人狼議事


35 星降る海岸に纏わるエトセトラ

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視点:


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 弁士 仁右衛門

なんと、これは奇っ怪……分かったゾ!

(0) 2011/08/07(Sun) 00時頃

村の設定が変更されました。


稲荷のお告げ (村建て人)


―――月に向かって星が降る


一年に一度


海に浮かぶ満月に


無数の流星が降り注ぐという


ずっと ずっと昔から村に伝わる伝説―――

(#0) 2011/08/07(Sun) 00時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)

それはとても小さな、都から遥か遠く離れた海に近い村の中での出来事。

その村には星降る海岸と呼ばれる場所がありました。
村ではその日を、精霊になったご先祖様が村にお戻りになられる日として毎年祝っていました。


今年ももうすぐ、お祭りの日がやってきます。
誰もが、例年通り、滞りなくその日を迎えられると信じ、おのおのその準備を始めていました。
あるひとりの研究者を除いて―――

(#1) 2011/08/07(Sun) 00時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 00時半頃


村の設定が変更されました。


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 01時頃


女中 おみつが参加しました。


【人】 女中 おみつ

―――旅 館―――

……数時間でどうして、こうなる?

[いつものことではあるが、この惨状には呆れるばかりである。
書物や書きかけの紙片、衣類がこれでもかという程散らかり、まさに足の踏み場もないというような状態。
常連である、この部屋主は基本的に出した物を片付けるということをしない―――というより、必要がなくなったものは其のまま"手を離すだけ"なのである。]

とりあえず喚起を……けほっけほっ

[不快極まりない状態。
空気までも澱んでいる気がする。]

よく、こんな所で眠れるよ。
別にいいけど……いや、やっぱ全然良くないや。

[畳の見えている面積のほうが圧倒的に少ない中を、爪先立ちで窓際に進みながら首を振る。
その人物は何故か、毎度毎度態々女中に"みつ"を指名していた。]

(1) 2011/08/07(Sun) 01時半頃

【人】 女中 おみつ

…なんで毎回僕なんだ。
"真昼"さえ、手懐けられていなければ―――

[真昼とは、飼っている白い兎の名前である。
太りすぎていて、耳もくたりと垂れているので初見では到底兎には見えない謎の生物である。]

きゃっ―――あ〜〜、もうっ!
後で絶対、"本人"にも掃除手伝わせてやるっ!!

[罠のように置かれていた何かの器を踏まないように体勢を崩しながらも、拳を強く握り締める。

しかし、これだけ散らかった部屋であっても、彼は物を無くしたりはしないらしい。
まるでこれが整理整頓された状態であるかのように、目的物は瞬時に見付けてしまう。
だから、彼は部屋が散らかっていても困らない。
困らないから、片付けない。]

―――ったく、お前が困らなくても僕が困るんだっっ!!!

(2) 2011/08/07(Sun) 01時半頃

女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 02時頃


髪結い 勢が参加しました。


【人】 髪結い 勢

─道端─

『あんたがたどこさ、

肥後さ、

肥後どこさ、

熊本さ、

熊本どこさ、

せんば……』

──アレ。

(3) 2011/08/07(Sun) 03時頃

【人】 髪結い 勢

[童歌に合わせて手鞠をついているのは、童にはとうてい見えないであろう年齢の女。
色とりどりの糸で幾何学模様の描かれた鞠は軽快に跳ねていたが、歌いきる前に指先にはじかれ、手元を離れていった。
たん、とん、たん、と転がっていった手鞠を追うでもなく見詰める]

駄目だねェ。久しく触っていなかったから、腕が鈍ってら。

[肩をすくめて笑い、のんびりとした足取りで転げた鞠の元へ。
拾い上げると、鞠の持ち主である少女へ手渡す]

足が上がってないだなんて、意地悪をお言いでないよ。
流石にそこまで童心には帰れない。

(4) 2011/08/07(Sun) 03時頃

【人】 髪結い 勢

[指先で少女の額をつついてやる。膝を折って、目線を合わせ]

遊び道具を貸してくれて有難うね。お陰でいい暇潰しになった。
此れを借りる前に言った通り、華麗な鞠裁きは見せられなかったけれど。…マ、次の機会に。

──そうだ、よければ祭りに出かける前に、うちを訪ねておいで。丁度夕刻は空いてるんだ、髪を結ってやろう。
大事な遊び道具を貸してくれたお礼。別嬪に仕上げてやるよ。**

(5) 2011/08/07(Sun) 03時頃

髪結い 勢は、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 03時半頃


髪結い 勢は、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 03時半頃


琴弾き 志乃が参加しました。


【人】 琴弾き 志乃

―私塾に面する空き地―

今日も空が青いですねー。

[降り注ぐ真夏の陽射しを遮る様に色白の掌を翳す。
指の隙間から覗く太陽を目を細めながら暫く見た後、日傘と呼ぶにはあまりにも粗末な、お手製のもので日陰を作る。]

さて、問題です。
空が青いのはどうしてでしょうか?

[勉学に励む。

言葉面だけを見れば一丁前に見えるかもしれないが。
とても小さな、都から遥か遠く離れた海に近い村であるここでは、知識よりも海で魚を獲る技術を覚えるほうがよっぽど実りあることのようにも感じる。
それでも、こうして私塾に勉強に来るのは一重に"先生"がいい、の一言に尽きるのであろう。]

(6) 2011/08/07(Sun) 03時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[今日も勉強を終えた子供たちが空き地でこうして会議を開く。

今日の議題は、どうして空は青いか。
そして議長は、子供たちの中心で日傘を差す女。
先程、お話したいい"先生"とは全くもって別人物であり。
言うなればその対極にいる人物である。]

……海と空が繋がっている…おー!
海のずっと先は空ですしー、じゃあ、海が青いからっ!
と、お考えということですねー。

[女は手を叩いて子供の意見に賛成した。
いろいろ飛び出してくる意見の1つ1つに笑顔で頷いていく。]

(7) 2011/08/07(Sun) 03時半頃

【人】 琴弾き 志乃

わたし?

[一通り意見が出揃った後。
まだ意見の言ってなかった議長である自分に同じように議題が出された。]

どうして空は青いのかー…?
うーん。

[口元に人差し指を当て、空を仰ぐ。
暫くの沈黙の後、口を出た答えはひどいものであった。]

…………わたしの心を映してる。
悲しみに暮れるわたし色。
なんて、全然悲しくないんですけどね…。
また、先生に怒られちゃいますね、余計なこと言うと。

[きょとん、とこちらを見ている子供たちの視線に頬を少し染めながら、今のは忘れてね、と付け足すことだけはして。]

(8) 2011/08/07(Sun) 03時半頃

【人】 琴弾き 志乃

もうすぐ待ちに待ったお祭りだから寄合はお休みですねー。
ご先祖様お迎えの準備しなくちゃですから。

[迫り来るお祭り。
村の皆が楽しみにしているように女にとっても楽しみで。
子供たちと同じように無邪気に笑う。]

ふふ、次はー。
お祭りの感想披露会でもいいですねー。

[傘の下、


星降る夜に思いを馳せる――――。**]

(9) 2011/08/07(Sun) 03時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 04時頃


子守り 日向が参加しました。


【人】 子守り 日向

─道端─


 あんたがたどこさ、

 肥後さ、

 肥後どこさ、

 熊本さ、

 熊本どこさ、

 せんばさ…
 

(10) 2011/08/07(Sun) 09時頃

【人】 子守り 日向

[後ろ手を組んで歌っていた少女は、そこで歌声をとめる。]

  
 ―――ぁ。
 
 
[急に、たん、とん、たん、と転がっていった毬を
その手毬を拾いあげる勢を

少女の大きなどんぐり眼が映していた。]

(11) 2011/08/07(Sun) 09時頃

【人】 子守り 日向

[腕を伸べ勢から手毬を受け取れば、色とりどりの幾何学模様が手中で光を弾いてきらきらと輝く。
毬の持ち主の少女――日向は、指で幾何学模様をなぞりあげた。]


 毬つきで、足、あがってなかったね。


[そう評した言葉に、
意地悪をお言いでないよ>>4 などと返されれば、]


 ふふふ。


[ほんの少し瞳を細めて笑みを零す。
すると、大人の指先で額をつつかれたのだった。] 

(12) 2011/08/07(Sun) 09時半頃

【人】 子守り 日向


 暇つぶしになったのなら良かったわ。
 ええ、次の機会に。

 ……髪を結ってもらえるの? いいの?
 わぁ!

 では、きっときっと、お祭りへ行く前に伺うわ。

[手毬を抱きしめて]

 わたしじゃ、べ、別嬪にはなれないでしょうけれど
 それでも 髪が綺麗になれば嬉しい。**
 

(13) 2011/08/07(Sun) 09時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 09時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 10時頃


【人】 女中 おみつ

―私塾に面する空き地―

志ー乃ー。

[子供たちに囲まれている女性を見かけて声を掛ける。
大量の卵が入った器やら塩の袋やらを抱えている姿から、買い出しの帰りらしいというのは見てとれるだろう。]

…暑い、重い。

[志乃の近くまで来ると荷物を一端預けて、休憩した。]

ね、真昼、見かけなかった?

気が付いたら、居なくてさ。
あの子、暑さにはとことん弱いくせに何ふらふらしてるんだろ…
しかも、あの体型で…

[心配そうに瞳を揺らしながらも、態度は文句ばかり*ぶつぶつ*]

(14) 2011/08/07(Sun) 12時頃

女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 12時半頃


村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


【人】 女中 おみつ

お祭り、かぁ…

[はしゃぐ子供たちを眺めて疲れたように呟く。]

こう、この子たちのように純粋にわくわくする気持ち、僕にはもうないなあ。
旅館のお客も増えるしさ、なんだかんだやることに追われて終わっていくみたいな…
こんな忙しいのに、更にその上、お祭りの役員になんか選ばれた日には、僕は泣く。

(15) 2011/08/07(Sun) 20時半頃

船大工 団十郎が参加しました。


【人】 船大工 団十郎

―海岸近くの小屋―

[小屋、という言葉から連想されるよりはいささか大きな建物の中。
鋸くずが積もった床の上に、汗がぽたり、ぽたりと落ちる]

おー……っし、これで丁度、だな。

[切り出した板を傍らに積み上げ、汗をぬぐいながら、船大工は開け放しの広い戸口を振り返った]

おう、何でえ、仁右衛門か。
んー?俺が作ってるものっつったら、船しかねえだろうがよ。

ただの船だよ、ふーね。
おめえだって乗ったことあるだろうよ、船ぐれえ。
海やら川やら湖に浮かんで、人やら物を運ぶもんだよ。

(16) 2011/08/07(Sun) 21時半頃

【人】 船大工 団十郎

あー?
俺あ水に浮く船ならとびきり頑丈なのをこさえてやるが、空飛ぶ船なんざ聞いたこともねえ。
だいたい、空なんざ飛んだら、そりゃあ船って言わねえだろう。
船ってなあ、水の上を走るのが仕事だ。
おめえが突拍子もねえことを言い出すのはいつものことだが……おい、何だよ。

……行っちまった。変な奴だなあ、いつもながら。

[ふーっと息をつき、作業を止めても吹き出てくる汗を、また拭う**]

(17) 2011/08/07(Sun) 21時半頃

船大工 団十郎は、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 21時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 22時半頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 23時頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 23時頃


【人】 琴弾き 志乃

―私塾に面する空き地―

おょ?

[声がした方向にそのまま視線を向ける。
大量の卵の入った器と塩の袋といろんな品物がこちらに向かって歩いてきていた。]

塩がわたしを呼ぶ蜃気楼が見えます…。
………御伽噺でも見ているのですかね…?
……あ、ちがいましたか。

[荷物がなくなればそこに現れたのは見知った女中の姿。
休憩しているその姿に呼びかけるのは。
嫌味だと知ってか知らずか―――。]

"おみつ"ちゃ〜ん、今日もせーがでますねー。

[ゆるい笑顔で手を振る。]

(18) 2011/08/07(Sun) 23時頃

【人】 琴弾き 志乃

真昼?ですか?

[嫌そうな顔とかを見ればさらに笑顔になるだろう。
それが分かっていて呼ぶのだから多少の悪意はあるのかもしれない。]

……ちょうどー、真昼ですからねー。
太陽に呼ばれて真昼くんも真昼に外出かもしれないですね。
それはわたしも同じゆえ。嘘だけど。

[暑いところよりは涼しいところが好き。
それは目の前の相手は周知のことかもしれなかった。]

(19) 2011/08/07(Sun) 23時頃

【人】 琴弾き 志乃

お祭り好きじゃないですか?わたしは好きですよ。
忙しいなら手伝いますよ、

[肩をぽんぽんと叩く。]

わたし以外の人が。
ほら、前手伝ったら大変なことになっちゃいましたし。

[あの時のことを思い出しつつ告げた。
あの惨状とも言うべき事件は小さな村だからこそ語り継がれる事件になってしまった。]

役員なんてお飾りだと思うんですけどねー。
わたしもまっぴらですよー。
でも、"おみつ"ちゃんが泣いてるのみたいから選んじゃうのもありかなー、なんてぇー。

[首を傾げながら告げた。]

(20) 2011/08/07(Sun) 23時半頃

稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 00時頃


【人】 子守り 日向

―どこか―

 ぁ、仁右衛門さん。
 こんにちは。
 

(21) 2011/08/08(Mon) 00時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 00時頃


【人】 子守り 日向


 え、あ、はい、…父、なら、かわりありません。元気です。
 仁右衛門さんのほうはご壮健ですか。
 
 はい、またお話を拝聴したいって。父が言ってました。
 
[仁右衛門に向かってお辞儀する。]

(22) 2011/08/08(Mon) 00時半頃

【人】 髪結い 勢

[強い日差しと軽い運動の所為で張り付いた後れ毛をはらう。
手団扇で火照りを冷ましつつ、はにかむ少女を微笑ましげに見下ろし]

お前さんみたいな年頃のうちから、謙遜なんて覚えるんじゃないの。……アタシの腕が信用ならないかい?

[冗談めかして拗ねて見せ。
「うちの場所は分かるかい」とたずねながら、小指を差し出した。少女が応えるならば、「指きりげんまん、」とまじないを唱えただろう]

(23) 2011/08/08(Mon) 00時半頃

髪結い 勢は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 00時半頃


髪結い 勢は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 00時半頃


【人】 子守り 日向

 
 ……え、と。えと。
 わたしには、仁右衛門さんのお話は難しくて。

 …ぇ、星?


[ぼんやりした面持ちで、仁右衛門の言葉に瞬きを繰り返し
歩み去る仁右衛門を見送った。**]

(24) 2011/08/08(Mon) 00時半頃

【人】 琴弾き 志乃

[ある程度、女中さんをからかった後。]

分かりました。
がんばってる"おみつ"ちゃんのためにも真昼探しの協力しちゃいましょう。
あの体型だもの、すぐに見つかるでしょうし。

ふふっ、わたしが先に倒れるかもしれないけど。

[日傘を肩に乗せて持ち、そのまま立ちあがる。
相変わらず嫌そうな顔でこちらを見ていたけれど、笑顔絶やすことなく相手を見続けた。]

こわい顔しないでー、えーん、なーんて嘘ですけど。
お買い物の途中でしょう、引き止めて悪かったですね。
それじゃあ、また後ほど?でいいのかしら。

[ゆるりと手を振って空き地を後にする。
尋ね人ならぬ、尋ね兎の探訪道中。**]

(25) 2011/08/08(Mon) 01時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 01時半頃


【人】 子守り 日向

―道端にて―

 い、いえ、謙遜じゃ…なくて……
 
[まだ謙遜なんて覚えるんじゃないと聞けば、少しの間もじもじしていたが、続く冗談めかした言葉>>23には表情が緩んだ。]

 …ふふふ。
 そうですね、ごめんなさい。

 あ、はい、そちらの場所は知ってます。
 
 ありがとう。
 
 ゆびきりげんまん。ね。

[そうっと小指を伸ばして相手の小指と絡める。
一緒にまじないを唱えた**]

(26) 2011/08/08(Mon) 06時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 06時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 06時半頃


【人】 女中 おみつ

その名前で呼ぶな。この。

[明らかに故意に、女中としての呼び名で声を掛ける志乃を睨みつけるが、効果なし。
楽しんでいるように笑顔を見せる女に大げさに溜息を吐いてみせた。]

―――つまり。
真昼の居所は知らないんだね。
あー、本当に悉く役に立たない女め。

[憎まれ口を叩いて、むすっとする。

志乃には以前、仕事を手伝わせてくれと頼むので任せたら、どう進めたらこうなるのかと言うほどのあり得ない状況を作り出されたことがあった。]

あー、お願いする。
必ず、志乃以外の使えるひとを寄越してね。
これ、絶対だから。

(27) 2011/08/08(Mon) 08時半頃

【人】 女中 おみつ

[祭りの役員についての話には眉を潜めて。]

お飾りじゃないだろー、あれ。
思いっきり監禁されるし。

[泣き顔が見たいから自分を選ぶと言うのには、凍てつくような冷ややかな視線を送りつけた。]

……もいっぺん言ってみ?

(28) 2011/08/08(Mon) 08時半頃

【人】 女中 おみつ

[そんな遣り取りをしていても、最終的には手を貸してくれる。]

ん…ごめん。ありがと。

どっかで倒れてなきゃいいんだけどね、あの子。
志乃も……いや、別に心配してる訳では決してないんだけど。

―――その傘さ、暇が出来たら直そうか?
"本職≠フ余った布、使えると思うんだよね。

[お手製の日傘に視線を送りつつ、女の背中に声を届ける。

"本職≠ニいうのが、旅館の女中を指すのではないことは、志乃なら知っているだろう。
顔に似合わず、針仕事が好きで、着物を作るのが好きで。
最近やっと、少しずつ仕事をまわして貰えるようになった。
それすらも、もしかしたらお店のご主人の好意かもしれない。
それでもいつか、この仕事で身を立てたいと*考えていること*]

(29) 2011/08/08(Mon) 09時頃

発明家 源蔵が参加しました。


【人】 発明家 源蔵

―白石源蔵邸『鳩渓堂』―

[村の中では地主の家に次いで大きな屋敷。『鳩渓(きゅうけい)堂』と看板を掲げたこの屋敷には、変わり者が住んでいた]

空がどうして青いのか、ねぇ。
子供の考えることは実に興味深い。

[屋敷に隣接した空き地から、子供たちの声>>6が聞こえてくる。屋敷の一室に村の子どもたちを集め、読み書きそろばんを教える私塾を開いてはいるが。子供たちはどうも、私塾の後に空き地で開く「会議」にこそ、意味を見出しているようにも見える]

まぁ、頭の柔らかいうちに脳みそを捏ね回しておくのはよい事だ。

[そう呟くと、煙管からコンコンと灰を落とした]

(30) 2011/08/08(Mon) 13時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 13時半頃


【人】 発明家 源蔵

[それからしばらくトンテンと木槌を叩いたり針金を曲げたりと、からくりの作成作業に取り掛かっていたが]

――何? 仁右衛門さんが?

