191 The wonderful world -7 days of MORI-
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― 6day ―
さんはいらないよ。 どうせ青臭いガキだから。
名前は覚えたよ、景山。
[そんな態度は傲慢不遜に見えるだろうか?>>9 生前ならともかく、今の自分に丁寧というのは似合わない。
が、無銘の名には思わず目をむいた。]
そうか、見られてるよな、あの場にいたんだし。 まぁ、ありがとう。
[素直に受け取るには思い出の形が歪だが。 今ここでできることがない以上、受け取っておくしか出来ない。]
(19) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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[やがて敵がいなくなれば、座り込む。 疲れなんて、とっくに限界だったのだから、当然だろう。]
逆だよ。 止めることしか出来なかったんだ。
トドメさしたのはあなたか? 感謝してるよ。頭が上がらない。
[自分の限界、それは理解しているつもりだから。 礼を言うのに邪念はなかったが、彼の棘を見る限り、トドメは彼なのだろうか。そんな考えしかなくて。
その会話が終われば、すぐに微睡みに落ちるのだ。]
(20) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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― 7day・スクランブル交差点 ―
[その日は、原初の地点で目を覚ます。 最終日。最期となるか、最後となるか。 それは死神だけが知っていることなのだろう。]
……生き残らなきゃな。 まずは、それからだ。
[傍らにパートナーはいたか。 ともかく、ミッションを確認する。>>#0]
(21) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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[天空に近い場所というのは、最も高い場所。 謎解きは簡単だ。だが、それにしては気になる言葉もある。]
……引導を渡す。 首謀者ってのは、ゲームマスターだよな。
[殺さなければならないのか。 あのゲームマスターは、悪い人だとは思わなかったが。
……そもそも、そんなことを考える時点でおかしいのだろう。]
行くか。 天へ昇る。
[求められることがそれならば。 自分はそこに赴こう。 ここまで来れば、さっさと決めるのだ。
何人いるか、もうわからないのだから。*]
(22) 2016/06/17(Fri) 20時半頃
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今更だな。 なんの準備がいるんだ?
[軽く答えるのは、事実。>>26 ここまで生き残る上で、必要なことはやってきた。 後は、同じことを今日もやるだけだ。
そう、北に向けて歩けば。]
(32) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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[何かしら響く音が、後方から聞こえる。>>@10 そうか、最後のポイント稼ぎ。 ゲームマスター以外も必死か、なんて。]
後ろからつけられるのは気分が良くないな。 ……今日は万全だぞ。
[振り向いて、剣を飛ばす。 たとえ堅くても、必ず柔い部分はある。 鎧の関節部分は堅牢にできないように。 そこを貫いていけばいい。]
(33) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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認められるまでやるのか。 限界まで根比べと洒落こむのか。
……さぁ、どっちだろうな?
[微笑み、ノイズの群れを剣で突き放す。 本調子の今、近づかれることはないだろうが。
このままであれば時間がまずいかと、パートナーである彼女を見て、問うてみる。*]
(34) 2016/06/17(Fri) 22時頃
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そうか、じゃあ終わらせるべきだな。
[初日にやったように。 剣の雨を、蟹たちの頭上に降らせる。 昨日とは違う、強力な豪雨。
鋏のブーメランも叩き落とし、引き裂いていく。 いずれ片が付けば、彼女の動きが目に入る。>>42]
(49) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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[その視線を追えば、死神。>>@14 いつか狐を追わされた、あのミッションの死神。 傘で降り立った褐色に、剣は向けずとも。]
何かすればいいのか? それとも押し通ればいいのか?
強行手段に出ても驚かないぞ。
[臨戦態勢は崩さない。 いつでも抜刀、射出は出来るように。 戦う姿勢は見続ける。*]
(50) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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[手を振る死神はゆったりとした口調でこちらを誘う。 あそぼ。その意味が、わからないわけでもない。>>@16]
忙しいんで、手短でも構わないかな。
[近寄る狐を、手につくるサーベルでいなす。 もう一度来るようであれば、残る二匹も切り捨てるだろう。]
(69) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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[彼女の言葉に滲むのは、何か。>>63 その感情を今感じていない自分でも、伝わることはある。 だからこそ、強く手を握り直した。]
心配するな。 俺達ならやれる。
[そう励ます言葉は、今までと少し違うかもしれない。 だけど、それで問題はないのだ。
一人で、全てをやる必要はない。]
(70) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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消しに来るなら、反撃させてもらう。 ノイズって従者がいるのと空をとべること、それ以外、そっち側のアドバンテージはないんだろ?
