45 哀染桜 〜届かなかったこの想い〜
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送信機は作動しない。救助には何日もかかる。それが結論だった。
実りのない努力を尽くした末に、誰もが厳しい状況を理解し、きみは自らの使命に目覚めた。しかし、未知の生命体“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
さあ、人間なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が4人、聖痕者が1人、降霊者が1人、首無騎士が2人、風花妖精が1人、鱗魚人が1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2012/03/12(Mon) 00時頃
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[>>0:79>>0:81>>0:86夢だと思って居るから、挨拶交す其処に混ざろうとも思わないが、現状を認識して居ないらしき人物達の質問の声には答えようと、紅い果実の様な唇を開きかけ]
────…… 、
[柔らかい茶色の髪の男が構えた弦と弓から生み出される、胸掻き毟られる様な音に、きり。と唇噛んで、桜の幹に爪を立てた。]
(1) 2012/03/12(Mon) 00時頃
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───……ぽつり、ぽつりと。
桜の蕾が、ふくらみはじめる。
けれど、まだ花開くまでには至らない。
嗚呼もっと。
もっと。
哀しい想いを……───。
(#0) 2012/03/12(Mon) 00時頃
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[表面上の笑みを浮かべたまま 人々の中に、あの人の姿を探す……―――。 けれど、見つかる訳はなく。]
――……夢は優しくて 夢なのに残酷か。
[歌わせられなかったヴァイオリンは鳴ってくれたけれど 恋しい人の姿は夢なのに、夢だからこそ、見えない。 小さく呟いた言の葉、地に落ちて。
近くの樹に背を預け、人々の会話を耳は拾う。 夢の中の人たちは、何故か皆此処に居る理由が判らぬようで、 夢なのに面白いな……と、思うも唇は弧をもう描かない。 暗い色の瞳は、女が未だ桜の木に詰めたてているならば、 そちらに流れて、そうでなければ綻ぶ花を見上げた。]
(2) 2012/03/12(Mon) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 00時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 00時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 00時頃
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[ギプスをしている男が、ただ黙ってその場に居るのを、不思議そうに見つめてしまっていた。 >>0:105声を返され、わたわたと話し始める]
わ、ご、ごめんなさい。 別に、用事…とかじゃ、無いんですけど…‥
あの、貴方も、気付いたら"ここ"に居たのでしょうか?
…すみません…突然。 私は、エリアスと言います。 歩いていたら突然、この場所に来てしまって、 何が起こったのか、分からなくて…
[他人と話す事に慣れておらず、男の顔色を窺うように話す声は、消え入る様にか細い。]
(3) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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[胸の底、重く沈んだ哀情掻き立てる音に、苛立たしげに茶髪の男を見遣り、幹から手を離してポケットに仕舞った携帯を一撫でする。 男の演奏が終われば、漸くほぅ。と息を吐いた。
>>0:100音の余韻振り払う様に黒髪の男へと振り向き]
────いいえ。
でも、そうとも云えるのかもしれない……。
[首を傾いで項から亜麻色の髪をさらりと流し、曖昧に答えた。]
(4) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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[>>0:102呟きには頷きを。]
そうだね。 不思議。
[其々が此処まで個性的な夢は初めてで、少し、面白くもあった。]
(5) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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[>>3一応視線は向けているが、名を告げられても、興味示す様子はない。 ただ、問いかけに答えるのみ。]
俺も知らない。 家で気を失ったと思ったら、ここにいた。
[名を問われれば、先と同じように「ヒュー・ベイリー」だと答えるが、それ以外は、やはり問われなければ喋ることも殆どしない。]
(6) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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エリアスは、ヒューの側の、樹の幹に背を預けた。
2012/03/12(Mon) 00時半頃
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[綺麗な人だと思った。あの人より。 けれど、自分が好きだった彼女じゃない。 まずそう思ってしまうのは何故だろう]
…桜……薄紅色…… 貴女のようですね。不思議です。
[白でも、紅でもない。 そして、二つの色の何にも似ない儚なさ。 目の前の女性の言葉に、なぜか被る]
どちらから?
[彼女の口調から、ここの人ではないのだととりあえず判断した。 そして、近くにいる人々にも、勿論頭を下げて]
(7) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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[此処はどこだろう。]
あの人がいなければ、何処でもいっしょね。 関係ない。
[夢中だった頃はあんなに何もかもきらきらしていて時間の経つのも速かったのに。 今は何もかも色褪せて見える。
早く過ぎてしまえばいい、と思う程時の流れは遅くなる。]
……貴方に想いを届けることもできない、こんなわたしなんて
いらない。
[無意識に握り締めた右手にはまだ切抜きがあって。 くしゃくしゃの笑顔を見たい 見れない
見たくない]
(8) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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[見上げた先、この時期には早く綻ぶ花弁。 ヴァイオリニストは、樹に背を預けたまま そっと瞼を伏せる。
自分が此処に居る訳など、夢ならば夢だからでしかない。 だから、夢の住人達の言の葉を拾っているほうが、 何故を考えるより有意義に思えた。
演奏者の長けた聴力は、様々な会話を聞き分ける。 嗚呼、こうして不思議な桜の傍にいれば ――……違う世界の音さえ聞こえてきそうな*気すらした*]
(9) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 00時半頃
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つかれ、ちゃった
[大きな桜の樹の根元、投げ出すようにして身を横たえ。 目を閉じれば意識は闇へ
どうなってもいいし、周りに見えた人たちへも関心が湧かなくて。 (分からない。) (起きて気分がましになってたら、)
暫し、無防備なままで眠る ――いえ、気絶、といった方が良かった*かも*]
(10) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 00時半頃
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[>>#0視界の端にずっと在った、蒼月を映した色の蕾が、ぞわりと動いた気がした。…──否。節くれだった枝の先で色付く白は、先程より確かに存在感を増して居る。
夢ならではの、美しくも幻想的な変化。 なのに何故か、女の背を百足が走った様な悪寒が駆け抜けた。]
───…っ。
(11) 2012/03/12(Mon) 00時半頃
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[俯きかけていた首を擡げ、隣にかけた、銀色の髪の少女を見る。]
…………。
[浮かべるのは、怪訝な表情。]
(12) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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……私みたい?
