219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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(空虚でも ─── …… >>7:+185なにかを残せんのなら 悪くねえかな、と思うから。 僕は矢張り、善人じゃねえんだなァ。)
……… そうか。
[悪戯ッ気に秘めた儘、地を見下ろす玻璃の許。 口元は含みを持たせた月を描きながら、 光なんてものを放つ恒星とは程遠いに違いないのに 眩しそうに目を眇めようとなんかする きみの立ち上がるすがたを、深、と見送っていた。]
(51) 雨京 2017/06/26(Mon) 01時半頃
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───嗚呼、そう言うのも悪くねえな。 行き先も、帰り道も、考えないで。
(醒めないでくれ、と願ってしまっても。 夢はいつか醒めてしまうもの為らば、 何処にゆこうか、と考えちまう頭もほっぽって。)
……ははっ、”きみ”のことが知りてえんだ。今は。 盗られちまって思い出せはしないかもしれんが、 積み重ねてけるくらいは出来ることはしれねえから。
[その積み石が自然と未来の事を指していることに ふ、と、自分で気づいちまったもんだから。 あるともしれない未来も、いつ崩れるとも分からない 石の塔も目を背けるように、]
(……これってのは唯、 自ら命を放り出しておいたくせに 諦められなかっただけ───なのかもしんねえが。)
(52) 雨京 2017/06/26(Mon) 01時半頃
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[>>7:+186 真に行き当たりをゆこう、と。 桐下駄が鳴くかたわらで>>7:@104駆けてきた きつねが一匹、くにゃあんと鳴いたもんだから。
おや、こっちが見えてんのかとね。 気づいたような聡い子を手招くようにしたら、 誘うような素ぶりでその尾っぽを振るもんだから。]
……そうだ。 せっかく行き当たりってんなら、 なァ、あの子を追ってみねえか。
(ゆきさきを決めてないのなら、 縁あるものに作るのもまた一興だろうと 追わんと一歩を踏み出して、──────。)
(53) 雨京 2017/06/26(Mon) 01時半頃
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[ ”終わった筈の、或の、日が明ける感覚。” ]
(54) 雨京 2017/06/26(Mon) 01時半頃
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── Judgment ──
[そこは、白い部屋だった。 息苦しささえ覚える、出口のない水槽めいた そんな感覚さえ覚える白亜の空間──に思えた。]
ここ、ってのは……。
(狐の神隠しじゃあなかろうに。 お狐様がいなくなってることにぐるうりと見渡し、 きみが傍にいれば、心底安堵した顔もして。 >>@0嗚呼、なにが目出度えのやら響く拍手と、 告げられる指揮者の名に首を傾げちまうばかり。)
[それってのも、聞き覚えのない「敗者殲滅戦」だとか。 あの、束の間の静寂の時間じゃあ、ほんとうに。 浮世を忘れた心地だったのに、と、にがくも笑い、──。]
(55) 雨京 2017/06/26(Mon) 01時半頃
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( それでも、”諦め”を知ったこころであれば 生きるのも争うのも疲れたのだと、 消えちまう事を、選んだのかもしれない。 )
[生き残った四人をほう、と眺めて、 それから、見慣れた幾人のすがたにぱち、と瞬き。 >>@30頰に手を当てるそぶりを見せる、 白いカサブランカだとかの佇まいを思わせるような うつくしい女の───死神の「残念だったわね」と 言わんばかりの仕草ににがくを笑ったりしながら、 時々混ざる他の面面の叫びめいたようすに
『 ───元気だなァ、 』
なんて笑いもしながら、 滔滔と語られる>>@5>>@6噛み砕ききれない 「道」の選択を前に、睫帳をたゆたわせて、──。]
(56) 雨京 2017/06/26(Mon) 01時半頃
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榴斗。 きみは、───。
今の僕と、……そんでから、 「せんせい」であった僕と。 どっちのほうが好かった?
