29 Sixth Heaven
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[結局、手紙を残す事は無く ベルナデットの手を引いて接続を受けるべく一度待機室へ。 其処で流れる機械音声。 頷き、周囲を見渡した]
それでは、
[各々の反応を受けとめて 誘導されるまま、接続を受ける。 気が狂いそうな長い間、じわじわと脳裏が侵されていくのを感じた。
過ぎた性欲を規制された地上 例えば子孫繁栄以外の性的興奮は全て規制されるわけで 其処には各々のフェチズムも含まれている。 異常性欲から、変態性欲、性的趣向は多種多様
本来、個々の内に秘められるはずの不適切な性欲が 男の身に流れ――――――――――数時間後]
(+0) 2011/04/21(Thu) 07時頃
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――――っは、はぁ……はッ、
[メインルームに続く扉が開くと、 額に汗浮かべた男が、よろめきながら個室へと向かう姿が 一度待機室のモニタに映る。 全力疾走後のような、荒い吐息を繰り返しながら]
今の、 私に 近づくな
[ベルナデットには、短く告げる低く擦れた声を向けた**]
(+1) 2011/04/21(Thu) 07時頃
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―接続前― [己の内心を告げぬまま、 彼女に命じるだけでは伝わろうはずも無い。 >>+2服を着る時間をと言われて矢張り彼女は 男の本質を知らぬままであると、苦い気持ちが浮かぶ。 聖人ではないのだ ただの男があちらへ行けばどうなる事か]
服を着る必要があるのなら、どうぞ。
[薄笑いを浮かべて告げてみる 意味合いが通じたかどうかはわからない。 ベルナデットが身を清めて出てくるまで、 部屋の外で待つ事にした。 結果として、どのような格好で出てきたのやら]
(+5) 2011/04/21(Thu) 21時半頃
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[殴れといわれていたらしい>>4スティーブンの言葉には ただ、苦い笑いを浮かべて首を振った]
伝言を、よろしく頼みますよ。 本当は手紙をと思ったのですが、間に合いませんで。
[ラルフからかけられた言葉>>22には]
――――ええ、お先に 真の地獄の門を潜らせて頂きましょう。 あちら側で会う事があれば、また。
[そう告げて、背を向ける。 その後の青年と少女の遣り取りが終われば 接続前に今一度声をかけ]
ベルナデット、本当に……彼を残して私の管理者となる事に異論はないのですね?
[確認を取ったのだった。 返答がどうであれ、結果として彼女と共に地獄の門を潜る]
(+6) 2011/04/21(Thu) 21時半頃
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―通路― [個室にたどり着く前に崩れ落ちる。 床に蹲り、苦悶の表情を浮かべ、両腕で身を抑える仕草]
っは、……駄目だ だめ
[首を振る。 低く擦れた声で、言い聞かせるような言葉]
(+8) 2011/04/21(Thu) 21時半頃
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―通路― ――――…駄目、だ
[流れ込む慾は止まる事が無い。 男の脳裏が染められていく]
…………
[かけられた声に返す事も無く。 よろよろと 柔らかな壁伝いに立ち上がる。 黒檀色の焦点は合わず]
(+12) 2011/04/21(Thu) 22時頃
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嗚呼
[視線の先に、>>+11子供が居た。 薄っすらと笑みを浮かべて手を差し伸べる]
助けてくれないか
(+13) 2011/04/21(Thu) 22時頃
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[黒檀色が名を呼ぶ側へ向けられる]
……邪魔をする気か 私に溜まる慾を、解放させぬ心算だとでも?
[情欲を瞳にうつし、地を這うような呪いの声音]
お前は、管理者だろう? ならばすべきは、子供を捕らえて私の前に差し出す事だ。
(+15) 2011/04/21(Thu) 22時頃
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―通路― [近づいた少年の姿]
大丈夫じゃない、から……助けてくれるだろう?
