131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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[「王の怒り」は砕け、収束しつつあった光は消えた。>>0 同時に天雷の音も消え始める]
終わった……?
[静寂の中、少女は戒めを解き、文字列を元の黒衣へ戻す。 疲労から緩やかに落ちつつある意識へ身を任せかけていた、その時>>1]
(2) 2014/08/28(Thu) 01時頃
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[――――――ドクン]
[存在しないはずの鼓動。 そして僅かな温もりを保っていた胸の奥が、急速に冷えつつあるのを感じた]
シーパル!?
[悲鳴と共に、軋む体を無理矢理起こす]
シーパル……嘘、だよね……?
[直接見た訳ではなく、根拠がある訳ではないのに。 悪い予感と震えが止まらない]
(3) 2014/08/28(Thu) 01時頃
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[預言書による力の反転は、どうやら成功に終わったようだ>>4。 かつては近付くことすら出来なかった、絶対防御の聖具《レガリヤ》。 それに力が届いたのは、黒き天雷の甚大なエネルギーと、ヘクターの王たる資質のお蔭だろう。 しかし、勝利を喜んでばかりもいられない。 親友のこともあるが]
……偽物? 一体いつから……。 それに本物は、一体何処へ……?
[黒衣の預言書がラディエルの書を圧倒した訳では、どうやらないらしい。 その行方を思えば、不安は一層募るのだった**]
(6) 2014/08/28(Thu) 01時半頃
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そうですね。まだ戦いは終わっていない……。
[アマト>>8に頷く。 ルンフィアに「魔女」の声が響いたのはその時だった>>11]
"百人目の光の主立ち上がる時、 光と闇、長きに亘る争いに、決着の時が訪れん"
――結末も、あたし《預言書》には見えている。 でも、あえて言わせてもらうわ。
[クラウディアの宣言>>18に、少女は胸元を手で押さえて宙を睨む]
(28) 2014/08/28(Thu) 20時半頃
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あたしは勝つよ! 預言書と、みんなの未来と――
[その時、少女の身に起こったのは、ささやかな奇蹟。 花弁に溜まった朝露が零れるように。 その眦から一粒の、透明な雫が流れ落ちる]
――親友に、誓って!
(29) 2014/08/28(Thu) 20時半頃
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457ページ60行。
"不吉なる鳥は天に満ち、災禍の時を鳴き交わす。 真に恐ろしきはその声ではない、それすらも消えた静寂の時である"
――飛難の相《フェイズ・レフュージ》!
[ざわり、黒衣が形を変え、少女の背に羽根の輪郭だけをなぞったような、奇妙な翼が生える]
あたしは大丈夫です。行きましょう!
[ヘクター>>25が豪快にステンドグラスを突き破る。 その背を追い掛けるように、少女も大聖堂を飛び出した]
[天が青く晴れ渡っていたならば。 少女がその背に負うものは、青色の翼に見えたことだろう]
(30) 2014/08/28(Thu) 20時半頃
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[クラウディアの生み出した竜巻>>27を、縫うように飛ぶ。 大魔神の巨大な姿は、程無く捉えられた]
見つけた! もうこれ以上、あなたの好き勝手には――
[ドクン。 クラウディア>>31の言葉に、警戒するかのように、胸の奥の欠片が震える]
堕天使……ですって? まさか――!
[魔神の背に、6枚の漆黒の翼が生まれる>>32。 その翼の色を、忘れるはずがない。 そして――]
(33) 2014/08/28(Thu) 21時頃
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……今、残りの一つ、って言ったの? ねえ、あなたが持ってるそれって……。
[訊くまでもない。 答えは、目の前で今まさに、展開されている]
やっぱり……そうなんだ。 シーパルは……!
[ぐら、と、宙に浮く少女の身体が揺らいだ。 しかし、落ちはしない。持ち堪える。 そして漆黒の瞳は真っ直ぐに、クラウディアを睨み付ける]
使いこなす、ですって? 所詮デカブツにでっかい羽根生やしてるだけじゃないのよ!
(34) 2014/08/28(Thu) 21時頃
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[その声を嘲笑うかのように、魔神の手には漆黒の鎌が握られる]
幾ら力を見せつけたってね、似合ってなきゃ全然意味がないんだから!
[黒衣の袖と裾が短くなる。 代わりに少女が手にするのは、漆黒の片手剣と盾]
だからその水晶――返してもらうよ!!
[そして果敢にも、魔神の懐へ飛び込もうとする]
(35) 2014/08/28(Thu) 21時頃
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[クラウディア>>36の物言いに、唇の端を切れそうな位に噛んだ]
落ち着いて……覚悟はしてたじゃない。
[ここで怒りに身を任せる訳にはいかない。 だから剣と盾を握る力を強くし、耐える]
くっ!
[大鎌の初動より早く、魔神の懐へ潜り込むのは難しくはない。 けれどその先に待つのは、クラウディアの魔術による援護だった>>37。 剣で魔神に斬り付けるのは諦め、急旋回して回避を図る。 黒衣の端を灼かれながらも、どうにか光の槍をかわす――だが、魔神へ背を向けた姿は、大鎌の恰好の餌食となるだろう]
(38) 2014/08/28(Thu) 21時半頃
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――でもね、あたしもただで突っ込んだ訳じゃない!
