人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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視点:


【人】 徒弟 グレッグ

―回想・昨晩の酒場―
[ジョスランから持ちかけられた相談ごとには
思い返す度緩く口の端が上がって。
小さく切り分けたミートパイをラディスラヴァに
差し出してミルクを温めていると一組の親子が
勝手口ではなく表から戻ってきて
あれ、と驚いたように声を上げた。]

 おかえりなさい。
 …メアリーも一緒だったんだ。

[てっきり2階でもう休んでいると思っていたのだ。
言葉少ななメアリーの様子を叔父が伝える。
ひとつ、頷いてラディスラヴァにはもう少し
待ってもらってしまうことになったが鍋の中に
ミルクと砂糖を足して2人分の量にした。]

(61) 2015/05/13(Wed) 15時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 お待たせ。
 ラーラは、本当に待たせてごめん。

[真っ白なマグ2つに同じ量ホットミルクを注ぐと
ラディスラヴァとメアリーの前にそれぞれ置く。
ラディスラヴァが静かなのはいつものことで、
メアリーもいつものように喋るようなこともなくて、
少しだけ続く、静かな間。]

 ―――…、

[>>42全て飲みきらずに席を立ってしまうメアリーを
目で追うけれども一度もその目が合う事はなくて。
追って声を掛けることもできたけれども、
少し前にジョスランに言われたことを思うと
おやすみ、と短く声を掛けることしかできなかった。]

(62) 2015/05/13(Wed) 15時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[忙しく立ち回る時間も夜が更ける頃には
1人、2人と姿を消し家路へと着き、
酒場はやがて落ちついていく。
酔ってしまった様子のベネットと、
ラディスラヴァが帰る時には気をつけて、
と奥から声を掛けて見送って。

ルパートに声を掛けられたのは>>515
食器を洗おうかとしていたその時で。
ホットミルクを薦められると
目を丸くした後、曖昧に首を横に振る。]

(64) 2015/05/13(Wed) 15時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 え。いいよ。
 もう子供じゃないんだし…。

[薦めるのならミルクではなく酒ではないのか。
成人してからそれなりに歳も重ねているのに
まだ子供扱いを受けているような気もして、
気恥ずかしいような気分にもなる。]

 …いいよ、こっち飲むから。

[そう言って手に取ったのはメアリーの残した冷めたミルク。
もったいないと、躊躇いもなくその残りに口をつけた。]

(66) 2015/05/13(Wed) 15時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[投げかけられた言葉に、>>515ルパートを見る。
夜も更けてもう日も変わっている頃だろう。
そう考えると少し目を伏せて。]

 あのさ、

[そう言って切り出したのは
あの時言おうと思っていた事とは異なる話題。]

(67) 2015/05/13(Wed) 15時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 オーレリアから伝言受け取ってるんだ。
 ルパートに、謝っておいてほしいって。

 …隣村の話、こわかったみたいでさ。
 ルパートのことも少し、こわく見えたみたいで。

[オーレリアからの言伝を伝える。
ルパートはどんな表情でそれを聞いていただろう。]

 ……申し訳なさそうに、してたからさ。
 …ん、それだけだよ。…それだけ。

[仕方のないことだ、と苦笑する。
でも。
やはり怖がられることに複雑な思いが浮かんで、
それをゆっくりと、深呼吸をして沈めて行くのだ。]

(69) 2015/05/13(Wed) 15時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[そう、叔父と2人で話している内に
またぽつぽつと客の姿は酒場から消えて行って。
テーブルに残る姿は、赤毛の幼馴染ただ1人。>>21
>>31ルパートからの誘いには、
今度は明確に首を横に振った。]

 …いや、いいよ。
 俺、表の灯り消してくるから。
 …ドナルドに相手してもらっておいて。

[幼馴染との接触を避けるように、やんわりと。
断りを入れてから勝手口を出て表へと向かう。

だから、
>>31ルパートの問いに答えることもなければ、
>>32その後の彼の呟きを聴くこともなかった。**]

(70) 2015/05/13(Wed) 15時頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/05/13(Wed) 15時頃


【人】 徒弟 グレッグ

[幼い頃、親戚を頼ってこの村に来たばかりの
気弱な少年は年上の赤毛の少年のことが大好きだった。]

(87) 2015/05/13(Wed) 15時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[そっと、
手を引いて駆ける仲良くなったばかりの、
後に幼馴染と呼ぶことになる少女へと
その理由を耳打ちしたことがある。

