人狼議事


14 学校であった怖い話 1夜目

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視点:


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。


噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。

非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。


現在の生存者は、パティ、メアリー、マリアンヌ、ホリー、テッド、ラルフ、ノックス、アイリス、オスカーの9名


【人】 華道部 メアリー

―放送室―

[優しく握り返された大きな手は、暫くの後に離される。
兄は振り返らない。だから、今どんな表情をしているのか分からない]

いやあっ…!?

[突然のチャイム音。明滅するモニター。反射的にしゃがみこむと、がたがた震えながら身をかき抱いた]

セシルさん? 何処、何処に居るの。

[放送室を見渡しても、いるはずもない。
やがて窓に映し出されるサイモンの惨劇に、ひっ、と喉を鳴らした後、混乱は更に深くなる]


ああああぁぁッ!!
いやだ。いやだ。いたい。いたい。いたい、いたい!

[死ぬのは怖くないと思った。思っていた。
でも、実際に、あの悲惨さを目の当たりにしてしまえば――――…]

(0) 2010/07/20(Tue) 03時頃

【人】 華道部 メアリー

[兄の叫ぶ声>>1:201が、聞こえた気がした。
けれど、酷く遠くに感じられた]


なんで、なんで、こんなこと。

誰か、誰か、……


[……たすけて、と、言おうとしたけれど。
声は掠れて言葉を上手く音にしてはくれなかった**]

(1) 2010/07/20(Tue) 03時頃

【人】 双生児 ホリー

―渡り廊下入口―

[悲鳴は上げなかった。
代わりに足の力が抜けて、へたりと座り込んでしまう。
その為に視界を塞ごうとしたオスカーの手も擦り抜けて]

嘘、嫌、嫌、
何よ、これぇ……

[じわりと涙が浮かぶ。
それでもその光景から目を離せず、動くこともできない。
ホラー映画なら見慣れているけれど、ただの悪戯と言ってしまうには、その挙動は、悲鳴は、あまりにもリアルすぎた。
窓が元の闇を映し、放送が途切れても、すぐに立ち上がることができない程に]

(2) 2010/07/20(Tue) 03時頃

ホリーは、涙目のまま、震えを抑えようとするかのように腕を*抱いた*

2010/07/20(Tue) 03時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 03時半頃


【人】 双生児 オスカー

[過呼吸になりかけ、苦しくて涙が滲む。
それでもへたり込むホリーに気付けば、慌てて膝をつき]

ホリー。

[震える声で妹の名を呼び、そっと肩を抱く。
そして少しでも安心するように背を数回撫でた]

……僕が絶対に、鬼を見つけ出すから。

[もう息は整い始めている。
強い意志の込められた瞳は、闇に赤く浮かんだだろうか]

(3) 2010/07/20(Tue) 03時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 03時半頃


【人】 生徒会執行部 ラルフ

っ〜〜〜!

[妹の悲鳴が開きっ放しの扉から飛び込み、防音壁に吸収されていく。
これ以上見せてはいけない、と頭では分かっていても、体がなかなか動かなかった。]

っはー、はぁっ…!何だ…!何なんだよ…!!
ふざけ、んなっ…

[震えながら、なんとか体を動かし入り口の方を見ようとする。
途中、目に入ったのはあの剣。ここまで近づけば、それが演劇用の偽物だと分かるが…
ラルフは、半ば無我夢中でそれを掴み取り、胸に抱え込んだ。

途端、部屋の隅のアルミラックに詰まれていた荷物が、
どさどさと音を立てて崩れ落ちた。
それに合わせるように、スタジオから流れ出る生ぬるい風が強くなる。]

っ、ふざけるなっ…ふざけ、るなぁっ…!

[極度の緊張と恐怖で揺れる視界の中、半ば転がるように出口へと這いはじめた。
その間、部屋の中の物は地震でもないのにずっとガタガタと音を立てて続けていた**]

(4) 2010/07/20(Tue) 03時半頃

【人】 双生児 オスカー

―4階渡り廊下入口―

落ち着け、落ち着け、落ち着け。

[ホリーには聞こえないよう、唇だけで唱える。
脳裏にサイモンの姿が甦りそうになるのを、きつく目を閉じ遮って。
痛そうに頭を押さえながら、ふらりと立ち上がった]

窓ガラス、割れるかもしれない。何か、硬いもの……。

[ホリーの傍を離れることなく、視線を巡らせる。
そして来た道の奥――深い闇の中にアイリスの姿はまだ見えず、
不安に焦る気持ちを堪えて、唾を飲み込んだ]

そこの教室から椅子、取ってくるよ。
ホリーはここにいて? 今は何の気配も感じないから。

[示した教室は美術室。
オスカーには縁のない場所だが、椅子は絶対にあるはずだ。
ホリーが着いて来るなら拒否はせず、ただ手は握るだろう]

(5) 2010/07/20(Tue) 07時頃

【人】 双生児 オスカー

―4階:美術室―

[スライド式ドアの窪みに指を掛ける。鍵は閉まっていない。
氷のような冷たさに一瞬躊躇うが、打ち消すよう一気に開け放った。その音は、廊下に鈍く反響しただろう]

……っう、ぁ。

[油性絵の具の匂い。強烈な吐き気。ドアに縋りつき耐える。
ホリーが居たなら我慢し、廊下にいるようもう一度言うだろう。
どうにか真っ暗な室内を懐中電灯で照らせば、
浮かび上がる木作りの机、そして絵の具に筆などの画材道具。
胸像と目が合えばぐっと堪え、どうにか一歩一歩踏み入っていく]

え?

[椅子を持ち上げたため両手は塞がっている。
口で咥えた懐中電灯の明りが、何かに反射し目を瞬かせた。
この部屋の空気はどんどん嫌な方向へ染まっている。
それでも気になって、乱雑に並べられた棚へと近付いた]

(6) 2010/07/20(Tue) 07時頃

【人】 双生児 オスカー

これ、は。

[小振りなパレットナイフ。
殺傷力はどれ程かは分からないが、確実に武器にはなるもの。
殺し合い。頭を回るセシルの台詞に頭を振る。
それでもその煌きに手を伸ばしてしまったのは――]

――ホリーを、守らなきゃ。

[そしてそれに触れた瞬間、美術室の闇は、襲い掛かった]

(7) 2010/07/20(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー

[まるでポルターガイストのように、全ての机、椅子、棚が揺れる。乗せてあった胸像は滑り落ち、すぐ隣で音をたて粉砕する。それから庇うように後退すれば棚自体が倒れ掛かってきて。倒れたオスカーの頬に破片が触れ、一筋の赤い線を描く]

…………っ!!

[感じる気配。顰めて見たその先、机の下の闇に"それ"はいた。
人間ならあり得ない首の角度。こちらを見る幼い少年の、白い顔。

目が合う。時が止まる。

そして酷く幼い仕草で――少年は、哂った]

(8) 2010/07/20(Tue) 07時半頃

【人】 双生児 オスカー

『きゃきゃきゃきゃきゃ――』

[鼓膜を震わす声はどこまでも無邪気で、余計に恐ろしく。
カラカラに乾いた喉からは悲鳴さえ出ない。
そして床についた自らの手に、いつの間にか、白い手が絡み――]

あ、あああ、あ……!

[絶対に、戻らなくてはいけない。
必死で逃げるように身体を這いずらせ、ドアへと近付く。
ホリーは物音に気付いているだろうか。
彼女がドアを開けてくれたなら、少年は消え逃げ出せ、
そうでなくても自力でドアへと、辿り着けるかもしれない**]

(9) 2010/07/20(Tue) 07時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 07時半頃


【人】 先輩 パティ

― 1F 玄関口 ―

[やっとの思いで玄関まで辿り着くとガラスの扉から見えるはずのグラウンドすら闇で覆われて玄関口より外がまったく見えなかった]

な、なんだよこれ……
仮に夜になってたとしても、これ、おかしいだろ……
玄関より先がまったく見えないって、どういう……っ!

[言いかけて、チャイムの音を聞く、不気味な音に女らしく小さく悲鳴を上げてテッドの腕でなくテッド自身に抱きつき、セシルの放送を聞く]

え……な……サイモ、ン……?

[テッドに抱きつき震えながら玄関口のガラス扉から見える凄惨な光景に目を見開く、まるで昆虫のようにサイモンの手足がもがれ、頭が潰される、その光景に眩暈と吐き気を覚えた]

うっ……ぐ……な、なに、これ……
テッ、ド……トイレ、行きたい……吐きそう……ついてきて……

[抱きつく腕を解放し震えながら口を抑える、確か玄関側にトイレがあったはずだと思い、テッドの服を引きながら蒼白の顔で懇願するように小さな声で提案する]

(10) 2010/07/20(Tue) 09時半頃

先輩 パティは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 09時半頃


【人】 若者 テッド

―回想:階段→一階廊下―

いやちょっと熱かったくらいですから。そんなん今までなかったと思うんですけどね。

[首のあざのことを聞いて、心底不思議そうな顔にはなっていたかもしれない。階段の数については、もう数えるのやめましょっか、と苦笑した。
腕にはぬくもり。どう考えても慣れていないもので、周りを見るよりもそちらに意識が集中してしまっていたりしたが、態度に出してはむっつりだのなんだの言われそうだなんて考えか、何も気にしていない風で歩いていた。こんなときに電話を鳴らしたら殴ると思いつつ、ならなかったのでほっとしたものである。
例の目玉もどきには気付かれなかったのにほっとして。しかし続く言葉に、びびった。]

何言ってんすかパティ先輩。からかわないでくださいよ。
根性っつーかそんな危険なことに思わないっつーか、いやその。

[むしろあなたの胸が気になります。なんてさすがに言えるわけもなく。しどろもどろになって先を見るのだった。どうにも恥ずかしい。慣れていない。というのが顔には出ている。真っ赤だ。
風吹いてるんですよきっと、なんて窓の音も気にしなかったが。うめき声にはそんなこんなで怯える隙もないのだった。]

(11) 2010/07/20(Tue) 10時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 11時頃


【人】 若者 テッド

― 1F 玄関口 ―

確かにおかしいですよね。でも外に出たら見えるとかかもしれないし。

[異様な外の様子に、漸く眉が寄った。扉のほうへと近寄り、パティが嫌がるようなら少しの間離れてくれるように頼んで、取手に手をかける。
ガチャガチャ、と何度も音がする。扉は開かない。鍵を確かめても、だめだ。]

ちょっと棒とかありませんかね。傘立てに残ってないかな…。

[そんなことを言いながら確かめる為に懐中電灯を向けなおそうと思ったところで、――チャイムの音。
抱きつかれてうろたえはしたものの、視線は声の通りに窓へと向いて。]

サイモン先輩!?
何やってんですかあの人…!

[慌てて再び取手に手をかけるも、硝子を殴るも、玄関はびくともしない。尋常ならざる様子の先輩を助けなければと思うけれど、手を出せるわけもない。
その間も放送は続いている。
闇が。腕が。開いた口が。
――遠いのに、まるで、音が聞こえるようだった。]

(12) 2010/07/20(Tue) 11時頃

【人】 若者 テッド

― 1F 玄関口 ―

まさか、冗談…

[闇の中、赤い色が目につく気もした。錯覚だろうと首を振って、青くなった口唇を噛む。それなのに首の裏側だけが、その痣だけが、まるで警告を与えるように熱を持っていた。次に感じるのは、抱きついてきているパティの体温。
一連の出来事を今の今まで信じていなかったが、しらしめるように行われた惨劇に昂ぶっていた感情が、少し、落ち着いた気がした。それでも、サイモンが消えれば、握ったこぶしで扉を叩く。びくともしない扉、笑い声。いまさら傘など持つ意味もなく。]

――くそっ!

[放送の音が途絶えて、外からかすかに笑い声がしたような気がした。
しかし、パティの言葉と、離れていく体温にはっとして。]

先輩、落ち着くのは無理かもだけどトイレ近いから…!もうちょい我慢して!

[慌てながらトイレの扉へと向かう。片手がほんの少し躊躇った後、背に触れた。歩けないようなら、抱き上げるつもりではあるが、日々遊んで暮らしているような生活ではトイレまでの距離がやっとだろう。さすがにトイレの中には、お供することは出来ないが。]

(13) 2010/07/20(Tue) 11時半頃

テッドは、パティにお願いされたらそれでも従ってしまうだろう。

2010/07/20(Tue) 11時半頃


【人】 若者 テッド

―1F トイレ近辺 ―

[トイレの扉を開ければ、空気が妙につめたい気がした。体温が離れればそれは強く感じるし、ぴちゃ、と閉まりきっていない水道が音を立てるのも、やはり明かりはつかないのも、恐ろしく感じる。テッドの顔色も悪い。
廊下の床はいつもと変わらないはずなのに、世界が揺れている気がした。
ぺた、ぺた。階段のほうからなにか音がするようだ。ずるり、足音と一緒に何かが引きずられているような音も。]

パティ先輩、水流しましょうよ

[外の音より校内の音を消すために、そんな提案をした**]

(14) 2010/07/20(Tue) 12時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 12時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 12時頃


先輩 パティは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 12時半頃


【人】 先輩 パティ

― 女子トイレ ―

[ふらつく足取りで歩けばテッドに抱き上げられてトイレ側まで運んでもらう、まさか自分のような長身の女がそんな扱いをしてもらえるとは思っておらず、吐き気よりも驚きが勝った]

あ、あの……重くない、アタシ……?
……ありがと。

[少しだけ恥ずかしくて照れ隠しに口を抑える手で顔を覆う、トイレにつけば急いで個室に駆け込み昼間の菓子パンのなれの果てを吐き出す]

ゲホッ……ゲホッ……
最悪……なんなのよ、もう……

[真っ暗なトイレ、今は恐怖よりも吐き気と怒りが勝り状況に気がつかない、トイレットペーパーで口元を拭い水を流す、流れる水の色が血のように赤い事には気づかぬままに個室を出て水道へ]

(15) 2010/07/20(Tue) 13時頃

【人】 先輩 パティ

[水道をひねり水を出す、テッドの提案は聞こえなかったけれど彼の希望に沿う形になったのは無意識に]

はぁ……もー怖いのやだ。
っていうかサイモン、マジで死んだの……?

[ざあざあと流れ続ける水を見つめふとセシルの台詞、部室にサイモンを返すという言葉を思い返し身震いした]

いやいや、あんな状態になったサイモンなんて見に行きたくないし……
これからどうしたらいいんだろう、皆と合流すべきなのか、テッドを信じてずっと二人で動いた方がいいのか……ん?

[ふと手洗い場のすぐ側に食事用のナイフが置かれていた、不思議に思い手にとって鏡を見ると出入り口の側に見た事のない扉がある]

え……?

(16) 2010/07/20(Tue) 13時半頃

【人】 先輩 パティ

[チリチリと音がして手洗い場の電気がつく、目を凝らさずともやはり鏡に映る後ろの壁に見た事のない扉がある、けれど後ろを振り返る気になれない]

な、これ……何……?

[口元に手を当て、ナイフを握ったまま硬直しているとギィと音がして扉が開く、中から日本人形のような女の子が顔を出し手招きしている、真っ暗なはずの背後の人物の顔がなぜここまではっきりと見えるのか……

そう思った瞬間、ビデオの早送りのように女の子が扉から躍り出て鏡に近づき鏡から手が伸びてくる]

う、うわああああ!

[叫びながら鏡の手に掴まれそうになったところでナイフをその手に突き刺してトイレから転がり出る、手にはナイフを握ったままテッドに抱きついて泣き出した]

(17) 2010/07/20(Tue) 13時半頃

【人】 若者 テッド

―回想:廊下―

[女性の体重が重いかどうかなんて絶対にいえませんと思うのは当然のこと。おろして、腕を振ったりしていたら、ひんやりと腕が何かに包まれる。そのひんやりさ加減がちょうどいい。]

……じゃねえよ!

[思わず小声で、自分につっこんだ。慌てて手を強く振ると離れてゆくが、懐中電灯で照らすと薄く白い痕が残されている。トイレの向こう側に意識を済ませて、早くパティ先輩出てこないかななんて考えるのは、下駄箱が開く音、どこかの教室で机が倒れる音、何かを引きずるような音。そんなものから逃げる為で。やっぱり顔色は青かった。
願うと時は近く、水の音。ほんの少しまわりが遠くなった気分になるが、ふと思い出す。最初の放送のとき、後ろでは水の音がしなかっただろうか――。
パティの独り言は届かない。下駄箱へ向いた目の中に、真白い手が見えた。自分の体を引きずっているように、強く廊下の縁を掴んでいる。]

(18) 2010/07/20(Tue) 14時頃

【人】 若者 テッド

[遠いから見えないその指には爪はない。しかしそれがしっかりと立てられ、ずるっと引きずる音がして。
にたり。
黒い髪に覆われた頭が、廊下の上で哂っている。]

う、うぎゃぁぁ!

[思わずあげた悲鳴は、トイレの中とかぶる。しかし気付いた瞬間にトイレの戸を見て、飛び出てきたパティを受け止める直前に、その手に持つ銀色のものを見る。結果、思いっきり硬直した。ふんばることもできず、勢いあまって後ろに倒れる。]

ぱ、パティ先輩!
ちょっとな、何がっ…!?

[刺されるかと思った。まだナイフは怖いが、パティの体の向こう、トイレを見て――
目が、合った。]

(19) 2010/07/20(Tue) 14時頃

【人】 若者 テッド

ちょ、せ、先輩何か居る!