[屋敷に一人だけ置いてる使用人から、客の来訪を告げられて。ずり落ちた大きな眼鏡をクイと引き上げる。浮かべる表情は露骨な渋面]

僕はあいつ嫌いだよ。
同じ学者肌といっても、まったくもって気が合わない。
応接間で茶だけ出して、君の方で用件聞いといておくれ。

[それだけ言って、またトンテンカンテンやりはじめる]

祭りの日までに、仕上げてしまわなきゃ。

[額に薄く浮かんだ汗を拭って、小さく*呟いた*]

(31) 2011/08/08(Mon) 13時半頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 13時半頃


女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 19時頃


【人】 発明家 源蔵

−団子屋−

葛切り、黒蜜で。

[街道沿いの団子屋で、夏場の気に入りを注文する。看板娘が注文の品を持ってくるまで、ボケッと青い空を見上げて]

……おや?

[街道挟んだ向かいの茂みに光る目を見つけて。兎も団子を食べるのだろうかと暫し思案する]

(32) 2011/08/08(Mon) 20時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 20時頃


【人】 女中 おみつ

――どこかの道端――

あ、お勢さん。
この暑いのに、態々外に出て何してるんですか?

[志乃と別れて旅館に戻る道中、顔見知りの髪結い師の女性を見かけて、なんとなく声を掛けた。]

僕は見ての通り、扱き使われてます。
こんな大量の買い出し、独りでさせるとかあり得ないですよね?
この卵とか、絶対もう煮えちゃってますよ。

[器にある大量の卵に視線を送る。
両手に荷物を抱えているので、額の汗を拭うことも出来ず、無造作に結いあげた髪は所々解れて乱れていた。]

僕も早く、お勢さんみたいに一人前になりたいなあ。

(33) 2011/08/08(Mon) 20時半頃

【人】 発明家 源蔵

[団子屋の長椅子から離れ、街道にしゃがみこむ。兔の警戒心の強さについてはよく知っているので、あまり近づきすぎずに]

ほーいほい。ちょっちょっちょ。

[犬猫を呼ぶ時のような、ねず鳴きをして手を伸べて。
子供のようななりの大人が、真剣な顔で兔と向かい合っている様子は、傍から見れば非常に奇異なものだったであろう]

(34) 2011/08/08(Mon) 20時半頃

【人】 女中 おみつ

…?
なんか、変な音が聞こえたような…

(35) 2011/08/08(Mon) 21時頃

【人】 女中 おみつ

[一度勢を見て。次に、その妙な音の出所に顔を向ける。]

団子屋から……じゃなくて。
何してるんだ?
あの"先生″は?

[屈み込んで、奇声を発している源蔵を遠くから冷静に眺めた。
どうやら、探している兎の姿は死角になっていて見えないらしい。]

(36) 2011/08/08(Mon) 21時頃

おみつは、まぁ、なんていうか…流石は志乃の先生だなあ…うん。

2011/08/08(Mon) 21時頃


【人】 発明家 源蔵

あ゛っ!逃げられた……。

[やはり親しいわけでもない兔を誘いだすのは容易ではなかったらしく。立ち上がって頭をぽりぽりと掻いて]

……おや、おみつさんとお勢さんじゃないか。

[ふと、こちらを見ている二人に気づくと、会釈するわけでもなく鷹揚に片手を上げて挨拶した]

(37) 2011/08/08(Mon) 21時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 21時頃


【人】 女中 おみつ

ま、真昼?!

[不意に源蔵の陰から、ころころに太った白が飛び出した。
抱いてくれと言わんばかりに、身体を足元に擦りつけてくるのだが、今の自分にはその願いは叶えてあげられなかった。]

や、無理だから。
僕のこの荷物が見えないのか、お前は。

[真昼に苦笑して。
こちらに向けて片手を上げる源蔵には。]

どうも。です。
なんていうか、色々衝撃的な登場の仕方をしますね。

[妙に感心したように挨拶を返した。]

(38) 2011/08/08(Mon) 21時半頃

【人】 発明家 源蔵

[みつの足元に体磨り寄せる兔を見て、ほう、と感心したように]

よく懐いている。可愛がられているのだな。

[うむうむ、と頷いて]

……何がだろう。僕からすれば、茂みの中で目を爛々と光らせている餅兔の方がよほど衝撃的だったのだが。

[眼鏡の鼻あての部分をくいと押し上げて、渋面で答える。そうしているうちに看板娘が、葛切り片手に声かけてきて]

……ところで君らは、遣いの途中かね。
急ぎでなかったら蜜豆でもどうだい。いつも世話になってる店だから、僕も少しは売上に貢献してやらんとな。

[都合がつくなら、奢ってやろうと暗に(というほど伏せてもいないが)示して]

(39) 2011/08/08(Mon) 21時半頃

【人】 琴弾き 志乃

―浜辺―
[尋ね兎の旅は潮の香りの強くなる方向へ。
役に立たないと言われた女はその言葉が指し示す通り、真昼がいるのとは反対の方角に歩を進めていた。]

傘……なおさなきゃだめですかねー。
いづな殿にお願いしていいものかどうか。
自分ではもちろんできませんけど。

[潮風を正面から受けながら歩いていく。
探している兎の姿は視界に収まることはない。
もう見つかっていることなど知る由もなかったが。]

今日も海がいい青ですねー。

[海をぼんやり眺め始めた。]

(40) 2011/08/08(Mon) 22時頃

【人】 船大工 団十郎

―海辺の船大工小屋―

よいせ、っと。

[ごりごりと、太い指を動かして小さな木の部品を削ったり組み立てたり。額に巻いた手拭いを、時折絞ったりしながら]

どうにも、この細けえ細工って奴は、なあ。
ガラじゃねえんだがな。
っと、これを、こう……っと。よーし、ぴったりだ。

[組み上がったものを翳して検分し、ほっと息をつく]

あーーー、よし、一服するかあ。

[大きな体を、みしみしと音を立てそうに伸ばしてから、ゆっくりと外へ出る]

(41) 2011/08/08(Mon) 22時頃

【人】 船大工 団十郎

おお、暑いけど、いーい風が吹いてくるなあ。

[ざくりざくりと音を立て、砂浜に大きな足跡をつけながら歩く]

お、誰かいるな?

[そのままの足取りで、浜辺に佇む人影へのんびりと近づいた]

おーい?お志乃じゃねぇか、どしたい、散歩か?

[相手を視認したところで、声を掛ける]

(42) 2011/08/08(Mon) 22時頃

【人】 女中 おみつ

ああ…ま、まあ。
この子の体型については禁則事項ということで。

[眼鏡を直す源蔵に適当に答える。]

僕は、見ての通りです。
暑いのに重いのに、か弱い女子が独りでこんな…
全くもって酷い仕打ちを受けている最中―――

え、ご馳走してくれるんですか?

[意外と現金な女らしい。
両手に荷物を抱えたまま、源蔵の言葉に目を輝かせた。
実は甘いものにはとことん弱かったりするのである。]

(43) 2011/08/08(Mon) 22時頃

船大工 団十郎は、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 22時半頃


【人】 琴弾き 志乃

[海を眺めること数刻。
その間、空がどうして青いのかやら。
海もそもそもどうじて青いのかやら。
そんなことをぼんやり考えていたものだから。]

……なんでしたっけ…。

[尋ね兎がいたことはすっかり忘れてしまっていた。
悉く役に立たない女である。
暑いので家に帰ろうかとぼんやり考えていたところ、名を呼ぶ声に視線をそちらへと向けた。]

団十郎さんじゃないですかー。
散歩……、そうですねー、胸の中にあるときめきを探しに……なーんて、嘘ですけど。
はい、散歩ですー。団十郎さんは暇ですかー?

[首を傾げて尋ねる。]

(44) 2011/08/08(Mon) 22時半頃

おみつは、団子屋の看板娘が運んできた葛切りをじっと見つめながら、志乃はどうしたろうかと考えた*

2011/08/08(Mon) 22時半頃


【人】 発明家 源蔵

うんうん。他に客もいないようだし、荷物はそっちの長椅子に置かせてもらうといい。

[看板娘に聞こえたら怒られそうなことを言って、自分はもと座ってた場所へと戻る。葛切りを受け取りながら]

うん? やっぱり葛切りの方がよかったかい?

それにしてもすごい荷物だね。やっぱり祭りの準備かい。
おみつさんのとこの旅館の旦那も、仕出しや何やでしばらく忙しかろうねぇ。

[葛切りの器を乗せた盆を膝に置いて。ずずっと熱い茶をひとくち]

(45) 2011/08/08(Mon) 22時半頃

女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/08(Mon) 22時半頃


【人】 船大工 団十郎

ときめき?
かーっ、年頃ってやつかねえ……って何でえ、嘘かよ。

[志乃の言葉に、頭を掻きかけていた手をぴたりと止め]

あー、暇を持てあましてるって程じゃあねえが、仕事のキリがいいんで、ぶらっと休みにきたところさ。
何でえ、何か用なら言ってみな?

[問いには、気軽な調子で答えた]

(46) 2011/08/08(Mon) 22時半頃

【人】 琴弾き 志乃

ふふっ。ときめきってどんな感じですかねぇ。
あんまりよくわたしは分からないですし。

[大きな手がぴたりと止まったことに気づいて、その手に視線を動かす。
傾げていた首を元に戻すと同時に、手をみやっていた視線を相手の目へと移した。]

うちのおとーちゃんも、団十郎さんの船はいいって言ってますしー、今日もせいがでますねー。
わたしも網を直すのとか手伝いますけど、全然上手にならないですから、うらやましいです。

ん?用?
やー、特に用はないんですけどぉー。
じゃあ、団十郎さんはどうして、空は青いと思います?

[兎探しは頭の隅から消え去っていた。]

(47) 2011/08/08(Mon) 23時頃

【人】 船大工 団十郎

何でえ、親父さん、俺の前じゃあぼろっかす言うくせによ。

[船を褒められたと聞けば、相好をくずす。
が、網の話になると表情を曇らせ]

あ、あー、まあ、人にゃあほれ、向き不向きってもんがあるからな。
お志乃は琴が上手えんだろ?

[思い出すのは、縺れた網を手に、青ざめた顔の志乃の父親。
そして、いつぞやおみつを手伝ったという時の凄まじい噂]

何だ、用はねえのか。てっきり……

[不思議な作りの日傘をちらり、見上げてから、思いがけない問いに目を丸くする]

あ?
空?

(48) 2011/08/08(Mon) 23時半頃

【人】 船大工 団十郎

気にもしたことねえなあ。
空は青いし、海も青い。
空が赤くなるときゃあ、海も赤くなる。
夜にゃあ、どっちも真っ黒だ。

そんなもんだと思って、ずうっと暮らしてきたからなあ。

でもよ。
「何で青いのか」ってことは、青いってのに理由があるってことだろ。
その理由がなきゃ、本当は何色だったと思うんだ?

(49) 2011/08/08(Mon) 23時半頃

門下生 一平太が参加しました。


【人】 門下生 一平太

―白石源蔵邸 応接間―

[応接間にて、主人に言われた通りに茶を出して向かい合えば、客人たる仁右衛門は興奮した調子で切りだした]


―――――――…空を飛ぶ船、でございますか。

[対する少年は淡々とした様子であり]

それは可笑しゅうございましょう。

仁右衛門様は『星まで届く』と仰るが、
星とは山頂にても手の届かぬ物。
どうして、辿り着くことが出来るでしょうか。


…わふ。

[屁理屈を捏ねていると、仁右衛門が紙束を押しつけて来た。勢い余ったそれを、顔面で受け取る格好になる。
そうして用件だけ伝えきると、茶を飲み終えた客人は、満足げにさっさと屋敷を後にしたのだった]

(50) 2011/08/08(Mon) 23時半頃

【人】 琴弾き 志乃

おとーちゃん、照れ屋ですし。
わたしも似ちゃってー、困っちゃいますよねー。
団十郎さんからも言ってやってくださいよー。
お祭り楽しみなくせにそんな風にしないんだから。
………琴は、別に上手ではないですよー。
向き不向きだなんて、酷いですー。

[頬に手を添えてけらけらと笑ってみせる。
噂がそこまで広がっているとは存ぜぬが、知られていても構わないので深く追求はしなかった。]

ふふ、そうですね。
いろんな顔を持っていて。
季節によっても見せてくれる長さも変わります。
でもね、青い空と会う時間が長くて。

んー……なんでー、ですかね。
本当は何色……人によって違うのかなーとも。
なんていえばいいんですかねー。

[伝えようとして左手がふわふわと動く。]

(51) 2011/08/08(Mon) 23時半頃

【人】 琴弾き 志乃

あー……うーん……。
ほら、あれです、あれ。

着物に青を入れるには、藍染めが必要で。
空ももしかして染まっているから青いのかなーとか……っていうんじゃなくてですね…。
本当に青いのかーとかー…。


うーん。
うーん…………。





うーん…?
あれ、なんのはなしでしたっけ。

[暫く考えた後、そう言って首を傾げた。]

(52) 2011/08/08(Mon) 23時半頃

【人】 船大工 団十郎

照れ屋っつーのかね……アレは。

[思ったことをすぐ口に出すように見える目の前の娘が、照れ屋かどうかには触れずにおいた]

はは、俺がお節介なこと言うより、可愛い娘のお志乃が言う方が、聞くだろうよ。
なあに、いざ祭りになりゃあ、また張り切って出てくるさ。

[けらけらと笑う様を微笑ましく眺め]

んー?

[ふわふわと動く左手を目で追って]

空が染まってるんだとしたら、海も空を映して青いのかも知れねえし、
いや、水にゃあ色がねえのに、海の方が空を映して青いのかも知れねえし……

うーん。
うーん…………。

[一緒になって首をひねってみせる]

(53) 2011/08/09(Tue) 00時頃

【人】 船大工 団十郎

何の話って、おめえなあ……

[やがて続いた言葉に、あきれた表情を見せるが、すぐに笑って首を振った]

ま、いいや。難しい話はよそうぜ。
それよりなあ、ずっと気になってたんだが、その傘……
良かったら、預かって手直しさせちゃあくれねえか。

[遠慮がちに手を差し出して]

いやあ、金は取らねえよ、親父さんにも世話んなってるしな。
ただ、どうにも、気になって仕方ねえ。

いや、大事ないわくのあるもんなら、すまねえが。

[相手の表情を伺いながら、*問うた*]

(54) 2011/08/09(Tue) 00時頃

船大工 団十郎は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 00時頃


【人】 発明家 源蔵

お勢さんはどうする? 蜜豆でいいかい?

[二人から注文を聞けば、こちらが呼ぶ前に看板娘は現れるだろう。
しばし茶と甘味を肴に祭の話でもして]

しかしこの忙しい時に、仁右衛門さんは何を張り切ってるのだろうね。まさか役員に立候補するガラでもなかろうし。

[ふむん、と顎に手を当てて唸る。
邸を訪れた仁右衛門。顔を合わせたくないからと、勝手口から逃げてきてしまったが。一平太ひとりにあの奇人の相手を任せて大丈夫だったろうかと、自分を棚に上げて思う]

(55) 2011/08/09(Tue) 00時頃

【人】 発明家 源蔵

……おぅい、ちょっと土産に団子を包んでくれんか。適当に。

[空いた皿を下げに来た看板娘にそう頼んで。
みつと勢に「それではこれにて」と手を上げると、団子の包みを片手に鳩渓堂へと帰っていく]

さすがに仁右衛門くんとて帰っただろう。

[そう呟きつつも、入るのはこっそり裏口から。客人のかまびすしい声が聞こえぬのを確認してから、ようやっと声を張り上げた]

ぺーた。一平太。今帰ったよ。

[そうして一平太が顔を出せば、何食わぬ顔で団子の包みを渡すのだった**]

(56) 2011/08/09(Tue) 00時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 00時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 00時半頃


【人】 琴弾き 志乃

むずかしーおはなしでしたっけ…??
あー……空の色の話でしたね、じゃあここまでで。

[顔の前で軽く手を叩いた。
それから続いた言葉に首を傾げる。]

……かさにやきもちやいちゃいますねー、大人気。
実は、いづなにも同じことを言われたんです、傘を直そうか、って。
そんな変な傘ですかね……確かにぼろぼろですけど。
思い入れが特別あるとか、そういうわけではないですけど。

[くすくすと口元に手を添えて笑う。]

(57) 2011/08/09(Tue) 00時半頃

【人】 琴弾き 志乃

今、この傘を渡してしまうと暑さで倒れちゃうかもですね。
でもせっかくだから、お願いしましょうか。
その後、いづなにもちょっと直してもらったら、みんなの愛でできた傘になりますね。

まー、すてきー。

[最後はかなり棒読みに言った。]

団十郎さんも、そろそろお勤めに戻らないと駄目ですよね?
邪魔しちゃってすみません。
じゃあ、傘、お願いしますねー。

[差し出された手に傘をたたまずそのまま手渡して、浜辺を後にした。]

(58) 2011/08/09(Tue) 00時半頃

志乃は、陽射しの中をふらふらと歩き出す。**

2011/08/09(Tue) 01時頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 01時頃


懐刀 朧が参加しました。


【人】 懐刀 朧

―村の入り口―
[腰に刀を携え、紐につないだ陶器瓶をいくつも担ぐ男が一人。
都からの長旅、それに加えて夏の日差し。何度額を拭った事か。]

……ようやく、ついた。な。
早く、社に、届けてしまおう。

[目を閉じ、一度息を吐き出すと。
よし、と目的地に向かって再度歩き始める。

やはり、故郷はいつ帰ってもいいものだ。とは思うものの。
この時期に帰るのは頼まれごとも多い。
例年通り、今年も神酒をいくつか頼まれた。重い。
勿論、鍛錬代わりには良いのかも知れないし。持ち帰るのは神酒用だけではない。
それゆえに、"楽しみ"も待っている。男にとって、今はそれだけが足を動かす気力だったかもしれない。]

(59) 2011/08/09(Tue) 01時頃

【人】 懐刀 朧

―村の側にある社―
[境内に入ると、幾許か涼しいように感じた。
……いや、感じただけかもしれない。
拝殿の中に入り、神酒用の酒瓶を置いて。
文字通り、肩の荷が下りて息をついた。]