『だってドナ兄、
 全部かっこいいんだ。』と。

一日中駆けまわっていても疲れを見せない姿が、
大人に叱られても悪びれないその姿が、
年下の女の子にも臆することなく悪戯する姿が、
片目が見えていないのに果敢に先導し駆ける姿が、

"ある事情"でこの村に引き取られる前の村では
ずっと孤立をしていた少年のことを、
遊びに誘ってくれたことが。何よりも嬉しくて。

少年の持っていない全てを持っているドナルドは
少年にとって憧れで、絶対的な「ヒーロー」で、
少年にとって一番安心できる新しい「居場所」だった。]

(88) 2015/05/13(Wed) 15時半頃

【人】 徒弟 グレッグ


[彼が突然――村から姿を消してしまうその時までは。**]
 

(89) 2015/05/13(Wed) 15時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

―朝・宿屋―
[起きて、一番に感じたのは血のにおいさだ。
大きく伸びをして昨日の疲れを取りきると
窓を見る、それから慌てて飛び起きた。
日の位置を見ていつもより目覚めるのが
遅くなったと井戸のある裏手へと向かう。

勝手口を出て外に出ると井戸の方から賑やかな声、
>>37先に井戸を使っているルパートの姿と、
>>48父親の傍で明るく声を上げるメアリーの姿、
2人の傍に歩みよると血のにおいがより濃く感じられた。]

 おはよう。

[そう、声を掛ける。
ルパートが血のにおいを纏わせる姿に、
男が疑問を抱くことはない。]

(98) 2015/05/13(Wed) 16時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[はじめて家畜を捌く姿を見た時は。
こわくて、キャサリンの後ろで震えていた。
動物の捌き方は小さい頃から知っていたけれども
それは狩りで外から獲ってきたものばかりで、
両親がいた頃の少年の家では家畜を飼う事がなかったから。

家族だと、キャサリンに紹介されたばかりの鶏が
首を失くして逆さにぶら下がっているのを見て、
いつか自分にもその順番が回ってくるのではないかと
こわくて、こわくて、仕方がなかった。

今はもう慣れてしまっていて首のない鳥を見ても
美味しそうだな、と、そんな風にしか感じない。
叔父の代わりに、自分で捌くことだってできる。
羽をむしる作業は少し苦手だけれど。]

(99) 2015/05/13(Wed) 16時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[遊びに行く準備を慌ただしく始める
メアリーの姿に小さく息を零して笑う。
従妹が元気を取り戻せていることに安心していて。
少しするとメアリーと同じ位高くて若い、
少女の声が表の方から聞こえてきた。]

 …女の子だなあ…、
 いってらっしゃい。

[昨日とは違うワンピース、
服装にも気を遣う年頃になってきたのだろうか。
>>90出掛ける従妹の姿を見送って井戸で顔を洗う。
跳ねた寝癖はなかなか直せなくて、
いつものようにタオルを巻いて誤魔化した。]

(100) 2015/05/13(Wed) 16時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[叔父も、この後出掛けるのだろう。
今日がなんの日であるかは男もよくわかっている。
共についていくようなことは今までにはなく、
今日もまずは配送の仕事に行くつもりだった。]

 ……ルパート。

[玄関を履くオーレリアの箒の音がしない。
音に意識が向かったのは、
宿の中に戻る前にそんなことを考えたからだった。
いつもと、違う音。
見遣れば人間が、人狼が、
何やら囁き合いながら教会の方へと向かっている。]

 …なんか、…騒がしい。
 ……多分、教会の方。

[自分達も向かうべきなのだろうか。
タオルを巻きながら、常ならぬ様子の村の空気に
不安げに、叔父の反応を伺った。**]

(101) 2015/05/13(Wed) 16時半頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/05/13(Wed) 17時頃


徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/05/13(Wed) 19時半頃


【人】 徒弟 グレッグ

―朝・宿屋―

 ……俺さ、様子見て来るよ。

[教会まで向かう人、
教会には行かず、けれども道に足を留めて様子を伺う人。
いつも以上に、慎重に、神経質に、こそこそと、
村に起きている異変について人々が囁きを交わしている。

囁きは遠すぎて音として聞こえはしても
声としてはここまで届かない。
教会の様子を見て来るとルパートに告げて表へと向かい、

>>165呼ばれた声に驚いたように、
一度足を留めてから駆けて行った。]

(167) 2015/05/13(Wed) 22時半頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/05/13(Wed) 22時半頃


【人】 徒弟 グレッグ

[表の扉を開けるといくつかの人影、>>165>>169
サイラスとスティーブン、それからスティーブンに
抱かれた幼馴染の姿に息を詰めるようにして。]

 …待って、今開ける…。

 ……ルパート!
 ……ルパート!!
 こっち、手伝いに来て…!!

