159 戦国 BATTLE ROYAL
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、共鳴者が6人、囁き狂人が5人、首無騎士が1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2015/05/18(Mon) 00時頃
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――慶長五年、陰暦三月二十八日
各地から集った猛者たちが相見える関ノ原に、ついに響く鬨の声――!
最終決戦の幕が今、上がる。
◆-----初回 吊り襲撃-----◆
吊り:リー[[who]]
襲撃:露蝶[[who]]
(#0) 2015/05/18(Mon) 00時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 00時頃
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―回想・花柳藤との邂逅>>0:148―
[当てるつもりのなかった弾は、白い肌に朱を引いて抜けていく] [遊んでくれるの?と問う子供の声にまた舌打ちをして]
お遊びなら余所でおやり。
[お断りだと、ねめつける視線ごと手で払うような仕草を返した]
[あのガキ、狂ってやがる] [直感と、不思議な音を立てる関節剣に嫌な予感を抱きつつ]
次に会ったら、その煩い口を正面から射抜いてやるよ。
[強い?と問う声に剣呑な声を返して] [太刀と変わり鞘に納められた得物に、面白いものをと目を細めた]
[その時は隅慈の者としてそこに居たのではない] [敢えて名を語る事はしなかったが―] [戦装束の肩に入った紋までは騙る事はなかった*]
(1) 2015/05/18(Mon) 00時頃
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―関ノ原―
[陣を揃えて東軍の各陣へ使いを送る]
[遠路の為、布陣が遅くなった事への詫びと] [山芭の陣の南方に陣を敷いたこと] [指揮は、主君名代として娘の玉が採るということ]
[内容はその3つ]
(2) 2015/05/18(Mon) 00時頃
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山姥 八重は、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 00時頃
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[段々と周囲が騒がしくなる。 反面、主が纏う空気は静かに冷たくなる。鋭く、研ぎ澄まされた空気。
嗚呼、戦の空気だ。 僕はこの時の主が一番好きだ。
鬨の声が響いた。 さぁ、始まるよ――。**]
(3) 2015/05/18(Mon) 00時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 00時半頃
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[戦狂いと自称する華奢な少年の眼差しは無邪気だ。>>0:224 ただし、底知れない淵を宿している。
敵が殺到し、圧倒され、蹂躙される様が目に浮かぶ。 見られるのはむしろ彼自身であるだろうに、美しいものを見たいと望むその心根はやはり無邪気であると思った。
これも乱世の徒花なのだろう。]
(4) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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[方や、これでも随分と地味にしたのだと主張する李の当主は口調まで女のようだ。>>0:225 何の現担ぎかは知らぬが、背の大刀は女の手に余るもの。 この姥桜、戦場では如何に化けるか。]
──ところで、鷹船の旗がないようだが。
[李の縁戚であり、予想に反して近くに見えない姿について問う。]
(5) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 00時半頃
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─ 山頂 ─
手筈なぁ……。
ま、お前等と同じだ、これだけ個性の突出した連中が集まってんだ、なにも徒党を組んでやる必要はねぇよ。 仲良しこよしするために、わざわざ出張ってきたんじゃねぇんだ。 西の頭をぶっ潰し、あわよくば更に上……そうだろ?
[乾かした盃は放り捨て、臣下を促し馬に跨り]
俺は俺の好きにやる。 西を潰すまで、邪魔だけはしてくれるなよ!
[暗に、西を壊滅させたあとは、味方である保証も必要もないと告げ、やや大回り、なだらかな道を選んで山を降りる。]
(6) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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鷹船なら東方に。 戦場で見かけたら、無防備に近寄ったらだめよ?
[森はまだ知らなかったらしい問いかけ>>5に、平静に答えたつもりだったが。寄る眉根は隠せなかっただろう。 味方と思い突き伏せられては困ると添える。
寝返った理由を尋ねられても、知らぬ身はただ肩を竦めるに留めただろう。*]
(7) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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−関ノ原−
[戦場となる関ノ原を挟んで、西と東の軍勢が対峙する。 景虎の声が届く距離に小太郎は居ただろうか? 山を下りる前に分かれたなら、その前にふたつの命を下す。]
土下と鷹船の二人を見かけたら教えてね? それと、東の狗を見かけたら、邪魔になる前に狩っておいで。
[ひとつめは単純明快。 ふたつめは多少謎めいて、敵将を討てでも、主の身を守れでもなく。 敵軍の忍びを見付けたら、それを狩れと。
忍びには忍びを。 偶然にも鷹船と同じ命>>0:125を忍びに下して、姫夜叉は戦場へ犬を放った*]
(8) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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[>>7伸睦の言葉に付けたして言う。]
東軍はね、鷹船の他に山芭、黒根、土下の三家がいるんだって。
[隅慈も東軍として参戦しているが、小太郎が敵情視察を行った際にはまだその場にいなかったので、当然のごとく景虎もそれを知らない。 隅慈家の参戦、それも鬼姫が出陣してきていることを聞けば、いつかの戦場を思い出してまた目を輝かせただろう。**]
(9) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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― 関ノ原 ―
[東の山頂から関ノ原へ降りると、いよいよ西軍と対峙する。 天下を志す者達の鬨が、今か今かと解放を望んでいる]
おほほほ。ええ眺めの圧巻どすなぁ。 流石にこの西さんとこに、八十の老いぼれが一番槍は厳しいどすなぁ。
どうれ。若いもんとの力比べがムリなら まずはええ舞殿さがすとこからはじめるどす。
[山芭軍は慎重な構えで、鬨の声あがる両軍を激突をまずは眺める事となる**]
(10) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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[李から投げられたのはひとつの事実と警告。 血縁者が敵に回ることも少なくはないこのご時勢だが、鷹船について語る李に去来する感情は少なくとも怒りではないように見えた。]
あやつが東軍か。 なるほど、今回は背を預けられんわけだ。
[かつて壮絶な撤退戦において鷹船と合作し、背に負った傷はひとつしとてなしと豪語した日を思い出しつつ東の空を見やる。]
(11) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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ぬしもな。 心揺れるうちは、鷹船に近づかぬ方がいい。
[李にそう告げるうちにも、鯨波の声が聞こえた。]
(12) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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戦場が呼んでおるわい。
わしは遊撃に出る。 戦人の勘で、蹴散らしがいのある場所にゆくとしよう。
[宣言すると、配下の軍に、起伏ある地形が見える北の方角へ進軍の指示を出した。**]
(13) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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―関ノ原へ―
にゃにゃっ!?土下殿、早いにゃね。 じゃあボクも、行くにゃー。
[よいしょと熊手……もとい、猫手を担いで、沙魅助も山を下りる準備を部下たちに指示する。それから、ミケに跨って。]
それじゃあ、またにゃん♪
[ぽふぽふと大猫の頭を撫でれば、夢見心地から覚めたのか、ミケも山道を駆け出した。程なくして、関ノ原へと黒猫と大猫は到着するであろう。**]
(14) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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― 関ノ原 ―
[番瓦衛門の忠告>>12には首を縦に振りつつも、直に目にした方がいっそすっきりとするのではないかと思っていた。 とはいえ木々ばかりだった視界が開け、露になった広大な戦場では、早々見える事もないように思える。
距離を挟んで黒く見えるは刃を交わす敵方の影か。 鬨の声が響けば、先兵が地を踏む足音が乱れ散って戦場へと駆けていく。]
(15) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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それじゃ、私は前に行かせてもらうわね。
[背に負った長刀を抜き、景虎と番瓦衛門に声をかけると馬に跨る。 忍の姿がすでに消えていれば、その速さに馬と競ってみたいとも思ったが。
遊撃に出るという番瓦衛門に承知と頷き、景虎の動向を確認して騎兵と共に兵が交わり始めた箇所を目指して駆けた。 兄の下で長く騎兵を指揮していた故に、将にあがっても立ち位置を変えることはない。]
(16) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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[出発前、花柳藤の美童から東軍に参陣した家名を教えられた。>>9]
心得た。 情報を感謝する。
そこに、隅慈家を加えておいてくれ。 あそこの売りは南蛮渡来の鉄砲だ。あれだけの数を揃えている大名は他にいまい。
[こちらも手持ちの情報を伝えれば、花柳藤は何やら嬉しそうだった。 いやまさか、花柳藤も李も玉愛の夫候補にはならないだろうと思うんだが。**]
(17) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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最初に薙ぎ払われたい首はどれかしら。
[前線へと駆けながら、馬上より長刀を煌かせた。**]
(18) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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山姥 八重は、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 01時頃
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─ 関ノ原 ─
[黒馬を駆る武将が引き連れる兵は、そう多くはない。 まずは、なるべく遠巻きに、戦場を見渡せる地を陣取りたいところだが、他の軍も続々と姿を見せている今、それは些か難しいか。]
ハッ、まあいい。 どうせ策なんざ練る気はねぇ。
西軍の旗が見えたら潰しにかかる、それだけだ。
[東から、やや大回りに南下を選ぶ。 まず出会すことになるのは、敵か、味方か**]
(19) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 01時頃
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―関ノ原―
[どこの軍の貝役が吹くのか、法螺の音が聞こえる。]
各軍の頭は、オマエらの手には負えねえ。 手出してむざむざ屍肉と果てる事無きよう。 心して駆けよ。
[雑兵たちへの伝令はこれだけだ。 別の途から出陣するという露蝶への伝令は、別。 左腕で遊ばせていた鷹に託した文に綴った。]
(20) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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もし、お嬢さん。
(21) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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こちらはじきに戰場になりますよ。
[それが、ほんの僅かな慈悲だった。 大変哀れな、旅女。山笠を目深に被り、辺りを見渡す様子からするに、この女自身すでに密偵やもしれぬが、構わない。 声をかけると同時に、銀が舞った。 痺れ毒を仕込んだ含み針が、真っ直ぐに女の首元を突く。]
ふッ!