今年も息災に。祭に参加できること、感謝いたします。
……ついでに、今年も酒瓶を割らなかったことを心より感謝を。

[外に出て、暫し拝み。ふと口元が緩む。
手には残りひとつの陶器瓶をつないだ紐を。
木陰に移動すれば、幹に背をもたれた。]

先生も団十郎も、今は仕事中だろうしな……
暫し、休んでいこうか。

[だれも見ていないだろうという油断からか、大きな欠伸をして。
目を閉じた。誰かに話しかけられれば起きるだろうが、起きなければ暫くは昼寝をして疲れを癒すことだろう**]

(60) 2011/08/09(Tue) 01時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 01時頃


髪結い 勢は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 01時頃


刺客 博史が参加しました。


【人】 刺客 博史

[独居の身ゆえ問う相手も無く、独り言は無意味と無言で家を出る。鳥のさえずりが挨拶代わりだろうか。

その手に持つのは刀ではなく、農家道具。村の陸側に建っている小さな家の―その前に広がる小さな畑の様子を見る、そして作物を育てることから一日が始まる。]

(61) 2011/08/09(Tue) 03時頃

【人】 刺客 博史

[畑をいじりながら、ふと思う、一人の男の顔。
数日前に出くわした男の顔。]

 仁右衛門か。

 全く、あの男は私を刺客などと物騒なことを言ってくるから時折困る。彼にとってはそれは冗談のつもりなのかもしれないが、時と場合によりこの身では何ともし難くなるような風評を得てしまうではないか。

[見るからに、の、佇まいである自分にとってそれはよいことではない。]

(62) 2011/08/09(Tue) 03時頃

【人】 刺客 博史

 まあ、あの男は絵空事のようなよく分らないことを語る男だし、気に留めなくてもよいな。あまり悪く考えると、その気が作物に影響が出てしまうかもしれん。

[力の篭る腕を自ら見やり、小さく首を振った。
意識無く過ぎったのはかつての自分だっただろうか。
つい漏れた言葉の存在を自らが知ることは無かった。]

 ―あれは余りに運が良すぎた…。**

(63) 2011/08/09(Tue) 03時頃

刺客 博史は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 03時頃


【人】 子守り 日向

―村道→―

[勢と約束を交わして別れた後。
毬をついていると通行人とぶつかりそうになり、慌てて頭を下げて謝る。
思案顔になった。]

 …もっと広い場所で遊ぶほうがよいかしら。

 広い場所…。

[思いついた適切な場所へと移動する。]

(64) 2011/08/09(Tue) 03時半頃

【人】 子守り 日向

―神社の境内―

 ここならば広いわ。

[汗を拭って見回し、太陽の位置にふと気付いた]

 いつもならお花やお琴のお稽古へ行く頃合ね。
 お祭りの準備で忙しい間は源蔵先生の塾以外のお稽古ごとなんかは免除されているから有難いわ。遊ぶ時間もあるもの。

[村の一員として遊ぶ以外に祭りの準備の手伝いもすべきであろう。が、遊びたい盛りの少女のこと、今はそれは思考の外だった。]

(65) 2011/08/09(Tue) 03時半頃

【人】 子守り 日向

 
 あんたがたどこさ
 肥後さ
 肥後どこさ
 くまも…


 …………っ?


[その時。木の幹へ背を預ける男の姿にようやく気付いた。
男の様子からして寝ているのだろうか。
寝ているなら、声をだして歌うのは憚られるだろうか。]

(66) 2011/08/09(Tue) 03時半頃

【人】 子守り 日向

[そんな考えが頭を過り、毬へ対する集中が途切れる。
その所為で毬が手元から逸れ転げて行った。]

 あばばばばば…

[慌てて、それを追いかける**]

(67) 2011/08/09(Tue) 03時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 03時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 03時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 03時半頃


落胤 明之進が参加しました。


【人】 落胤 明之進

─村外れの邸─

……ああ、いい天気だね。

[浅い眠りから目覚め、小さく呟く。
まだどこか気だるい身体を床から起こし、身支度を整えて縁側へと出た。
風が、村からの声を運んでくる]

少し、散歩に出ましょうか。
寝てばかり、というのも、息が詰まってしまう。

紫苑、おいで。

[下駄を突っかけ、手を差し伸べる。
ふわり、舞い降りた小鳥の頭を軽く撫でた後、肩へと止まらせて。
日陰を選びながら、ゆっくりと散策に出た。**]

(68) 2011/08/09(Tue) 13時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 13時半頃


【人】 女中 おみつ

[源蔵に頷かれれば、子供のような満面の笑み。
本当に甘いものが大好きらしい。
言われるままに大量の荷物で長椅子を占領すると、空いた手をそっと真昼に伸ばして源蔵の向かいに座った。]

え、ううん。
葛切りも蜜豆も両方好きです。
両方食べれるよ。
両方…そう、両方。

[暗に二品要求しつつ、出されたお茶で喉を潤した。]

この時期にお客が増えるのは仕方がないのかもしれないけれど。
旦那様は僕が女だと言うことを忘れているとしか思えないっ。
苛めです、苛め。格好悪いっ。

[主人の話題になれば、拗ねたようにむすっとする。]

あーあ、どうせなら源蔵さんとこの使用人とかになりたかったな。

(69) 2011/08/09(Tue) 19時半頃

【人】 女中 おみつ

んー、美味しいっ。

[運ばれてきた甘味を口に運びつつ、束の間の幸せに浸る。
膝の上の白が食べたそうにするのを駄目駄目とあしらいながら、変わり者過ぎて有名な知り合いの学者については。]

…仁右衛門さんが役員…?

―――…ふっ、あは。すっごく似合わない。けど見たいかも。
なんていうか、あのひと、常に精神が高揚しているというかさ。
そういえば、前に「うひょひょーい」とか言って何処かに走って行ってたっけ。

[思い出してくすりと笑う。
源蔵が彼を苦手としていることはなんとなく知ってはいる。
けれど、何故か女は、突拍子が無さ過ぎて、周りから敬遠されている仁右衛門を呆れながらも憎めずに居るようだった。]

(70) 2011/08/09(Tue) 19時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 19時半頃


【人】 門下生 一平太

―白石源蔵邸―

御帰りなさいませ、源蔵様。
外は日差しが強うありましたでしょう。

[裏口の方で物音を聞きつければ、主人が戻って来たのだと見当は付く。声が上げられるのを待って後、準備していた冷やした手拭いを持って戸口へ向かった]

―――――…甘味、ですか。ありがとうございます。

上等の茶を頂いておりますので、源蔵様が一休みなさるときに、
一緒にお出ししましょう。

[団子を受け取って、大きく瞬きを二度、三度。そして僅かに小首を傾げて、礼を述べる。土産物を受け取った時の一平太の応対はおおよそこんな物であり、可愛気に欠けたものだった]

(71) 2011/08/09(Tue) 20時頃

【人】 女中 おみつ

――旅館近くの通り――

ほら…真昼、もう少しだから。ね?

[両手に荷物を抱え、容赦ない真夏の光に汗だくになりながら、よたよたと今にも倒れそうになりながら付いてくる餅兎を励ます。
ゆっくりゆっくり、白に合わせて歩いてるものだから、女の腕もいい加減痺れて感覚がなくなってきていた。]

もう、この季節にふらふらするから…

[くたり。と途中で動かなくなってしまった白の傍らに屈みつつ、地面に荷物を置いて、その身体を撫ぜる。]

困ったな…どうしよ…

(72) 2011/08/09(Tue) 20時頃

女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 20時半頃


【人】 門下生 一平太

―白石源蔵邸―

仁右衛門様ですが、どうやら「設計図」を見て欲しいと…。

星まで届く船の設計図と仰っていました。
御自身で書かれた物なのか、何処ぞで入手された物なのか、
語られることなく興奮した調子でお帰りになってしまいましたが。

[主人の歩調にあわせるように、静かに廊下を歩みながら先ほどの出来事を説明する]

「設計図」は書斎に置いておきましたので。

[深々と頭を下げて場を辞そうとし、ふいに思い出したように]

源蔵様、祭りは近いですが、
あまりご無理をなさいませんよう―――…。

あと。

御夕飯は何が良いですか?

(73) 2011/08/09(Tue) 20時半頃

【人】 船大工 団十郎

変、っつうか、なあ。
傘の造りとしてはどうにも不思議な……まあいいや。

[本職の人間がこしらえたものではなさそうだ、と思いつつ傘を見遣る]

あー、他にも直したがってた奴がいんのか。
そりゃ確かに大人気だ。
そのいづなって人は、絵でも描くのかい?
俺あそっちの方はからっきしだからな、洒落た仕上げにしてもらうといいさ。
骨組みの方は、軽くて頑丈なのをこさえてやるぜ。

(74) 2011/08/09(Tue) 21時頃

【人】 船大工 団十郎

ああ、そうだな、そろそろ船の続きをしねえと……おっと。

[開いたままの傘を手渡されて戸惑うが、強い日差しを浴びて歩き出す志乃に気づくと]

おっと、気がつかねえで悪かった。
何かこう、かぶるもの……

[とっさに手をかけたのは、自分の頭に巻いた手拭い]

いや、いくら何でも、こりゃあきったねえや。
待ってな、何か代わりになるもの……

[急いで大工小屋へ取って返すが、戻ってきた砂浜には大小の足跡が残るのみ]

ああ、帰っちまったか。
ぼうっとしてるんだか、すばしっこいんだか。

[せめてもの日よけに渡そうとしていた小さな笠を手に、ひとりきりの砂浜で首を傾げる]

……空の青、ねえ。

(75) 2011/08/09(Tue) 21時頃

【人】 門下生 一平太

―旅館近くの通り―

[さて主人は何と答えたか。いずれにせよ、買い出しの為に出かけることとなったのだった。
赤地の和傘を差し掛けて道を歩んでいると、見知った姿が目に留まる]


――――――…おや。おみつ様と真昼様。

[大きく瞬きを一つ。慌てる様子は無いが、しかし通り過ぎることもなく、彼らの元へと近づいて行く。傍までやってくると傘を傾けて、彼らの周りに影を作った]

暑さにやられましたか。

[淡々とした調子で問いかけつつ、餅兎とみつを交互に見つめた]

(76) 2011/08/09(Tue) 21時頃

【人】 船大工 団十郎

[小さな笠を頭上に翳しもせず、無造作にぶら下げたまま小屋へと帰る]

暑くなってくると、祭りが近い、って気がしてくるな。
朧の奴も、そろそろ帰ってくる頃だ。

楽しみだな、あいつの酒も、土産話も。

[ふ、と口元を綻ばせ]

さーて、旨い酒飲むために、精を出さねえとな!

[小屋に入ると、頭の手ぬぐいをきりり巻き直して、次の作業にとりかかった**]

(77) 2011/08/09(Tue) 21時頃

【人】 女中 おみつ

[通りの真ん中で荷物を広げ、膝に餅兎を乗せて途方に暮れる。
焼けるような昼間の暑さに頭がくらくらし始めた時、頭上から声が降ってきた。]

あーー…、一平太。さん、だっけ?

[ぼんやり、顔を上げる。
影を作って貰ったのは解ったが、そのおかげで彼自身の表情は良く見えず、視線を彷徨わせて苦笑する。]

そ。"真昼"が、真昼の太陽にやられちゃったみたい…

[口調だけは冗談めかして、心配そうに膝の上の白に視線を戻した。]

ちょっと前にさ、団子屋で君の先生に会ったよ。
手土産用意してた。
あれ、君のだよね。優しいご主人様だね…

[困っている時程、そのことに触れられず、どうでも言いことを話してしまうのは女の性分かもしれなかった。]

(78) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

【人】 発明家 源蔵

―白石邸・裏口―

[声をかけると一平太はそう間を置かずに現れ、そつなく冷えたおしぼりを差し出す。それを受け取って顔や首筋を拭いながら]

うん。いい時間になったら声をかけてくれ。

[一平太の礼に対して、こちらも大概そっけない口調。もともと無用な媚びは売るのも売られるのも嫌いなたちである。
けれどだからといって不干渉なわけでもなく。一日三食の食事とおやつを、特別な用事でもない限り差し向かいで取るのはいつもの習い。ついでに言えば、むしろ気まぐれに構いたがりでもある]

(79) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

【人】 発明家 源蔵

『設計図』ねぇ。それを僕に預けて、彼はどうするつもりだろう。
まさか僕にそれを作れというわけじゃないだろうね。

[一平太を伴い、自室へと歩きながら、来客についての報告を受ける。たしかに(自称)発明家である自分は、村人の求めに応じて農具だの漁具だのの改良に手を出すこともあるのだが]

それで、ぺーた。君はその『設計図』見て、どう思った。

[たまに小難しい講釈を垂れたくなる度に、付き合わせるのはだいたい同居人の彼だ。分厚い眼鏡の下で、黒目がちの子供のような目がじっと見上げる。
部屋に着き、一平太が頭を下げて辞そうとするのに、ありがとう、と一声かけて]

……そうだな。なにかさっぱりしたのが食べたい。
梅干しやら青紫蘇やら茗荷やらたっぷり使ったものがいい。
あとはまぁ、君の食べたいものにするといいよ。

[あまり献立の参考にはならぬ答え。それでも源蔵の口許は、期待をするように微かに笑みを刷いた]

(80) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

【人】 懐刀 朧

―神社の境内―
……む。

[聞こえてきた声に薄ら目を開けて。
何か跳ねて逃げるものを追いかける人影を捉えれば、一度だけ伸びをする。そして、再び人影の姿を見やれば。]

おや、お嬢。
今日は習い事の方はよろしいんで。

[小さく笑みを浮かべ、見知った顔に声をかけた。
彼女が慌てて鞠を追いかける様を見つめつつ。]

(81) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

【人】 門下生 一平太

―旅館近くの通り―

源蔵様は、御優しいですよ。
――――――…この村の方は、皆優しい。

[相も変わらず、単調な口ぶりで]

旅館はもうすぐ、この先でしょう。

[確認するように呟くと、一度顔を上げて道の先を眺める]

どうぞ。立てますか?

[相手に渡すように傘の柄を差し出すと、傍らに置かれていた荷物を抱え上げた]

(82) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

【人】 発明家 源蔵

―書斎―

しかしまぁ、ぺーたが来てから僕も健康になったものだ。

[もともと家事のできぬわけではない。けれど仕事に没頭すると2,3日寝食を忘れるのはいつものことで、かつてはよく、貧血だの低血糖だのでコロリと倒れていた。
だから使用人を雇って、相手が食べる時に食べ、寝た時に寝ようと思い立ったわけだが]

……少し肥えたな。

[充分ひとなみではあるのだが、自分の頬をひっぱり呟いた]

(83) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

【人】 刺客 博史

[朝の御勤めを終われば、朝餉の準備をする。就寝前に自ら漬けた漬物を取り出し、飯の準備を行う。

自ら飯を作ることに抵抗感はまったく無い、あったかも覚えていない。それ位は長い生活である。]

 ご馳走様。

 ―畑そのものではなく漬物を売ってみるのも悪くないかもしれない。

[少なからず自らの口に合った出来映えに自賛をする。
そんな也で食べ終われば、外の空気を吸いに家を後にした。]

(84) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

刺客 博史は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 21時半頃


【人】 発明家 源蔵

[それからしばらく、仁右衛門が残したという『設計図』ぐるぐると回して眺めていたのだが]

あ、しまった。酒の肴を増やしてくれと頼むのを忘れていた。

[祭りが近い。特に何もなければ、今日あたり朧が帰郷するだろうと聞いている。団十郎ひとりくらいなら有り合わせで用意もできようが、さらにひとり増えるとどうだろう]

……まぁいざとなれば、僕が団子を肴に。

[うん、と真顔で呟いた]

(85) 2011/08/09(Tue) 21時半頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 21時半頃


【人】 女中 おみつ

いいなあ…本当。

[淡々とした返答が降ってくる。
それに対して、こちらも視線を真昼に向けたまま、音だけで感想を届けて会話する。]

―――――そう、なんだけどさ。

[目的地がもうすぐだと告げる声に言葉を濁していると、不意に地面に広げた大量の荷物が一平太によって抱え上げられた。]

ってちょ…何して…うん。…立てる、けれど…

[遠慮がちに赤い和傘を受け取って俯いた。]

(86) 2011/08/09(Tue) 22時頃

【人】 船大工 団十郎

―船大工小屋―

さて、と。

[再びキリの良いところまで進めた作業をいったん置いて、先ほど志乃からやや強引に預かり受けた傘を手に取る]

自分でこしらえたのかね、こりゃあ。たたむのも一苦労だったぜ。
器用なんだか、不器用なんだか……。

[砂浜で口にしたのと似たようなことを言いながら、不思議な日傘をためつすがめつ]

ふうん。ちらっと見た時に思ったほど、野放図な造りでもねえみてえだ。
いくらか手直しすりゃあ、いけそうだな。
だが、ちっとばかり細かい部品が要るか……源蔵先生にでも相談してみるかね。

ああ、どうせそのうち朧が来るんだし、ついでに酒の肴になるようなもんでも持ってくか。

(87) 2011/08/09(Tue) 22時頃

【人】 懐刀 朧

ん?ああ、どうも。

[ふと目線を動かせば、道を歩く仁右衛門と目があって(しまった)。彼は何か言いながら寄ってきたものの。
その内容に頭が追いつかずに、困ったように腕を組んだ。]

でも、それはただの伝説であろう?
しかし、君も物好きだな……祭りの方の準備は大丈夫なのか?

[返事も聞かず、彼は言いたいことだけ言ってその場を去ってしまっただろう。その様子を見て、暫し呆然としていた。]

……暑さで頭がやられたんじゃなかろうな。

[興奮気味にその場を去る彼の後姿を見送りながら、ぼやいた。]

(88) 2011/08/09(Tue) 22時頃

【人】 船大工 団十郎

[しばらくの後、体を洗って、通りを歩いても驚かれない程度には身支度を調えた男が、小屋を後にする。
手にした籠には、魚の干物や、自分で集めた海藻の類。

ぶらりぶらりと、「源蔵先生」宅へ足を向ける**]

(89) 2011/08/09(Tue) 22時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 22時頃


【人】 門下生 一平太

―旅館近くの通り―

旅館での御仕事は、お辛いですか?