ありがとう、と云ってもいいのかな。
[>>7黒髪の男に桜に喩えられた。 云われ慣れたお世辞とは違う響きは厭では無かったが、それだけに真意を測りかねる。不思議と云われたのだろうか、とも思う。
男は尚も問う。 此れも不思議だ。 知って居るだろうに。貴方が私なら。]
────此処では無い処から。
[だから、叉も返事は曖昧に。 ただ少しずつ、自己の夢であるという認識に、違和を感じ乍ら。]
(13) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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[改めて辺りを見渡す。 此処にあるのは、仄かに蒼い桜の木と。 両手で余る人数の、男女。
桜の木の根元で、横になった少女>>10が目に入る。 シッター先の子どもも、所構わず寝ていたことを思い出して少し淋しくなった。]
こんなところで寝たら風邪をひいてしまうわ。 何か掛けるもの……。
[解雇され、私物を纏めて来た荷物を探す。 少しの着替えと、子どもの為にと持ち歩いていたバスタオルがあったはず。 しかし、持っていた荷物が見当たらない。
仕方なく、着ていた上着をそっと掛けておいた。]
(14) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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[樹の幹に寄りかかるような体勢をとって、一つ溜息をつく。
>>6少しぶっきらぼうに言葉を返されるも、不思議と怖さは感じなかった。]
気を失って… まるで、夢の世界の様、ですね。
あの……、"夢"の中で尋ねるのも変、だけど――
[彼に名を教えてもらい、頭の中でそれを反芻する。 答えてくれた彼の方に、にこりと微笑んだ]
(15) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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ちょ……!
[顔色を変えた女性に、慌てて。 触れることにはためらいがあったから、 伸ばしかけた手はそのまま一瞬行き場を失うが]
大丈夫ですか?何か、ありましたか?
[奥手だった青年は、結局戸惑いがちに声をかけるだけ]
(16) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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……戻れるのかな、ここから…。
[その問いかけは、誰にともなく呟いたもの。
それを聞いた誰かが、答えてくれるかどうかまで考えてはいなかった。内心、戻れなくともいいやと思いながら揺れる枝葉を*見つめていた*]
(17) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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[>>13それでもまた応えてくれる女性に、 わずか安堵のため息一つ]
…俺も、ここじゃないところから。 桜は沢山見たことあるんですけどね。
[翠が写す空の色。深みを増した目の色は、 月へ届かない愛しいものをみる]
…皆、そうなんですかね。 知らないところからきて、知らないところについてしまった。 桜の下に。
(18) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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[>>16顔色の変化を気取られて、慌てた。]
別に。
[視線を逸らし少し突慳貪に云って仕舞ってから、ポケットの中、手先に触れる携帯をぎゅっと握り]
───桜が。
[出来るだけ、きつくならぬ様、桜を指差して云った。 其れはきっと、男が続きを紡ぐ前。>>18]
(19) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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……さぁ?