[忍の手合であれば、毒物ごときで落ちはせぬ。 二本、三本。針は女の経絡を的確に撃ち抜いた。 膝崩折れたのを確認して、女を抱え上げると再び山林へ消えた。]
(22) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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[高い空へと舞い上がった鷹が落とした羽根を摘み、 兜に刻んだ鷹羽紋の傍に挿す。
鷹羽と波紋を描いた大身槍の切っ先を掲げれば、 背後に控えていた鷹船の槍騎兵隊も続いて旗を掲げ 士気を鼓舞して唸るように大声を轟かせた。]
さあ、行こう。我が狩場へ。
[爪を剥いた鷹の表情には、先までの緩みはもう無く。 野心に満ち満ちた眼で睨める戦場に吹く風を切り、 関ノ原へと、*駆け出した*。]
(23) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 01時頃
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[装束の中、常は隠している髪を解く。 背を流る黒。山笠に旅装束を借り受け、女自身は太く枝幹立派な樫に縛り付けておいた。 誰かが見つけるも、よし。見つからぬなら、なおよし。 唇に紅を引き、山道へ躍り出た。]
(24) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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[晴天轟かす喊声>>#0] [身体中の血が沸騰したような高揚]
アタシらも行くよ!
[これ以上、遅れなど取るものか]
[背に掛けた号砲に玉を込め、天に向け―] [引き金を引けば、進軍の狼煙] [はじめは、ぱぱんと2発] [少し間を置いて、1発]
[おおおと声が上がって、先陣が動きだした]
(25) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 01時半頃
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[隅慈の兵は鉄砲4割太刀6割] [渡来の銃から我流を生みだし備えている銃ではあるが] [兵全てが扱うほどの弾は用意はできない] [銃を持たぬ兵は皆太刀を取り、隅慈独特の剣術を使う]
狙うは、怨敵の首ただ一つ。 邪魔するわろァ、たおらかせ!
[鬼の娘の気魄の声が、兵の背を強く押す**]
(26) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 01時半頃
愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 01時半頃
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……さてさて、少しばかり出遅れた訳だが。
[鬨の声から数刻、遅れてきた僧兵の群れは関ノ原を望む。]
(27) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
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まぁそんなに慌てることもあるめェさ。こちらとしては、如何に功績をあげるかって事がァ大事だかんなァ。
[農民上がりの僧兵が百戦錬磨の兵と戦うにはいたずらな疲弊は許されず。索敵をしつつ、じりじりと戦火の渦へと軍を進めていく**]
(28) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
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主の仰せのままに。
[小太郎は景虎の下知>>8に頷くと、思案を巡らせた。 前者は当面、下忍たちに動向を探らせるとして。問題は、後者だ]
犬に狗を狩らせようとは、お人が悪い。
[狗神を相手にするのは骨が折れるだろうが、主の命ならば仕方ない。この幼い当主の真意は測りかねたが。 自分に与えられた役割は、駒だ。 駒はなにも考えず、ただ主の命のまま動けばよい。 そう思えば気が楽だ。ふっと相好を崩すと]
どうか御武運を。 主にもしものことがあれば、金子が途絶えますゆえ。
[悪戯に笑った。半分冗談で、半分本気だ]
それでは。
[シュン、と音もなく忍びは消えた**]
(29) 2015/05/18(Mon) 02時頃
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[関ノ原東方の草原を南へと駆けるうち、まず出会したのは、隅慈の寄越した使いだった。>>2 はじめは警戒示し、刀に手をかけようともしたが、友軍と知ればすぐに手は引かれ、歩も一旦止まることになる。]
……そりゃわざわざ。 ご苦労だったな。
[隅慈は西国の雄、本当に東軍につくのかという疑念が全くないわけではないが、使い相手に今それを出しても無意味なこと。 ここは労いをかけておく。]
で、何だ、指揮をとるっていう娘の玉愛ってのは……
[>>0:131確か、数年前、縁談を蹴ってくれた姫の名だ。 臣下にも聞いてみたが、やはりそれで間違いない。 後日使いが、詫びの品とともに平謝りにきたのだが、あの時面会に出たのは本物のほうだ。 物腰柔らかい、ともすれば頼りなくも見えるだろう相手を、使いは、その後姫にどう伝えたか。]
(30) 2015/05/18(Mon) 02時半頃
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[使いが去れば、臣下が、進軍について問うてきた。]
縁談袖にしてくれやがった鬼娘、どんな鬼面してやがんのか、一度拝んでおきてぇな。
[まぁ実際、袖にされたのは自分ではないのだが。 噂では、土下だけではなく、あちらこちら、中には山芭の孫までいたという。]
……案外、醜女で、向こうさんから断られてたんじゃねぇの?
なんてのは冗談だが、ま、折角だ。 ひとまずそっちへ進めるぞ。
[勝手な物言いで笑えば、当然、臣下達から苦笑が漏れた。 本当に友軍として信頼置ける者なのかどうか、一度接触しておくのも悪くはないかと、そちらへ軍を進ませる。
尤も半分以上は、鬼娘の顔見たさなのだが**]
(31) 2015/05/18(Mon) 02時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 02時半頃
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[見た目だけならば、変哲もない旅女。 おろ、と戸惑い顕わに左右を伺えば、さて見つかるのは遅れてきた僧坊か、それとも西の軍勢何れかの家の殿雑兵か。 それも構わず、辺りを不安げに見渡して、迷い女は山道に居る。
西の一派、無論殿の殿は天下人その当人だろうと察して、ただ戦の人馬波を怯えて見送る、一人の女で在り続けた。 途中誰かに出自問われようなら、病の弟を案じて薬を求めに来たが、迷い路の挙句戦に出食わしてしまったと、いけしゃあしゃあ演じるだろう。 女子供は戦場では見逃されやすい。おそらくは、こんな女一人に構っている暇など、誰もないはずだ**]
(32) 2015/05/18(Mon) 05時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 05時頃
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ふふっ 御武運を、なんて。変なこたろー。
[別れ際の言葉>>29を思い出して、馬上でクスクスと一人笑う。 遊撃に出た森家は北へ。李家が戦場を直進するなら、自分は南下するべきかと。それは戦略的な展開ではなく、単に同じ方へいけばそれだけ敵将と剣を交える機会が減るというだけなのだが。]
さぁ、みんな! いくよぉー!!
