207 愛しの貴方を逃がさない。
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[ 暗転。 ]
(+11) 2017/01/21(Sat) 14時半頃
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[ ――― して、どれほど経ったのだろう。 ] [ 首筋に触れる冷たい何かで、 いつの間にやら落ちていた――、らしい、 卯月の意識が 浮上した。
焦点の定まらない赤色が、 開かれた瞼から見えてくる。 ]
(+12) 2017/01/21(Sat) 14時半頃
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[ 声は、出なかった。 恐怖というよりも、 状況把握が出来ていない、そんな風。 見慣れない景色 ( そう、卯月の安アパートより ずうっと"お城"のよう ) 何処だろう、と 立ち上がろうとして、 引っかかる重たい――金属?に、 やっぱり把握が出来ないまま足を取られ、 再度床に潰れた。 ]
(+13) 2017/01/21(Sat) 14時半頃
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……? [ 重たい金属に一度向けてから、 漸くここで はっきりしてきた赤色は、 碧眼へと向き直る。
どうして?とか、 なんで?とか、 いっそ 誰? とか、 そんな疑問符全て詰め込んだ表情で** ]
(+14) 2017/01/21(Sat) 14時半頃
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[ 碧眼と視線が合う。
覗き込まれる、みたいな そんな動きだったものだから、 僅かに身を引いた。
遠くで鎖の音がする。 動く喉元に赤色が動いたのは、 一瞬のこと。 ]
(+33) 2017/01/21(Sat) 21時頃
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[ 黙り込む卯月と反対に、 この状況を作り出したらしい彼は喋る。 その内容は いくら馬鹿な卯月でも 理解することが出来た。 ―― この人だ。 家の前、ぶら下がる紙袋の差出人。 知らぬ誰かの、料理。 空いた両の腕は 卯月自身の、細い体躯を抱く。 ]
(+34) 2017/01/21(Sat) 21時頃
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[ 彼がどうして 卯月にそんなことをしたのか。 …そこまでは 分からなかったし、 卯月だってこれ以上乱暴されるのは 勘弁願いたかった。 ただ、それでも "食べさせられる"ことが こんなことをした彼の望むことだとしたら。 大人しく従うなんて発想に、 とてもじゃないけど、なれやしない。 ]
(+35) 2017/01/21(Sat) 21時頃
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[ だから卯月は静かに首を横に振って、 そのまま床に、座り込むだけ。 きっと料理を差し出されたとしても、 それがどれだけ美味しくて 卯月の大好きな母の味に近かったとしても、 頑なに口を閉じたままだ。
彼に聞こえない程度、 小さく鳴った腹の音は、知らない振りをして。 ]
(+36) 2017/01/21(Sat) 21時頃
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[ 要らないです、って やっぱり首を横に振る。 "帰るまで"。 つまりは出て行くという言葉に 分り易く安堵の息を吐きつつも、 足元の鎖と異なる金属音に、 ふと、赤色を上げた。 ]
(+40) 2017/01/22(Sun) 01時頃
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[ ウサギ。 卯月じゃ無くて、本当の。 色合いは全くもってそっくりで、 自分を小さくした生き物のように思わせられる。 動物を飼う趣味があったところで どうとも思わない、けれど。 同じ"ウサギ"であるところに、 どうにも掴めない何かがある気がした。 ]
(+41) 2017/01/22(Sun) 01時頃
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[ 隣に籠が置かれる。 足元こそ鎖に繋がれていないけれど、 外に出られないという意味では 結局卯月と同じ、ウサギ。 じいと、赤色をそれに向けながら、 彼が出て行く音を遠くに聞いていた** ]
(+42) 2017/01/22(Sun) 01時頃
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[ 時計は探していなかったから、 どれだけ時間が経ったのかは、分からない。 ウサギをぼんやり見ていた卯月は、 扉の開かれる音で 身を固くした。
当然の如く 出された食事には手なんて付けていない。 それが何を意味するのか ある程度は分かっていた、つもりだった。 少し、離れる。 卯月の赤い目を見てくる碧眼が 恐ろしくて。 ]
(+65) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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[ ―― どちらも無言だった、筈だ。 ため息をつかれる音と 卯月に近づく足音が聞こえたけれど、 それ、だけ で、 ]
(+66) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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[ 身体に伸びてくる手。 ]
(+67) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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[ 一瞬何をされたのか、 理解が追いつかなかった。 ぐらんと回転した視界は 碧眼を捉えて、止まる。 倒されたと感じたのは、漸くここで、だ。
細い身体だ。 押されてしまえばされるがまま。 卯月だって取っ組み合いになったら負けることぐらい、 自分で分かっている。 ―― だけど、 "何"を、されるのか と 思ってしまえば、 ]
(+68) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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[ ひゅ、と 息を吞んだと 同時。 ] [ 真白な手が彼を引きはがそうと 顔まで 勢いよく伸びた。 容赦 なんて そんな状況じゃあなかったから、 伸ばした爪を立てるみたいに。 ]
(+69) 2017/01/22(Sun) 21時頃
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[ 引っ掻いた感触がする。 ―― けど、それまでで。 草食動物みたいな抵抗じゃあ 捕食する相手が退くわけも無く。 こういう 状況で浮かぶこと。 皮を剥がされることを覚悟して …覚悟した、つもり だった。 ]
(+78) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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[ "皮"こそ剥がされはしなかった。 しなかった、けれど。 ―― その 奥、 肉を喰われる、痛み が、 ]
(+79) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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――― っひぐ、 !?
[ そりゃあ 卯月だって。 何度も怪我をしたことはあった。 だけど、これは 予想なんてまるでしなかったことで。
ぶち、と 切れる音すら聞こえてきそうで 引きはがせるほど動けないから、 鈍い声を上げて、ただ耐えるだけ。 ]
(+80) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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[ だから どうしてか 突き立てられる歯が緩んだ途端、 今度こそ、突き飛ばして 生暖かい赤色を 首元から垂らしながら、 壁際に逃げた。
鎖の音が、重く 重く。 室内に響いて、 ]
(+81) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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―― ど、どして
そんな、やだ
[ "人の"肉なんて かみ切れなさそうな歯を がちがち、言わせて。 得体の知れないものを見る瞳で、 碧眼を恐る恐る見ながら、 からからの喉、乾いた唇から かろうじて声を上げた。 ]
(+82) 2017/01/22(Sun) 23時頃
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