[戻れるか戻らないかなど、そういえば、今言われて漸く思い出した。
もし、これが夢ではないのなら。 どうすれば、戻ることができるのか。]
夢で、ないなら───。
[もし、夢でないのなら。 あの村に、戻る理由はあるのだろうか。
彼女のいないあの村に、何故、今更戻る必要が……]
(20) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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[上着を少女に貸せば、やはり少し肌寒い。 根元から数歩離れ、桜を見上げる。]
……綺麗。なんだか、怖いくらい。
[思わず両手で自分自身を抱き締めたのは、寒いからだけではないかもしれない。]
(21) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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[男は桜の変化に気付いたか。 気付こうと気付くまいと、其れ以上何も言及はせず。
男の視線の先、不気味に桜を照らす月を榛色に映した。]
(22) 2012/03/12(Mon) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 01時半頃
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[本のページを開いたままに、木の幹に背を預け、目を閉じていれば少しの間、眠ってしまっていたのかもしれない。
流れる弦の音色に薄く目を開けると、人は更に増えた様子で。]
…へんなの。
[小さく呟き、目を擦った。]
(23) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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[トーンを落とした声を拾う者は、目の前で愛おしげに月を見上げる黒髪の男の他には在るまい。 内緒話めいた囁き落とした女は、しかし男が答えを呉れるのを待つでもなく、長い睫毛の下の榛色を月に据えて居る。**]
(24) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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あぁ、確かに桜ですね。
[彼女の様子に気付かなかったのは 多分青年が鈍感だったから]
お大事に。まだ寒いですから。
[そんな、他にもやりとり>>18をした後 やっと桜をみる。
ぞわりとしたものが背筋を走るが、 ただの寒気かと思い、顔には出さない]
(25) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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ううん、というより、あんな身体になって夢が見られるのかどうかわからなかったし。 意味が……あるのかな。それもわかんないけど。 夢なら醒めないでほしいな。もう、あんなとこ戻りたくない。
[コンビニの屋根から見下ろす景色は、もう。 少し暗くなりそうで、無理やり笑って、誤魔化した。 舐めるような視線(>>95)は感じても、何かついてるかな、とこっちも視線返すだけ。]
――みんな、ここがどこだかわかんないなら。 なんでみんな、ここに来たんだろうね。
(26) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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[何のために生き抜いて。 何のために戻ったのか。
両親は既になく。 愛国心がそれほど強いわけでもなく。
ただ、彼女のためだけに。 傷付いても、戦って、生き延びて……。
それなのに…………。]
……いっそ……。
[いっそ、戦場で。 彼女への美しい想いを懐いたまま、死んでしまった方が良かったか。
そんなことを考えながら、ふらりと立ち上がると、桜の幹に触れようと、足を引きずり、歩き出す**]
(27) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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──月を。
[愛しい人を写す鏡という。 同じ月を見れば、心が通うのだと。
綺麗だった想い人は言っていた]
貴女の愛しい人も、見てるのかもしれないですよ 同じあれを。
[やわらかい笑みは、月の光にどうみえるか*]
(28) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 01時半頃
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[去年の春はお弁当を作って、彼と彼の子どもと一緒にピクニックに行った。 その帰り、満開の桜の下をはしゃぎ疲れた子を背負う彼と一緒に歩いて。 殆ど話すことはなかったけれど、それは心地の良い沈黙。 あの時見た桜は、薄紅色だった。
今年もまた、一緒に行きたいと思っていた。 しかし、今年はきっと彼は別の人と一緒に行くだろう。 そう思うと、哀しくて切なくて。 蒼白い桜の蕾をじっと見つめる。]
(29) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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[止んだヴァイオリンの音色にぽふぽふ拍手して、桜を不意に見上げる。 ざわざわ木ずれの音がして、少しだけ花の開きが大きくなった気がした。]
こう、さ。 だんだん開いてくのって、お花見の醍醐味だよね。
[本当にこのままずっとここにいられたら。 もうあそこを見下ろして、あんな幸せそうにせつない背中を思い出すこともない。]
(30) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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[男の返答にちらと一瞥呉れて]
もう、私の想いは行き先を喪って仕舞ったよ。
…───知ってるでしょう?
[男も、周りの人物も、全て己が意識の一部と思い込んで居る女は、哀しげに、そして自嘲気味に口元を弛めた。]
(31) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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クラリッサは、もう、自分が見上げる月と"彼"が見上げる月が重なる事は無いのだと、知って居る。**
2012/03/12(Mon) 01時半頃
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…? いいえ?
知らないよ。貴女も、俺のことを知らないのに。
[返す言葉は、あくま柔らか。 朝露を浮かべる新芽のように]
……寂しい月も。 ありますか。
(32) 2012/03/12(Mon) 01時半頃
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ベネットは、ただ月を静かに見て居る。秋湖に浮かぶような、月*
2012/03/12(Mon) 02時頃
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[桜の向こうに月が出ている。 ぼんやりと眺めながら、そっとその場に座った。**]
(33) 2012/03/12(Mon) 02時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 02時頃
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ん。 おはよー?
