなんだか街に活気がない朝。とある民家から、騒がしい物音が響き渡ります。 じたばたと手足を振り回して、マリオはママの腕から逃れようと暴れていました。 いつものように遊びに行こうとしただけなのに、何故か今日のママは、外へ出てはダメだなんて言うのです。]
トニーと約束したの!行くのー!
[力任せにもがいていると、ふとした拍子に上手く腕からすり抜けることが出来ました。 そうなれば、あとはしめたもの。運動が苦手なママなんて、駆けっこ自慢のマリオの敵ではありません。 素早くテーブルの下をくぐり、げんかんへとまっしぐら。行ってきますも言わずに、表へ飛び出してしまいした。*]
(@0) 2015/01/11(Sun) 17時半頃
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−中央・ひそひそ話と暗い街−
[しかし待っても待っても、トニーが約束の場所に現れることはありませんでした。きのう声をかけた、他の友達も。 彼らもママの妨害に遭って、家を出られずにいるのでしょうか。 つまらなそうに唇を尖らせ、浮いた足をぶらぶらさせて。マリオはベンチの上に、一人ぼっちで座っています。]
ちぇ…
[影のお化けがこの街に出た>>#0ことは聞こえていました。 それなら、例えひとりでも"ぱとろーる"するしかありません。 よし、と気合を入れて立ち上がろうとした丁度そのとき。 少し離れたベンチ、視界の端っこで、何かが起き上がりました>>35>>36。]
…!!
[亜人に対してさほど抵抗がないマリオも、さすがにその姿を見て固まります。ガスマスクが口元を覆ってはいますが、表に出ているところは酷い怪我をしているようで。 側にはトカゲ男>>38の姿もありました。彼に話しかける男の人>>43の姿もありました。 いつもなら、興味津々で駆け寄って行くところですが、今はベンチに寝転がった男の人に完全に気を取られています。 視線を外すこともできず、ベンチの手すりを握りしめて、少年はじぃっとふたりのやりとりを眺めていました。*]
(@1) 2015/01/11(Sun) 17時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/11(Sun) 17時半頃
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[行ってらっしゃい、とお構いなく、と云う言葉を背に受けた。 軽くワクラバ>>41と人狼の男>>43に頭を下げ それから小さな影のもとへ
安堵の溜息が聞こえる。>>42 されど、こんにちは、と挨拶をする声が震えていた。]
ああ
[フードを深く被りなおし、しどろもどろに続く言い訳を 彼はゆっくり聞いて、軽く頬を掻いた。 逃げたという兎の瞳を見る。]
(45) 2015/01/11(Sun) 18時頃
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『…だから、わたし 』
…………は……。 嘘をつくな。 怪我は
[もう心には怪我を負っているのだろうけれど。 今度は此方が小さく溜息を吐いた。 彼女の頭にふれて、その深く被ったフードをとろうとしたが 拒否されれば不器用に手を引くだろう。]
(46) 2015/01/11(Sun) 18時頃
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[>>37斜めに構えたような応酬、聞き慣れない言葉遣いに、面白そうものを見つけた、とでも言うように、目を細めては口元を歪める。]
・・・人間のつくった言葉に、こういうモンがある。
「神よりも正しく、悪魔よりも邪悪。 富豪は必要とするが 貧者は持っている。 そして、食べると死ぬものは、何?」
[魔の類か、と聞かれれば直接それには答えず。 唐突に謎掛けを投げかければひとときおいて、再び口を開く。]
答えは"nothing"だ。
悪魔より邪悪なモンがないってのは、傲慢だよなァ。 人間様らしい愚かさだ。
[自分の正体を含んだ答え合わせと、人間に対するあからさまな侮蔑を述べてみせ、相手の反応を窺った。]
(47) 2015/01/11(Sun) 18時半頃
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…………ない、です。
[やっぱり、不器用なうそはすぐにみやぶられて>>46しまいました。 けれど、怪我はほんとうにありません。 頑丈なマスクが、衝撃ごと受けとめてくれましたから。
頭に触れるてのひらを、拒否することも出来ずに。 されるがままにしていれば、フードが取られて風に長い白髪が揺れます。 人前で、このフードをとるのはいつぶりでしょうか。 そんな、どうでもいいことを考えてもみて]
(48) 2015/01/11(Sun) 19時頃
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マスクは、凹んじゃいましたけど。 こ、こんなの、新しく買えばいいですから。
……っ、
[これ以上心配させないようにと、言葉を重ねて。 それでも、こらえきれない嗚咽がちいさく洩れます。
嗚咽を洩らしてしまえば、もう耐えられなくて。 そっと手を伸ばし、そのおおきな体にすがるように抱きつくことは……許されたでしょうか]
(49) 2015/01/11(Sun) 19時半頃
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-街・中央-
[嗚呼やはり、と…は思った。 この男の事を見た記憶があったから声をかけてみたのだ。 この気怠げとも無気力ともつかない話し方がそうだった。>>44 (似た人ではないとは言い切れなかったが、こんな調子の存在がごろごろいる環境は想像したくない。)]
じゃんけん…ですか? しても構いませんがその前に…僕の事を覚えていませんか?
[あれは丁度森の深い所で昼間でしたかね、雨が降っていたんですが、と続けてみるが、向こうが覚えていなさそうならばこの話しは止めるだろう。 そうして、遠くから此方を見ている少年に気が付く。>>@1]
少し、待ってください。
[そう言えば少年の方へと。]
(50) 2015/01/11(Sun) 20時頃
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覚えて…?
[またそんな話か、と。自分の知り合いなんかそうそう居るわけでもないが、自分の事を知っている人物は多数居る はて、どこで会ったかと言われれば森だと言う]
森には、よく魔物退治で行くので
[変なダンスを踊っているフードの男にでも遭遇したのだろうか。と勝手な想像をするが、目の前の彼がそんな変な踊りをするとも思えない そもそも、今時外に出る人間なんて居ないのだから、やはり彼も――]
行ってらっしゃい
[少年の方へ向かう彼を見ればそれだけポツリと残して 変に絡まれるのも面倒だし、移動しようかとしばらく悩んでから、ベンチにもう一度横になる]
おやすみなさい
(51) 2015/01/11(Sun) 20時頃
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[伸ばした掌は拒絶される事無く、 儘、そっと迷彩柄のフードを取る ガスマスクに目視できるほどのゆがみ。>>48 先ほどの己と同じように石でも投げられたか、ぶたれたか 何が起きたか察するのは簡単だった。
冷たい風に撫でられ靡く白い髪は美しくとも それ以上に、今の彼女の様子が悲しい。 差し伸べた掌を思い切り弾かれたも同然なのだから。]
……、 モスキート
[ 兎が跳ねて、そっと彼女の傍に立ち寄り添っただろうか。 零れた嗚咽と、ふいに寄せられた体温に瞬く。>>49 が、それも一瞬。縋りつく子供の掌を拒むことは無い。
只、種族の差か。 華奢なその身体を傷つけそうで、 頭や背をあやすように撫でる掌は作品を作るときより不器用に]
(52) 2015/01/11(Sun) 20時半頃
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[沸きあがるのはニンゲンに対する怒り。 ――親子でもないのに、さながら父親のような顔をする。]
……昨日話していたニンゲンの子では、ないのだな?