(どっちも嫌いってんならいざ知らず、 「どっちつかずは無しな」 と笑って。)
[ ふッ 、と、きみに七面倒な質問を投げつけんだ。 ]*
(57) 雨京 2017/06/26(Mon) 01時半頃
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見目ばかりってんなら、 輝久にそっくりなんだけどな。 今見りゃあ、そうだねえ……。
何で間違えちまったんだろう……、 って具合にはな。 ─── ” 全然違う ” 。
(きみの失ったものを知るには終ぞ、 未だ時間の足りない儘、と言うやつだ。 それでもきみはもう、今じゃあ、僕の目には、 ” きみ ” と云う一輪の華にしか見えねえもんで。)
(71) 雨京 2017/06/26(Mon) 07時頃
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[行きはよいよい、帰りは怖い。 天神様の細道もゆくは通してくれるのなら、 帰らなきゃ好いんだ、ときみに重ねて思う屁理屈に 溶ける影を踏みながら、──唯の、と言うきみに笑う。]
(そして、椿が落ちようとする時、 葉擦れよりも確りと聞いた空言を思い出して ああ、 と、 腑に落ちた。)
……そっか。 輝久の子、だったんだなァ。 道理で姓も同じなら、顔も似てる、 ってかね…。 はは、然し…… ───あいつがか。
結婚して? 子迄生した、なんて。 ……なんだかなァ、斯うして聞くってのは。 奇妙な気分にも、なっちまうな。
(72) 雨京 2017/06/26(Mon) 07時頃
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[ ゆめか、まやかしか、 ……噫、間違いない。 ]
(はは、ッ と重ねて笑った傷心は、 今やもう夏も傍の風に吹き流すばかり。 くし、と乱れた儘の髪を序でに崩して、 )
……然し、あいつも親としては、 良い親じゃなかったのかね? 息子に悩みのひとつも語らせられないってのは……。
[然うして、なんでだろうなぁ。 知りもしねえのに、僕も亦、”良い先生”では 無かったんじゃあねえのかなあ、と思うんだ。 何せ、二度死んで漸く───目が醒めたんだから。]
(73) 雨京 2017/06/26(Mon) 07時頃
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( ……きみを漸くきみとして 見つけられるくらいには。
だからこそ、その気取った一人称を >>6:259いつだかみてえに崩してもいいだろう、 と思うが、────それを言うのは、未だ、な。 )
[そんな、狐に化かされた心地も空けりゃあ、──…。]
(74) 雨京 2017/06/26(Mon) 07時頃
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─ Judgment ─
( きみの困惑が笑みに変わるのを見て、 僕も、口月をゆる、と深めていった。 )
…… そうか。 や、 照れるもんだが、──嬉しいね。
[問いかけたことなのに、面と向かって言われりゃ。 はにかみのひとつもするもので、─── …… 手持ち無沙汰は頰に落ちてきた髪房を、 耳へと掬い上げた。]
[然の間に問われた>>70難問に逡巡を馳せてから、 きみの考えることに悟るともしれぬ瞬きをひとつ。 薄らと濡れ羽色の睫帳から玻璃を覗かせたんなら、 揚揚と、滔滔と、───言の葉を流そうか。]
(75) 雨京 2017/06/26(Mon) 07時頃
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花は生きている時こそがうつくしい。 華ってのは、活きてんのがうつくしい。 ──椿だって、如何に綺麗ないろをしていても、 首が落ちりゃあ、物哀しいだろう。
(76) 雨京 2017/06/26(Mon) 07時頃
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(臆、でもなァ。 きみのいのちに口出しはしない。 他人様の人生に責任なんざ持てるほど、 ”死神”だって偉くねえのは能うくと、分かった。)
[此の華の命を捧げたところで きみが喜ばなかったように、然うだ。 押し付けるもんじゃあねえし、背負うもんでもない。 …何時か言った口が忘れているってのは、
──── 恥ずべく事よ。]
(77) 雨京 2017/06/26(Mon) 07時頃
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[ だから。 ]
きみはきみの好きにしろ。 生きる道を選ぶん為ら、僕はそれを支えよう。 別の生を選ぶん為ら、手も貸しもしよう。 戦う事を選ぶん為ら、力を添えよう。
( 散る事を選ぶん為ら、──── そん時は。 )
ただ、行く末だけは、 ……教えてくれ。
(78) 雨京 2017/06/26(Mon) 07時頃
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[ふ、と、きみの横顔に向けて、咲い。] [それから、中央の少女に向け、から、と鳴らす。] [>>50>>@35選択を終えた少女に次いで選んだのは、]
コンポーザー、って言ったかい。 僕も死神にしてくれねえか。 ( 孤独花を一文字手折るだけで、 女のような響も無くなるだろう。 ───きみの呼ぶように。 )
……唯、些細の花が一本散ったことくらい、 忘れられたって構いやしねえかな。 僕は。 ”別の存在”として、生きてきたいと思うんでね。
(79) 雨京 2017/06/26(Mon) 07時頃