[戦場には不釣り合いな子供の声が軍の先頭で響いて、それを打ち消すように応と男たちの声が上がった。**]
(33) 2015/05/18(Mon) 08時半頃
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[隅切角に十文字の紋と東軍の証の幟を掲げ] [兵の一部を陣に残して軍を進めさせた] [自らも先陣の殿に位置していた]
――ないごっ。
[接近してくる軍ありとの声に立ち止まる] [行軍を止め、近づく一軍を待てば] [見えた土下の紋>>31に一瞬眉を寄せた]
(34) 2015/05/18(Mon) 13時頃
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[土下家との縁組反故にしてから後] [詫び行脚より戻った使者の語る当主の様子>>30と] [実際に戦場で働きを見た父の言が食い違う]
[そうか] [きっと戦で人格の変わる人物なのだ!]
[見事な自己完結をして] [二重人格じみた面倒な相手に嫁がなくてよかったと] [ひっそりと胸を撫で下ろしていた…] [それを思い出した結果の、この表情だ]
[影武者と知れば構えも変わるだろうが……] [残念なことに西国最南の辺境まではその噂は及んではいなかった]
(35) 2015/05/18(Mon) 13時頃
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[近付く土下軍を待ち] [総大将の姿を見れば先に頭を下げた] [友軍に対しての年下の礼儀だ]
土下殿。 進軍前に相見えず、失礼を致しました。 隅慈名代、玉愛と申します。
[語るのは軍を牽く将としての口上のみ] [頭を上げれば、両耳の下で緩く括った金糸が背に流れる] [愛想でも笑みを見せて、土下の主君を*見返した*]
(36) 2015/05/18(Mon) 13時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 13時頃
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[熊襲の兵は伍人組で敵を襲う。二人が鳶口で鎧を引っ掛けて転ばし、残る三人で押さえ込んで匕首で鎧の隙間を刺して仕留めるのが基本の戦術だ。
兵の動きはそうでも、番瓦衛門の武芸はまったく異なる。
担いだ大槌で地面を強打して敵をよろめかせ、また軍馬ごと左右に薙ぎ払い、時には片手で鎧武者を掴んで投げ飛ばす。 昨今、銃弾対策に厚い板金が使われるようになった当世具足にこそ、むしろ有効な打撃だ。 体当たりや頭突きも織り交ぜて、吼える姿はさながら暴れ熊であった。]
(37) 2015/05/18(Mon) 13時頃
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[手応えにふと違和感を感じて、敵方の旗標を見やれば花弁を重ねる桜。 本陣と目星をつけたあたりには担がれた御輿が見えた。そのシルエットは矍鑠とした蜘蛛のようにも見える。]
山芭か。
馬を御せぬ齢になっても戦に出るかよ。 病身と風の噂に聞いていたが、戦人の血は収まらぬか。
ちぃ、絡新婦の巣にかかったやもしれん。
[悔しげな言葉のうちにも、悦は滲む。 苦境をひっくりかえすことを喜びとする漢であった。]
(38) 2015/05/18(Mon) 13時頃
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[配下には戻れと指示を出しつつ、自身は踏みとどまる。]
挨拶し申そう。
[歴戦を生き抜いた猛者たる老大名に敬意こそあれ、慢心などありはしない。 本気でやりあうつもりであった。
八重姫が軍配代わりに舞扇で指揮をしているとはいまだ知らず。**]
(39) 2015/05/18(Mon) 13時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 13時頃
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― 関ノ原 ―
[土下家が南下を選ぶ頃>>19、山芭家は北上に舵を切っていた。 北方から関ノ原を眺めようと窺う山芭家。然しそこも既に戦場、何処かの軍勢と、矛と矛がかち合った>>37]
桜ん誘われてどいつかが来おった来おった。
大鉄砲も舞妓もださんでええ! まだ当分、向こうん出方窺いますえ。
[山芭の兵は、兵力の多い大軍勢だが、未だ特徴は見られない。 穂先を持つ兵達の戦術も、三人組で穂先を並べる程度の、よくある戦術。
そんな彼らを、荒野に誘われ来た様な猛獣が立ちふさがる。 鳶口は恐ろしい巨躯で兵達を竦ませ、その匕首は鍵爪で現れた獲物を屠る猛獣の如し。 西の暴れ熊が、数多くの小熊を引き連れて荒野を暴走する様に、兵達には思えただろう]
(40) 2015/05/18(Mon) 17時頃
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[緒戦の一当ては、数の利で辛うじて西の暴れ熊を抑えようとする山芭軍である。 その独特的な勇猛さ、そして大槌を振るうはひと際凶暴な暴れ親熊である。 本陣で担がれる御輿では、白んだ髪の老女が、パツン、と閉じた大扇で掌を叩いていた]
角桛の家紋、森ん熊槌やな。かははは!
まだ攻めんでええ。ええ! ちょい様子みながら後ろば行きますえ!
[山芭軍は、すべてを破壊し突き進む破竹の勢いを見せる様はない。 踏み止まる番瓦衛門の前を、桜か漣の景色が見え隠れするだろう。 緩やかに後ろへ退く波か、ゆらゆらと不定に揺れる桜花弁か。山芭軍はじりじりと防御を取りながら後退の様子を見せる。
大口径の鉄砲隊、老齢に関わらぬ大攻の、山芭当主が大鉄砲隊は未だその姿を見せず 山芭軍は不気味な沈黙の如く、桜の園に迷い込んだ森軍を見ていた**]
(41) 2015/05/18(Mon) 17時頃
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山姥 八重は、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 17時頃
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− 関ノ原 北方面 −
[山芭の兵は大軍勢。 数で劣る森軍は大仰に武を振りかざして進むも、御輿からの指揮のもと進退自在の運用をみせる山芭軍にさしたる打撃は与えられず。]
山芭の兵は霞か雲か。
我と思わん者は来さらせいッ!
[吼えるも敵は、じわりと後退の気配。]
(42) 2015/05/18(Mon) 18時半頃
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は! 穴熊を決め込むか。 燻り出すのも一苦労よ、 ならばこのまま巣穴を潰す。
山をも砕く番瓦衛門の戦槌、 止められるものなら止めてみせよッ!
[誘われるままのあやしの花道、伍人組の小熊の幾たりかを引き連れて、群がる蜂を打ち払いうまし蜜を求めんと、のしのしと突き進む。]
(43) 2015/05/18(Mon) 18時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 18時半頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 18時半頃
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― 西軍後方の山間 ―
お坊ちゃんは、ああ言ったが。 護衛として、ひとりついといてくれ。 どうも心配だ。
[下忍のひとりに景虎を守るよう命令する。 心許ない護衛であったが、ないよりはマシだ。 有事の際は、こちらに何らかの連絡がくるはずだった。 足軽に混じり見守る影に、景虎は気付くか否か]
(44) 2015/05/18(Mon) 19時頃
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うるせえ、過保護じゃねえよ。 雇い主を守るのは当然だろうが。 こちとら、金がかかってんだぞ。
[からかうように下忍に言われれば、むすっと仏頂面になる。 もちろん。景虎になでなでされて赤面する小太郎>>0:191を、下忍たちも目撃しているわけで。 笑いを堪えるような部下の態度が、まったくもって気に食わない。 小太郎の名を持つ者が、下忍ごときに舐められるわけにはいけないのだ。士気に関わる。 この戦が終わったら、奴らを再教育してやらねばなるまい。などと覚悟を新たにする]
(45) 2015/05/18(Mon) 19時頃
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……ん、棗の姿が見えない? 定時連絡もないのか。
[偵察に放ったくノ一と連絡が取れないことが伝えられた。 小太郎と同じ頃に、里にやってきた女だ。 幼少の頃より修練を共にしてきた、腕の立つ忍びだった]
頭に入れておこう。 あいつのことだから、大丈夫だとは思うが。
[その頃、彼女が露蝶に手にかかり、既に亡き者になっている>>22ことは露知らず。小太郎は眉を寄せるのだった**]
(46) 2015/05/18(Mon) 19時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 19時半頃
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な、つめ……?
