41 アンデッドスクール・リローデッド
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親方 ダンは、メモを貼った。
ginlime 2011/12/13(Tue) 20時頃
親方 ダンは、メモをはがした。
ginlime 2011/12/13(Tue) 20時頃
親方 ダンは、メモを貼った。
ginlime 2011/12/13(Tue) 20時半頃
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―屋敷の中で・決着のついた後―
[不確かとなってゆく体>>7:+36のままで、斬り捨てられた田原>>13を見つめる。 どれほど時間が経ったのだろう。 行き交う人々もいただろうが、今、この場には誰もいない。 「いろは」も、コーネリアも、ローズマリーも、レティーシャも。 命あるものは……いや、実体として動けるものは、誰もいない。 この時はすでに各々が辿る運命を、終えた後のことだったのかもしれない。 やがて、彼を見下ろしている事に咎めを感じ、男はその場に座り込んだ]
……悔しい、ですよね。
[生徒に見殺しにされたことではなくて。 教え子を守りたいという教師の意思>>7:80を、貫き通せなかったことが。 男は、幽界の煙草とライター>>4:+12を、田原の傍にそっと添えた。 彼が喫煙者か否かはともかく、何かを供えずにはいられなかった。 散った男に冥福を。弔辞の代わりに、己の決意を]
(76) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
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……俺は、一度学園に戻るつもりです。 もしかしたら、生き残っている生徒がいるかもしれませんから。 それに……俺の居場所は、そこだけですしね。
[この屋敷へと向かう時。 リスクと計りをかける>>2:298ことで、目を瞑ってしまった生徒たち。 戻らなければ。例え実体のない体であっても。消えつつある存在であっても。 男を、今の男へと、導いてくれたあの場所へ]
もし、学園にいらした際は、また一杯やりましょう。 俺たちが飲める酒があって……お互いその時まで、「存在」を保てていたら。
[逝人としての感性ゆえか。 屋敷で行われている――――もしくは、すでに行われた出来事は、男はきっと把握していたことだろう。 その上で、自身の居場所はここではないと、屋敷を後にしたのだった。 なぜかやたらと懐かれた、実体のない熊を従えて]
(77) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
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―屋敷から出て・変わり果てたこの街で―
[死者のたむろする車道を歩く。 右も、左も、この街の全てが、生を失ったものばかり。 無残と化した歩く躯か、未来を奪われた逝人か。
死んだ。死んだ。死に絶えた。 誰も、彼も、男も……そして、この街で生を営んでいた、あなたの大切な人達、も。 笑い、泣き、ささやかな会話を交わし、時には孤独を、時には誰かを愛おしく感じさせてくれたこの街は、今は全てが失われ、『悲しみ』さえもが残ることを許されず。 ただ、時折上る光の柱>>4:+13>>4:+14>>4:+15が、新たな消滅を示すのみ……。
……いや、違う。 代わりに聞こえるのは機械音。外部からの侵入者。 バラバラバラと聞こえてくるのは、上空を舞うヘリ>>27の音か。 ならば、タタタタタッと響くのは、一体何の音なのだろう]
(78) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
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……止めてください。
[その光景を目の当たりにし、力なく、立ち止まる。 遠く、遠くの道路の先で、赤い花が、散っている。 砕かれ、飛び散り、咲き散っていく亡者の抜け殻。 街に踏み込んだ者達が放つ自動小銃の弾丸により。 タタタタタッ。タタタタタッ。 タタタタタッ。タタタタタッ]
これ以上は、もう、止めてください……。
[進軍する歩兵。兵士達を乗せ死者を踏み砕き近づくバン。 彼らの歩むその後ろには、累々と積み重なる躯の山。 見るも、無残な姿となって。 彼らの登場が、何かの引き金となったのだろうか。逝人達が光と化す。 次から次に。無数に連なり、光となって消えていく魂。 全てを根こそぎ食らう救出者の群れに、絶叫した]
(79) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
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――――俺達の街を、これ以上!!