来るなら殺してしまうくらい本気で来ないと、死ぬぞ。
[目の前の死神を挑発するように。 来るならば断つ。 その意思表示を、強く添えた。]
(71) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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[弾かれた剣は、自らの方へ飛んでくる。 そちらを見つつ、相手の死神も見つつ。 どう動くべきか思案していた。
そうしていると、石突きが、彼女に突き刺さる。>>76]
剣を、砕くか。
[動揺はさほどない。 どちらかと言えば、里佳が怪我した。 ……そちらが重大なのだ。]
(78) 2016/06/18(Sat) 00時半頃
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[弾かれ、飛来してくるサーベル。 それをつかめば、素早く握り直して、振りぬかれる傘を弾く。>>@23]
元参加者なんだろ? サイキックが使えるってこと自体は考えたさ。
切り札は最後までとっておくものだぜ。
[そう言うと、もうサーベルをもう一本作っての二刀流。 その出で立ちで後退した彼女の前に出る。>>77]
(79) 2016/06/18(Sat) 00時半頃
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剣を砕けるってのなら相当な威力だが。 それでも、不意を打って砕いたんだ。 なら、強度ではこっちに利がある可能性はあると思わないか?
[二刀流は本来、短い刀と長い刀、二種類の刀を使って戦うのが元来の流儀だと聞く。 創作物で二対が同じ剣なこともあるのは、統一感というか。 ただ見栄えの問題で、実用性は考えられてないが。]
俺は、これでいいんだ。
[本来偏りが出るからこそ、二種類の刀を使うのだ。 つまり、偏りの出ない無欠であれば。 ……さほど、問題とならない。]
(80) 2016/06/18(Sat) 00時半頃
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[問題があるとすれば唯一。]
まぁ、大好きという割には。
良くも俺を狙わなかったもんだ。
[少しばかり、好戦的になりたくて。 時間のことを忘れてしまいそうだな、ってことだけだ。*]
(81) 2016/06/18(Sat) 00時半頃
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どうだろうな。
[口元に笑みを浮かべて、それだけ言った。 腹の探り合いというのは、楽しめる人間からすれば、どんな状況にあっても楽しめるものだ。>>@26
肩に突き出される傘を、二本のサーベルで救い上げるように弾く。元々二刀流は、攻撃のためでなく。 二本の刀で防御し、堅実に一撃を叩き込む。 そんな戦法のための戦い方なのだ。]
(86) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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斬り、突き、どちらにも対応できるってことは。 相手の獲物に限らず戦えるんだぜ?
[ただ、そこで攻めに転じることは、出来なかった。 ノイズが見えれば、里佳の所まで戻らないといけない。>>@29]
(87) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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[一瞬を突き、彼女もこちらへ触れに来る。>>82 こちらに来て触れていないと、彼女は無力だ。]
……割ときついな。
[バラバラに戦うことが出来ないというのが。 これほどまでに、きついとは。
相手が自分に集中していても、その下僕がいれば、惹きつける意味などないに等しい。]
(88) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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[だからこそ、彼女の提案の意図はわかる。>>83 隠し玉とするならば、それしかないのだから。]
……任せろ。
[そう呟けば、一度前に出る。 傘を弾いた後の死神は、もう既に体制を建て直していたか?]
今度はこっちが攻める番だ!
[左手のサーベルを体の前。防御に動かせるように構え。 右手のサーベルを突き出す。踏み入らない、堅実な牽制。 それを繰り返し、少しずつ死神との距離を詰める。*]
(89) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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[理解は酷く及ばなかった。 サーベルとは、斬ることも出来る西洋刀。
何故、掌底など繰り出せる。>>@31 普通、こうなったら防ぐことなどしない。]
……バカかっ!
