278 冷たい校舎村8
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-- 現在/病院 --
[ 居てもよさそうな場所の端っこ、に立って、 夏美と千夏はぽつりぽつりと話をする。 精神世界の話、校舎の中で見たものの話、 紫織の話。 ]
文化祭、準備も楽しかったよね。
[ 本番も楽しかったけど、 千夏は準備もとても楽しかった派。 ふと脳裏にバスケット投げ事件>>1:243が、 よぎってその話を軽い調子でする。
夏美はすこし恥ずかし気にしているのをみて、 千夏は楽し気に笑った。 ちなみに千夏はあれは夏美が悪いと思います。 ]
(204) aki_nano 2020/06/25(Thu) 22時半頃
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……紫織ちゃん、 どうして死のうと思ったのかなあ。
[ 千夏はただのクラスメートなので。 紫織がしんじゃおうと足を踏み出した理由を、 特別知る由もない。
しんじゃおうと毎日思っていても、 足を踏み出すことはなかった千夏は想像をする。 毎日死にたくても、 死を選ぶことはなかった人間もどき。 ]
(205) aki_nano 2020/06/25(Thu) 22時半頃
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[ 想像はうまく膨らまない。 ────ぱちん。と突然の大きな音で弾ける。>>119 ]
……なんだろ?
[ 聞き覚えのある声に、 夏美と目配せしながら、音のほうへと歩いていく。 声の主、郁斗と心乃、若林。 夏美があ。先生。と小さく呟いたのを 千夏は聞き逃さなかった。
ふいに向けられた千夏の視線に夏美は、 搬送された病院名や原因を若林から聞いたという。 ]
(206) aki_nano 2020/06/25(Thu) 22時半頃
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[ 若林はこちらに気が付いて、 夏美と千夏にも寄って、 先ほど自身の口から告げたことを再び。>>117 ]
紫織ちゃん、帰ってきたの?!
[ 千夏にしては大きな声。 喜びの分だけ声が大きくなる。 帰ってきたってなんだよ、という若林の視線には、 気が付かないふり。
夏美は安心したようにへなへなと力が抜けたよう。 夏美ちゃん大丈夫? と、すこし肩を貸すような仕草を千夏はする。 ]
(207) aki_nano 2020/06/25(Thu) 22時半頃
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[ いつも以上に顔色が悪い若林は、 早未、お前も早く帰れ、という。 ついでに他の奴らにも帰れと促せと。
まさかこんなに集まるとは、 付け足された言葉は聞かなかったふり。 ] 善処します。
[ ぱしり。と心の中で千夏は呟いた。 みんなを帰したら、何が対価にもらえるのか。 想像したら少し愉快だ。 いっそ車で家まで送ってほしい。
頼んだ。俺は話があるから、と若林は奥の方へと進む。 紫織の両親などとの話だろうか、と想像する。 ]
(208) aki_nano 2020/06/25(Thu) 22時半頃
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夏美ちゃん、やすむ?
[ 並ぶ椅子のほうを千夏は示す。* ]
(209) aki_nano 2020/06/25(Thu) 22時半頃
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-- 現在/病院 --
[ 夏美を椅子に座らせて、 さてどこから声をかけるべきかと考えていた時だった。 郁斗が片っ端から声を掛けるだろうことは想像に易い。
紫織の無事を知ってた後に長居をする人がいれば、 声を掛けようと千夏は結論付けた。 結論と共に、声がかかる。>>304 振り向いた先にある、赤眼鏡にすこし目を細めた。 ]
……連城くん!おかえり。
[ こんばんは、でもよかったけど、 一番には千夏はお帰りと言いたかった。
紫織が帰ってきた知らせというからには、 颯真はきっと最後まで精神世界にいたのだろう。 一緒に帰ってきたんだね、と千夏は思う。 ]
(395) aki_nano 2020/06/26(Fri) 20時半頃
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若林先生から、聞いたよ。 紫織ちゃん落ち着いた、って。
[ 何度だっていうけど、本当によかった。 クラスメートを喪うことがなくて。 しんじゃえの望みが叶うことなくて。 ]
(396) aki_nano 2020/06/26(Fri) 20時半頃
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[ 目の前の颯真は首許が寒そうだ。>>30 と千夏は感想を零す。 ]
すこし、寒そう。
……あ、そうだ。 寒いかもしれないけど、 雪が降って雪合戦するときは混ぜてね。
[ 寒い、で思い出したこと。 精神世界では、審判をするといった。>>0:1238 あちらの世界での話だけど、 雪にダイブインするのも悪くはなかった。 千夏は小さく微笑んで伝える。* ]
(397) aki_nano 2020/06/26(Fri) 20時半頃
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-- 未来/呼び出し --
[ 新生活が始まって、一通り慣れてきたころ。 受信した誠香からのメールをみて、千夏は首を傾ぐ。 曰く、会って話がしたい、と。 なんの話だろうかと千夏はどきどきしながら、 夏休みには帰るから、いつが都合いい?と返信する。 学費の面から、国立のみに絞って受験をした。 入学が叶った大学は、自宅から通うのは難しい。 一人暮らし、というものは、結構気ままなものだ。 ベッドに腰かけながら、 千夏は設置してある本棚に視線を移す。 ]
んーん。違う、……よね。 あ。もしかして?
