76 ─いつか、薔薇の木の下で。
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…。 どんなものか分かったら、すぐ部屋に戻る。 お前よりは大丈夫だと思うよ、ノックス。
[シルヴァの様子を見に行くと。 オスカーの言葉にちらり顔を歪めたが、 無言で頷いた。頷くしかなかった]
俺の部屋、いつでも使って構わないから。 何かあったら落ち合おう。
[ノックスはどうすると尋ねようとした矢先。 廊下の向こう。 視界の端に映るのは、長い髪の>>3]
(4) 2013/03/28(Thu) 01時頃
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サイモンが目を覚ましてないらしくて… いや、とにかくちょっと見てくる。
[平然とした様子に、とりあえずは大丈夫そうだと。 上っ面の安堵を貼り付けて、サイモンの部屋へと踵を返した。
何故こんなに焦っているのか。 自分でも、よくわからない。 足音がついてきていたとしても、振り返ることは無い]
(6) 2013/03/28(Thu) 01時頃
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―サイモンの部屋―
[たどりついた先、サイモンの部屋。 ドアは開け放したまま、月明かりに照らされた彼の横顔を呆然と眺めた。
寝息はある。胸は動いているし、触れてみればもちろん体温だってある。
でも]
…これは…
[もう目を覚ますことは無いだろうと、感覚が理解していた。
そして。
目の当たりにした濃い薔薇の気配に、視界がぐらりと歪んだ。 膝をついたことを自覚したのは、ベッドの脇にくずおれた、後**]
(7) 2013/03/28(Thu) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/28(Thu) 01時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/28(Thu) 01時頃
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[意識して力を込めないと、身体を支えることすらままならない。 純粋な薔薇の甘さだけではない、生々しい香り。 目を逸らし続けてきたけれど、 この甘さは、つまりは]
惚けた顔で寝込んでるんじゃ、ない…っての。 起きろ…起きろよ。 寝てるだけなんだろ?起きるだろ?…なあ、なあってば。 妙な夢とか、見てんじゃねえって…
[肩を揺する。起きないと分かっていても、揺すってしまう。 これは悪夢だ。甘く引き込まれ、逃げることを許さない悪夢。 もうその中に取り込まれてしまったのだと、 気がついていても、認めたくなくて。
甘い、甘い香り。 触れる度に、揺する度に、縋る度に。 思いとは裏腹に、取り囲まれていくような気がした]
(20) 2013/03/28(Thu) 11時頃
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[ふらふらと辿る。 すぐ戻ると言った記憶は、どこか遠い場所に。
夢なら。 これが夢なら。 目覚めなければ戻れない。
戻らないと。 目覚めないと。 夜が明けないと。
喚く理性が邪魔だ。 こんなものなど無くなってしまえばいいと思う。 それでもどうにもならない。 突き動かされる衝動のまま、辿り、辿り]
(28) 2013/03/28(Thu) 12時頃
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―中庭―
…。 夢を、撒いたのは…
[夜風が柔らかく髪と頬を撫でる。
宵闇に浮かび上がる薔薇の樹。 これが中心なのかと。 ぼんやりと、悟った。
満月に照らされたそれを。
ただ、美しいと思った*]
(29) 2013/03/28(Thu) 12時頃
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サイラス…
[背後に立つ気配の名を呼ぶ。 後輩の名前。後輩であるはずの人物。
誰だと思わず問いかけてしまいそうになったのは、濃い薔薇の香りのせいだ。 そうに決まっている]
…好き、なんて。 どうして…そんな言葉、
[うろたえようとして。 身体が動かない。 今になって重なる疲労と共に、空気の甘さがのしかかってくる。 呆然と撫でられるがまま、浅い息をひとつはいた]
(34) 2013/03/28(Thu) 19時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/28(Thu) 19時頃
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いけなくはない、けれど。 俺を、好きなのか?
[あいつではなくて、と。 言外に示すことに逃げてしまう。
擦り寄せられる頬が柔らかくて。 人のぬくもりに、ひどい飢えを感じる。
任せてしまえよ。 割れた理性の隙間から、甘い囁きが滲み出す。
小さく首を横に振った]
…わからない。どうした方がいいのか、わからない。 でも…まずい、だろ。 サイモン、酷い顔で眠ったまま、だったし――
[酷い顔で。ひどく幸せそうな顔で。 本当は、羨ましいと。そう思っていて]
(36) 2013/03/28(Thu) 19時半頃
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[甘い空気が。どこから香っているのか、わからなくなってくる。 目の前の薔薇の樹なのか、 それとも背後の後輩なのか。 歪み霞み始める視界。持っていかれたらもう戻れないのかもしれない]
サイラス。 これは、夢なのか。 皆で眠ったら、俺たちは目覚めるのか? 目覚めて、朝を迎えることが、できるのか…?