[このまま相手の右腕を斬り落とせばいい。 そもそも、真っ直ぐに掌底を受ける必要がない。 少し手首を捻って、掌底ごと右腕を斬り落とせば、それで俺の勝ちじゃないか。]
(95) 2016/06/18(Sat) 02時頃
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[それが出来なかったのは、良心からか、驚きからか。 ともかく、防御に徹してしまった。
続く蹴りには、左肘を上げて直撃は防ぐ。 ……その際にサーベル僅かでも動けば、掴んでいる手は切れてしまうはずなのだが。 もしサーベルが動かないほど強力に固定していれば、サーベルが折れるのが先だ。どちらにせよ、肘くらいは動く。]
ぐっ……お前、なんなんだ。 普通、死ぬぞ。剣に素手で挑むか?
武器ってものの恐ろしさ、知らんのか?
[余程の達人であれば、武器を持つこと自体が危険となるケースも有るが、そもそもそんなものがこんな所のいてたまるか。 この戦いかたは、恐れがあれば、できないだろう。*]
(96) 2016/06/18(Sat) 02時頃
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……おう。
[気の抜けたような言葉に、口が詰まる。 もっと怖がるものなんじゃないのか。 そう思うのはきっと普通なはずだが。
次の行動は、目を見開いた。 赤く染まり、なおもドロついた液体を流す、手のひら。 そんなものを見たことはなかったが、動揺していない。
いや、むしろ。 冷たいほど、落ち着いて見れた。]
(102) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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[笑い続け、目を見開いて、首を傾げる。>>@33 加虐趣味か被虐趣味か、どちらかは分からないが。
自分の手元の剣はどこかへ飛び、その顔に背を向ける。]
斬る価値もない。 お前の腕一つに、俺が腕を動かす価値は存在しない。
[後ろの里佳の元へ歩いて行く。 どうせ不意打ちで背中に攻撃されても対応はできる。]
……お前、獲物持っての戦いに向いてねぇよ。 大人しく殴り合いにしとけ。喧嘩もできなくなるぞ。
[少なくとも、自分がショックをうけるということはないと思う。さっきは予想外だから止まっただけのはずだ。 だが、今自分が向かっている彼女は、きっと。 そんな場面を見れば、心を痛める。
そこまで捧げる価値が、この戦いにはない。 あくまでも邪魔をするなら、斬る以外にも手段はある。]
(103) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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[なんにせよ。]
道化に付き合う趣味はない。 勝手にやってろ。
[自分は高潔でも清廉でもないが。 無闇に人を斬るほど、残虐でも横暴でもないつもりだ。
冷静沈着、慎重に動くものでなくてはならない。 率いるものとは、そうでなくてはならない。*]
(104) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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[そうやって、まだ襲ってくるならそれでもいいと。 考えていたから、向き直った時に脇から伸びた手に驚いた。>>98]
まて、あぶな……!
[くだらない、なんて思わなければよかったか。 とっとと、叩ききっていればよかったか。 振り向いた時には、手は触れ合っている。>>99
だから。]
(107) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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っ……上々ッ!
[前に立った彼女の肩に手を添えて。>>106 その体が倒れないように、支えた。 そして、死神を見た。]
価値が出来る状況だったらな。 お前の手、遠慮なく斬り落とすぞ。
[その価値が、死神に理解できるかはどうでもいい。 その言葉が発起の原動力となるなら、それでもいい。
ただ今の状況で重要なのは。 相方に手を出したら、本気で殺すという、意思表示だ。*]
(108) 2016/06/18(Sat) 02時半頃
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[詰めが甘いのは、責めるまい。 それが普通だ。命の危機を感じれば勝負から降りる。 それが普通だが、今は普通ではない。
だから、彼女が一撃を叩き込まなかったのは、責めない。>>106]
お前は、この先を見るな。
[支えていた手を離し、左手で彼女の視界を塞ぐ。 右手で突き出された傘を掴む。>>@38 棘が手を傷つけるなら、それでもいいだろう。]
(109) 2016/06/18(Sat) 03時頃
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さっきの、見てなかったのか? あれだけの蟹を倒したのをさ。
そんで言ったよな?
