105 CLUB【_Ground】
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― 回想・寮 ―
[かけ合わせた種族の影響か、やっぱりヤニクの方が体力があって、いつも遊ぶ時は先に休憩することが分かった。 だからその間に、ティーから貰った画用紙に、ティーから貰った色鉛筆で絵を描く。 ヤニクが覗き込むのもいつものことで、描いたものを尋ねられるのもいつものことだった。 褒められるのはやっぱり嬉しくて、ふにゃふにゃと頬が緩む。]
えへへ、いっぱい練習したんだよー。
これはねー、この前のご飯で出た苺だよ! これはー、広間にあるふわふわボール。 これはね、ヤニクのもふもふしっぽ!
[一番好きなものはなんだろう。ずっと考えている。 だから書く物は全部好きなものばかり。 本物のヤニクの尻尾にじゃれついて、小さな耳をぴこぴこ揺らした。]
(127) kuon 2013/12/26(Thu) 00時頃
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― 回想・寮 ―
[ヤニク>>130が指差したふわふわボールを見て、こくりと頷く。 同じ名前でも色とか形とかが違うんだ。 それを言ったら、また褒めてくれるかな。 頭に自分で振れて、丸い目をゆるゆると細める。]
うん、僕、ヤニク大好きなんだ!
[好きってこんなに簡単に言えるのに、どうして伝えたい人に言えないんだろう。 暗くなりそうな頭をぶんぶんと振って、ヤニク>>131のおねだりににこにこ笑った。]
ひゃ………うー、いい、よ! 一緒にお絵かき、しよ!
[ヤニクの尻尾は元よりも長くできていて、だから耳に噛みつかれることだって簡単だっただろう。 ぴゃっと飛び上がりそうになっててしてしとヤニクの背中を軽く叩きながら、画用紙と色鉛筆を差し出した。 一緒はすごく、楽しいね。]
(132) kuon 2013/12/26(Thu) 00時半頃
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― 回想・寮 ―
[決めた。自分で決めた。選んだ。 そう思っても時々、叶わぬ願いを口にしてしまいそうになる。 ヤニクが似たような想いを抱いているとは知らぬまま、だからこそこれ以上触れないようにと、心の中で言い聞かせた。]
えへへ、照れるんだよー。
[耳が恥ずかしそうにぴこぴこ揺れる。 ヤニクは優しくて、強い。 憧れの視線を向けながら、ヤニクが描きやすいように後ろを向いた。]
ヤニクー、できたー?
[7分ほどたってから、くるりと振り向く。 そこにある目を見て、丸い目を大きく見開いた。]
(135) kuon 2013/12/26(Thu) 01時頃
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ヤニクすごい! 初めてなんだよね? 僕よりずっと上手いよ!
[いくつかの色を使って描かれた絵はヤニクみたいに優しい雰囲気を纏っていて、嬉しくて嬉しくて、大きな尻尾をぶんぶん振った。 ふにゃふにゃと笑って、頭を撫でようと手を伸ばす。]
(136) kuon 2013/12/26(Thu) 01時頃
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― 回想・寮 ―
えー、ヤニクわがままー。
[なんて、ヤニク>>138の文句に冗談交じりで返したりして。 数週間前までは、こんな日常が続けばいいと思っていた。 完成していたパズルはとても綺麗で、眩しくて、壊れることなんてないと信じていたから。
けれどそれは思ったよりも脆くて、少しずつ少しずつ、手のひらから砂のように零れていってしまう。 この胸を貫く痛みも、いつか消えてなくなるのだろうか。]
嫌だ、なぁ。
[ぼんやりと無意識に呟いた声は中空に溶け、何でもないと笑う。 ヤニクにとって自身がどんな役割を持っているかも知らないまま、皆にとって、あの人にとって、記憶の中の自分が笑顔であればいいと、ただそれだけを願った。]
(140) kuon 2013/12/26(Thu) 01時半頃
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僕が先生?
[ヤニク>>139の声に不思議そうに首を傾げる。 その言葉が何だかくすぐったくて、小さな耳がぴょこぴょこ揺れた。]
え、あ、うん。
[言われるままに、ヤニクの絵へ自身の名前を書く。 仮初の名前、けれどこうして誰かが自分を呼ぶたびに、身体へ染み渡るような気がする。]
えへへ、ヤニク、ありがと。 ぎゅってして、いい?