[一色纏わぬくノ一の死体>>24を見つけたのは、程なくしてだった。樫木に縛り付けられたそれは、不思議と外傷がない]
なんでやられた。
[女人の裸体ごときに赤面するほど初心ではない。 小太郎も一介の忍びだ。 経験として、そういう“訓練”は積んでいる。 冷たくなった死体を入念に調べると、毒針が数本、急所に刺さっていることに気付いた。 少なくとも大名の手合いではない]
と、なると。同業者か。
[ほぼ狗神の仕業と見てよかった]
(47) 2015/05/18(Mon) 20時半頃
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すまない、棗。
[死んだ仲間に謝りつつ、さらに身体を調べた。 乱暴をされた形跡はない、とすると]
やはり装束を奪うためか。
[見開いたままの、死体の目を閉じてやる。 このまま捨て置くのはしのびなく、上着をかけてやった]
ゆっくり休め。もう任務に縛られることはない。
[優しい口調だった。 墓を建ててやることもできぬことを、心の中で詫びる。 こいつの死を知れば、きっと“あの子”は悲しむだろう。 棗は“あの子”の面倒をよくみてやってくれていたな、と]
さて、どうする。
[とりあえず、この情報は広めるべきか。しばし思案した**]
(48) 2015/05/18(Mon) 20時半頃
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―進軍―
[東から南西へと向かう魚鱗の陣。 底辺中央に在るべき将は当然のように先端に構え、 進むべき途の先へ槍先を向けて駆けていた。
徒広い野、遠くに犇めく 西に名を連ねる家々の旗が見える。 雑兵の束は各軍の将が作る風に踊らされる小鳥。 ひしひし肌で感じる緊張の中心に居る頭を喰らわねば、 腹の底で燻る欲は充たされないだろう。
先手必勝、蹴散らしてやろうじゃないか。 戦の華は大将狩りよ、とはしゃいで速度を上げよう――
――……と、したところ山芭の使いの馬が並走した。]
(49) 2015/05/18(Mon) 21時頃
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……こりゃイイ。番瓦衛門殿には会いたくねえ まともに当たれば踏み潰されよう。
八重姫に伝えてくんな。 《鷹船は、祭文の腹に突っ込む。森は任せた》と。
[伝言を持ち戻る使いを見送る間も無く、 鷹船からも言付けを預けた使いを放つ。東の各位に。]
(50) 2015/05/18(Mon) 21時頃
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[――使いが届けた文は、 呆れ顔に汗を滲ませた近侍が馬上で書いたもの。 墨を常備していた功績を讃えあとで金を包んでやろう。]
ああ――露蝶にも、 逐一我が隊の様子を伝えるよう。
[馬上での筆記という特技が発覚した近侍には この先、鷹を介してか他の術を使ってか、 露蝶への状況報告を第一の仕事にするよう言い放つ。]
(51) 2015/05/18(Mon) 21時頃
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―関ノ原―
[黒根の軍には歩兵が多い。鉄砲隊も少しいるが、全体の1割くらいだろうか。部下に大体の指揮を任せて、将はというと。]
にゃんにゃかにゃん。 さーミケ、あっちのお馬さんを襲うといいにゃ。 餌の時間にゃー。
[大型肉食獣一頭いるだけでも、よほど訓練されていない馬なら怖気づく。そこを狙って、大猫は騎馬隊へと突っ込んでいく。
普段から、味方を巻き込まぬように単身駆けることが多いのであった。]
(52) 2015/05/18(Mon) 21時頃
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[僕の中で、主が震えているのを感じる。 勿論、怖いんじゃない。 武勲を立てること、世を治めること。 それを果たす為の武者震いだって、僕は知ってるんだ。]
(53) 2015/05/18(Mon) 21時頃
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─ 関ノ原南東 ─
[馬を走らせていれば、やがて前方に軍が見えた。 敵か、味方か、やや歩を緩めて確かめれば、隅切角に十文字の紋が、たなびく旗に刻まれていた。>>35]
隅慈か。
[しかし軍を率いている将に、些かの違和感を抱く。 西国の鬼の娘……というからには、女であることは確か。 だがその姿が、予想とは大きく違う。]
。o0(なんだ……姫君は本陣か?)
[だから先頭に立つあの女は、玉愛とは違うただの女武人だろうと。 そう思ったままで近付いて、下げられた頭にこちらも頭を下げ返す。]
(54) 2015/05/18(Mon) 21時頃
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こりゃどうも。 なに遠路遥々痛み入る。
俺は土下……
[>>36は? この女、玉愛と言ったか?]
……おい女、俺を誑かすつもりか?
[西国の鬼の娘は鬼娘。 元の姿をまったく知らず、しかし極めて勝ち気な噂ばかりを耳にしていたがゆえの思い込み。 怪訝に、女の姿を見つめながら、黒刃の刀に手をかける。]
(55) 2015/05/18(Mon) 21時頃
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[そして沙魅助はといえば。]
楽にゃー。
[大猫の背の上に体を預け、伸びてリラックスしている。]
あにゃ?お知らせ?
[ごろごろしている沙魅助に、文句ありげな顔をしながらも伝令係が二つ三つ、伝言を伝えに来た。さすがによっこいしょーと体を起こす。]
ふんふん。隅慈のとこの玉ちゃん参戦にゃ?で、山芭のおばあちゃんは槌熊さんと遭遇。ん、最後の一つは鷹船殿からにゃ?
んー、みんな祭文のとこ行くかにゃー?
[あれこれ思案しているうち。 騎兵隊の馬を蹴散らすミケの動きが止まる。]
(56) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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――関ノ原へ――
[一歩、二歩。周りを駆けゆく馬脚に時折身を竦めつつ、今少し行けば山道は二股に分かれる。 このまま下道を行けば開ける。それが群雄割拠の関ノ原だ。 代わりに上に向かえば、また山深く野草薬草手に取るのには良い森になる。 薬草摘みの女に扮したまま上に向かえば、森に守られ殿も見送れ、駆け下りるのにも悪くない。 高みの見物、とばかりに、下道を駆ける馬を見ている。]
(……手練だったな)
[山笠の薄絹の奥、詰めた息を細く吐く。 左肩に違和感がある。組みざま、こちらも針を打たれた。 とうに抜いたが、この微かなぎこちなさとは、暫くの付き合いになりそうだった。]
(57) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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ふにゃん?どうしたにゃミケ?
[大猫は、一人の男を見据えたまま、じっと相手の様子を伺っていた。>>18]
にゃーん?あれは李家の家紋かにゃ? ひょっとしてあれが大将? まー、まだわかんないけど、強そうにゃんね。
[沙魅助も、やや距離を置いて、大猫が注目している相手を観察していた。]
(58) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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[一方、手練であったが故に、おそらく風間が散らした手の者とも推測できた。 それもあってか、然程特異な噂立ちはしていないように見える。 狗神の忍は伝統的に殆どが男だ。くノ一として紛れてしまえば風間の目もある程度は避けられるかと思っての行動であったが、心配はないと読める。 風間をおびき出せるか、それは風の導き次第だろう。 あの女が見つかれば、或いは。
木々に紛れ、樹上に上がる。戻り鷹の文に、薄く笑った。 そのまま、野に放つ。里に帰るでも、後をついてくるでも好きにすればいい。]
(59) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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(そろそろか)
[祭文の旗印を立てた騎馬が、途切れはじめる。高く、次の梢目掛け飛んだ。 もう、多少の目は気にするまい。馬上で振り向くことほど、自殺行為はないからだ。 がざ、ざわり。木の葉の影に揺れ、斜面を跳び、そうして関ノ原、僅かの岩陰に潜む。 山笠と装束を捨てる。隠れることすら、ここに来れば違和。]
(60) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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いい風… ふふっ 血と硝煙の匂い…
[白髪を風に遊ばせながら、馬上でうっとりと目を閉じる。 まるで物見遊山へとやってきた様子であるが、景虎がいるのは全体を縦に列に並べた衝軛(こうやく)の陣の先頭。 大部隊を移動させる時に有効な陣形で壁としても使えるが、景虎の軍ではもっぱら移動の際に使われている。]
さぁ、雪たちも急ごう? 早く行かなきゃ、のぶちゃんや森の熊さんにぜーんぶ食べられちゃう。
[小太郎が残した下忍>>44には気付かず。 北方へ目を向ければ、李家の旗の近くに大きな猫の姿を見付けた。>>58]
おっきぃ… 猫ちゃん…かなぁ? いいなぁ、もふもふしたぁ〜い。
[あの猫で作った毛皮と熊さんの被ってた毛皮。どっちが大きいかなぁ? などと尋ねられた下忍が、答えに窮したのは言うまでもない。]
(61) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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[課せられた任は、李家の探りと風間の討伐。 風間が散る限りは、まだ仕事にならなかろう。とは言え姫夜叉と風間の頭を共に叩くは、流石に荷が重い。 なれば。ふたつの任以外は放たれた蝶、己の私欲を満たすべく、祭文の懐に忍ぶべく、機を窺う。 期せずして、文>>51待たずとも狙いは共にあったといえた。]
(62) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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玉愛の姫君は
噂じゃ、二丁の銃を巧みに操る、男勝りの武人っていうじゃねぇか。 その噂本当か、偽りか、ひとつ試させてもらおうか!