源蔵様の元は仕事はそう多くない故に、
働き者のおみつ様には少々暇が過ぎるかもしれませんよ。

[嘘か真か、そんな風に返事をして。
抱えた荷物は多いけれど、仮にも男子なれば、一応はふらつくことなく運べそうだ]

暑さに負けたのならば、涼しい場所にお連れして
水でもやれば少しは良くなりましょう。
生憎と、水筒は今持ち歩いておりません故、
旅館へ辿り着くまでは辛抱させてしまいますが。

……参りましょう。

[熱い日差しに、微かに揺らめく視界。一つ短く息を吐くと、おみつの歩調に合わせて歩き出す]

(90) 2011/08/09(Tue) 22時頃

船大工 団十郎は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 22時頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 22時頃


【人】 女中 おみつ

…辛い、というか合わない気がするというか…違う。
別にしたいことがあるから、かな。

[腕の真昼に意識を向けているせいか、素直に応える。]

君は今が楽しい?
したいこととか、ない?

[聞いて、その質問が不躾な気がして謝る。]

…ごめん。迷惑掛けて。ありがとう。

うん、そうだね。帰ったら、少し時間貰えるよう頼んでみる。
旅館じゃ落ち着かないから、水筒用意して、どこか涼しくて静かな場所でこの子を休ませてあげようかな。

(91) 2011/08/09(Tue) 22時頃

女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 22時半頃


【人】 門下生 一平太


おみつ様の、別にしたいこと……、とは。

[無理に聞き出す風ではないが、静かに問いかける。
祭りの準備のざわめきが遠くに聞こえる中、虫の鳴き声に混じり二つの足音が響く]

……私ですか?
私は、勿体ないほどの暮らしをさせて頂いておりますので。

そうですね。そうは、見えないかもしれませんが。
今が一番、楽しうございますよ。

[淡々とした真顔で、瞬きを大きく一度]

涼しい場所なら、
神社の境内の木陰は落ちつけるかもしれませんね。
いつも綺麗にされていますから…。

(92) 2011/08/09(Tue) 22時半頃

【人】 子守り 日向

―神社の境内―

[てん、てん、てんと弾みゆく毬。
ぱたぱた、とそれを追いかける足音が続く。

地面の毬に追いつき拾って抱えこんだところで、木陰より声がかかった。
自分が騒がしくした為に木陰の人が起きたのかと、あばばばしつつ]
 

 ぁ、すみません、起こしちゃった?

 …え、あれ? 


[寄って対面した人物の
その顔と腰の物とに視線を往復させて、すると表情が輝いた。]

 朧さん?!

(93) 2011/08/09(Tue) 23時頃

【人】 子守り 日向

 
 ……おかえりなさい。
 
[現在は村の住人にあたらない彼に「おかえりなさい」の挨拶を送り、恥ずかしそうに微笑んでお辞儀をした。]

 お祭りで何やかや忙しいからお稽古はお休みなの。

 朧さんは……お祭り、しにきたの?

[そろ、とうかがい、尋ねたりした。]

(94) 2011/08/09(Tue) 23時頃

【人】 懐刀 朧

ええ、ただいま帰りました。
……久しぶりだね、元気そうで何よりだ。

[恥ずかしそうに笑みつつ頭を下げる彼女に、軽く頭を下げて。]

ああ、なるほど。
確かにこの時期はお稽古どころではないものな。
祭りの時期ということもあるが……暑いし。

[小さい頃、木刀の素振りに躍起になって倒れたことを思い出したらしく。こほんと一回咳払いをした。]

ああ、長老さんに頼まれたモノを運ぶついでにね。
去年と同じく、祭りの間は私はこの村に居るつもりだよ。

[まぁ、物を運ぶほうがついでで、祭りがメインなのだが。
あまりはしゃいでいると思われたくないのか、そんなことを言ってみたり。]

(95) 2011/08/09(Tue) 23時頃

【人】 女中 おみつ

―――あ、まあ別に大したことじゃないんだけどね。

[一平太の問いをさらっと流す。
静かに響く彼の声は女を不意に正気に戻したようだった。]

そっか。君は今が一番、楽しいんだ。
…でも、そういうの、大切だよね。
幸せを、実感することって。

[日々に追われて、無我夢中で。
気がつけば、いつも仏頂面を下げている自分。
腕の白を見つめつつ、そんな自分は周りには、どんな風に見えているのだろうかと考えて、*苦笑した*]

(96) 2011/08/09(Tue) 23時頃

女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/09(Tue) 23時頃


【人】 子守り 日向

 
 長老様のお使いだったのね。
 ご苦労様です。

[ごく単純に相手の言う事を受け取り、また一つ頭を下げ。]

 そう、なの。やっぱり、居るのはお祭りの間だけなのね。
 あとは都に帰っちゃうのね…。

[残念だと言わんばかりに
ちょっとばかりしょぼくれた声音になりかけ、そんな自分に気付けば、慌てて調子を直そうと。] 

 ぇ、っと、あ、
 朧さんが帰って来たとなれば、源蔵先生たちもきっと喜ぶね!

[言うと、石畳でまた毬を弾ませた。]

(97) 2011/08/09(Tue) 23時半頃

【人】 懐刀 朧

ありがとう、暑い中運んだ甲斐があったというものだ。

[労いの言葉に、表情を綻ばせた。]

ああ、仕事があるからね。
少なくとも腕が鈍らないうちは都で働くつもりだ。

[すまない、と小さく呟くように紡ぐ。
彼女の表情を見てしまうと決心が揺らぎそうになるものの。
どうしても、村での収入と都での収入は違ってくる。]

……ふふ、そうだな。
先生や団十郎とは夕方頃会うつもりだよ。
彼らが喜ぶ土産もあることだしな。

……そうだ。団子屋で何か冷たいものでも食べないかい?

[先ほどの彼女の表情を見て思うところがあったのか。
私のおごりだ、と。明るい声で提案した。
もし彼女が誘いに乗ったら、彼女とともに団子屋に向かうだろうし。断られたら、また暫く神社の木陰で涼んでいることだろう**]

(98) 2011/08/09(Tue) 23時半頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 00時頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 00時頃


【人】 刺客 博史

― 村内・道すがら ―

 くっ。
 こんなにも―暑くなるものか。

[予想外の日差しに、つい目を顰める。
普段の朝の日差しとは大きな違いがあった。]

 長居は危ないか…。
 日から身を隠す場を探さねばなるまい。

(99) 2011/08/10(Wed) 00時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 00時頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 00時頃


【人】 琴弾き 志乃

―道―

あっ、つぅー………。

[海から戻る道の途中。
やはり傘を預けてしまったことから干乾びようとしている女が1人。
道の途中にある木に抱きつくようにすがりつき、日陰で涼をとる。]

………もう少し日が沈めば動けるでしょうか。
暗くなる前には戻らねばなりませんね…。
灯りなぞもってきてませんし。

[着物の袖に額に浮かぶ汗を拭う。]

(100) 2011/08/10(Wed) 00時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 00時頃


刺客 博史は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 00時半頃


【人】 琴弾き 志乃

……なにしに来たんでしたっけ…?
……あー、そっか。

[思い出したように頭上を見た。]

真昼探しに来たんでしたっけ……。
あー…。







もうあきたし、いいですね……。

[探訪は終了と相成り。]

(101) 2011/08/10(Wed) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

―書斎―

……面妖な。

[長く『設計図』とにらめっこした後、ぽーいとその紙束を宙へ抛る。ばさばさと、舞い散る紙は畳みに寝転がった源蔵の顔へと次々に降り注いだ]

星。星なぁ。届いてどうするつもりだか。織女でも口説きにいくつもりか。

[眼鏡を安全な場所に置き、ごろんごろんと畳みを転がる]

(102) 2011/08/10(Wed) 00時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 00時半頃


双子 夕顔が参加しました。


【人】 双子 夕顔

――道端?――

あー

あんたがたどこさ
ひごさ
ひごどこさ
くまもとさ
くまもとどこさ
せんぱさ?

ぱさ?
むつかしいの……。

[先ほど聞いた歌を口移し、そのまま歌ってみるけれど。
知らない言葉ばかりでできた歌、完全に真似できるはずもなく。]

(103) 2011/08/10(Wed) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

……夕刻までまだあるな。外へ出ようそうしよう。

[朧や団十郎が来るまでは、今少し時間がある。よしんば自分の戻りよりも彼らの来訪が早くとも、出来た使用人が粗相なく持成してくれよう]

神楽殿に本を貸す約束をしておったものな。そうしようそうしよう。

[そう言って本棚から和蘭天説の写本(に自分の解釈を好き勝手に書き加えたもの)を取りだすと、眼鏡を掛け直し、意気揚々と家を出たのだった]

(104) 2011/08/10(Wed) 00時半頃

【人】 門下生 一平太

―旅館前―

より上を目指すことも大切だと思いますよ。
目標があるのならば、それに越したことはないでしょう。

[苦笑する彼女。その心のうちは、知らず。
ただ、自分に比して表情豊かな姿を羨ましく思う]

まあ、ですが。
おみつ様は、頑張り過ぎてらっしゃるのかもしれません。
往来で倒れぬ程度には、御身体を労わってくださいね。
…真昼様も。

[旅館までたどり着けば、荷物を下ろして、傘を受け取る]

そういえば呉服屋の旦那様が、
おみつ様は仕事が丁寧だと褒めていらっしゃいました。

[何とはなしにそう付け足して、緩やかに頭を下げると旅館から遠ざかっていく]

(105) 2011/08/10(Wed) 00時半頃

【人】 刺客 博史

 くっ、そんな莫迦な、何故だ。
 幾ら暑かろうが―ここまで体が揺れはしまい。
 確かに丈夫な方ではないが、ずっと、野良仕事で体は鍛わっている筈なのだ、なのに…。

[予想以上の日差しに、動きがふらついていた。]

 ふう、ふう、これは些か不味いことになる。
 早く木陰でも、日陰でも―あった…。

[陰を見つけるや否や、足早に歩み寄った。
>>100姿を捉えたなら、視界がぼやけ誰か分らずに、失礼すると伝えただろう。]

(106) 2011/08/10(Wed) 00時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 00時半頃


【人】 子守り 日向

―神社の境内―

[手にとった毬の幾何学模様を回しながら、朧の声を聞いて]

 う、うん。お仕事は。
 それは、しなければならないものね。
 
 この村だけじゃ、剣の術で生活していくのは大変だろうし…

[それなら都でなら、と付け加える。
この村よりも都のほうが色々と便宜が得られるのだろう
おぼろげにそのような想像はつく。
謝罪の小声は耳に届かず、ぎこちなく相槌をうっていたが。]
 
 ふふふ。
 みんなで集まってまた賑やかになるね。

[男たちの集まり想像すれば、少し固かった表情が綻んだ。
土産物っていま都で流行りの聖痕者[[role]]饅頭だろうかなどと他愛ない想像を巡らせ、
誘いには目を瞬かせたけれど。]

(107) 2011/08/10(Wed) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

―道端―

……編笠でも被ってくるんだったよ。

[本日二度目の外出だというのに、相変わらず無防備な様子で日向に出て。本を片手に、ふぅふぅ言いながら神楽家への道を歩く。木陰で少し休もうかと辺りを見回すと、道端のお地蔵さんの隣に、おかっぱ頭の童女の姿]

おんやぁ。おゆうじゃないか。どうしたこんなところで。

(108) 2011/08/10(Wed) 01時頃

【人】 子守り 日向

 え、え、…おごり…

[いいのかしら…と呟きもしたけれど]

 ぇと、じゃ、じゃあ、御馳走になります。

[いまだ暑さが厳しい。
日の当たらない所と冷たいもの、思えばその魅力に負けて。
頷いて、団子屋へと。**]

(109) 2011/08/10(Wed) 01時頃

【人】 琴弾き 志乃

あー……どうぞどうぞ。
おょ…ひろし殿じゃないですか…。
……わたし、意外と歩いてきたんですね…ここまで内に入ってくるなんて。

[失礼、の声(>>106)に閉じていた瞼を持ち上げる。
自宅が海側のため、あまり内まで来ることはない。
けれど、陸側に住んでいる彼がここにいるのだから。
自分の居場所も把握していないことに気づく。]

……だいじょーぶですかー?
井戸ならもう少し行けばありますよー、多分、知らないけど。

[気を使いつつも、適当になってしまったのは現在地不明だからだった。]

(110) 2011/08/10(Wed) 01時頃

【人】 双子 夕顔

[くるり。くる。
節に合わせて踊るように]

せんぱさ
せんぱどこさ

つづきは何ていうの?

[源蔵を見上げて、そう訊いた。]

(111) 2011/08/10(Wed) 01時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 01時頃


【人】 発明家 源蔵

せんぱ? あぁ、手まり唄か。

[夕の歌う節でようやっと理解すると]

 『仙波山には狸がおってさ それを猟師が鉄砲で撃ってさ』

[いつもは気難しそうに低く低く喋る声が、節をつけて歌うと存外に少年のような声になる]

 『煮てさ 焼いてさ 食ってさ』
  『それを木の葉で ちょいと隠せ』

[歌ってから、数拍置いて]

なんで隠すんだろな。

[子供のような素朴な疑問]

(112) 2011/08/10(Wed) 01時頃

【人】 刺客 博史

 >>110そうですな。
  いや、私は多分平気だと思う―。

[日差しから開放された安堵とそれでも残る暑さから、ぼんやりと、相槌をうった。]

 志乃殿が居られるということは、私は海のほうに足を向けていた…か。

[この日照りでは一度頭の中が朦朧とすれば右も左も分らなる、と、一人ぼやいた。]

(113) 2011/08/10(Wed) 01時頃

【人】 門下生 一平太

―村の中心通り―

――――――……祭り、景色ですね。

[村を横切る一番大きな通りには既に祭りの飾りつけがなされ、賑やかな活気ある声に満ちている。赤い傘越しに、見上げた空は澄んだ青]

『空はどうして、青いのでしょうか』

[私塾の童達が話し合っている様子が、不意に脳裏を過ぎる]


……………………。

[乾いた風が、吹き抜けて行った]

(114) 2011/08/10(Wed) 01時頃

【人】 門下生 一平太

[屋敷での、主人からの問い掛け>>80を思い出す。
『それで、ぺーた。君はその『設計図』見て、どう思った』
このような、ふとした問いかけから始まる主人のいつもの講釈を聞くのは、少年にとってなかなかに興味深いことであったのだが。それはともかくとして、この度、彼が返した答えは]

勿体ない、と思いました。
もしも、空高く飛べる船があるのだとしたら。
私は夜の暗い空ではなく、明るい昼の空を飛びとうございます。

星も確かに明るく見えましょう。
けれど、――――…届くにはあまりに遠すぎます。


[我にかえると、再び歩き出す]

さっぱりしたもの……。御魚でも焼きましょうか。
梅は未だ屋敷にあった筈ですし…。

(115) 2011/08/10(Wed) 01時頃

稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 01時半頃


【人】 双子 夕顔

[歌い始めた源蔵に、少し納得がいかない風。]

……次はどこさ、じゃない……?

[最初はそう呟くけれど、やがて大人しく聞く。
源蔵の歌う詞は、意味があるようで覚えやすい。のかもしれない。]

せんせにも、どうして隠すかわからないの?

(116) 2011/08/10(Wed) 01時半頃

【人】 琴弾き 志乃

あー、海のほうなんですかー…?ここどこなんですかねー…。
適当に歩いてたら、なんかここにいたので分からないですー……。

[涼しい風が吹き込んだことに気づいて、海のほうへと視線をやった。]

だいじょーぶならいいですけどー。
あんまりにもえらいようなら、水、汲んできますよ。
よいしょ、と。

[立ち上がって着物についた砂を軽く払う。
そして、辺りを見渡して。]

あー……井戸とおいですねぇー……。
ひろし殿も若くないのだから、水飲まないとー。

[実年齢は知らないので見た目年齢で判断。]

(117) 2011/08/10(Wed) 01時半頃

【人】 発明家 源蔵

これは二人の会話らしいからね。
「あなたどこからきたの」「肥後さ」
「肥後ってどこさ」「熊本さ」って調子だ。
尋ねる側が理解すれば、次は「どこさ」じゃなくなるんだろう。

[異説はあるがな。と小さく言い置いて]

わからんねぇ。いろいろ想像はできるけど。
ゆうは、なんで隠したと思う?

(118) 2011/08/10(Wed) 01時半頃

源蔵は、淡々とした表情で。分厚い眼鏡の置く、黒い瞳がじぃと見つめる。

2011/08/10(Wed) 01時半頃


【人】 門下生 一平太


―――――…嗚呼、兄様も、じきに戻っていらっしゃる。

今日か、きっと明日にでも。
好物の仕込みだけは、しておくことに致しましょう。

[淡々とした口調に、僅かに喜色が混じって零れる。
他にも祭りの時期は客人も多いだろうし。…などと買い物を済ませれば、思いの外に荷物が多くなっていた。
器用に肩で傘を支えつつ、両手で荷を抱えて歩いていると、前方を歩く大きな人影に気づく]

…団十郎様。此方で御見かけするのは、
珍しゅうございますね。源蔵様の所へ向かわれるのでしたら、
御一緒させて頂いて宜しいですか。

[立派な体格の団十郎の隣に並ぶと、少年の小柄さが映える様であった**]

(119) 2011/08/10(Wed) 01時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 01時半頃


【人】 刺客 博史

― 道端・やや海寄り ―

 >>117井戸、遠い。
 ここはどこ…ああ、そうか。
 本当に、大分、海に近づいていたのか。

[少なからず地形に馴染みが無いのは、海寄りの道に自分が出ていたからだろう。風を受け、周囲を見渡し、漸くここが海に近い村道であることに気づいた。]

 近場の散歩のつもりが迷走していたようだ。
 普段はこの辺りまでそうそう歩かないものだが…。

[体が若くなったかなと、一人思う。]

(120) 2011/08/10(Wed) 01時半頃

【人】 双子 夕顔

[源蔵の説明に首を傾げ。]

じゃあ、狸を鉄砲で撃って……。
煮た人は、また別なの?

歌ってるのは一人なんだから、そう言わなきゃわからないよ。
交代で歌えばいいのに……。

[唇を尖らせ。]

それをりょうしが てっぽうでうってさ
にてさ やいてさ くってさ

あ……。

[解って、しまったらしい。
顔を赤らめて黙り込んだ。]

(121) 2011/08/10(Wed) 01時半頃

【人】 刺客 博史

[しかし直後に若くないとからとの言葉が出て、瞬間言葉に詰まった。]

 むぅ…。
 こ、こちらは大丈夫だ。

[立ち上がればどこかにふらつき感があったものの、それを押し殺して、どこか強がりが滲む言葉を言う。]

 失礼した。
 志乃殿も気をつけられよ…っ!