[スティーブンの姿を一瞥して少し悩む素振りは見せたけど
裏手に残る叔父の名前を大きな声で中から呼ぶ。
ベッドへと。
彼女を運ぶ作業は抱いているスティーブンと
叔父の2人に頼むことにして、]

(172) 2015/05/13(Wed) 23時頃

【人】 徒弟 グレッグ


 ……何があったんだ?

[男はサイラスへと向き直ると、小さな声で訊いた。]

(173) 2015/05/13(Wed) 23時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[>>185サイラスが教えてくれる教会で、
この村で起こっている事態に
男はその現場を未だ見てもいないのに
顔の血色を徐々に失いながら聞いて]

 …族長と…、……人間って?…誰?

[その人間が誰なのかはサイラスはわかるだろうか。
噂の話通り、隣村で人間を襲った人狼の話。]

(196) 2015/05/13(Wed) 23時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

 ……宿には新しい旅人は来てない。

[それから、
スティーブンとルパートの方を一瞥して
見送ってからゆっくりと息を吐いてぽつぽつ喋り出す。]

 ……用事で他の村から来ている人狼もいない。
 人狼族がこの村に短期で滞在する時は、
 ここか族長に連絡が行く筈だから…。

[サイラスへとそう呟いてから、俯いた。]

 ……族長が野犬なんかにやられるはずはない。

[つまり――…この村の中の誰かが、やったのだ。]

(198) 2015/05/13(Wed) 23時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[>>216こちらの言いたいことを察したのか、
サイラスの声が震えて>>218明確に言葉にする。
吐き出すこちらの息も、震えて。]

 ……これってさ、
 …まずいよね。


 このままだと…、
 このまま、何もせずに放っておくとさ。

[あまり考えたくはない、考えだ。
均衡は崩された。
そもそも天秤ははじめから――水平だったのか、]

(229) 2015/05/14(Thu) 00時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 多分俺たち…殺されるよ。…全員。
 ……人間にさ。

[人間も同胞も食い殺す人狼を、
人間がいつまでも遠巻きに見るだけで放っておくはずがない。

"過ち"は一族の手で正す。
族長の言葉の意味を、
真の意味で理解したような気がして声が震えた。]

(230) 2015/05/14(Thu) 00時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[>>213サイラスが名の知らない人間の女性。
そもそもラディスラヴァは太陽の日でもないのに
何故朝早くから教会へと行こうと思ったのか。
誰かを探しに行ったのではないのか。
ならば、誰が。
朝早くから教会に行くような人間の女性。
思い浮かぶ、
箒を持つ人間の女性の姿はまだ宿に現れていない。]

 ―――――…、
 俺さ…、…教会行ってくる。

[ぽつ、とサイラスに告げてから教会の方を見て。]

 知ってる子…かも、しれないし…。
 …ずっと、教会閉じたままにするわけにもいかない。

(231) 2015/05/14(Thu) 00時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[教会へ行こうとする男を>>227サイラスが呼び止める。]

 ……うん?

[言われた言葉。短く吐かれる息、髪を掻き混ぜる姿から軽々しく口にしたものではないことは明白で。
大丈夫、と安心させる上辺だけの言葉を返せればどれほどよかったか。]

 ……そうだね、
 真っ先かはわからないけど…、
 疑われる要素にはなる、かもしれない…。

 …でもさ、
 でもそれってさ…、多分。

(248) 2015/05/14(Thu) 00時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

 サイラスだけじゃないよ……、

[>>228途中で途切れた言葉にぽつぽつと言葉を返す。
サイラスのように過去を明かすものもいる。
そうでないものもいる。男は―――…

ぽつりと、小さな呟きを落としてから。
行ってくる、とサイラスとは別れて教会へと向かった。]

(249) 2015/05/14(Thu) 00時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[教会に向かうまでの間、
誰か他の人狼に会う事はあっただろうか。

誰か、男に会う事があれば教会の事情を話して
共に向かうかを聞き、
誰か女性に会う事があれば同じように事情を話して
宿屋に向かうことを薦めただろう。

宿屋にはサイラスがいて、
スティーブンがいて、ルパートもいる。

きっと彼らもこれから起こりうることと、
これからしなければいけないことを考えているだろうから。]

