18 Orpheé aux Enfers
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- 少しだけ前 移動中にて -
[恐る恐る伸ばされた手は思っていたよりも成長していて。 近所に住むからと遊んでいたのも随分昔の話になるのかと思う。 自身が大きくなるに連れ、【トラヴェルソ】には圧力も増えたし 彼が大きくなるに連れ、習い事に学校にと交流する時間自体が少なくなっていた。 それでも全く交流がなかったわけでもなく サイラスの演奏が聴ける場所には数度足を運んだし、朝交わす挨拶、他愛ない電話等はあったけれど。]
はしゃぐとこけるぞ? ま、はしゃぐなとは謂わねーけど。
[子供のように握ってくる手に、大人しく甘える姿に いつもよりほんの少し柔らかな笑顔を浮かべていた。 部屋に入ってからは流石にその手は離してしまうだろう。]
(90) 2010/09/04(Sat) 08時頃
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- F部屋にて -
んー、いいえー。
[呼び方が何時ものものへと変わる。 「バーナバス先輩」と呼ばれるのはどこか痒いようでもあったから、今の呼び方が自然で。]
一緒に寝るのなんか久しぶりだなぁ。 何年ぶりくらいだー? まぁ、俺歯軋り酷いからあんまし近付いて寝んなよ?
[嘘を吐いて多少の距離を測ろうともするのだが、見つめられて倒れてくるのならば避ける事も逃げる事もしない。 そのままぽてりと肩に頭が乗るだろう。]
禁煙しろっつわれたし、灰皿もねーしなぁ。 流石にこの至近距離では、吸いたくても吸えません。
[窓も開けていない、副流煙の方が人体には大きく悪影響を施す。 それよりも【アルバーン】の跡継ぎに何かあっては困る。 煙草くらい我慢するさ、と肩の重みに少しだけ目を閉じた**]
(92) 2010/09/04(Sat) 08時頃
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- 部屋Fにて -
[閉じた竜胆の奥、考えに耽る。 この部屋で合宿を過ごすことは確実によろしくない。 だが無理に部屋割を変えろと謂うのもおかしすぎる。 いつも通りにしていれば済む話、だが。]
………―――――。
[電話での言葉が【いつも通り】を壊しかねない。 うっすらと眸を開けて、肩へと向けた。]
[転調するかダカーポするか。 心裡に沸き上がる感情は、なんなのだろう**]
(99) 2010/09/04(Sat) 17時半頃
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- 部屋Fにて -
[どこぞで噂されているとは知らずに、穏やかで静かな時間が流れている。]
あー、5年もたつか。 小学生だったし。 お前の部屋デカすぎるもんなぁ。
[懐かしむ、それは触れたら壊れる硝子細工の思い出のように。 そっとそっと掬い上げて、指の間から落ちる水のように。]
大学生ともなるとストレス溜まるのよ? 歯軋りぎりぎりぃーって。
[冗談よろしく笑ったりもして。]
(144) 2010/09/04(Sat) 22時半頃
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なに、俺の健康心配してくれんの? そんなの世の中に数人だわ。 嬉しいこった。
[ぽつりぽつりと浮かぶ顔に、彼を除けば悲しくも親戚は母親である女性ただ一人。 他は長髪の部長、やんちゃなファゴット。 肩に頭をのせる誰かさん、それから白髪混じりの美女。]
ずっと傍に、ねぇ。
[その後は小さく口にするのみで。 少し寄り添う姿に、手を回すことも出来ない。 薄く開いた眸は柔らかな髪を映して。]
(147) 2010/09/04(Sat) 23時頃
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大学卒業したら、か。
[少し、間があく。]
演奏は今回の合宿でオシマイ。 フルートも他も多分もう触らないだろうなぁ。
中学か高校の教師になろうかと念ってる。 大学講師でもいーけど。
欲を謂えば吹奏楽部の顧問ってとこかな。 それも叶わぬ夢ってヤツ?
[そう告げて、細まる青い眸を見た。 にこり、何事もなく笑って。]
(150) 2010/09/04(Sat) 23時頃
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俺は離れるつもりないし。 お前が合おうと念えば合えるかもな?