[彼女はその子のことを大事そうに話していたから モスキートを哀しませたのが、 その子供でなければいいと、ふと思ったのだった。]
(53) 2015/01/11(Sun) 20時半頃
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…なぞなぞ かの?
( へえ、結構な捻くれもんやなあ)
[ ひとの事を到底吐けぬことを、心中に >>47間を置いて ううん と答より先 解答を置かれてまうと 興醒めや
なあんや と肩を竦めりゃあ、 まあ その奔放さは答えを待たずして 違えるべくもあるはずはなく]
ひとの解くらい待って欲しいもんやけど ──まごうことなき、悪魔やねえ
悪魔以上の悪は無い 言うんは さすが人間の問い やけれど
(54) 2015/01/11(Sun) 20時半頃
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傲慢さはええとこ でも、 時にむごさは、呑気な汝らより ずうっと、他の“ひと”の方が圧倒すよなあ
[ 顰めた薄氷は はたから見りゃあ 笑うてる口許に目が取られかねないやろが その実、全く嗤わず 扇子を指に 不意に、送ったヒトガタから
『ことば』でなく 純粋な『意思』だけを受け取れば その口に出した『むごさ』が跳ね返るように 刹那 仮面の笑顔はおおきく歪に歪み、 またすぐに、貼り直された *]
(55) 2015/01/11(Sun) 20時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/11(Sun) 20時半頃
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[息を潜め、瞬きすることも忘れて。 穴が開きそうなほど、ふたりの男の人を見つめていたマリオですが、その片方が動いた>>50のに気づいてビクッと肩を震わせました。 別に悪いことをしているわけではないし、彼を怒らせた覚えもないのですけれど。こちらにまっすぐ向かってくる男の人は、何だかぴりぴりしているようにも見えて、彼から目が外せません。]
……なぁに、お兄さん?
[そうこうするうちに、男の人はマリオの目の前まで来たでしょうか。 真っ黒な髪と、褐色の肌。 変わった耳も羽も尻尾も見当たらないその姿は、ぱっと見ると、自分と同じ人間に見えます。 ただ、真っ赤な眼に見つめられると、不思議と小さな身体は竦んでしまいそうになるのです。 辛うじて搾り出した声は、とても小さかったでしょう。 けれど真っ直ぐに男の人を見つめて、問いかけました。]
(@2) 2015/01/11(Sun) 21時頃
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― お昼頃のお話/エルデント西部 ―
[次に目覚めたのはお日様が絶好調で反吐が出るようなお昼間のこと。先日出来たお友達のことを思い出すと夜まで待っているのはあまりに惜しくて、気付けばお気に入りの傘を手に寝床を飛び出していた。 向かうのはもう既に行き慣れた商店街。特に買い物をするでもなく、家畜共の売り物を眺めては目ぼしいものを見つけて軽く「鬼ごっこ」を楽しむだけ。とは言ってもアイツらは足が遅くてスリルの欠片も感じられないのが玉に瑕なんだけれど。]
ふっひーぃっ!ざぁんねぇんでぇしたーぁ! この店のとまとじゅーすはぁ、このヨーランダ様が頂いちゃうのですぅ! 悔しかったらぁ、わたしを捕まえてご覧なさぁいーですよぉー。
[片手に持てるだけのとまとじゅーすを持ち、もう片手で自らのお尻をぱしぱしと叩いて。何処か無邪気さが残る高笑いに店主の怒号。それが、鬼ごっこのはじまりの合図。 だから、今日も少しだけ力を抜いて走り出した。全力で走ってしまえばアイツらを簡単に撒けてしまうだろうから。たん、たん、と軽い足取りで地面を蹴って――、声。声。]
(56) 2015/01/11(Sun) 21時頃
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『やめておきなさいって、アンタも消されるかもしれないわよ!』
『アレが人間を消し去っているかもしれないんだから!』
[振り返れば追っ手の姿は見えなくて、怒り狂う店主を止める家畜達。まるで、「アイツらと同種の誰かを消し去ったのはあの吸血鬼だ」なんて言うような口調。ああ。ああ。気分が悪い。 自分達が戦いに勝てば異端を目の敵にして差別をするくせに。その対象が牙を剥いたと思えば化け物を見るような目で――。だから、あれ程言ったのに。共存なんて無理なんだ、と。仲良くなんてなれるわけがないのだ、と。]
あーあ。興醒めですよーぅ。 醒めて醒めて醒めまくりですぅ。 ほんっと、アイツらのおめでてぇ頭にぃ牙を突き立ててぇ、残念な脳汁と血液を吸い尽くしてやりてぇですねぇ……、 あるぇ、このメニューちょっと美味しそうかも!? わたし天才なんじゃないですか!?ひょっとして類希なる天才なんじゃないですかぁあ!?
(57) 2015/01/11(Sun) 21時頃
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[くるり、くるり。それなりに人間の集まる商店街。普段はそれらを避けて歩いているのに、今日は何故だか遠巻きに珍獣でも見るような視線。歩くたびに避けていく家畜。家畜。家畜。]
――こっちを、そんな目で見るんじゃねえです、……よぉッ!
[叫びながら片手のとまとじゅーすを力任せに建物の壁に投げるければ、光を反射する硝子と赤が飛び散って。辺りからは悲鳴や罵声が聞き分けられないくらい投げかけられたけれど、全て聞こえないふりをしてその場を逃げ出した。そうでもしなければ――、
この手でアイツらを殺そうとしてしまうような気がして。]
(58) 2015/01/11(Sun) 21時頃
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オレが待つのは、スープを温めてるときだけだ。
[>>54先に答えを告げたことを責められれば、そんな適当なポリシーを吐いて。]
自覚していない邪悪ほど惨いモンはない。
今回の"神隠し"とやらも、誰の仕業なのやら。 ひとが消えるんだってねぇ。気味の悪い話だねぇ。 悪魔にだって、考えつかん所業だ。コワいコワい。
[大仰な手振りをつけて饒舌を返す。 見解を聞く限り、対する男は中立、か。最も、あの魔法使い以外に人間に寄る亜人は見たことはないが。]
(59) 2015/01/11(Sun) 22時頃
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で。アンタはなんなの。 猫か、狸か狐か。 とても狼には見えねーけど。
[東洋の服を纏った異質な姿を舐めるように見る視線は、猛獣にしてはか弱そうだからな、とでも言いたげに。 笑顔を湛えてはいるが、その冷やりとした雰囲気に一癖ありそうな奴だな、なんて己は棚上げ思考。
途端、覗かせた機微。>>55]
おっと。何やってんだァ?
[片手の扇子を指して、突く。質実な答えは期待していないが。]
(60) 2015/01/11(Sun) 22時頃
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嗚呼、そうですか。 …今の話しは忘れてください、勘違いだったようですから。
[魔物退治に行く、という話しと反応で(>>51)、彼が覚えていないのは簡単に見て取れた。 それ以上尋ねるのは止めて感じる視線の方へ。 いってらっしゃいという言葉が聞こえれば、そんな距離でもないんですが、と思いながらも。 残念ながら、おやすみなさいは耳に入らなかった。 そうして少年の前まで来てみれば、ようやく絞り出したかのようなか細い声。>>@2 掠める臭いで直ぐに分かった、彼は人間なのだ。]
…いえ、ずっと見ているので。 今日は人間は出てこないと思っていましたから…何かあるのかと思いまし…、てッ!