[馬に跨ったままで抜いた刀は、陽の光ひとつ反射しない、深い黒色。 刀匠も、何故こんなに刃が黒を吸ったのか分からぬと、土下家の凶兆かと、畏れ、溶かし供養してしまおうとしていたところを、影武者となって間もなかった得不が、己の愛刀にするからと、半ば強引に譲り受けた。 吉を招いたか凶を喚んだかは分からぬが、刀はこうして、まだ手の中にある。]
(63) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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────現界喰(うつつばみ)
斬
[振るう刃は、ほんの、牽制程度のもの。 それでも、放たれた衝撃は、空気を、地面を削り……喰らうかのように、真っ直ぐと、玉愛を名乗る女に迫る。
「友軍の将にいきなり何をなさるか!!」と、臣下が騒ぐ。]
騒いでんじゃねぇよ。 本物だってんなら、この程度、躱すも弾くも朝飯前だろうよ。 それすら出来ねぇような愚図ならば、ただの東軍のお荷物だ。 寧ろここで始末すんのが正しい戦法ってもんだろうよ。
なぁ!
玉愛の姫さん、そうだろう!
(64) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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― 関ノ原・西 ―
[李家の祖は海を越えた大陸にあった。そこより持ち得た戦法を元に練られたものは騎兵と歩兵を半数ずつとしたものだ。
先頭を行く騎兵の半数は太刀を、半数は弩を構え、狙うは敵方の馬である。 歩兵を踏み荒らし、騎兵を歩兵へと落とし込む。 機動を削いだ残りを潰すが武装した歩兵の役目である。
戦場を駆け抜ける故、馬の装備は軽く。 しかし、己達の取る戦術故に、飛び交う弓や暴れ馬にも動じないよう各馬に訓練も積んでいる。]
あら、早々に伝令?
[並走してきた近臣より受け取った伝令を受け、他の兵にも伝えおくよう指示した。]
(65) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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[小太郎ほどの素早さはないが、サッと眼前に現れた忍びからの知らせにこくりと頷く。]
わかった。 他の将たちには…? ………そっか。 じゃあ大丈夫かな。
そうだ。 こたろーに、“お土産”楽しみにしてるって、伝えておいて?
[こてり、と首をかしげて微笑む、その赤い目だけが笑ってはいない。 小太郎に宛てて言づけた伝言が無事伝わるかは分からないが、返事を受け取った忍びは頷くと再び景虎の前から姿を消した。]
(66) 2015/05/18(Mon) 21時半頃
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黒円にお山がふたつ。 ……何の因果かしらねぇ。
[周囲を改めるため歩みを緩めて哨戒を行う最中。 報せのあった方角を見れば、一軍にはためく黒根家の家紋に、馬の首をそちらへと向けた。>>58
数年前に潰された謀のお相手と、正面切って対峙するのも一興というもの。]
ご挨拶に行きましょうか。
[軽い挨拶で終わるか。もちろんそのまま首を獲ることも視野に入れた上で。 相手との距離を十分に図った上で、将の位置を確認できる場所まで移動する。]
(67) 2015/05/18(Mon) 22時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 22時頃
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ん? さっきの猫ちゃんと…
[伝令を見送り、再び北へ目を向けて。 大猫と李家の旗の向こうに、東から西へ駆ける鷹羽の旗印が見えた。 大猫はおそらく黒根家の当主だと傍に控える臣から教えられれば、人差し指を唇に当ててふにふにと思案。]
んー。 どうしよっか。 のぶちゃん一人じゃ、黒根と鷹船の相手は大変かなぁ?
[進行方向にも別の東軍がいるのが見えるが、あちらはその場から動く様子がない。 なら…と手綱を引いて、傍に控える臣の一人に命を下す。]
左京は軍の半分を率いてこの場で待機。 前方の東軍に動きがあったら、臨機応変に迎え撃って。 残りは雪と一緒に北上。 李家が取り漏らした方の横っ腹を叩くよ!
(68) 2015/05/18(Mon) 22時頃
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にゃー。
[真っ先に突っ込んでいた黒根の将の後方には、黒根の旗持つ軍勢がついていた。李家の軍も近づきつつあるのを沙魅助が見てとれば。>>67]
やー! こんにちはだにゃー! そっちは李殿で間違いにゃいかにゃー?
どうもー、ボク、黒根の沙魅助にゃー!
[大猫の上から張り上げる声。 信じ難いかもしれないが、沙魅助本人に間違いないのである。]
(69) 2015/05/18(Mon) 22時頃
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―西へ―
[祭文の本陣の護りはどれ程のものか。 雑兵の壁なら数千重なろうとも恐れるに足りないが、 各軍の将が居てはそう容易には行くまい。
森は、山芭の傍に在る。 李や花柳藤はどうだ。風間は潜んでいるのか。
……考えても仕方がねえや。
東の勝機をより強固にするには 祭文の首を落とすのが手っ取り早い。 もとより、策で圧せる相手でも無かろう。]
派手に、腹を喰い破ってやろうじゃねえの。
[将の声を合図に馬の足は速度を上げ、上げ、 祭文の旗掲げる隊の横っ腹目掛けて――。]
(70) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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[あまりに無鉄砲な奇襲にどよめく祭文隊の上空から 逆光が作る濃い影がひとつ、降る。
同時に降り注ぐ銀線は槍刃の軌跡。
銀の雨は、血の雨を呼ぶ。]
祭文延征の首、狩らせてもらおうか。 嫌とは、言わせねえよ?
[鎧の隙を天から刺された足軽兵の身から噴く血で たちまち泥濘む地に悠々降り立った影 ――鷹船悠仁が笑うと。
主の跳躍を助ける足場という 最大の役目を終えた馬が、どよめきの外で、嘶いた。]
(71) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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……虎がいる。 黒猫大名……そうね虎も猫科だわ。
[まさか東にも虎がいるとは思わなかった。 しかも本物の獣だ。 西の虎が白銀ならば、東の虎は黄金か。
鷹船の旗が、と伝令が入ったが、そちらへは花柳藤が走ってくれるようだ。>>68 大名二人を同時に相手取るのは開戦の華とするには十分だったが、ここはお任せすることとしよう。
さて。怖気づくんじゃないわよ、あんた達。
[大猫の周り。地に伏す馬を目視すれば注意を促す。 間合いに入られるより先に薙げるかと長刀を握り直し。]
(72) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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……あら、まぁ。
[あの文からどんな強かな武将かと想像していたが、猫の上に乗った猫が名乗りをあげていた。>>69]
そーよー! 私が李家が当主伸睦よ。 想像してたより随分と愛らしい方で驚いたわ!
[戦場にいささか不似合いな笑みを零してしまったのを抑えつつ、こちらも応えるように声を張り上げる。]
(73) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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そちらはおねーさん?おにーさん?
[いや、声は確かに男のものかと首を傾げたが。>>73]
にゃ、ボクの想像をさせたのはお手紙のせいかにゃ? 会ったことすらないような、初めてのお方には真面目にお手紙書きなさい、って父上が言ってたからにゃー。
[にゃふにゃふと沙魅助が笑う。 余談だが、黒根前当主である沙魅助の父は生きてはいるが、病で弱ったのもあり、隠居している。数年前の一件で、家督をさくっと譲れと沙魅助が迫ったからである。]
伸睦どの。よろしくにゃー! 名前聞く限りお兄さんにゃんね!
ところで、ここ、通してくれるわけには行かないにゃん?