[ 誠香ともう一人。クラスメートの顔を思い浮かべる。 もしかして、なにかいい報告でも? ]
(412) aki_nano 2020/06/26(Fri) 22時半頃
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[ 夏、真っ盛り。 4か月ぶりに実家に帰った。
久しく見ていない四角い白い箱>>0:997を抱えて、 帰宅すれば弟は好物に非常に喜んでいたし、 両親もそれはそれはびっくりしていた。 愛猫にもお土産を買って帰っていてよかった。 数か月は彼女にとって、数年と等しいようで、 威嚇されたが、土産でどうにか機嫌を直してくれた。 ]
(413) aki_nano 2020/06/26(Fri) 22時半頃
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[ 暑い日だった。 指まで覆い隠していたら、溶けてしまいそうだった。
五分袖のロングワンピースだけを着て、>>319 千夏は約束の場所であるカフェへと出かける。 ]
ううん、大丈夫。 誠香ちゃんにも会いたかったし。
[ 手渡されたメニューをみて、 ほんとに多いと千夏は言葉を零して笑う。 結局店の一押しと書いてあるものを注文する。
一人称の変化には、触れずに。 高校から大学へ。 皆互いに知らぬ世界で生きている。 それを寂しく思うけれど、仕方のないことだ。 ずっと同じ、を続けるのも難しい。 ]
(414) aki_nano 2020/06/26(Fri) 22時半頃
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[ 机越しの誠香は、メイクレッスンの成果あってか、 数か月前と違って見えるし、 髪だって伸びたように千夏は思う。
注文した紅茶が運ばれてくる。 本題はなんだろうかと思いながら雑談を続けて、 会話が途切れたところ。本題に入ったようだ。 ]
……ん?
[ 誠香に謝られるようなことをされた覚えはない。 なんのことだろうと眉を寄せて、 目の前にいる友達をじと見つめた。 ]
(415) aki_nano 2020/06/26(Fri) 22時半頃
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[ 鞄から取り出された写真を覗き込んでも、 千夏にはなんのことだがさっぱりで、 テレパシーが使えたなら、>>320 たくさんの?をお届けしたことだろう。 ]
おにいちゃん、いたんだ。
[ 兄のことは誠香と話したことはなかったはずだ。 兄の存在も今知ったくらいで、 それがどうして謝罪につながるのか、 千夏にはさっぱりと理解できない。 ]
(416) aki_nano 2020/06/26(Fri) 22時半頃
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……ぇ?
