136 【半身内】ぼくらの学校
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屋上かあ。
[教室から聞こえてくる水無川の声>>1:189に、 ひらひらと手を振りつつ。 隣を歩く椎堂の言葉>>1:182に、ふむ。と少し考える。
屋上って、鍵がかかっているイメージだったのだけど。 果たして今は開いているのだろうか。 閉まっていたらちょっと切ない。 でも、行けたのなら、其処から見える景色は綺麗だろう。
―――見てみたいなあ。そんな気持ちが勝る。 だから、とりあえず。]
行ってみようか。
[とん。言うと同時に、教室傍の階段へ踏み出した。]
(15) 2014/10/17(Fri) 21時頃
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[その時丁度傍に居た、 またしても見知った顔――一ノ瀬>>1:184に気付けば。 随分前につけた呼び名で、彼女を呼び止める。]
さっちゃん。 二年生の教室へなら、多分階段こっち。 …だいじょうぶ?
[そう、階段の上を指して示す。 どこか浮かない表情をしている彼女を、宥める様な声。
途中まで行く方向は同じだっただろうから、 二階へ上がるまでは一緒に行こうとしたか。]
(16) 2014/10/17(Fri) 21時頃
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[声をかけ。返事を待っている最中。 様子を見守っているらしい椎堂>>19を、ちらと見て。]
山吹の後輩。にねんせい。 さぼってる時に、花活けてるの見て、そこから知ってる。 一ノ瀬、沙耶。だからさっちゃん。
[そう呼んでるの。 彼女の名前とセットで、呼び名も告げる。
確か彼女は異性が苦手だった筈だから、 さりげなくふたりの間に位置をとる様にはした。]
(27) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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あ。 やっほう。みっちゃん。
[間もなく、上がろうとする二階から人影が現れた>>31。 悪い視界のなか、ポニーテイルが弾んで揺れる。
藤舎繋がりで知り合った彼女。 似ている名前でお互いに親近感が沸いたのか、 仲良くなるのにそう時間はかからなかった覚えがある。]
(35) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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この子はかいくん。 椎堂海だから、ね。
[挨拶する椎堂>>32>>33を示しつつ、 一階が三年の教室なのか。と。 その問いには、ゆるりと頷いた。]
さっちゃん、迷子になっちゃったのかなって思って。 みっちゃん、探しに来てくれたのかな? ありがとう。みっちゃんがいるなら安心。
[そう言って一ノ瀬の背を。 もう大丈夫、と伝える様に、ぽん。と、そっと撫でる。
口元しかまともに見えない少女の笑みは、 後輩に向ける優しいものだった。]
(36) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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["勝手に来ちゃった"だけでも>>40、 一ノ瀬のことを考えているのは、良い事だろうと思う。 笑みは保たれたままだ。
それから、ふと思い出したかのような汐崎を、 少女もはっとした表情で見守る。 取り出された携帯。確認されているらしい時間。
それから、問いかけられる"交流会"への参加。]
…んー。 あんまり行きたくなくてさ。先生とか、ほら。
[椎堂>>41に次いでそう――先程同様、歯切れは悪く。 そして暗にサボる、と言いつつも。 一ノ瀬の背を撫でていた手は再び、フードの端を弄ぶ。]
(42) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[行きましょう!と言われたら、 どう躱そうか――なんて、少し過ってしまったけれど。 汐崎から来たのは、納得と笑顔>>45。
こんな先輩でも慕ってくれるのだから、 自分は良い後輩を持ったなあ、と、目を細めて。 なおもこんな恰好で、のらりくらりといることに、 ちょっとだけ、罪悪感も感じて。]
――うん。もちろん。
[でも、それらをひっくるめて。 今度行ってみたいと。そう言う可愛い後輩に。 此方も、悪戯っ子の様な笑顔で返した。
そうして話が一段落すれば。 一ノ瀬を汐崎に預けて、 再び椎堂と階段を登り始めるだろうか。*]
(50) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[軽やかに、屋上までの階段を登っていって。 "開いてるかな">>53と、ドアノブに手をかける椎堂に、 本当にね。と、頷く。
閉まっていたら、きっと。 パーカーの猫耳ごと、少女はしょんぼりするだろうし。
…でも、それも。 扉が開く金属音が聞こえたことによって、 杞憂に終わったのだけど。]
あいたね。
[弾む声。向けられた笑顔に、はしゃぐ様子で応えて。 ホップステップジャンプ! ――そんな勢いで屋上へとん、と踏み出していった。]
(58) 2014/10/18(Sat) 00時半頃
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―屋上―
[陽光に照らされた屋上は、やはり暑い。 椎堂の隣で、熱された手すりに僅かに手をかけて、 知っている街を見渡す。
あまり心地良くない強い風に、 フードや、そこからほんの少しだけ覗いている黒髪が靡く。
長い前髪もふわり、正面からの風に当たれば。 一気に視界は晴れて、昼の街並みが一望できた。]
…きれい。遠くまで見えるものなんだね。 あのマンション。私の住んでるとこ。 かいくんの家、どのあたり?