(74) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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せいぜい、上に気を取られよ。
[鷹羽、波。無鉄砲に駆け来る騎馬隊は、あまりに見覚えのありすぎるそれ。岩陰を捨て、蹴り落とされた馬>>71を地に静かに降ろしてやる。 その馬自身は駆らない。降り注ぐ槍雨をただ身を低くやり過ごし、祭文の軍勢懐に迫る。 歯先で針を噛む。馬の脚先、痺れ毒を打ち込んでいく。]
(75) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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―――?
[相手の反応>>54に浮かべた笑みが引きつりかける] [はて、総大将と見たが間違えたのか] [顔を知らぬ相手なれば、そんな疑問を抱く]
[土下と名乗りかけた相手の言葉が止まる>>36] [何かおかしなことを言っただろうか]
[目の前の人物が佩刀に手をかけた時] [周囲の空気がざわりと蠢く]
[無礼な!!] [控えた隅慈の将の怒声が上がる]
わいら、引けっ
[短く指示をすれば] [一瞬の間に刀を構えていた兵達が一歩引いた]
(76) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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やはいか、おはん!
[戦場で人が変わる類に違いない] [漆黒の刃を見据え、なお笑みは深くなる]
[振られた漆黒に身を翻す間に両手に銃を構え] [飛び退きながら引き金を引いた]
[相手が本気でないのを察し] [当てるつもりのない弾は相手の頭の上擦れ擦れに抜けて行く]
隅慈の鬼姫に仕掛けるつもりなら、 もっと覚悟を決めな。
[不敵な笑みを浮かべて僅かに首を傾げれば] [左右の耳の上辺りに留めた髪飾り…] [鬼の角を模したそれが、ゆっくりと振れた]
(77) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 23時頃
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[山芭の御輿を目指して歩を進める途上、味方と称する忍びがひとつの警告をもたらす。]
伝令ご苦労。 森の兵は森の軍訓を厳守するだろう、心配ご無用。
[戦の最中にある漢は視線を前方に向けたまま、簡潔に応じる。]
(78) 2015/05/18(Mon) 23時頃
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件の者、見つけたら知らせよう。 ぬしは伝令役として、また戻ってこい。
[この忍び、森の伝令を走らせるより足が早そうだと算段して利用することにする。 念のため、合い言葉を決めておくことにした。]
(79) 2015/05/18(Mon) 23時頃
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それを聞くのは野暮ってものよ。
[性別を問う沙魅助>>74へ、性別:伸睦と言ったところねと茶化し笑う。]
まぁ。なかなか真面目な方なのね。 こちらこそよろしく、と言いたいところだけれど。
[真面目な一面もあり、けれど数言かわすになかなか楽しそうな御仁である。 これがどこぞの道端でもあれば、ぜひ茶でも共にと誘ったかもしれないが、ここは血と砂煙の臭い漂う戦場だ。]
そーねぇ。 通してしまったら、祭文殿の所に行ってしまうでしょ? せっかくの出会いだもの。 ここで、私とひとつ遊びましょう。
[ねぇ、と構えるは長柄の刃。]
(80) 2015/05/18(Mon) 23時頃
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わき目もふらず総大将のところへ一直線なんて、実直なところは相変わらずだねぇ。
[ひらり、と鷹船の視界を白が舞う。 祭文のいる陣を背に、太刀も抜かずに降りたって。槍を持つ元友軍の将にふわりと微笑んだ。
一足遅れて追いついた花柳藤家の軍勢が、鷹船の軍の横腹に食いつき声を上げる。]
ねぇ、祭文の前に。 まずは雪と遊んでよ。
[良いでしょう?と微笑む姿はいっそ愛らしいが、タダで脇を通すつもりが無いことは言葉にせずとも伝わったか。*]
(81) 2015/05/18(Mon) 23時頃
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[早駆けの最中に見た旗の紋は、藤柳と李。 傍に「臨機応変」を謳った黒根の旗も在った。 両軍に追いつかれ反撃に加勢されるのは御免被りたい。
考える間にも、 大身槍は名も無き兵の命を次々に奪い、 地面に血の波を生まんばかりに大胆に振るわれた。
人より馬の方が敏いらしく、 嘶き暴れる馬に振り落とされる雑兵も多く居た。 彼らは、周囲に控えた鷹船の騎兵が下ろす槍で死ぬ。
祭文の兵の中には、不意に崩れる馬も在った。]
はは……ぁ ? ああ――そうかい
[麻痺した足を折る馬を横目に、にんまり唇を曲げる。 こういった不意の好機は、“彼”が近くに在る時、起こる。]
(82) 2015/05/18(Mon) 23時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 23時頃
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無礼だったらそっちが先だろってぇの!
[>>76自身が無礼を働かれたわけではないが、なにいきなり仕掛けた此方が悪いと知ったが上での暴言だ。 しかし怒声上げる将たちのなか、短く冷静な判断を下すさまに、ふぅンと小さく歓心示した。]
[もとより、躱せる程度の力で放った斬撃は、玉愛の脇を通り過ぎたところでふいと威力を失い消える。
それより先に、火薬が鉛球を弾く音が響き、こちらの臣下もまた怒声を上げたが]
……騒ぐんじゃねぇよ。
[>>77微動だにせずいれば、弾は、黒髪数本を熱風に浚い、どこぞへ消えた。]
成程、まさかと思ったが……本物か。
[ふんと鼻を鳴らして笑い、狼狽える臣下達をさがらせ、馬を降りる。]
(83) 2015/05/18(Mon) 23時頃
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ボクは真面目ないい子だにゃ!
[ミケの背でごろごろしていた沙魅助は、しゃあしゃあと告げた。 伸睦が刃を抜くのを見れば、交戦の報せを伝令係に持たせ。>>80]
にゃっひっひ。バレてるにゃねー。
[祭文の所に行くだろうという伸睦の指摘に、沙魅助は笑う。]
でもそうにゃね。 李家とは色々ご縁があるからにゃ。 横をすり抜けていっちゃうのも勿体無いにゃね!
[にゃ、にゃ、と鳴きながら、得物の猫手を手に取る。 しゃきーん、と音を立てるように、猫の爪が出現した。]
(84) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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[祭文を囲っていた、鷹船騎兵の壁が揺らいだ。 何事かと視線滑らせ見つけたのは みるみる近付く藤と柳の旗章。
ち、と舌を鳴らした一瞬の間に―― 視界の中央に、優美な白花が咲いていた。]
姫さん直々の誘い……光栄すぎて、断れねえな。 ……しかし、だ。 いま狙うは大将・祭文の首、唯一つ。
手段は選らん。殺せば勝ちだ……!
[語尾にゆくにつれ大きくなる声は、 目の前の花柳藤に向けて放たれた体を成してはいるが 遊ぶ気満々に彼を睨める槍先が、 言葉に反した真意を物語っている。
鷹船の武器は此処にあるだけではない。 最も強い懐刀が……狗神の露蝶が近く在ると信じて。]
(85) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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驚いた。 どんな醜女か鬼婆かと思いきや、とんだ上玉じゃねぇか。
……アレもデカい魚逃したもんだ。
[縁談が破棄されたと聞いた時にも、他人事だと笑ったが。 まったく勿体無いことをしたと、思い出し、改めて小さく笑った。]
あぁそれより、無礼を詫びるのが先だったな。 まぁ許せ。
改めて名乗ろう。 俺は地鉄城城主、土下富楽。 貴様と同じく、東軍としてこの戦に参加する。
遠路遥々よく来てくれたな、隅慈……玉愛。
(86) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 23時半頃
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[猫手に紛れて現れた爪は鋭い。>>84 こちらの誘いを受諾されたのを確認し、刃を右下に構えて馬の腹に軽く足を当てる。 少し北では虎と鷹が爪を合わせ始めたようだが、そちらに意識を取られて勝てる相手ではなさそうだ。]
それじゃ、ひとつ手合わせ願うわ。 ……虎狩りと洒落込むわよ。
[先は相手に、後は自軍へと向けて。 こちらが取るは、常と同じく鋒矢陣。ただし通常は後方に置かれる大将を先頭に据えたものだ。
よく馴らした馬は虎の咆哮にも怯みはすまい。 虎の首か前足を取りにいくつもりで、先陣の騎兵と共に虎の背に乗る猫へと一気に距離を詰めた。]
(87) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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[本物か>>83] [聞こえた言葉に眉根を寄せる]
[怪訝な面持ちのまま馬を下りるのを見ながら] [誑かすと言っていた意味を何となく察して>>86、むっとした]
[名乗るのを聞けば、やはり怪訝な面のまま]
土下の主は柔和で心許ない人物と聞いておりましたが。 誑かしているのはそちらではないの?