[大鎌が掠める恐怖に表情を固くしながら、顔だけを振り向かせ、右手を後方に伸ばす]
103ページ25行。
"如何なる者も無限に真っ直ぐに進むことは出来ない、 地平線を見ている時、其の者は足許を見ていないのだがら"
――壁難の相《フェイズ・ブロック》!
[その手の示す先には、大鎌を振り下ろすべく、今まさに重心を移動させようとする魔神の足があった。 移動の際の、僅かな均衡の乱れ――その隙を突くように、黒い壁を魔神の足許へ生み、その体を傾けようとする]
(39) 2014/08/28(Thu) 21時半頃
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[撃ち出された魔力の塊>>40に、声と気配は感じても、視線を向ける余裕はない]
その図体で飛ぶなんて……。 解りやすい弱点は対処済みってことね!
[振り下ろされる漆黒の鎌>>41の勢いは止まらない。 少女は覚悟を決めたように、溜息に似た声を漏らし]
焔難の相《フェイズ・イラプション》――吹き飛ばせ!
[両手を眼前で交差させながら、その直前へ爆炎を呼び出す。 ――ただし、敵を吹き飛ばすことなど期待してはいない。 少女は黒衣のヴェールを前方に集中させると、爆風で自分自身を後方へ吹き飛ばした]
(44) 2014/08/28(Thu) 22時頃
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あつっ……
[黒衣の布が焼けて散り、顔や手にも熱傷が出来る。 しかしそれでも、大鎌に斬られるよりマシと思うしかない。 残る黒衣に風を孕ませ減速するも、結局はほとんど叩きつけられるような形で地に落ちる。 それでも少女は、身体の軋みを堪えるように前を、仲間の方を見た]
アマトさん……お願いします。
[入れ替わるように前に出て、ドナルドと対峙するアマト>>46に呟く。 そしてヘクターの方を向き]
ヘクターさん。前衛は、「王の剣」を持つ貴方にお願いします。 ……悔しいけれど、あたしでは手が届きそうにないから。 その代わり、魔法の防御と援護は、全力でしますから!
[そう役割分担を申し出た]
(48) 2014/08/28(Thu) 22時半頃
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平気……です。 今はあたしより、敵の方を見てください。
[庇うように立つヘクター>>53に首を振る。 こちらの作戦は了承され、ヘクターは空へ舞い上がった]
屈難の相《フェイズ・リフレクション》!
[光のシャワー>>51が王や自身へも降り注ぐなら、屈折により起動を逸らし。 王の出陣から万難を排す]
(55) 2014/08/28(Thu) 22時半頃
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[王の軍勢への呼び掛けで、陣形が整い始める>>57。 そして強大な魔神へ、人々が力を合わせ立ち向かい始めていた>>58]
見事です……!
[そして少女は、クラウディア>>61が神聖十字軍へ指示を出すのを見た。 彼女が使っているのは――「王の声」の、レプリカ]
正典進行《カノンコード》!
[少女は黒衣の形態を変化させる。 その声を軍勢に響かせるために]
みんな――よく聞いて! 本当の「王の声」はどちらなのか! 正しい王の声に従って! 王の正しさに迷うなら――この場は剣を収めて下がりなさい!!
(66) 2014/08/28(Thu) 23時頃
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させないよ!
[集まりつつある焔の力に視線を向ける>>63]
水……じゃ弱いね。 350ページ10行。
"もがけ、苦しめ、のたうち回れ。 無とは苦痛なり、そしてその苦痛もいずれ無に消えよう"
――空難の相《フェイズ・ヴォイド》
[業火の出現>>64と術の完成、どちらが早かったか。 焔を抑え込むべく周囲に真空が出現し、細かく分断された焔は、限られた空気を燃やし尽くして消え去った]
(68) 2014/08/28(Thu) 23時頃
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ヘクターさん!
[焔に呑まれる姿と叫び>>71に不安げに叫ぶも。 直後に焔が消え、突撃を続けるヘクターの姿が見えた]
[そして、王の剣は大魔神へ届き、その巨体が崩れ始める。>>72 一瞬喜びの表情を浮かべるも、クラウディアの手中へ戻る水晶を見て、それは苦々しげなものに変わった]
……その呪文は。
[クラウディア>>74が詠唱を始める。 その呪文を――預言書ではない、死せる少女は思い出した]
止めなきゃ……!
(83) 2014/08/29(Fri) 00時頃
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[かつて潰された胸が、締め付けられるように痛む。 ヘクターが薔薇のドームを生み出すが、それにも徐々に亀裂が入り始める>>79]
はい。 ……あの時のようには、させない!
"水面を揺らす雨垂れが、水底に届くことはない。 それは己の姿を映し、波紋と共に崩れ去る"
――浮難の相《フェイズ・フロート》!