[耐えられなかった。 ウイルスに虐殺された者たちが、新たに蹂躙されていく姿に。 耐えられなかった。 救いだとは分かっていても、全てが一掃されてゆく喪失に。 けれど、男の叫びはいつだって空しいもの。 目の前にいた、街人だった者達が、粉みじんとなり赤く散る。 男と熊を素通りし、一路この道を突き進む、勇猛なる兵士達。 そんな彼らの1人から、すれ違い際に傍受した通信]
『こちらβ! 意思保有型と接触。戦闘を開始する!』
[きっと、男のようにウイルスに半端な耐性を持つ者が、他にも存在していたのだろう。 『意思保有型』そうか、己はかつてそう呼ばれる存在だったのか。 リンダの父が知っているなら、その存在は、当然彼らも知っているはず。 対策も、知っている。壁を作ったものならば。 おそらく、白いプロテクターで完全防備を固めているのも、感染者の返り血を明確に視認するため――――]
(80) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
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[兵士達の一群が抜けた後。残されたのは、動くもののない荒野。 砕かれた死者はもう、動かない。この世に残された魂達も、見捨てたように消え絶えた。 背後ではまだ、続いている。 タタタタタッ。タタタタタッと音がする。 この街を救うために――――この街を、破壊する。 ここでないどこかに大切な人がいるであろう、彼らもきっと、命を賭して]
これが、現実なんですか。なんて、救いのない……。
[男は、空を見上げて喘ぐ。 その脳裏には、神に挑んだ教え子の声が。 そうだ。彼は言っていたのだ。男の半分も生きていない彼が。 『俺が世界の理をかえてやる』>>5:+23……と。 挑もうとしたのだ。勇敢に]
神様…………。
[ヘリが、編隊を組んで飛んでいく。男をすり抜けた軍人達が、道路を通じ、一路屋敷へと突き進む。 それがいつかは分からない。 けれど……やがて彼らはその歩みのまま、屋敷へと踏み入っていくことだろう]
(81) ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
ginlime 2011/12/14(Wed) 21時半頃
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―屋敷から離れ・再び蹂躙されるこの街で―
[男は、空を見上げている>>81。 光と化した無数の命を、無限に飲み込む天を仰ぐ。 周囲は一面赤い花。アスファルトに散る、砕けた人と未来の残骸。 屋敷を遠く背にしたまま、一面に広がる光景が、壁に描かれた絵を想起させる。 そうだ。男はあの絵を見ていた。あれは、屋敷を出る>>77直前のこと。 虚ろな視界が、抜け殻となった暁が散らばる2階の一室に向けられて。 そこには、壁に描かれた赤い絵が>>6:95>>6:101>>6:104。
男には、それが何を描いたものなのかまでは、分からなかった。 まして、平穏な時に約束した>>1:-38、コーネリアが描いた『白血球』の絵>>7:*28などとは。 ただ、悲しいモチーフだとは、感じたはずだ。 救いの断たれた、先のない、男にとっては絶望を暗示させる未来図。 死体の折り重なるこの街の風景が、かつて見た赤一色で築かれた世界と同化して。 慈悲を求めた哀願の瞳が、感情の炎に焼かれて崩れ。 男は、天のさらに奥へと向かって、怒声を放ったのだった]
(84) ginlime 2011/12/15(Thu) 21時頃
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神がぁっ!! これが貴様の決めた結末か!!
[指を突き立て、目を見開き。怒りをたぎらせ天に問う。 だとしたら、なんと非情で、なんと理不尽。 認めない。認めない。そんな運命など受け入れない。 かつて教え子が放った決意>>5:+23が、男の胸に伝播する。 セシルは、神を殺そうとした。大切な人の未来を望み。 ならば、己は一体どうする? この無情な現実が、神の定めた道だとするならば]
俺は絶対に認めはしない。神がぁ!! 俺と勝負しろ!!
[自身でも何を口にしているのか分からないまま、男は感情のままに戦いを挑む。 いるかどうかも分からぬ神に、逆らうことを決意する。 世界の理に対する挑戦。無知で、無謀で、罪深い挑発]
(85) ginlime 2011/12/15(Thu) 21時頃
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俺は、貴様の思い通りにはならない。貴様の決定には従わない。 貴様の決めた理に抗い、決して貴様の御許などに向かいはしない。
どうだ!? 悔しいか!? 悔しかったら、俺を消滅させてみろ!!