[そう話していれば路肩から石が飛んできたのに気がつき、地面へと振り落とす。 別に少年のためではなく、そうしなければ自分が当たるからで。 そうして相も変わらず聞こえる罵倒や非難。 『お前が消したんだろ』という声もあったか。]
(61) 2015/01/11(Sun) 23時頃
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ふふふ…すみませんね、中々物騒な噂が飛んでいるようでして。
[歪に吊り上げた口角から覗いた肉食獣特有の立ち並ぶ牙は少年の目に入っただろうか。 少年の反応がどんなものだったにせよ石の飛んできた方へ、冷ややかな侮蔑を含んだ目で睨みつけて。 そうすれば、その人間達はそそくさと別れていくだろう。 その様子を目の端で確認してから、再び少年に目線を戻した。 少年は一連を見てどんな反応を見せただろうか。]
(62) 2015/01/11(Sun) 23時頃
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[撫でる手>>52はとてもここちよく。 許されるままにその首元に手をまわし、すりとすり寄ってみせ。 少しの間そうしていれば、ようやくしゃくりあげる喉は落ちついてくれました。
マスクのうえから涙のすじのできたほほを撫で。 引きつる息を吐けば、すんと鼻をすすります]
ち、ちがいます。 あの子は、優しい子です。
[体を離し、それでも彼の服は掴んだまま。 ふるりと髪を揺らして頭を横に振りました]
(63) 2015/01/11(Sun) 23時頃
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あ……!い、いつもこうじゃないんです。 多分、皆ちょっと怖がってるだけで……だから、あの、心配、しないでください。
[彼がわたしのために怒ってくれるのは嬉しいですが、もし万が一があったらと思うと、気が気ではありません。 わたしがほんのすこし、我慢するだけでいいんですから]
……優しくしてくれる人が、居ますから。 大丈夫です。
[フードをかぶり直し、猫耳もきちんとつけて。 そうしたら、今度は彼のおおきなてのひらを握ります。 ぎゅう、と。一度強く握りしめてから、弱い力で彼を引きました。
そうして、"行きましょ"なんて笑ってみせて。 広場の方へと歩きだそうとしたら、彼はついてきてくれたでしょうか]
(64) 2015/01/11(Sun) 23時頃
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[向けられた声>>61は、思ったより優しいものでした。何か怒られるわけではないようで、まずは一安心です。 影のお化けのせいで外に出る人が少ない中、ひとりでベンチにいる少年を不思議に思ったのでしょう。 それを説明しようと、あのね、と口を開きかけた時。お兄さんの腕が、素早く動きました。]
…っ!
[からん、と硬い音を立てて、なかなか大きな石が足元に転がります。 続いて浴びせられた罵声に、目をぱちくりさせて。石の飛んできた方向と、目の前のお兄さんを交互に見比べてみました。 この人が、影のお化け? そんな訳がありません。 この人には足もあるし、ちゃんと姿も見えます。トニーの言っていた、もやもやした黒い影とは全然違います。]
(@3) 2015/01/11(Sun) 23時半頃
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お兄さん、手… 大丈夫?ケガ、してない?
[だから次に出たのは、彼の身を心配する言葉でした。 口元にチラリと見えた牙>>62は鋭くて、噛まれたら痛そうだなぁとは思いましたが、それだけ。自分が噛まれることなんて、全然考えてはいないのです。 だって、自分は彼に悪いことをしていないのですから。]
えっと…痛いの、とんでけ!とんでけ!
[残念ながら、マリオはお薬も絆創膏も持っていません。 なので、自分にできること…いつもママやパパがしてくれるお呪いを、かけてあげることにしました。 いつもしてもらうばかりなので、上手くできないかもしれませんが。お兄さんの痛みが飛んでいきますようにと、石がぶつかった腕に触ろうと手を伸ばしてみます。]
(@4) 2015/01/11(Sun) 23時半頃
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スープ? はあ さぞかしそれは変り種なんやろなあ
[ 瞬く双眸は、なんとも斜め上のポリシー 相手さんが料理するなんて知らん故に 『悪魔のスープ』なあ なあんて
頬に指を添えりゃあ ちょっとばかし、失礼なこと考えてみたり
けれど、『自覚してない邪悪』には。 おおきく 頷いた
己のように 『自覚している悪意』と 『他意のない邪悪』は、後者のが性が悪い 神隠しと聞きゃあ、肩が微かに揺れる]
(65) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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── 今回が、自覚があるんかないんか そんなもんは、知らんが 案外 そのまま 悪魔以上の恐ろしゅう『怨念』やったりして それが 人間にか “ひと”にかは知らぬが
[ >>59返す饒舌に、戯けた調子で返す 何処か語り口とは裏腹に、悦を浮かべるは また、悪魔とは違った情を宿す ]
他の同胞が聞いたら祟られっで 特に狸と同じと並べたらあかん
[ けらけら と 種をとわれりゃ 物騒な言葉とは裏腹にやはり軽うもの 否、あながち間違ってもあらへんけど]
(66) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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狼のように鋭い牙は、確かにあらへんが 執拗さと陰険さ
それに 性根の腐っとうのだけは ピカイチやからなあ 我等が狐いうもんは
( そういや、昨日は犬と同じにされたんやか)
[ 苦味を仄かに染み出させながら >>60舐めるような視に 瞳は半月 奥底に宿す凍てつくような氷を垣間見せ
飄々とした出で立ちの男を観察する こういう類のにゃあ、楽や
裏切り以前の信用などあったもんやないから と 突如跳ねっ返る怖気に冷や汗をたらり]
(67) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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[それでもうなじに流しながら 歪に嗤う狐は
今まで通りを装い 扇で涼しい風を 吹かすばかり
ただ 表情は曲以外、微塵も崩さぬ 流れ込む “影”の深さを感じながら]
いやあ、何でもあらへん ちぃっと 暑うなっただけやよ
( 臆、思うたよりも 案外深いのやろか ───でも 、)
(68) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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[少しの間、じっとしていた。]
そうか
[否定をされれば、少しだけ安心した。>>63 服を掴んだままの彼女の頭が横に振られるのを見て それから]
……ああ、そうだな
[皆少し怖がっているだけなのだという言葉を聴けば 彼はとりもあえずそれに頷いた。 ――が、また次があった場合 怒りを押し留めておけるかは微妙である。
お前は優しいな、と小さく呟いたのは聴こえたかどうか]
行こう
(69) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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[白い髪をフードで被りなおし、猫耳をつけた彼女を見下ろした。 掌を引かれるのも握られるのも慣れない事ではあるが 彼女が広場の方へ歩き出していくならば>>64 それに歩幅を合わせて彼も歩いたことだろう。]
[広場に戻った時には、 丁度人狼の男とニンゲンの少年が喋っている頃だっただろうか >>61>>62>>@3>>@4 ワクラバは相変わらずベンチで寝ていた気がする>>51
ニンゲンの少年が彼女の友達だと知ったなら、 話しておいでとその背を押してみるのだろうけれど。**]
(70) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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ぜーんぶ 呑んでくれるなら なんでもええ
[ 何処吹く風に振舞おうとした傍ら あ と小さな声を上げたが 脈絡無い言葉を悪魔は聞いたか
思わず、『ヒトガタ』から流れこんだ “意思”のせいで どろりと口から出た闇は無意識 その最中に蜥蜴が浮かんだのはなんでか、忌まわしゅう
はらり 狐の前に落ちるは 先に飛ばした 黒ずんだヒトガタの紙。]