[目を覚ましたらしいヨーランダ(>>23)に、軽く手振ってみる。]
お花見でうたた寝っていいよね。 でも、風邪引かないようにー? あ、夢なら平気かな。
[なら僕も寝ようかな、なんて落ち葉の上にごろん。 ちょっとさっき来たばっかりの、あの女の子が羨ましかったりしたわけじゃない、決して。 背中を地面につけられるなんて久しぶりだからだ。そういうことにしておいてほしい。 ただ、目を閉じるわけじゃなくって、ごろりと寝転んで、下から桜と月を見上げているだけ**]
(34) 2012/03/12(Mon) 03時頃
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[>>20男が呟く声が耳に入る。 その様子から、あまり積極的に戻りたいとは思っていない、ように感じた。
ギプスの男から視線を逸らし、風に散ってゆく花弁が、月光で反射し青白く輝くのを目で追う]
――…そういえば私、どうして夜道を…。
[記憶を辿ろうとすると、何処を目指して、何処から歩いてきたのかが判然としない。 つい最近まで、何も無い白い壁に囲まれた部屋に居たのは、覚えているのだが。 その様子を思い出して、苦笑する]
もうあそこには…
(35) 2012/03/12(Mon) 17時頃
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[…戻りたくないな、と口の中で呟く。
体調を崩せばすぐに入院が決まり、常に個室があてがわれた。 毎日一人で過ごす白の空間。 いつか想い人が見舞いに来てくれるのではないかと、少し期待した事もあったけれど、私が入院している間に、先生は別の学校に行ってしまったらしい。 会いに行くには、遠すぎる距離だった。
これを切っ掛けに、忘れようとしたのに――出来なかった]
だから、"ここ"に居るのかな。
[何となくだが、まだ掴めぬこの世界の事を、少しだけ理解する事が出来た気がした。]
(36) 2012/03/12(Mon) 17時頃
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[桜の樹から身を離し、改めてその場を見つめてみる。 少し離れた場所に、―――他の桜か。それとも別の樹か―― 腰掛けられそうな切り株があるのに気付く。
(少し、座って休もう)
他の人も周りにはいるのだが、目が合えば微笑みかけるにとどめ、そちらへと向かおうと足を進める。 と、樹の近くで横になっていた青年の脚に、躓いてしまった。]
わっ、ぁ…ご、御免なさいっ。 下、良く見て無くて…
[慌ててその場にしゃがみ込んで、ブロンドの髪の青年の顔を、おずおずと気まずそうに覗いている**]
(37) 2012/03/12(Mon) 17時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 17時頃
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[ヴァイオリニストの青年は、暫くして再び瞼を持ち上げた。]
音が少なくなったと思ったら……―――。 夢の中でも眠るとは、面白いね?
[面白がるような声音で、独り言を落とす。 面白がるのは、これは自分自身の夢だと思っているから ――……自分自身を。
聴こえていた人々の会話も、どこか失恋を思わせるものがあって。 夢の中の他者も自身と同じような境遇にすることで、 慰めようとしているのだろうかと、思う。 それでいて、いや、だからこそ……か、 ヴァイオリンを再び構えるのは。]
(38) 2012/03/12(Mon) 20時頃
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[ヴァイオリンが歌うメロディは――……夢路より。 美しき眠る人よ、私の為に目覚めて、と願う曲。
視線の先、黒髪の乙女が、誰かの上着をかけて寝ている。 けれど、目覚めてと願う筈のメロディは、 逆にそのまま寝てしまえばよいと訴えかけるような音色。
知っているから、自分の目覚めを真に願ってくれる人など ――……いない、と。]
(39) 2012/03/12(Mon) 20時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 20時頃
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[ふっ、と。 目覚めて見回しても部屋じゃなかった。
その事に不安になる自分と、 安堵する自分と。
流れる旋律>>39に誘われていつまでも横になっていたい そのまま自分という存在が失われるまで。
けれど地面がひんやりするからしょうがない。 渋々身を起こす と]
んっ?
これ……。
[ぱさり、滑り落ちた上着は自分のものではなくて。 軽く畳んで抱えればぬくもりが残っているような錯覚。]
(40) 2012/03/12(Mon) 20時半頃
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――おわ、びっくりした。
[脚につまづかれるくらいなら、そこまで痛いと思うようなこともない。 それより驚きが勝って、視線を月から彼女へ移す。]
寝てた僕が悪いしー、気にしない。 それより大丈夫? 怪我とかない?
[顔覗きこまれれば、平気平気と体を起こす。 ああ残念、脚じゃなくて腕の方でつまづいてくれればちょっとイイモノが見れたかもしれないのに、なんてのは心の中だけにしまっておこう。 これがあいつだったら、堂々口にしてビンタの一発くらい貰いたいとこなんだけど。]
(41) 2012/03/12(Mon) 20時半頃
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一体誰が……
[眠る前に周りにいた人々の顔はよく見ていなかった。 でも知人はいなかったはず。
(赤の他人、それも樹の下で眠るような人間を心配してくれる人がいるのね)
思う心は感謝とも呆れともつかぬ感情を伴って。
辺りを見回して、短髪の女性>>33がまだ近くにいたなら近付いて尋ねてみようか と。 上着は女物だったし、彼女は薄着だから、可能性は高い。]
(42) 2012/03/12(Mon) 20時半頃
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ノックスは、ヴァイオリンの音色に気分がいいのか、でたらめな鼻歌を歌っている。
2012/03/12(Mon) 20時半頃
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[近付いて尋ねた声は警戒心と初対面の人間に話しかける緊張感とで内緒話くらいのボリュームになってしまった。
それでも差し出した上着に彼女が頷けば。 お礼を言うつもりでは、ある。*]
(43) 2012/03/12(Mon) 20時半頃
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[でたらめな鼻歌が聴こえてくれば、昏い色の瞳はそちらを向く。 鼻歌の主に躓いた女は、どうしていただろうか。 ともあれ、でたらめな鼻歌の音階がずれているようなら、 ヴァイオリニストは、密やかに片方の眉を跳ね上げて見せるだろう。
けれどそれ以上の動揺は、表上は見せない。 それは、彼が最初の曲に、拍手をくれたからか、それとも……――。
やがて、鼻歌に合わすように、 ヴァイオリンは即興のメロディを歌い始める。]
(44) 2012/03/12(Mon) 21時頃
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[>>32不思議そうな、男の顔。 違和感は強まる。
けれど返る言葉は飽く迄もやはらか。]
───…。
[女は開きかけた唇を閉ざし、また開く。逡巡の侭に。]
そう。 どうして知らないんだろう。
若しかして、本当に貴方は私じゃないの?