俺が消滅したら俺の負け。 だが、この街に俺が存在し続けることができたなら……俺の勝ち。 仮に貴様が存在するなら、この戦いを受けてみろ!! もし、俺が負けたなら、どんな辛苦でも受け入れよう。 だが……俺が勝ったなら。 貴様が負けを認めるまで勝ち続けることができたなら……。
[暫時、息を静寂。 男は、続けた望みの言葉に、全ての感情をぶちまけた]
(86) ginlime 2011/12/15(Thu) 21時頃
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この街を、満たしていた平穏を……俺たちに返してくれ!!
[儚い言葉しか持てない男の、一方的な宣戦布告。 神に挑んだ教え子に倣い、虚ろな体で吠え叫ぶ。
タタタタタッ。タタタタタッと音がする。 そう遠くもないどこかでなおも、街の破壊は続いている。 止められない。止められない。 この破壊は、止められない。
やがて、男は腕を下ろすと、躯の積まれたアスファルトの上を、目的の場を目指して歩きだす。 神への問いかけに対する答えは、当然、返ってはこなかった**]
―屋敷から離れ・再び蹂躙されるこの街で・了―
(87) ginlime 2011/12/15(Thu) 21時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
ginlime 2011/12/15(Thu) 21時頃
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―いつか未来・夜の、この職員室で―
『先生。1人だけなんですか?』
[入ってくるなり口にした男子生徒に向けて、私は え? と周囲を見渡した。 暗がりの中に燈るデスクトップライトは、私のところしか照らしていない。 みんな、いつの間に帰ってしまったんだろう。 時計を見て、ため息をつく。 教師になって3年目。 慣れた気になって先送りにしてきた小テストと資料の作成は、まだ、当分終わりそうにない]
みたいね。遅くまで、お疲れ様。
[資料室のキーを返しに来た、生徒会に所属している彼は、『……1人で、怖くないんですか?』なんて、不安げに視線を周りに走らせている。 別に。どうして? と聞いてみたら]
『だって、あの話があるじゃないですか』
(102) ginlime 2011/12/16(Fri) 01時頃
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『職員室で1人で居残りしていた教師が――――』
[……だって。 シャラップ。彼に立てた人差し指を突き出して、その先を受け継いであげる]
熊を連れた大男の幽霊と出くわして、でしょ?
[その話なら、知っている。 幽霊が何をしてくるのか。どんな表情をしているのか。 そこら辺は曖昧で、話す人によってまちまちだけど。 『熊と大男』。不思議とそのカップリングは、乱れることなく伝わっている。 何かよく分からないけど、都市伝説ってそんなものだ。 そう。所詮は都市伝説。私は、幽霊なんて、信じない。 そうはっきりと告げてあげたのに、彼はまだ不安げで]
『でも、何か信憑性があるじゃないですか。 ほら。大昔に起こったあの事件の犠牲者で、って……痛っ!!』
(103) ginlime 2011/12/16(Fri) 01時頃
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だったら、なんで熊がいるのよ。
[余計なこと言ってきたから、こつん、と手にしたファイルの角で小突いてやった。 その話は、決して解禁じゃない。 年配の教師だったらなおさら。若い私にだって、その位の分別はある。 軽々しく口にしちゃいけない。 ずっと昔に起こった事件についてと。今もなお――――]
そんなことより。先生ももうすぐ終わるから。 あなたも、用事がすんだらすぐ帰る!
[まっ、いっか。それ以上のことは考えない。 悲しい話は、これでお終い。今は目先の仕事が大事。 これが終わったら、繁華街によってラーメンでも食べに行こうかな。 そんなことを考えながら、職員室を出ていく生徒の背中に、呼びかけた]
――――――――また、あした**。
―いつか未来・夜の、この職員室で・了―
(104) ginlime 2011/12/16(Fri) 01時頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
ginlime 2011/12/16(Fri) 01時頃
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[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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