(71) 2015/01/12(Mon) 00時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/12(Mon) 00時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/12(Mon) 00時半頃
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……優しくなんか、ありません。
[聞こえたつぶやき>>69には、ぽつり。 わずかに沈んだ声音を返します。 マスクの中に反響したその声は、彼には聞こえなかったでしょう。
じわりと広がるこころの闇は、きっと彼に気づかれてはいけないもの。 ……わたしは、ただ。無邪気な子どもでいなければ]
はい、いきましょ。
[ほんのすこしでも、このあたたかさが続くように。 それと、後ろをついてくるうさぎさんが、はぐれないように。 彼の手をひいて、ゆっくりゆっくり歩きましょうね]
(72) 2015/01/12(Mon) 02時半頃
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[そうして広場に戻ったのなら。少年と狼さんがお話しているのが目に入ったでしょうか。 呼びかけようとして、けれど、二人の方へと飛んでいった石に体をすくませます。
ざわり。 魔法の粒子がざわめいて、そのまま石を投げた人間の方へと。 それでも寸でのところ、はっと我にかえってそれをおさめました。
吐きだす息の震えは、どこからくるものでしょう。 怒りか、哀しみか。自分のことなのに、判然としません。
視線をそらし、みだれる呼吸を正して……、]
(73) 2015/01/12(Mon) 02時半頃
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――きゃ、
[……ふと。 ベンチに寝そべる男性>>51の姿を見れば、思わずちいさな声が洩れます。 人間のようでいて、人間でない。 片側だけただれた皮膚には、わずかの恐怖とただいな心配を。
一歩足を踏み出せば、店主さんの手をそっと離して。 男性の横たわるベンチへと]
…………、だいじょうぶ、ですか?
[そうして、ちいさな声で問いかけながら。 そのただれた皮膚に触れようとしたら、それは許されたでしょうか]
(74) 2015/01/12(Mon) 02時半頃
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[…酒場を、外からチラチラ覗く人間たちがいる。常連たちがギロリと睨めば、散っていくのだが、しばらくするもまた集まっては、チラチラと見始めるのだ。どうやら、朝の事件について、なにやら噂しているらしい。…酒場の雰囲気が、少しピリピリしていた]
…こんな時こそ、歌…よね。
[今日は、いつもと違った理由…嫌な空気を変えるため、歌い手は小さな簡易ステージに立つ]
(75) 2015/01/12(Mon) 03時半頃
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[それは丁度、 人狼の男が飛んできた石を>>61叩き落していたところ。 大丈夫かとちらりとそちらを見たが、大事には至っていないようで 少しだけほっとする。
少女の手が離れる>>74 視線の先には不死の男。 あれはあれでそっけないところがあるが、 まあ、大丈夫だろうと、少女と、それを追う白い兎を見送る。]
『Shalom chaverim, shalom chaverim, Shalom, shalom L'hit-rah-oat, L'hit-rah-oat Shalom, shalom……』
[どこからか歌が聞こえた。 懐かしく、どこか物悲しい旋律。 そういえば、似た歌を一族の娘が歌っていたような。
意味は―――― ]
(76) 2015/01/12(Mon) 09時頃
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[ 泥を這う音が聞こえた。 ]
[ 乾いた風が、白藍の鱗に覆われた頬を撫ぜる。
潮騒の如き木々のざわめきに、 妙な寒気を感じて彼は俄かに辺りを見渡す。 イージアンブルーの紐で縛った赭の髪が揺れた]
( ……気のせいか )
[ ――何か、を、感じて ゆるく揺らめく尾の先が、僅かに緊張を帯びて震えた**]
(77) 2015/01/12(Mon) 09時頃
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-街・中央-
[大丈夫かと尋ねてくる少年に、新手かと僅か疑いを持ちながら。 人間の子供は人ならざるものに敏感だと思っていた訳で。 そう考えていたのだから少年が腕へと手を伸ばした(>>@4)瞬間、反射的に身を引いてしまった。 勿論、あのお呪いは知っていたからそうする必要はなかったのだが。]
問題ありませんよ。 あれしきで怪我をしたりしませんから。
[そう返したものの、何処か人間に持つ感情は相も変わらず歪んでいるのはどうにもならず。 少年に向ける表情は、口元は笑っていても目は僅か憎悪を孕む。 差別してきた訳でも、まして戦争と起こした訳でもない少年に向けるのは違うと知っていて。 それでも増すとも減る事のないこの感情のやり場に困った今、適当に相手が必要だったのである。]
貴男は“違う”んですかね。 …僕にとっては“同じ”ですが。
[吐き出す言葉は少年の耳に入ったところで意味の分からないであろうもの。]
(78) 2015/01/12(Mon) 09時頃
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[ふとそこで気が付くのは、少し前に離れたリザードマン。>>77 彼が辺りを見渡したことには気が付かず、目線の先はその奥のベンチで寝る不死の男と魔法使いの少女にも。>>74 そうして彼がまた寝ている事に漸く気が付いた。]
呑気ですねぇ…。 まあ、彼はそれでいいんでしょうが。
[それは警戒というよりも、牽制というべきもの。 起きていれば大抵のものには対応できるからという建前で、実の所はあれらを怖がらせておきたいだけ。 そうしなければ、…は落ち着いていられなかったのだ。 何か空虚な事実に気が付いてしまうようで。]
(79) 2015/01/12(Mon) 09時半頃
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『呑気ですねぇ…。 まあ、彼はそれでいいんでしょうが。』
[ワクラバを一瞥し、そんなことを呟く人狼の男>>79を見て 彼はただ無表情のまま]
お前は、それではいけないか
[そんな言葉が零れた。 質問でも、糾弾でも、叱責でもなく、ただの感想。 人狼が少年に向けた視線は見えてはいなかったが。>>78
誰かを憎むのにヒトは理由を欲する ふとそんな事を思った]
……ああ、そういえば。 おれは、クリストフォロスという お前は
[名前を未だに聞いていないことに気づいて、 少年と人狼の会話を邪魔しないタイミングで、名を告げてみた**]
(80) 2015/01/12(Mon) 11時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/12(Mon) 11時頃
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[掛けられる大丈夫か、という少女の声 うつらうつらとうたた寝をしていた自分にとっては、突然の出来事で眠気も吹き飛んで 今日は自分の睡眠をよく邪魔する人が多いな程度に体を起こす]
大丈夫です
[きっぱりと言うが、それは何が大丈夫なのかわかっていない 触られた右半身に関して、あぁなんだ。この事かと思えば触られるのは随分と久しぶりな気がすると思考して]
おはようございます
[起こしてくれた、わけではないだろう。寝ている自分に話しかけに行くくらいなのだから余程物好きなのかもしれないとか呑気に考えて いつの間にか蜥蜴人は戻ってきていたし、フードの男は人間の子と話しているし。みんなして、何故自分を見ているんだろう程度に]
(81) 2015/01/12(Mon) 12時頃
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…何か御用でしょうか
[亜人が人と会話している それを後ろから亜人が見ている そして恐らく亜人と思われる人物が自分に触れている
それを人間が見ている …何故中央に自分は来ているんだろうか、なんて思って]
よろしくお願いします
[ペコリと、一応挨拶くらいに それから自分の名前をワクラバだと名乗ったか**]
(82) 2015/01/12(Mon) 12時頃
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[小さな手が近づくと、 男の人の腕は不自然に離れてしまいます>>78。 野良猫さんを撫でようとして逃げられたことを思い出し、マリオはちょっぴり寂しそうな顔をしました。 けれど、何ともないという返事を聞くと、ホッとしたように頬を緩めます。大人でも子供でも、痛いのはない方がいいに決まっていますから。]
へへ、よかった! …ちがう?おなじ?