[周囲に剣が現れる。 ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ。 二本が死神の両足首。 別の二本が死神の両肩。 最後の二本が死神の手に、その先端を向ける。]
(110) 2016/06/18(Sat) 03時頃
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価値が出たら、容赦はしない。
[低く言い放ち、一斉に射出した。 6つの剣全てをいなすことは、多分不可能。 いや、例えいなされたとしても。
倒れ伏すまで、何度でも、撃つだけなのだが。**]
(111) 2016/06/18(Sat) 03時頃
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[開いた傘に目を剥いた。>>@56 常識的な傘なら、そんな風に剣を防ぐなんてことはない。 自由な発想で操れるサイキックだからこそ、強いのか。
それでもいくつかは刺さったはずであるのに、笑顔は決して絶えることはない。>>@57]
狂うのは結構だが、関わらないで欲しいもんだ。
[攻撃態勢に入る傘を、右手にサーベルを作って。 そのまま押し返してやろうと、握り込もうとして。
落とした。]
(177) 2016/06/18(Sat) 21時半頃
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……っ。
[ああ、さっき棘で傷ついた手か。 自分は痛覚を忘れるほど、何かに熱中しているわけではない。 だから思い出した時に、剣を取り落とした。
まずい、と思った時には。 既に左手は取り払われていて。>>133]
(178) 2016/06/18(Sat) 21時半頃
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……頼んだ。
[短く、強く、応えた。
決して彼女が倒れないように。 後ろからその体躯を柔らかく抱くように。 支えながら、事の顛末を見守る。
死神は、自分が痛みに気を取られたように、何かに気を取られていたようで。>>@63 猛るそれをよけきれずに吹っ飛ぶものの、その勢いを殺して、傘で空へ上がった。]
(179) 2016/06/18(Sat) 21時半頃
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[その死神の言葉は、きっと好奇心。>>@64]
何をなくしたか、だと。
[なんと形容すればいいだろうな。 自分でもよくわからないんだ。]
なんなんだろうな? とにかく自分が自分でないと感じるのは確かだよ。 色んな意味でな。
[言葉にするなら、一つよく分かる。 だがそれは、自分の中の認識でしかない。 他人に伝えて、理解されるものでもない。]
(180) 2016/06/18(Sat) 21時半頃
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[問答が終わり、生み出されるノイズは、絶望感を演出するには十分な存在だった。>>@65 竜。今度は、二人でやらなければならない。]
……ふっ。
[条件はそれだけじゃない。 今の相手は、昨日と比べると違う。 足がないのだから。]
純粋な火力を叩き込んでやればいい。 そういうことだな。
[剣はまだ作らずに。 彼女から身を離して、前に出る。 ただ、竜と相対する構えをとった。]
(181) 2016/06/18(Sat) 21時半頃
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[ふわつくクラゲも見逃してはいない。 それに剣を飛ばし、一体一体潰していく。]
俺が一撃試す。
それで無理なら、どうやっても無理だ。 無視するぞ。
[まずはクラゲ、それを処理しておく。 その間、竜も動くだろうけど。 まずはこっちのほうが先だ、と。*]
(182) 2016/06/18(Sat) 21時半頃
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[右手が暖かさに包まれる。>>186 周囲にサーベルが作られていく中で、微笑んだ。]
任せろ。 少しだけ行ってくる。
[言い終えるが早いか、走りだす。 できるかどうかではなく。
やる。それだけでいい。]
(193) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[竜は炎を撒き散らし、向かう道を狭める。>>@90 炎のない場所を通れば、翼が襲い来るのだろう。
それでも、そこを通らざるをえない。 炎の中を突っ切るわけにはいかないのだから。
巨大な大剣を持ちながら、必死に走る。 そして翼が襲い来る。 その翼が来る前に……剣を思いっきり、振り下ろした。]
(194) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[大剣は翼が襲い来る前に地面に刺さった。 その後の振るわれた翼で、大剣は大きく引き飛ばされる。 だが、そこに自分はいない。
――――上だ。
大剣は相当な質量。 それを振り下ろした瞬間に、跳躍すれば。 いつもよりは高く。 それこそ、翼を飛び越えるくらいできるだろう。]
(196) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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……おおおおおおおおおおおおおっ!