それとも、本当に戦場で人が変わる戦狂いなのかしら?
[人を試すような真似をしてよく笑っていられる、と] [気の強さ丸出しで軽く睨むように]
(88) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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あはっ
[>>85殺せば勝ちだと槍の穂先を向けて言い放つ鷹船に、喜色を浮かべて影鷹が笑う。]
そーだね。 でも、雪の首は安くはないよぉ?
[すらり。引き抜いた白刃は未だ太刀の姿のまま。 関節剣という特異な刀を武器として扱う故に、その奇妙で先の読めぬ動きが強みのひとつではあるが、過去に共闘した鷹船にはあまり通用しないかもしれない。
しかし手の内を知られているからと言って、戦狂いの悪鬼が刀を収める道理もない。
――ふわり
濃い藍地の袖をたなびかせて振り上げた右腕。 サッと風を切って振り下せば、太刀はいくつもの刃にほどけて鞭のようにしなり、まずは挨拶代わりと鷹船を垂直に襲う*]
(89) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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[山芭の伝令>>41が着いたのはその頃か] [場の気配に躊躇していたのを臣下が見つけ] [聞いた言葉をそのまま耳打ちしてきた]
北ではもう東西が相剋しているそうですわ。 旗色同じ我らが下らぬ腹探りをしている猶予はないようですね。
[富楽をキッと見つめて]
土下富楽殿。 我ら大隅が隼人は皆このような戯れを嫌います。 死ぬ気がないのでしたら… 二度と不用意に刀を向けぬよう願いたいものですわ。
[鉄砲隊の多さも隅慈の特徴ではあるが―] [初太刀の強烈な威力で二の太刀要らずと言われる隅慈の剣術] [聞いたことがないわけでもないだろう、と]
(90) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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[馬脚の影の中、影が踊る。 袖に隠してある匕首で、落馬した兵の首を突き終わらせる。 千騎の兵の中、ただ一人、紛れ。 花柳藤の接敵にも気付けど、打ち込む手は休めない。 彼奴輩の狙いが鷹船であり、祭文討ちの手を止めることならは、都合がいい。]
(91) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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[そも、露蝶自身狗神の血のものとして祭文を討つ野心があった。]
(92) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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[天下などに、興味はない。一介の忍である。 しかして忍は、泰平の世には生きられぬ。 天下、などと生ぬるい湯に浸かり夢を見る大将の目を覚まし、戦乱の世を今より尚混迷に叩き落としたい。 それは悲願。戦のみにて生きる狗神の、生命の綱渡り。]
(93) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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お手やわらかに、にゃーんてにゃっ!
[迎えうつ黒根の軍は横一直線並び。>>87 ただし、真ん中にいる沙魅助は真っ先に大猫を駆けさせる。 李家の先陣の騎兵の一人が真っ先に近づいた際、ミケの上に立ち上がり。]
ミケ、伏せっ!!!
[言いながら、沙魅助自身は猫のように跳躍する。 大猫は合図にあわせ身を低くし、その騎兵の馬足部分に牙を走らせる。 沙魅助が振り上げた五本の爪が、騎兵の一を引っ掻いた。 ただし、愛らしい猫とは違って、軽く命を奪うようなものであったが。]
にゃっ!
[くるりと回転しながら、沙魅助はミケの上に再び乗る。 次はどいつかにゃ?と目を光らせて。]
(94) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 00時頃
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詫びが不足というのなら、膝でも折るか?
[>>88向けられた視線から顔を逸らすことはない。 寧ろ勝ち気なさまに、満足気な笑みさえ浮かんだ。]
誑かす? さてどうだかな、俺は、そんなつもりはねぇんだが。
人が変わるも何もねぇ、俺が、正真正銘の土下富楽だ。 なに姫君相手に柔和に接せと言うんなら、やってやれねぇこともねぇが?
[それを望むか? と、問うように目を細め]
(95) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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[主は一言、祭文殿に声をかけてから前線へと向かう。 たった一言だけど、祭文殿には主が何を伝えたかったか伝わっているはず。
世を治めて天下泰平の為にと、主は大斧を握った。]
(96) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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[肉薄する。間近、当人自身も太刀構え戦場を庭とする天下の象徴に。 近く崩れた馬、それを踏めば手の届く、位置に。]
(97) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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[先陣を切った騎兵が、馬と共に赤に伏す。>>94 猫の爪は、虎の牙に引けを取らぬらしい。 きらりと光る視線と一瞬交わる際に背を伝うのは、戦場でのみ味わう痺れに似た震えだ。]
一、二、四番は周りの兵を。 三番は私と一緒に残りなさい!
[指示を飛ばし、三隊と歩兵は広がり黒根の兵を相手取る。 沙魅助の周りに兵がいるようなら残した兵に任せ、伸睦はミケと呼ばれた虎へと一直線に身を低くし駆けた。]
っぜぁ!
[虎が馬の足を狙うようなら、馬の本能の回避に任せ。自らは振り落とされぬよう足で馬の腹を押さえ、虎の首を狙った。 薙ぐように振った刃は虎に交わされるか、それとも猫に防がれるか。]
(98) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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[山芭の伝令は少し前、黒根からもまた報せが届いたと、おそれながらと臣下たちが知らせにくる。>>90]
あぁ、そうらしいな。 俺等は烏合の衆とはいえ、求めるところは同じ。 戯言に時間を費やしている場合ではなかったな。
…………。
[死ぬ気がないのならと言われれば、ふっと軽く息を吐き]
約束しよう。 二の太刀いらずの剛毅な剣術にゃ興味はあるが、今はそんな場合じゃなさそうだ。
勝鬨の後にでも、改めて、手合わせ願い出るとしようか。
(99) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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[露蝶が先の声を聞き 祭文の暗殺に動いてくれればと願って、花柳藤を見る。 ついでに首を持ち帰ってくれれば万々歳。
他所事にうつつを抜かしている場合ではないと、 眼前の姫夜叉の動きにのみ集中すれば 自ずと槍を握る右手に力が篭った。 二尺を超える穂と一尺七分の茎から成るまさしく大身槍。
手の内を知られているのは、こちらも同じ。]
オマエの首を持ち帰れるなら、 床の間に花と共に飾って愛でてやろう。
[――ふわ、と軽やかに舞った袖に見惚れる事なく 素早く振り下ろされるしなやかな曲線に口端歪め。
右肩を軸に回転させる槍の圧でそれを弾く。 こちらも、易々落ちるつもりはない。]
(100) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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――……オマエは、
[嫋やかにしなる刃を完全に防げはせず、頬を掠めた。 太刀筋を逸らせただけで良しとはするが 挨拶をきっちり頂戴する形となった。]
本当に楽しそうに遊ぶね。
[ははっ と笑う悠仁も負けじと楽しげに肩を揺らし、 もらった挨拶の礼だとばかりに、得物を振るった。
肩を中心にした回転からの流れで トンと軽く地面に突き立てた茎を支えに跳ねると、 得意の上空からの銀の雨を花柳藤の頭上に。*]
(101) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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―進軍の刻―
ん?どうした。東軍のヤツでも見つけたかァ?
[進軍中に見える伝達の者に碧如は眉を潜める。]
(102) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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ならば膝だけでなく、胸まで地に付けて頂きましょうか?