[とられない手は宙に浮いていた。 逆に子供の腕を取るべく身を乗り出す]
個室へ連れて行ってくれないか このままでは、治まらない
[焦れたような声。 >>+17管理者の言葉に眉を寄せる]
私の管理? 体調管理も仕事のうちだろう。 ならば早くこの身の熱を沈めてくれないか 出来もせぬなら、子をこちらへ寄越せ
(+18) 2011/04/21(Thu) 22時半頃
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近づくなと言ったのに 自己犠牲か……お前もまた
[伸ばした腕は、子供に届かず かわりに間に入った少女の腰を引き寄せる] 私以上に 途方も無いほど無知無能ではあるが 主としてはこれくらいの方が扱いやすかったんだろう
覚悟は出来ているのだったか。 ならば、今すぐにでも
[通路の壁に、少女を押し付ける。 トニーの見ているその前で 衣服の襟口つかみ、力を込めて]
(+21) 2011/04/21(Thu) 22時半頃
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チャールズは、コリーンの声が聞こえて、視線だけを其方へ向けると薄く唇に弧を描いた。
2011/04/21(Thu) 22時半頃
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駄目な事などあるものか。
[止めろというトニーの声。 男は嗤う。 息も絶え絶えに駄目だと己で零した言葉の否定]
此処は負の溜まる場所 受け入れるのが器の役目 行き場の無い負の感情は何処へ発散すればいい?
そうだ 何も我慢する事など無かった トニー お前も、したいことをすれば良い
器はそれが許されて然るべき
(+24) 2011/04/21(Thu) 23時頃
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―通路― [男は少女の服をつかんだまま、両腕に力をこめて左右に引いた。 ブチブチと糸の切れる音をたてて、ボタンが飛んだ 転がる先に視線を向ける事は無い。 続けて引き裂かれる布の悲鳴。 むき出しになった肌に貪りつくように、両腕を伸ばす]
くくっ、はは……貧相だ
[白い柔肌を揉みしだく手付きは、己の慾を沈める為だけに 相手の感覚も感情も無視された行為 黒檀が楽しげに細められ、赤い舌が唇湿らすために覗く 歪んだ笑み 視線は一度、傍らのトニーとコリーンへ向けられた]
剥き出しのナイフを、鞘に収めろと言ったのは彼女だ。 私は望まれたとおりにしている。 それの何が違うというのか、理解出来ないな [それきり、意識は目前の獲物に向かう]
(+29) 2011/04/21(Thu) 23時頃
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[待機室から見える範囲 モニタに男と少女の様子が映ることは無い。 肌の上に散った薄紅を爪先でつねる]
助けを求めはしないのか 悲鳴のひとつでもあげれば哀れさも増そうというものを
[くつくつ、長身を揺らし嗤いながら 衣服としての役割無くした布を全て剥ぎ取った。 大きな手が音を立てるようにして少女の臀部を打つ]
足を開け。 捻じ込んでやる
[少女を犯している、と言う現状に 身に溜まる慾が僅かに満たされるけれど、未だ足りない。 熱は自身の下部怒張した其処に溜まったまま これ以上の慾は治まりきらず、男の精神を削っていく。 己の生命守る為にか、我を忘れた男は急くように行為を進めた]
(+33) 2011/04/21(Thu) 23時半頃
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―通路― [男が求めるのはただ、ただ、たまる熱を吐き出す行為 少女の柔肌を痛めつけるうちに 発情期の獣のような荒い息遣いに変わる]
私を苛立たせるな 世界中の人々の慾を背負う器にヒビが入らぬよう 守るのもまた管理者の仕事だろう?
[有無を言わさず、わずかな足の隙間に右足差しいれ もっと開けとばかりに蹴り付ける。 背を向けた少女の尻肉をつかみ、左右に開いて 押し付けるのは怒張した熱棒]
力を抜いておけ 裂いてほしいならそのままで構わない
[花弁型の穴の更に奥へ 未だ未開通だろう閉じた場所を探り当て 淡い茂みを強引に割り裂き身を進める]
(+36) 2011/04/22(Fri) 00時頃
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―通路→個室― [少女の身を貫いて散々嬲った後。 一度慾を吐き出した事で、男に僅かな理性が戻る。 己の行動を振り返り、青褪めた顔で少女を抱え 個室へと運んだ。 鍵は少女の手に。 パタン、と扉が閉まる**]
(+40) 2011/04/22(Fri) 01時頃
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[ベルナデットを身に受けた慾のはけ口にして 吐き出した精とともに、ゆっくりと戻る理性。 己が与えた仕打ちに、表情に浮かぶ絶望と苦悶]
ベルナデット……?