[深く一礼し見栄を張ったものの、一歩目が大きくよろけてしまった。見送られれば、気恥ずかしさを伴いそのまま海沿いの道に向かうだろう。]

(122) 2011/08/10(Wed) 02時頃

【人】 琴弾き 志乃

………?

[言葉を詰まらせた相手に首を傾げる。
そのまま、歩き出す姿を見るも。]

ぜんぜんだいじょうぶそうじゃないですね…。
気をつけて。
もうすぐお祭りですから、身体は大事になさってくださいね。

[大きくよろけてる男の背中に手を軽く振った。
海沿いに歩いていくのを見ると。]

……そっちでだいじょーぶですかね…。
海にでも入れば元気になるかもしれませんけど。

[立ち上がったものの、もう1度座りなおした。]

(123) 2011/08/10(Wed) 02時頃

【人】 発明家 源蔵

たしかに交代で歌ったほうが意味はわかりやすかろうな。
しかしそれだと手鞠はつきづらいやもしれん。

[歌いながら問いの答えを考える夕顔の横で、自分は煮て焼いて食われた狸が暗喩であるとしての血腥い仮説なぞ思い浮かべていたわけだが]

……?

[顔を赤らめて黙り込んだ夕顔に、目をぱちくりして首を傾げ。彼女が何を思ったかになんとなく思い当たれば、ふ、ふ、と小さく笑みを漏らす]

おゆうは賢いな。そして僕よりよほど、真っ当な生活という営みに生きているようだ。

(124) 2011/08/10(Wed) 02時頃

【人】 琴弾き 志乃

ふぁ……あー…。

[座りなおして、また風が吹く海を見る。
なんだか眠くなってきた。]

ちょっと一息いれて、家に戻ればいいですかねー。

[そのまま目を伏せて。
しばし昼寝をと、木に凭れ掛かった。**]

(125) 2011/08/10(Wed) 02時頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 02時頃


【人】 双子 夕顔

[その褒め言葉に、思わず真っ赤にした顔を上げ。]

せっ、
せんせの意地悪!!

[そう叫ぶと、源蔵に背を向けて駆け出した。]

(126) 2011/08/10(Wed) 02時半頃

夕顔は、方向も考えずに走っていく。**

2011/08/10(Wed) 02時半頃


双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 02時半頃


【人】 発明家 源蔵

……ふむ。いじわるしたつもりはなかったんだがな。

[つもりはなくともデリカシーには欠けていただろう。
次に会ったら謝らねばなぁと思いつつ、神楽の邸への道をまたふらふらと歩き出した**]

(127) 2011/08/10(Wed) 03時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 03時頃


【人】 刺客 博史

― 海沿いの道 ―

 …ああ。
  些か、どころじゃない。

[強がりの限界は早かっただろう。
人目を気にして佇むような体で座るのが精一杯だった。]**

(128) 2011/08/10(Wed) 03時頃

刺客 博史は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 03時頃


女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 07時半頃


双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 09時頃


【人】 落胤 明之進

─ 村の道 ─

[ゆっくり、ゆっくり歩いてゆく。
夏の日差しは好きではないが、邸にこもっていても気が塞ぐ、とできる限り散歩は欠かさないようにしていた、のだが]

……ふう。
この季節に出歩くなら、日傘を持て、とは言われたが……真理かも知れないね、紫苑。

[歳の割りに線細く、遠目、女性と見間違えられる事も多い身としては、抵抗あるが。
季節特有の陽射しは、ふと、そんな事を思わせた]

……海までは、行けるようにしたいのだけれど。

[木陰で足を止めて一息入れ、小声で呟く。
肩の小鳥が、しっかりしろ、と言わんばかりにぱた、と羽ばたいた。**]

(129) 2011/08/10(Wed) 11時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 11時頃


双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 17時頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 19時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 20時半頃


船大工 団十郎は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 21時頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 21時頃


【人】 船大工 団十郎

―村の通り―

おうおう、祭りらしくなってきたねえ。

[源蔵邸へ向かう道すがら。村のあちこちにほどこされた、素朴ながらも色鮮やかな飾り付け、浮き立つ人々の様子を、楽しげに見回しながら歩く。
背後から声を掛けられて、気づくのが少しだけ遅れた]

んー?おお、一平太か。悪いな、祭り景色に見入っちまってた。

[この辺りで見かけるのは珍しい、と言われれば、左手で盃を呷る仕草]

はは、いつものアレだ、アレ。また、世話んなるぜ。

[口にしてから、相手の大荷物に気づき]

おーっと、悪いな。何か持つか……いや。

[下手に荷物を取れば、絶妙な釣り合いが崩れるように思えて。
少年が肩で支える傘を、すいと抜き取った]

(130) 2011/08/10(Wed) 21時頃

【人】 船大工 団十郎

ほれ、ちったあ楽だろう。
……今日はよくよく、傘に縁のある日だな。

[呟くように付け足して、少年に傘を差し掛けつつ歩く。
かんかん照りの日差しの中、奇妙な相合い傘で進んでゆく]

源蔵先生は、元気にしてるかい?
誰も彼も、暑さで参っちまってる時期だなあ。
でも先生言ってたぞ、一平太が来てから、体にいいもん食えるようになったって。
頑張ってんなあ、一平太は。

[飲み仲間源蔵の使用人にして、飲み仲間朧の弟でもある少年。
しぜん、自分にとっても弟か甥っ子ぐらいの心持ちでいる]

(131) 2011/08/10(Wed) 21時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 21時半頃


【人】 懐刀 朧

―団子屋へ向かう途中―
ふふ、少しは故郷に還元しないといけないしね。
それに。男一人で甘味処に寄るのは苦手だから、ね。助かるよ。

[奢られる事に遠慮しているのであれば、軽く言う。
彼女の歩幅に合わせながら、肩に担ぐように持った紐につながれている陶器瓶がゆらゆら揺れる。]

……今年は茄子はたくさん採れたのかい?

[ふと気になった事を、隣の彼女に聞いて。
冷やした茄子の煮びたし。夏の好物。
特に弟の作ったものが美味しいと感じているからこそ。
それに加え、海の近くだからこその新鮮な海の幸。]

ふふ、都の飯をとやかく言うつもりはないが、やはり故郷のご飯はおいしいものだよ。

[あまり料理は得意でない男がしみじみと空を見上げながら言うのだった。]

(132) 2011/08/10(Wed) 21時半頃

船大工 団十郎は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 21時半頃


【人】 女中 おみつ

――旅館前――

上、を目指してるつもりはないんだけどな。
でも―――…うん、きっと僕は。


物凄く我儘なんだ。


[一平太と同じく、女もまた、目の前の男の心は知らず。
勝手に自分自身に納得して、笑う。]

ごめん。ありがとう。助かった。

いやいや、僕はそんな真面目な人間じゃないし。
やりたいことしかしたくないだけ。それが全て。

もしかしたら、真昼は…僕があまりにどうしようもないから。
だから、傍に居てくれようとしてくれている、のかもしれないね…

(133) 2011/08/10(Wed) 21時半頃

【人】 女中 おみつ

[運んで貰った荷物を、取りに来た別の使用人に渡し、赤い和傘を一平太に手渡す。
再度、今度はしっかり目を見てお礼を言って、その時、男から告げられた言葉に目を見開いた。]

え…どうして…

[つい、口にして。けれど男は既に旅館を後にしていた*]

(134) 2011/08/10(Wed) 21時半頃

【人】 懐刀 朧

―団子屋―
邪魔するよ。私は……葛きりをもらおうか。
お嬢も好きな物をどうぞ。

[注文をして、日陰の席に座れば息をついた。]

最近村で変わったことがあったのかい?
どうも、仁右衛門の奴が張り切ってるようなのだが。

[村にはあまり居ないため、仁右衛門があの様子で普通なのかどうかがいまいち測りかねていた。
それに、恐らくは自分だけではあるまい、他の者にも話して回っているであろうし。
仁右衛門は祭りに対してあんなにはしゃいで回るタイプでもなさそうなのだけれど。]

おお、きたきた。ありがとう。
ふぅ……やはり、暑い時には冷たいもの、だな。

[葛きりの器を受け取れば、一口つるりと口に含み。表情がほころんだ。]

(135) 2011/08/10(Wed) 21時半頃

女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 22時頃


刺客 博史は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 22時頃


【人】 落胤 明之進

─ 道端 ─

……前は、こんなに酷くはなかったんだけど、なぁ……と。
ああ、仁右衛門さん、お久しぶりです。

[愚痴めいた呟きを零していると、呼びかける声。
久しぶりに見た姿に、穏やかな笑みを向けた]

今年の祭り……ですか?
ええ、出られるようにはしたいな、と思っていますけれど……。

[ならば重畳、とか、なんとか。
一方的に話をした仁右衛門は、そのままどこかへと駆けて行く]

……元気な人、だなぁ。

[ぽつり、と呟く声には、僅かながらも羨む響き]

(136) 2011/08/10(Wed) 22時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 22時頃


女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 22時半頃


【人】 双子 夕顔

はぁ……は。

[息が切れて、走るのをやめる。
とぼとぼ歩いていると、よく知った人が、ゆっくり道をやってくる。]

あ。

[はっとしたのは、その明之進に仕えている母親から言いつけられた、そもそもの外出目的があったから。
いつも魚を届けてもらっている漁師への、『お使い』。
それを後回しにして、村の子どもたちの遊びに混ざってしまったのが、少し後ろめたい。

でもそれよりも心配なのは。]

傘を。
持たないで出かけたらいけません。
暑気中りしたらどうするの。

[明之進に声をかける言葉遣いは、口うるさい母のをそのまま真似したようだ。]

(137) 2011/08/10(Wed) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

……ん? ああ、ゆうか。

[呼びかける声>>137に、顔を上げてそちらを見る。
肩の小鳥も、挨拶するように羽ばたいた]

夏の日差しの強さを、うっかり忘れていてね。
それでも一応、日の当たらない場所を選んではいたんだよ?

[厳しく諭す言葉遣いは、いつも聞かされているもの。
それを真似た物言いに、知らず、笑みが浮かんでいた]

(138) 2011/08/10(Wed) 22時半頃

【人】 発明家 源蔵

―村外れ・神楽邸―

そうですか。あぁ、いえ、ちょっと本を届けにきただけですから。

[すまなさそうに主人の留守を告げる女中に、ひらひらと手を振って答えて]

元気があるなら体は動かした方がよろしい。散歩も良い療養になりましょう。

[愛想笑いは得意でないが、そう言っただけでも女中は少し安心したような顔になる。度々訪ねて近況を聞く程度の往診だが、使用人からはすっかり主治医に準じる扱いで、少々座りが悪い。
まぁ、もともと無医村であったこの村では、少し医術をかじった程度でも重宝がられるのが習い]

神楽殿がお帰りになったら、この本をお渡しください。
あぁ、それと……、

[ぽりぽり、後ろ頭を掻いて]

おゆうさんが帰ってきたら、「すまなかった」と。

[事情は詳しく説明もせぬが、それでも相手……夕顔の母親は、くすくすと笑って頷いてくれたのだった]

(139) 2011/08/10(Wed) 23時頃

【人】 刺客 博史

 …何とかなりそうだ。
  日に当たるのは庭の作物でよいだろう。

[座って気を静めたことにより特段日を遮る場所でもなかったが、幾許か落ち着いたようだ。]

 流石に、迂闊すぎるものだな。
 休めるといえば、村のにぎわうところだろう。

[進路を微妙に変え、村のにぎわうほうへと足を向けた。]

(140) 2011/08/10(Wed) 23時頃

双子 朝顔が参加しました。


【人】 双子 朝顔

―― 木陰 ――

 …――――

[...は大きな樹にもたれ、うとうとしていた
最近、やけに眠気を感じる
眠ってばかりだと怒られるので、木陰で眠るようにしたけれど
やはり、眠りにくいようで
完全に眠る事は出来ずに、眠気が増すばかりなのだった]

 くぅ…――――

(141) 2011/08/10(Wed) 23時頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時頃


琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時頃


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時頃


【人】 双子 夕顔

[ちらり。
心配そうに明之進の顔を見上げ。
確かに、いつもより調子が悪いわけでもないようだけれど。]

金平糖。
いる?
疲れた時に、甘いものがいいんだって。
……せんせ、が。

[袂から出した小さな紙袋を差し出して。
名前が小声になったのは、さっきの出来事を思い出したからかもしれない。]

(142) 2011/08/10(Wed) 23時頃

刺客 博史は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時頃


刺客 博史は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時頃


【人】 落胤 明之進

[心配そうな視線>>142に、少しだけ、困ったように眉を下げる。
普段が普段だから、已む無し、とも思うのだけれど]

金平糖?
ありがとう、いただくよ。

[差し出された袋から、小さな星を一つ、摘んで。
小声になる様子に、どうしたの? と僅かに首を傾いだ]

(143) 2011/08/10(Wed) 23時頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


【人】 双子 夕顔

せんせが、ちょっと……。
な……何でも、ないの。

[ふるふる、と。
否定するにしてもずいぶん勢いよく、おかっぱ頭を振り。]

あの。
傘、借りてこなくて平気?

(144) 2011/08/10(Wed) 23時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


【人】 子守り 日向

―団子屋へ向かう途中―

 茄子、ですか?

[毬を携え行く道中で問われて。
屋敷の女中たちの話や、村の陸地側の畑の様を思い起こす。]

 畑では分厚い大きな葉っぱが元気に育っていました。
 今年は、実りがたくさんあったらしいわ。

 焼きナスや茄子天を作ってもらおうかしら。

[朧さん、茄子が好物なのかしら
と首を傾いでから、嬉しそうに報告した。
揺れる陶器の瓶に、実る夏野菜の想像が重なる。]

 でしょう。
 特にお魚などはきっと、この村で獲れた新鮮なのが美味しいものね。

[そう言う反面、都の日常の料理とはどんなものなのだろうと。村を出た事が殆どない少女は思いも馳せた。]

(145) 2011/08/10(Wed) 23時半頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


【人】 琴弾き 志乃

―道―

ふぁー……。
あっつぅー……寝られませんね…普通に。

[伸びをして立ち上がる。
首筋を落ちる汗に風が吹き込めば聊かの涼を感じる。]

なにしてたんでしたっけ…。
あれ、傘……、あー、預けてましたね。

[欠伸する口元に手を添えて呟いた。]

(146) 2011/08/10(Wed) 23時半頃

【人】 門下生 一平太

―村の通り―

団十郎様がいらっしゃるときは、
源蔵様もいつも特別楽しそうにしていらっしゃいますから。
大歓迎ですよ。

……あ、

[大荷物を指摘され、大丈夫だと答える前に傘が抜き取られる。気を払う対象が減った分、随分と歩きやすくなった]

ありがとうございます。
御恥ずかしながら、以前猛暑に負けて寝込んだ後より、
できるだけ傘は使う様にしておるのです。

縁? 
この辺りでよく傘を使うといえば、お志乃様でしょうか。

[問い掛けつつ、相手の厚意に甘えて傘を任せつつ道を行く]

(147) 2011/08/10(Wed) 23時半頃

【人】 門下生 一平太

源蔵様は、相変わらず御忙しそうです。
祭りまでにからくりを仕上げるのだと、
最近では特に精を出されていらっしゃるようでございます。

団十郎様がいらっしゃれば、
良い「息抜き」も出来るでしょうから、
私も少し安心にございます。

[褒められれば、大きく数度瞬きをして。あまり表情は変わらないものの、何処か照れたようにやや視線を斜めに向けつつ、頷いた]

多くのことはできませんが、少しでも御役にたてれば、
其れに越したことはありませんので。

(148) 2011/08/10(Wed) 23時半頃

【人】 発明家 源蔵

さて、そろそろかえらんと、団子が食べられんようになるな。

[本を託し、二三の世間話でもして神楽邸を辞す]

……ん、あれは。

[来た時とは別の順路で暫く帰路を歩んでいると、遠く、道端でうつらうつらしているらしいおかっぱ頭が目に入り。ゆ……、と言いかけて口を噤んだ]

……あさ。こんなとこで昼寝かい?

(149) 2011/08/10(Wed) 23時半頃

【人】 双子 朝顔


 …――――

[耳障りな虫の声は、夜でも昼でも聞こえてくる
目を閉じたまま、追い払おうと手を振ってみるけれど
それは多分、遠くにあるから
いくら振っても、届く事はなくて]

 むぅ…――――

[あんまり煩いから、目を開いてみると
急に音は遠くなり、代わりに日差しが目に刺さった]

(150) 2011/08/10(Wed) 23時半頃

【人】 子守り 日向

[朧と話していれば。
連想して思い出されるのは、彼の弟一平太のこと。

源蔵の近くに在る一平太。
彼と、顔を合わせる機会も少なからずあるが、
淡とした中にどこか近寄りがたい空気も感じる為に、少々苦手としている相手でもあった。]

(151) 2011/08/10(Wed) 23時半頃

【人】 落胤 明之進

[ふるふると、首を振る様子>>144は妙に勢いがよくて]

ゆう?
……先生と、喧嘩でもしたのかな?

[喧嘩、と言ってはいるけれど、そんなに大げさな諍いではないだろう、と思いながら、問いかける。
傘の事を問われると、ほんの一瞬、梢越しの空を見上げて]

ん……大丈夫、だよ。

……多分。

(152) 2011/08/10(Wed) 23時半頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


【人】 双子 朝顔

[あんまり痛いから、また目を閉じてしまったけれど
そのすぐ後に、声がかかって
結局、眠い目をこすりながら目をあける事になるのだった]

 …―――

 眠い、の…――――

[世界がちかちかして、目が痛い
人の顔をみるような、余裕はないのだけれど]

 こんな所でおさんぽかい?

[オウム返しのように、声を発した]

(153) 2011/08/10(Wed) 23時半頃

【人】 子守り 日向

―団子屋―

 ぇっと、わたしにも葛切りを…

[腰を下ろして手毬を脇へ置き、注文してから]

 ん、かわったこと?
 ――…仁右衛門さん、が?
 

(154) 2011/08/10(Wed) 23時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/08/10(Wed) 23時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時頃


双子 朝顔は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時頃


【人】 発明家 源蔵

ふぅん……、夜眠れていないわけじゃないのだよな?

