149 Hogwarts School ~ 2nd season ~
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── それは幸せな夢 ──
[待ち時間の10分前には店の前に着き、二人分の席を確保する。大体の いつものパターン。
ざわざわと賑やかな店内の喧騒をぼんやりと聞きながら頬杖をついていれば、時計の針は待ち時間を指し、カチッ 音を立ててまたひとつ進んだ。
待たされるのには随分と慣れた。 くるくると軽やかに走りまわる彼には自由という言葉が似合っていて、時間などには捕らわれない。 遅刻か… なんて怒りは当然無く、 まだかな… なんて不安は あの時と違って感じない。
( 『あの時』…って、いつだっけ…… )
ふと浮かんだ疑問は、新たな来客を告げるドアの音によって霧散した。]
(+1) 2015/02/10(Tue) 09時半頃
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── 夢の中 ──
丁度、同じ事思ってたんだ
[バタバタと近づいて来る彼>>+2に仕方ないな…なんてぼやきながら笑う
待たされた詫びの印として、バタービールでも奢らせようかという思考は、見抜かれていたのか、偶然か… 長い時を過ごしたことで、好みが把握されている ということもありそうだ ]
わっ 、…!
[ぐしゃぐしゃに 遠慮なく撫で回されれば、小さな驚きの声をあげ ]
今度?いつも僕はちゃんと待ってるじゃん ふは、もっと褒めていいぞー
[心当たりがないことを言われれば首を捻るも、すぐにいつものやり取りで流れてしまう。 なんでこんなに楽しいのだろう。 久々に、こうしてゆっくり話せるからかな。]
(+3) 2015/02/10(Tue) 14時半頃
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[座りなよ、 そう向かいの席をすすめて、トニーと真向かいから顔を合わせれば 「遅かったね、何してたの?」と訊いてみたか。]
責めるとかじゃなくて、 僕より重要な用事って何かなー?と思ってさ
[茶化すように ニヤリと笑って
そうして話していれば、注文していた飲み物が届き、それぞれの手に持って ]
── 乾杯 !
(+4) 2015/02/10(Tue) 14時半頃
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[遅れた理由を聞けば、はぁ〜...と大きく息を吐く。 昔は、よく目をつり上げて無鉄砲な彼の行動に怒りもしたが、今でも変わらないトニーに ただただ呆れと諦めの気持ちを抱く他無い。]
もー…、本当に気をつけてよね いつかキミが取り返しのつかない 大怪我をしそうで 心配だよ…
[それでも、小言くらいは言わせてもらう。]
僕の知らない所で死んだら、 怒るどころじゃ済まさないから
[その声は、とても軽く。 口元にはうっすらと笑みを浮かべ 実際には起きないだろうと思っているからこそ、そんな冗談を交えた。]
(+8) 2015/02/11(Wed) 07時半頃
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[カツン グラス同士をぶつけて音を立て、ごくり ごくりと喉を鳴らす。 一気に煽ったトニーのグラスは、早くも半分ほど消えていた。]
やだ、トニーおっさん臭いよ 言ってることは 分かるけどさ
[くすくす 、笑い声をあげながら。 また一口 と、ジョッキを口元へ]
はいはい、そうだね
[『親友』と言われるのも、自分が口にするも恥ずかしがっていた昔… 今では 照れることなくさらりと流したり、自ら言えるようにもなった。 数ある成長した事の内の、1つ。
ちら と騒がしい店内へ視線を移し ]
キミという親友を持てて 僕は幸せだ [でも、やっぱり まだ、目を合わせて言うのは 恥ずかしいや。*]
(+9) 2015/02/11(Wed) 07時半頃
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[机に倒れ伏した彼。>>+10 成長期に入っても さして急成長を遂げなかった僕の背は、彼より低いままで…。むしろ、あの頃よりも差が開いている。
そんな彼を上から見下ろす、なんて事は貴重な機会。 拗ねるように唇を尖らせたのをみて、ふふっと笑い、ぽんぽんと赤髪を撫でる。つい先程とは 逆の立場。]
僕はそんな言動しないしー
[失礼な、なんて 自分が先に言ったことを棚に上げて言う。]
(+11) 2015/02/11(Wed) 16時半頃
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[その後のやり取りが始まれば、]
…いじわる
[楽しげに目を細める彼に、ぽつり 呟いて
他の相手から言われたなら その場で切って捨てるものを、“親友”から『言ってほしい』なんて強請られれば 葛藤が生まれる。 さらっとノリで言ってしまえばいいのに、それも出来ず。そうしている間にも時間は止まらなくて、段々言い辛くなっていく。
うーー…と内心で唸りながら、 幾度か 視線を辺りに泳がせて 意を決したように 彼の方を向けば、此方を見上げていた目とかち合った。]
かけがえのない親友だ、と 思ってる...
[尻すぼみに声が小さくなっていき それでも言い切れば、ふいっとそっぽを向く。 その頬には、恥ずかしさからか朱が差していたか * ]
(+12) 2015/02/11(Wed) 16時半頃
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やめてよ…
[かわいいだとか、照れ屋だなんて言われれば、むず痒くて 更に顔に熱が溜まる。 たかだかバタービール程度じゃ、酔っているなんて誤魔化しも通用しない。
ほんのりとあつくなった頬を 手のひらで冷ましながら、照れ屋はまだ分かるけど、可愛くはないだろう。と心中複雑になってみたり。 喉を鳴らして笑うトニーにじとっとした目を向ければ、彼もまた 自分と同じように面映ゆさを感じているようで… ]
なんで、言わせたキミまで照れてるの…
[なんだか、こう、恥ずかしくていたたまれない。
この空気を変えてしまおうと メニューを取り出し、何かつまめるものでも頼もうかと、強制的に話題変更を試みようか。]
(+14) 2015/02/11(Wed) 19時半頃
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奢り? 全部??
[「だったら高いもの頼んじゃおっかな」なんて、わざとらしく言ってみたり。 半分くらいは冗談。つまり もう半分は本気で。] ちょっ、鳥の巣みたいになるだろ…!
[撫でられれば、抗議の声を。 何度目になるのかなんて、もうわからないほど慣れたこの応戦。 と言っても、大概は僕が防御ばかりだけど。
彼の気が済んでから、手櫛で髪を整え トニーに向かって元に戻ったか確認して、まだボサボサになっている所があるようなら「ん、」と、暗に『直して』と頭を向ける。]
僕、肉食べたい。肉。 あと、ピーマンは絶対イヤ。
[ぺらり メニューを捲りながら、そんな主張をしてみたか。]
(+16) 2015/02/12(Thu) 03時頃
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