[慌てて足で扉を蹴る。アレは何だ。なんて聞きたくもないし見たくもないわけで、なんとか届いてよかった蹴れてよかった見えなくなって良かった。そんな風にほっとした息が落ちた。
ほっとしてしまったから、下駄箱のほうからずるり、とのし上がってきた、黒い長い髪の、白い男がいたことなんて考えもしなかった。
ぺたり、と廊下に手のひらのあとが残り。どこか引っかいたような痕が残り。体全体を押し上げ、廊下を進むそれには、太腿から下、まるで先ほどのサイモンのように、もがれたように足がない。哂って、二人のほうへと、静かに近づき手を伸ばすのだった。]

(20) 2010/07/20(Tue) 14時頃

テッドは、身に迫る危険に気付かず、パティを宥めるように手を背に回す。

2010/07/20(Tue) 14時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 14時頃


【人】 双生児 オスカー

はぁっ、はぁ、……っはぁ

[ホリーはどうしただろうか。
どちらにしろ廊下に逃げる事は出来、肩で荒い息を吐く。
美術室からは未だ嫌な感じが消えておらず、
ここに長居するのは得策ではない。非常階段は諦めなくては]

……っ。え、エメリッヒ先輩、は。

[彼女の姿はまだなかっただろう。
自らの携帯を確認するが、着信ランプは点滅していない。
廊下の先、蠢く闇を睨むように見つめる。
思い浮かぶのは別れ際のアイリスの笑顔だった]

ホリー、先輩を迎えに、行かない?

(21) 2010/07/20(Tue) 14時半頃

先輩 パティは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 14時半頃


【人】 双生児 オスカー

[そう言うと、ホリーのほうを向く。
その瞳には彼女を鬼と疑う色はない。妹にしか見えていない]

……少しでも早く、皆を"視る"んだ。

[この呟きはホリーには聞こえない大きさで。
オスカーは覚悟するように唇を結び、唾を飲み込んだ**]

(22) 2010/07/20(Tue) 14時半頃

オスカーは、どうにか持ち出したパレットナイフを、ホリーには見えぬよう、ズボンの後ろポケットへ仕舞う*

2010/07/20(Tue) 14時半頃


【人】 先輩 パティ

なんかが鏡から出てきたの!
手が掴まれそうになったの!

[勢い余って押し倒したテッドの顔を見ながら喚く、するとその後ろから手を伸ばす人影が見えて慌てて立ち上がりテッドを引っ張る]

立って!早く!なんか来てる!なんか居る!

[力任せにテッドを引き起こして共に手を伸ばす白い影から逃げながら叫ぶ]

もうやだ!なんなのよ!これは!

(23) 2010/07/20(Tue) 14時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 14時半頃


【人】 若者 テッド

[手がつかまれそうに。そう聞けば思わず宥めるように回した手が止まった。さっき何かに掴まれた気がするわけで。]

か、鏡からってアレが!?
何が起きてんだ本当に…!

[ずる、ずる。近くまで這い寄る音。気付く前にもちろんパティが気付いて、ぐいと起こされる。情けない。しっかり引っ張られたせいで首が反って、おもいっきりやつと目が合った気がした――が、そこから先の行動は早かった。悲鳴を飲み込めてよかった。
思い切り足に力を入れて立ち上がると、パティに引っ張られるより、強く彼女を引く。]

走って先輩!とりあえず合流!誰かに電話して!

[白い男はと体だけだ。足はないからそんなに早くない、と思えどちらりと振り返れば猛スピードで追ってきていた。なんだか後ろでは足音も聞こえるような。階段まで持つだろうか、そんな風に考えながら。]

階段? それとも食堂とか保健室とかか!
先輩どっち行く! なんかアレ早えよ!

(24) 2010/07/20(Tue) 15時頃

【人】 先輩 パティ

[テッドに手を引かれながら頭を巡らせる、後ろを見れば肘だけで猛スピードを出して追いかけてくる人影]

電話とかしてる余裕ないって!
とりあえず近いし扉のある保健室!
扉のあるところに駆け込まないと追いつかれる!
階段も登ってきそうな勢いだよコイツ!

[最早怖がっている暇がなかった三年女子の中では脚に自信はあったのにそれでも背後の化け物の速度は並みではない、それでも捕まればサイモンの二の舞を演じる事になると思えば引き離せないにしろ追いつかれない速度で走れた。

しばらくそのまま走り続けて保健室に向かえばなぜか明かりの点いている保健室のすりガラス]

明かり!?
なんかわかんないけどとりあえず行こう、今よりヤバくなる事無いと思うから!

(25) 2010/07/20(Tue) 15時半頃

【人】 若者 テッド

[ずり、ずり。はいずる音は変わらないのに、スピードは速くなっている。目の前に獲物がいるからなのか、テッドにはわかるわけもない。]

んじゃ保健室で!

[明かり、そういやおかしくね? 満員だとか言ってたけど。
なんて思い出すことが出来るわけもなく、必死に扉に手をかける。がらがらっ、と開ける音は爽快。
やつが追いつく前にと先にパティを、そのまま自分も飛び込むつもり。飛び込んだ後に扉を閉めれば、外をそのまま通りすぎてゆく音と、ぐちょ、と何かがつぶれた音がした。]

あ、ぶねー……つかまんなくてよかった。先輩だいじょーぶです

[か。たずねる口は途中で止まる。明かりのついた室内に、白衣の人影。
しっかりと立っているのを見て、ほっと息を吐き出すが。]

……あ、あの。うるさくしてすみません。先生です、よね?

[あまり保健室に行ったことのない生徒である。ここは普通と変わりないのか。ほっとした声で尋ねるのだった。
細身の体に白衣をまとった男は、首から上や手は、しっかりと人とかわらずにあり、足もついていたのだから。]

(26) 2010/07/20(Tue) 16時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 16時頃


【人】 先輩 パティ

― 保健室 ―

[白い男に追いつかれる寸前で保健室に飛び込む、そのまま薬瓶の棚に寄りかかり肩で息をしながら呼吸を整える]

吐いたばっかで……走るとか……本気できつ……

[テッドが見ている白衣とは別、ベッドの列を見るとそこには全てカーテンが引かれ誰かが横になっているかのようにベッドが膨らんでいる影が映っている]

……オスカー?それともマクベイン?
ここに来てたの?

[声を掛けてみても何の反応もない、それどころか耳を澄ませても保健室の中から呼吸音はおろか何の音もしてこない]

……テッド、前言撤回。
なんか、ここもやばそう……

(27) 2010/07/20(Tue) 17時頃

【人】 先輩 パティ

テッド?先生?

[入り口近くに立ったままのテッドを見ると何かを見つめているような視線、テッドの視線の先にあるものを見ようと薬棚の陰から顔を覗かせると白衣の男の姿]

……誰だ?
ウチの保険医は女のはずだよ……?

(28) 2010/07/20(Tue) 17時頃

【人】 若者 テッド

―保健室―

先輩、今一息つきましょうよ。
人がいるなら安全……

[白衣を見ながら言うものの、パティの声に反応のない室内。そういえば白衣の男も、返事をしない。ベッドのほうを見てから白衣を見ると、男が哂っていた。
あの、上半身だけの這いずり回っていたやつと同じように。]

……ちょ、っと、せんせい?

[やばくね? というのはさすがにわかる。白衣の男が一歩、歩くごとに肉がつぶれるような音がする。ちょうど半身だけが見えていたのだが、もう半身が目に入り始める。――なまなましい肉のあかい色。まるで標本のような。
外は静かだ。思わず後ずさり、扉に懐中電灯を持った手をかける。もう片手はパティのほうへ伸ばし、掴もうと**]

に、げましょか、パティ先輩…!

(29) 2010/07/20(Tue) 17時頃

テッドは、女だと聞いて、なおのことヤバイと感じたのだった**

2010/07/20(Tue) 17時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 17時頃


【人】 食堂のおねいさん マリアンヌ

―部室→食堂―

[サイモンの亡骸にカーテンを被せて見えない様にしてから、部室を出る。

鬼は本気で私たちを殺そうとして来る。なら、少しは抵抗できる手段―つまりは…武器―を手に入れなければいけないと思ったからだ。]

ふぅ…。これでいいかね。

[そういって食堂から取り出したのは、かなり大きな出刃包丁。]

さすがに…これがあったら何とかなるだろうよ。

[とはいいつつも、本当にこれで鬼に立ち向かうことができるのだろうか。この程度の武器で立ち向かってくる相手など、鬼には造作ないことなのではないだろうか。

そんな恐怖に震えながらも、右手に大きな包丁を持ち、小走りで部室へ戻る。]

(30) 2010/07/20(Tue) 20時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 21時頃


【人】 帰宅部 ノックス

……!!

[いきなり鳴り響くチャイムに、反射的に身が強ばった。
先程部室で聞いた声。しかし、放送室には自分たち以外には誰も居ない。しかし、放送機器は存在感をアピールするかのように狂ったように灯りを明滅させていた。]

[周りを見渡しているうちに、近くのガラスに異変が起きていることに気付く。何かが映し出されて……まるでガラスがテレビになってしまったかのような。そんな感じ。]

………ッ

[歯を食いしばり、吐き気を我慢するかのように口を押さえた。
見たくはない。赤とも黒とも言い難い肉塊が黒髪の男の体から出てくる。見たくはない。けれど、その光景は簡単には視線を外させてはくれなかった。]

(31) 2010/07/20(Tue) 21時頃

帰宅部 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 21時頃


【人】 食堂のおねいさん マリアンヌ

[部室にあった懐中電灯を片手に、部室への道をたどる。]

全く…夜の学校ってこんなに不気味だったかねぇ…。

[そう呟いた瞬間だった。彼女の肩を何かがつかみ、そのまま引き倒す。声を上げようとしたマリアンヌの口を押さえ、首を絞めようとする。]

ぐっ…。

[自らの首を絞めようとする者の顔を見て、血の気が引く。『目玉がない』のだ。その顔は、この世のものとは思えないほど青ざめ、無表情のままにマリアンヌの首を絞める。

マリアンヌは、首を絞めている者が、生徒でないと分かると、躊躇なく包丁を振り下ろした。]

『ぎゃっ!!』

[そんな悲鳴が聞こえた後、首を絞めていた者の姿は跡形もなく消え、何事もなかったかのような静寂が戻る。]

全く…。油断も隙もないねぇ…。

(32) 2010/07/20(Tue) 21時半頃

【人】 帰宅部 ノックス

くぅッ

[なんとか吐きそうになるのを抑えこむと、息を荒げ。
深呼吸をある程度落ち着くまで繰り返す。]

あれは、いったい……部室に……遺体が?

[そう思うと、部室には戻りたくなかった。
確認すらしたくない。もう散々見たのだから。]

……放送室には、誰もいない、か。後は……

[ちらと見やるは、鞘に収まる細身の剣。
アレが本物か玩具か。やはり、調べたほうがいいのだろうか。]

(33) 2010/07/20(Tue) 22時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 22時頃


【人】 双生児 ホリー

―渡り廊下入口前―

[映像が終わると視線は床に落ちる。
荒い呼吸に合わせて肩を上下させ]

ひ…っ、

[肩を抱く兄の手にすら、一瞬喉を引きつらせた。
優しく背を撫でる手に呼吸は少しずつだが、落ち着いて]

……う、ん。

[掛けられた言葉を深く吟味する様子もなく、こく、と頷いた。
これ程に弱った姿を見せるのは、普段は精々病気になった時くらい。
加えて身体は丈夫な方だから、血を分けた兄ですら、幼少期に数えるくらいしか見ていない筈だ]

(34) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

―渡り廊下前入口―

[美術室に行くというオスカーを追わないのも、普段なら考えられなかったこと。
扉を勢いよく開く音がし、彼の姿が見えなくなって、ひやりとした壁に背中をつけた]

あいつ……、わらって、た?

[手足を失くしたサイモンの表情。
ガラスの映像では一瞬見えただけだったが、赤い目の奥に焼き付いたそれが、何故か離れない]

……もう、ほんと、何なのよ。
わけ分かんな……っ!?

[何かの揺れる音、落ちる音、響いた破砕音に、目を瞠り顔を上げた。
それがオスカーが入っていった美術室からのものだとは、想像に難くない]

(35) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 食堂のおねいさん マリアンヌ

[部室に入ろうとドアに手をかけるが…開ける勇気が出てこない。

サイモンの死体があることを思い出してしまったからだ。

かといって、他にいられる場所といっても…。]


仕方ない。食堂まで戻るとするかねぇ。

[そのまま、踵を返して食堂まで歩く。

…当然、さっき襲われた場所は避けて。包丁を右手できつく握り締めて。]

(36) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

―回想・4階廊下―

[迷いながらも、双子のエディソンが
 走り去る靴音が背後に聞こえる]

……そうだよ、早くいって…

[今では高笑いに変わった笑い声が、
 近づくにつれ早くなる扉の動きと一緒に
 迫る。懐中電灯の狭い灯りの範囲に、持ち主の
 見えない足形が侵略した。迫ってきた。
 いま、迫る。追いつかれる]

…いや…!

[息を止めて、己の芯であるかのように
 懐中電灯を硬く胸に抱きこんでしまう。
 それが唯一の武器であるのに、...の足はすくみ
 筋肉は内へ内へと瞬間的にこわばってしまった]

(37) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

(エディソン君…ホリー…!)

[握りこんだ両手に、祈るような言葉が封じ込まれた。
 ふいに笑い声が止まって、闇の足音も止まる
 周囲の闇がぬるい水になって、耳に目に
 肌に服の間に入り込んできて、溺れる。
 そんな幻想に、乾いた布を絞るように強く目を閉じた。
 見なければ、聞こえなければ、近くを拒絶すれば
 何も存在さえしないと強く信じるように、逃避した]

(やるなら…早くして…

[そんな願いが自分の身の内から出たのが意外で、
 はっとして目を開けたとき、そこにいたのは]

(38) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 受付 アイリス

にんぎょう…

[目の前には美術室に置かれた小さなデザイン人形が、
 まるで命を与えられた小さな人間のように、
 こちらに向かって両手を掲げていた]

キャーーーーーーーーーーーーー!

[窓には凄惨なシーンが無声映画のように流れる
 ...は膝から力が抜け、その場に吐き出した]

(39) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 22時半頃


【人】 双生児 ホリー

― →美術室前―

[一度座り込んでしまった身体は、なかなか動かなかった。
半ば這うようにして、やっとのことで美術室の前まで辿り着く。
閉める音は聞かなかった気がするが、部屋の扉はいつの間にかぴたりと閉じていて]

オスカー、……大丈夫、オスカー!?

[半ば悲鳴のような声を上げながら、がたがたと扉を揺らす。
手が震えていた為か、それとも別の力が掛かっているのか、なかなか開かない。
やっとの思いで開いた時、半ば転がり出るようにして片割れが廊下へ。
その背後で、闇に浮かぶような白い貌がす、と消えた]

(40) 2010/07/20(Tue) 22時半頃

【人】 帰宅部 ノックス

[ラルフとメアリーの方をちらと見て。
剣の方に近づいた。あたりを見回し、深呼吸一回。]

……。

[ガッと鞘と剣のもち手を持って、抜けないように。]

……。

[何も起こらない。
恐る恐る剣を抜いてみて、刃の部分をそっと撫でる。]

なんだ、偽物。か。

[大きく息を吐いて。
体中からブワッと汗が吹き出したような気がした。]

(41) 2010/07/20(Tue) 23時頃

【人】 帰宅部 ノックス

……で、これからどうします?
ここに篭っていれば、"人間"には殺されないとは思いますけど。

[鬼には殺されるかもしれない、と。参ったように頭を掻いた。]

歩きまわるのも、ちょっと危ないような気もしますけど……
でも、動かないと逆に危ないのかなぁ。

[顎に手を当て、悩む素振りを見せる。]

隣の教官室……にでも。行ってみますか?

[そう提案してみて、二人の返事を待つだろう。]

(42) 2010/07/20(Tue) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

―美術室前―

[一瞬だけ見えたそれにホリーは少し身を強張らせたけれど、勢いよく扉を閉めた。
後に残るのは静寂と、オスカーの荒い呼吸音]

何があったの、オス……、

[尋ねようと振り返りかけて、はっとしてその顔を見た。
頬に走る一筋の赤い線]

怪我してるじゃない!
手当しなきゃ……。

[不意にサイモンの声が蘇って、口を噤む。
彼の言っていた通り、保健室だってどうなっているか分からない。
少し俯いて、はっとしたように顔を上げた]

(43) 2010/07/20(Tue) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

……あ、
教室に、鞄あるかも。

[絆創膏ならいつも持ち歩いている。
それだってこの世界にはないかも知れないけれど、窺うようにオスカーを見る。
承諾が得られるなら、後で1年棟に向かうつもりで]

(44) 2010/07/20(Tue) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

アイリス先輩は……、まだ、来てないわ。
連絡もまだ。

[彼に倣って薄青の携帯を確認し、首を横に振ったのはその後。
彼女を迎えに行く提案に、少し躊躇するように間が空いて]

……そうね。

[やがて決心したように口を引き結び、頷いた。
目は闇を見つめていたから、聞こえない呟きに気がつく筈もなかった]

(45) 2010/07/20(Tue) 23時頃

帰宅部 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 23時頃


【人】 帰宅部 ノックス

……。

[震えるラルフを見る限り大丈夫ではないのは分かっている。
大丈夫か、と声を掛けるのは意味が無いような気がして。
どこか安全な場所があるのならいいのだが。]

他の皆は大丈夫かな……
もし、安全な場所があるならそこに行きたいけれど。

[無いんだろうなぁ。と息をついた。]

……やっぱり、その剣。偽物、ですね。
これくらいなら、なんかモップとか。そういう長い棒みたいなモノの方が役に立ちそうです。

[今の状況を淡々と整理するように。
そうでもしないと間が持たなかった。黙ってしまっては恐怖に押しつぶされそうで。]

(46) 2010/07/20(Tue) 23時半頃

生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 23時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 23時半頃


【人】 双生児 ホリー

― →4階廊下―

[オスカーのポケットに隠れたパレットナイフの存在にも、また気がつかなかった。
立ち上がる時には彼の手を借りたかも知れない。
来た時と違って、アイリスと別れた場所へ戻る足はなかなか進まなかった]

どうしよう、先輩に何かあったら。
さっきのだって、まだいるかも知れないし……。

[常になく弱気な発言の中には、これを悪戯だと言い張る気概はもう残されていなかった。
目を伏せて、とぼとぼと歩いて行く]

(47) 2010/07/20(Tue) 23時半頃

【人】 若者 テッド

―保健室→廊下―

[保健室の中の奴らは動きがのんびりしていたのが良かった。とりあえず自分が後なのは、ちゃんとパティを逃がすため。白いベッドに寝る何かが動き出すのを認めつつ、外に出たならすぐに扉を閉める。
悠長にしていることは出来ないと、外に出るなり左右に懐中電灯を照らし、周りに何かがいないかをチェックする。保健室の扉ががたがたゆれる。内側からゆすられているようだ]

包帯とか取ってくりゃよかったけどアレ無理だし…!
先輩とりあえず誰かと合流しよう!安全な場所があるかもだし!
ちょっと聞いてみます!