[知らず、問診のような口調になるのは、村人相手に診療を始めて長いせいか]

あぁ、そして家に団子を食いに帰る所だ。
しかし木陰で昼寝はいいが、時折水を飲まねば干上がるぞ。

(155) 2011/08/11(Thu) 00時頃

【人】 子守り 日向


 ……ええと、なんだったかしら

 たしか。
 星がどうだとか、船がどうだとか、
 仁右衛門さんがいっぱい話してました。
 船を飛ばして星へ行くとか……そんな、不思議な話だったかしら。
 
 かわったことというより、
 仁右衛門さんはいつも、そのような調子で……。

[少し考え込むように、人差し指を顎に当てて。]

 でも。
 お父様が言うには、仁右衛門さんの閃きは凄いのだそうですよ。

[暑さから逃れられる場所に落ち着ければ、ほっとする。
冷たい麦茶を幸せな顔してすすり、運ばれてきた葛きりをつついた。**]

(156) 2011/08/11(Thu) 00時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時頃


【人】 双子 夕顔

けっ……
けんかなんか、してないもの。

[明之進の言葉に、唇を尖らせた。]

たぶんは、信用できません。
待っててね。

[母の口癖を写した口調で呟いて。
この近所の家に傘を貸してくれと頼んでみよう。
勢いよく走り出した。]

(157) 2011/08/11(Thu) 00時頃

【人】 双子 朝顔


 夜…――――?

[自分の一日を、考えてみる
日が落ちた後、何をしているだろう]

 うん、眠れてる、はず…―――

[ご飯を食べて、お手伝いをして、眠くなったら寝る
月の無い夜は怖くなり、月の明るい夜は気分が良くなる
蚊帳の中に蚊が入って、あわただしく追いだしたり
たまにこっそり屋根に昇って、星を見たりするくらいで
普通の子供と、大差ないと思う]

 団子・・・?
 お茶と団子、頂戴

[ひょこっと立ち上がると、源蔵の袖を引っ張った]

(158) 2011/08/11(Thu) 00時頃

髪結い 勢は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時頃


【人】 懐刀 朧

そうかそうか。それはなにより。
なるほど……焼くのも、てんぷらもよろしいね。

[茄子の実りが良いということを聞けば、嬉しそうに相づちを打つ。新鮮なものは何をしても美味い。茄子なら尚更。
因みに秋の好物は焼き茄子と答える男である。]

そうだね、どうしても都に集まってくるのは少々鮮度が落ちている。
若しくは干物とか、漬物の類……保存の効くものだな。
小さい頃から新鮮な物の味を知ってる分、都の人から見れば贅沢なのかもしれない。

ふふ、まぁ、都は都でいろんなものが集まってくるのだけれど。
ここらでは珍しい猪肉とか、あらゆる場所のお酒とかね。
綺麗な着物や装飾品もたくさん売っている。

[小さく笑い、彼女に都の話を聞かせる。
とは言え、そこは見た目こそ美しけれど、厳しい場所。
嫌でも地位というものを認識せざるを得ない。
しかし、馳せる思いを壊さぬよう、出来るだけ言葉を選び話をする。]

(159) 2011/08/11(Thu) 00時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時頃


【人】 落胤 明之進

そう? それならいいんだけれど。
ゆうにも先生にも、私はとてもお世話になっているから。

二人が仲違いしていたら、とても悲しいのでね。

[口を尖らす夕顔>>157に、どこか芝居がかった言い回しでこう言って]

あ、いや、きっと……。

[多分、を切り捨てられると、困ったように一つ、息を吐いた]

やれ。
情けないものだね、紫苑……。

[小さな呟きに、小鳥はまったく、と言わんばかりにぴぃ、と]

(160) 2011/08/11(Thu) 00時頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時頃


【人】 発明家 源蔵

[袖を引かれると、およ、と眉をかすかに上げて目を瞬く]

……仕様がないな。先に自慢をしたのは僕だ。
あさや、団子なら僕のうちだ。振舞ってやるけど、歩けるかい。

[喋りながら眠り込みそうだった先ほどまでの様子を思って尋ねるが。しっかり二本の足で立ち上がった今の様子を見ると、何の心配もなさそうに見える]

(161) 2011/08/11(Thu) 00時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時半頃


【人】 双子 朝顔


 そうだ、先に自慢したせんせーが悪い

[歩けるか、と問われたら
自分の足を眺めながら、何度か足踏みしてみる
うん、大丈夫だと思う]

 …――――

 あるける

[大丈夫だと確信したので、頷いた
歩きながら寝たりはしない、と思うから]

 二個、頂戴
 一個は、夕ちゃんの

(162) 2011/08/11(Thu) 00時半頃

【人】 懐刀 朧

[仁右衛門の話には、ふむ、と考える素振りを見せた。]

聞けば聞くほど御伽話のような話だな。
……なんだったか、かぐや姫?が出てくる話のような。

そうか、奴はいつもどおりなのか、あれで。

[別に悪いとは言わないが、あれが一日中毎日となると、凄く元気そうな印象を受ける。
源蔵とはまた正反対な学者だ、と心の中で思う。]

……星へ行くことが叶わずとも、もし鳥のように空を飛べる船ができたら。
都や、その向こうへも行き易くなるね。

[空の海を走る船。確かに、発想はすごいと感心せざるをえない。
出来るかどうかは置いといて、だが。先生も携わっているのだろうか。
……弟は先生に失礼をしてないだろうか。思考はいろんな方向へと遷移する。]

(163) 2011/08/11(Thu) 00時半頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時半頃


【人】 発明家 源蔵

[足踏みしてまで確かめる様子はなんとも危なっかしいが、けれど本人が大丈夫というのだから信用することにする]

……ふふ、君らは本当に仲が良いな。少し羨ましい。

[朝顔に袖を掴ませたまま、ゆっくりと歩き出す]

己とうりふたつ、寄り添う命があるというのはどのような気持ちなのだろうなぁ。僕には見当がつかんよ。

[家族は、と問われれば、いない、といつも答えている。いや、近頃は、使用人の少年の名を挙げることも増えてきたか。
ゆっくりと歩くうちに、視線の先、道の向こう、その少年と、彼に傘をさしかける大男の背が見えてきた]

(164) 2011/08/11(Thu) 00時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時半頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時半頃


【人】 双子 朝顔

 …―――?

 仲良しなの、かな?

[羨ましい、との声に少し考え込みながらも
袖を掴んだまま、とてとて、歩く]

 …――――

 瓜二つ、限りなく近い、違う命 違うから、好き

[喋らなければ、きっと似ているのだろうけれど
性格や、話し方は随分と違うから
だからこそ、私は、双子の彼女に憧れを抱く事が出来る]

 いいものだよ? あったかいもの

[家族の事に言及する事など、必要を感じなかった
先生は、先生で 自分は自分 家族はあまり、関係がない
視線の先に影がみえれば、視線を送るだけに留めて]

(165) 2011/08/11(Thu) 00時半頃

【人】 髪結い 勢

―回想/道端にて―

[まじないを唱えた>>26後、日向に手を振って別れると、あてなくゆっくりとした足取りで歩き出す。
勢に近づけば、小さく口ずさんでいる手鞠歌が聞こえるかもしれない。
目の端に毛玉のようなものが過ぎった気がしたものの、深く気に留めることなく歩を進めた]

……さて。今日の巡り先は全部回りきっちまったし、これからどうしたもんかねェ。

[団子屋の手前に差し掛かった頃、聞き覚えのある声がかかる。
振り向けば、大荷物を持った伊綱の姿>>33が]

オヤ、おみ──いや、伊綱ちゃん。ふふ、よく晴れていい日和じゃァないか。
部屋にこもってちゃ、それこそ熱が逃げなくていけないよ。

(166) 2011/08/11(Thu) 00時半頃

【人】 髪結い 勢

伊綱ちゃんは働き者だねェ。

[煮えている、と視線で指された先を覗き込み。感心なこと、と目を細めた。
乱れた髪の毛に気づけば、さりげない手つきで整えてやり]

アタシにゃ伊綱ちゃんも十分一人前に見えるけど。

[荷物を運ぶ手伝いを申し出ようと口を開いた丁度そのとき、伊綱の意識が先生に向いた。同時に、勢にもなじみ客から声がかかる]
…おっと。急な用事かね。ちィと呼ばれてくる。

[ひらりと手を振り、伊綱と別れた]

(167) 2011/08/11(Thu) 00時半頃

【人】 髪結い 勢

[去り際に声をかけてくれた源蔵>>55に笑みを向ける]

ふふ、ありがと。センセ。蜜豆はまた次の機会に。
相変わらず綺麗な髪だね。男のものにしとくにゃ惜しい。
良ければ今度弄らせておくれ。そこらの床屋よか上手くやる自信はあるよ。

[軽口を発しつつ、ひらひらと手を振り団子屋を後にした**]

(168) 2011/08/11(Thu) 00時半頃

【人】 懐刀 朧

[幸せそうに茶をすすり、葛きりをつつく彼女を見やれば、つられて口元が緩み。自分も残りの葛きりを戴いた。]

ご馳走様。勘定、ここに置いておくよ。

[店の人にそう言い、座っていたところに二人分の代金を。
麦茶を飲み干せば立ち上がり、日向の方へと身体を向けて]

お嬢。今日のこの事は友達には内緒に、な。

[皆が聞いたら羨ましがるかもしれないし、と。
おどけたように口の前で人差し指を立てた。
贔屓をしているわけではなく、他の者が居たら奢ったのだろうが、居なかったのだから仕方が無い。仕方ないのだ。]

さて。涼んだことだし、私はそろそろ先生の家へ向かおう。
お嬢、話し相手になってくれてありがとう。楽しかったよ。

[頭を下げた。日向がどうするかにもよるが、途中まで道を共にするかもしれないし、その場で別れたかもしれない。
とりあえず、祭りの準備がどんな様子か広場の方へと寄って行こうと、幾分日差しが弱まった道を歩いて。]

(169) 2011/08/11(Thu) 00時半頃

髪結い 勢は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 00時半頃


髪結い 勢がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(髪結い 勢は村を出ました)


【人】 発明家 源蔵

[朝顔の、淡々とした、けれどどこか歌うような声。静かに耳を傾けて]

「違うから、好き」か。なるほどなぁ。

[呻る声には、何か感心したような響きが混じる]

自己と他者の違いを認め、愛することは、とても尊い。
あさはなかなか、オトナだね。

[自分の口調ではなかなか伝わりづらかろうが、声にはいくらか、敬意を滲ませて]

(170) 2011/08/11(Thu) 00時半頃

【人】 双子 夕顔

[それほど経たない内に、子どもの身体にとってはずいぶん大きな番傘を抱えて戻ってきた。
神楽の邸の双子は、村の中にも知れ渡っているから、『今日のうちに返しに来ますから、お願いします』と頼めば、信用はある。のである。]

よいしょ。
はい。これで帰れるよね。

[下を向けて番傘をきれいに開ける体格がまだないから、閉じたまま明之進に差し出すことになる。]

(171) 2011/08/11(Thu) 00時半頃

【人】 発明家 源蔵

おーい、ぺーた。一平太。

[袖掴ませていない方の手を上げ、ひらひら振って。遠くから呼びかける。
駆け寄るでもなく、声張り上げるでもなく、普段より少し大きくした程度の声]

あさにー、団子包んでくれんかぁー。

(172) 2011/08/11(Thu) 01時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 01時頃


【人】 女中 おみつ

――旅館――

…無理しすぎ。ばか。

[膝の上でぐったりとしている真昼に小さく文句を言う。
すぐに水を与えて、こうやって部屋の中で休んではいるものの、あまり症状が改善しているようには見えなかった。]

ここじゃ、やっぱり落ち着かないかな。

[ふわふわの真っ白な毛を梳かしながら、そっと目を伏せる。]

(173) 2011/08/11(Thu) 01時頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 01時頃


【人】 双子 朝顔


 尊い…――――?

[大人だね、と言われたら
なんだか、褒められたような気がして
表情はあまり変わらないけれど、少し、ほんの少しだけ
口元が、綻んだけれど]

 夕ちゃんの方が、大人だよ

[彼女の方が、自分よりもしっかりとしている
少なくとも、自分ではそう想っている]

 せんせーの方が、もっと大人だよ

[そして、その彼女に読み書きを教えたりする先生は
更に大人なのだと、そう想っていて]

(174) 2011/08/11(Thu) 01時頃

【人】 落胤 明之進

[滲む汗は時折り手拭で拭って。
駆けて行った夕顔が戻るのを待つ。
時折り吹き抜ける風が、それが運ぶ声が、優しい]

ああ、ありがとう、ゆう。

[>>171 戻ってきた夕顔から、傘を受け取って開く]

うん、これならもう少し頑張れそうかな。
久しぶりに、歩きたくなっているしね。

……ゆうは、これからどうするの?

(175) 2011/08/11(Thu) 01時頃

【人】 双子 朝顔


 ぺーた、ぺーた、団子包んでー

[先生の真似をして、声をだしてみたけれど
普段からあまり声を出さないので、やはり小さな声で
真似は、上手く出来なかった]

 むぅ…――――

[悔しい気がして、声の出し方を考えてみたけれど
考えて、声がでるようになるはずもなく]

(176) 2011/08/11(Thu) 01時頃

【人】 女中 おみつ

………

[脳裏に浮かぶのは、幼い頃、兄のように慕っていた男の顔。
困っていると、いつも助けてくれた。
泣いていれば、いつも笑わせてくれた。

母が再婚し、その存在を疎ましがられるようになった毎日の中で、唯一頼れる存在だった人物。]

駄目だ駄目…僕はもう、子供じゃないんだから。
博史…さん…だって、生活があるんだから。

[でも、いつからだろう。
いつからか、あの頃のようには話せなくなってしまっていた。
頼ってばかりで、負担にしかなっていなかった幼いころの自分に気付いて、嫌気がさしてしまったからかもしれない。]

(177) 2011/08/11(Thu) 01時頃

【人】 懐刀 朧

―村の中心通り―
[ゆっくりとした歩幅で、村の通りを歩く。
それぞれに飾られた祭りの象徴。
見やれば自然と笑みがこぼれた。]

張り切ってるな。今年も良い祭りになりそうだ。
っと?……ふむ。

[目の前には一平太と団十郎の後ろ姿。
その先には源蔵と朝顔の姿。
ちょっとした茶目っ気と悪戯心が芽生えたか。そろりそろりと音を立てないようにして一平太に近づく。
一平太以外の誰かに気づかれても、静かにしてくれという合図をする。

もし、一平太に気づかれずに背後につけたら。両手でそっと一平太の目を隠し。だーれだ、と優しく声をかけるだろう。
逆に一平太に気づかれたら、残念だと笑い飛ばすに違いない**]

(178) 2011/08/11(Thu) 01時頃

【人】 双子 夕顔

[明之進に問われて。
少し誇らしげに説明する。]

えっとね。
浜までお使いなの。

お祭りの『やく』で、いつも家まで届けに来てくれてる沼さんがすごく忙しいんだって。
それで、沼さんのお隣の辰さんに、頼みに行かないといけないって。

……急がなきゃ。
夕方になっちゃうね。

[途中であれこれ、時間を使ってしまったことを思い出した。]

(179) 2011/08/11(Thu) 01時頃

【人】 門下生 一平太


源蔵様と、朝顔様。

[届いた声に振り返れば、主人と朝顔の姿を認める。頭を下げようとして、抱えていた大荷物が崩れかけたので、断念して。
足を止め、ゆるりと彼らが近づいて来るのを待った]

――――――…嗚呼、御団子ですか。
分かりました。戻ったら直ぐに用意いたしましょう。

……………?

[其処まで答えて、何故か悔しげな様子の朝顔に気づき、理由が分からず不思議そうに瞬いた]

(180) 2011/08/11(Thu) 01時頃

【人】 刺客 博史

― 村内 ―

 余計に力を入れすぎたせいだろうか。
 とても腹の虫が中々鳴っておる。
 我慢は…今日はやめておこう。

[普段なら我慢を考えたものの、その結果道端にへたり込む結果となったことを考えて。]

 致し方なし、たまには蕎麦でも行くか。

[目についた蕎麦屋に、すうっと入る。]

(181) 2011/08/11(Thu) 01時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 01時頃


【人】 双子 朝顔

[不思議そうな、一平太の様子を見て
やはり自分の声は届かなかったのだろうと、更に悔しくなった
だから、距離が近くなってから、もう一度言った]

 ぺーた、お団子包んで

[今度は聞こえたろうかと、じっと顔を見る]

(182) 2011/08/11(Thu) 01時頃

【人】 琴弾き 志乃

―海寄りの道端の木陰―

明日の議題は星はどうして降るのか。
でもこれは、ご先祖様が帰るからですねー。
うーん。

[明日の議題のことを考えていなかった。]

でも、みんなお祭りの準備やらで構ってくれないかもですねー…さみしい。

[つならなそうにして呟く。
落ちていた木の枝を拾って右手で持つ。
それで地面に線を引きながら歩き始めた。]

(183) 2011/08/11(Thu) 01時頃

【人】 発明家 源蔵

[日ごろあまり表情を変えぬ朝顔の、微かな、笑みの気配に。眼鏡の奥の目が、ほんの少し細まる]

勉学ができたとて大人とは限らんよ。頭や図体ばかり大きくなっても、心が追い付かないとねぇ。

[己を戒めているかのような言葉だが、淡々とした表情はいつも通りで]

ぺーた、ぺーた。

[声を上手く出し切らぬ様子の朝顔に、重ねるように声を合わせて。
少年がこちらに気づいて振り返った頃に、自分は少年の背後に忍び寄る怪しい影に気がつく。

もちろん『怪しい影』に声をかける野暮はせず。
一平太の方へと歩みよりながら、そっと朝顔に目の端で眼差し送り、「静かにな」の*合図*]

(184) 2011/08/11(Thu) 01時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 01時頃


【人】 落胤 明之進

ああ……お祭りのお使いだったのか。

[>>179 誇らしげに語る様子に、ふと浮かぶのは、穏やかな笑み]

それは、引き止めてしまってすまなかったね。
私は、大丈夫だから、急いで行っておいで?

夕餉までに戻れないと、叱られてしまうかも知れないからね。

[そうなったらなったで、間に入るつもりはあれど。
今ここで、それを口にする事はしなかった。
そうでなくても、双子の母からは、子供たちに甘すぎる、と言われているから。
多少は、気をつけなくては、という思いもある]

(185) 2011/08/11(Thu) 01時半頃

【人】 双子 朝顔


 心…―――?

[心が追いついたら、大人になれるのだろうか
髪を結ったら、大人になるのではなくて
よくわからないけれど、そう言うものなのかと想って]

 …――――?