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[ 夢が醒めることを恐るの為ら、 醒めない夢の中に生きるのもいいじゃねえか。 それが覚めることの無い”悪夢”が 夢十夜と続いたとしても、 幾重の華を手折ろうとも、─── ……。
───家に絡みついた女花の名を棄て去れば、 多少の非情にもなれるだろうよ。 其れに、]
(きみを忘れたくないと言う、夢幻に生きよう。)
[ ”竜”なんてのはうつつよりも余程、 夢の中に生きるに相応しい幻想だろう? ]*
(80) 雨京 2017/06/26(Mon) 07時頃
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(……花の一輪なんざ、強かろう筈が無い。 臆病だからこそ、擁とも知れない未来に蘇り、 後悔をしちまうよりも、──── ……。
きみが好い、と言ってくれた ”今”を永遠に生きていたいと思ったから。 何時か散るのだとしても、”今”と謂う夢を 見続けていたいと思うから。)
[──道を選んだ理由なんてのは、そんなものだ。]
(152) 雨京 2017/06/27(Tue) 07時頃
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── Judgment ──
[>>@37 その揚揚と広げられた手に感謝を伏すように、 新たな道行きを祝う指揮者の祝詞に 緩慢に頷き、───。]
嗚呼、然うするよ。 折角の二度目の生だ。 ……悔やみたくはねえからな。
[表情ひとつと崩さない、 見目ばかりは幼子の彼女は、確かに。 ”指揮者”として、壇上の”絶対”として君臨するに 相応しいように思えた。]
(そんな考えってのも、笑み返した玻璃の奥に。)
(153) 雨京 2017/06/27(Tue) 07時頃
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(夢幻が如何なるものか、 過去から未来が見えねえように分からずとも。 それでも、───その祈りに相応しいようには ”生きてえな” と願う。)
[そこにあるのが悪意だろうと、愉悦たろうと、 選択の手助けだけで、───十分。
嗚呼、そもそも己が、 他者の生き様の責を追えねえんだから。
……なのに、なァ。]
(154) 雨京 2017/06/27(Tue) 07時頃
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( きみが選べ、と言ったのに。 生きるもんに引導を渡す径を選んだ この僕に、>>150「生かせ」と言うんだから、 こりゃあ、確かに皮肉も過ぎて───。 …… 「…酷えなァ、」と、嗤うしか無い。 ) [この、奪われる迄の人生は 確かに恵まれたものだったのかもしれない。 だが、己でそう思えるほどのもんだったかと思えば 未来を識りも出来ないしがないひとなもので、 今を恵んだのは、”きみだ”、と思うのだ。]
(空白に帰した未来、僕を縛る名を知らんが儘。 引き受け手のいなかった花の名前を>>150 知らずと摑もうとするきみの手を知らないが、 …嗚呼、その言葉だけで ”縛ってるもんだろう。”)
(155) 雨京 2017/06/27(Tue) 07時頃
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(───だが、悪い気もしない己も大概。)
[肯も否も、言葉を発するよりも先に、 噛み締めるが如く、瞬いた瞼の果てに。 無意識に描かれていた口月の由は自分じゃあ 苦いのか、嬉しいのか、分からなかったが、──。
”さいご” と、その頼みを形容するきみの その話し振りに瞳硝子を一拍、ゆる、と眇め、 ひとと言う身を捨て、道を選び取ろうとしたこの身に 願われる”初めて”のそれに、沈黙は寸瞬。]
(ええ、きみはほんとうに狡い。 生かせと言った癖”それ”を選ぼうってんだからさ、 恨み言のひとつを言っても許される気がしたが 僕のほうこそ、きみに迷惑を掛けてきたからこそ ……発するのは、ほんの少しの「呪い言」。)
(156) 雨京 2017/06/27(Tue) 07時頃
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……そうさなァ。 きみが生きることを選んだその暁には、 生き帰った暁には、──幾らでも舞ってやろうよ。
( それ迄は幾ら積まれても、”お預け”だ。 )
(157) 雨京 2017/06/27(Tue) 07時頃
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( 他人の生き様の責任は取れねえからこそ、 望まれたそれに返すのは ”無責任”。 )
[悲愴の翳りも 一片なく笑ったら、本音のところは──。 死人だからこそ、梔子のように黙すとしようか。]
(きみと言う花が手折られることがあるのなら その役目はこの手で果たそうと思うことなんてのは、 ──差し出した手に縋られたくはねえものだから。)*
(158) 雨京 2017/06/27(Tue) 07時頃
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( ……… そうして。 )
[>>90>>96 反抗の意思を研ぐ言の葉に、 >>@65弾かれたトリガーに見開いた瞳と言うのも 現れた見覚えのある”素体”なんかに瞬きひとつを しながら、「……すげえなァ、」とぼやく。 ]
(───でも、臆。抗おうなんざとは。 きみがそうしようとはしない限りは思わねえが、 その逆、………ってのは。)
(169) 雨京 2017/06/27(Tue) 12時半頃
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……”コンポーザー”が倒されちまったら、 死神になる道も閉ざされる……ってことは。 ……ねえよな?