(253) 2015/05/14(Thu) 00時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

―教会―
[教会に辿りついた時は1人だったか、どうか。
教会は一度閉ざされた後開けられることはなかったようだ。
人間の姿は辿りつくまでまばらに見たけれど、
入口の前に集まっているような姿は今はない。
巻き込まれないよう遠巻きに見ることにしたのだろう。

教会の扉をゆっくりと開けると、
咽返るような血のにおいを感じて眩暈がした。]

 ――――…ああ、

[奥に佇む…人というにはあまりに小さく、細かく、
無残に成り果てた躯がふたつ置かれている。
遠目から見てもわかる。
2人とも、知っている姿だった。]

 …やっぱり、

[人間の娘は、オーレリアで間違いない。]

(267) 2015/05/14(Thu) 01時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[卒倒をするようなことは、なかった。
おそるおそる一歩、奥へと進む。
扉を閉めることも忘れて、一歩、また一歩と。
2人に近づいていくほどにおいはとても濃くなって。
足音が雨に濡れたマットを踏んだ時のような音を
鳴らしたのは床の絨毯に広がる血の所為だろう。

血の中に蹲る2人、
族長であった男の方を一瞥してから、
オーレリアの姿に目を移して]

 …オーレリア、

[名前を呼んでも返事があるはずもなく、
その姿を見下ろした後、オーレリアの傍に屈む。
陶器のような生気の失せた白い肌、
残された無傷なオーレリアの顔に、首元に、
生きていた頃は一度も伸ばそうとはしなかった手を、
爪の短く切り揃えられた指先を伸ばして、触れる。]

(270) 2015/05/14(Thu) 01時半頃

【人】 徒弟 グレッグ



 ――――…………、


[ぽつり、と零れた言葉は。
その傍に居る者がいれば、届いて聞こえただろう。**]

(271) 2015/05/14(Thu) 01時半頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/05/14(Thu) 01時半頃


【人】 徒弟 グレッグ

―教会―


 ……首飾りがない。


[>>271小さな呟きは誰にも聞かれることなく消える。]

(330) 2015/05/14(Thu) 12時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[立ち上がって、辺りを見渡してみるけれども
宿で会った時には首にかけていた銀の薔薇細工が
見つかることはなく、オーレリアに触れた際に少し
ついてしまった血を少し悩んだ後にズボンで拭った。]


 ……片付けなきゃ。


[そうは言っても、片付けかたがわからない。
とりあえず運べるようにすればいいのだろうか、
誰かよく知った人に訊いたほうがいいかもしれない。
思い浮かぶのは男よりもずっと年上の人達。

彼らは少しでも――話すことができたのだろうか。

短く息を吐いた。
この場所に長く留まっていると…息が詰まる、から。
一度、血のにおいの篭る教会から出て扉を閉ざした。]

(331) 2015/05/14(Thu) 12時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[遺体を入れることになるであろう布袋くらいは
先に用意できるだろうか。

どこにある?
墓地になら。
あるかもしれない。

そちらへ向かおうかと、ゆっくり歩き始める。**]

(332) 2015/05/14(Thu) 12時半頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/05/14(Thu) 12時半頃


【人】 徒弟 グレッグ

―墓地―
[辿りついた墓地には誰もいないと思っていた。
族長と、オーレリアを入れるための布袋。
恐らく奥にある倉庫にあるはずだ、
奥へと向かおうとして、風に揺れる黄色に目を留める。

手向けられた花は墓地には多い、
けれどもその黄色い花が目についたのは
それが墓の前にある訳でもなく墓石の裏側で、
まるで浮いているようにも見えたからだ。

倉庫へ向かう足を留めてから、そちらへ向かう。
見慣れた墓石。その後ろでそよぐ花輪。

ああ、と小さく裡で呟く。

朝から色々あったから、
頭から一度は抜けてしまっていたけれども
今日は叔母の命日だった。]

(383) 2015/05/14(Thu) 18時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[黄色い花輪を頭に乗せ絵本の文字を追う姿。
天使のわっかみたいだ、と、花輪を見て連想する。

ルパートが見たらどう思うだろう、
正に、天使。とでも思うのだろうか。

朝、花畑へ行く姿を見送ってから切り取られていた
日常が元の形へと少し、戻ったような気さえして。
ここに来るまで張り詰めていた肩の力が抜けていくのを
感じながら墓石の上からメアリーへと話しかけた。]

 それ、
 キャサリンにあげなくていいのか?