[合図の意味は、良くわからなかったけれど
元々声を出す方ではないし、慌てたりもしないし
一平太に忍び寄る影には、何の反応もしない事だろう]

(186) 2011/08/11(Thu) 01時半頃

【人】 門下生 一平太

[朝顔の様子をじっと見つめていた所為もあってか、背後に近づいて来る朧の姿には気づかず。
改めて御団子の催促を受け、こくりと頷いた]


―――――――……はい、分かりました。
朝顔様と夕顔様と。二つ御包みいたしましょう。

[少しだけかがんで、朝顔と視線を合わせるようにして。

兄が少年の真後ろまで辿り着いたのは、丁度その時だったか。
不意に隠される視界]


………わわっ!?

[突然のことで驚いた為か、珍しく年相応の声を上げ。
荷物を持ったまま緩くよろめいて後ずされば、背中が兄の身体に支えられる格好となったか]

(187) 2011/08/11(Thu) 01時半頃

【人】 門下生 一平太

[そうして、その優しい声の主には直ぐに思い当たり]


――――――――…兄様。兄様ですね。御帰りなさい。
もう戻っていらしたのですね。

[声色はあまり変わらないが、言葉を重ねる様子に喜色が滲む。
目隠しが外されれば、背の高い兄の姿を見上げて、僅かに微笑みを零した]

(188) 2011/08/11(Thu) 01時半頃

【人】 双子 朝顔


 うん、夕ちゃんのと二つ
 ありがとう、ぺーた

[視線があえば、笑おうと努力してみたけれど
やはり、上手には笑えないようで
目元がすこし緩んだ程度の、表情の変化]

 …――――?

[そして、一平太の視界は閉ざされて
後ずさったり、声をあげたり忙しそう
でもなんだか、楽しそうではあったので
夕ちゃんにやってみようかな、と少し想ったけれど
お団子を持ちながらじゃ難しい事に想い到り、やめた]

(189) 2011/08/11(Thu) 01時半頃

【人】 琴弾き 志乃

戻って明日の漁の準備でもしましょうか。
あ、でももう少しうろうろと散歩するもいいかもですね。

[道に軌跡を残しながら。
とぼとぼ歩く影、1つ。**]

(190) 2011/08/11(Thu) 01時半頃

琴弾き 志乃は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 01時半頃


【人】 双子 夕顔

[明之進の言葉に頷いて。]

うん。
行ってきます。

[明之進と別れてからは急ぎ足、海岸へ向かう。
路上で、村の子どもならとてもよく知った顔、志乃の姿を見かければ、手を振って挨拶するが。
はたして、志乃には気づいてもらえるだろうか。**]

(191) 2011/08/11(Thu) 02時頃

【人】 刺客 博史

 ―長い自炊の賜物だろうか。
  人様が作る食事を頂いたのは久しい気もする。
  しかし蕎麦は流石に、私では作れない…。

[久しぶりの蕎麦は中々の味だった。
出された蕎麦をずるずるすすりながら、ふと思う。]

 食事を作って頂いた記憶か。確かあの娘も…確かこの村に居たな。最近めっきり顔を合わせる機会が減ったが、元気でやっているだろうか。

[以前住んでいた場所で、そして今も同じ村に住む彼女の顔が過ぎった。]

(192) 2011/08/11(Thu) 02時頃

【人】 落胤 明之進

いってらっしゃい。

[>>191 頷いて、海岸へと向かう急ぎ足を見送る。
少しだけ、気だるい息を吐くと、空を見上げた]

……さあ、て。
私たちも行きましょうか、紫苑。

[小鳥に呼びかけ、歩き出す。
傘の作る影の下、足取りは先ほどよりも、やや軽快に。**]

(193) 2011/08/11(Thu) 02時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 02時頃


【人】 門下生 一平太

[お互い、殆ど真顔同士での朝顔とのやり取り。表情や口数少なげな少女のことを、心配というほど大げさな物ではないが、多少なり気にかけている部分はあった。
兄へ声をかけた後、朝顔に向き直り]

失礼しました、朝顔様。
立ち放しでは暑さにやられてしまいかねません。
屋敷へ向かいましょうか。

[祭りの時分には日も落ちて、幾分過ごしやすくなるだろうが。
照りつける日差しを一度見上げて、ゆっくりと屋敷まで歩きはじめる]

(194) 2011/08/11(Thu) 02時頃

【人】 刺客 博史

[慕われたというより、懐かれたというべきなのだろうか、当時の記憶にはぶれがある。ただ、人とは疎遠気味だったと思う当時の自分に対して、それを全く意に介さなかったのは覚えている。]

 人と疎遠は、今もかもしれんな…。

[諸般の事情により飛び出すように家を出て、ここに越したのは数年も前のことだ。故に、出会うとは思いもよらなかったものだ。]

 ―ご馳走様。
  お題はいただくよ。

[食事を終えたころには体の熱も取れていた。落ちついたとばかり少し茶を飲む時間をとり、外に出るだろう。]**

(195) 2011/08/11(Thu) 02時頃

刺客 博史は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 02時頃


【人】 双子 朝顔


 …――――

[失礼しました、なんて、一平太は礼儀正しい
私には、きっと真似出来ない事 だけど]

 むかいましょうか

[真似は、してみるようで
先生の袖を掴んだまま、歩き始めた一平太を追う
自分の歩幅が小さく、周りがそれに合わせているのだと
わからない事もないからこそ、足早に]

(196) 2011/08/11(Thu) 02時頃

【人】 門下生 一平太


あまり急ぐと、転びますよ。

[源蔵の袖を掴んでいるので、きっと大丈夫だとは思うが。
足早な様子に少女の気遣いを感じたのか、小さくそう告げて]

祭りには、夕顔様とおでかけになるのですか。
日向様も御一緒でしょうか。

今年も賑やかになりそうですね。

(197) 2011/08/11(Thu) 02時半頃

【人】 双子 朝顔

[自分がまだ、色々と足りぬのだろうと思う瞬間は多い

読み書きだって、難しい漢字はわからないし
そろばんだって、ずっと遅い
口に乗せる言の葉も、夕ちゃんより足りぬし
丁寧な話方なども、出来はしない

何か特技があるわけでもなく、ぼーっとしている時間も長い
お茶を組んでは、こけてひっくり返すし
洗濯をしては、背が足りず物干しに届かない
お風呂を沸かしたら、熱すぎると怒られるし
お使いに行ったら、買った物を忘れてくる

だから、出来る人を真似する事が多いのかもしれない]

 …――――

[木漏れ日の時間は過ぎていく
段々と、世界を黄昏が包み、藍天がやってくる]

(198) 2011/08/11(Thu) 02時半頃

【人】 双子 朝顔


 …――――

 大丈夫、転ばない

[もし転んだ時は、先生も道連れだ
先生は大人だから、私くらいは抱えてしまうかもしれない
だから、きっと大丈夫だと思った]

 夕ちゃんも、日向ちゃんも、わからないけど
 一緒にいけたら、いいなと思ってる

[約束をしたわけではないけれど
一緒にいられるのなら、その方が私にはよい
だって、一人だと]

 迷子になるもの

(199) 2011/08/11(Thu) 02時半頃

【人】 門下生 一平太

確かに祭りの日は何処も彼処も普段とは違う景色に見えて、
余計と迷いやすくなりますね。

私も昔、兄様とはぐれて、
随分と困らせてしまったことがありました。

[海の方向へ、不意に顔を向け]

――――――…夏の空の、三角星。

一際目立つ星が三つ、空に三角形に並んでいるのです。
其方の方角が、丁度星降る海岸です。
迷子にならぬに越したことはありませんが、
何かの役に立つかもしれません。

…あとは、手を、確りと離さぬように。

(200) 2011/08/11(Thu) 03時頃

【人】 双子 朝顔


 …――――

[祭じゃなくても、迷うのだが
いつも通っている道を、何故か曲がってしまったり
真っすぐ行きすぎて、森に出てしまったり
そう言った事が、何度かあった気がする
でも、言わない事にした]

 三角星…――――?

[見上げて探す、目立つと言う星
どれもこれも同じに見えるけれど
良く見ると、色が違ったり、大きかったり小さかったり
三角だったり、柄杓の形をしていたり
案外、面白いものなのだ]

 あった、三角…――――

[指で空をなぞると、凄く高い所に絵をかいたようで]

(201) 2011/08/11(Thu) 03時頃

【人】 双子 朝顔


 手は、繋いだら離さないけれど

[どんくさい自分と手をつないだら、きっと歩きにくそうで
手を繋ぐまでが、一番の難関なのだ]

 でも、大丈夫…――――

[迷っても、外にさえ出なければいつか辿り着くと
今までの経験で、学んだのだった]

(202) 2011/08/11(Thu) 03時頃

【人】 門下生 一平太


そうですね。殆ど皆、見知った者同士ですし、
大き過ぎる村ではありませんから。
誰ぞ助けてくれるでしょうし、
一回りすれば戻ってこれるでしょう。

御祭、楽しんでくださいね。

[朝顔に返事をした後、残る三人へと視線を向けて]

兄様が戻ってくる頃だと思っておりましたので、
丁度、茄子を買ってあります。
あとは魚を焼く予定ですが――――…。

団十郎様、御夕飯も食べて行かれるでしょう?
急いで準備いたしますね。

[心なしか、夕餉の時を待ち遠しく思う**]

(203) 2011/08/11(Thu) 03時頃

【人】 船大工 団十郎

―村の通り―

[一平太に日傘を差し掛け、荷物の多い彼の足取りに合わせて歩く]

おお、そうとも、勘がいいな。
お志乃の傘を、直させてもらおうと預かっててな。
そうそう、部品が足りねえんで、源蔵先生に聞いてみようと思って来たんだ。

[そもそもの目的はこっちだがな、とまた盃を持つ仕草]

ああ、俺もなあ、先生や、おめえの兄貴との酒は心底楽しみにしてる。
気持ちのいい席になるからな。
先生の息抜きになるなら、何よりだ。

(204) 2011/08/11(Thu) 03時頃

門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 03時頃


【人】 船大工 団十郎

[のんびりと話しながら歩いていると、後ろからその「先生」の声がかかる]

団子……おお。

[振り返り、思ったより遠くに相手の姿を認める。
空いた手をぶん、と挙げ]

どうも、源蔵先生。また邪魔するよ。
と、そっちは……神楽の。

[源蔵の傍らに、小さな人影。
朝顔と夕顔の双子であるとは知っているのだが、ひとりでいる彼女がどちらなのかは、わからない。隣で一平太が呼ぶのを聞けば、頷いて]

朝顔な、朝顔。こんちは。

[覚えようとしてみるが、たぶん次も見分けはつかない]

(205) 2011/08/11(Thu) 03時頃

【人】 船大工 団十郎

[そうして、何やら目配せをする源蔵と朝顔の様子に気を取られていると、一平太が声を上げ。不意に隣に人の気配が増えた、ような気がした]

おおい、どうし……
ああ、何だ、朧じゃねえか。久しぶりだ。

[兄と弟の会話を邪魔せぬよう、短く声をかけた。
あまり愛想を振りまくたちでは無い少年が、兄へと向ける気を許した表情に、目を細める]

(206) 2011/08/11(Thu) 03時半頃

【人】 船大工 団十郎

[それから、一平太に従うように、
大人も子供もぞろぞろと、源蔵の屋敷へ向かう]

……三角星。

[朝顔の小さな手指がなぞる先を、ふと見上げる]

ああ、星の方角を覚えておくと、役に立つぞ。
船で沖へ出たって、帰って来れらあな。

どんなにどんなに遠くへ出ても……。
っと、そりゃあ、大人になってからだな。

(207) 2011/08/11(Thu) 03時半頃

【人】 船大工 団十郎

[茄子の話が出ると、朧の背中を大きな掌でたたき]

はは、良かったなあ?
家族ってなあ、ありがてえもんだ。
故郷の味、旬の味ってなあ。

[それから一平太にも、嬉しげな顔を向け]

ん?メシか?おお、もちろん楽しみにしてきたぜ。
ああそうだ、俺もたいしたもんじゃねえが、酒の肴を持ってきた。
悪いが、後で一緒に出してくれねえかな。

[持ってきた籠を、ちょっと挙げてみせた**]

(208) 2011/08/11(Thu) 03時半頃

【人】 女中 おみつ

わ。な、ななな、何ですか?

[ガラッといきなり、何の前触れもなく部屋の戸が開けられる。
その人物はズカズカと中に入ってくると、女の前に座り込んで勝手に色々話し始めた。
やっと解った繋がったと独りで何やら納得している。]

…そんなことより、部屋、掃除して下さいね。仁右衛門さん。
その後じゃなきゃ、お話は聞けません。聞きません。

それに、僕は今、それどころじゃ…

[膝の上の真昼に視線を戻せば、彼も今気付いたかのようにその餅兎を見て目を瞬かせた。]

―――…

…濡れた布巾で身体を覆ってあげるといいんですね?
あ、はい。ありがとうございます。

[事情を離せば、そこは変わり者とは言っても並はずれた知識の学者。
さくっと対処法を提示する。]

(209) 2011/08/11(Thu) 04時半頃

【人】 女中 おみつ

[しかし、感心するのも束の間。]

って、ちょ…何処行くんですか?
掃除、部屋、掃除して下さいってば。

[男は急に立ち上がると、用事を思い出したと言って、奇声をあげながら何処かに走り去って行ったのだった*]

(210) 2011/08/11(Thu) 04時半頃

女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 05時半頃


【人】 子守り 日向

―団子屋―

 そうなんです。
 仁右衛門さんはいつでも仁右衛門さんだから…。

 …ふふふ。かぐや姫のお話は好きだわ。
 姫の故郷が月の世界って、素敵。
 月へ帰ってしまう姫とおじいさんたちが会えなくなってしまうところは、悲しいけれど。
 お話の中に仁右衛門さんがいて、登場人物たちにその船を作ってあげれば幸せな結末になるのかしら。
 
 …それにしても。
 そのような船を、ほんとうに作れるなら…

[やや口ごもってから、
便利でしょうね、という、無難なところへ落ち着かせた。

半透明の葛きりをまた口にし、遠い所へも行きやすくなるという意見をまた噛みしめる。]

(211) 2011/08/11(Thu) 07時頃

【人】 子守り 日向

>>169

 ――ないしょ?

[驚いたように瞬いてから、]

 …あ、はい。

 わかりました。

[くすぐったそうに頷いた。]

(212) 2011/08/11(Thu) 07時頃

【人】 子守り 日向


 葛きり、とても美味しかったわ。
 御馳走様でした。
 こちらこそ。お話できて楽しかったの。ありがとう。

[都の話までしてもらって…、と、双眸を細めた。]

 ……ひさしぶりに朧さんに会えて、嬉しかったわ。

[ありがとうございました。
また礼を述べ、ひときわ丁寧に頭を下げた。

葛きりが美味しく感じられたのは、
一緒に食した相手が相手であったおかげでもあるのだろう。]


[いってらっしゃいと告げ、朧を見送った頃には、
日向の傍の葛きりの皿と麦茶の器は空になっていた。]

(213) 2011/08/11(Thu) 07時頃

【人】 子守り 日向

[やがて。
店員にお辞儀をして店を出ると
毬を小脇に抱え、海の方角へと向かった。]

(214) 2011/08/11(Thu) 07時頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 07時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 07時半頃


子守り 日向は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 07時半頃


【人】 女中 おみつ

――神社――

確かにここは静かで、涼しいね…
ここだけ、周りと時間の流れが違っているみたい。

[若干、元気を取り戻した餅兎を膝に、木陰に身体を凭せ掛ける。
傍らの籠の中には水筒と濡れた布巾が数枚。
ついでに、先日呉服問屋の主人から頼まれた着物の直しをしようとその材料も持って来ていたりもする。

忙しいこの時期、そう簡単には時間を貰える筈はなく、部屋主である仁右衛門に使いを頼まれたと嘘を言って旅館を出た。
主人も常連の上客である彼には文句は言わない。
寧ろ、変わり者過ぎて苦手としているのをこの女中は知っていた。]

…意外に役に立つんだよね、あいつ。
部屋の汚さは、許せないけど。

(215) 2011/08/11(Thu) 12時半頃

おみつは、時々、白兎を包む布巾を替えつつ、針仕事をしている。

2011/08/11(Thu) 12時半頃


【人】 落胤 明之進

─ 神社 ─

[ゆっくり、ゆっくり道を行く。
時折り、すれ違う人と挨拶を交わして。
その時に外を出歩くのは珍しい、といわれると、微苦笑を浮かべるしかできなかったが]

せっかく出てきたのだし、お参りをしてから戻ろうか、紫苑。

[道の途中でふと思いつき、ゆっくりと神社へ足を向けた。
木々の枝が幾重にも重なり、織り成す日陰の空気は心地良い。
その涼しげな感触を楽しみながら、境内まで進んで]

……おや?
こんな所で、お仕事ですか?

[針仕事をするみつに気づくと、ゆるく首を傾げながら声をかける。
肩の小鳥も、同じ方向に首を傾げた]

(216) 2011/08/11(Thu) 13時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 13時半頃


【人】 双子 朝顔

[船大工の伯父さんは、少し迷って私を呼んだ
きっと、夕ちゃんと見わけが付かなかったんだろう
黙っていると、よく間違えられるし
着物の柄を意識的に変えている事以外は、同じだから
仕方ないな、とも想っている]

 …――――

 星を覚えたら、船に乗っても大丈夫なの…――――?

[そうか、帰ってこられるのか
なら、頑張って覚えよう
三角の星は、星の降る方角…――――]

 …――――

[心の中で、*何度も唱えながら*]

(217) 2011/08/11(Thu) 14時頃

【人】 女中 おみつ

―――――真昼?

[針仕事に没頭していると、不意に膝の上の白が顔をあげる。
常にくたりと垂れている耳がぴくぴく反応する様に、女も仕事を中断すれば、落ち着いた声と共に首を傾げる青年の姿が視界に入った。]

そう、だけど……

[真昼の様子がどうにも初対面のそれに対するものとは違う。
それは解るのだか、どう記憶を探っても目の前の青年に関する情報を引き出すことは叶わず。]

ごめん。もしかしたら、失礼なことを聞くかもしれないけれど、僕、貴方と以前にお会いしたことありましたっけ?