[ 続いた言葉には、小さな疑問符だけ。>>321 ぽつりぽつりと語られる言葉には、 千夏は何も言えずにただただ前を見る。 著書の話は言っては駄目なことなはずで。 喉が、乾いたような、気がする。
誠香が紅茶を口に運ぶ段階で、 千夏も紅茶の存在を思い出して口を潤す。 ]
(417) aki_nano 2020/06/26(Fri) 22時半頃
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[ 1年前を思い出す。 サインに価値がないと言われた衝撃は、 簡単に忘れられるようなものではない。 ]
……そうだった、んだね。
[ どうして、と千夏は心の中で言う。 どうして、勝手に応募したの。 どうして、誠香の名前で応募したの。
どうしてなんだろう、と千夏は思う。 誠香の真意は千夏にはわからない。 しばらく無言を貫いていた。 ]
(418) aki_nano 2020/06/26(Fri) 22時半頃
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[ 差し出された本に手を伸ばすか少し迷ったものの、 千夏は受けとった。 表題は、“ゴーストライター”。 ]
……ありがとう。 帰ったら、読むね。
今は、なんて言っていいか、 うまく整理できてないんだけど。 これだけは言える。 お兄さんの小説を世に送り出してくれてありがとう。
[ 机に置いた本の作者名を指でなぞる。 取り繕うように、すこし笑って見せて。 ]
(419) aki_nano 2020/06/26(Fri) 22時半頃
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サイン本なら、受け取ります!
[ これはそうじゃないな?とちらと表紙を捲って、 誠香のほうにまた戻すこととなっただろう。 きっとサインは為されたはずだ。* ]
(420) aki_nano 2020/06/26(Fri) 22時半頃
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[ 自宅に帰って、ソファで誠香の著書を読む。 読みすすめていけば、>>418 千夏の昼間の疑問は解消されるだろう。>>250
最後まで頁を捲って、息を吐く。 ]
映画化、するのかな。
[ 独り言は、夏に消えていく。* ]
(421) aki_nano 2020/06/26(Fri) 22時半頃
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師範棋士 千早は、メモを貼った。
aki_nano 2020/06/26(Fri) 22時半頃
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-- 現在/病院 --
[ 嬉しそうな颯真に千夏も嬉しい。>>448 嬉しくて頬がすこし緩む。>>0:1480 ]
うん、うん。 おかえりなさい。 紫織ちゃんと一緒に帰ってきてくれて、 ありがとう。
[ 何度目になるかわからないけど、 千夏はまたよかったあ、と小声で繰り返した。 ]
(666) aki_nano 2020/06/27(Sat) 21時半頃
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[ 寒さから、雪への話題へ。>>449 ]
じゃあ、そうしよう! もし、雪が降らなかったら、 雪が降っているところまでみんなで行っちゃお。 きっと、紫織ちゃんもたのしいよ。
[ ほら、スキー場とか!と千夏は付け足す。 こういうとき、少し千夏は強引だ。 行こう行こうとは言ってみるものの、 計画が無事立つのかは未来のみが知る。
剛速球を受けてみよ!と脳内でシチュエーション。 全力で雪玉を投げあうのも、楽しそうだなあ、って。 夏美の玉には当たりたくないな、とも。 でもって、雪を被った颯真がいたなら、 寒くないようにきっと払ってあげたいな、とも。 ]
(667) aki_nano 2020/06/27(Sat) 21時半頃
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[ 寒さから、睡眠の話題へ。>>450 ]
今でもあんまり眠れてないの? ……よくなってくる、 ならいいんだけど、心配、というか、 やっぱり心配だよ……。
[ 心配だという千夏もまた、眠りが浅い。 隈をみつけてしまったときから、 夜にうまく眠れないだろうクラスメートが、 いつまでも心配だ。 ]
(672) aki_nano 2020/06/27(Sat) 21時半頃
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[ 眠れるようになってくるんじゃないかって、>>451 それは想像であって絶対の結果ではない。 真っ向から颯真の言い分を否定するのは憚られて、 十分に前置きをして千夏は言う。 ]
万が一、万が一だよ。 これからもあんまりに眠れないなら、 なにか、相談乗るので、いつでもいってね。
[ ここちゃんの読み聞かせとか、絶対よく眠れる。 と心乃の声が好きな千夏は思う。
僕と俺の事情を知らぬままに、千夏は真剣な顔。 ]
(674) aki_nano 2020/06/27(Sat) 21時半頃
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……それじゃあ、帰ろっか。
[ 若林先生に帰れって言われたんだと付け足す。
千夏はもちろん愛車(自転車)で帰る。 気が抜けた夏美や、寒さを感じている人には、 タクシーを買って出てくれたクラスメートの保護者に、 お世話になるといいと思う。>>324 >>-624
3年8組の庶務は、担任の言いつけ通り、 クラスメート全員、 病院から帰ったと確認してから、帰宅した。* ]
(676) aki_nano 2020/06/27(Sat) 21時半頃
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-- 未来/ゲーム会 --
[ 一斉送信されたメールを千夏は眺める。 来たそうなら、きていーよ。>>410 どうしよう、とスマホを片手に固まっていれば、 飛んできた返信に瞬いた。>>558 ]
誠香ちゃんは、いくんだ。
[ また、どうしようと悩む。悩んで。悩んだ。 メールを受信した次の日に送信者の幸俊に返信する。 早未、参加したいです、と。 ]
(734) aki_nano 2020/06/27(Sat) 23時頃
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[ 当日。広い部屋に、いくつかのテレビ。>>408 見知らぬ、人の家に、 すこし興奮気味に辺りをそわそわ見渡す。 ] 今日はゲームし放題だね。 遊び倒す!