[その後に続いた言葉の意味は、よくわからなくて。首を傾げ、うんうん唸っても答えが出てこないので、すぐに考えるのを諦めてしまいました。]
ぼく、マリオ お兄さん、は……
[代わりに名前を教えてあげて、相手にも尋ねようとしたところだったでしょうか。 ぬっと影が差し、他の男の人の声が空から降ってきました>>80。 思わず話しかけるのをやめて、声の方向に顔を向けます。]
(@5) 2015/01/12(Mon) 14時半頃
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[クリスと何とかさん、と聞こえたのに、人はひとりしかいませんでした。 深い色をした瞳の周りは、人間と何も変わりありません。でも、厳しそうな顔の下半分くらいは、硬そうな鱗に覆われています。 どうやらマリオに声をかけたわけではないようで、お兄さんの方を眺めています。 ぱちり、と瞬きひとつ。 ため息をつくように大きく息を吐いて、そして思い切り吸い込んで。]
わぁぁっ!ドラゴンだぁっ!
[大歓声。マリオの声は、そうとしか言い表せないでしょう。 これ以上ないくらいに、感動と興奮に顔全体を輝かせて、クリスと何とかさんという男の人を見つめます。 正確にはドラゴンではなくドラゴニュート、もしくはリザードマンなのですが。そんなことは、マリオにはどうでもいいのでした。]
すっごーい!初めて見た! かっこいい!!
[ただ思ったことを言葉にして、頬を真っ赤に染めています。 ひとつのことに心を捉われると、他のことは目に入らなくなってしまうのは、マリオの悪い癖でした。この年頃の男の子なんて、みんな大体そんなものなのですけれど。*]
(@6) 2015/01/12(Mon) 14時半頃
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美味くて舌が溶けるぞ。 うちは亜人に優しい料理屋だ。 もし来ることがあれば、もてなしてやろう。
[値段と対応は優しくないことは言わない。想像はつくかもしれないけれど。
>>65目の前の亜人はどんなものを好んで食べるだろうか、やはり見てくれに同じく、東洋の味に親しいのだろか。メニューを考えるのは面白そうだと、スープについて問われれば、店へ招いてみる。]
(83) 2015/01/12(Mon) 14時半頃
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[>>65頷く相手を見、諧謔めいた返しにフン、と鼻を鳴らす。]
怨念、ねぇ。 確かに悪魔には無縁の概念だ。 オレ達は憂さを溜め込むことはないからな。
もしそうだとしたら、余程女々しい犯人なんだろーよ。 自覚があろーが、なかろーが。
[彼の言う怨念、に前提を置けば好き勝手に見解を述べ中傷して、莫迦莫迦しいね、と両手を持ち上げる仕草。]
――その憐れな"影"とやらに呑まれたら、どこへ行っちまうのかねぇ。
(84) 2015/01/12(Mon) 14時半頃
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祟られる?そうすれば呪い返すまでだ。
そーか。狐か。好物はアブラアゲ?
[>>67誇示とも自嘲ともつかない自己紹介を受ければ、どこかで聞いたような噂の真偽を確認しながら。]
ふうん、そりゃあ仲良くはなれなさそうだなァ。
[口にした言葉は半分冗談。自分に似ているようでまた別の、狐という種の厭わしげな性質にくっくと笑いを漏らしながら。 やりやすいようでやりにくい。楽だが面倒そうだ。
何か思い出したような苦笑には一瞬首を傾げたか。]
(85) 2015/01/12(Mon) 14時半頃
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[予想した通り、空言であるようなからりとした返事>>68、表情こそ崩してはいないものの、纏う空気は少し張っていたか。 探るように、霞がかかったような半月の目の、奥の瞳をじいと見つめようとする。
零れた呟き>>71はしっかり言葉として捉え、ぴくり、と睫を揺らした。]
ア?
・・・なんだァ、コレ?
[ニィ、と口端を持ち上げる。 狐のもとから流れ落ちた、ひとのかたちをした紙切れを拾い上げようと、姿勢を屈めるだろう。]
(86) 2015/01/12(Mon) 14時半頃
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[避けた事に少年は少し傷付いたようだったが、生憎それに優しくしてやれる程器用でも親切でもなければ蟠りを解く事も出来ない…は、黙ってその様子を見ていた。 名前を名乗ってきた辺りで、大凡此方も名乗る事になるのだろう、と口を開きかけた時に聞こえたのは戻ってきた彼の声。>>80]
そうですよ? 僕にとっては、ですが。
[そうしていればまたも名乗られる。 そういえば「装飾品の店長さん」としか把握していなかったと思い出した。 人間がいるのにどう名乗ろうかと一瞬間の逡巡をするも、アルゼルド・ヤニックと申します、と返した。 それと大差ないくらいだろうか、目の前の少年がリザードマンである彼を見て、ドラゴンだとあまりにも興奮しながら嬉しそうに声を上げるもので。 今回ばかりは驚いて目を2度3度瞬かせる。]
ドラゴン…?
[またすごい変わった子供もいたものだと思ったりする。]
(87) 2015/01/12(Mon) 17時半頃
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[あまりにも興奮しているその様子を見れば、嗚呼、こういうのが“普通”の子供か、と思うのだ。 それは自身とその周りが“普通”ではなかったからか、環境がそれを許さなかったのかは既に分からない事だが。 唯、一つ頼んでおかなくてはならない事があった。]
…恐らく、貴男に悪気がないとは思いますが…声量を落として頂けませんか? …耳が痛いので…。
[普段より僅か声量を上げてそう言ってみるが、興奮しきっている少年にこの言葉が聞こえたかは分からない。 辺りが暗くなってきたが為に感覚は益々鋭敏になっているのだから、未だ声変わりもしていないような少年が声を張ればそうなるのも当たり前といえば当たり前なのである。]
(88) 2015/01/12(Mon) 18時頃
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[流石に、唐突に傷に触るのはしょうしょう礼が無かったでしょうか。 それでも大丈夫>>81だというからには、きっと大丈夫なのでしょう。 顔色も変えていないところをみれば、それはきっと嘘ではないはず]
あ、おはようございます。 大丈夫そうで良かった。
[負けじと呑気に返しながら、彼の肌に触れていた手を引きました。 大丈夫だというのなら、ひとまずは安心しておきましょう]
……御用。 えっと、用らしい用は無い、です。
でも、何だか……痛そう、だったから。
[それは引きつるただれた痕のことか。 こんなところで一人で眠っていることなのか。 わたし自身にも、よくはわかりませんが]
(89) 2015/01/12(Mon) 18時半頃
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わたし、モスキートって言います。 よろしくお願いしますね。
[名前を名乗られればきちんと同じように返し。 ちいさなてのひらを差し出してみれば、その手は取ってもらえたでしょうか。 握手ができなくても、悲しそうに手を引いて]
…………寝るなら、お家で寝た方が良いと思いますよ?