んーな、俺が死んじゃうみたいに謂わないでよねぇ。
[くつくつと笑う。 本当に彼が望むなら、合うくらいは可能だろう。 強い繋がりを持たなければ。 血縁であると知られなければ。
【アルバーン一家】の音楽界での栄華を汚してしまわなければ。 「隣のお兄さん」で居続ければ。
ブルブルと突然動いた携帯に、合わせていた眸を逸らした。]
(152) 2010/09/04(Sat) 23時頃
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バーナバスは、長いメールの返信に嫌気がさしている。
2010/09/04(Sat) 23時半頃
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- 部屋Fにて -
ったく、最近のやつはあんなカチカチ早く… よく親指痛くならねぇ あっ
[どこぞに返信途中でまたメールが返ってきたらしい。 眉をしかめるも帽子の下で判るまい。
数件メールを打ち込んだ後、思い出したようにまたひとつ。 打ち終われば手をふるふると振ってマッサージした。]
さーて、荷物も置いたし。 練習するか飯食うかどっちかだな。 俺はとてつもなく面倒くさい副部長と謂う肩書きの為にいかなきゃなんねぇのよね。
[練習室の方に行くけどどうするかと、サイラスへ問う。]
(161) 2010/09/05(Sun) 00時頃
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好きでした、か。
[大人びた、きっと【大人にさせてしまった】彼の言葉。 ぐるりと渦巻く感情は。]
俺は大嫌いだったけどねぇ。
[言葉も演奏と同じ。 いつから感情を込めなくなったろう。 温度がなくなってしまったろう。 遠い昔すぎて、なんだか笑えた。]
ま、もーちょい吹きますけどね?
[冗談もきっと、冗談にならない。]
(165) 2010/09/05(Sun) 00時頃
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そかそか。 練習よきかなよきかな。 全体練習の時までにがっつり固めて来いよー。
大学のオケは厳しいぞー? なんせ総指揮があのヴェスパタインだし。 指示やなんかは俺が主に飛ばすしな?
[立ち上がり去る背に竜胆を向けて。]
泣くなよー。
[優しげな声色で、告げた。]
(168) 2010/09/05(Sun) 00時半頃
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わりーなぁ。
[確実に泣くんだろうと溜息をひとつ。 完全な自嘲。]
(172) 2010/09/05(Sun) 00時半頃
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[少しの間、その場で動かずにいた。 肩の重みが幻のようにまだある。 浮かぶのは苦笑しかなく。 呟きは静かな部屋に消えた。]
さあーて、待たせても良くないかねぇ。
[深く深く、被り直す帽子。 竜胆を闇の底に隠し。 心を帽子の影に隠し。 立ち上がり、部屋を後にする。 向かうのは練習室Cの方向へ。]
(173) 2010/09/05(Sun) 00時半頃
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- 練習室Cにて -
ういーっす、待たせたかねぇ?
[火の付けていない煙草を銜えて現れたのは帽子の副部長。 部屋を覗いて大きくノックしてから、ガチャリと扉を開けた。
まるで何事もなかったかのようにへらりと笑って。]
(176) 2010/09/05(Sun) 01時頃
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わぁお、遠慮ねぇなぁ。 いやそーゆードストレートなの好きだけど。
[くつくつと喉を鳴らす。]
おーけぇ。 副部長となら少しくらいの遅刻は許してもらえるっしょ。
[余り知られたくないのを察すれば、ひらりと手を振り。 相手の準備が整うなら、共に廊下に出た。 カルヴィンには肩を竦めてみせて。]
(181) 2010/09/05(Sun) 01時半頃
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- 廊下移動中にて -
馬鹿にした笑いー? 何のこったか、俺はいつだって真面目よー?
[なんていうのもへらへらした笑いであったけれど。]
んー、よこせ。
[譜面台は持ってやると手を差し出して。 携帯に打たれる文字を眺めて、暫く無言でいた。]
(187) 2010/09/05(Sun) 02時頃
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触られるの、ダメなんでしょー?