[ 千夏はそう宣言しつつ、テレビを眺めたり。 コントローラーを握ったりした。 あんまりゲームはしないから、 お世辞には強いとは言えないけれど。 人並と下手の間、に分類されるなりに楽しかった。
あかーい激辛おかしは、ひとくちだけ。 めちゃくちゃ辛くて、しばらく悶絶した。 ]
(735) aki_nano 2020/06/27(Sat) 23時頃
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[ 以前とは少し姿が違うような怜に、 千夏は遠さを感じていた。 遠くにいってしまったような気がして、 受験のことも相俟ってあまり会話はしていなかった、 気がする。し、挨拶する声もすこし固かった、 気もする。 ]
氷室くん、いざ勝負!
[ 楽しさに身を任せて、 スカートを履いていたころの怜へ、 話しかけるような気安さで勝負を挑んだり、もした。
怜が譲ってくれたチークが、>>439 千夏の頬を彩っている。* ]
(736) aki_nano 2020/06/27(Sat) 23時頃
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おかえりなさい。
(889) aki_nano 2020/06/28(Sun) 14時半頃
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-- 未来/お見舞い --
[ お見舞いに出向いたのは、 紫織の退院間際になってしまったかも。
クラス何人かで行くという話が持ち上がったときには、 すこし尻込みしてしてまって、一緒にはいかず。>>584
いざ行こうとして、千夏はようやく決心する。 悩んだ挙句に、ティーバッグのアソートをもって、 病室を訪れて、扉を数度叩く。 ]
こんにちは。 紫織ちゃん、千夏です。
[ 反応をもらってすこし開けた先を覗き込み、 千夏は病室へを足を踏み入れた。 ]
(890) aki_nano 2020/06/28(Sun) 14時半頃
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もうすぐ、退院できそうって先生から聞いたよ。 だいぶよくなったみたいで、本当によかった。
[ あ、これ、よかったら飲んでね。 とお見舞いの品をベッドサイドのテーブルに置いて、 近くにある椅子を引き寄せて、腰かけた。
それから、紫織の指に目を向けて。>>737 ]
わ、それかわいい。 冬の新作だー。紫織ちゃん、ネイルするんだね。
[ いいなあ、と千夏は言う。 学校に通っている間は、何か言われそうで、 長期の休みにくらいしか手を出したことがなかったから、 千夏はいいなあ、って羨ましがる。 ]
(891) aki_nano 2020/06/28(Sun) 14時半頃
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……あの世界では打ち上げできなかったね。 文化祭の打ち上げ、はたぶんもう難しいけど、 卒業パーティー……?なら、 きっとできるから、早く帰ってきてね。 学校で待ってるから。
絶対写真、撮ろうね。
[ それ以上のことは、 精神世界のことは話題にあげない。 人間をやめたくなっちゃった理由に、 興味がないわけじゃないけど、 それを聞くのはクラスメートの千夏の役目じゃない。 興味本位で傷つけるのは、嫌だから。 ]
(892) aki_nano 2020/06/28(Sun) 14時半頃
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あ。あとね、 連城くんと話してたんだけど、雪合戦もしようね! もし雪が降らなかったら、スキー場にいこ!