(45) 2012/03/12(Mon) 21時頃
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クラリッサは、びっこを引いたギプスの男が寄って来れば、自然視線はそちらへ逸れる。
2012/03/12(Mon) 21時頃
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[言っちゃアレだが音楽の成績はそんなにはよろしくない。 カラオケは人並だったけれど、知らない曲に鼻歌を合わせるなんて芸当はできようもなく。 それはそれは見事に外れた音だったが、いつの間にか曲のほうが鼻歌に合わさっているようなら、今度はこっちの眉が上がった。 音楽を演る人ってのは、人に合わせることもできるらしい。 鼻歌歌ってるせいで声はかけられないが、下手にかけても邪魔だろうと視線向けて笑顔見せるだけ。]
(46) 2012/03/12(Mon) 21時半頃
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[>>39叉、ヴァイオリンの音。 先程よりは高い、メロディアスな旋律。
なのに矢張り、内へ沈み込む様な重苦しさを感じる。
女は柳眉を寄せて俯いた。 音に籠められた意識に影響を受けまい──と。]
(47) 2012/03/12(Mon) 21時半頃
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クラリッサは、旋律が鼻歌に合わせる様に変われば、そっと息を吐く。*
2012/03/12(Mon) 21時半頃
|
[鼻歌に合わせることができたのは……――。
過ぎる記憶。 それは、相手が微笑みかけてくれば色濃いものに。
弓が、ヴァイオリンを歌わせることを放棄する。 嗚呼、あの人も、音痴だったと……―――。 柳眉を潜め俯いた女が安堵した変わりのように、 次は奏者が俯く番。]
――……酷い夢だ。本当に。
[ややあって上げた視線。冷たい色で年若い青年を見る。 似ていないのに、思い出させる。 忘れたいのに、忘れることを拒否するかのようなのは、 自分自身の深層心理が見せる夢だと……。 思うからこそ、相手に向かって放った言の葉。]
(48) 2012/03/12(Mon) 21時半頃
|
|
……そう?
[酷い夢だ、というのに、思わず鼻歌止まって聞き返した。 自分はいい夢だ、と思っていた、から。 冷たい目の色。もしかして下手すぎて機嫌を損ねただろうか。]
綺麗な桜の下で、知らない人と集まって、ヴァイオリンの音がして。 僕は結構いい夢だと思うよ。
[少なくともあのコンビニの上で、あいつの幻影を見続ける生活より何百倍もいい世界だ。 戻りたくなんてなくなるくらいには、いい、世界だ。]
(49) 2012/03/12(Mon) 21時半頃
|
|
[また、ヴァイオリンの旋律が聞こえてくる。 月を眺めながら、聞くとなしにただ座って。
先程上着を掛けた相手がこちらに近付いてきたこと>>42に気付いてはいない。]
(50) 2012/03/12(Mon) 22時頃
|
|
[驚いてあげた声は、彼女にしか聞こえないくらいの小さく掠れた声。 恥ずかしそうに小さく笑いながら頷く>>43。]
寒くないですか? 風邪をひいたら大変ですよ。
[差し出された上着を受け取る。]
(51) 2012/03/12(Mon) 22時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 22時頃
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良い夢か……嗚呼、そうとも取れるね?
[優しさは時に残酷。 そんなギリギリを掠める……そんな夢だと思う。]
知らない人と集まって……―――。 でも、君は僕の中の一部だろう? 夢だというならば。
[瞳の色は、自分に向ける色。 淡いブロンドの青年を見ているようで、見ていない。 緩く弧を描く唇は、嘲笑の形に近い。]
それとも、多数の夢路の道が此処で交わった、と?
[貴方は私でないの? そんな、謎かけのような言葉を先ほど拾ったのか。 ただ思考が重なっただけか。 奏者は、笑みを刻む唇で問いかけを紡いだ。]
(52) 2012/03/12(Mon) 22時頃
|
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ありがと。
[推測は当たった模様。 上着を受け取った>>51のを見届けてから、遅れて呟いた礼はさっきよりは大きく。]
自前のマフラーがあるもの、だいじょうぶよ。 それにわたしが平気でもお姉さんが風邪ひいたら意味ないじゃない。
[マフラー、といって首に巻いてみせるのは髪の毛。 ふわふわとした髪は好きで伸ばしているわけではなくて、目の前の女性のようなくせの少なそうな髪質だったら短くしたかった。
……お礼を言ってしまえばすることもなくて。]
わたし、中野麻子。あーこ、とかまことか、好きに呼ばれてる。 貴女はだれ?ここがどこか分かる?