[冗談めかして笑いはするものの、その手は渡される譜面台を掴んで担ぐ。 触れるつもりはないようだった。]
部屋替えに関しては条件がいくつか。
いち、俺の指示に反抗しない。 なぜなら全体練習は俺とヴェスの指示が飛ぶからです。 副部長の謂う事はきくように。
いち、ずっと部屋を替えておく事は許容できません。 音楽家たるもの社交もひとつの教養です。 幾ら苦手な人間だとしても、交流を断つ事は容認出来ません。 初日は許すが、懇親会込みの夕食で少しはヴェスになれる事。 …まぁ、キスしたりはすんなって俺からも謂っとくし。
(192) 2010/09/05(Sun) 02時頃
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いち、練習室に寝泊りは禁止。 なぜなら防音設備になっている為、危険な行為を行っていても気付けない可能性がある為。 未成年者の飲酒喫煙、ダメ絶対精神に基づきます。 あと、もし中でぶっ倒れられても助けにいけない可能性がある為。 いのちだいじに、演奏はがんがんいこうぜ。
いち、変更するのは俺と。 そうすれば同室はサイラスだしお前も問題ねーだろ。 サイラスも受け入れてくれると思うしな。
…ただし。 サイラスが部屋割りを元に戻せと謂えば、元に戻すこと。
(193) 2010/09/05(Sun) 02時頃
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おし、条件飲むならそれでよし。 因みに部屋替えの事はお前がサイラスに伝えとけよー。 俺はサイラスの残念がる顔見たくないんでぇ。 だってアイツ、俺のこと大好きなんだもんなぁ。
[帽子を被りなおして、からりと笑う。 実際は自分で伝え難いと謂う事もあったのだけれど。 冗談めかして伝えてから。]
さーって、練習遅刻するなぁ。 お前は知らんが俺は先に行くぞー。
なにせ思い付きで決めた事を曲げるんだから あの部長様のお怒り食らうのは俺なんですからね。 あーやだやだ、すっげぇ雷警報?
[身震いする真似を見せながら、譜面台片手にのたりくたりと歩き出した。]
(199) 2010/09/05(Sun) 03時頃
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- 大練習室へ向かう廊下にて -
[男は『自分の音』を愛したことなど無かった。 そしてこれからも、きっと愛することはないだろう。
感情を込めろといわれれば、感情を込めたフリをする。 色とりどりに響かせろといわれれば、プラスチックにペンキを垂れ流す。
それでも演奏を止めなかったのは 本当に色とりどりに描かれる音楽の世界を愛してやまなかったから。だから、頑張った。
頑張れば、いつか救われると思っていた。 それが無謀で、また、無駄なことで。
けれど、やはり自分の音を愛することは出来なかった。 愛していない者と寄り添うのは、苦痛でしかない。 だけどそんな弱音は吐けなかった。 あの父の元に生まれた自分にとって、それがどれほど我儘なことか!
なにより、そうするしかなかった。そうしたかった。]
(202) 2010/09/05(Sun) 03時頃
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[プラスチックの絡繰り鳥が、翼を広げて飛び立った。
……――――――――くつくつと、零れ落ちるのは涙ではなく笑い声。]
(208) 2010/09/05(Sun) 04時半頃
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あーやだやだ。 珍しく悲観的になっちゃった。 後輩にこんな姿見せらんないっしょ。
ジェリーちゃんにも変な心配かけないうちに、さっさとモードチェンジしなくちゃねぇ。 ヴェスにも雷落とされるんだし、意思は強く覚悟しなきゃー。
[わしわしと帽子ごと頭を掻いて。 ふくぶちょーモード! なんて呟いてみた。]
(209) 2010/09/05(Sun) 04時半頃
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- 大練習室 -
[先に来ていたメンバーにはいつも通りに肩を竦めて見せ、適当な位置の椅子に腰掛ける。 そこが客人のために用意された椅子だと知る由もない。 煙草は吸わないまま捨てて、足元には白銀のしまわれたケースを優しく置いた。
髪の長い部長様はやって来ていただろうか。 どの道彼には部屋を少しの間入れ替えると伝えおく。 勿論ものすごく不機嫌な顔で、ハリセン三発ぐらい叩かれたが 俺と同室だから好きに酒飲めるでしょ、の一言でそれ以上のお咎めはなかったようだ。
メンバーが揃うまで、リップロールで半分遊びながら 「ドドソソララソ」とメロディーを吹いて唇を柔らかくしていた**]
(210) 2010/09/05(Sun) 05時頃
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- 大練習室にて -
さぁて、メンバー揃ったぁ?