[足で扉を押さえつつ、携帯で連絡先をチェックする。パティがどこか行く場所をみつけたなら、隙を見て保健室から離れはするけれども。
確かノックスたちは放送室、2階に行くと言っていたかと思い出し、一番近いことだし、親しいことだし、一応色々あったしとノックスの電話番号を呼び出し、電話をかける。

相手のタイミングなんて知ったことではないのだった。]

(48) 2010/07/20(Tue) 23時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/20(Tue) 23時半頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 00時頃


【人】 帰宅部 ノックス

んおっと!?

[いきなり自身のポケットから振動し、身体に伝わり。思わず飛び上がりそうになる。同時に携帯のバイブ音が廊下に響き渡る。
ポケットから携帯を取り出せば、開いて通話ボタンを押した。]

もしもし、テッドか。無事か?

(49) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 若者 テッド

[ドアをガシガシするのを足で感じつつ、パティの様子を見つつ、電話の相手を待つ。
と、すぐに出て、ほっとした声になった。]

おう、無事。色々危なかったけど。そっちは平気か?

(50) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 帰宅部 ノックス

そうか、無事ならいいんだが。
こっちも……まぁ、無事、だな。一応。

[後ろ頭を掻きつつ。これはどうもお互い危なかったようだ。
しかし、相手が元気そうでよかった、と思い直し。]

放送室なんだが、セシルとやらは居なかったよ。
怪奇現象、って奴なんだろうなぁ。今は中にあった剣っぽいものを取っちまったせいで、入るのはやばそうだけどな。

[だから、今どうしようか悩んでる、と付け加え。
そっちはどうなんだよ、と近況を聞こうとする。]

(51) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

っ……。

[ひとしきり震えた後、なんとか呼吸を整えようと深呼吸をする。
まだ体が上手く動かなくて、先ほど入手した剣を杖がわりにしながらゆっくりと立ち上がった。
声が震えないよう注意しながら、自分に話しかけるノックスに返答する]

…ああ、確かに偽物だ。まあ本物があったところでそうそうまともに扱えないだろうけど…

[手の中にある剣は軽く、その気になれば女子でも振り回せる程度のもの。
確かに少々頼りない面はある]

(52) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

―4階廊下―

[その後も幾らか言葉を交わしたか。
やがて元の場所まで戻ってくると]

あ、アイリス先輩。

[アイリスの姿が見えて、オスカーと顔を見合わせる。
ここからでは、彼女が今どのような状態にあるかは分からない。
近くまで行こうと、少しだけ足を速めた]

(53) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 若者 テッド

一応っつーことは、そっちもなんか出たか。

[げんなりした様子である。背後ではがたがたの三重奏だ。]

何、そんなもんあったのか。玄関とこにも置き傘があったとは思うけど…ちゃんと見なかったなぁ。

まぁ、ドアは開けられなかった。あとトイレがやばい。廊下を何かやばいのが這ってた。保健室がやばすぎる。とりあえず保健室前にいるんだけどな…ドア破られないからまだいいっちゃいいんだけど…

[尋ねられると、おきたことを指折り数えつつ。最後に、聞け、と言って保健室の扉に通話口を押し当てる。がたがた、という音。なんだかうめくような声が届くだろう。]

こんな状況。

(54) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 帰宅部 ノックス

うぅん、まぁ本物でもそれはそれで怖いですけれどね。
ポルターガイスト、とか。よく映画では剣とかそんな危ないものが飛んでくるイメージありますよ。

[しかし、案外耐久性はありそうだな、と。
ラルフが杖がわりにして立ち上がるのを見て思うのだった。]

っと、すまん。あぁ、そっちみたいに変なもんのオンパレードではないけどな。一階はヤベェんじゃねぇの?

[聞け、と言われた言葉のあとに続く"音"には、うわっ、と思わず受話器を離して。]

……おいおい、さっさとそこを離れたほうがいいんじゃねぇの?なんか机とかで塞ぐか、一気に走って逃げるか。

(55) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 受付 アイリス

―回想・4階廊下―

[視界の端で、サイモンの死が
 終わらない長い夢みたいに演じられていた。
 映画より黒くて水っぽい血が赤くにじみながら
 ...のまぶたの内側に広がっていった]

うう…
[自分の吐しゃ物の脇に膝をつき、壁にもたれて気を喪う。
 ずるずると髪の毛から床に着き、次に頬についた
 冷たい床が少し気持ちよかった。
 耳の内側で熱く煮える血の拍動を聞きながら、
 ホワイトアウトしてゆく視界にデッサン人形が]

「アイリス先輩」

[誰かに、しっかりとした声で呼ばれた気がした。
 意識の糸が少しずつ手繰り寄せられて、
 どうにか起き上がると情けない自分の汚物が見えて
 強く唇を噛んだ。少し涙がにじんだ]

(56) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

[ノックスの電話が鳴った時には露骨に体が反応したが、
生きた相手からの着信らしいことがわかるとほっと息をついて。
彼の声を耳だけで聞きながら、自分はメアリーのそばへと近づいていく]

……。

[気休めの一つも言えなくて、迷う口が開いては閉じる。
直接見ていない自分ですら恐ろしくて仕方がないのに、見てしまった彼女に何が言えるのか――。

ただ、拒まれなければその手を握っていようと手を伸ばす。
彼女はどんな表情をしていただろうか]

(57) 2010/07/21(Wed) 00時頃

【人】 受付 アイリス

[白い手の先が冷たい。しびれて、力が入らなかった。
 ポケットから取り出したギンガムチェックの
 ハンカチで口元を拭いて、それを無造作に汚物にかぶせた]

ホリー、ちゃん
オスカー、くん

[呼び捨てにするのは、後輩が相手でも勇気がいるものだ。
 呼び捨てで呼び合うのは高校生らしい、
 楽しい友達づきあいの象徴みたいで憧れていた。
 憧れだけで届かなかったものが、この恐ろしい状況で
 やっと簡単に飛び越せ、できているのが皮肉だった]

…よかった。あなたたちは無事だったんだね。
ほら。会えたでしょ?

[固まった顔筋をどうにか動かして、笑顔を作った。
 震えてはいたが、誇らしさに満ちた表情だった]

―回想・了―

(58) 2010/07/21(Wed) 00時半頃

【人】 若者 テッド

多分、出口トラップだよな一階。ここに来るんじゃないかと思われたとか。食堂とか危険なもんありそうだし。こえー…。

[変なものオンパレード。その通りだと真剣に頷いた。
それから、言われた言葉に、そうだけどな、なんて頷いて。]

そんな抑えるもんが近くにありゃ苦労しねえっつーか。
とりあえず安全そうな場所に目星つけて走るかと思ってるんだけ、どっ!

[一際強く扉が蹴られる音。うげーと、電話口で小さく声を漏らした。]

走って逃げる方向だな。
んじゃ一旦切るわ。またあとで。そっち行くかも。ノックスたち放送室のそばにまだいんの?

――パティ先輩、二階まだここまで酷くないっぽいから移動しません。か。

[電話は繋いだまま、別に通話口をふさぐわけでもなく言う。彼女の声も電話越しに届くだろう。]

(59) 2010/07/21(Wed) 00時半頃

ラルフは、剣が飛んでくる、と言われ思わず手元の剣を二度見した。

2010/07/21(Wed) 00時半頃


【人】 帰宅部 ノックス

あぁ、食堂は包丁とかありそうだからな。
そういう"実用性"のある武器の周りには何かしらある可能性が高いと思う。

[逆に、一階の出口付近にも何か転がってた可能性はあるのだが。
流石に確認しに戻れというのは苦だろう。自分だって嫌だ。]

安全そう、か。少なくとも放送室前は今のところ安全だ。
オレらはまわるとすれば次は教官室だ。その中が安全そうなら、そこで落ち合おう。
あ、階段には消化器があるかもしれねぇけど、使うときは十分に注意しろよ!上から何か降ってくるかもしれねぇからな。

["またな"と、再度会えるよう挨拶を交わし。通話を切った。]

……先輩、オレらも動きましょう。教官室が一時的でも安全なら、テッド達と合流できますし。

(60) 2010/07/21(Wed) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー

―4階廊下―

[近づくと、何かの臭いが鼻につく。
少しばかり眉を顰めたが、足は緩めなかった]

アイリス先輩。

[その近くに落ちているハンカチや、もしくはデッサン人形があったとしても今は気に掛けず、もう一度呼びかける。
彼女に名前で呼ばれたなら、少しばかりの瞬きを返して]

……ええ、何とか。

[向けられた笑顔に、ぎこちなく笑みを返してみせた]

先輩も、無事……って言っていいのか、分からないですけど。
とにかく、よかった。

(61) 2010/07/21(Wed) 00時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

そうだな…聞いてる限り、一階は相当酷そうだ。
…特に、確かそのテッド?と一緒に居るのはアディソンだろ。

[部室で彼に抱きつきながら怯えていた彼女を思い出して、柄にもなく心配そうな表情をする]

わかった、とりあえず教官室だな。
ダメならダメで階段まで奴らを迎えに行こう。

(62) 2010/07/21(Wed) 00時半頃

【人】 若者 テッド

ぜってー近寄らねーよ…。
追い掛け回されんのはもう勘弁だっての。

[まだ序の口かもしれないが。とは思っても口に出さない。足で抑えつつも懐中電灯はあちらこちらを照らし、とりあえず周りが大丈夫そうなのを見れば、よし、と小さく声にした。]

おっけ。安全ならまた電話くれ。出られるなら出るしまぁ、俺が無理ならパティ先輩にでもかけてくれ。
…じゃ、またあとで。

[ぷつっと電話を切ったあと、パティに聞いたことを告げる。一応二階廊下、放送室付近が安全だということ。教官室に向かうらしいこと。]

俺としては二階に移動したいけど、危険でもなんか取ってきます?
んなら付き合いますけど。

[どちらにせよ、この場を去るときは、パティを先に行かせる。周りに目に見える危険もない今は、保健室の中のものをいかに留めておけるかだと思っていたので。]

三秒くらいしたら追いかけますから!
危険そうならすぐ逃げてくださいね!

[一緒が良いと言われても、すぐに追いつくし、安全第一だと今回ばかりは譲らなかっただろう**]

(63) 2010/07/21(Wed) 00時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 00時半頃


【人】 帰宅部 ノックス

ええ、テッドと先輩が一緒みたいですね。
その他の面子の事は言ってませんでしたし、別行動でしょう。

[二人でまわるとは、なかなか肝が座ってるよなぁ、とも。]

ええ、教官室はすぐそこですし、急ぎましょうか。
一番怖いのは教官室から出てきた奴と、テッド側から追ってきた奴らとで挟み撃ちにされることですよ。

[そう言うと、メアリーの方に目配せをして。
二人の準備ができたら教官室の方に歩を進める。
何も居ませんように、と祈りつつ**]

(64) 2010/07/21(Wed) 01時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 01時頃


帰宅部 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 01時頃


【人】 受付 アイリス

―4階廊下―

[少し前までの狂騒が笑い話か何かだったみたいに、
 悪夢の痕跡は何も残ってはいなかった。
 開かれたはずの扉も、動くデッサン人形もない。
 ハンカチと、その下に水っぽいものがあるだけだ。
 しりもちをついた形の...は、笑う膝を叱り飛ばして
 ようやく立ち上がる。ホリーの表情を見て取って
 恥ずかしさと情けなさのあいの子になった]

うん…

[立ち上がって、スカートの裾から埃を払う。
 ホリーとオスカーの距離感?オスカーの目?
 どこか違和感を感じる。彼らにも何かあったのだろうか。
 顔に浮かび上がらないようにするのに、
 少しだけの努力が要った]

(65) 2010/07/21(Wed) 01時頃

【人】 受付 アイリス

二人ともさっきの放送、聞いた?
鬼だって。
…サイモン君は、たぶん…本当に殺されたんだ思う。
残念だけど。冗談ぷっぷくぷー、だよね…

[明るく冗談めかして、すぐに自己嫌悪した
 既に人が死んでいるのだ。
 それは...にとって冗談にしてはいけないことだ]

確かめに行っても、たぶんダメだと思う…
それより、何かヒントが知りたいな
15年前はどんな風に終わったかとかわかったら
なんとかなるかもしれないし、皆に連絡してみない?
誰か何かわかったかもしれないし

[こうした状態でバラバラになったとき、
 少しずつ人数が減らされるのはフィクションの常だった]

(66) 2010/07/21(Wed) 01時頃

【人】 双生児 オスカー

―回想:4階美術室前―

[手当てを、と心配する妹に苦笑いを返す。
逆に心配させてしまったと後悔するように]

教室? エメリッヒ先輩と合流してから、行こうか?

[伺うホリーに、こくりと頷く。
自分のA組にも鞄があるままかもしれない]

……後で少し休めれば、いいんだけど。

[精神と肉体、どちらも疲れているだろう。
しかしこの状況で休息がとれる場所など存在するのか。
立ち上がるホリーに手を貸し、
俯きがちに進む彼女の手を、驚かせぬようそっと握ってから]

(67) 2010/07/21(Wed) 01時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

…そ、そうだな。
一方向でも辛いのに挟み撃ちは困る。

[嫌な想像をしてしまったらしく、動揺が顔に出る。
それと同時に、「お前も十分根性据わってる」と思ってしまいがりがりと頭をかく]

メアリー、動けるか…?

[妹の顔色を見ながら、優しい口調でたずねる。

不謹慎とは思いつつも――赤い手のひらに語りかけた時の面影は、怯えていた彼女の姿には重ならなかった。
だから、ちゃんと「兄」の顔をしていられる。
胸がちくちくと痛むのを感じながら、彼女に手を差し出した**]

(68) 2010/07/21(Wed) 01時頃

【人】 双生児 オスカー


ホリー。……これ、持ってて。

[一度手を外し、制服のシャツの中、
隠すように首に掛けられていたお守り袋の紐を手繰り寄せる。
それを外すと、彼女が嫌がらなければ首に掛けただろう。
自分の霊感を軽減し何かを少しでも寄せ付けないためにと、
両親が探し出して来てくれた、大切なお守りだった]

(69) 2010/07/21(Wed) 01時頃

生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 01時頃


【人】 双生児 オスカー

―4階廊下―

[長く続く廊下の先、アイリスだろう姿が影に見えた。
足を速めるホリーの隣を離れぬよう、自身も急ぎ足で進む]

エメリッヒ先輩……!