[景色を眺めたまま、ぽつぽつと。 そのつぶやきは。わくわくとか、はしゃぐとか。
そういう表現が合う様な。無垢なものだった。]
(59) 2014/10/18(Sat) 00時半頃
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[椎堂の声>>64を頷きながら聞いて、彼の指を追う。]
あ、あの薬局かな、良く行ってるんだー。 …うん、見えたよ。
[普段は前髪とパーカーで厳重に遮られているけれど、 自分でも吃驚するくらい、少女の視力はそこそこ良かった。 示された家を、満足そうに瞳におさめる。]
赤い屋根。可愛いね。素敵。
[そして微笑んだままで、告げた。 身振りを交える彼を、 パーカーの端をつまみながら、その奥で眺めつつ。]
(69) 2014/10/18(Sat) 01時半頃
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…、せいしゅん?
[と、そんな中で出てきた、テンションの上がる彼の言葉。 口元と、フードの奥の瞳が一瞬きょとんとして、 図らずも反応が鈍った。
だって。 この恰好のままで、ずうっとのらりくらりとしていた。 そんな少女が触れていたものでは、無い様に思えたから。]
……そっか。そうだね。 せーしゅん、っぽい!
[でも、青臭いなんて思わない。むしろ嬉しい。 ――ああ、自分もこういうこと、出来たんだ! そんな思いでいっぱいで。
だから、子どもみたいな声で、無邪気に肯定する。]
(72) 2014/10/18(Sat) 01時半頃
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よし。 折角だし、メロンパン食べよっか。
[今度はきりっとした声色に変わる。 綺麗な景色を見ながら、美味しいものを食べたいなあ。 そんな単純な思考。
鼻歌を歌いながら、 鞄から袋を取り出して、細い指でそうっと開いて。 大きいメロンパンを、半分にちぎった。]
どうぞ。 せーしゅんなかまのかいくんへ。
[はい、と。 少女は恥ずかしがりもせずそんな事を言って。 彼にメロンパンの半分を差し出す。**]
(74) 2014/10/18(Sat) 01時半頃
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[椎堂にメロンパンを渡せば>>105、 少女も小さく一口、齧る。 さくさくとしたクッキー生地。まぶされた砂糖。
ゆっくり咀嚼した後、 唇についた、甘いそれを舌先で舐めとって。]
…おいしいねえ。
[まったりとした口調で、呟く。 一緒に買ったいちご牛乳も開ければ良かったかな。 そう思って鞄の中に、もう一度片手を入れようとして。]
(106) 2014/10/18(Sat) 21時頃
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[だけどその前に、 ぽんぽんと発された彼の言葉に、ぴく、と反応した。
――"変わってる"って、ずっと。 むしろこんな恰好をする前に、沢山言われた言葉。]
変わってる…って良いことかなあ。
[もぐ。再びもうひとくち、パンを齧る。 あんまり良い事では無いって、感じていたから。 動作はどこか、のろのろとしたものだったか。]
(107) 2014/10/18(Sat) 21時頃
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んー。
[パンを咀嚼して頷きながら、椎堂の言葉>>112を聞く。 確かに、良くも悪くも、なのかもしれない。 どちらかというと、 少女は"周りから浮いている"方じゃないかと、思うし。]
そう?ありがとう。
[でも、楽しいとか、つるんでいたいとか、羨ましいとか。 そういうことも、あまり言われた事は無かったから、 やっぱり少しだけ驚きつつも、嬉しくて。微笑む。
そして、ぽろぽろと、自分も言葉を零していった。]
(113) 2014/10/18(Sat) 22時頃
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良い変わってる、なら嬉しいけど。 私は逆に、かいくんとか、皆が羨ましいなあって思う。 ――ああ、恰好とか性格の話じゃなくて、んー。
[暫く片手が宙を彷徨って、やがて。ここ、と。 前髪を――正確には、その奥の瞳を、細い指で示した。]
(115) 2014/10/18(Sat) 22時頃
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うん。
[疑問符の浮かんでいる彼>>117に、申し訳なく思う。 示していた指は、 前髪を分けることが出来れば良かったんだけど、 どうしても難しかった。
笑みでどうにか抑えようとするものの、心臓は煩い。 思い出されるのは、彼の様な"普通"の人たちが。 自分の瞳を指して嘲笑したこと。
大丈夫かなあ。ぐるぐる、考える。 そういえば登校途中で出会った後輩は、 嘲笑するどころか謝ってきたな。
なんてことを、思い出した。]
(119) 2014/10/18(Sat) 23時頃
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[もしかして。ただ昔に囚われているだけか。 そしてこれは、良い"変わってる"、なのか。
結論は出ないまま。少女らしからぬ緊張した仕草で、 前髪を弄んでいた人差し指は、じりじりと動いて――]
(122) 2014/10/18(Sat) 23時頃
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[―――その指が下げられた時、彼は何を思ったか。]
……んー、 ふつうの日本人じゃ、ないでしょ?