[どちらにせよ、最後にひとつ忠告めいた言葉を投げたでしょうけれど]
(90) 2015/01/12(Mon) 18時半頃
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よろしくです
[出された手にはしっかりと、けれど強張った手で返して 怯えられないどころか、触られるのは本当何年ぶりだっただろうか。モスキート、少なくとも握った手と、反応。それから人間の態度を見れば恐らく亜人である事は間違いない]
痛くは…ないですね これはずっと昔の、治らないものなので
[村が燃えた日。まるで呪いのように焼き付いた肌は何度死んでも何度蘇っても戻ることは無く。左目は霞み、視力があるのかすら怪しい それでも、死ぬ事は無くて]
家で……
[お家で寝た方が良いと思いますよ?という問いには沈黙を返す 握った手はいつの間にか離していて、生気の無い目で目の前の少女を見れば、亜人にしてはまだ良い方なのかもしれないと値踏みするように]
(91) 2015/01/12(Mon) 18時半頃
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――俺に家なんてありません あってもなくても死ねませんので
[雨に打たれても風邪を引く事は無い 寒さで凍え死ぬ事も無いし暑さで熱中症になる事も無い 自分にとって、家なんて必要無いのだから、と ただ淡々と結果だけを告げる自分に彼女はどういう反応をしたか。恐れ理解出来ぬと言うように別の場所に移動するなら止めず、ベンチに横たわろうとして**]
(92) 2015/01/12(Mon) 18時半頃
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そうか
[相槌。それから、名前を教えてもらえば、 「やっと名を知れた」と、ほんの僅かに表情を和らげた。 アルゼルドがニンゲンの事を一瞬気にしたのには気づかず。
そこで、大きな声。>>@6幼い歓声に 彼もアルゼルド>>87と同じく二、三度瞬きをした。]
……ドラゴンではない。 リザー、……。
[その主張は少年の「すっごーい!」に掻き消された。 全く昨日から熊耳だの竜だの、 ……どうみても蜥蜴にしかならんし見えんだろうと、 ひそかに蜥蜴人としてのなけなしのプライドが傷ついているわけだが、子供達に罪は無い。
柔らかな頬を林檎色に染める様子は 異種族からしても微笑ましいのだから尚の事だ。 声量を落としてほしいと告げるアルゼルドの言葉に一つ、頷いた>>88]
(93) 2015/01/12(Mon) 18時半頃
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[頬を掻く。 視線が眩しい。]
…………ん、
[逡巡の後、触ってみるか? と、 鱗に覆われ、黒く鋭い爪の生えた大きな掌を差し出してみれば 少年――マリオと言っていた>>@5、はどうしただろうか。]
(94) 2015/01/12(Mon) 18時半頃
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[地平線に夕陽がとけていく。]
[少年や人狼と暫し語らっただろうか。 住宅の影から、此方を何かが覗いていた。 転がる音。引きずる音。 どうやら「聴こえている」のは彼のみのようで、 其方に視線を向けたのも、また彼だけだった。
広場に繋がる小さな路地を歩いていくセイレーン。 丁度その白い羽が夕陽に光った時、 住宅から影が延びてきて、 ――セイレーンを襲うのが「見えた」から]
…………――っ、
[咄嗟に地を蹴り、無鉄砲に駆け出していた。 その姿をどれほどのものが見たかは知らない。 あの「噂」の影だと気づいたのは、セイレーンの肩を掴んで、 押しのけ、庇うようにその「影」を見上げた後。 ]
(95) 2015/01/12(Mon) 19時頃
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[ ――それは、まるで、強い怨念のようだった。]
貴様……!
[彼の背丈以上に伸びた「影」をねめつける。 此れが例の「影」だというなら、随分と卑劣だ。
「逃げろ」、とそのセイレーンに告げれば、 悲鳴をあげて彼女は走り去った
それに安堵するも束の間、 攻撃態勢を整える前に、影が屈強な腕や脚に纏わりつく。 まるで万力で止められたかのように動かせなくなった手足に、 彼は目を見開いた。]
(96) 2015/01/12(Mon) 19時頃
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[よろしく、と。 そう握り返される手>>91には、嬉しくなってしまいます。 こうして差しだした手は、大体にして拒まれてきたものですから。 触れた手を軽くゆすって、わずかに手に力をこめ。 離す手は、ほんのすこし名残おしげに]
治らない。 ……そう。呪いのような、ものかしら。
[独白めいて言葉を吐き、無遠慮に相手をみていたことに気づけばゆるりと視線をおろします。 なんとかできればと思いましたけれど、きっとわたしの手におえるものではないのでしょう。 "魔法使い"としては、わたしはまだまだ半人前ですから。
それに、これ以上その傷に触れるのは、いけないような気がして。 ……もしかしたら、相手をより傷つけてしまうかもと、そう思いまして]
(97) 2015/01/12(Mon) 19時頃
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[返される沈黙には、ただきょとりと首をかしげ。 値踏みのような視線には気づかないまま、ただ彼をみつめます。 その濁った瞳に、わたしがきちりと映っているのか。 それすらも、わかりはしませんが]
……お家が無いなら、わたしのお家に来ますか? 誰も居なくって、お部屋があまってるんです。
[死を望むような言葉>>92には、わずかに息をのみ。 けれどそれを指摘することはなく、ただなにも知らない子供のように返します。
彼がベンチに横たわろうとしたのなら、そっとその手を引こうとして。 立ち上がり、ついてくるように促したら、果たしてそれは叶ったでしょうか。 それとも、初対面のわたしに部屋を借りるだなんて、警戒されてしまうでしょうか?]
(98) 2015/01/12(Mon) 19時頃
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[家の無い亜人を自宅に招いたのは、一度や二度じゃありません。 裏切られたことも、もちろんありましたけれど。 ……それでも、わたしには魔法がありますから。 襲ってくるヒトを返りうちにするというのも、それほど難しいことではありません。
――だから]
……ね、一緒に来ませんか?