[自分と妹の名を呼ぶ彼女は、無事だった。
少し引き攣った、でもどこか誇らしげな笑顔に安堵し息を吐く。
よかった、その言葉はホリーと重なったかもしれない]

……これから、ですか?
実は一度、自分達の教室に行ってみようかと思っていて。

でも、連絡もしたほうが良さそうですね。

[アイリスが立ち上がるときには、手を差し出して。
彼女はその手を取ってくれただろうか]

(70) 2010/07/21(Wed) 01時半頃

【人】 双生児 ホリー

―4階廊下―

……ええ。
あれは、いくら何でも……。

[アイリスの微妙な視線には気付かないまま、サイモンのことを出されて目を伏せた。
冗談めかした言葉にも、笑うことはできなかった]

確かめには、……行きたくないです。

そうですね。
でも、誰に連絡しましょう。

[番号は教えて貰ったものの、それ程親しい者はいなくて、しかも「鬼」のこともある。
迷うようにオスカーとアイリスを交互に見るその首には、先程貰った御守りが掛けられている。
オスカーがしていたように服の下に隠れているから、今は紐しか見えないけれど**]

(71) 2010/07/21(Wed) 01時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 01時半頃


【人】 双生児 オスカー

[サイモンの話が出ると、眉根を寄せ顔を伏せる]

僕も……あれは、本当だと、思います。

15年前の事件……人が消えたなら、ニュースになったかも。
そういうのって新聞とかに載ってたり……。
そうだ、図書室に古い新聞って、保管されてないかな。

[ぶつぶつといつの間にか、自分の思考に入り込んでいた。
ふたりの視線を感じてか我に返れば、
誰に連絡するか、というホリーの問いに少し考えてから]

僕は、パティさんに連絡してみます。
えっとエメリッヒ先輩は……良かったら、副会長に。

[アイリスが彼と同じ学年だから、というだけでなく、
実は副会長と話すのは緊張するという理由もあったりした。
彼女がそれ以外の名を既に挙げていたら、提案はしないが]

(72) 2010/07/21(Wed) 01時半頃

【人】 先輩 パティ

― 回想・保健室 ―

[手を伸ばすテッドの手を取りベッドを見ると膨らんでいた影が人間とは思えない角度に曲がったりしながら蠢いていた。
また泣きたくなりつつ急いで保健室を出る、廊下は先ほどとは打って変わって静かになっていた。

テッドが保健室から出ると一緒に扉を押さえて]

合流って……でも、アンタ以外に信じられる奴……
鬼が居るかも知れないんだよ?
それなのに合流するのは、危険じゃないのかな……

[扉を押さえながら弱弱しく言葉を紡いでいるとテッドはすでに電話をし始めていて二階への誘いには少しだけ逡巡するが、先ほどまでの一連の怪異からとにかく離れたかった]

……分かった、二階行こう。

(73) 2010/07/21(Wed) 02時頃

【人】 受付 アイリス

―4階廊下―
先輩って言わないで

[立ち上がるとき、手を借りた後輩に請い願う声が
 存外に強くなってしまい、俯いた。同じ学年の子にも
 先輩と呼ばれ、遠巻きにされる日々が胸に去来した]

アイリスって呼んでいいよ
先輩はつけていいから、ホリーもお願い

[ホリーにもそう頼んで、うなずいた]

うん、わたしも。行きたくないんだ

二人の教室かあ 
いいね、教室だったら何か抵抗できるものとか
ちょっこり拝借、しちゃっていいよね

[友達のいない自分の教室より、今は2人の
 教室の方に温かみを感じて揺れた]

(74) 2010/07/21(Wed) 02時頃

【人】 先輩 パティ

― 現在・1F廊下 ―

[何かを取ってくるかという提案には首を横に振る]

ダメだ!絶対ダメ!
動くなら早い方がいい、二階にだって理科準備室とかあったはずだからそういうところにも武器になりそうなものぐらいあるはずだよ。

[先に行けと言われると泣きそうな顔になって]

ヤダ、そんな危ない目アンタにだけ……
絶対、絶対無理しないで、すぐに追いかけてきて!

[どうしてもここは先に行かせると頑ななテッドに鼻を鳴らしながら、頬にキスをして一気に二階への階段に向かって駆けだす]

(75) 2010/07/21(Wed) 02時頃

【人】 受付 アイリス

[オスカーのつぶやきをアンテナが捕らえて、]

あ、図書館。そうだよ
15年前の資料が残ってるかもだよね。
教室の後に行く、候補にいれてみる?

[携帯電話の電話帳に、数件の候補が上がる
 目視で数えるほどしかないその中から
 迷って、偶然にもラルフの番号を選んでいた]

あ、いいの?じゃあわたしがマクベイン君にかけるね

[同学年で、生徒会副会長のラルフは、...が
 学校に来なくなる前から有名で、知っていた人物だ。
 ラルフからの印象が薄かったとしても、
 在校生に多くの思い出を共有できる人間がいない
 ...にとって、プロフィールを多く知れるラルフは
 それだけで少し親密な気持ちになれる存在だった]

(76) 2010/07/21(Wed) 02時頃

【人】 受付 アイリス

マクベイン君たちも、だいじょうぶだよね

[ホリーたちに、というより自分に
 言い聞かせるようにして、通話ボタンを押した
 表情に、「緊張」が字になって浮かび上がっていた]

(77) 2010/07/21(Wed) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[携帯を取り出し、ボタンを押そうとして止まる。
そして同じように携帯を持っているであろうアイリスの手首を、
突然、ぱっと掴んだ。彼女は驚いてこちらを向くだろうか]

先輩、僕の瞳を、見て。

[アイリスの瞳に映る自分の、その奥を覗くように見つめ
――その瞬間、オスカーの赤銅色が淡く緋色に、暗闇に浮かぶ。
握った手首には気づかぬうちに強い力がこもった。
それは数秒のこと。ふっとこちらから視線を逸らせて終わるだろう]

(78) 2010/07/21(Wed) 02時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 02時頃


【人】 先輩 パティ

― 2階へと続く階段 ―

[テッドは約束通りすぐに後から追いついてきてくれて、テッドが離れてすぐに保健室の扉から肉の塊のようなものが大量に出てくる、けれど廊下で追われた化け物に比べると動きがずいぶんと緩慢に感じられた]

バカ、こんないい女泣かして。
今度無茶しようとしたら許さないからね。

[共に駆けるテッドに声を掛けて二人で階段を駆け上がる]

この、階段、なんか……長く、ないか?

[いくら階段を駆け上がっても目の前の踊り場にすらたどり着けない、その間にもズルズルと先ほどの肉塊と思える物が這いずってくる音が近づいてくるのが聞こえる]

(79) 2010/07/21(Wed) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[短い間だったのに、何キロも走ったような疲労感。
はぁ、と深く深く息を吐き出す。額には汗が浮かんでいた]

――先輩は、鬼じゃない……。

[安堵の込められた呟きは、アイリスに届いただろうか。
ホリーには見えぬ角度で"視た"が、彼女は気付いたか否か。
ずるずると床に座り込み、
今にも眠りに入りそうな状態のまま、携帯を持ち直す。
そしてパティの番号へと、通話ボタンを押した]

(80) 2010/07/21(Wed) 02時頃

【人】 先輩 パティ

テッド!なんかヤバいよ、この状況!

[階段をいくら段飛ばしで駆けあがっても一向に踊り場までの距離が縮まない]

なんでだ!なんで登れないんだよ!
降りてきた時と何が……

[ハッと気づく、自分の手に握られている鈍色のナイフ]

コレのせいか?
……ええい、一か八かだ!

[すでに階段を這い上がり始めている肉塊に向かって思い切りナイフを投げつける。
グチャリと嫌な音がしてナイフが肉塊に飲み込まれる、すると先ほどまでの肉塊は消え、踊り場があっという間に近づく]

アハハ、なんだ……アタシの持ってたナイフのせいでなんか、色々起こってたのか……

[そのままテッドと共に2階に登り辺りを見回す]

(81) 2010/07/21(Wed) 02時頃

【人】 先輩 パティ

― 2F廊下 ―

[辺りを見回していると不意にポケットに振動を感じて身を強張らせる、そしてただの携帯のマナーモードだと気づくとほっとしたように携帯を取り出し名前を見る]

オスカー?
なんだろう、何かあったのかな。

[不安げにテッドの顔を見てから通話ボタンを押し携帯を耳に押し当てる]

もしもし、オスカー?
どうかしたの?

(82) 2010/07/21(Wed) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

―4階廊下―

あ、パティさん。今大丈夫ですか?

[もし何かから逃げている最中だったらと、そう聞いてから]

僕たちは今は大丈夫。
ホリーも、エメリッヒ先輩も無事で一緒にいます。

そちらは……?

[出来るだけ落ち着いた声で。それでも疲れは隠せない]

(83) 2010/07/21(Wed) 02時頃

先輩 パティは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 02時頃


【人】 受付 アイリス

ふあっ!

[慣れない携帯にかじりつき、いじる手首を
 ぐいっと急に掴まれて、目線は思わず
 画面を追いかけた。慌てて目線を上げると、
 同じような背丈と思っていたオスカーの顔が
 とても近く、直上にあるので力が抜けた]

えっ、…え、なに?

[オスカーの目は赤くて緋くて、吸い込まれるみたいだった。
 「これじゃまるで少女漫画みたい。」
 病室で飽きるほど眺めた物語のロマンチックな
 シーンがふいに頭に掠めて、...の顔は
 夏の生クリームみたいにだらしなく熔けた。
 それこそまんがみたいに、耳まであかくなった。けど、]

(84) 2010/07/21(Wed) 02時頃

【人】 先輩 パティ

[オスカーの質問に苦笑を浮かべて、乾いた笑いを廊下に響かせる]

アハハ……ちょうど今逃げ切ったとこ。
なんかこっちは色々ありすぎてかなり消耗してるけど、今は大丈夫みたい。

アタシはテッドと二人で玄関に来て、サイモンの最期見たよ。
玄関はダメ、開かないどころかところどころにバケモンが居てとてもじゃないけど近づけないね。
女子トイレにも変な罠はあるし、保健室にもバケモノが居た。

とりあえずテッドも無事で二人でこれからマイヤーとマクベイン達と合流しようかって話してたとこ。

そっちはなんか変な事ない?大丈夫?

[簡単に今までの経緯を話して疲れ切った声で答えながら最後の言葉は心配そうな声で尋ねる]

(85) 2010/07/21(Wed) 02時頃

【人】 双生児 オスカー

[パティの笑いには、明らかな疲れが浮かんでいた。
心配げに目をふせながらも話を聞き、返していく]

玄関、女子トイレ、保健室、ですね。

僕たちはまだ4階から離れてないんですが、
渡り廊下非常口は開かなくて、美術室は危険でした。

副会長達は、確か2階の放送室、でしたよね?
……僕たちも合流したほうがいいかな。

[でもその中に、鬼がいる可能性は――高い。
少なくともアイリスは違った。
ここでホリーと彼女を連れて行って良いものか少し迷う]

そういえば、食堂のお姉さん……! まだ部室に?
パティさん達は会いましたか?

[否定の言葉が返ってくれば、部室のほうを眺める。
果たして...達は、食堂から戻るマリアンヌに出くわすだろうか]

(86) 2010/07/21(Wed) 02時半頃

【人】 受付 アイリス

わ、たし臭いよね、ごめん…

[少女まんがの女の子は、怖気て吐いたりはしない。
 留年して一人だけ19歳の高校生が、
 酸っぱいにおいでいい気になったことを思うと
 恥ずかしくて、空いた手で口を押さえ
 身じろぎをして離れようとした]

う、痛い

[手首を掴んだオスカーの力は、思ったより
 ずっと強く、手首が少し悲鳴を上げた。
 ちびっこい少年と思っててもこれが男の子の力なのか、
 とどこかが思った。目端に少し、涙がにじんだ。
 かっちりはめられた視線が逸らされて終わった時、
...は一番に自分の手首をそっとつかんだ]

(87) 2010/07/21(Wed) 02時半頃

【人】 受付 アイリス

だ、大丈夫?

[短い時間に場違いな動転で四苦八苦だった
 ...がオスカーの反応をおずおずうかがった。
 けれど、彼は陶磁器みたいな肌に霧をふいたように
 汗をかき、肩で息をしている。とても疲れていた]

ホリー、オスカー…大丈夫なの?

[オロオロと、慌てて座り込む彼を支えようとして
 重くてできず、助けを求めるようにホリーを仰いだりした。
 自分が鬼でないのはわかっているがこれは…。
 しかし、何とかパティと通話しだしたオスカーを
 見ているうちに、セシルの放送を思い出した]

……そうか
みんな生き残らないと、だね…

[くちびるを浅く噛み、小さいが光を宿した目で
 きっぱりと前を向くと、携帯電話に再びとりかかった]

(88) 2010/07/21(Wed) 02時半頃

オスカーは、パティの語っていた能力を思い出している

2010/07/21(Wed) 02時半頃


【人】 先輩 パティ

[くいくいと隣のテッドの袖を引き、携帯の通話モードをハンズフリーに切り替える、テッドにも話を聞いておいてもらうための行為]

渡り廊下も非常口も駄目ね、やっぱあのアマの言うように出口はないのかな……

[もちろんアマというのはセシルを指す言葉で、美術室の話にはテッドと顔を見合わせて苦笑する]

オッケー、美術室は危ないならもう近付いたら駄目だよ?
合流に関しては……正直なんとも言えない、アタシはマイヤーもマクベインもそんなに信用してないしね。

けど1階がとにかく危ないから比較的安全らしい2階に避難ついでに、って感じ。

[テッドにも勿論聞こえるように軽く睨みながら言葉を紡ぐ、マリアンヌの話題が出れば首を傾げて]

へ?
あの食堂のおばちゃん?
いや、アタシ達は見てないよ。

(89) 2010/07/21(Wed) 02時半頃

【人】 受付 アイリス

―4階廊下―

[通話ボタンを押す。「マクベイン君」の文字が
 数度点灯した後、空白の時間が流れる。
 焦った一拍後に呼び出し音が繰り返しを始める]

…も、もしもし?
マクベイン君…だよね?

[違ったら即切る構えだった。違ったら怖い]

…よかった!マクベイン君は大丈夫、なんだよね?
うん、…うん、さっきのサイモン君のことで
怖くなっちゃって…大丈夫かなって。

(90) 2010/07/21(Wed) 02時半頃

【人】 受付 アイリス

えっと私は、…うん。ホリーとオスカーと一緒にいるよ。
二人とも大丈夫。うん、わたしも。…元気。
…うん、うん、そっちは?

[ぎこちなく、情報と提案と質問の交換が行われるだろう。
 人形に襲われたこと、非常口は使えなかったらしいこと、
 この辺りにはセシルやサイモン、他の人もいないこと、
 ラルフが質問をすればその回答、など等を
 ホリーやオスカーに注釈を求めながら話した]

…美術室もダメだって。
それで、図書館で15年前のことを調べるのは
どうかなって言ってたんだけど…

[ラルフたちの提案、ノックスやメアリーの挙動によって
 会話の行方は杳として知れない。
 けれど、鬼などとは思えないラルフの声を耳にしながら
 建設的な解決法を模索していると、それだけで
 助かったような夢想に*逃げてしまいそうだった*]

(91) 2010/07/21(Wed) 02時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 03時頃


受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 03時頃


【人】 双生児 オスカー

[マリアンヌについては、そうですかと。
危険もあるが、合流はしたほうがいいかもしれない。
それに、自分にはしなければならないことがあり、ふたりを置いて行くなんて出来ないのだから]

僕たちも、2階に行きましょうか?
エメリッヒ先輩……アイリスさん。
ホリーもそれで良いかな。

[ホリーと電話中のアイリスに、小声で問う。
2階にはちょうど一年生教室もあるのだ]

パティさんも、気をつけて。
テッド先輩にも伝えて下さい。

また、2階で。

[それ以外にも、何か話しただろうか。
電話を切ると息をつき、ホリーに目を遣った]

(92) 2010/07/21(Wed) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

[ホリーは誰かに電話していたか、どうだろうか。
今彼女を見ても、オスカーは何も"視る"ことは出来ない。
しばらく体力などを回復する時間が必要だった。
きっと下に降りてもすぐには無理だ。倒れてしまう。
それが歯がゆくて仕方ないように、奥歯を強く噛みしめた]

ホリー、2階まで行こう。
みんなと合流する事になるけど、……何かあったら、逃げて。

[自分を置いてでも、アイリスさんと一緒にと。
心配をかけさせたくないのか、自分の能力については語らずに]

(93) 2010/07/21(Wed) 05時頃

【人】 双生児 オスカー

[時々アイリスの電話に、求められれば補足を入れる。
その時に彼女の手首の赤い跡にやっと気付いた。
先程はそれどころではなかったが、一気に申し訳なさが沸いて、
電話が終わったなら、耳元で囁くような小声で]

さっきは、いきなりすみませんでした。
…………あれは、僕の力なんです。ごめんなさい。

[ふたつめの謝罪は、疑った事に対してか]

ホリーには、まだ話さないで下さい。お願いします。

[真剣な表情でそう頼む。
その後でふと、何が臭かったんだろうと彼女の台詞を思い出し、
もしかして自分だろうかというように確かめてみたりした。
ふたりの準備が出来次第、降りるために階段へ向かうだろう**]

(94) 2010/07/21(Wed) 05時頃

オスカーは、ふらつきそうになるのを耐え、普通に歩き出す**

2010/07/21(Wed) 05時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 05時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 05時半頃


【人】 若者 テッド

―回想:保健室前―

人数が居れば合流しても大丈夫だろうと思ってるけどな。

[そんなことを言った後で電話をして。結果としてわかった二階は未だ安全という情報。がしがしと内側からあけようとする音が聞こえてくるものの、小さな音はぶつかったそばから拡散しているような、そんな様子を伝えてきていた。
離れたら追ってきそうな気配はまだある。自分が崩れてもやつらは追ってくるだろうと、ゾンビ映画みたいなことを考えた。]

いや、危なくないって。アレ足とか弱そうだし、それに本当、すぐ追いつきますかr

[こんなときだというのに言葉は止まり、思わず足の力が緩んだ。がんっと、思い切り衝撃が足に伝わる。
余韻に浸る、なんてこともなく、一瞬で我を取り戻し、きっかり三秒…とはいかなかったものの、深呼吸した後、走り出した。
扉から離れると、さっきまであけようとしていたやつらがすぐに這い出てくる。大きさが少し小さくなっている気がする。白衣の袖口が茶色っぽく染まり、蠢くものはずるずると痕を残して追いかけてくる。遅いことにほっとしつつパティに追いつく、が。さっきのキスを思い出して目はあわせられないのだった。]

(95) 2010/07/21(Wed) 10時半頃

【人】 若者 テッド

―回想:階段―

いやあの、すみません…

[懐中電灯で階段の先を照らし、駆け上りながら謝罪の言葉。しかしどうも体が熱い。ごまかすように急ぎましょうといって――さて、おかしい。]

おかしいってもんじゃないっしょコレ…!