[ヘクターの硬き障壁の上に、薄き水面が広がっていく。 ただし術による障壁は、見た目通りの薄さではない。 柔らかく深き壁として、隕石を受け止める]
(84) 2014/08/29(Fri) 00時頃
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あの時……みんなが必死に、あたしたちのこと護ろうとしてくれたから。
[クラウディア>>85の呟きに顔を上げる]
あたしはそれを見てたから、対抗する術を見付けることが出来たんだ。 ――ルーベリオンの人たちの戦いは、無駄じゃなかった!
[少女は声を上げた。 為す術もなく滅ぼされた国の人々に、届かせるように]
一人一人の力じゃ勝てないけど……あたしだって、きっと頼りなく見えてると思うけど! それでも、一つ一つはちゃんと次に繋がってる! もうすぐ――届くよ!
[その叫びに応えるように、ヘクターが焔の刃を生み出し放っていた]
(87) 2014/08/29(Fri) 00時半頃
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亡霊なんかじゃ、ない。 だってあたしの声は――生きてる人にだって、届くから。
[少女は両手を、平行に前へ出す。 同時に、黒衣は666の紙片となって散り。 少女の両手の間に、整列して納まっていく。 そして預言書は、本来の書物としての姿を取り戻した]
……ヘクターさん。
[少女は巨大な黒剣を手にした王>>90の方を向く]
一瞬かもしれないけれど、クラウディアの動きと魔法、全てを止めます。 その時に――決めてください!
[確信に満ちた口調で、ヘクターへと声を掛けた]
(91) 2014/08/29(Fri) 01時頃
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終わりにするのは――あたしの方だよ!
[光に包まれる「王の錫」。>>92 狙い通りだと、少女は微かに笑った。 少女が見出した切り札は、光の力にこそ強く働くのだから]
預言書には出来なかったけど、あたしには出来ることがある。 それは、この預言書を、"外側から"読むこと。
[少女の右の親指が、預言書の裏表紙に触れた]
世界の終わりの預言。 世界が終わるのは嫌だから――あたしはこれを、あなたとの戦いを終わらせるために使うよ。
[そして少女は預言書を開く]
(96) 2014/08/29(Fri) 01時半頃
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666ページ、66行。
[預言書の最後のページを開いて。 少女は厳かに、末尾の文節を告げる]
"かくて全ての光は闇へと還る。"
[それは闇の内より生まれた光の、闇への回帰]
(97) 2014/08/29(Fri) 01時半頃
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最終相《ラストフェイズ》――時空の地平線《イベントホライズン》
[少女は握った右手を伸ばし、掌を上に向けて開く。 そこにあったのは、角砂糖ほどの大きさの黒い立方体。 そしてその立方体は――この世界と同じ質量を持つ]
(98) 2014/08/29(Fri) 01時半頃
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[光を吸い込み、時空すらも捻じ曲げる。 そこにあるのは暗黒天体《ブラックホール》。 ただし、それが作用するのは「光の力を持つ者のみ」]
[如何に超重力といえど、魔法で抵抗すれば潰されることはないだろう。 しかし、意志を持たない「魔法そのもの」は、そうはいかない。 彼女の放つ光の魔法は、捻じ曲がりながら闇の奥底へ落ちていく]
[それでも――ほぼ無尽蔵の魔力は、杖を輝かせ続けていた]
(99) 2014/08/29(Fri) 01時半頃
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[光と闇の交錯する一瞬。 ヘクターの呼び出した楯>>95が、一瞬早く到達した光から少女を護った。 しかし、暗黒天体《ブラックホール》を抜け出した光は、楯の亀裂から射し込み命なき少女の身を浄化せんと灼き続けていた]
ぐっ……
[大魔術の反動で、少女は膝を着く。 自身もまた、巨大な重力に縛られているかのように]
ヘクターさん、……お願い……!
[懇願にも似た声を絞り出し。 少女の姿は、光へ呑まれた**]
(100) 2014/08/29(Fri) 01時半頃
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……クラウディア……。
[光の向こうに、鮮血を零しながら、それでも歩き続ける教皇の姿を見た。>>116 その時初めて少女は、憎い敵だとしか思っていなかった彼女の、真の姿に気が付いた]
ああ、この人は。 ……いいえ、この人も。 たくさんの人の想いを背負って、戦ってきたんだ……。
[地に伏し、眩い光に身を灼かれながらも、少女はぎゅっと拳を握る]
見届けなきゃ。 過去の歴史と、未来の預言を背負う者として。 現在《いま》の戦いを……。
[もう動くことは出来ないけれど、せめてもというように目を凝らした]
(121) 2014/08/29(Fri) 21時頃
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……漆黒の、太陽……。
[光も、闇すらも凌駕する闇の太陽が、天に浮かぶ>>126]
"天に浮かぶは闇の太陽。 約束の千年の終わり、勝利したのは闇であった"
[白拡錫杖が砕け、クラウディアへ闇が迫る>>133のを見届けて。 少女は預言書の一節――この戦いの結末を示す部分を呟いた]
やりましたね……。
[黒衣の文字が急速に蠢く。 歴史の1ページの確定が、預言書に大きな変化をもたらしたのだ。 しかし、少女がそれを目にすることはなく]
[光の消えた世界で、少女もまた目を閉じた**]
(134) 2014/08/29(Fri) 21時半頃
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