[思いつく言葉は質問ばかり。]
(53) 2012/03/12(Mon) 22時頃
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? ああ、そっか。 そういうことになっちゃうのか。
[君は僕の中の一部、にはじめは疑問覚えたけれど、脳内映像が夢だっていうなら確かにそういうことだ。僕が考えてる、僕の想像の中の何か。]
でも、僕はみんなのことは知らないわけだけど、お兄さんは、誰? 僕は楠木望。そこはたぶん、間違いないつもり。
[そういえばさっきのお兄さん――ヒューの話から行くと、死んだ人が集まる、なんて可能性もある。 残念ながら僕には全くそれを否定できやしないので、むしろその仮説は濃厚にさえ思えた。]
(54) 2012/03/12(Mon) 22時頃
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ゆめじのみち、ってのがどうかはわからないな。 そもそもわからないことが多すぎるしさ。 ただ、何か共通点でもあるなら、集まった理由もあるのかもね。
最近何か、あった?
[何気なく聞いた一言。 聞き返されたらぐっさりくる気もしたが、そこはそれ。]
(55) 2012/03/12(Mon) 22時頃
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…おはよう?
[薄い金髪の少年からの目覚めの挨拶に、何処か疑問符がつく様な音で返すのは、これが夢なのか現実なのか、彼女自身にも認識しきれていないから。]
山奥だけど、不思議とそこ迄寒くはないけれどね。
[風邪を、と投げられた言葉に一度ぐるりと首をまわしてから、ゆっくりと手に持った本を閉じた。]
(56) 2012/03/12(Mon) 22時頃
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[マフラーと言って首に髪を巻く彼女>>53に、切なくなる。 ああ――あの子も、彼とそっくりな髪を伸ばして。同じようなことを言っていた。 お揃いだと一緒になってはしゃいだのは、ついこの間のことのようにも思う。]
暖かい、でしょうね。 私は寒いのには慣れているから大丈夫。
[髪を切ってしまってから、首は寒い。 短くなった髪に手を伸ばし、小さく笑う。]
ナカノアサコ?……マコ? 私は、パティ。
此処が何処なのかは、分からないわ。
[聞き慣れない名前に、僅か首を傾げるが自分も名乗る。]
(57) 2012/03/12(Mon) 22時半頃
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――……一人一人に名前まであるのか。
[淡いブロンドの青年が名乗る。 近くか遠くか、黒髪の眠っていた女も、 初めに視線があった女に名乗りを上げていた。
一人一人に名をつける甲斐など、自分にはない筈 ……――と、思いながら口を開く。]
セシル、だ。
[苗字は紡がない、紡げない。 名前だけを紡いで、言を繋ぐ。 まるで、間違えた音を音で取り繕うように。]
夢路の道とは、意味が重なってしまっていたな。 夢路だけで、夢の路という意味なのに……。 共通点か……―――
(58) 2012/03/12(Mon) 22時半頃
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[判りやすく脳裏をかすめるのは、 中野麻子と名乗った女が一度眠る前に呟いていた言の葉。]
――……絶望、か。
[失恋と音を紡ぐのは、ヴァイオリンを歌わせられなかった あの時と同じぐらい、難しいことだった。]
僕は、絶望を感じたよ。 君も……―――?
[問いかけは、傍に居る全てに向けて。 届くなら、波紋を広げる。]
(59) 2012/03/12(Mon) 22時半頃
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ね。あんま寒くないね。 春っぽくて、いーかも。
[そこ迄寒くない、にうんうん頷いた。 そういえばこうやって桜の木下でお花見がてらお弁当とかカップルらしいこともやったよなあ、とか、思い出すのは相変わらずあいつの事ばかりなんだけど。]
ヨーランダ、さん? はー、最近何かあった?
[この際だから聞いちゃう、共通点探し。]
(60) 2012/03/12(Mon) 22時半頃
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[耳に入ったのは、独り言の様な呟き >>38。 ゆるりと銀を揺らし、瞳をむけた。]
貴方は、これが夢だと思ってる?
[抑揚のない声で、問う。]
どうして?
(61) 2012/03/12(Mon) 22時半頃
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パティ?
(何だか漫画か小説のキャラクターみたい。)
[けれど彼女>>57の髪色や瞳を見れば冗談とも思えない。 他にも金髪の人間はいるようだし。]
そう。実はわたし、帰りたい場所なんかないからどこでもいいの。
それよりパティ……どこか痛いの?
[聞いたばかりの名を呼んで、脈絡のないような問い掛けは彼女の表情が僅か翳ったように見えたから。 その胸中も知らずに。]
(62) 2012/03/12(Mon) 22時半頃
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――――絶望?