嗚呼、何という
ロビン 私は
[妻の名を呼ぶ低い声が震えた。 間を暫し 意識を失った少女を抱え、向かう先は与えられた個室]
(+46) 2011/04/22(Fri) 11時頃
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―個室003― [鍵がかかっていたとしても、少女の所持する其れで開く。 必要な家具が全て備え付けられている場所 ただし、色欲の部屋は生活小物が一切合切省かれていた。 用途の違う使い方をした前任者が居たのだろう 寝台の上に少女を寝かせ、タオルを探しに部屋を巡るも それすら見つからず]
……
[少女を見下ろす男の脳裏は色欲に侵されて行く]
清めなくては 嗚呼、でも
どうやって……?
[僅かな理性が残るまま、複雑な顔をして少女の膝を割る。 剥きだしにさせたままの下部から、流れる体液は色混じるもの。 其処へ躊躇することなく顔を埋めて、舌先でぴちゃり、と舐る]
(+47) 2011/04/22(Fri) 11時頃
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[やがて男は本来の目的を忘れ 其の行為に没頭していく**]
(+48) 2011/04/22(Fri) 11時頃
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―個室003― [少女の脚を割り、その間に頭を埋めて舐る行為 最初は汚れ拭うような仕草 徐々に意識にごって、ただ女性の秘部を弄るだけの仕草と 変わる間際]
……っ、
[違う名が聞こえて、すっと頭が醒める。 顔を上げて少女の頬を二度、軽く叩く 目覚めを促すよう その表情は正気を取り戻し、動揺の混じるもので]
ベルナデット 彼を想っているのなら、今すぐ此処を立ち去りなさい。 私が未だ、正気保てているうちに
[乱れているのは、少女の着衣のみ 男がきっちりと着込む衣装は主の僕たる証。 首を振って、寝台の上からおりた]
(+51) 2011/04/22(Fri) 21時頃
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―個室003― [柔らかな壁の方を向いて、男は背に少女の声を聞いた]
先刻貴女が、一人の名を呼びました 行為の最中に 無意識に呼ぶほど想う相手が居るなら、彼の元へ。
……色欲の器は此処に拘束して行けば問題はありません。 鍵はあなたがお持ちでしょう。
純潔を美徳とするなら 情の無い相手に身を開くなど、断固断るべきだったのですよ。
[ため息をひとつ。 胸に溜まる慾を吐き出すように]
(+53) 2011/04/22(Fri) 21時半頃
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覚えていないのですね 貴女が呼んだのは、強欲の器となる方の名ですよ。
[低い声は、淡々と。 時折ため息が混じるのは、意識を正常に保とうとするが故]
管理者。 何をどう管理する心算ですか?
慾の溜まった私の捌け口となる? それとも、私を拘束し慾を抑える? 貴女のしたい事は、私の世話ですか? それとも、ただの仕事ですか?
(+55) 2011/04/22(Fri) 21時半頃
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私は辛い。 ……妻でもない貴女に、または他の誰かに 欲情してしまうことそのものが。
[視線が向いているとは、知らぬまま 背を向けた男が首を振る]
ですが、主から与えられた任は拒めません ならば、私が願うのは一つ この部屋へ閉じ込めて貰う事
(+56) 2011/04/22(Fri) 22時頃
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―個室003―
覚えていなくとも 彼に対して感じるものはあるのでしょう
[苦い笑みこぼし、ため息ひとつ。 内腿を伝うのは朱ばかりでは無かっただろう 溜まる欲は満足にかき出せては居ない]
望み? 役目でなく?
[首を傾いだ]
理解出来ません。 意味がわかっているのか、どうか。
私は色欲の塊のようなもの。 受け止める事で、どうなるか つい今しがた理解できたのではないのですか
(+59) 2011/04/22(Fri) 22時頃
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―個室003―
愚かな子
[衣擦れの音。 声がわずかに近くなり 思わず振り返れば視線は下に]
寝台に戻りなさい 立てもしない癖に
[青碧を見遣る事はできず それでも少女の腕を取り立ち上がらせると 肩を貸して柔らかなベッドの上へ座らせる]
…………いけない 駄目だ
[触れれば其処から慾が溢れる。 ごくりと生唾をのんだ]
(+60) 2011/04/22(Fri) 22時頃
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―個室003―
偽善者。 ……私があなたに向けた仕打ちを何とも思わないのか。
[唇を噛んだ。 痛みすら、慾に変わると気づく。 首を振った。 黒衣を引かれて身を離す]
父親はどうなりました ……色欲が世に無ければ、起こらなかった事故でも?