[人間は力を入れる時、雄叫びを上げる。 それは実際無駄ではなく、体から力を絞り出すため。 大声を上げることは、合理的に能力を使うサインなのだ。
空中で、もう一度大剣を錬成する。 そのまま、落下の速度とともに。
斬るのではなく。 渾身の力と、質量と速度で、竜を押し潰した。]
(200) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[剣を叩き落とせば、すぐに竜から離れる。 相当な質量を叩き込んだが、まだ竜は声を上げる。 咆哮とともに炎を散らし、翼を振り回す。
だが、それが強者の悪あがきだということは。 知っていた。]
そろそろ倒れるだろう。 断末魔だ。
[そうでなければ。 もう、これ以上の一撃なんてない。 後は、逃げるだけだ。*]
(201) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[まっさらな手を伸ばされれば、無事である左手を差し出す。>>215 駆け出せばすぐにノイズは見えなくなるだろうけど。 その去り際に、未だ断末魔を上げる竜を見た。
その眼は憎々しげにこちらを睨んでいるように見える。 だが、それに気圧されることもない。 ただ、一つ、思ったことがあるだけだ。]
もう、助からんだろ。 苦しいなら……。
[血の滴る右手を振るい、剣をその顔に飛ばす。 消えられればいいな。そんな風に思った。]
(227) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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[だから、途中でどこかに行ったあの死神のことも。 少し気になった。
あれは苦しみなんて感じないのだろうか。 加虐的でなく、被虐的でなく。 何に楽しみを求めていたのか。
少なくとも感じたことは。 自分が関わって良くなる人種ではない。 きっと、そう思う。]
(229) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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― MORIスカイタワー ―
[入り口にある緊急改装の文字。 ミッションの人避けとすれば間違いじゃない。 問題は、それがまかり通っていることか。]
封鎖、したのか。
[それだけの力を持っているのが、死神の上司。 そう思うと、この世界というのは、底が知れない。 ……一体どんなことをすれば、こんな現象が起こせるのか。]
(230) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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[入り口付近に視線を向ければ、どこか違和感を感じる。 怪物がノイズ……雑音なら、残響音とでも言おうか。 嫌な静けさだ。 戦の跡というのは、こういうものなのだろうか。 そう感じる程度に、おかしなものだと感じた。]
……そう、か。 景色を楽しむ余裕はないぞ。 生き返ってから何度でも来ればいい。
[彼女の言葉には、そう軽口を叩く。>>217 それは確信というより、希望。 今までよりは弱いものに、感じていたが。]
(231) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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[結局のところ。不安なのだ。
死を選んだ自分が、もう一度生き返って。 正しく生きていられるのか? ここでの戦いは無駄にならないのか? ならばいっそ、誰かのために死ぬべきだったのではないか?
死が罪である。 その言葉が反響していても。 わからないものを恐れるのは正しいことだと思う。
ましてや自分は、そのわからないもので死んだのだから。]
(232) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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[それでも、差し出される手を見れば。>>222 彼女の言葉を聞けば。>>224]
生き返ってから言ってくれ。 まだ、仕上げが残ってる。
[最後までやり切る。 その意志が湧いてくる。
もう一度、生き切る。 その強さを取り戻せる。
希望は、自信に代わる。*]
(233) 2016/06/19(Sun) 00時頃
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……そうだな。 約束が、多すぎる。
[彼女が覚えていないことも含めて、様々な。 彼女が思い出した時。 俺がちゃんと力になれるように。
……生き抜かねばならない。]
(257) 2016/06/19(Sun) 00時半頃
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[扉が開けば、そこにいるのはゲームマスターと、昨日の二人。 彼女が前に出るように、悠々と自分もそれに並ぶ。>>243]
援護に来た。 寄って集って殴っても文句は言わないんだろ?