[セシルと名乗ったその人が、ぜつぼう、と口を動かしたのに、僕の脳がそれを受け取るのを一瞬拒否したように硬くなる。 そう、たぶん、絶望だったように思う。 同じ人から二回も振られるなんて、そんな瞬間の、感情は。]
ぜつ、ぼう……
[それ以上、何かを言うことは出来なかったけれど。 もしかしたらその言葉を失う事そのものが、何よりも絶望を語っていたのかも、しれない。]
(63) 2012/03/12(Mon) 22時半頃
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[と。聞こえた>>58声を視線で辿れば
(きっとあの人も漫画のキャラクターみたいな名前なんだわ)
(ほらね。)
セシル、と名乗る彼。 夢うつつで聴いたのは彼の奏でた旋律か、なんてヴァイオリンを見てからする推理にもならない推理。]
……わたし、も。
[続く言葉ははっきりとした音にはならず
幸運なら風が運ぶだろう]
(64) 2012/03/12(Mon) 22時半頃
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[帰りたい場所なんかない>>62、と言われ。 改めて思う。 自分自身が帰りたいのは、あの頃のあの場所なのだと。思いを告げようとしたあの夜に、戻りたい。 ――戻れない、場所。]
……痛い? いいえ。どこも……
[言いかけ止める。 胸は、痛い。
しかし、それを言葉にすることはなく。 ただ首を振った。]
(65) 2012/03/12(Mon) 23時頃
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…俺が貴女なら、貴女は俺だね。 でも俺は貴女みたいに綺麗じゃないよ。
[青年は小首を傾げてみる>>45]
(66) 2012/03/12(Mon) 23時頃
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……死んだって、聞いて。
[何かあったかと >>60 問われれば、返す言葉には様々なものが足りない言葉だったが。]
絶望は、感じなかったかな。 多分。
虚無…って、いうのかしら。
(67) 2012/03/12(Mon) 23時頃
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ヨーランダは、手の中の本に、そっと目を落とした。
2012/03/12(Mon) 23時頃
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夢路の交わる──……。
[>>52ヴァイオリニストの呟きを耳に。 そんな事もあるのかと首を傾ぐ。]
───…。
[あるのかもしれない。一生に、一度位は。
だって、あの夜は。 寂しくて。 寂しくて。]
皆、寂しいのかな。
(68) 2012/03/12(Mon) 23時頃
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知らないのなら…それに意味があるのかな。 隠されたものを見つけるのは
しあわせなのかもしれない ふこうなのかもしれない
[にこり。虚無を笑みにしたような。 そんな、顔]
(69) 2012/03/12(Mon) 23時頃
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……ごめんね、薬とか何もないの。
[痛くない、と最後まで紡がれなかったことに顔を傾け覗き込めばマフラー代わりに巻いた髪がほどけた。 自分の体のどこが痛くても別に気に留めないけれど上着の借りのある彼女が痛いのはいやだな、と。 どこか遠くで思い。]
(70) 2012/03/12(Mon) 23時頃
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綺麗じゃないよ。 だから振られちゃったの。
[>>66黒髪の男には、痛みを堪える様に眉を寄せ。 無意識に、右手はポケットへ伸びる。]
(71) 2012/03/12(Mon) 23時頃
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[伸ばして、すぐに引っ込めた手が゛キャラクターみたいな゛色した髪に触れたかどうか。
彼女が何か言わなければ自分もそれ以上何か言うことなく。 ひら、と手を振って向かう先にはノックス[[who]]がいるかもしれない。]
(72) 2012/03/12(Mon) 23時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 23時半頃
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そう。じゃぁだから俺も振られたんだ。 貴女のせいかな。だって、俺は貴女で貴女は俺なんでしょ。
[自分は初対面の、しかも女性に何を言っているのだろう。 彼女が「貴方は私ではないの?」という問いかけ
夢の中、自分の分身がいたとすれば こんなハナシをするのだろうか。
ポケットにやられた手を自然に翠は追う。 そして、他の人々にも、一度その翠を向けて]
(73) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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[問いかけは、夢路を奏でる前、夢を疑う言の葉を落とした人にも。 あの時、答えなかったものは、先ほど返した。
言葉の意味より、音色で答えを出す青年に、目を細め 視線をヨーランダと言うらしい人に移した。]
――……虚無。 それなら、何故、君は此処に居るんだろうね。 虚無って、何もない、んだろう?
[言葉の意味で、上げ足を取る。 風に乗って密かに微かに、誰かが歌う絶望の歌を聴きながら。]
(74) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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…わ、私は、大丈夫…。 [>>41躓いてしまった相手に、逆に心配されてしまって、何となく気が引ける。 平気だよと告げる顔を見て、一瞬驚いてしまった]
(え…透けて、る……?)
[パチリと瞬きを一つ。 もう一度見た時には異変を感じなかった。
夜目に慣れて来たせいか、月明かりの反射が強くて錯覚してしまったのだと、そう思う事にして]
(75) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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[もう一度、御免なさいと小さく謝ってから立ち上がろうとした時、ふいにヴァイオリンの音色が聞こえてきた。 聞いた事があるような穏やかな旋律に、耳を傾ける。
近くの青年が、それに合わせて鼻歌を歌う姿に、顔が綻んだ。]
(76) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 23時半頃
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[>>69何て寂しそうに笑う人だと思った。 その笑顔で囁かれた声に、胸を鷲掴みにされた。
何度も。 何度でも、思い知らされるから。
自分は。 きっと自分から。 しあわせを手放して仕舞ったのだと───。]
(77) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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[奏者とブロンドの髪の青年二人が話す内容が聞こえて来て、 腰掛けようと思っていた場所へ向かおうとする足を止める。]
夢路……。 [それを辿る途中で、私は"アレ"に呼ばれたのだろうか。 少し、思考を巡らしてみる。 ゆるりと振り返り、見据える先は――]
―――…。
[樹を見れば、桜の蕾達が、風に揺れさざめき嗤っているように感じた]
(78) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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[ほどけた髪>>70。 彼の隣で、あの子の髪を梳かしたことを思い出す。 「僕と一緒で、こいつもくせっ毛なんだ」 そう、あの人は隣で笑っていた。]
ごめんなさい、大丈夫。
[薬を貰ったとしても、この痛みは治らない。]
(79) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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あれ? 死んだの?