[ 飛び交う銃弾におっかなびっくりと、 壁に背を凭れなんかしては────。 暫くは場を見据えているだけのもんだが、 万が一があれば、……… 扨、なァ。 ]
(まァ、──観客が野次や手を出すと謂うのは、 褒められた行為は無いってくらいは 僕も弁えているもんで。)*
(170) 雨京 2017/06/27(Tue) 12時半頃
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( 首無椿がくれなゐに染って嗤っている。 「あゝ、おまえが首を斬り落としたからだ。」)
[……いいや、いいや。 悪いがうつつで幾ら囁かれようともなァ、 生憎とゆめまぼろしのなか迄は届かぬようで。
忘れた罪ばかりが、 重ね手折った首の責ばかりが 手折らせたものの責ばかりが 無知を戒めるかの如く、還ってくる。
─── … 賽の河原に罪を積むなら、 支払わせるのはこの身ばかりで好いだろうに。]
(278) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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── Judgment ──
(……”生かしてくれ”の意味が>>266 よもや、そんな楔だと思う分けが無いだろう?)
[だから、縛ることを辞めようと思った側から きみの望みを叶えなかったのなら、若しも、と。 淡い希望を臨む芽なんか湧いちまったんだ。 (── ……椿も藤蔓も、斬り落とした癖に、)]
……ははッ、きみが騙してくれんなら。 …何時迄も騙されてやるのに。
(279) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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( だから、真に生きてくれねえか。 …然う思うこころは、是でも演者の端くれ。 笑みに隠し、食い縛った。 )
(280) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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…… そうか。
(その芽も摘み取られて仕舞えば、 傍らから離れて 先をゆくきみに手を伸ばしかけて、 >>@177>>@178下る裁定に瞳を眇め、降ろした。)
──── 榴斗、
(281) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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(あゝ、ゆめまぼろしにたち消えて、 ひとの身もこころも消えゆくばかりとしても きみを忘れることはないだろう。 きみを生かし続けるために。
それもいつか 夢幻も擦り切れた果てころには ──── ………。)
[………背負い切れねえと言ったのに、ほんとうに。 臆、でも能くと考えれば、きみだけをうつつに 帰そうと謂うなんてのも、───随分と酷な譚だ。]
( だから、 )
(282) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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[嗚呼、 生かすと決めたの為ら。 生かせ、と言われたの為ら。
(手を差し出す前に。 手折ることひとつだって、 手折った花を大事に抱えることだって、 ……出来ねえじゃないか。)
ふ、ッ と玻璃を背けて、 きみに語られる指揮者の言葉も聞かず その場から遠退くよう、から、 と下駄が鳴る。]*
(283) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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── NEW GAME ──
『 菘圃葱畦 路を取りて斜めすれば 桃の尤も多き処 是れ君が家 晩来 何者か門を敲いて至る 雨と 詩人と 落花となり ……。 』
( はら、と踊るは ───彼岸の花。 )
[>>@126───風に踊る、蝶がはためいてゆく。 一目ばかりは風流な光景に吟も添えたらば、 ]
(284) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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門戸を叩くは、しびと。 降るは赤雨 散るは華 ─── ……。
(扇が舞えば、手妻や魔術とは行かねども。 混ざる蛙の群れを懐かしむように微笑い、 灰色の街並みを見下ろした果てに …… からら、 と 混凝土を蹴った。)
(285) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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[ 字をひとつ、隠すことにした。 ]
(286) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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── Someday / Sub Mission ──
「 ──── ……や。 参加者ってのはきみらか。 ……僕? しがねえ死神だよ。
ああ。 名を聞いてんの為ら、 ”藤宮竜”…… とでも呼んでくれ。 」
(それが誰かと識った顔でも、 初めて顔を逢わせるとばかりに名を投じ。 喪に服す藤衣に身を窶し、黒翼を備えた”死神”は 「サブミッションは知ってんな?」と悪戯ひとつ。)
(287) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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……うん、44アイスの ───。 豆腐きなこピーマンオレンジってのやらは 知ってんな?