[そうかだからやつらはのろいのかと。振り返って思う。白衣やら白い塊やらがずるりずるりと疲れも知らずに追ってくる。階段の先の先、照らすとやつらの姿が見えた。小さく舌打ちし、再び上へ向かうもたどり着かない。やがてパティが放り投げたナイフ。ぎゃっという耳障りな声。ずぶずぶと溶け込んでゆくような光景は見なかった。]

ナイフのせい、っつーことじゃないと、思うけど。
先輩、だいじょうぶっすよ。

[ふと階段の端、消火器を見る。電話越しの言葉を思い出しつつ、上へと懐中電灯を向け、――ぴたり。パティの様子に、動きを止めてそちらを見る。]

先輩、どうしました…あ、電話でしたか。

(96) 2010/07/21(Wed) 10時半頃

【人】 若者 テッド

―2F 廊下―

[少しほっとする。電話の言葉を聞きながら、消火器の上から廊下の端へとあかりを移動させる。
やはりあの消火器が一番使い勝手はよさそうだ。たしかかぶると粉塵まみれになるんだったかと思いつつ、袖を引かれてパティへと近づく。
電話の向こう側からオスカーの声がして、無事で良かったと少し頬を緩めた。
マリアンヌについては、首を横に振る。知らない、というように。]

集まるんなら、一応、鬼もいるだろうけど…たいした問題じゃないっしょ。

[オスカーの無事を祈る言葉には、そっちも無事でな、と近場で声を出しておいた。ハンズフリーなら聞こえるだろうとあたりをつけて。
それから、パティを見て、階段の端を指差す。]

ちょっと俺、アレとってきますね。相手をひるますことくらいできるっしょ。
上に注意とかノックスが言ってたから、パティ先輩も注意してください。
教官室が大丈夫か電話で確認してくれると助かります。

[まぁどこも一階よりは危険じゃないでしょと言いつつ、とめられても、あったほうが便利だと思うとなんとか行かせてくれるよう願う。上を再び照らすが、先ほど深い闇のように見えた気がするのに、今は何もない天井だ。]

(97) 2010/07/21(Wed) 10時半頃

【人】 若者 テッド

― 2F階段 ―

先輩はちょっと離れてるか他の教室行くかでお願いします。。
いやあの……大丈夫ですってきっと。ほら、上に注意って言われたけど何もいないですし。
さっきだって追いつきましたしあの… いやそういうのは戻ってからとかで。
その…今は非常事態ですし?

[色々思い出しつつ、口元を片手で覆った。暗くてよかったなんて内心思っている。顔はほんのりと赤かった。こういうことに慣れていないと態度が物語っている。]

俺のほうが足速いですし、なんかやばかったらすぐ逃げて下さい。
一応、あれ持っちゃえばこっちのもんなんで。
合流した中に鬼がいるんなら、ぶっかけてやりゃいいですから。

[消火器に近づいて、一応回りに気をつけながら、手を伸ばした。]

(98) 2010/07/21(Wed) 10時半頃

【人】 若者 テッド

[消火器を掴むと同時、首の痣が熱くなった気がする。
一瞬の驚愕。取り落としはしなかったものの、慌てて一歩引くと、
上ではなく、真横の壁から、先ほどまで居た場所に細い女の腕が伸びていた。]

(99) 2010/07/21(Wed) 10時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 10時半頃


【人】 双生児 オスカー

―2階へと降りる階段―

[3人で固まるようにして、階段へと辿り着くと、
遠く下のほうから複数の駆け上がるような音が響いてくる。
先程のパティとの電話を思い出す。彼女達だろうか]

……呼んでみる、ね。

パティさん、テッド先輩ーっ!!

[ふたりに確認してから、階段の不気味さを跳ね飛ばすよう、
叫んでみる。果たしてこの精一杯の声は届いただろうか]

(100) 2010/07/21(Wed) 10時半頃

【人】 若者 テッド

―2階階段―

[消火器を持ち一歩避けたときに、上から声が響いた。下のほうからの音には気付く余裕がない。パティは大丈夫だろうかと一瞬視界を動かした。]

気をつけろよオスカー!
消火器は危険、だっ!

[ぬるりと闇が出てくるようである。下のアレらはナイフで追ってこないとは思っているが、あの白衣がそう簡単にあきらめるのだろうか…。
しかし今はこの腕が、いや、壁をはがすような嫌な音から視線をそむけることができない。
パティも返事をしただろうか。どちらにせよ、その言葉しか言いようはなく、次に相手に届くのは、おそらく消火器を思い切り壁の手にぶち当てる音。何かがつぶれたようなぐしゃりという音。]

(101) 2010/07/21(Wed) 11時頃

【人】 双生児 オスカー

[下から返って来たテッドの声は遠い。
物音が怪異ではないことにまず安堵し、そして切羽詰って聞こえる声音に不安になったのだろう、慌てて叫び返す]

消火器、分かりましたー!

[その直後に響く、壁に何かが当たる鈍い打撃音。
下で何が起こっているのか。このまま降りて大丈夫なのか。
答えを出す事が出来ずにホリーとアイリスを見た。
彼女達はどのような反応をし、言葉を返してくれただろうか]

……僕が先を、行きます。
危険そうだったらすぐに上って、隣の棟の階段を使いましょう。

[この校舎はA棟とB棟に分かれている。ここはA棟。
1階は外通路だが、2階と4階は移動できるよう繋がっていたはずだ。ただ、もうどこにも安全な場所はないかもしれないが]

(102) 2010/07/21(Wed) 11時半頃

【人】 双生児 オスカー

[降りる途中は、ふたりが転ばないようにゆっくりと慎重に。
3階までは何のトラブルもなく降りられただろうか]

……3階って、何があったっけ。

[それでも、今は1年教室に寄り、皆と合流するほうが先。
ふたりがどこかに寄りたいなら、後でにしようと提案するつもりだ]

っ足元、何かある! 気をつけて。

[ころころと転がっているびー玉のようなものを、
オスカーの懐中電灯は、ぼんやりと闇から照らし出してしまう。
意思を持つように転がると、"目の玉"の如くにこちらを――]

……っ!!

[ふたりの前に出たまま、目が合ったまま、数秒硬直する。
しかしその目玉はそれ以上何もしようとはしない。
そろそろと明りで照らしながら移動し、ふたりに目配せをした。
テッドも会ったこれは>>1:167、やはり去り際にこちらを見ていたか]

(103) 2010/07/21(Wed) 11時半頃

【人】 若者 テッド

―2階階段傍―

[手だけでまだ良かった。いまのところ。
と、消火器の後ろ側で押しつぶしたそれを見て、思いっきり目をそむけた。明かりを当てたいものではない。
上から聞こえる音に今度は視線を移して、オスカーが来るのを待つ。そのせいで、しゅる、と消火器の置かれていた場所から、細い先ほどの手が伸びてきたことに気付かなかった。暗闇の中では、おそらくパティも見えなかっただろう。]

オスカー、無事かー?

[テッド本人は気付いていないが、階段の端にもその"目"はあった。
まるで全員を見ているというように、ぎょろりと静かにたたずむばかり。]

(104) 2010/07/21(Wed) 11時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 11時半頃


【人】 双生児 オスカー

―2階階段傍へ―

はい、どうにか無事、です。ホリーとアイリスさんも。

[3人で共に降りれば、そこにはテッドの姿があった。
どうにか無事そうな様子に安心したように駆け寄ろうとし、気付く。
悪寒。濃密な怪異の気配。消火器から伸びる、手――]

ッ先輩、手が……!!

[テッドに触れようとするそれ。
間に合うか。咄嗟にオスカーは彼自身を突き飛ばそうと]

(105) 2010/07/21(Wed) 11時半頃

【人】 若者 テッド

―2回階段傍―

三人共無事でよかったな。
電話でパティ先輩が言ってたけど、こっちは大変だったよ。

[苦笑しながらのんびりと言う。もう問題ないだろうと思っていて、オスカーの言葉に、え?と先ほど消火器で押しつぶした壁を見る。
だから手が伸びてきたのを、ふんばることもできずに、うわっと小さく声を上げながら後ろに倒れた。一応受身は取ったが。
しっかり持っている消火器とは別、懐中電灯が転がって壁に当たった。照らすのはその手。
白い手はまたスカッとして床を叩く。慌てて身を起こすと、その姿を見て。]

……オスカー、助かった!

[言いつつ、手から離れようとする。白い手は、再び起き上がり、また足を狙おうとしている。]

(106) 2010/07/21(Wed) 11時半頃

【人】 双生児 オスカー

[テッドの礼に返す余裕も、突き飛ばした謝罪をする余裕もない。
手はズルズルと伸び床を這うようにテッドへと迫っていく]

……っこの!!

[パティが手を出そうとしたなら制し、渾身の力で蹴り上げる。
跳ね上がった"それ"は壁に激しく叩きつけられ、ぐしゃりと潰れただろう。体力のない...は荒い息をつき、へたり込みそうになった]

(107) 2010/07/21(Wed) 12時頃

オスカーは、ホリーとアイリスは大丈夫だろうかと、見て。

2010/07/21(Wed) 12時頃


【人】 若者 テッド

[恐らく消火器を持っているからだろう。
とはわかれど、足で蹴り飛ばすか考えているうちに、オスカーが蹴るのを見て、ほっとした。
あの手はいったい何なのか、とか思うが。とりあえずは起き上がり。]

本当に助かった。ありがとうオスカー。
大丈夫か?

[パティを、少女たちを見てから、息の荒いオスカーを見る。きつそうならば手を出すよう。]

とりあえずここ危険かもしれないから、移動しようか。
合流したほうが安全、だろう?多分。

(108) 2010/07/21(Wed) 12時半頃

【人】 食堂のおねいさん マリアンヌ

[階段を下りていると…何か人のような気配。

誰なのだろうと、包丁を片手に近づく。]

大丈夫かい……。

[そう言って手を伸ばすと、テッドの叫びが聞こえる。]

『危ない!オスカー!』

[声と同時にオスカーが私を見る。右手の包丁を見ると、私と間合いを取り、警戒したように睨み付けてくる]

…安心しな。私だよ。

(109) 2010/07/21(Wed) 12時半頃

【人】 若者 テッド

―2階 階段傍―

[疲れているようなオスカーを見ていたから、そっと降りてきた姿に気付いた。とはいっても、壁際に転がった懐中電灯が照らしたのは銀の煌きだけで、思わず危険を知らせる。]

危ない!オスカー!

[手を貸したか、オスカーはどんな反応をしたか。何にせよ、明かりと声があればマリアンヌの姿はわかる。ほっとしたように息を吐いた。]

驚かせないでくださいよ、おねーさん。
……そんな物騒なもん持ち歩いて、変なもんに会いませんでしたか。
人気商品まだ全部食べたわけじゃないんで、危ないことはしないでくださいよ。

[といいつつ自分は消火器を持ったままである。階段の窓の外で闇が揺れる。先ほどまで居た手が消えた場所には、ぴちゃりと液体が広がっていたが、それは赤い色ではなかった。
皆の反応はどうだっただろうか。何にせよ、テッドが言えることはただひとつ。]

ノックスたちと合流すりゃ全員っすかね。
だったら早く行きましょーよ。また襲われちゃかないませんから。
……いや武器持ってる限り危ないのかもしれないけど。

[自分の手元を見て、溜息を吐いた。]

(110) 2010/07/21(Wed) 13時頃

【人】 先輩 パティ

― 回想・2F廊下 ―

[オスカーの返答を待ちながら、テッドが大した問題じゃないと口を挟めば眉を顰める]

あのねぇ、さっきみたいなやつらの仲間入りさせられるのアタシは嫌だよ?
鬼に殺されたらああなるかもしれないって分かってんの?

あ、うん、ごめんこっちの事。
分かった、オスカー達もこっち来るんだね?
気をつけて、何が起こるか本当に分からないから。

テッドは心配だからちゃんとアタシが見ておくよ。
じゃ、またあとでね。

[オスカーとの電話を切るとテッドが消火器を指して取ってくると告げてきた]

消火器……って、持ち歩くには重すぎるんじゃない?
まあ、今は二人とも武器がない状況だし、構わないけど……気をつけてよ?

(111) 2010/07/21(Wed) 13時頃

【人】 食堂のおねいさん マリアンヌ

[テッドの声に安心し、思わず頬が緩んだ。]

ゴメンねぇ。さっき、訳の分からない奴に襲われちまって…。

まぁ、この包丁だったら何とか武器になるだろうしね。

[ふと、テッドの持つ消火器に目線を向ける。]

あんた…何でそんなもん持ってるんだい?武器にするには重いだろうよ。

[そう言うと、握り締めていた包丁をテッドに渡す。]

あんたが持ってる方がいいだろうよ。まぁまぁ動けるみたいだから。

私じゃあ、人を守ってる余裕は無いだろうからね。

[そう言って、ホリー達を見る。]

(112) 2010/07/21(Wed) 13時頃

【人】 先輩 パティ

― 回想・2F廊下 ―

[そう言いながらも共に取りに行こうとすれば離れていて欲しいとテッドに言われてきょとんとする、テッドの言葉の意味がよくわからないといった様子で首を傾げて、自分の先ほどの行為を忘れているらしかった]

そういうのって……何言ってんの?
まあ、いいけど、オスカーもすぐ来るだろうから待ってるよ、距離も近いしそんな危なくないと思うからね。

でも!
ほんとに気をつけてね、さっきから何もないと見せかけて何かあるって感じだから。
あと、アンタ残して逃げるなんて卑怯な事、悪いけど絶対しないから。
アンタが捕まるならアタシだって一緒に捕まってあげる。

[ぐっと拳を握り、テッドに突き出して笑みを浮かべる]

(113) 2010/07/21(Wed) 13時頃

【人】 双生児 オスカー

[テッドの礼に、首をふるふると振る。
そして差し出された手に掴まり、その立ち上がったその時]

――!?

[テッドの叫ぶ声。ぱっと後ろを振り向けば、包丁が目に入り。
マリアンヌだと考えるより先、背後の妹とアイリスを守るよう彼女を睨みつけ、後ろポケットに手を添えただろう]

……食堂の、おねえさん。

[教え込まれただろう呼び名を、警戒を解かぬ声でぽつりと。
それでもテッドの台詞に少し身体の力を抜けば、
手を元の場所に戻し、ふたりの傍で彼らの会話を聞いていた]

そうですね。……合流しましょう。

[確か放送室のすぐ近くに、1-Cの教室はあったはずだ。
途中で自分達だけ、寄り道するかもしれない旨を伝えただろう]

(114) 2010/07/21(Wed) 13時頃

オスカーは、マリアンヌがテッドに包丁を渡すのをじっと見守っただろう。少しだけ目を瞬かせていたかもしれない。

2010/07/21(Wed) 13時半頃


【人】 若者 テッド

あー……おねーさんも?

[マリアンヌが襲われたというのには、無事でよかった。という感想を。武器、というのにはたしかになぁなんて頷いてから。
消火器はしっかり持ち上げてみる。]

いや、俺もいくらなんでも男だからこれくらい持てますって。それにもし鬼が正体を現したときとか、目くらましにつかえ――
は?

[包丁を差し出されて、思い切り不思議そうな顔になった。それから慌てて首を横に振り。]

いやいや、おねーさんが持ってた方がいいんじゃね。ほら俺はこれがあるし一応いろいろ重いもんだって持ちやすいし。
それにさすがに包丁を生身で持ち歩くって…こええよ。

[むしろ自分に刺しそうな勢いだった。どうしてもというなら受け取るが、と躊躇う。オスカーへと目を向けて。]

オスカーが持ってもいいんじゃね?
俺は一応、これで大丈夫っすよ。

(115) 2010/07/21(Wed) 13時半頃

【人】 先輩 パティ

― 回想・2F廊下 ―

[テッドが消火器を取りに階段へと近づくのを見守りつつノックスに電話をかけようと携帯を弄っていればオスカーの声が聞こえて、液晶から目を離し階段を見るとテッドが手に襲われているのが見えた]

バカ!消火器なんてほっといて逃げなさいよ!

[慌てて近寄ろうとすれば脚が動かない、足元を見れば青白い手にがっちりと左の足首を掴まれている]

クソッタレ!離せ、この!

[今までなら気絶していたかもしれないなどと考えつつ、こういう事に多少耐性ができた自分に内心驚き、自由な右足で脚を掴む手を踏みつける]

(116) 2010/07/21(Wed) 13時半頃

【人】 若者 テッド

教室行くんなら、なんか危ないかもしれないしな。

[寄るかもというのには、頷いて。]

なんならついてくけど、廊下でもさすがに男がいたほうがいいかな…。

[周りを見ながら、少し悩む顔。]

(117) 2010/07/21(Wed) 13時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 13時半頃


【人】 先輩 パティ

― 回想・2F廊下 ―

[オスカーとテッドが怪異を撃退したのとほぼ同時に脚が自由になり、ため息をつく]

これ、じっとしてるのすら危険ってわけ?
そういえば1Fでも変なのに追いかけられたっけ……

[強く掴まれていた足首はひんやりとした感覚を残したまま、少し痺れていた。

テッドとオスカー達を見ながら疲れた表情でため息をついて]

はぁ、合流賛成、もうとりあえずさっさと移動したいよ。
安全なところってどこにもないわけ?

(118) 2010/07/21(Wed) 13時半頃

【人】 先輩 パティ

― 現在・2F廊下 ―

[その場にしゃがんで掴まれた足首をもみほぐしていると不意にテッドの叫び声が聞こえて顔を上げる、そこにはマリアンヌの姿があってほっと息をつく]

あのね、もうちょいよく見てから言葉は発しなさいよね。
さっきから心臓に悪いんだから……。

っていうかマイヤー達に連絡取れてないけど、とりあえず移動しちゃう?