[こちとら襲われた直後だということは言わないが。 ここまで防戦一方だったのだから、最後くらいは攻撃に転じさせてほしいものだ。]
……さて。
[創りだすのは、日本刀。 日本刀は現実に銃弾を切れる鋭さがあるらしい。 棘に合わせて、それを斜め上から、放つ。>>251]
(258) 2016/06/19(Sun) 00時半頃
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[他人に撃たれた銃弾は、流石に対応する自信はない。>>260 そうやるよりは、それを隙と見て。]
カップル言うなや。 色々複雑なんだよ、こっちは。
[最初に会った時よりは落ち着いて。 サーベルを更に多く射出した。
遠距離攻撃が多い中、接近戦はよろしくないと。 そう言う判断からだが。]
(267) 2016/06/19(Sun) 01時頃
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[声をかけられれば、素直に頷く。>>266]
ああ、やってやろう。 そっちも死なないように。
[今回は今まで以上に味方の多い戦い。 巻き込まないように、傷つけないようにしないといけない。
そう言う意味では、接近戦のほうがいいのだけど。 直線的な剣の動きは、まだ避けやすいか?]
(269) 2016/06/19(Sun) 01時頃
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……おいおい。
[確かに、死神にアドバンテージは少ないって言ったが。 ここまでの隠し玉があるとは、思っていなかった。 その姿は、もはや。]
バケモノ、か。
[そう呟いた声は、聞こえたか。 繋ぐ手を引いて、里佳を自分の後ろに突き飛ばした。>>280]
(289) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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[……だけども、それができなかったのは。 それと同時に、彼女が動いていたから。>>281
銃弾が自分の上の肩を掠め、赤い雫が垂れる。]
馬鹿野郎……! 切り札はとっておくもんだっつったろ……!
[自分がかばわれてしまった。 その事実が、痛いほどに辛いことだ。 対策は、多分しようと思えば出来たのだから。]
(291) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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[彼女を支え、自分も立ち上がる。 今度は強くてを握って、今度こそ彼女を後ろに。
彼女が放った剣は、どうなったか?>>284]
無茶はするな。 俺は自分の身は守れる。 お前が傷つくと……戦いづらくなる。 だから、心配するな
[そう語って、前に立った。*]
(295) 2016/06/19(Sun) 01時半頃
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……!
[獣の足は、白い壁によって止まる。>>290 それを見て、別の参加者だろう。 彼らも白上の左右、その空間を塗りつぶした。]
逃さねぇ! ここで追い詰める!
[両手を上げて、四方を囲まれたケモノに、剣の雨を落とす。 細かい無数の剣の他に、トドメを狙ってもう一つ。 分厚い大剣で、潰しにかかる。 あの竜のように、今度は射出する勢いで、狙い撃った。*]
(298) 2016/06/19(Sun) 02時頃
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ぐっ……。
[景山に向かう獣は見える。>>306 だけど、大量の剣を創りだした後。 すぐに転身できず、一息はいて走りだそうとすれば。]
(317) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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|
[また、彼女が先に動き出す。 やることは、わかっている。 だけど、同時に嫌な予感もする。
……白上のサイキックは、なんだ?
そのことを考えて、自分も走りだした。]
気をつけろよ! 絶対に無理は……ッ!
[彼女を追いかけて。>>309 もし、その体が攻撃を受けるならば。 身代わりになろうと彼女の前に割り込むだろう。*]
(318) 2016/06/19(Sun) 02時半頃
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[追いつけば彼女は蹴られそうだったが。 それに大した威力はなかったらしい。>>321
だからそのまま、彼女を支えようとしたが。]
……どう、した?
[彼女が止まったことに、違和感を持った。 今までなら、迷っていたかもしれない。 けど、直前になって、攻撃すらしないような。
それが危険だということは、わかっているはずなのに。]
(335) 2016/06/19(Sun) 04時頃
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[降参してと、彼女は言う。>>325 なんとなく、理解はできる。
どこにいても、このゲームマスターは飛んでこれたのだろう。 そう言う能力、サイキックなんだ。きっと。]
……。
[足を上げた獣の体から、彼女が離れて。>>332、>>334 それを支えると、すぐに一緒に下がる。]
(336) 2016/06/19(Sun) 04時頃
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[空いた血塗れの右手を、ゲームマスターに向ける。 それが何をしようとしてるかは、分かるだろう。
たとえ、説得するのが正しいことなのだとしても。 それを許してしまったら、生き返ることは出来ない。]
死を望むのは、罪なんだろ。 ……引導を渡す。 それしかない。
[彼女に諭すように。 目の前の獣に問いただすように、確かめた。
景山……構える彼の方を向けば、どうしただろう?*]
(337) 2016/06/19(Sun) 04時頃
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