[差しだした手を、受け入れてもらえるといいのですけれど]
(99) 2015/01/12(Mon) 19時頃
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[一緒に来ないか、と言われて 目の前の少女を見つめる。あぁ、この子は亜人なら別に構わないと思うんだろうかと 少し捻くれた考えをして。横たわろうとした所を邪魔されれば釣られて立ち上がる]
折角ですが――
[断ろうとした一瞬、駆けていく蜥蜴人を見る>>95 また何かしでかそうとしてるのかと、その彼を追おうと一瞬考えるが、それもまた面倒だった どうせ、猫でも見付けたのだろう。お節介な人だ、と]
俺は遠慮しておきます
[ふと、視線を移したまま少女に告げる 厄介になるとか、そういう考えがあるわけでも無くただ単純に。誰かの所に世話になるには“必ず裏があるから” そう信じて疑わず、亜人だと思われるその人物にすら、簡単に頷く事が出来ない]
日が暮れますし、送りましょうか
[彼女が蜥蜴人を気になって追いかけもしないのならば、そう告げて もしも追いかけるのならば、人通りの多い場所は避けようなんて思いながら沈む日を眺めて街のどこかに去っていこうと考える**]
(100) 2015/01/12(Mon) 19時半頃
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−束の間の交流−
[自分が周りの大人たちを驚かせた>>87>>93なんて、本人は全く思ってはいませんでした。 ただ、声量を落とすよう注意する声には気づいて、慌てて両手で口を塞ぎます。顰めっ面で人差し指を立てて、こくこくと何度か頷けば、反省していることは伝わるでしょうか。]
…いいの?
[しばらく擽ったそうな顔をしていたドラゴンのおじさんは、こちらに手を差し出してくれて。 鱗がてらてら光る手の甲に、マリオは恐る恐る手を伸ばしました。黒い爪を指先でつんつんつつき、ぺたりと小さな掌を彼の手に重ねます。 伝わってくる体温は、マリオより幾分低いようです。変温動物、という言葉を少年が知るのは、もう少し後の話。 少年の気が済むまで、おじさんは付き合ってくれたでしょうか。]
(@7) 2015/01/12(Mon) 19時半頃
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[そうして、少しだけ声は控えめに、ふたりの大人とおしゃべりをしていました。 もしかしたら、話していたのはほとんどマリオだけだったかも知れません。かっこいいドラゴンのおじさんに、聞きたいことは山ほどありましたから。]
おじさん…?
[不意に、クリスと何とかおじさんの目が泳いで。路地の方に留まったかと思うと、その瞳に宿る光が鋭くなったような気がしました。 小さな呼び声は、彼には届かなかったのでしょう。 そのすぐあとに、彼はさよならも言わずに駆け出してしまいましたから。]
……どうしたんだろう、おじさん
[マリオの目には、彼に見えていたものは映りません。なので、彼がどうして急いでいるのかも、わかりません。 その姿が路地の奥に消えてしまうのを、ベンチにかけて呆然と見送ることしか出来ませんでした。*]
(@8) 2015/01/12(Mon) 20時頃
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へえ 料理屋 亜人に優しい なあ ──どこまで優しいんかは分からんけど
今度、行かせて貰うわ
[ 所詮、悪魔は悪魔や 善意満ち溢れてるいうわけやなかろ と 言外に嘲りを込めながら、口許を袖口で隠す
ものの手に入りにくい亜人に『優しい』 なら、その金銭はそれなりなんやろな 今度は気紛れに訪れんのか 分からんが
風の吹くような気分に載せ 儘ゆくだけ]
(101) 2015/01/12(Mon) 20時半頃
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くく、せやろなあ 女々しゅう なんて 大抵は汝らに比べたら そりゃ陰湿やろ
世の中、明々と動く輩ばかりやないからな [ 悪魔と比べりゃあ、そりゃ大抵はな と >>84馬鹿馬鹿しい、と吐き捨てる白に やんわりと拒を示す狐は苦味を加え
“どこへゆくのか” ──その問いは、さあな と
静かに 撫で始めた冷たい空気を見上げた]
祟り返せる肝と力がありゃあ 案外 噂の影は簡単に晴れるのやもな
(102) 2015/01/12(Mon) 20時半頃
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[ なあんて 思いもしないことを吐く 底無しの翳は 全てを吸い込むように それが、返ってきた意思が感じさせたもの
『あいにく、小生は油揚げ苦手』と 半狐ゆえか まあ一緒くたにせんでと
毎度言われる度思うことに 袂を振るう]
そお? 案外 性が悪うもん同士 気は …あわんか
[ くつくつ 冗談か本音か 受ける笑いを反復して返す 似て非なる性質は水と油のようやも知れぬ]
(103) 2015/01/12(Mon) 20時半頃
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[ 探るような瞳には するり 水が通り抜けるよう 扇子をはためかせ
それでも 零れた言葉は掌を抜けて 捉えられてしまう ]
───ッ、 なあんも あらへん
[ 人型を拾いあげようと に、と吊り上げられる口角に 声が震えた 背を屈める影の前を 扇をふるえば ひゅう 、ヒトガタを風が回収しようと]
(104) 2015/01/12(Mon) 20時半頃
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[余裕を湛えた仮面に ほんのすこうし、焦燥 拾い上げた人型を拾えば くしゃり 懐にしまい込み、また笑みを繕い
『せや』と まるでなにかを思い出したかのように ただし 薄氷は瞼を半ばまで伏せる]
…もうこんな刻 長話しすぎたわ そろそろ、小生は行こかな
[ しもた と思う気持ちは反面あれど そそくさと 中央の方に逃げるように 消えようとするが はて 悪魔は食いつくか]
(105) 2015/01/12(Mon) 20時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/12(Mon) 20時半頃
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[彼の視線の先を追って、思わず振り返ってみれば。 慌ただしくどこかへと走る店主さん>>95の姿が目に入ります。 無意識に"店主さん"、と。そう呼びながら、けれどその足はそちらに向くことは無く。
――だって、彼とは約束しましたから。 彼は、ここにいてくれると、いいましたから。 それを疑うような真似を、できるはずがありません]
……ざんねん。 無躾な真似をして、ごめんなさいね。
[断られた>>100のなら、それ以上彼を誘うことはせずに。 流石に警戒されてしまったかしら、なんて。ひとつ、苦笑をおとします。
一度手を取ってもらえたから、また取ってもらえるだなんて。 ……しょうしょう、虫のいい話だったよう]
(106) 2015/01/12(Mon) 21時半頃
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いいえ。大丈夫です。 ……あなたのお家、見つかるといいですね。
[送るというその言葉には、ゆるりと首を振ります。 亜人がふたりで歩いていたら、"人間"はあまりいい顔をしないでしょう。 宿を提供できるなら話は別ですが、送ってもらってもお返しはできませんから。
最後に付け加えた一言を、彼はどうとらえるでしょうか。 せめて嫌味でなく、ただしくこの気持ちがつたわればいいのですけれど。 ……あなたの居場所が、みつかるように、と]
さようなら、ワクラバ。 また会いましょうね。
[そう言ってぺこりとお辞儀を一度。 そうしたら、傍らに居たうさぎさんを抱きしめて、帰路へつこうと彼に背を向けたでしょうか**]
(107) 2015/01/12(Mon) 21時半頃
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ハハ。 まァ、騙されたと思って一度おいでよ。