なんでもあの系統の新フレーバーが 出たとやらで。 実食してきてくんねえかな。 トッピングは増しても構わねえから。
[───因みに、品ってのは。 「馬刺よもぎティラミス」だ。
イロモノはようく分かったから そろそろ退いたほうがいいんじゃねえかなァ、と 思うんだが、──ま、ことミッションに於いては。 斯ういうのも一興だろう。]
(288) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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[ミッションの遣いを頼んだ傍から、 扇から振り落ちる花は 赤いいろをしていた。
( きみの名をした、”ふたつの華”。 )
ひら、と花弁はつるぎには生らずに 劍の如き牙を聳えさせたノイズ──<ドラゴ>。 今暫くは大人しい巨躯のかしらを撫でながら、] …… 罪深いねェ。 きみはほんとうに、罪深いし、狡いけど、さ。 でも、──直にその業も追いつくだろうよ。
( 是から幾重となく、花を手折ってゆくの為ら。 )
(289) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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( ……… なァ、 )
[ 呼ぼうとする名は、花霞の中に違わず 綴じて。 岩戸に隠れたきみを呼び戻すことのできるよな 天鈿女命にゃあなれんが、 清明期再会 と。
きみに亦出会える日迄、 ( きみ以外の誰にも縛られぬ ) 舞の壇を降りることは、─── きっと無い。 ] *
(290) 雨京 2017/06/28(Wed) 04時頃
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[ 時は満ち ──── 、 ]
(291) 雨京 2017/06/28(Wed) 05時頃
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[ スパーーーン!! ]
──── うお、 ッ !?
( る前に>>@143無慈悲なSEが鳴り響く──! )
(292) 雨京 2017/06/28(Wed) 05時頃
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── 新人死神歓迎会 ──
[ 経過は省こう! ]
(まァ、準備の出来ていた二番手>>190と違って 一番の洗礼を受けりゃあ”こう”なるのが当然の帰結だ! 結果から言えば見事の顔面から食らっちまったわけだ。)
[椅子に凭れかかった儘で 一瞬の放心もずり落ちてきた白粉──、 基い白化粧にしては甘ったるいケーキを 手拭いで拭うはざま、舌でちろ、と掬い上げた。
へら、と苦くわらう顔に掛かる髪には ところどころ歓迎会中、──── ……。 拭ききれていないクリームに塗れていたかもしれない。]
(293) 雨京 2017/06/28(Wed) 05時頃
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や、 ……られちまったねェ。
( やあ、でもなァ。 是でも負けず嫌いがふつふつと、 >>@160>>190交差する十字を眺めて──…。 )
[かれらの唱える呪文は知らなかったが、 このサイガワラを生き延びてゆくに置いて 自然とカルチャー的なもんが耳に入ってくるもので ………否、意味とか全然分かってねえのだけども。]
(294) 雨京 2017/06/28(Wed) 05時頃
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……… そうだなぁ…。
[未だ台座に残されていたホールケーキをちら、と見る。 良い子のみんなは食べ物で遊んじゃあいけねえよ、と 一抹の罪悪感を吹き飛ばすように、──。
─────小さく掌で、扇子を打った。]
(机上に聳えたつるぎが杭打ちか何かの如く、 ホールケーキを2個ほど打ち上げて───。)
(295) 雨京 2017/06/28(Wed) 05時頃
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(I am the bone of my sword. Steel is my body,and fire is my blood. I have created over a thousand blades. Unaware of loss. Nor aware of gain. Withstood pain to create weapons, waiting for one's arrival. I have no regrets.This is the only path. My whole life was ──── 、)
(296) 雨京 2017/06/28(Wed) 05時頃
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あんりみてっどぶれーどわーくす!
( " unlimited blade works! ” )
[>>@161 ★握手を交わさんとする赤頭巾のかれへ 無限(じゃない)のホールケーキの雨が 降り注がんと────!!]
[ ※詳しく知らねえです。(二度目) ]
(297) 雨京 2017/06/28(Wed) 05時頃
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( 否、街で通り縋りで叫ばれていた呪文が なんだかかっこいいなァ……と思っちまって。 ついでにりょうちゃん迄もを巻き添えに 仕掛けたかもしれねえ、ってのは扨置き、──。 )
……やあ、これってのは恒例行事なのか?