[アイリスがラルフと連絡を取っていた事は知らないままで、もしラルフ達の近況をアイリスが聞いていれば教官室の様子などもアイリスから聞けただろうか]

なんにせよ、結局まとまって動くのね。
ったく、出口はないわ心臓には悪いわ最悪の気分だわ。

[言いつつも今まで通りテッドの側に寄り添う、流石に消火器を持っている彼に抱きつきながらは移動できないななどと考えて少し残念そうな顔をテッドに見せたか]

(119) 2010/07/21(Wed) 13時半頃

【人】 双生児 オスカー

[自分に包丁を、という話題には驚いた表情で]

え、えぇ!? 僕が、これを?

[生身で持ち歩くのが怖いのは、こちらだって同じだった。
しかし教室に行く際にあったほうがいいのは、確かだろう。
ただこの包丁のせいで怪異が起こらない保障はない訳だが、
ここまで離れてしまえば大丈夫そうな気もする。
少し考えたあと、おずおずとした口調で]

じゃあ、教室に行く間だけ、借ります。
テッド先輩はパティさん達に着いていたほうが、良いと思うので。
皆と合流したら、返すのでいいですか?

(120) 2010/07/21(Wed) 13時半頃

【人】 若者 テッド

― 現在・2F廊下 ―

えーと、その、すみません。

[包丁だけ見えて怖かったんですなんて言い訳は男らしくないので言わなかった。
パティの提案にうなずいて、――消火器のせいで抱きつかれないのか、人がいるからなのかはわからなかったが、これ以上は心臓に悪いのでほんの少し残念に思うと同時、ほっとしたりしたのだった。男心は複雑だ。]

返すって、俺に?

[オスカーが教室に行く時受け取るというもので、ほっとしたが。続く言葉には、けっこう真剣に返した。刃物はやはり怖いものである。]

……いやまあ、いいけどさ。
持手がいないなら受け取ります。ありがたく。……うんまあ、オスカーが持ってたほうがいいと思うぞ。
オスカーだってホリーとかアイリス先輩とか守るんだろ?

[押し付ける気が満々だった。]

(121) 2010/07/21(Wed) 14時頃

【人】 若者 テッド

―回想:2階廊下―

[パティ先輩は無自覚だった。むしろ日付のおかしい、時刻のおかしいこの携帯に、思いっきり未送信メールとして残した息分になっていたかもしれない。一緒につかまるとかもきっと無自覚というか副会長助けてとか内心思っていたかもしれないが、何を言うのもしどろもどろになってしまいそうで赤い顔を隠すしか出来ないのだった。]

ええと、まあ、その、気をつけます。

[しかし忠告も色々考えていた頭にしっかり入りきってはおらず、やっぱりしっかり襲われる。
オスカーに押されて避けたときにパティの声が聞こえたが、それでも消火器は離さなかった。
パティを襲うものなんて今は見えない。痕を見たら気がつくのかもしれないが、生憎現時点にいたるまで、そんなにまじまじと見ることはできないのだった。]

(122) 2010/07/21(Wed) 14時頃

【人】 双生児 オスカー

―現在:2階廊下―

[俺に?と聞き返すテッドに、こくりと頷く。
彼はパティとマリアンヌを守らなければならないだろうし、その上パティは何らかの能力者ということを、皆の前で明かしている。
"鬼"に狙われる可能性は十分あるのだ。
この時の...の中に、鬼は次元の違う力を使うかも、という考えはすっぽり抜けていただろう]

……えと、とりあえず。

[包丁の行方は後で考える事にし、ずしりと重いそれを受け取る。
背が低い幼くも見えがちなオスカーには、全く不釣合いだろうか]

あ、ありがと。

[手持ち無沙汰にしているのを察してか、ホリーがハンカチを渡してくれた。それを簡単に刃に巻きつけくくれば、少しだけ落ち着くよう息を吐く。そうして1-Cの教室前を通りかかるか]

(123) 2010/07/21(Wed) 14時半頃

オスカーは、テッドと目を合わせ、ここで二手に分かれることを確認しようとする。アイリスがそちらに着いて行くなら、止める事はしないだろう。

2010/07/21(Wed) 15時頃


テッドは、オスカーの合図に、片手をあげて。「無事に戻れよ!」

2010/07/21(Wed) 15時頃


【人】 双生児 オスカー

―2階:1-C教室前―

[そこに着くまで、...は誰とも会話することなく考え込んでいた。
次は誰を霊視するべきか。吐き気がするほど真剣に、唇を引き結んで。この"世界"に着てから様子が変わった者、力、影響力の強い者等を踏まえ、そして最後に自分の信じる者を除外して。残った候補は幾人かいただろう。その中で――]

……マクベインか、ノックス先輩。

[誰にも聞こえない声、頭にその名前を沁み込ませるように。
また次に視られるまでには時間がかかる。
鬼は何人いるのか。自分は犠牲者が出る前に、皆を視れるのか。
――そして、自分は……]

すぐに合流しますから。場所移動する場合は、連絡くれますか?
……テッド先輩達も、気をつけて、下さい。

[包丁の柄を強く握り締め、片手をあげるテッドに同じように返した。そして教室のドアの前に立つと、ホリーとアイリスに目を合わせ、ドアの窪みに指を掛け開け放つか**]

(124) 2010/07/21(Wed) 15時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 15時半頃


【人】 若者 テッド

―2階:廊下→1-C教室前―

[守るなんてことは頭から抜けていた。なにせ自分にそんなことが出来るのか。自分が危険だったりすればなんとなく痣が熱くなるような気はしていたが、そんなもの何の足しにもなりはしないのではなかろうかと。
守るのよりは彼女が持ったほうがいいのでは。そう思えど、今のところパティにそれを聞くつもりはないようだ。オスカーが包丁を返すときにはたずねようと決めたりして。]

移動の時はまあ、連絡するさ。もしくは、何かあったら。こなdけ人数が居るんだから、なにか起きても誰かしらは連絡できるだろうしな。
安心して行ってこいよ。でも中では気をつけるんだぞ。

[扉を開けるのを、見てから、残ったひとと教官室へと向かう。
なんだかんだと話をしながら歩いている後ろ、小さなあの目がころころと転がり、遠くから眺めていることに気付くことはなかった**]

(125) 2010/07/21(Wed) 15時半頃

テッドは、オスカーに話の続きを促した。

2010/07/21(Wed) 15時半頃


先輩 パティは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 15時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 15時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 15時半頃


帰宅部 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 20時半頃


【人】 帰宅部 ノックス

―教官室前―
[放送室からあまり離れていない場所に教官室はある。
そのため、特に何にも会うことなく教官室前につくことだろう。]

さて、と。

[扉に耳をつけて中の物音を探ってみる。しばらくして、色白は扉から耳を離した。そして、ラルフとメアリーの方を見て]

特に物音は聞こえませんでしたけど。注意して開けてみましょう。

[次はオレが開けますよ、と。先程放送室では任せっきりだったラルフに言って、扉をスライドしようとする。が]

……あれ、鍵閉まってんのかな。それとも、立て付けが悪いのか?

[左手で鍵穴のある出っ張り部分を持ち、引き扉の指を入れる窪みに右手の指を入れ。ガタガタと何回か動かした。]

(126) 2010/07/21(Wed) 20時半頃

【人】 帰宅部 ノックス

[――鍵閉まってやがるな?……めんどくせぇ。

扉に向かい合っていたせいで、後ろの二人には表情は見えなかったことだろう。それを良い事に、口元が少しだけ歪む。
左手の掌から影が鍵穴へと入り込み、音も立てずにゆっくりと鍵を開けた。鍵がかけてあるということは、セシルは恐らくこの場所には、今は何も配置していない。

……悪霊は恐れることはない。それが故にボロが出そうになる。
注意していないと、普段は起こさないリアクションが遅れるのだ。
そのため普段使わないような神経を使い、無意識に休憩を欲していたのだろう、セシルの意志に反抗するかのように、二人に悟られないよう扉の鍵を開けたのだった。]

おおっと!

[ガタン。大きな音をたてて、扉は横にスライドした。]

(127) 2010/07/21(Wed) 21時頃

【人】 帰宅部 ノックス

[直ぐ様、懐中電灯で教官室内を粗方光を照らし、何も無い事を確認する。]

……ラッキー、だったかな。

[まぁ、自分にとっては思惑通りだったのだが。
暗い室内で再び表情が歪みそうになるが、次はそれを制す。
普段"コイツ"がとらない表情を見られると面倒だ。]

……一応隅々まで確認しましょうか。
何もなかったら、連絡を取り合いましょう。

[まぁ、気配がない。確認するまでもないのだが。
色々と人間っていうのも面倒な生き物だったな。
そんな事を思いつつ、表情は真剣に化かして、辺りを警戒していただろう*]

(128) 2010/07/21(Wed) 21時頃

【人】 食堂のおねいさん マリアンヌ

[テッドの後を、ゆっくりと追いかける。周りを見渡すが、幽霊らしきものは見当たらない。

ホッと息をつくと、思わず鬼が居ることを忘れてしまいそうになる。本当に、生徒たちの中に鬼が居るのだろうか。いるのだとしたら…誰が鬼か。

だが、考えれば考えるほど鬼であってほしくないという気持ちの方が強くなり、誰も疑えない。

そう思っていると、教員室前でガタリと大きな音がする。]

何の音だい?

[何かあったのではないかと思い、テッドの歩みも速くなる。

が、そこにいたのは、ドアを開けたノックスだった。]

全く…驚かせるんじゃないよ…。

(129) 2010/07/21(Wed) 21時頃

【人】 帰宅部 ノックス

……ん?

[足音と声が聞こえたような気がして、部屋の外に出てみる。
懐中電灯の光に目を細め、3人の人影を確認した。]

テッドに先輩!今連絡しようとしてたところだ。無事だったようで何よりだ。おばちゃんも合流してたんだな……良かった。

[安心したような表情は見せるものの。
次には、オスカー達とは一緒じゃないか、と少し残念そうな表情を見せた。]

暫くここは安全そうだ、今のうちに休んじまおう。
それに、次はどうするかも決めないとな。

[ずっと安全ってわけでもないだろうしな、と後ろ頭を掻きつつ。
室内に入れば、椅子を引っ張ってきて埃を叩き。ゆっくりと腰をつける。ギシ、と軋む音はするものの安全なようで。久しぶりに落ち着いて休憩できそうだった。]

(130) 2010/07/21(Wed) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

―回想―

……え?

[アイリスの願いに一度瞬く。
その意図は掴めなかったようで、戸惑いを見せながらも一つ頷いて]

パティさん、って……あの人よね。
いつの間に仲良くなったのよ。

[オスカーが電話の相手に挙げた名前に、訝しげに眉を寄せた。
部室で見た時の彼女は、噂で聞いていたより随分可愛らしく見えたものだけど。
だが勿論反対する理由はない]

(131) 2010/07/21(Wed) 22時頃

【人】 双生児 ホリー

じゃあ、あたしは見張ってる。
マリアンヌさんは、番号聞いてないし……そもそも携帯持ってるのか知らないけど。

[アイリスが副会長に電話するなら、部室で別れたグループ2組には電話が行き届くはず。
はぐれたりしていなければ、だが]

そうね、後で。

[図書館に行く提案には頷いて、それから先に言った通り、廊下の闇に目を凝らした]

(132) 2010/07/21(Wed) 22時頃

【人】 双生児 ホリー

[だから2人が何かをしている時、その様子は視界に入らず。
振り返ったのは、アイリスに声を掛けられた時。
床に座り込むオスカーが目に止まる]

ちょっと、無理しないでよ、オスカー。
電話なら、

[自分が引き受けるからと言う前に、制する言葉はあったか。
ともかく彼は電話を掛け始めてしまい、口を噤んだ。
困ったような、少し睨むような目でオスカーを見てから、ホリーは周囲の見張りに戻る。
幸いながら電話中、何かが襲ってくるということはなかった。
そうして2人について、階下に向かうことになった**]

(133) 2010/07/21(Wed) 22時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 22時頃


【人】 生徒会執行部 ラルフ

―回想・教官室付近―

[放送室から教官室へ向かう、僅かな移動の途中。
ラルフはいきなり小さな悲鳴を上げて立ち止まった。
それがノックスやメアリーに聞こえたら驚かれたかもしれないが、周囲に怪異の気配はなく。
一拍置いてから、ばつが悪そうに振動する携帯電話を取り出した]

――エメリッヒさん、から。少し待ってくれ。
もしもし。…はい、俺です。

[二人に断ってから、廊下の端に寄って電話に出る。
つい先ほどもノックスの電話で怯えていた上にこの体たらく。
我ながらなさけないな、と思いながら話す口調は少しテンションが低かった]

(134) 2010/07/21(Wed) 22時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

…ええ、それで。今、アディソン達と合流することになってます。
とりあえず教官室集合になってますが――使えなさそうなら、また連絡します。

[一通りの情報交換が終わると、最後にそう告げて電話を切る。
待たせていた二人に簡単に向こうの状況を説明して、再び教官室へと歩みをすすめた]

これで、マリアンヌさん以外は全員来るのか。

[流石にそれだけの大人数が居る中では、少なくとも物理的にどうこうされる可能性は低いだろう。
例えば、鬼と誤認されて人間に襲われたりとか――

そこまで考えて、自分の思考が自分で嫌になった。
これ以上深く考えたくはない。
ただ、少人数でいるよりはきっと安全だと。そう自分に言い聞かせているうちに目的地へと到着した]

(135) 2010/07/21(Wed) 22時半頃

生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 22時半頃


【人】 若者 テッド

―現在―

うわっ、なんだノックスか驚いた。

[ドアが開いて、アレが出てくるのかと思ったようで。出てきた人影を照らせばほっとした言葉。
マリアンヌの言葉に激しく同意したあとで、ああ。と、頷いた。]

オスカーたちはちょっと教室寄るんだと。
何、安全なのか。そりゃ良かった。

[ほっとしたように、とりあえず先に女性を部屋に入れる。自分は一応周りを確かめた後で中に入る。
手に持った消火器は一度下ろしたあとで、休むんならと思わず立ち上がる。]

ちょいノックスノックス、待て。話に付き合え。
男同士の話ってやつだ。

[色んな意味で話を聞いてほしくて仕方なかったようだ。漸く相手を見つけたと、真剣に喜んでいる。]

(136) 2010/07/21(Wed) 22時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 22時半頃


【人】 生徒会執行部 ラルフ

―教官室前―
[妹と二人、ノックスに先導されるような形でたどり着いた集合予定地。
物音を探る彼の背中を横目に、新たな怪異が来てはいないかと廊下の先を警戒する]

ああ、頼む。…こっちは今のところ、何も来ないな。

[そうやってよそを向いていた自分には、ノックスの異変に気づくことなどできなかった。
…いや、仮に彼の方向を向いていても。元々彼との交流に乏しい上、今の精神状態である。そんな些細なことを見ている余裕はなかっただろう]

(137) 2010/07/21(Wed) 23時頃

【人】 帰宅部 ノックス

―回想・教官室付近>>134
んッ

[何かしらの音とラルフの小さな悲鳴。
どこかで聞いたことのあるような音ではあったものの、反射的にラルフの方に視線を向けた。]

あ、携帯、か。

[ふぅ、と息をついて。ラルフが少し離れて通話を始めれば、メアリーの側で辺りを見渡していた。エメリッヒ。苗字だからピンとは来なかったものの、恐らくアイリスの事だとぼんやりと思っていただろう。
しかし、学年が同じか下だと思うのに、やけに畏まった通話だな、と。端から見て思っていただろうか。]

……了解です。おばちゃん、無事だといいんですが。

[そんな事を呟くように言うと、改めて教官室に向かってゆっくりと歩き出すのだった。]

―回想終了―

(138) 2010/07/21(Wed) 23時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

[内部を調べようというノックスの提案に軽く頷いて、自分も教官室内に足を踏み入れる。――見たところ、放送室のような異変も、場違いな武器もない。

がさがさとあちこちを調べまわっている状態では外の音は聞こえなかったのか、外に出て行くノックスを見て不思議そうにその後ろから外を覗き込んだ]

――ああ、お前らか。マリアンヌさんも。

[とりあえず無事な姿を確認すると、人数が増えたこともあってほっと息をつく。
それからオスカー達の居場所を聞いて、ポケットの携帯電話を再び取り出した]

一応の安全は確保できたし、エメリッヒさんに連絡を入れておくよ。
あそこは女子が二人だし…必要なら迎えも出そう。

(139) 2010/07/21(Wed) 23時頃

ラルフは、アイリスの番号を呼び出して、コールを開始する。

2010/07/21(Wed) 23時頃


【人】 帰宅部 ノックス

―現在―
教室に?なんか忘れ物……って、今思うと。
ここ違う世界だから忘れ物してても取りに行けないよな。

[なんで教室にいったんだ?と不思議そうに顎に手を当て、悩む素振りを見せた。恐らく、聞きたい答えは帰ってこないのだろうが。

特に目立った外傷が見えない、合流した面子が中に入るのを確認すれば、安堵の息を漏らす。]

ん。なんだよ、話って。また先輩の胸がー、とかそんな話か?

[安全な場所だからということもあるのだろう。
笑いながらテッドの誘いに応じ、話をしようとする。]

あ、はい。了解です。

[と、ラルフが連絡を入れるという言葉には頷いて応じた。]

(140) 2010/07/21(Wed) 23時頃

【人】 先輩 パティ

― 教官室 ―

[ノックスの安全そうだという言葉にほっと息をついてラルフの言葉にも手をヒラヒラと振る]

はぁ……なんかもう色々あって疲れた……
少しは休憩しないと持たないよここ……

出来の悪いお化け屋敷みたいっていうか、それよりも酷いけど。

アンタらなんか変な事に巻き込まれてないの?