[軽く受け流される様子は、どうもこちらの懐は見透かされているようか。 >>101気紛れそうな男の気持ち半分な返事を聞けば、店の所在地をざっくりと告げただろう。]
どうかね、抵抗する術はナイかもよ。
明日消えるのはオレかアンタかもなァ もし"そこ"へ行く機会があったらどんなだったか教えてよ。
[どこへゆくのか、はたまたどこへも行けないのか。 消え、戻ってこれる保障はないものを、冗談めかして無茶な約束を取り付けようとする。]
(108) 2015/01/12(Mon) 21時半頃
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[油揚げ苦手、にはすこし目をまるくして、情報ってのは本当に適当なもんだな、と、相手の内情には気づかぬままぼやいた。]
キライじゃねーけど、アンタみたいなの。
[>>103揶揄を含ませあうやりとりに、この言葉は本音ではあり。 本心が掴めず、適当な軽口を叩きあうくらいの距離感は居心地良い。]
(109) 2015/01/12(Mon) 22時頃
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[>>104淡々とした声色に動揺を含んだような反応、 掴もうとしたヒトガタは巻く風にあおられて、寸でのところで指先をすりぬけて持ち主のもとへ。 おや、と顔をあげれば、目は合ったかどうか。 狐の口元は再び、笑っていたか。]
ふうん?・・・然様ナラバ。
じゃあな、アヤシイ狐。
[>>105彼が思い出したように背を向けようとするならば、詮索も深追いもしようとはせず。ニヤニヤ笑いを浮かべたまま、あっさりと別の方向へ足を向けた。*]
(110) 2015/01/12(Mon) 22時頃
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さようなら、モスキートさん
[小さな亜人。それだけ言えば見送りも必要無いみたいで 今夜はどこで寝ようか。いつものように、出入口でも良いだろうし街の外でも構わない
寝ながら死ねるのなら、と思ったがそういえば死ねなかった。なんてふと考えて]
今日は冷える…
[風邪など引かないが、別に苦でもない むくりとベンチから立ち上がればフラフラと西の方へ歩き出して。どうせ寝られるならば人通りが無くて、何とも思われない場所へ**]
(111) 2015/01/12(Mon) 22時頃
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―回想:小さな少年と、―
……ああ
[そう応える声は無愛想だったが、 差し出した掌を引っ込めることはなく。
自分のものよりとてもとても小さな掌>>@7が 爪をつついてきたり重ねてきたりする様子を 擽ったそうにしながら見ていた。
ニンゲンがこうして触れてくるというのは初めてだ。 その事実が何だか、落ち着かない。
そうしてアルゼルドの言葉どおり少し声を控えめにした少年の 沸きあがる泉のような質問に言葉少なに答える。>>@8
――その好奇心に溢れた丸い目は、 不思議とどんな石よりも綺麗に見えたのだった*]
(112) 2015/01/12(Mon) 22時半頃
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|
―現在:夜の手が撫ぜる小さな路地にて―
[ずるり。]
[粘りつくような音が聞こえた、気がした。 これに呑まれたら――どこに、いくのだろう。]
――…………は、
[影。質量も何も無い筈なのに確実に触れてくるそれは、 彼の耳元にぬるい感触を残す。
睨んだ先に濡れ羽烏の黒。 底なしの闇の鏡が映し出すは己の邪心。]
”ニンゲンも他の亜人も滅びてしまえ。” ”仲間を、愛したヒトを奪った奴ら――全て殺せ。殺せ! 声が嗄れる迄 憎悪を叫べ!”
( ……ふざけるな )
(113) 2015/01/12(Mon) 22時半頃
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[頭を振り、邪念を振り払う。]
[ 縋りついてきた体温>>49] [ 微かに添えられた手>>1:141] [ …重ねられた小さな掌>>@7]
[こんな影(もの)に呑まれて、否定してたまるか。
――そこまで思考を紡いで、彼は、再度目を見開く。]
( ああ、――……おれは )
[「 。」 そんな事に、今更、今更、気づいた。 刹那、喉仏から頬まで影が這い、彼の薄い唇を覆った。 呻き、相も変わらず動かぬ身体で足掻く。 質量の無い影に爪を立てたとて、傷すらつけられない。]
(114) 2015/01/12(Mon) 22時半頃
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――――――………、
[意識が薄まると共に、抵抗も弱く、意志も弱くなっていく。 置いていかない、と交わした約束は果たせそうにもないし、]
( …………悪ぃが、渡せそうにもねえな。 )
[ ちらつくアメジスト。 盲いた闇に苦笑を零す。 そして、――「呑まれ」「消えて」 後には何も、「残らない」
誰も居ない路地を乾いた夜風が浚った。**]
『 ちちっ 』
(115) 2015/01/12(Mon) 22時半頃
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|
[慌てて口を塞ぎ、人差し指を立てて頷く少年の様子(>>@7)から反省しているのがよく分かるが故に何だか肩透かしを食らった気分になっているのは自分だけなのだろう。 リザードマンの男の肌(鱗と言った方が正しいのかもしれない)を少年が触っているのを見ながら、彼は寛容だなと思ったりする。 しかしそうしていれば、突然彼は何かを見て、路地裏にあたる方へと走って行ってしまった。]
…お忙しいですねぇ。
[基本的に去る者追わずな性格の所為か、そこまで気にも留めない…筈なのだ、普段なら。 唯、今回ばかりは違った。 彼の目が何かを捉えていたのは様子から確かだったのに、自分には“何も見えない”。]
…嗚呼、きっと彼には用事でもあったんじゃあないですか?
[そう言って誤魔化したのは何なのか、自身には分かっている。 これで行ってみようとならないのは嗚呼、よくよく自分の醜さを表していると思った。 ふと空を仰げば日はほぼ落ちているのか暗くなり始めていて。]
マリオさん、もう直ぐ日が落ちます。 …貴男は帰る時間じゃないですか?
[その言葉の中には、少しでも早くこの場を去りたいという気持ちもあっただろうか。]
(116) 2015/01/12(Mon) 23時頃
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―夜が来る前に―
[どれくらい、おじさんが去って行った方を眺めていたでしょうか。 何かご用があったのだろう>>116と言われれば、それを疑うこともありません。そっかぁと残念そうに呟いて、足元に視線を落としました。]
あ、いっけない …うん、ぼく帰る。帰らなきゃ
[アルゼルドに促されて、初めて辺りが暗くなっていることに気づきます。 ただでさえ、ママを振り切って家を出てきているのです。早く帰らないと、叱られてしまうのは目に見えていました。 慌ててぴょこんとベンチから飛び降り、一度だけお兄さんの方を振り返ります。その奥にはもう、モスキートと怪我をしたお兄さんの姿はなかったでしょう。]
ばいばい、アルゼルドさん
[普段よりは控えめに手を振って、マリオは走り出しました。 明日はお外に出られないかもしれないな、なんて、心の中で溜息をつきながら。**]
(@9) 2015/01/12(Mon) 23時半頃
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[騒がしかった店内も落ち着き、店を片付け始める。]
ほら、看板ですよ。
[寝てしまった客を起こしたり、掃除をしたり…店の余韻に浸ったりする、大事な時間。…明日も、こうやって生きていけるだろうか?]
(117) 2015/01/12(Mon) 23時半頃
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