[ ね、いい案でしょ、と千夏は笑う。>>845* ]
(893) aki_nano 2020/06/28(Sun) 14時半頃
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人間もどきの話をしましょうか。
(904) aki_nano 2020/06/28(Sun) 16時半頃
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[ 今日も千夏は生きています。 紫織の精神世界で死んで、現実世界で生きています。
千夏がなんなのかって、そりゃあ人間もどきです。 人間社会にどうにか溶け込もうとして、 他人にどうみられているかをずっと気にしながら、 生きていきます。 ……死ぬための一歩を踏み出さないので。 ]
(905) aki_nano 2020/06/28(Sun) 16時半頃
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-- 人間もどき --
[ 突然、注射がなくても生きていける。 なんてことは現実問題起こりえない。 千夏は1日4回の注射を打って、生きている。 ]
今日も、すこし高いなあ。
[ 血糖測定器のモニターに映る数値を眺めて、 千夏は感想を零した。
このことを受診した際に医師へ相談すると、 ストレスの可能性と伝えられた。 ]
(906) aki_nano 2020/06/28(Sun) 16時半頃
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[ ストレスかあ、と千夏は思う。 ネットで調べてみると、 血糖値が高まるのも、不眠も、口渇も、 ストレス由来で起こることもあるらしい。 ]
……うん。
[ 自室のベッドで寝転がって、スマホを見詰める。 ストレスの原因なんて、いくらでも考えられる。
受験だって、自分の病気だって、 つい死をねがってしまうことだって、 全部つらいし、抱え込んでしまう。 ]
(907) aki_nano 2020/06/28(Sun) 16時半頃
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[ どうしたらいいんだろう。 調べていくうちに、 実力以上のことを目指し続けていませんか? 糖尿病を受容できていますか? とスマホの画面上に見えた。 ]
……受容も、共存も、できるわけ、ないでしょ。
[ 患者会で聞いた言葉は脳裏にこびりついている。 どうしてあの人たちは病気なのに、 あんなに楽しそうに生きていけているのか。 ]
(908) aki_nano 2020/06/28(Sun) 16時半頃
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[ わからない。 千夏は生きてるだけで偉い。 けど、どうせなら楽しく生きていきたい。 ]
(909) aki_nano 2020/06/28(Sun) 16時半頃
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[ クラスメートの自殺未遂を受けて、 前よりは気軽にしんじゃえと思う頻度が低くなった。 今なら、もう一度患者会に足を運べるだろうと、 患者会の主催者に連絡を取る。
1型糖尿病と向き合える日は いつの日か来てほしいなと千夏は思っている。* ]
(910) aki_nano 2020/06/28(Sun) 16時半頃
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-- 未来/お見舞い --
[ 現役女子高生(あとすこしの命)は、 凝ったネイルにきゃっきゃと喜んで、 よく見せてと紫織の指先に視線を注ぐ。 ]
上手! 誠香ちゃんから話がいっているとおもうけど、 メイクの練習会しようって話になってるでしょう。 そのときに、私にもネイルしてほしいな!
[ 休日くらいなら、 メイクもネイルも大胆にしたっていいね。 何故って、女子高生なんですもの。 ]
(927) aki_nano 2020/06/28(Sun) 18時頃
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[ 微妙な距離感を保つ。 相手に踏み込むのは本当に難しい。 この世界で間違いがあってはいけないから。 ]
時間を戻すことはできないけど、 これからの時間をどう有意義に過ごすか、 ……考えていきたいよね。
そうだよ。生きてると楽しいことあるんだよ。 私も、思い出せてたんだ。 これからの紫織ちゃんにも きっと楽しいことがあるから、 お互いに、どうにか頑張って生きていこう。
[ 卒業パーティーも写真撮影も、雪合戦も。 それにメイク練習会だって。 ほら、楽しみでしょう?千夏は楽しみです。* ]
(928) aki_nano 2020/06/28(Sun) 18時頃
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-- 未来/ゲーム会 --
[ テレビの中で、戦う人たちをじいと見詰めていた。 注目、といわんばかりにかかった声に、 颯真のほうへと視線を向ける。>>737
……え、えぇ?と千夏は思った。 二重人格って、あの二重人格? ジキルとハイドみたいなやつのことだよね? 努めて明るくカミングアウトする颯真に戸惑う。 ]
……ともだち、
[ 呟いた声がすこし震えた。 真という名の人は、千夏が知る颯真ではない。 すこしだけ怖い、と思った。 ]
(953) aki_nano 2020/06/28(Sun) 20時頃
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[ 颯真が部屋を出ていったあと、 幸俊によって付け加えられた話に、 千夏の中で話の糸がつながる。>>758
話を聞いてもらって、スッキリしたって、 このことだったのかとわかる。>>451
すこし不安そうな表情で、 再び颯真が戻ってくるのを待つ。>>741 ]
(954) aki_nano 2020/06/28(Sun) 20時頃
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[ 帰ってきた颯真は、 知らない人みたいだった。 いいや、知らない人だった。>>741 声はうまく出せなくて、 よろしく御願いしますの後に頭を下げる。
そのあとまた礼一郎がまなと同じように、 真を負かして。辛いお菓子を誠香がさしだして。 更には郁斗が真にゲームを教えてと乞う。
千夏はそれをじいと画面をみていたと思う。 ]
(955) aki_nano 2020/06/28(Sun) 20時頃
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……連城くん。 最近はきちんと眠れてる?