[ぽつりとつぶやいた言葉は、 少女たちのいる屋上から見渡せる、空にとけた。]
(123) 2014/10/18(Sat) 23時頃
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[そんなことか>>126。 耳に届いた言葉に――ふへ、と。 安堵したかの様な、驚いたかの様な、変な笑いが零れた。 脱力したとも、いうかもしれない。 ぷっつりと緊張の糸が切れたかのような感覚だった。
綺麗って、そういうものなのだろうか。 家に帰って、自分だけの空間では、 まっさらな瞳を良く見るけれど。
どうしてもそんな発想に、ならなかったから。]
(130) 2014/10/19(Sun) 00時頃
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[次いでの問い>>127には、こくりと頷いて。]
…とってもきにしてる。
[だってそうじゃなきゃ、 こんな恰好で隠そうとなんてしない。
ねえ。お父さんもお母さんも普通なのに。 自分だけ、こうなったの。どうしてか。 運命のいたずらってやつだろうか。]
小さい頃から、ぎょっとされたり、変って言われたり。 先生も、カラコンか!って怒ったり。 まだ"こう"なる前だったに、ちょっとひどいよねえ。
[こう、と言うと同時に、パーカーの猫耳を引っ張る。 きっと環境も悪かったんだろうとは思う。
でも、確かに自分の嫌だったものとして、 ずっと残っていたから、少女は告げた。]
(131) 2014/10/19(Sun) 00時頃
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[どうやら納得してもらえたらしい>>137。 そうそう。と頷く。 小学生とか、下手したら中学の時だってそんなもんだ。 笑い飛ばせるほど、まだ吹っ切れられはしないけれど。
それでもほんの少しは、笑えただろうか。]
そりゃあ、ごもっとも。 [フォローしようも無い。それには苦笑に。 隠すために着始めたこのパーカー。 隠すために伸ばし始めた前髪。 特に前者は、傍から見たら校則違反も甚だしい。
スカートは――うん、関係ない。 単純に長いのが嫌なだけ。そっと目を瞑って欲しい。]
(148) 2014/10/19(Sun) 01時頃
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ね。やっぱり、難しいところはあるよ。 [もっとも、椎堂の言う身長に関しては、 少女はそれこそ気にしないのだけれど。
きっと、彼にとっての瞳も、こういうこと。]
――でも、かいくんがそう言ってくれたって。 皆が皆、昔みたいじゃないんだって、分かった。 だから、とってもいいこと聞いたよ。ありがとう。
[赤くなった椎堂>>140に、ぺこり。 お辞儀をして礼を告げる。
さらさらと、前髪が風に揺られて。 綺麗な上履きと、屋上のコンクリートが良く見えた。
きっとこういうのが青春ってやつ。 少女はまた、そんなことを思う。]
(149) 2014/10/19(Sun) 01時頃
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[言い切って、すっと顔を上げる。 へらりと笑ったまま、残ったメロンパンを食べきって。
なんとなく――さっきの言葉を、信じてみたくなった。 恥じたり、執拗に隠さなくても良い様に感じた。
そんな理由から。 やっぱり交流会に行かないかと、提案してみる。
承諾されたか、あるいは断られたか。 どちらにせよどこか軽くなった心境のまま、講堂にふらりと顔を出した時。 そこに見えたのは多くの人。喧騒。
一瞬止まった脚だけど、確かに歩んでいけば、 色々と見知った姿があっただろうか。*]
(150) 2014/10/19(Sun) 01時頃
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