[自分で被ったままでいいのかと、少し笑って。]

(384) 2015/05/14(Thu) 18時頃

【人】 徒弟 グレッグ


 ……綺麗だな。

[そう褒めるのはメアリーのことではなくて、
その上に乗る花輪のことだ。]

 それ、全部自分で作ったのか?
 …崩れないうちにキャサリンに掛けてあげなよ。
 

(385) 2015/05/14(Thu) 18時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[そう、声を掛けてからメアリーと同じように
墓石の裏側に回って、
メアリーの隣に腰を下ろそうとする。

少しだけ、血のにおいがした。
先程血をぬぐったから、それが残っているのかと考えて。]

 …その絵本さ、
 ちゃんと全部読めたんだっけ?

[そう言って、メアリーの読む絵本を指し示す。
毎日少しずつ読んでははじめに戻り、を繰り返している本は
前の方のページばかりが読み込まれて紙がやわらかくなり、
後ろのページの紙はまだピンと張られているのが
横目で見てもよくわかった。]

(386) 2015/05/14(Thu) 18時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[メアリーが絵本を買ってもらったばかりの頃は、
本を読まない従兄はその物語の内容を知りたがった。

どこまで読めた?
おおかみはどうなった?

一緒に文字を追って読もうとはせず、
そうやってメアリーから話の顛末を聞こうとするけど
従妹はなかなか絵本を最後まで読み切れなくて。

そのうち従兄は絵本の中のおおかみが
どうなったのかを聞かなくなった。
従妹が楽しそうに読んでいるから、
きっと楽しい本なのだと結論をつけて。]

(387) 2015/05/14(Thu) 18時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[この場で、キャサリンのすぐ傍で、
村で今起きていることをメアリーに言う気にはならなくて。

本当の妹を見る兄のような気持ちで、
絵本を読む従妹の姿を隣で、眺めている。**]

(388) 2015/05/14(Thu) 18時頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/05/14(Thu) 18時半頃


【人】 徒弟 グレッグ

―墓地―
[>>396一文字ずつ聞こえてくる声に、
うん、間違えていない。と頭の中で相槌を打つ。
メアリーの出すヘンな声には笑って、
綺麗に編まれた花輪をつけたメアリーをまじまじと見た。]

 …教会でそんな絵見たことあるよ。

[人間が描いた絵、天使の描かれた宗教画。
それは別に先程まで居た場所を意図するものではなく
思い浮かんだまま口にしただけのこと。

バスケットの中のくたびれた花輪には、
やっぱり、とわかっていたような口ぶりで笑った。]

 でも、去年より上手くなってる。

[その娘の成長を何よりも喜んでいるのは、
すぐ傍で眠っている叔母なのだろう。]

(424) 2015/05/14(Thu) 21時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 …あれ、まだ俺の知ってるとこだ。
 アカとシロが仲良しなんだろ?

[>>398ちっとも進んでいない絵本の内容に相槌を返し、
俯く様子には気付かずに
もう一度バスケットの中の花輪を気にしながら]

 …早く、キャサリンに見せてあげないと。
 ……メアリー?

[>>399隣で押し黙ってしまった従妹に声を掛けると

やめて、

と嫌がる声が聴こえて。
目を、丸くさせた。]

(425) 2015/05/14(Thu) 21時頃

【人】 徒弟 グレッグ


 ―――――……、

[名前で呼ぶなと言われて、薄く口が開く。
簡単なことの筈なのに、
メアリーに続いて同じように呼ぶことはできなくて。

一度だけ、呼ぼうとしたことはあったのだ。>>1:325
けれども、
そう呼んで、思い浮かんだのはキャサリンの姿ではなく
遠い昔に死んだ本当の母親の姿で。
同じように、
ルパートのことも父と呼んだことは一度もなかった。

キャサリンは、男にとっては母親ではなく叔母で。
ルパートは、男にとって父親ではなく叔父で。]

[ならば、メアリーは。]

(426) 2015/05/14(Thu) 21時頃

【人】 徒弟 グレッグ



 ……わかってるよ。


[>>418お母さんは、お母さんだと。
目を潤ませる従妹の姿に肯定の言葉を呟いた。

従妹だということは勿論わかっている。
けれどもメアリーのことは生まれる前から知っている。
叔父と叔母が嬉しそうに喜びあう姿も。
少しずつ大きくなっていった叔母のお腹も。
泣き虫がわがままを言うようになって、
最近では服装に気遣うようになったことも。]

 ――――……お、……

[大事な…とても大事なことを口にしようとしていた。
けれども、言いかけた言葉は、>>419遮られる。]

(427) 2015/05/14(Thu) 21時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 ―――…はあ???