[ もしも、話しかけた先が真なら、 早未ですと自己紹介してから。 なんのことかきっとわからないだろうけど。 相談されてないにしても、>>846 千夏はどうしても確認しておきたかったから。
すこしだけ、質問を投げた。* ]
(956) aki_nano 2020/06/28(Sun) 20時頃
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-- 数日後/御裾分け --
[ 高校は、スケジュール通りある。 一つ欠けた席をちらと見つつも、授業は進む。 もうひとつ、クラスには大きな変化。>>437 そちらもあまり千夏は、近寄らないように。 ]
……氷室くん。
[ 机の上に落ちる影を辿って、見上げる。 髪が短いな、とも、口紅がないな、とも、 感想はぽろぽろ心の中に落ちていく。
怜の手元のポーチから色々と化粧品がでてきて。 ]
(964) aki_nano 2020/06/28(Sun) 20時半頃
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[ もう使わないという言葉に、瞳を伏せた。 誠香とのこともきっと千夏は聞いていたと思う。 きっと聞いてます、ええ。
だから、男性の姿で生きていくと決めた怜に、 水を差したいわけではないけど、 千夏は、なんというか、寂しいし。 近付き難くなってしまう。 ]
(965) aki_nano 2020/06/28(Sun) 20時半頃
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うん、ありがとう。 喜んで使わせてもらう、けど。
[ 譲る相手は私でよかった? と質問はどうにか千夏の喉で留まる。 ] 嬉しいよ。
[ 歯を見せて笑う怜に遠さを感じた。>>439 譲られた化粧品を手に取ってみせて、 千夏はどうにか微笑む表情を作った。 ]
(966) aki_nano 2020/06/28(Sun) 20時半頃
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[ 千夏が勝手に遠さを感じていたものも、 ゲーム会には吹っ飛ぶけど。>>736
すこしのあいだ、気まずさを覚えていた。*]
(967) aki_nano 2020/06/28(Sun) 20時半頃
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-- 未来/ゲーム大会 --
[ 知っている人に話しかけたら、>>-992 明るくもう大丈夫って言うかもなあと思って。 話しかけたのは、真に。 あ。やっぱり知らない人だ、と千夏は思う。 見詰める先に浮かぶ表情は、>>1071 知っているものとはずいぶん異なるように見えた。 ]
……よくなったなら、 連城くんが眠れているなら、よかった。
[ 千夏の言う連城くんは、 飽くまで颯真であり、目の前の彼とはきっと違う。
謝罪の言葉を聞いて、>>1072 千夏は久しぶりに涙がこみ上げそうだった。 ]
(1241) aki_nano 2020/06/29(Mon) 20時半頃
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[ 二重人格、に知識が深いわけじゃないけど、 たぶんそれはきっと所謂病気で。 病気になったのは、彼が悪いのか、 とぐるぐると疑問が頭を駆け巡っていく。 ]
(1242) aki_nano 2020/06/29(Mon) 20時半頃
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……君は、悪くないよ。 責めるような物言いしてしまって、 ごめんなさい。
君も、連城くんも。 ゆっくり休めるようになったみたいで、 私は嬉しい、です。
[ 急に知らない人間が話しかけてきて、 なんでか理解もできないだろうけど、 目線が泳ぎに泳いで、声が震えているなんて、 君も不運だなあ、なんて。 自分を俯瞰する千夏は思うけど、 うまくコントロールもできそうになくて。
ごめんね!と言ってお手洗いに逃げた。 ]
(1243) aki_nano 2020/06/29(Mon) 20時半頃
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[ ……初対面はこんな感じ。 とても、あんまりいいとは言えないけど、 ゲーム会自体の楽しい印象に、 謎のクラスメートは掻き消えてしまってくれたら幸い。
知らない君が、 知っている君になる日もきっと遠くない、はず。* ]
(1244) aki_nano 2020/06/29(Mon) 20時半頃
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生きてる私は、偉い。
(1245) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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生きてるだけで、偉い、と思いたい。
(1246) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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-- 早未千夏 --