[言いたいことはたくさんあって、けれど言葉にできなくて。 だからこのふわふわした気持ちを抱きしめることで伝えられたらいいと、そわそわしながら尋ねた。]
(141) kuon 2013/12/26(Thu) 01時半頃
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― 回想・寮 ―
[ヤニク>>144に尻尾をくすぐられて、悲鳴を上げてみたりしながらも、表情は自然と笑っていた。 暖かくて、優しくて、ふとすれば泣いてしまいそうな程に愛しい時間に頬を緩める。]
んーん、そうじゃないの。
[遠くから連れ戻してくれたのは、ヤニクの声だった。 大切なお友達、優しくて繊細な、ふわふわのお友達。]
ヤニクぅ………。
[ヤニク>>145の言葉が嬉しくて、だからこそどうにもならない今がもどかしくて、ヤニクに抱き着いた。 これまで過ごした日々も、ヤニクとも思い出も絶対忘れないだろう。 忘れるのはただ一つだけ、だけどそれがとても悲しい。]
(146) kuon 2013/12/26(Thu) 01時半頃
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ありがと、ヤニク……僕、ヤニクがいてくれて、良かった……。
[決めたことなのに、選んだことなのに、どうしても迷ってしまう。 弱い心はどうしても手を伸ばしてしまいそうになる。 だから指を白くなる程に強く握り締めて、ヤニクの首筋に顔を埋めた。 決意を思い出すように、ヤニクのことを刻みつけるように。]
明日も、明後日も、いっぱい遊ぼうね。
[別れの日まで、ずっと。 この日のことを、僕は永遠に忘れないだろう*]
(147) kuon 2013/12/26(Thu) 01時半頃
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― 回想・自室にて ―
[どんなに今を願ったって、時は平等に進んでいく。 お腹だってすくし、眠くなるし、気持ちいいことをしたくなる、し。 サミュだったり、フーだったり、時には愛玩動物仲間と一緒にだったり、どうにかこうにかやりくりしていたのだけれど、今日扉の向こうから届いた声>>@38に、目隠しで覆われた睫毛が震える音がした。]
あ、あぁ――――っ!
[僕の身体はおかしくなってしまったのかもしれない。 ティー>>@39の手に触れられるだけで、熱くて、熱くて、普段よりずっと、乱れてしまいそうになる。
その理由もたぶん分かっている。 けれどそれは、自身とヤニクだけの秘密だ。 本人にすら伝えることのない、埋められたままの想い。 だからバレないように声を噛み殺して、息を詰めて、静かに、密かに。]
(162) kuon 2013/12/26(Thu) 03時半頃
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ぁ …… ティー、
[そのせいか、ティーの手が離れていくだけでひどく寒くて、疲れ切った頭は無意識の内に彼を呼び止めてしまう。 小さな耳はぺたんとへたり、目隠しの向こうの目を見ずとも、気持ちが伝わったのだろう、ティーが座る気配がした。 だからお気に入りの毛布を抱えて近寄ると、ティーの細い腰に腕を回す。 ぎゅう、と抱き締めれば、ティーの匂いが近くなる気がした。
ドキドキするけれど、とても安心する。 あったかくて、やさしくて、ふわふわしているんだ。 だから――好き。
音になることのない想いを抱いたまま、眠りの淵へ落ちる。]
(163) kuon 2013/12/26(Thu) 03時半頃
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[眠りの底から、泡のように意識が浮上して、]
(164) kuon 2013/12/26(Thu) 03時半頃
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[歌>>@40が、聞こえる。 優しい歌、希望を歌う声。
目を開きたいのに、瞼だけでなく全身がとても重くて、身体が動かない。 だから天使の声を聞き逃さないように、小さな耳を澄ませた。]
――――、
[寝息を立てながら、この歌との出逢いを思う。 あれはまだ工場にいた頃、誰かが口ずさんでいた歌。 もう顔も思い出せないけれど、歌詞も曖昧だけれど、優しい音色は永遠となって、この胸に残っている。 天使にも心臓がある。あの時、知ったことだ。]
(165) kuon 2013/12/26(Thu) 03時半頃
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ん―――――、
[でも、ちゃんと覚えているよ。 本当は、本当の歌の最後は、どうしてできないのって囁くんだ。 夢は見えているのに、手を伸ばせない。伸ばしちゃいけない。
だから目が覚めたら、貴方は隣にいないんだ。 虹の向こうに、貴方はいないんだ。
髪を梳く指>>@41が愛しくて、ここに歯を立ててしまいたいと思う。 皮膚のした永久に残る歯形を、心臓の代わりに刻み付けられたらと、そんな、叶うことのない願いを抱いて、再び深い眠りに落ちて行った**]
(166) kuon 2013/12/26(Thu) 04時頃
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― 夢の中で ―
[眠る前に昔のことを思い出したからだろうか。 懐かしい夢を見た。 まだ生まれて間もない頃、言葉も理解しきっていない、そんな時代の話――]
あぅ、あー……。
[>>@45平らな板の向こう、女の子っていうのが踊っている。 見たことないけれど、自分とは少し違うらしい。男の子、なんだって。 あの藁はかかしって言うんだ。 現実では動かないんだよって研究員さんが言ってた。]
キュ………?