[思わず疑問符つけて>>419聞き返してしまっていた。

すごくすごくすごく大事なことを言うつもりだったから
ころっと表情と話題を変えてしまった従妹の姿に
呆気にとられた後、少し疲れたように脱力して、
それからふて腐れたようにメアリーの方を見る。]

 ………おとなってどういうこと。

[じろじろと従妹の姿を上から下まで見た。…子供だ。]

 お嫁って…、
 …言うのなら
 ドナルドかジョスランにじゃないのか。

[今のメアリーが選ぶのならその2人のどちらかだと
考えていたから、思ったままを言葉にした。]

(428) 2015/05/14(Thu) 21時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[>>436
肯定の言葉に、メアリーは言葉を続けない。

これで納得してもらえただろうか。
それとも不服なままだろうか。
その表情を見る限りはきっと納得はしてくれていない。

昨晩のジョスランから聞いた話を思い出す。]

(460) 2015/05/14(Thu) 22時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[兄妹ではなく従兄弟なのだと。
早いうちに言った方がいいに決まっている。]

(ああ、でも―――…)
(どうやって切り出したらいいんだろう。)

[簡単な話だと思っていたけれども、
いざ話そうとすると難しい。
名前で呼ぶのは嫌だと言われたその直ぐ後で、
事実を話してメアリーを不安にさせるのも厭で。]

(461) 2015/05/14(Thu) 22時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[結局切り出せないままでいると、
少女はまた表情をころりと変えた。

今はそんなメアリーの性格に感謝をしながら、
大人になったらしき変わらない姿へと目を向ける。
…全くわからないけど、
ルパートに聞けば、わかるのだろうか。

ころっとまた、今度は女の子らしく照れる姿。]

(462) 2015/05/14(Thu) 22時半頃

【人】 徒弟 グレッグ


 え、あ、は?
 ドナ兄ってマーゴットが好きだったの…?

[初めて聞く情報に思わず昔の呼び名が出る。]

 え、ジョスランも?
 聞いたことな…ああ、違うのか。


 ぶっ、


[ジョスランさんとはけっこんしたくない。
ストレートすぎる言葉には思わずふき出しそうになり
手の甲で口許を押さえて。

その手が、小さな少女の手に取られると。
驚いたようにメアリーの姿を見る。>>446]

(465) 2015/05/14(Thu) 22時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[困ったように訴える従妹の姿を間近で見つめて。
目元が、顔立ちが、少しずつ叔母に似てきたと思う。
子供だと思っていたけれど、思っているけれど、

少しずつ大人になって、恋愛ごとも遊びではなく
気にするような年頃になっていくのだろう。]

 ……明日は無理だよ。
 メアリーが結婚できるのは、もう少し先。
 
[この村ではいくつから許されていたのだったっけ。
メアリーの頭を爪の短い手で撫でてから立ちあがる。

今は一番近くにいる異性だから、"兄"だから。
名を挙げられているだけで。

メアリーが結婚できるようになるころには、
メアリーの隣にはどんな男が立っているのか。]

(466) 2015/05/14(Thu) 22時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

 ……お墓まいり、済ませちゃいなよ。
 …それから、
 一緒に宿に帰るよ。

[そろそろルパートが来るかもしれない。
メアリーが叔母にひとりで会いにきたのと同じように、
ルパートも叔母にひとりで会わせてあげたかった。

それに、

メアリーをこの場にひとりで残す訳にはいかなかった。
村で起きている事件を、そのことを思うと。

少し目を伏せてから倉庫の方を仰ぐ。
布袋、教会の片付け――…2つの、惨殺死体。
目の前の従妹は、巻きこまれてほしくない。

あとでまた戻ればいいと、
メアリーに向き直って手を差し伸べた。]

(470) 2015/05/14(Thu) 22時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

 そんな、ゲームじゃないんだから。
 たまったからアガリ、にはならないんだよ。

[>>482そう笑ってから。
引き下がる様子のないメアリーの言葉に、
苦笑にも似た、少し困ったような。
それでいて悪い気もしていない兄心も含んだような
そんな笑みが零れて、吐息のあと小さく頷いた。]