[ 時計を睨みつけるようにして、スマホを見詰めていた。 近寄らないようにと家族が気遣いをしてくるのも、 すこしだけ煩わしかった。 いつも通りに邪魔してくる愛猫には、 しょうがないなあって顎の下を撫でる。 ]
……32、548
[ 並んだ数字の羅列に自分に宛がわれた番号を探す。 スクロールして、スクロールして。 積み重ねた努力が結果を産むのだと信じつつも、 でも駄目だったら。と考えてしまう。 ]
(1247) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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あ、……った!
[ やったじゃん!ちか。 おめでとう千夏。第一志望だね。 受かると信じてたよ。 にゃああ。
と家族からのお祝いに、 気持ちは弾けて千夏は笑った。 積み重ねたものは実を結ぶ。 ]
(1248) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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[ 国立大学に入学するにあたって、 家から毎日通える距離ではないから、 一人暮らしをすることになる。
母は当たり前のように千夏を心配する。 受かったのは嬉しいよ。 でも千夏は一人で生活できるのか……。 食事だって一人で作って毎日食べられる? 注射のことを聞かなかったら忘れてしまわない? ]
(1249) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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私は第一志望にせっかく受かったから通いたい。 お母さんがついてくるわけもいかないし、 一人で頑張ってみる。
心配なら、食事も、血糖値も写真撮って送るから。
[ ね、と千夏は母に提案する。 じと見詰めてくる母は、考えた末に頷いた。 ]
(1250) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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[ 食事を作るといっても、 あまり今まで手伝ってこなかったから、困った。 どうしよう。と千夏は悩む。
解決法は案外すぐに現れる。 医師に大学合格のことを伝え、 今後は月一の受診が難しいことを伝えれば、 一人暮らしのために栄養指導を受けてみては、と。 ]
(1251) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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[ 目から鱗が落ちた。 ]
(1252) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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[ 食べなければ食べない程いいと思っていたし、 甘いものは低血糖にならなければ、 絶対に欲しくとも口にしなかった。 ]
(1253) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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[ 一日に必要なエネルギーはこれだけ。 毎日はよくないけど甘いものも食べていい。 と言われて。 びっくりして泣きそうだった。
もともと小食なのもあってか、 今までとっていたエネルギーは、 栄養士に提示されたそれに満たない。 ]
(1254) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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[ 千夏はいつだって正解を選べない。 ]
(1255) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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[ 知りたくもない世界を学んだつもりで、 しっかりと学べていなかった。
……自分で都合のいいように、 教えてもらったことを塗り替えただけかも。 ]
(1256) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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[ 今までの事はなんだったのかなあ、と思う。 病気になったのは、千夏のせいじゃないけど、 そのあとの3年間苦しかったのは千夏のせいだった。 ]
(1257) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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[ 今まで、やつあたりで。 しんじゃえ、って思っていてごめんなさい。
みんなには生きていてほしいです。* ]
(1258) aki_nano 2020/06/29(Mon) 21時半頃
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-- 未来/パフェ会 --