[それにしても不思議だ。 こんなに近くにいるのに匂いがしないの。 >>@46ふすふすと鼻を鳴らしてみても、何も匂わない。 清潔に保たれた部屋では記憶に残る匂いもなく、ただ、動くそれを見つめ、音に耳を澄ませていた。]
(178) kuon 2013/12/26(Thu) 20時半頃
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キ、
[だから、声>>@47が飛び込んで来た時、本当にびっくりして、けれど嫌な感じがしなかったのは、その声があったかくて、やさしくて、ふわふわしていたからだと思う。 絵本で見た天使がいるなら、きっとこんな声をしているんだろうと思った。 天使様も生きてるんだね。僕らと同じで、心臓があるんだ。 そんな、あてもないことを考えながら、心地良さに大きな尻尾を揺らす。]
―――、―――――♪
[画面で歌が終わり、天使の声が届かなくなった後も、忘れないように何度も何度も音をなぞる。 リズムや音がずれているのはご愛嬌、それを直す努力をしなかった訳ではないけれど、あの瞬間を大切にしたいと思ったから、あまり力を入れなかった。
言葉の意味も分からなかったあの頃、知った今でも大切な思い出だから、記憶の箱の一番底にある時間を大切に慈しむと、忘れないように再びしまった。 蓋の閉じる音がして、優しく鍵をかける。]
(179) kuon 2013/12/26(Thu) 20時半頃
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ん―――、
[緩やかに意識が浮上して、ゆっくりと目を開く。 世界が暗いのは目隠しのせい、ふすふすと鼻を鳴らせば、自分と寝る前までいたティーの匂いがする。 ここは工場じゃない。昔にはもう、戻れない。]
ティー………?
[昔とは違って、言葉も喋れる。 昔とは違って、誰も近くにいないからって泣いたりしない。 目隠しを外して、一人の空間に気づいて、匂いの名残りを掬うように毛布へ鼻を埋めた。]
(180) kuon 2013/12/26(Thu) 20時半頃
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──If happy little bluebirds fly ──Beyond the rainbow ──why oh why can’t I?
[格好のつかない歌だけは昔のまま。 天使様に出逢ったあの時の、まま。
再び目を閉じれば、言葉にできない想いが雫となって、毛布に一粒染み込んでいった**]
(181) kuon 2013/12/26(Thu) 20時半頃
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― パーティー会場 ―
[二人の間にどんな話があったのか。 何にしろ、シメオンさんと一緒に、愛玩動物同伴のパーティーに来ている。]
わ、わー……!
[きらきら光る灯り>>@17は何という名前なんだろう。 スーツではなく、かっちりとしたジャケットを着ているのは、どうしてもと我が儘を通した、向日葵色のカシミヤストールを合わせているからだ。 周りより少しラフな格好に落ち着かないのか、そわそわと耳と大きな尻尾を動かしている。]
シメオンさん、綺麗だね!
[もっと高い所から、あのきらきらを見てみたい。 了承を得たなら、一人か、あるいはシメオンも一緒に、シャンデリアを見上げていただろう。]
(215) kuon 2013/12/27(Fri) 03時頃
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[人にぶつからないように壁際へ移動して、頭上を見上げる。 少し薄暗い会場>>@17は、ある程度近づかないと相手の顔が見えないくらいだ。]
綺麗……満天の星空みたい。
[寮にいた頃より語彙が増えたのは、世界が広がったからだろう。 ぼんやりと見上げていると、はしゃぐ声>>216が耳に届く。 聞き慣れた、けれど懐かしさすら感じる声は間違いない、ホレーショーのものだ。 フーの元へ赴いたと聞く機会はあっただろうか。 隣に視線を移して、]
あ――――、
[すらりとした影は誰のものだろう。 分からないのに、どうしようもなく目を奪われる。 シャンデリアを見上げていた視線とよく似た熱を纏わせて、ぼんやりと瞳を瞬かせた。]
(221) kuon 2013/12/27(Fri) 04時頃
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[ホレーショー>>222の声は共に過ごした頃と変わらなくて、まだ数週間しか経っていないのに懐かしくなる。]
シメオンさん、あの隣の人がホレーショーのご主人様かな?