 ―――…わかったよ。
 メアリーが結婚できる歳になったら…真剣に考える。

[きっと、それまでに従妹は本当の恋を知るだろう。
その場凌ぎの言葉にはなってしまったけれども、

それで納得してくれるだろうか、
それまで男のことを本気で結婚させないつもりだろうか。
ちらりと、従妹の様子を仰ぎ見て。]

(502) 2015/05/14(Thu) 23時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[>>501綺麗な花輪が墓石に乗せられ飾られる。
花輪をかぶったキャサリンの姿が浮かぶようだ、
叔母の姿は8年前から歳を取らず変わってなくて。
よく似ている親子だと面影と従妹を見て口端を上げた。

手を引いている間、メアリーが握る手の力に
左手の深爪の傷がピリリと傷んで眉を寄せた。

そういえば、朝は薬を塗るのを忘れていた。
薬は…どこにやったんだっけ。
ちゃんと持って帰って来ただろうか。
玄関口で転んだ記憶しかない、忘れてきたのだろうか。

メアリーの手を繋いだまま、足を留める。
>>505驚いた声には、こちらも考え事をしていたから
特に気には留めずに緩く首を傾げるだけで。]

(507) 2015/05/14(Thu) 23時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

 ―――…ごめん、メアリー。
 俺、診療所に忘れ物してるかもしれない。

 …少し、寄るだけだから。
 そっち側、回ってもいいか?

[スティーブンを嫌っている事は知っている。
寄ることも後回しにすることはできた、けれども。

教会の片付けのことを考えると、
破傷風には気をつけろと、
昨夜言われたスティーブンの言葉を思い出すと
やはり薬は手元にあった方がいい気がして。

宿の台の上に置き忘れている事は頭から抜けたまま、
少しずつ表情を曇らせていくメアリーへと訊いた。]

(508) 2015/05/14(Thu) 23時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

 ……そうする。

[>>519徐々に表情を曇らせていく様子に
村の異変に薄々と気付き始めているのだろうと。

従妹の本当の胸中もわからずに、
苦虫の顔には仕方がないかと苦笑を零して、
了承の声には頷いた。

診療所までの道、口ずさまれる小山羊の歌。
ぽつ、ぽつ、少し遅れてメロディーを反芻しながら
メアリーと共に手を繋いで歩く。

アカとシロは、仲良しで。
この2匹はあの後、どうなるのだろう。

辿りついた診療所の扉を叩く。]

 スティーブン!
 スティーブンは、帰ってる…!?

(527) 2015/05/14(Thu) 23時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

―診療所―
[診療所の扉を叩きながら、
男は少しだけ不安げに
今は未だ閉ざされた扉の奥の方へと意識を向ける。

――…今は、診療時間だっただろうか。
昨晩は静けさを感じていた診療所に、
少しだけ多い、人の気配を感じる気がして。

>>539間もなく扉が開く。
いつも通り、現る家主の姿に勘違いかとホッとして。]

 …ああ、大した用じゃないんだけど…

[>>544メアリーがしゃがみこむ様子に玄関先でいいと、
>>540そう言おうとしてから言葉を止める。]

(547) 2015/05/15(Fri) 00時頃

【人】 徒弟 グレッグ



 ――――…何か、集まってるの…?


[奥の方から、
やはり人の気配がひとりではなく、
複数の気配がする気がして。

スティーブンに訊く声は、怪訝な、不安げな、
そんな胸中を隠しきれない響きになった。]

(548) 2015/05/15(Fri) 00時頃

【人】 徒弟 グレッグ

―診療所―

 …皆って…、
 集会場に集まってた人達?

[それは、重要な話なのではないのか。
そんな話を小さな診療所でやっていることに
また疑念が浮かびかけて、緩く首を横に振る。
少し、深呼吸をしてから眉を下げて苦笑を浮かべ]

 …そっか。
 …なんかさ、そういう…
 大事な話し合いをするんだったら
 酒場、勝手に使ってもいいと思うよ。

[酒場の主ではないけれども村の一大事だ。
きっとルパートも許してくれるだろうと告げて。]

(577) 2015/05/15(Fri) 01時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[教会、と聞こえると男はメアリーを気にするように
一瞥してから少しだけ目を伏せて。]

 …俺、さっき教会行ってきたよ。
 片付けないとって、思ったから…、

 ……確認はしてきたけど、
 まだ、何もできてない。

[これから、メアリーを送り届けてまた戻るつもりだったのだ。
そう、スティーブンに伝えようとして。]

(579) 2015/05/15(Fri) 01時頃

【人】 徒弟 グレッグ

 ……メアリー?