[一応は副部長として働きはじめる。 一先ず点呼を取ってメンバーを確認。 この時揃っていないメンバーはリストに斜め線を引いた。 何かと問われたなら]
遅刻、欠席等々のチェック。 やる気とか内申書に響くのよ? 全体練習は最初にチェックしますから、皆さんお気をつけてー。 俺に努力してるとこ見せ付けてたら、評価は上がるかもだなぁ。
[リストを指で弾いてみせた。 エスカレーターでも内申書は将来の道に大きく関わる。 出来ることなら悪いことは書かれたくないであろう。 それはきっと大学生も同じはず。]
(212) 2010/09/05(Sun) 12時半頃
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そーそ。 リストは部長、副部長権限なので覗き込まないように。 見たら「いや〜ん、スケベ、へんたぁ〜い」って 俺に引きずられながら学内一周コースが待ってます。
[笑って告げる言葉は冗談のようなそうでないようなもの。 信じるか信じないかは貴方次第のような。]
取り合えず音出しはじめるかね。 総指揮はヴェス、よろしくねー。
[以降の流れは部長に任せた。 やがて音出しが始まって、曲目練習へとなっていくだろう**]
(213) 2010/09/05(Sun) 13時頃
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バーナバスは、副部長としての働きに早くも疲れたとかぐだぐだしている**
2010/09/05(Sun) 13時頃
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- 大練習室にて -
[練習が始まれば、帽子の奥は真剣な目付きに変わる。 指揮をとるヴェスとはまるでツーカーのように意志を疎通させて。]
そこ、音! 中弦低い、テッドは走りすぎ。 お前ら甘すぎ。 初見でこなせると思うなよ。
[フルートは未だ吹かない。 楽譜をめくりながら全体練習の音をひとつひとつ拾い上げる。 それぞれの特徴、癖、高校側の演奏は特に。 めくる楽譜には細かく書き込みが施されていく。]
(229) 2010/09/05(Sun) 17時頃
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[演奏家としては受けたくない程の的確な指示。 痛い言葉を無表情で発しながら。 ただ真剣な目付きを帽子の奥へ。
練習はどれくらい続いただろうか――…**]
(230) 2010/09/05(Sun) 17時頃
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- 大練習室 -
…――多少聴けるようになってきたか。
[遅れてきたメンツには帽子の下から無表情な竜胆の視線で、早く入れと促した。 緊張していた音も、惑っていた音も徐々に重なり合い、本来の色を見せ始めて。 だからか、ぽつりと呟いた、すぐ後。]
セシル! ちんたら弾くな! サイラス! 音、安定させろ! ヤニク! 走り気味だ、抑えろ! カルヴィンは音が軽すぎる、もっと重く! ラルフはもっと主張しろ、負けてんぞ! ディーンは集中しろ、どこ視てる! ジェレマイアはいつも通りやれ、息苦しい音聞かせんな!
それからドナルド、お前は――――
[個々人きっちり漏れなく檄が飛ぶ。 表情は次第に口角を上げ始め、音楽を聴いて楽しいのだと他にも判るだろうか。]
(243) 2010/09/05(Sun) 21時頃
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[指揮者を見る。 帽子の下の竜胆と、指揮者の瞳が合えば頷かなくても判る。]
……――――――。
[一度、まだいつものトリップを見せないペットへ視線を送ってから。 漸く、白銀の横笛に接吻けた。
甘く蕩ける、高い高い調べは プラスチックで出来た絡繰り鳥の羽を広げ。 オーケストラの、大練習室の鳥籠の中を優雅に羽ばたきはじめた**]
(244) 2010/09/05(Sun) 21時頃
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- 大練習室 -
[プラスチックの鳥は羽ばたいた。 その度自分が他へと発したものと同じような声―ともすればそれよりも遠慮の無い罵声―が指揮者から降り注ぐ。 つまらん。くだらん。色が無い。無機質だ。 注がれる言葉は嫌でも自身が判っているものだった。 “贋物の演奏”は誰の心にも感動など生まなかっただろう。 印象にさえ残ったか奇しかった。
全体練習を終えると、先ほど口出ししていたのも嘘のように。 ヘラヘラとしたいつもの調子に戻っていた。
緩く片付け、椅子に座ったまま。 疎らに部屋を出るメンバーたちを見送っていく。]
(301) 2010/09/06(Mon) 00時半頃
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[どのくらいまだ残っているのだろう。 若しくは誰も残ってないか。 誰も居なくなってから、漸く背伸びする。 最後の最後、どうやら部長に「お前指揮科くれば?」と厭味をうけたようで。]
いまさらー。
[そんな馬鹿げた返答しか出来なかった。
誰も居ない部屋の中、一人ぼんやりと椅子に座ったまま。 ぽつりと呟く。]
(304) 2010/09/06(Mon) 01時頃
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