[そのまま、直接本人に聞くという手段に出た。
餅兎は明之進の肩の小鳥をじっと見つめている。]

(218) 2011/08/11(Thu) 14時頃

双子 朝顔は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 14時頃


【人】 落胤 明之進

ああ……そう言えば……お会いするのは、初めて……かも知れません。
私も、出歩く機会はここ数年で減っていますので……。

[僅かに苦いものを帯びた笑みを浮かべながら、言って。
それから、肩の小鳥を見上げる兎の方を見る]

こちらの兎さんには、何度かお会いしているのですよ。
たまに、我が家の庭先に遊びにいらっしゃるので。

申し遅れました、私、神楽明之進と言います。

[村外れの邸で療養する青年の名は、以前からついて回る噂話──片親が名を公に出来ない人物である云々──とも相まって、村ではそれなり、知られているか。
もっとも、当人があまり出歩かないため、こうして名乗らなくてはそれと伝わらない事が多いのだが]

(219) 2011/08/11(Thu) 14時半頃

【人】 女中 おみつ

……だよ、ね。ああ、良かった。

[明之進の笑みに含まれるものに気付いているのかいないのか、女はほっとしたように微笑みかける。]

そ、そうなんだ。この子がそちらに…
全く、僕に黙ってあっちこっちふらふらするんだから。
その挙げ句、倒れるし。

[ぶつぶつ。]

あ、ごめん。この子、真昼って言うんだ。
なんかお世話になってるみたいだね、ありがとう。

(220) 2011/08/11(Thu) 15時頃

【人】 女中 おみつ

[餅兎の耳をびよーんと引っ張りながら、挨拶をさせて、差し支えなければ、青年の肩の小鳥の名前も尋ねる。]

神楽……ああ、源蔵さんから聞いたことがあるようなないような。
それに、どうでもいいような噂も少し。そっか。

[噂については全くと言っていいほど意に介していないらしい。
それは女も母が再婚して、ある意味家族から弾かれた身の上だからか。
そうは言っても、明之進の場合とは土台となる身分が全然違っていたりはするのだが。]

(221) 2011/08/11(Thu) 15時頃

おみつは、でも、やっぱり僕とは違って佇まいが上品だなぁ。と溜息。

2011/08/11(Thu) 15時半頃


【人】 落胤 明之進

[向けられる微笑に、苦いものは押し込める。
悪い方向に考えすぎるな、という注意は常に受けているから]

ああ、いえ。
遊びに来ていただけるのは、構わないんですよ。
私としても、気が紛れますから。

[ねぇ、と、同意を求めるように兎に向けて笑みかける]

ああ、この子は紫苑、といいます。

[小鳥の名を尋ねられると、手の上に乗せて、軽く、差し出すようにする。
肩から手に移った小鳥は、挨拶するように鳴いて、ぱたた、と羽ばたいた]

そうですか……先生には、色々とお世話になっていますから……どんな風に話されていますやら。
いい患者、とは言い難いですし、私。

[源蔵の名が出ると、冗談めかした口調で言って、笑う。
噂が『どうでもいい』扱いをされる様子には、内心安堵してもいたが。
みつの事情は知らぬ身、随分あっさりしているな、という感想もひっそりと抱いていた]

(222) 2011/08/11(Thu) 15時半頃

【人】 女中 おみつ

…こらこら、調子に乗っちゃ駄目だぞ。

[明之進に笑みを向けられて、嬉しそうにする真昼を窘める。]

紫苑…くん、だね。うん、君もありがとう。
真昼の相手をしてくれて。

ほら、真昼。見習え。

[羽ばたいて挨拶をする小鳥に視線を合わせてお礼を言って、膝の上の白にはまたお小言。]

いやいや。源蔵さん、なんか貴方の所に往診に行くのを楽しみにしているように見えたかなあ。
まぁ、何話してたかとか、実はあんまり覚えてないんだけどさ。
少なくとも、悪いようには思ってない感じだったと記憶してる。

―――…けど、これ、僕の記憶違い?

[明之進が笑えば、こちらも合わせて冗談を口にして。
そうして、にこりと穏やかに笑ってみせた*]

(223) 2011/08/11(Thu) 16時頃

女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 16時半頃


【人】 落胤 明之進

[兎に小言を向ける様子に、仲がいいのだな、などと考えながら、小鳥をまた、肩へと戻す]

楽しみにしていただけるなら、よいのですけれど。
本当の所はどうなのか……機会があれば、直接お聞きするのも良いかも知れませんね。

[返された冗談に、楽しげに笑い]

……おっと、つい話し込んでしまいしまたが……お仕事の邪魔をしてはいけませんね。
私も、あまり長く外にいると、またゆうに叱られてしまいますし。

少し、涼んだら、戻るとしましょうか……。

[止まってしまった針仕事の道具を見ながらこう言って、それから、空を見上げた。**]

(224) 2011/08/11(Thu) 16時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 16時半頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 21時半頃


【人】 懐刀 朧

はっは、凄いな一平太。元気にしてたか?

[予想を裏切らない反応に満足そうに笑って、ぱっと離れた。
そして、見上げてくる弟に微笑みを向けて。]

ただいま。……ふふ、この時期になると早く帰りたくなってうずうずしていたからね。
急な用事で予定が1日遅れそうだったんだが、予定通りついてよかった。

[ふと見やれば、朝顔が不思議そうに見つめていただろうか。
目が合えば、彼女にも優しく微笑んで。]

今度、親しい人にやってごらん。その時は気づかれないようにね。

[そんな薦め。少々子供っぽかったかな、と団十郎の口元を見て思ったのだった。]

(225) 2011/08/11(Thu) 22時頃

【人】 双子 夕顔

――海沿いの道――

あめのうみ くものなみたち
つきのふね ほしのはやしに

[何とはなし、聞き覚えた歌を口ずさみながら歩いていく。

いくらか陽は傾いたけれど、海にはその光が反射してまぶしいほど。
まだ月が昇るには早いようだけれど。
そこまで考えて歌を選んだわけではない。

ただ、最前のよりも『きれいな歌』をあれこれ思い出して口ずさんでいた。]

(226) 2011/08/11(Thu) 22時頃

双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 22時頃


【人】 船大工 団十郎

ようし、んじゃそのうち、俺が朧に仕掛けてやろう。

[剣で身を立てる青年の、子供じみた悪戯の勧めを耳にして、口の端を上げ]

はっは、無理だな。
俺が後ろを取るのに気づかないようじゃ、とても剣でおまんま食ってけねえ。

[大きな体を揺らして、笑う]

(227) 2011/08/11(Thu) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

おっと、済まない。多少日差しは和らいだがな……まだまだ暑い。
今日も先生の屋敷に邪魔するよ。

[代わりに前話していた酒だ、と源蔵と団十郎に陶器瓶をうれしそうに見せて。
団十郎の籠を目ざとく見つければ、うむ、と満足そうに頷いた。]

久々にいい肴が食えそうだ。ありがとう、団十郎。

[魚と肴の掛詞。上機嫌で屋敷までの道を練り歩く。
一平太が昔の話を持ち出せば、ふふ、と小さく笑った。]

祭りの景色に夢中になっていたら、後ろに居た一平太が居ないんだもんな。
どこではぐれたのか分からなかったからなぁ、あの時は。

[苦笑がちに笑う。
が、しかし。同じようなことを自分もしたことがある。
とは、一平太には言っていない。もしかすると、源蔵や団十郎なら知っているかもしれないが。]

(228) 2011/08/11(Thu) 22時半頃

【人】 船大工 団十郎

そういや、朝顔。
神楽の……坊ちゃんは、変わりねえかい。

[ふと思い出したように、尋ねてみる。
相手の返事を聞けば頷いて]

そうか。
そのうちまた、船でも見に来てくれりゃあいいんだがな。
ああ、それより先に、祭りで会えるかね。

[一度、使用人とともに、船を作るところを見てみたいと訪ねて来た青年。
あれは今ほど暑い季節では無かったと思うが、その後疲れが出たのか、
しばし体調を崩したと聞いている]

(229) 2011/08/11(Thu) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

ふふ、もし私が後ろをとられたら、剣士失格だな。
寧ろ、団十郎が剣士をやればいい。

[案外向いてるかもしれんぞ、と男の笑い声に、つられて笑った。
星の話になれば静かに聞いていた、感心したように頷きつつ。]

おお、茄子。流石一平太、私の好みを理解している。

[良い弟を持ったなぁ、と嬉しそうに言う。
団十郎に背中を叩かれれば、おおっと、とおどけたように前のめりに姿勢を崩す。]

ああ、コレのために帰ってると言っても……
過言ではないぞ?半分くらい。

[真顔に真剣な声でいえば、ふと笑う。]

(230) 2011/08/11(Thu) 22時半頃

【人】 船大工 団十郎

はっは、俺に剣?
ダメだダメだ、まあだ丸太ん棒でも振り回してた方が、モノんなりそうだ。

にしても……
相っ変わらず、旨えもんに目がねえなあ。

[酒肴の籠をみつけ、更に機嫌を良くしたらしい朧へ、苦笑する]

ま、そんだけ元気な証拠だな。何よりだ。

[祭りで弟とはぐれた話に及べば]

ああ、あんときゃ、大騒ぎだったなあ。
一平太も心細かっただろうが、朧のやつも、血相変えて一平太を探し回って、なあ。

[懐かしげに頷く]

朧はいい弟を持ったが、一平太もいい兄貴を持ったよ。

[朧自身が迷子になった話には、触れない。とっておきのネタである]

(231) 2011/08/11(Thu) 22時半頃

【人】 発明家 源蔵

[一平太と朝顔が真顔で交わす会話を、口挟まずに見守る。どうも二人が似て見えて、存外気が合うのかもしれんなぁとか傍から思う]

星の導きか。うむ、星を覚えるのは良いことだ。

[近頃は蘭書で得られる西洋天文方の知識に傾倒しているため、若人二人が星に興味を持つのはおおいに歓迎すべきこと]

星を想うは良い事だ。いかに世界が雄大で、己が矮小であるかを認識できる。

[朝顔に袖引かせたまま、屋敷への道を辿る]

(232) 2011/08/11(Thu) 22時半頃

【人】 発明家 源蔵

[一平太が祭りで迷った時の話。自分をすっかり棚に上げて離す朧の様子に、思わずぷっと噴きだして]

まぁ幼子は誰でも、迷うのが仕事のようなものだよ。
そう、「誰でも」な。

[そう言って、朧ににやりと笑って見せ]

迷うは好奇心の旺盛な証拠。子供の好奇心は明日の標。
周りの大人がしゃんとしていれば、何の問題もあるまいさ。

(233) 2011/08/11(Thu) 22時半頃

【人】 懐刀 朧

[団十郎の口から神楽という言葉を聞けば、静かにその会話を聞いていた。村に居た頃はともかく、村を出てから彼にあまり会ったことがないためどういう状況になってるのかは知らないが。
今も身体が弱いというのは本当らしい。
ただ団十郎の様子をみる限りでは、以前よりも村に馴染んでいるのは確かなようで。真剣に耳を傾けていた口元が緩んだ。]

仕事柄、身体が資本だからな。
元気でなければ都と村の行き来すらままならぬ。
旨いものを食い、仲間と交わす旨い酒を味わい、活力を得る。
それが私の健康法だ。

[医学的には無茶苦茶なのだろうが、と笑って。]

(234) 2011/08/11(Thu) 23時頃

稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 23時頃


【人】 懐刀 朧

む。

[団十郎の話に相槌を打っていたが。
源蔵が吹き出し、口を挟めば暫し表情が固まって。
何かを隠すように一回咳払いをした。]

まぁ、確かに。周りの大人がしっかりしていれば。
村の中なら心配ないな。皆が知り合っている顔だし。
都で、となるとまた話は違うんだろうがな。

[人情、温かみ。これも人の多い都とは違うものだろう。
そんなことを考えつつ、歩いていれば屋敷についただろうか**]

(235) 2011/08/11(Thu) 23時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 23時頃


船大工 団十郎は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 23時頃


【人】 船大工 団十郎

雄大な世界、ねえ。
毎日毎日海を見てるだけでも、そんな気分にはなるもんだ。

[源蔵の言葉に、空を見上げる]

広い広い海の向こうに、見たことのねえ町や、城があって、会ったこともねえ連中が、わんさか住んでるんだって考えると、この村なんてのは小せえもんだ。

……暑いさなかに歩き回るにゃあ、広すぎるってもんだがな。
お志乃の傘、早く直してやらねえとなあ。

(236) 2011/08/11(Thu) 23時頃

【人】 船大工 団十郎

[そして迷子の話。源蔵の意味ありげな言い回しに、自分も噴き出しそうになるのを、どうにかこらえた]

そうそう、誰でも、な。

[だが、続く言葉を神妙な顔で聞き]

ああ……そうか、そうだな。
自分で帰って来られるのにこしたこたねえが、迷ったら、大人をアテにしてりゃあいいんだ。
きっと、探しにいくさ。

[朝顔や一平太に、微笑みかけた]

(237) 2011/08/11(Thu) 23時頃

船大工 団十郎は、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 23時頃


女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/11(Thu) 23時半頃


【人】 発明家 源蔵

[朧の言う「健康法」に、うんうん、と頷いて]

実際にそうだと思うよ僕も。病は気からという言葉も存外馬鹿にならんのでね。健やかな心と健やかな肉体は、切っても切れぬ関係にある。

[だからよく遊べよと。朝顔に頷いて見せ]

そうだなぁ、世界の広さは、僕なんぞより団十郎の方がよく知っていような。
海というのは実に偉大なものだ。この村に生まれ育つ者なら、僕が今更言うまでもなかろうがな。

団十郎の、そういう視野の広いところが僕は好きだ。

[うんうんと頷いて。そうこうしているうちに、一行は鳩渓堂に辿りつくだろう]

(238) 2011/08/11(Thu) 23時半頃

【人】 門下生 一平太

[団十郎が籠を掲げて土産を示せば、こくりと頷く]

―――――…今宵は御馳走になりそうです。

[偶の贅沢ならば、きっと悪くは無いだろう。最近では主人の栄養状態も改善されてきているようで、内心ほっとしているのであった]

………ええ、良い兄に恵まれました。
良い主人にも。良い隣人にも。

[交わされる会話を聞きつつ、ぽつりと呟く。迷ってしまった折にも、村人達の助けの御蔭でなんとか兄に会うことが出来た。その際に、御呪いのように「三角星」のことを教えてくれたのは団十郎だっただろうか。
ちなみに、兄にも迷子になった過去があるなどとは思いもよらないのである。

会話を交わす三人の大人達を見やる。剣と、学と、技術と。分野こそ違えど、何かを極めて身を立てていることは同じ。改めてそれを感じれば、自分の無力さをひしひしと覚える。将来どうするのかといえば、…先のことは、未だ分からない]

(239) 2011/08/11(Thu) 23時半頃

【人】 門下生 一平太

[そんなことを考えていたが、団十郎が微笑みかけてくれたことで我に返る。二、三度大きく瞬きをした後]

……私は、もう、迷い子になる齢ではありませんが。
ですが、この村は頼りになる方が多いですから。

皆様をアテにしつつ、
早う探しに行く方になれるよう、精進致します。

(240) 2011/08/11(Thu) 23時半頃

【人】 子守り 日向

[海への道を辿っていると、空をゆく小鳥の声が聞こえてくる。
ふいに、思い出したのは。]

(241) 2011/08/11(Thu) 23時半頃

【人】 子守り 日向

―数年前―

[数年前の、ある日の昼下がり。

村の子供らの遊びの輪に加えてほしいと頼んだ
が、断られた。

『だって、遊ぶと泥だらけになっちゃうよ。
日向ちゃんの綺麗なお着物が汚れちゃったら、おとなに怒られるから。』

どうして断るの、問いただしたら。
すると相手方の口より聞けたのは、このような理由。]

(242) 2011/08/12(Fri) 00時頃

【人】 子守り 日向

[それから彷徨い歩いて。
やがて村はずれの、邸宅の前に至った。

そこで見かけたのが、瓜二つの顔をした二人の子。
朝顔と夕顔――彼女たちの名を、当時は知っていたかどうだったか。

そして、やや離れた所から、彼女たちの様子を眺めやるうちに、
……何故か、無性に、無性に、二人が羨ましくなった。
二人と、仲良くなりたいと感じた。]

 (ねえ、
  わたしと いっしょに あそんで?)

近寄ってそう叫ぼうとしたのに、いつのまにか
彼女たちの姿を見失っていた。]

(243) 2011/08/12(Fri) 00時頃

餓鬼大将 勝丸が参加しました。


【人】 餓鬼大将 勝丸

オットー!

オッカー!


ちっと出てくるッ。

(244) 2011/08/12(Fri) 00時頃

【人】 子守り 日向

[目の前に、邸の高い塀が巡らされている。
二人はこの中へ入ったのだろうか。

ぐるり歩きまわってみれば、張り出した庭木の枝が影をさしかける下――
かろうじて子供が通れそうな程度の破れ目が、塀の途中に開いているのを見つけた。]

(245) 2011/08/12(Fri) 00時頃

【人】 子守り 日向

[親に知られたら怒鳴られるであろう行い
それも、この時は怖くなかった。

塀の破れ目を這いずり抜ける。
手足や着物が土で汚れ、植物の欠片が髪にひっついたが
構わず、邸の庭へとびだして。

『ねえ、
わたしと いっしょに あそん で……

……――――??』

[ぱっと遠目に、認められたのは、双子の女の子ではなかった。
男の子だった。

明之進という名の人を、そのとき初めて見た。**]

(246) 2011/08/12(Fri) 00時頃

餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時頃


【人】 門下生 一平太

―白石源蔵邸―

[屋敷にたどり着けば、大荷物と「土産物」を、廊下を何度か往復しつつ運び込む。
それから、団子を二つ包んだ物と、茶を乗せた盆を持って戻ってきた]

―――…御夕飯の支度まで、暫くかかりそうですので。
ひとまずは、ゆっくりとなさっていてくださいませ。
兄様は、旅のお疲れもあるでしょうし。

朝顔様も御時間が許すなら、御茶でも飲んで行って下さいな。
御約束の品は、此方に。

[深く一度頭を下げて、場を辞する**]

(247) 2011/08/12(Fri) 00時頃

稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時頃


双子 夕顔は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時頃


刺客 博史は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時頃


餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時頃


懐刀 朧は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時頃


女中 おみつは、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時頃


落胤 明之進は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時頃


門下生 一平太は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時頃


刺客 博史は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時頃


【人】 双子 夕顔

――海沿いの道――

ゆふつつも かよふあまぢを
いつまでか あふぎてまたむ

[少し涼しい風の吹くに帰り道。
濃くなりかけた東の水平線に、ほとんど丸く見える月が覗く。
歌いながらのんびり帰れば、遅くなったと叱られるかもしれない。

でもそんなことは気にならないくらい、その空と海はきれいだった。]

(248) 2011/08/12(Fri) 00時頃

発明家 源蔵は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時半頃


餓鬼大将 勝丸は、メモを貼った。

2011/08/12(Fri) 00時半頃


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