[日常に縋りつこうと、思考が断末魔の悲鳴を上げ始める。 甘い夢に飢える本能に抗おうと、うすっぺらな言葉を吐き出している。 声音に力はなく、ただ虚ろに]
どうにか、なるのか。 どうにかすることが、できるのか?
[首筋に触れる唇の感覚が心地よい。 うっとりとした色が、声音に混じった]
(39) 2013/03/28(Thu) 20時頃
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咲く… そうか。まだ、咲いてないんだな…
[視界が動く。目の前に在るのは後輩の顔。 蒼い瞳に惹きこまれて。 寄せられた唇に、喉が心地よく鳴る。 気がついたら、垂れていた筈の両腕は後輩の背に回っていた]
サイラス。 薔薇は、お前なのか…?
[夢に侵された吐息は、そんな問いかけを形作る。 今更過ぎる言葉だったのかもしれないけれど]
(41) 2013/03/28(Thu) 20時半頃
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ああ、…なるほど。 そういうこと、だったのか…
[胸を指差し彼は眠ったと語る其れを。薔薇を見て。 こぼした言葉は、安堵の欠片。 不安の根本に解が与えられたことと。 残るなけなしの理性を繋ぎとめていた罪悪感が、消えていくこと]
わかった。 くれてやるよ。こんな髪と身体で良ければ、いくらでも。
[軽く唇を重ねて、蒼い瞳の薔薇の髪を撫でる。 自己に陶酔しきっていたとしても、それで、良いじゃないかと。 だが。 気にかかることが、あるとすれば]
…此処で、良いのか? 見られたら…『お前』は、見られたとしてもいいのか? ヤニクは、まだ起きてるんだろう。
(45) 2013/03/28(Thu) 21時頃
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分からない。 でも、好きじゃあないのかもしれないな。 いつも無駄に考えて、結局なにもできないんだから。
[部屋が片付かないのも。 部屋に戻れないのも。 状況に流されているままなのも。
薔薇の言葉にばつが悪そうにほほ笑む。 後輩ではないのだと意識した瞬間に、口もまた軽くなったような気がして]
ー…俺、は。
[怖いか。 その問いかけに、あの穏やかな寝顔を思い出す。 掻き消すように薔薇の身体を抱き寄せ、再び口づけて囁く]
いいさ、どこでも。 どうせ夢になるなら、何だってかまわない。
(52) 2013/03/28(Thu) 21時半頃
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離さないさ。選んだことだ。 朝が来るまで、ずっと抱えるよ。
…。 好かれるのは、悪いことじゃない…よな。
[肌が晒されて、夜気を直に感じて。 それを心地よいと感じる身体。 抑え込んでいただけで、とうに薔薇の毒は身体を蝕んでいたのかもしれない。
視界に映る夜空。咲いた月の華。 それに照らされる金色の髪を、蒼い瞳を。綺麗だと、美しいと思う。
腕を上げて頬に触れ、ゆったりと撫ぜて。
ちくりと心を抉る罪悪感の刺すらも、心地よいものだと思った]
(55) 2013/03/28(Thu) 22時半頃
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……嫌いになんか、なるか。 好きだよ。大事な後輩だ。だから…
[握られた手、不器用に握り返しながら薔薇の唇に酔う。 現と幻の境界に放り出された意識は、 ただ後輩の柔らかな肌を求めて彷徨った]
……だめだ。 それは、言っちゃ、だめだ…
[自暴自棄ともとれる衝動は。 手を、肌を、唇をねだってただ暴れ回っていたけれど。
あいしてる。
その言葉が耳に届いた時だけは、 僅かに首を横に振ったかもしれず*]
(59) 2013/03/28(Thu) 23時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/28(Thu) 23時頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/28(Thu) 23時半頃
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なあ。 …愛って。 何だと、思う…?
[触れて。口づけて。息を吐いて。 薄れる自我の中で、薔薇に問う。 愛するということ。 求めるものを与えたのなら、 それは愛したことになってしまうのか]
…。
[黒い髪が記憶の中で揺れる。 遠くにガラスの割れる音を、聞いたような気がした**]
(73) 2013/03/29(Fri) 00時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/29(Fri) 00時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/03/29(Fri) 00時半頃
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