[テッドの促しで教官室に先に入り、ソファを独占しつつメアリーやラルフに問いかける]

(141) 2010/07/21(Wed) 23時頃

【人】 若者 テッド

―現在―

理由は聞いてないけど、まぁ忘れ物とかじゃね?
あ、副会長頼みます。
場所移動なら連絡してとも言ってましたけど。
……ああ、ここが安全って話も。

[そんな風に言葉を添えてから、電話の邪魔にならないように一歩下がりつつ。痣も熱を持っていないし大丈夫だろうと勝手に予想した。
しかし、ノックスには、何を言うという目をしたのだった。]

先輩に聞こえるだろ。
……じゃなくてだな。

[しかし内容は似たようなもの。ではある。自覚はある。]

……こういう状況下でここにキスされてどこまで期待できるよ。

[先輩の様子を確かめたあと、至極真剣に、しかし小声で、頬を指差して尋ねる。]

(142) 2010/07/21(Wed) 23時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

[片耳にコール音を聞きながら、パティに向かい軽く片手をあげる。
疲れきった様子の彼女を見るに、自分の想像以上に酷い目にあったようだ]

ああ、まあ…そっち程ではないだろうが。
…驚かされはしたが、特に危害を加えようというタイプではなかった。
なんとか武器らしいものも手に入ったしな。

[言いながら、壁際に立てかけた演劇用の剣を視線で指す]

(143) 2010/07/21(Wed) 23時頃

【人】 帰宅部 ノックス

あぁ、悪い悪い。んで、なんだ?

[先輩に聞こえる、といった彼には笑いながら。
しかし続く言葉に笑みは消え、代わりに驚きの表情と共に目を見開いた。]

な、な……なん……だと……?

[思わずパティの方を見て、テッドの顔を見る。
これが本当というか本気で言ってる事だと分かれば。]

お前……畜生、おめでとう。幸せになりやがれ。

[くッ、と目に手を当て。テッドの肩にポンと手を載せる。
そりゃ、こういう場所でされれば、絶対脈ありだから、お前!
テッドに耳打ちしながらも、その声は自分のことのように興奮醒めやらぬ、といった感じ。]

(144) 2010/07/21(Wed) 23時半頃

【人】 先輩 パティ

ふぅん、食堂のオバちゃんも包丁手に入れる時はバケモノに襲われたって言ってたし、アタシもナイフ拾ったけどバケモノを追い払うのに使っちゃったしなぁ。

2Fはそんなにバケモノの手が回ってないって事か。
後で理科準備室でも行ってみるかな、薬品類ならあるだろうし。

……殺し合いとか本気にしてるわけじゃないけどさ。

[ラルフに答えるでもなく、ソファに寄りかかったままポツリと呟く]

(145) 2010/07/21(Wed) 23時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 23時半頃


【人】 若者 テッド

まじ?

[青(性?)少年にとって女性からの好意というのはとても重要な役割を持っている。半信半疑といった様子で問い返して。
しかしノックスの言葉を聞くうちに喜んでいたのが、はっと思い出したことによって沈んでしまうのだった。]

でもな。
あの人無自覚っぽいっつーか天然っぽいっつーか。

[ぜんぜん普通なんだけど。と、これどう考えるよとか言った。]

なんつーか照れるとかじゃあないし、その。
俺一人で勘違いしてるんじゃないかと。

で。ノックスはどうなんだよ。

[ちらとメアリーの方へと視線を向けた。]

(146) 2010/07/21(Wed) 23時半頃

【人】 双生児 ホリー

[それからの時は目まぐるしく過ぎた。
オスカーの呼びかけに答えるテッドの声。何かの潰れる音には身を竦め。
確かめるような目線には恐る恐るながらも頷いて、そろりと階段を降りて行き。
途中に転がる丸いものの正体に気づけば、短く悲鳴を上げたか。
漸くテッドに会えたかと思えば、白い手の襲撃の最中で。
テッドやオスカーの戦う姿を、自分はと言えば呆然と見ているしかなかった]

……マリアンヌ、さん。

[包丁を持つ手の主の正体を知れば、小さく息を吐いた、けれど。
今まで誰からも目撃されず過ごしていた彼女を相手に、完全に警戒が解けた様子はなかった。
包丁の譲り合いには軽く呆れたような視線も混じっただろうか]

(147) 2010/07/21(Wed) 23時半頃

【人】 帰宅部 ノックス

あぁ?そりゃ、お前。
脈アリで終わっちゃマズイだろうよ、お前の方から後一押しに決まってんだろー!

[声は潜めつつ、テンション上がりっぱなしで。]

少なくとも、そういう事されるってことは嫌われてねぇし。
好きでもねぇ奴にキスなんかするかよ、好意持たれてんだ。
ここで、他の男と違うところを見せてやれって!

[ばしっ、と軽く平手で背中を叩いて。
………音は響いたかもしれないが。]

ん?オレ?……オレ、なんかあったっけ。
いや、メアリーは……あの人の妹さんだぞ?
手ぇ出したら、オレどうなるか分かんねぇよ。

[それこそ、後ろから刺されかねねぇ。と冗談交じりに自分の体を抱いてブルッと震える動作をしてみせた。]

(148) 2010/07/21(Wed) 23時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

確かに、放送室といいここといい二階はまだマシなようが…
包丁にナイフ…なぁ。
そうなると、やっぱ武器性能次第で障害が云々って説も…

[最後のほうは半ば独り言のように呟く。
説明を求められればノックスが言っていた「良い武器の周りは危ない」という予想を話しただろう]

……なあ。仮に、本当に鬼が居たとしたら……お前ならどうする。

[パティの呟きに対して、口をついて出たのはそんな言葉。
口にしてからうかつだったか、と後悔はしたものの――取り消すこともできなくて、じっと押し黙る]

(149) 2010/07/21(Wed) 23時半頃

【人】 双生児 ホリー

―現在・1年C組教室―

[そうして現在、再び三人になり]

……ん。

[開け放たれた教室の扉。
オスカーの後ろから、その中を恐る恐る覗きこんだ。
見慣れた筈の教室、昼間には友人と食事をして、授業を受けたばかりの部屋]

あたし、行ってくる。

[こくりと唾を飲み込んでから、そう言った。
2人がついてくると言うなら厭うことはない。
だがもし代わりに行く、などと言われたとしたら、頑として首を縦には振らなかった]

(150) 2010/07/21(Wed) 23時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/21(Wed) 23時半頃


【人】 若者 テッド

うわぁぁぁ…!

[俺からとかできねえ。なんてすごく小声で言うものだった。叩かれた後、床にしゃがんで小さくまるまる。このやろうとノックスを睨んだ。]

嫌だよここでとか何考えてんだよくそぅ…!
こういう状況じゃなきゃ喜ぶけどさぁ!
どうしろってんだ!

[がしがし、と頭をかいて。首の痣は今は収まっているからまったく考えもしてはいなかった。
しかし妹、という言葉を聞けば、たしかに。真剣に頷いて。
仕返しとばかりに良い笑顔を向けてやる。]

手出したら刺されるよな、ここぞとばかりに。
副会長だもんなぁ…。がんばれノックス、刺されてこい。

(151) 2010/07/21(Wed) 23時半頃

ラルフは、なぜかくしゃみが出た。

2010/07/21(Wed) 23時半頃


テッドは、ラルフのタイミング良いくしゃみに、びくーっと思わず身を固まらせた。

2010/07/21(Wed) 23時半頃


【人】 帰宅部 ノックス

馬鹿野郎ッ、ここじゃなかったらどこで漢見せんだよッ
そりゃもう、「オレが側に居る、絶対に君と帰ってみせる」、とか、「オレを信じてついて来い」とかッ

[ニヤニヤしながら、言っていたものの。
メアリーの話になれば攻守逆転するのだった。]

ば、馬鹿ッ
オレがそんな事囁いたら、マジでこの場で刺されかねんぞッ
春が来た、赤色の花びらがオレの胸で咲いた!とか嫌だからなッ

[そう、冷や汗を流しながら囁いて。
ラルフがくしゃみをすれば、ひっ、と声を上げる。ビビりすぎ。]

(152) 2010/07/22(Thu) 00時頃

【人】 若者 テッド

何その無責任さ!
くっそう、お前絶対面白がってるだろ!

[声は大きくなるわけで。]

だいじょーぶだいじょーぶ、きっと副会長優しいから。
ほらがんばっていって来ればいいだろ。そんなに言うんだからお前に手本をやらせてやろうっつーんじゃねえか。

[びびりまくりの様子に、思いっきり吹き出しはするのだった。]

ぶはっ、そんなこえーのかよ!

(153) 2010/07/22(Thu) 00時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 00時頃


【人】 双生児 ホリー

―1年C組教室―

[中に入ると、空気は外よりもひやりとしていた。
思わず両腕を抑えながら、そろりと辺りを見回した]

あれ。
あたしの席……、は、こっちか。

[いつもの教室と雰囲気が違うためか、一瞬何処だか分からなくなったと呟いて、改めてそちらに寄る。
その机の上にも、整然と並ぶ他の机にも、鞄のようなものは見当たらない]

やっぱり、こっちにはないみた――

[言いかけながら扉の方を振り返った瞬間、真上で何かがきらりと光った、気がした]

(154) 2010/07/22(Thu) 00時頃

ラルフは、テッドに話の続きを促した。

2010/07/22(Thu) 00時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 00時頃


ノックスは、テッドに話の続きを促した。

2010/07/22(Thu) 00時頃


【人】 帰宅部 ノックス

いやいや、面白がってねぇよ?
友の恋の行方が良い方向に行きますように、って祈ってるだけだぜ、うん。

[馬鹿、声がでかいだろ?と笑いながら。]

いやいやいや、無理無理無理無理無理!
手本はいらねーだろ、お前こそ本当は行きたくてたまらないんだろう?早く行って来いよぉ、見ててやるからァ!

[どっちもどっち。恥ずかしがって押し付けあうさまはまさに子供みたいに映るだろう。]

いや、お前、副会長の怖さ知らねぇのかッ?
あの生徒会の中でも、揃ってのやり手だぞ、あの人。

(155) 2010/07/22(Thu) 00時頃

【人】 華道部 メアリー

―回想・放送室―

おにい、ちゃん…。

[頭上から優しい声>>68がした。
我に返って顔を上げると、そこには兄の大きな掌があった。

知らず、涙が溢れてきた]

………………っ。

[両手を伸ばして兄の手を取って、動けるかとの問いかけにこくこくと頷く。
彼の痛む内心に気づくことも無く。触れた手は、ただ、温かかった]


おにいちゃん。
いなく、ならないでね。そばに、いてね。

[縋るように告げる言葉は、まるで小さな子供のように。
消え入りそうな声は、きっと兄にしか届かなかった]

(156) 2010/07/22(Thu) 00時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 00時頃


【人】 若者 テッド

うっわむかつく。このやろう…!
ぜってー楽しんでやがる…。

[声を注意されれば、ちらとパティの方を見てから、照れくささに顔をそらした。あー、うー。なんて小さくうなって。]

何そんな無理言ってんだよ。やってくりゃあいいじゃないか!
ほらそこにいるし! 目の前のプロポーズとか超最高じゃん。

[押し付けあう二人である。情けない。とも思われたかもしれない。]

いや知ってるけど。
幾らなんでも妹の恋愛にまで口出さないんじゃないかとは思うっつーか、……。

[口をつぐんだ。ちょっとラルフを見てみた。シスコンだっけ。とか本気で小声でノックスに問いかける。]

(157) 2010/07/22(Thu) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー

―1年C組教室―

きゃっ!

[思わず少し身を引いた、目の前の床に、落ちてきたものが突き刺さる。
黒い持ち手と鋭い刃先を持つ、それは]

……鋏?

[呟いて、顔から血の気が引いた。
もう少し反応が遅れていたら、]

な、何なのよ、もう……。

[思わずその場に座り込んでしまった。
それでも震える手で、鋏を掴もうとゆっくり手を伸ばして]

(158) 2010/07/22(Thu) 00時半頃

【人】 帰宅部 ノックス

[こっちも、テッドの言葉と共にメアリーの方を見れば、彼女の印象がいつもと違って見えるだろう。]

べ、別に、こっちはまだ脈云々じゃなくて、その前の状態だからなぁ。あーあ、残念!

[と、言いつつ、テッドが真面目な表情になれば、つられて真面目な表情になる。]

あぁ、でもわからねぇ。一緒にいて分かったけど、かなり妹さんのことを思いやってるみたいだしな。
少なくとも……今までを総合すると、オレが出しゃばる所じゃねぇような気がする。まだ、だな。

[後ろ頭を掻いた。少々困り果てた表情だったかもしれない。]

(159) 2010/07/22(Thu) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー

―1年C組教室―

[鋏は深く刺さっているのか、なかなか抜けなかった。
両手を添えて力を込め、やっとのことで引き抜いた瞬間。

――カツ、]

え、

[教室の前のほうで、小さな音がした。
そちらを見れば黒板の前、白いチョークが一つ、持つ手もないのに浮かんでいる]

(160) 2010/07/22(Thu) 00時半頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

…あ、もしもし、エメリッヒさん?

[パティからの返答は如何様であったか。
それに対し何かを言おうとする前に、コールしっぱなしだった電話が繋がる。
中途半端なことをしてしまって気まずそうに眉根を寄せながらも、何度か頷きながら電話の相手と会話を重ねる]

こっちは多分、大丈夫です。今のところ異変はありません。
用事が済んだら――済まなくても、何かあったら、こっちに来てください。

(161) 2010/07/22(Thu) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[メアリーのことは詳しいわけでもないので、見ても何かわかるようなものはない。それにこの状況で普段と変わらないのとか図太いと思っている。自分を含め。
ノックスの残念とか言うことばに、えー、なんて不満たらたらな声を出してみるのだった。]

あー、副会長家族思いなんだなぁ。
まだってことは、いつか掻っ攫う気満々だな。

[揚げ足とった。脈有りだから大丈夫だろ、なんて笑顔で。]

ところでさ。武器集めたほうがいいんじゃね?
女でも使えるようなの。個数たんないよな。
せめて身を守るためっつーか。鬼よかそこらへんに居るやつのがやばいだろ。

[けっこう真剣な顔で廊下の方へと視線を移した。]

(162) 2010/07/22(Thu) 00時半頃

【人】 帰宅部 ノックス

ん?……ぁ、いや、その、な?

[少し慌てて、頬が赤くなったかもしれない。
そして、テッドに小さく「そのうち、な」と小さな決意を耳打ちで漏らすのだった。]

女性でも使える武器、か。
ってか、オレらでも使える武器が足りねぇしなぁ。
確かに武器集めは必要かもなー、ってRPGみたいだな。

[苦笑がちに笑えば、真面目な表情になる。]

んじゃ、次の方針はそれだろうな。
さっき副会長がエメリッヒ先輩に、ここを待ち合わせの場所にしようと持ちかけてたみたいだ。
危険が迫るまで、ギリギリまで待てばいいと思う。

[……そもそも、どこにあるかはおろか、他に武器があるかすら分からない分、骨は折れそうだった**]

(163) 2010/07/22(Thu) 01時頃

帰宅部 ノックスは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 01時頃


【人】 華道部 メアリー

―廊下・回想―

[振り払われないのならば、兄の手を握ったまま。
前を行くノックスの背を追うように暗い廊下を歩む。重なる三つの足音。その場を支配する、静寂と暗闇]


――――――……!?

[兄の悲鳴>>134に驚いて、反射的に指先に力が籠った]

でんわ…。

[ばつが悪そうに携帯電話を取り出す兄の姿に瞬きを一つ。
廊下の隅へ離れて行く姿を見送り、空いた手は所在なさそうに前で組まれる]

(164) 2010/07/22(Thu) 01時頃

【人】 華道部 メアリー

―教官室前・回想―

[戻って来た兄から電話の内容を聞けば、緩くうなずいて。身を小さくしながら、教官室の前までたどり着く]

ノックス先輩、…気をつけて。

[中の様子を確認した後、扉をあけるというノックスへおろおろと声をかけた。難渋している様子に、僅かに身構えて]


中に、何か、あるんじゃ………ひゃあ!?

[呟きかけた所で、大きな扉の音>>128がして肩を震わせる。
体はよろめいて、ぺたりと尻もちをついた]


うぅぅ。

(165) 2010/07/22(Thu) 01時頃

【人】 若者 テッド

なんだよ、水くせーな。

[言っちまえよとか軽くつついたりしたかもしれない。
できることなら口笛でも吹いてやりたかったが、そんなことをしたらこの場で会話がばれかねないので、やめておいた。]

応援してやるよ。骨は拾ってやる!