(「死神ってのはやっぱ、愉快なもんだなぁ」ってな。)
[こう謂うのは味わったことのねえ感覚だな、と 思いながら、音頭>>@134にグラスのひとつでも掲げて なんだかんだ、楽しくなっちまうものだった。] *
(298) 雨京 2017/06/28(Wed) 05時頃
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─ Sub Mission / with 桐生 ─ ( 昨日の友は明日の敵、じゃあねえが。 こうして新たな遊戯を経れば、 変わる立場に不思議さってもんを 我ながら感じもしたが、───。
……それも、最初で最後なのだろう。 )
[戻ってきたかれを前に、 傍らの龍の姿をしたノイズを大人しくさせながら >>308警戒の片鱗でも見えたのであれば、 思う憂愁は呑気の仮面に被せ去った。]
[……然し、]
(429) 雨京 2017/06/29(Thu) 00時半頃
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……醤油?
存外生臭さだとかがあるもんだと思ってたが、 そりゃあ意外だなァ…。 しかし、珈琲豆の薫りにしろ、 よもぎと合うもんなのかねェ……?
( >>309大真面目に実食するかれに、 存外イロモノも極まればうまいもんなのだろうか、 なんて思う僕は、気づくのが遅かったんだ。 )
(430) 雨京 2017/06/29(Thu) 00時半頃
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( ※そう、美味しいとは一言も言われていない! )
[差し出された匙と、 その一口が妙にでかい気がして にがくわらったのは一瞬。
いやァ、好奇心は猫をも殺すとは謂うが、 死神すらにも毒になると云うもので。 頰に降りた濡れ羽色の髪糸を掻き上げながら、 その匙を喰むように口に入れた其れは、]
……ははァ、 確かに香ばしささえある醤油の風味と。 よもぎの甘さにマスカルポーネのまろやかさ、 珈琲の苦味がマッチして、─── ……。
(431) 雨京 2017/06/29(Thu) 00時半頃
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──── ねえな!
(ずんだやらあんこやらみたらしを掛けても 殊更カバーのしよう事のない味を前に一口でも 心底”もう口にするまい”と誓ったもんだが、…。)
[>>330かれが不意にぎょっとしたようすで 何かを見つけたようであるのに、覚えがねえもんだから。 首を傾げながら、そっちを見れば───”しろい何某か”。]
はァ!? なんだあのノイズ─── …。
(新米死神は先輩さんどもの飼っている雑音を 知らず、正しく雑音めいたそれに──。 「あれ、倒して来たら追加でバッジやるよ」とか 新たにサブミッションを重ねたもんだったとか。)
[尚、こういう時ばかりは ”死神らしく。 ”障壁でも作って、被害は受けねえようにした模様。]*
(433) 雨京 2017/06/29(Thu) 00時半頃
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─ Sub Mission with シーシャ ─
(いやァ、懲りときゃ良かったんだ。 二兎追うものは一兎も得ず、───と言うよりは もうひとりくらい巻き添えにしてやろうと 思っちまったが故の、”ひとを呪わば穴二つ”。)
[ ひとは見た儘とは限らねえものだが、 そもそもひとを辞めた『ひとでなし』。 佇まいばかりは高潔そのものと高嶺の華の如く 閑かに佇んで、にっこりと微笑み───。
───── 「ミッション」を告げた。 ]
(446) 雨京 2017/06/29(Thu) 01時頃
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( ……ことを、 是程迄に後悔することはそうとねえだろう。 ) えーと……。つかぬ事を聞くが、これは……?
[パートナーとともに向かったかと思えば、 帰ってきたかれが差し出した───……。 なんだか二重になっている剣呑ないろあいの、 序でにあのイロモノのフレーバーの試食会に 巻き込まれてもう勘弁してくれ、と思った 悪魔なんかがどーんッと乗ってたもんだから。
……や、顔が引きつっちまうのも仕方ねえよな?]
如何せなら、もっと、斯う──。 うめえもんを奢ってくんねえかなァ!?
(447) 雨京 2017/06/29(Thu) 01時頃
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[こう、ついと受け取っちまって。 乾杯でもするかのように掲げられたアイスを見てから 我に帰ってからさ、──厭厭、と。]
ほら、僕よりもな? かれのパートナーであるきみがチャレンジしろよ。 完食したらバッジもダブルにしてやるから……!
[粕谷と呼ばれていたかれに押し付けるようにして ───── 逃げようとしたのだった。]
(尚、逃げられなきゃあ>>384同伴でも申し出て 「くさかげ」にでも同じく逃げ込む 羽目になっただろうよ!