[>>565隣の、従妹が発するか細い声に視線を移した。
>>567様子が変だと、スティーブンの言葉通りに。
従妹の姿はいつも通りの溌溂としたものではなくて。]


 …ごめん、
 メアリー、少し気分が悪いみたいだ。

 ……中で、休ませてやってもいい?

[村の医師へと、そう訊いた。]

(580) 2015/05/15(Fri) 01時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[>>6004人。
4人と言われて奥の方を見る。
男の位置からではスティーブンと仕切りが
影になって全員の姿までは確認できない。

黒い犬の息使いは聞こえた、これでひとり。
赤毛が覗くのは見えた、これでまたひとり。
スティーブンが帰るよりも先に使われていたのなら
猫のような狗の青年もいるかもしれない、
これでまたひとり
―――…あとのひとりは、わからない。]

 ……ごめん。
 どうしていいか、わからなくて。

[教会の2人の片付けの申し出には小さく頷く。
もう一度あの場に行って平静でいられる自信は
あまりなかったからありがとうと呟いて。]

(614) 2015/05/15(Fri) 01時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

[少しだけ、>>600表情の歪む様子に、
宿での叔父との様子は察せられて一度、口を噤む。
ラディスラヴァの話とベッドの承諾を得ると
もう一度礼を言って、メアリーの方を見て。]

 メア…

 あ、ちょっと!
 メアリー!

[>>588明確な拒絶に、少し目を見開く。
男の手をすり抜けて、
診療所から離れようとするメアリーを慌てて追いかけて。]

(615) 2015/05/15(Fri) 01時半頃

【人】 徒弟 グレッグ


『人を殺した人がいる、から…――。』

[その、メアリーの声は。
8年前の、キャサリンのことを、
スティーブンのことを指していたのだろうけれど。

その言葉を聞いた男が連想したのは、
教会で見たあの光景で――――]

(616) 2015/05/15(Fri) 01時半頃

【人】 徒弟 グレッグ



 ―――――……、


[思わず、診療所の方を振り返る。
入口に佇むスティーブンの姿を、
奥に留まる4つの影の姿を、

見つめて、
その瞳に確かな怯えの色を宿した。]

(617) 2015/05/15(Fri) 01時半頃

【人】 徒弟 グレッグ

 ―――…ごめん。
 昨日から、気が立ってるんだ。

 …多分、不安なんだと思う。



 だから、

[ゆっくりと目を伏せる、
>>603メアリーの残していった言葉に
>>621スティーブンの返す言葉に、
顔を上げることができなくて、
ごめん。と、短くもう一度呟いて。]

(623) 2015/05/15(Fri) 02時頃

【人】 徒弟 グレッグ


 ……何か、重要なこととか。
 決まったらさ…、

 言ってくれたら、伝達とか…するから。

[ここで話が決定しても皆に伝わらなければ意味がない。
配送の関係で、村中を駆けるのは慣れているから。
スティーブンから、
奥の4人にも伝えてもらえるだろうか、そう告げて。

薬はここにはないという。
そのことに礼を言うと、メアリーの後を追って
診療所を後にした。]

(626) 2015/05/15(Fri) 02時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[去り際に、ジョスランに呼び止められるのなら。
一度足を止める。聞かされた言葉に瞬いて。

その後、ジョスランにぽつぽつと言葉を返してから
メアリーの後を追って行った。]

(634) 2015/05/15(Fri) 02時頃

【人】 徒弟 グレッグ

[メアリーの後を追って、宿屋に戻る。
誰がいただろうか、
誰が残っていただろうか。

ぽつぽつと、告げるのは
メアリー話していた投票のこと。
―――…一種の粛清だろう。
>>472幼い頃、ルパートかキャサリンから
似たような話を聞いた記憶もあるのだ。

宿にいる人達はその話を聞いてどのような顔をしただろう。

男は―――…
ふと、叔父の姿を探した。
それから、帰り際のジョスランの言葉を思い出す。

ひどく、息苦しい心地がして。
裏手でひとり、胸元布地を強く握りしめた。**]

(650) 2015/05/15(Fri) 02時半頃

徒弟 グレッグは、メモを貼った。

2015/05/15(Fri) 02時半頃


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