[こちらの反応を楽しんでいるような素振りの富楽] [ますます機嫌が悪そうになるが―]
なんて、要りませんよそんなもの。 それに戦場で優しくするような殿方も要りません。
[細めた視線>>95に眉をひそめて首を振って] [はあ、とため息をひとつ]
[好きで強気に振舞っているわけではないのだが] [性分ばかりはどうにもならない]
(103) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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[約束しよう>>99] [富楽の言葉に頷いて、やっと笑みを柔らかくし] [手合わせと言うのには後ろに控えている将をちらと見た]
それは願ったり。 西国の僻地が故か、他の国の方と戦以外で 手合わせする機会に恵まれておりませんから… 皆喜んで手合わせを願い出る事でしょう。
[そうしている間にも、他の東軍の将達からの伝令が耳打ちされて]
では、富楽殿 お互いによき手柄に恵まれますよう。
……援護が要るようでしたら、 使いを向けてくだされば、差し向けますわ。
[場合によっては共闘も受けると伝えて、一礼した]
(104) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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[沙魅助の周囲を守るように構える兵と、伸睦の忠実な攻める兵がかち合い、刃と刃で火花を散らす。辺りは正に、戦場の様相であった。>>98]
にゃはっ。 ボクの猫に興味あるみたいにゃね。 そっちのお馬さん狙うからかにゃー?
[狙いは自分ではなく、ミケにあると踏んだ沙魅助は、むしろこちらからも駆け攻めて、馬から伸睦を落とそうと、ミケの上に立ちながら猫爪を横薙ぎに振るった。
そう、大猫の首を落とされぬよう、防ぐような形である。 もっとも、ミケ自身も刃を避けようと後方に動いたので、猫爪は伸睦には当たらず、せいぜい体勢を崩させるか否かという所だろうが。]
(105) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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ふうん。槌熊からは、そのような指示を受けたか。
[>>79帰ってきた下忍の言葉に、顎に手を遣り。 しばし思案顔。どれ、少し探らせてみるか]
まあ、伝令役ご苦労だ。 しばらく槌熊への使いっ走りを頼む。
[不満顔の下忍に、小太郎は眉を寄せ]
そう文句を言うな。これも仕事だ。 お前の腕を見込んでのことだぞ。
[なんて心にもないことを言う。 それに上手くいけば、熊襲からもたんまりと金子をいただくことができるだろう。そう説明すれば、下忍も納得しただろうか]
(106) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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まァ、ご苦労なこった。下がっていいぞ。
[碧如は伝令の者を下げさせると、少し思案しつつ、]
(107) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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[続いて別の下忍が景虎の言葉>>66を伝えると、 小太郎は思わず苦笑した。 無駄に景虎様の口調を真似せんでよい、と。下忍に注意をするのも忘れない。 なにが“こたろー”だ。ゴツい下忍に言われると腹が立つ。 あの鈴の鳴るような声で言われるからいいのだ]
せっかちな主サマだな。 言われなくとも。お給料分は働かせていただきますよ、っと。
[シュタ、と木から降り立った。 口を尖らせながらも、嫌そうではない。 んーと思い切り伸びをすると、途端に真顔になり]
それに、棗の仇でもあるしな。
[その黒い瞳には、爛々と殺意が宿っていた]
(108) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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潰し合いと行こうじゃないか。狗神。
(109) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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床の間に? あははっ。鷹船に華を生ける心得があるなんて意外!
[床の間に飾られた真っ白な自分の首を想像して、ふるりと小さな背を震わせる。 閉じた目の代わりに、真っ赤な冬椿を添えてはくれないだろうか? それとも緋牡丹?
いや、それとも飾られるのは面影のない真っ白なしゃれこうべだろうか?
>>101降り注ぐ銀の雨は受けずに後方へ飛んで。 それでもよけきれなければ、くるりと回って旋風のように剣を振るい槍の斬撃を逸らす。 近くで巻き添えを食った兵の悲鳴が響いたが、景虎の目も耳も、鷹船以外を映しては居なかった。]
うん、楽しいよ? 鷹船は楽しくない?
[とん、と穴だらけの地面を軽く蹴って、間合いを詰める。さぁ、まずはどう攻めようか…?*]
(110) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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……面倒な事にならねェといいが。
[じゃらり、と数珠を握りしめようとした瞬間――――]
(111) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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――――――――!
[ぷつり、と数珠の糸が切れ、黒の珠が零れ落ちる――――]
(112) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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うちの子を苛めるのは容赦しないのよっ!
[身のこなしの柔軟さにおいては相手に分がある。 だからこそ、先に削いでしまいたいという算段だ。
相手からも迫られれば、距離は瞬く間に詰まる。 後方に退いたミケの鼻先を刃が掠めるが傷つけることは叶わず、降り抜いたところに沙魅助の爪が襲い来た。>>105
鼻先を掠めていく鉄に身を引けば、僅かに体勢を崩す。 手綱を握って横に距離を取りつつ上体を起こし、再度構えを取った。]
(113) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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[浮かぶ笑みは戦場を愉しむ武人のもの。 李家で最も戦を嫌い、茶を好んではいたが。単に返り血を嫌うからである。 こうして刃を振るう事に、忌避はない。
手に馴染む長刀をくるりと回転させ、今度は擦れ違い様に切り伏せるべく狙いを定める。 上段から下段へと振り下ろす型は、双方を狙うものだ。]
(114) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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それを望むっていうんだったら幾らでも。
[>>103胸でも額でも擦付けようと。 その程度で折れるような誇りは持ち合わせていない。 臣下にしたら、堪ったもんではないかもしれないが。
>>104手合わせの申し出に、漸く険が取れたのを感じれば、小さく肩を竦めもしたが]
へぇ、そりゃまた勿体無い。
ところで玉愛、あんたはどうだ。 あんたはソレ専門か? それならそれでも構わねぇが、どうせなら、あんたとも正式に交えてみたいもんだ。
[ひょいと指し示すのは、二丁の銃。 あれだけの精度を目の当たりにすれば、一度きりというのも惜しく感じた。]
(115) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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ま、何にせよ、目前の連中を片付けてからの話だな。 互いに武勲をあげるとしよう。
……あぁその時は、遠慮なく土竜をはしらせるとしようか。
[共闘の申し出は有難く受け、こちらからも合わせて一礼し、馬とともに身を引いた。]
(116) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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髑髏盃よりは似合うだろうよ。 花の扱いは、これから覚えるから安心しな、
[天下の眺めを笑いながらの趣味はこれで決まりだ。 姫夜叉に相応しき真っ白な髑髏には赤い花が似合うだろう。 花柳藤を打ち漏らした槍の先が貫いた 雑兵の血飛沫のような。
鷹を象った刃の浮彫を辿って 夥しい血が噴き、辺りを染める。]
楽しくもあり、 この戦で終いだと思えば、悲しくもあり……だな。
[姫夜叉の舞で負った掠り傷が乗る頬を歪め笑って。 休む暇無く、詰まる間合いに得物を引き寄せた。
槍の茎で、花柳藤の足を払い崩そうと。*]
(117) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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[馬の尻を蹴り、高く跳ぶ。槍の雨が降ろうと、それを超えんとする高さ。 狗神玖番此処に在りやと、高々と。爪先が狙うは、天下人の首後ろ。 忍足袋に仕込んだ剃刀で、その首掻き切らんと"落ちてくる"。]
――存外鼻がいいな、風間。
[もう暫くかかると思っていた、と言外に告げる。 総大将その男を叩き踏みつけながら、不遜さで自尊と自信を装い見下ろした。 その実、もう暫くかかってほしいと望んでいたのは、まだ拭えぬ左の違和ゆえ。 逃げ出す心算も敗北を喫する心算も毛頭ないが、内心小さく舌打ちをした。]
(118) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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ふっふ。 動物好きに悪いのはおらんにゃん。
[笑いながらも、沙魅助は考える。>>113 雑兵ならともかく、大将に狙いを定められた場合、ミケを守ることに気を取られすぎていれば、防戦一方になりかねないと。
ぽんぽんとミケの頭を叩いて、耳元に何か、囁いた。]
フー、にゃー!
[すれ違い様に伸睦が太刀を振り下ろす、その直前。 大猫は向かって右に飛び、沙魅助は左へと飛び降り、すたーんと着地した。刃を避けるよう、左右に別れた形である。そのまま、大猫は李の兵を散らしに、一匹で駆けていってしまう。その場に残ったのは、沙魅助ひとり。
くるりと猫手を回転させ、肩に担いだ。**]
にゃっは。ミケはちょっとお散歩の時間にゃん。
(119) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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