───いやはや、触らぬ神に基い、 触らぬアイスになんとやら。)*
(448) 雨京 2017/06/29(Thu) 01時頃
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……逆にそう言う時には 甘いもんが良いんじゃねえの? 食えねえわけじゃあねえが、 せめてそっちと交換 ─── ッ、
(>>449 じりじりと躙り寄るもんだから、 からら、と鳴く下駄は自然と後退する。 傍らで見ていた龍の雑音はやれやれ、とばかり そっぽを向いたもんだから殺生な、と思うのも 束の間、───がし、と手でも捕まれりゃあ 逃げ場もなく、あとはもう、ご想像の通り。)
[くさかげで「暫くアイスは見たくねえ…」と、 かき氷なんかよく食えるなァ、と思いながら 珈琲でも頼んでいた死神があとには居ただろう。]*
(457) 雨京 2017/06/29(Thu) 01時半頃
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「 ……柘榴を食べろ、だなんざ。 きみも粋なことを言うよ。 」
( こゝより更に渡る彼岸はあるのやら。 消滅の名の通り、消えちまうだけでは無いか。 ひとを辞めることを選んだとて、 分からぬことは分からぬ儘の癖に 無責任な約束の契りを交わした上で、 ─── 一度だけ、下駄の音を止めた。 )
(488) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃
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……食えねえよ。 食べちまったら、このUG以外、 何処にもいけなさそうだ。
( 命をもらうことで生かすことは、 命をもらうことで殺すと同義じゃねえか。 それをしちまったら、きみともう、二度と、 ”ほんとうに” 会えない気がして、───。 )
[ だから、 振り向かなかった。 だから、 逃げるように下駄を蹴った。
顔を隠して、忘れた時の先を歩んで、ゆく。 ]
(489) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃
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─ After Day ─
( 再び会うと誓ったきみの代わりに、 もう会う事の無い 誰がしかを呑み込む。 )
……臆、”喰ったぶん”は 大切に糧にさせて貰うとしようよ。 ───きみらを無駄死にはさせまいさ。
[炎に灼かれた華を見下ろして、 傍らに控えた龍のかしらを撫でてやった。 殺生などしたくはないと応えた”ひと”であった 男は、いつかの灰の街にはもう、佇んじゃあいない。]
(490) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃
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[時に格好を弄られて、 珍しく藤色以外の格好をする機会も 二度目の遊戯以降じゃあぽつぽつと増えて。 消えたぶんの記憶は戻らずとも、 ”今”の記憶も少しずつ増えていった。]
……お? こりゃあ、亦、 星5ってやつじゃあねえか。
(あの赤頭巾のかれだとかに教えられながら、 なんだかんだと続けているげえむじゃあ 真名に同じ藤の名を持ってる剣士がお気に入りで。 臆、…でもあれも元は男だった筈だが、 このげえむじゃあこんなおんなじ顔だとか 男が女になるだとかは、茶飯事らしい。)
(491) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃
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[なんだかんだと、 二度目と屠られる原因になっても 矢張り恨み言ひとつを申さない儘だったが、 黄金頭の”先輩”がまた誰かの傷を引き受けてるのを見て 逆さに心配にもなったりしたもんだが──。
臆、際に話した薦めの文学を時折、 (童話がお好きだそうだから、敢えて 漢文学だとか日本文学だとか、 ……特に漱石の「夢十夜」だとか。) 押し付けることもあったな。]
………… ───へえ、 その子にも名はあったりするのかい。
[それからまた別の”先輩”に当たる>>@223 とっときの笑顔を浮かべる彼女はそうさなあ、 赤い糸を操るもんだから「菊理のお嬢さん」なんて 呼んだりしていた筈だ。]
(492) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃
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[空を見遣れば、 時折と翔けている蝶にはらりと 藤衣以外を着る起因になったひとなんかを 思い浮かべたら、丁度通りがかったお狐さんを 撫でたりして。
───彼のひとには手妻をせがむ事も幾許か。
臆、視界端揺れた青いシュシュに、 痛みを知らない子にも「無理はしねえでな、」 なんざ声を掛けたりした。]
(……灰色の世界に映える蒲公英色の小鳥を 見る事があったのなら、ふと目にも留めた。)
(493) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃
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[臆。 二回目の遊戯が終われば、 いつしか願を掛けるよう伸ばしていた髪を──。 「切っちまってくれないか」と、 よくもあのアイスを突っ込んでくれた子なんかを 薦められた美容院で偶然見つけて、 お願いした事も──あったっけなァ。]
( ─── 願いなんてのは、もう、 ) ( 厭、……”叶う”ものだと割り切って、 ) ( そうしたら鬱陶しくもなっちまったから。 )
[名と共に手折るべきだった女々しさを もうひとつ、せかいの隅で棄ててきた。]
(494) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃
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[───そう言やァ、 僕は知らねえ問いに答えるのなら、 きっとこうと、答えるだろう。
Q.大切なものを失う前とその後で、 その存在は、同じものだと言えるか?