[なんて、シメオンさんに声をかけてみたりして、緊張に無意識の内にストールを掴んでいた。 あったかくて、優しくて、ふわふわなそれに触れていると、すごく安心する。 手を繋ぐ代わりにきゅうと握り締めて、二人の姿を視界に収めた。 ホレーショーに手を振った後、隣の人>>@68に頭を下げる。 胸騒ぎに耳がぴこぴこと、尻尾がゆうらり揺れた。]
(223) kuon 2013/12/27(Fri) 08時半頃
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[ホレーショー>>222が手の引く人物の影が少しずつシャンデリアに照らされて、色が確認できるようになる。]
―――、
[例えるなら、冬の朝、一人訪れた湖のような。 静かで、けれど雄大で、思わず手を伸ばしたくなる美しさを有したパウダーブルー。 無意識にストールへ手が伸びる。 反対の手はシメオンさんの服の裾を掴んで、少しだけ近くに寄った。]
ティー……。
[名前>>@86を告げられる前から、声を聞く前からきっと分かっていた。 声は春の風のように暖かで、冬の湖の寒さなど微塵も感じない。 いつだってこの声が慰め、褒め、救ってくれたのだ。 氷のような緊張が溶け、ふにゃふにゃとした笑みを零す。]
(229) kuon 2013/12/27(Fri) 14時半頃
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[胸に過る何かも、過去を思い出す痛みも、ホレーショー>>244のまっすぐな声に霧散してしまう。]
……うん、ホレーショーも元気で良かった。
[明るくて、元気で、けれど繊細でもある虎の纏う雰囲気が、心の靄を払拭してくれる。 シメオンさんの手に指を伸ばして握り締めれば、またもやもやが少しだけ晴れた。
ホレーショーに言っても伝わらないだろうありがとうを、心の中でそっと囁いて、先程よりも晴れやかな笑みを浮かべた。]
(251) kuon 2013/12/27(Fri) 19時半頃
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シメオン、さん…?
[引き寄せられる手>>@92に尋ねる声は、他の誰に対するものよりも甘くて、蕩けそうな匂いを放っている。 きゅうと握り締める指は、決して離れぬように、強く。 瞳に宿る想いは本物だ。]
……?
[手を引かれるまま身体が傾いで、シメオンさんの肩に触れる。 そこからぽわぽわ熱くなっていくような感覚に、ゆるりと目を細めた。 愛しさを滲ませたまま移した視線は、一通の手紙>>@94に辿り着く。]
(259) kuon 2013/12/27(Fri) 22時頃
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ヤニクから…? あ、ありがとう…!
[秘められた想いを唯一打ち明けた、大切なお友達。 手紙を受け取ると、胸元へそっと押し当てた。 向日葵色のストールが揺れる。]
え、わ、ま、また…!
[だから伸ばされた手>>@95に気づかなくて、頭に触れた瞬間耳がぴこぴこ跳ねた。 こくこくと頷く向こうに、晴れやかな笑顔が見える。]
(260) kuon 2013/12/27(Fri) 22時頃
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[ねぇ、サミュ。 サミュはティーが穏やかに笑う人だって言ってたよね。 でもそんなことないよ。 ティーの笑顔は太陽みたいだ。 あったかくて、優しくて、ふわふわで、こんなにもドキドキする。 ちゃんと見られたよ。 僕の夢、叶ったよ。
ティー>>@96の思いには気づかないまま、無意識の内に次の約束を交わして、シメオンさんに手を引かれるまま、その場を後にする。 振り返りながら、手紙を持った手を振り、晴れやかな笑みを浮かべた。]
(261) kuon 2013/12/27(Fri) 22時頃
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ティー、ホレーショー、ありがとう! 二人もいっぱい、幸せになってね!
[小さな耳と大きな尻尾を揺らして、心から、そう願った。]
シメオンさん、僕、今日ここに来られて良かったです。 連れてきてくれてありがとう…。
[二人の姿が見えなくなると、シメオンさんとの距離を少し縮める。 肩が触れ合う程の距離になって、瞼を震わせながら囁いた。]
いっぱい、いっぱい幸せになろうね。 僕がシメオンさんを守るから……。
[心に残った後は消えなくて、刻まれた記憶は消えなくて、だけど思いだけは上書きされた。 そのことを不幸だとは思わない。 選んだのは自分で、望んだのも自身だ。
だから一緒に行こう。 虹の、向こうへ―――**]
(262) kuon 2013/12/27(Fri) 22時頃
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― 色に染まる前のいつか ―
できるなら、貴方の傍にいたかったよ―――ティー。
[囁いた声はか細く、雪の降る音に掻き消されて**]
(298) kuon 2013/12/28(Sat) 02時頃
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