[ 心乃に誘われれば、>>932 礼一郎奢りの会に参加することとなる。 どれだけ巨大なのかとか、 巨大なそれのお値段はいくらなのかとか、 気になることはいっぱいで当日を迎える。 ]
……これは何人前の想定なんだろ。
[ 集まった皆の顔を順に眺めて、 机の真ん中におかれた大きな器に盛られている、 乗りに乗っている甘味をじと見詰める。 ]
(1277) aki_nano 2020/06/29(Mon) 22時頃
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[ 写真撮影が終われば、 隅に座る千夏に小皿がひとつ差し出される。>>1166 心乃には、本当はね、と打ち明けていたから。 食べ過ぎなければ大丈夫なんだって、と。>>1254 ]
ここちゃん、ありがとう〜。 みんなで食べれてうれしいな。
[ そういえば、クレープの甘い夢を一緒にみた三人も、 今日の会に参加しているなと、千夏は嬉しくなる。
心乃が取り分けてくれたフルーツだけじゃなくて、 マカロンなんかもつまんだかもしれない。>>-919 ]
(1278) aki_nano 2020/06/29(Mon) 22時頃
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[ 好きな甘いものを食べて、 みんな楽しそうで、千夏も楽しい。 ]
(1279) aki_nano 2020/06/29(Mon) 22時頃
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[ みんながきゃいきゃい食べているのを眺めて、 千夏はひとつ気が付いたことがある。 真はチョコがかかった部位を選んで食べている、 ような気がすると。>>952
あの時も、チョコを選ぶと言っていた。>>3:63 味覚はもしやおんなじなのかな。 好きな味も一緒なのかな。と一人で感動する。 きっと知っている連城くんになっているから、 がんばれーって声援を飛ばした。 ]
(1280) aki_nano 2020/06/29(Mon) 22時頃
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[ あまり千夏は戦力にはなれなかったけど、 幸俊、誠香、颯真、心乃たちが 特に頑張ってくれたんじゃないかとおもう。
きっとまっさらに掬われたお皿を見て、 記念にと千夏は写真を一枚撮った。* ]
(1281) aki_nano 2020/06/29(Mon) 22時頃
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-- 卒業式 --
[ 新しい生活が、待っている。 今の生活とは一旦お別れとなる。
嬉しさと寂しさが混じる卒業の日。 この日に向けて、>>1188 卒業パーティ―を礼一郎に企画を頼んだり。 千夏自らクラスメイト全員へと、 真っ白なメッセージカードを配ったりした。 ]
長めの休みとかには、 帰ってくるからまた一緒にあそぼう!
[ 友人たちにはそう声をかけて、 互いに無事に高校生活を終えることを讃えあう。 えらかったよね。よく三年間学びました。 あともう何年か学びに大学へ行きましょう。 ]
(1328) aki_nano 2020/06/29(Mon) 23時頃
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[ 配られた卒業アルバムを捲って、 一枚一枚を目で追って、千夏は目を輝かせる。
千夏が写っているものは、 やっぱりみると理想と違って悲しくなるけど、 もう戻れない瞬間が切り取られていると思えば、 それも嬉しさにいつか変わるだろう。 ]
(1329) aki_nano 2020/06/29(Mon) 23時頃
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[ また一瞬、時間が切り取られる。>>1299 初めて眺める11匹の動物たちを>>1294 千夏はなんだか知っているようで、 あの日を共有するみんなの顔を見詰める。
きっと千夏はとびきりの笑顔で写真に写り込む。 ]
(1330) aki_nano 2020/06/29(Mon) 23時頃
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[ 卒業パーティ―を終えて、 千夏はいつもの準備室へと足を運ぶ。 ]
若林先生。 1年お世話になりました。
これ、先生のぱしりの庶務から。
[ クラス皆から、我が3年8組の担任へ。 千夏が配ったカードには、 皆各々に書き込みをくれた、はずだ。 カードをまとめたファイルを差し出す。 ]
(1331) aki_nano 2020/06/29(Mon) 23時頃
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[ 千夏は悪戯っぽく笑って、 ]
お返しといってはなんですが、 誕生日プレゼントは今でも受付中です。
[ ちゃっかり誕生日プレゼントをねだった。
クラスメートのみんなにも、 担任の若林にも千夏は感謝している。 3年8組に所属できて、庶務ができてよかった。 と春の風を感じながら、早未千夏は噛みしめる。* ]
(1332) aki_nano 2020/06/29(Mon) 23時頃
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