A. NO. 盆から溢れた覆水は、 二度と戻らねえだろう。
Q.失った大切なものを取り戻すことができたとして、 その存在は、「失う前」に戻ることができるか?
A. ……分からない。 唯、失われたあとの記憶がある限り、 完全には戻れねえんじゃないだろうか。]
(495) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時頃
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(臆、でも、失った後とは絶対に違うものになる。 それが怖くて成した選択の先は存外楽しいもんで 手折る華の数からは目を背けても、 一片”手折らなかった”華の契りを思い出すほど 後悔しそうになる名残を断つ為に、未練ごと。 濡れ羽の束を─── 絶った。)
(496) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃
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[然うやって、 ”生まれ変わる代わりに” 僕を殺し続けては、生きてくんだろう。 (死に続けて行くんだろう。)
……臆、問いと言や。 他所の地区の偉いさんがお忍びで来たらしい時に こんな事も問われたこともあったんだか。]
『 ……きみがそうやって、 自分を変えて、”殺してまで” 生きる理由って言うのは、なんだにぃ? 』
「 僕が死んじまったら、ほんとうに 死んじまう友人が居て ───…。 それを生かしてやんなきゃなんねえんでね。 」
(497) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃
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[ ─── このすばらしく (無常な、)ゆめのせかいで、 ]
(498) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃
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─ After and After ─
[それは随分と未来だったか、 存外遠い未来だったか、何方にしても未来の事だ。 今じゃあ誰も棲まない寂れた剣舞の稽古場と それに続く家の奥、見慣れてんのに見慣れてない ”未来の過去”を追うように踏み入って、
───黄ばんだ文を見つけた。>>0:24]
(……浮かんだ顔は、紙片に落ちる影となって、 儘に、あれ以降ゆこうとも思わなかった剣道場に 何故か足を伸ばそうとしたのは、──蟲の知らせか。 無人の家屋の縁側から下ろした足を下駄に通し、 からら、と 歩もうとした庭で、 手入れをするひともいないだろうに、 枯れずに伸び放題になっている藤を見つめた、 久し振りに引っ張り出した 藤衣は ”UG” からでも能く目立ったんだろう。 …二度の刹那の時でも、同じ色を纏っていた。)
(499) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃
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[ 背後から、─── ”刃が生えた。” ]
「……お前は、ッ…。 お前らの所為で捕まっちまったんだ…。 俺の人生を滅茶苦茶にしたのはお前らなのに、 今度は死神だの何だの、ッ……。」
…… ───。
( なにを言ってるのだろう、と思うのだ。 あゝ、うたかたに棲まうものには うつつなど憶えがあるわけにもなかろう。 )
(500) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃
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[例え、其れがきみを殺し。 例え、其れが男を殺したような罪人であろうとも、 それがこゝにあるように老爺の如くの形りに なっていなかろうとも、気づくべくも無いのだ。
───臆、既に世から消えていると思うていたのに 因りにも因って、この男が憶えているなどと、]
(501) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃
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「 …… はは、 何方さんだ? 」
( ずぐり、と背に咲いた赤花など見えず。 扇が舞えば、容赦なく”参加者”を散らす劔華。 )
[溢れた血の池を踏む桐下駄は濁り、 臆、見上げた藤が霞みを帯びて、───………。]
(502) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃
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[薄れてゆくゆめうつつ、 藤蔓のなかに見た白椿の幻想に手を伸ばす、 伸ばしかけた腕は、膝から崩れ落つれば届かず、 命を散らして、散る華は、辰の果ては、]
…… あゝ、亦、会えたなぁ …。
[ 呼ぶ名はかそけく、遠のきて。 ]
(503) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃
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(『 それじゃあ、再廻りの舞でも踊ろうか。 』)
恋しけば、形見にせむと 我がやどに 植ゑし藤波 今咲きにけり……
[ 手のうちから血染めた扇が ひら と墜ち、 ]
(504) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃
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[ 然れど、そのゆめのせかいも、何時かは終わり。 ]*
(505) 雨京 2017/06/29(Thu) 04時半頃
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