[ヨーランダの言う死んだ、という単語の、誰、の部分がないから。 自分自身の存在と、それからヒューの言葉とが重なって、自分の仮説の方に真実味が傾いてしまった。]
絶望は、感じない。 僕は――――
[あの背中に、何を思ったんだろう。 眼の前が真っ暗になるのが絶望なら、きっと絶望なのかもしれない。 絶望だと言われれば、そうだと頷くかもしれない。 だけど、虚無。なんにもなくなる、それも、近い気がした。 自分の支えは、がらがら崩れて、なくなっていってしまったから。]
(80) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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|
[覗き込むような彼女の黒い瞳に、笑みを返す。]
私は、大丈夫だから。 ありがとう。
[ひらりと手を振るマコ>>72へ、そっと手を振り返して見送った。]
(81) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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[ポケットの中の携帯をきつく握り締めて頷く。>>79]
ごめん、ね。 私がもっと、素直になれば良かった。
我儘ばかり云わなければ良かった。
でももう、後悔しても遅いよね。 ごめんなさい。
[誰に謝って居るのだろうか。 目の前の青年か、それとも痛みを抱える自分にか。
嗚呼、何方でも同じ事なのかもしれない。]
(82) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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[変わらない。 変われない。
指先に触れるなだらかなスクエアが女を縛り付ける。]
(83) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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……おはよ?
[意識を反らすように、近づいてきた黒髪の子に目を向けた。 でも、笑ったりすることはできなくて、つまらない顔だった、はずだ。]
えっと。 楠木望。はじめまして。
[とりあえず、恒例になった自己紹介をしておくことにした。]
(84) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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君は…俺の中に、何をみているの。 俺が君なら、君には俺が、どんな君に見えるの。
懺悔したくなるような、神父様にでも、見える?
[落とし込むような声。 春色を灯した瞳とは裏腹に、 苔むしたような、夏の湿度のよう]
後悔は、懺悔だね。
取り急ぎ…ここがなんなのか、知ることからはじめない? そうしたら、きっと君は… ここにいるのが、君だけじゃないと知れる。
一人ではない、寂しさを得るかもしれないけれど
(85) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/03/12(Mon) 23時半頃
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私…?
[何も無いのに、何故ここにいるのか >>74。 その言葉に、暫く思案する様に口を噤んで。]
何でこの場所にいるかは、わからないけど。 私の身体は、ただの器の様なもので。
行くあてもなく、流されてここに来たのかな。 風船みたいに。
(86) 2012/03/12(Mon) 23時半頃
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……────哀しそう。
[>>85何を視ていると訊かれて、虚無の笑顔を思い出して云った。
絶望すると、表情など作れ無くなる。 丁度、先刻の青年の様に。]
(87) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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……うん
[大丈夫と言う人間>>81の言葉を間に受けるほど子供ではなかったけれど、強がりもきっと彼女の一部。 違ったとしても他人の自分が干渉していい事じゃない。]
そうね、みんなはじめまして。 わたしは麻子。中野麻子。
[キャラクターみたいな名前の人ばかりじゃないんだ、と微かに瞬きの回数は増して。 眠っていた所から見られていたのを知っても恥じらうどころか無表情なまま
望と名乗った彼>>84も大差ないだろうけれど。]
さっきのうた。 ……何の歌?
[気になるままに近付いたものの話題に欠いて。 ヴァイオリンと合わさって即興には聞こえなかった鼻歌のことを持ち出した。]
(88) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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そう。寂しそうに、見えた? 君が寂しいからじゃ、ないのかな。
[春の翠は、月を写す。 彼女の秋を思わせる瞳にも、月は見えるだろうか]
鏡の君でないことを、祈るよ
(89) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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あさこ。
[おお、初めて漢字で書けそうな響きの人が来た。 なんて、ちょっと感動するのもそこそこに。]
さっきのうたって? ええと、ヴァイオリンと一緒のやつ? あれ、てきとーにやってただけ。歌とか、あんまり知らないし。 セシルの腕がいいんだよ。
[12年もぼんやり人を眺めるだけの生活じゃ、通りすがりの人の話し声や口笛や鼻歌くらいからしか、芸能ニュースなんて入ってこない。 たぶん、あの頃活躍してた芸能人の、半分も今は活動していないのだろう。 時の流れを今更無情なんて思わないけれど、流行は全くわからなかった。]
(90) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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エリアスは、桜を見ながら、何かを呟いた。
2012/03/13(Tue) 00時頃
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[女の両親は幼い時分よりずっと不在がちだった。
独りで食べる朝食は味気無かった。 独りで食べる夕食時、隣家から聞こえる団欒が羨ましかった。
暗い部屋で独りで眠るのが怖くて、彼が現れて、夜毎電話を呉れる様になる迄ずっと、夜部屋の灯りを消す事が出来無かった。
そうして培われた孤独感は、女を我儘にした。]
(91) 2012/03/13(Tue) 00時頃
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