[刺される前提だった。]

んー、まあたしかに。つか危険な場所行かねーと武器がないんなら、全員そろったら適当に武器もってる奴が取ってくるってのが一番いいよな。
ここ平気そうだし。しばらくは。

[なんとなく、そんな思うことを言った。]

とりあえず消火器取るのに良い助言をサンキュ。
ってのも言い忘れてたわ。悪い。

(166) 2010/07/22(Thu) 01時頃

【人】 若者 テッド

ま、本気で危険そうならとりあえず外に出りゃいいよな。
外も危険でも、今んとこここに居れば落ち着くし。

[うんうん、と頷いて。
それから、ノックスに話を聞いてくれたことへの礼を言うのだった。]

サンキュな、ノックス。

なんつーか、さっさと元に戻りたいよ。ったく。
そうすりゃこんな複雑に考えなくていいのにな。

(167) 2010/07/22(Thu) 01時頃

【人】 若者 テッド

[それからパティとラルフを見るものの、話の前後はさっぱり理解できないのだった。
ラルフが電話をかけている相手の名前を聞いて、一瞬では出てこず、あぁ。とそのあとで思う。]

副会長、武器見つけても後回しでいいって伝えといてくんね?
多分取るの危険だし。いや持ってるならいいけどね。

あとで人数分取ろうかとも話してたと、電話の邪魔にならないように注意を向けるなり何なりで話しかけるのだった。

部屋にやってくるときに、後ろから追いかけてくるようなものでもいたら、消火器が活躍することだろうが、今現在、どんな状況になるかなど知る由もなかった**]

(168) 2010/07/22(Thu) 01時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 01時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 01時頃


【人】 華道部 メアリー

―教官室―

[教官室へ入ると、兄とノックスは周囲を調べ始めた。
自分も真似をして動こうとしたのだが、ふいに窓ガラスに近づいてしまい身を竦めた。暗闇の中、鏡のように其処に映るのは、今は自分の姿だけ]


……………。

[思い出されるサイモンの惨劇。息をのんだ所で、扉の開く音がした]

ひぅっ!?

[それは、テッド達に気づいたノックスが彼らを迎え入れる為の音]

………あ。

[大きな声を出してしまったことに対して、赤くなった後、俯いた]

(169) 2010/07/22(Thu) 01時頃

【人】 華道部 メアリー

[部屋に集まる人の数が増えてくれば、常のように隅っこへ移動して蹲る]


――――…ほ、放送室、が、…。

[パティからの声>>141に、ぎくりと緊張したように其方へ顔を向けて。喋りかけた纏まらない言葉は、全て兄>>143が代弁してくれた]

…………………っ。

[パティの「殺し合い」という言葉>>145が、胸に痛い。身を抱くように更に小さくなりつつ、眉を寄せた]

(170) 2010/07/22(Thu) 01時頃

【人】 受付 アイリス

―回想・4階廊下―


[双子の後から、階下へと降りる。
 つめたいコンクリの壁に、下からの音が反響してきた。
 あれは急いでいる複数の足音と、部室で聞いた声たちだ。
 これも怪異のひとつなら?不安が少し頭によぎったが、
 今は頼るものが増える期待に従った]

マクベイン君ー?…みんな、来てるみたいだね

[よかった、と続けて双子に期待の声をかけた。
 その時、袋いっぱいの肉を叩きつけたような音が
 聞こえて、とっさに立ちすくんだ。
 ホリーとオスカーと目線を見交わして…]

な、なんだろ。あはは…
誰かコケちゃってたらいい方、かな

(171) 2010/07/22(Thu) 01時頃

【人】 双生児 ホリー

―1年C組教室―

[呆然として見ている中、白いチョークで黒板に線が引かれる。
強い力が掛かったようで、キィ――、と不快な音をたてた。
それを合図に緑色のものが浮かび、赤いものが浮かび、何本ものチョークが、縦横無尽に黒板の上を駆け巡る。
言葉を発することもなく、立ち上がることもできないまま、広い黒板が粗方塗りつぶされた頃。
不意に全ての動きが止まり、ぱたりと床に落ちて転がる。
中央にはっきりと刻まれた、赤い3文字。

『オ イ デ』

その字は次の瞬間どろりと溶けて、液体状のそれが何本もの腕と化し、教室内にいた者に襲い掛かり――]

い、やぁぁぁっ!

[手にした鋏を滅茶苦茶に振り回しながら、必死で立ち上がり、扉のある方まで逃げ出した]

(172) 2010/07/22(Thu) 01時半頃

【人】 先輩 パティ

[ラルフの問いかけには眉を顰めて顔を上げ、ラルフの顔を見る]

知らないよ、今は誰が鬼とか、そういうの考えたくないし。
……でも、どうしても殺さなきゃいけないっていうなら、そうするしかないとも思ってる。

率先してどうこうとは思わないけど。

[頭を掻いて視線を逸らしソファに身を沈めて先ほど掴まれた左足首をさする]

ほんっと、サイモンの奴最低だよ。
アタシら勝手に巻き込んで、自分だけさっさと死んでさ。

(173) 2010/07/22(Thu) 01時半頃

【人】 受付 アイリス

[先に行く、と言ったオスカーを不安そうに見るが、
 うなずき、彼に任せた]

…気をつけてね、オスカー君

[先ほど、掴まれた手首を撫でた。
 そこに痛みは残らず、うっすらとピンク色の跡だけが
 間近に見た彼の赤い目と顔の出来事を記録していた。
 ごめんなさい、と謝られても勝手にドギマギしていた
 ...には彼に謝られる覚えがなかった。
 ホリーに話さないで、とは?残された意味の深い言葉を
 胸のうちに、前を行く彼にホリーと共に従った]

(174) 2010/07/22(Thu) 01時半頃

【人】 受付 アイリス

―回想・3階―

[無害な、転がる丸いものに...が気づくことはなかった。
 オスカーの警告、ホリーの悲鳴に頭を上げたとき、
 既に目玉は視界には入ってこなかった。

 2階へたどり着く。改めてテッドやパティの顔を
 見られると、泣き出したいほど安心してしまった。
 熱い安心の水に浸りきる前に、消火器へと
 伸ばされた手との戦いを息をつめて見守り、
 上級生として動けず、すくんだ足を自分で呪った]

(175) 2010/07/22(Thu) 01時半頃

【人】 双生児 ホリー

―2階廊下―

[やっとの思いで外に出て、思い切り扉を閉める。
閉めた扉の内側、べたべたと幾つもの手形がついて――静かになった。
鋏を抱きしめ、荒く息を吐く]

……もう、さい、あく。

[長い髪はすっかり乱れていて、項垂れた。
逃げ出す途中で腕に触れられた部分に、未だぬるぬるとした感触が残っている気がした]

(176) 2010/07/22(Thu) 01時半頃

【人】 先輩 パティ

[電話中のラルフをぼーっと見ていればテッドとノックスが戻ってきた頃だろうか、彼らにソファに頭を預けたまま視線を向けて]

……なあ、今アンタらが鬼だと疑ってる奴って誰かいる?

アタシは……疑ってるってわけじゃないけど、なんか様子が変だなって人は居るんだけどさ。

[そう言いながらチラリとマリアンヌを見たが、視線は気付かれただろうか]

(177) 2010/07/22(Thu) 01時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 01時半頃


【人】 受付 アイリス

―回想・2階廊下―

[そうして、またマリアンヌと会うことができた]

……おばさん!

[オスカーと、上階から降りてきたマリアンヌの間に、
 一触即発の空気が流れたように見えた。
 セシルのいった「鬼を殺す」ゲームには、こうした
 やりとりから人間同士が誤って殺しあうのも
 計算に入っているのだろう。だからこそその一瞬が
 改めて怖くなり、両手で胸を押さえて安堵した。
 マリアンヌやテッドたちの話を聞いて、思案した]

みんな怖い目にあってるんだね…
セシルが、追い込んできてるのかな。
鬼を探せって言ってたよね、武器も…

(178) 2010/07/22(Thu) 01時半頃

【人】 受付 アイリス

[ちら、とマリアンヌの包丁を見た。
 鈍い光を放つ肉切り包丁の殺傷力は疑いようがない]

お化け屋敷みたいにしておどかすより、
やっぱりころ、殺し合いをさせるのが目的だと思う
15年前のセシルも同じことをさせられたんだったら
セシルが言ってた、能力の話はすごく…
大事なことになってくるんじゃないかな

霊能者とか、いるなら大事にしないと
後からおれがおれがーってなったら、困るよ

[でも、だからどうすればいいのかわからない
 落としたビーズ箱みたいに四方八方に散っていく
 考えを集中するべく両の眉間をグーでぐりぐり
 するが、何も出てこない。
 代わりにポケットの携帯がずっと震えていることに
 気づいて、おもむろに取り出した]

(179) 2010/07/22(Thu) 01時半頃

【人】 華道部 メアリー

[この中に、「鬼」がいるのか。
「鬼」を殺さないと、此処から逃れることはできないのか。

けれど誰が鬼なのかなんて、分からない。だったら、――――…]

……………っ。

[顔を上げればテッド>>146と視線があった気がして、慌てて俯いた。長い髪がふわりと揺れる。
ノックスとテッドがどんな会話で盛り上がっているのかは、知る由もなく]


こわい。

[小さな声は、多分誰にも届いていない。
考えた末に思い至ったこと。少女にとって、「一番こわいこと」は]

『そんなこえーのかよ!』

[思考に重なるように、テッドの声>>153が耳に届いた。
何処か場違いに明るいその声に、きょとんとして瞬く]

(180) 2010/07/22(Thu) 02時頃

【人】 華道部 メアリー

[子供みたいな二人のやり取りは、内容までは分からない物の、なんだか楽しそうに見えた]


―――――くすくすくす。

[ほんの少しだけ、表情が緩んだ。そうしていれば、今度は此方を見たノックス>>159と目があった]

……………っ!!

[慌てて俯くのは先ほどと同じだが、今度は真っ赤になっていたとか]

(181) 2010/07/22(Thu) 02時頃

【人】 受付 アイリス

>>161[ポケットから取り出した携帯は、どのくらい前から
 震えていたのだろうか]

ああっ!せっかく電話かけてもらってたのにー

[先ほど、現状を申し送りしたラルフの声は
 どこか硬くて、ぶっきらぼう然としたものを感じた。
 それが電話の向こうでのやりとりから生まれるもので
 あったが、...は間の悪い電話をしてしまったのだろうと
 後悔があった。今度電話できたらちゃんと、と
 思っていたのにこの体たらくで、...は情けない顔になった]

もしもし?マクベイン君?……うん、そうよかった
こっち?こっちって、教官室?
あ、もしかして先生が!……いないよね…

…うん、うんわかった。ありがとう、マクベイン君

[百面相しながら電話を切って、メアリーたち3人の
 無事と待ち合わせ場所をその場の皆に伝えるだろう]

(182) 2010/07/22(Thu) 02時頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 02時頃


先輩 パティは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 02時頃


【人】 受付 アイリス


―現在→・1年C組教室―

[それから。様々な思惑や逡巡の末、
 テッドたちはどうしただろうか。
 ラルフたちが教官室で待っていることを告げ、
 約束どおり双子の教室に寄ることにした...には
 彼らの取る道は知れなかった]

行ってくるって!…だいじょぶ?じゃないよ
私も一緒にいっていいかな

[ホリーが拒否することはなかったので、
 おじゃまします、と誰にともなく挨拶をして
 ...は1−Cの教室に足を踏み入れた。
 篭っているはずの空気は外よりも冷えて感じられる。
 夜の教室なんて初めての場所だが、わくわくするような
 ことは何一つなかった。背筋凍る思いがするだけだ]

(183) 2010/07/22(Thu) 02時頃

【人】 受付 アイリス

いたっ!ごめん…

[手探りで歩くと、机にひっかかって
 こする音が響いた。驚かせたことを2人に詫びて、
 振り返ったホリーに笑いかけた瞬間、]

ホリー!あぶない!

[刀で厚い氷を両断するような音が振ってきた。
 鋭い派と黒い持ち手の鋏が落ちてきたのだ
 どこから?…見上げてもあるのは天井だけだ]

ホリー!ホリー怪我してない?
だいじょぶだった?

[椅子が足をひっかけるのも構わず、
 床にぺたんと座り込んだホリーに駆け寄った]

(184) 2010/07/22(Thu) 02時頃

【人】 生徒会執行部 ラルフ

[アイリスとの通話を終えると、電話を切ってふぅとため息をつく。
電話で中断する直前の、パティの台詞が頭によぎった。

どうしても、殺さなければいけないとして。
お前は殺せるのか――?

言えなかった言葉。
彼女とは相性こそ悪かったが、だからこそ知らない相手ではない。他のクラスメイトに比べれば、ずっと交流は多かったのだ。
聞きたくなかった、聞くべきではなかったと後悔しながら、ほとんど殺傷力のない剣をぐっと握り締めた**]

(185) 2010/07/22(Thu) 02時半頃

受付 アイリスは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 02時半頃


生徒会執行部 ラルフは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 02時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2010/07/22(Thu) 02時半頃


【人】 双生児 ホリー

―廊下―

[暫くその場で息を整えて]

……移動、しましょうか。
多分、早く合流したほうが、いいような。

[今は静まり返った教室をちらと見る。
絆創膏を取りに行くという当初の目的は果たせなかったが、中に戻る気にはならない。
2人の承諾を得てから、先程電話で大丈夫らしいことの確認された教官室へ向かうことになるか]

(186) 2010/07/22(Thu) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

―回想:1-C教室―

……鞄、無さそうだね。

[最後尾を歩きながら警戒するように周りを見回す。
無機質な教室は、どこか鏡の中の偽物みたいな感覚がして、
ふっと背後の黒板辺りから気配を感じた気がして振り返る。
しかしその瞬間――]

っホリー!?

[妹の短い悲鳴と、アイリスの叫び。
ぱっと駆け出し座り込むホリーのもとに近付く]

怪我、してない!?

[その声はアイリスのものと重なったか。
鋏を抜こうとするのに気付けば、手伝っただろう。
そして黒板の怪異の時は、ふたりを庇うように前に
出ている事しか出来ず、どうにか廊下へ逃げ出した]

(187) 2010/07/22(Thu) 02時半頃

【人】 受付 アイリス

―1年C組教室―

[深く刺さった鋏を両手で引き抜くホリーに
 いま、触れるのはとても危険だろう。
 彼女から少し間隔を開けて自分もその手元に
 集中していると、

――カツ、]

うん?

[疑問符を浮かべ、黒板を見るホリーの動きと
 まったく同じ動きをしていた。
 まずは白のチョークから、やがて次々と
 浮かび上がるチョークたちが黒板を塗りつぶすのを
 見守る...の目が、丸く見開かれていった。

『オ イ デ』、赤い文字が目から頭の裏側まで打ち抜いた]

(188) 2010/07/22(Thu) 02時半頃

【人】 双生児 オスカー

―2階廊下―

うん。移動、しよう。

[息はもう落ち着いていた。
だいぶ体力は戻ってきたらしい。これなら視れるだろう。
座り込む妹の髪に無意識に触れ、整えたりして。
アイリスも落ち着いた事を確認すれば、教官室のほうを向く]

エメ……アイリスさん。体調は大丈夫ですか?

[心配げな表情で問う。
そして先程の副会長との電話の内容を聞くだろうか]

(189) 2010/07/22(Thu) 02時半頃

オスカーは、ホリーに怪我がないか確認し、手首の何かに気付くか。

2010/07/22(Thu) 02時半頃


オスカーは、濡れたようなホリーの手首をハンカチで拭おうと。

2010/07/22(Thu) 02時半頃


【人】 受付 アイリス

[床から白い腕が伸びて、...のむき出しの脚をつかむ。
 冷たく濡れた気味の悪い感触に全身が総毛立つ。
 つかまれた脚を強く蹴りあげて振りほどき、
 座り込んだホリーに強く手を差し伸べた]

ホリー!立って!
は、あ、危ないよ!ホリー!オスカーもはやく!

[恐怖で混乱したのか、鈍銀に光る鋏を
 ホリーは闇雲に振り回しながら、それでも立ち上がる。
 鋭敏な刃の軌道が間一髪で...から逸れ、
 ホッとするのも束の間...は双子に声をかけ
 教室から出るよう急き立てながら自らも逃げ出した]

(190) 2010/07/22(Thu) 03時頃

【人】 受付 アイリス

……はぁ……っはぁ……はぁ…

[両肩で送り出す荒い息で、喉の奥にまた喘息の兆しが
 ちりちりと感じられる。恐怖と混乱と焦りから来る
 苦痛の表情に、この危機的状況において相変わらず
 自らを苛むこの体への悔しさが加わって、辛かった。

 オスカーに声をかけられる。
 両膝に置いた手を支えに体を折り曲げたまま、
 長い栗色の髪を透かして、へらっと笑って返事をした]

……うん、だいじょぶ………
みんなと合流、しよっか…

[喉がゼロゼロいいはじめた。悪い兆候だ。
 けれど向けられた心配げな表情に、反射的に笑顔で
 ピースして、電話の内容を双子らに伝えるだろう
 教官室で皆が待つ。
 向かえば今よりいいことがある、と信じようとした]

(191) 2010/07/22(Thu) 03時頃

【人】 双生児 オスカー

―教官室前へ―

……行きましょう。

[アイリスとも目を合わせ、確認する。
包丁の柄をしっかりと握り締め直し、教官室へと]

みんな、居るよね。

[ドアは開いていたか、閉まっていたか。
突然入ったら驚かせてしまうだろう。
閉まっていたならコンコンと外からノックをして]

オスカーです! 開けますね。

[そうして扉の窪みに指をかけ力を込める。
包丁は、意識してか見え難いよう下を向けて]

(192) 2010/07/22(Thu) 03時頃

【人】 双生児 ホリー

……あ、ありがと。
大丈夫、自分で拭くから。

[叶うならハンカチをオスカーの手から受け取り、その部分を拭う。
断られたならされるがままで]

……うん。
ちょっと、マシになった。

[そう言って。
その後2人の少し後ろから、教官室まで歩いた]

(193) 2010/07/22(Thu) 03時頃

オスカーは、アイリスに笑顔を向けられ曖昧な笑みを返す。心配の色は隠せずに。

2010/07/22(Thu) 03時頃


オスカーは、どこかで水分がとれないだろうかと考えて、初めて自分が喉の渇きを感じない事に気付いた。

2010/07/22(Thu) 03時頃


アイリスは、ホリーとオスカーのやりとりを見守り、うなずいて一緒に教官室へと向かった

2010/07/22(Thu) 03時頃


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