(+62) 2011/04/22(Fri) 22時半頃
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そう、私は……悪くない
[ため息が増える やがてそれは荒い吐息に]
……両親は、もう居ない 守るべきもの 私 のように 妻子をというわけでもなく
愚かな娘
[くす、と嗤う。 浮かぶ嗜虐心 器にたまる慾が毀れかける]
(+64) 2011/04/22(Fri) 23時頃
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嫉妬がなければ、浮気を疑う事もない 強欲がなければ、命を奪うことも無く 色欲がなければ、そも強姦など起こりえない [理性の崩れる音。 けれど、一度達した身は 二日分を身に受け溢れきった先刻よりも未だ 冷静に相手を捉えている]
色欲の管理者は、謂わばもうひとつの器のようなもの 私の身に抑えておけぬ慾は、お前が受け止めろ 其れが望みだろう?
純潔を美徳としながら色欲にまみれて堕ちていくだろうお前を思うと、少しは心が晴れる気がする
[袖口手繰られる。 そのまま、手を伸ばして肩を掴む]
(+66) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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[柔らかな寝台の上に押し倒し、男は嗤った。 黒檀色は、細められて]
――器が受け止める慾を その意識保ったまま受け止めるといい 何処まで耐えられるか
それでも 私を助けてくれるな、ベルナデット?
[幾度少女が達することとなるのか。 男の着衣は最後まで乱れはしなかった*]
(+67) 2011/04/22(Fri) 23時半頃
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―個室003→廊下―
……は、……
[溜まった慾を吐き出すと、男にいくらかの理性が戻る。 其れもまた身に世の罪が注がれれば薄れてゆくのだが]
いけない このままでは、また
[首を振って立ち上がる。 扉を開き、外へ。 器の一人歩きを 管理者は放っておくわけにはいかないだろう ただ、追いかけてくるには間が出来る筈 何しろ彼女の衣服は男が引き裂いてしまったまま]
――――…意識を、逸らさなくては
[向かう先は、メインルームの広間]
(+71) 2011/04/23(Sat) 21時半頃
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―メインルーム― [広間にたどり着く。 周囲を見渡して]
……トニー……謝罪をと、思ったのですが
[待機室側の壁には黒衣乱さず着込んだ男の姿が映る。 メインルーム側に子供の姿は見えず コリーンは未だ其処にいたかどうか 男はため息を一つ 近くの柔らかなソファに身を沈める。 向こう側の声が聞こえて、少し眉を寄せた]
(+72) 2011/04/23(Sat) 22時頃
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―メインルーム―
……ラルフの意思は
矢張り、「壊す」……という事でしょうか
[待機室の会話が聞こえてくる。 眉を寄せたまま、男はソファに座ったまま身を乗り出す]
(+73) 2011/04/23(Sat) 22時半頃
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チャールズは、リンダの小声は聞こえない。
2011/04/23(Sat) 22時半頃
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―メインルーム、大部屋―
……嗚呼
[コリーンに視線を向けず、声を拾ってうなずく。 ため息は意識を他所に移す為]
そうですか、部屋で休めているなら 起こすのはしのびないですね
[女を意識すれば慾が向く。 首を振った]
それにしても、予想はしていましたが 繋がれない器が出るということは 其の分の災厄は、世に蔓延してしまう……
そう謂うことですね
(+76) 2011/04/23(Sat) 22時半頃
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―メインルーム― [台所からの叫びは、待機室に映る此方側まで届いたらしい 何と叫んでいるのか、男には聞き取れなかったが]
嗚呼、ベルナデット ……強欲の器は欠けたままとなるようですよ。
[やってきた少女に気づいて、 ソファへやってくる様子に立ち上がり 近づかぬよう距離をとる。 意識してかせずにかコリーンの声がするほうへ]
次の器がそう簡単に見つかるか 見つかったとして、己が運命を受け入れるかどうか
子供の身で世の暴食受け入れる覚悟を したトニーの意志は 報われぬということですね
[吐息もらす女の背後へ近づき、その肩へ手を伸ばした]
(+80) 2011/04/23(Sat) 23時頃
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……強欲? どちらかといえば 傲慢の器に相応しいんじゃないでしょうかね、彼は。
[肩をすくめてラルフの宣言を聞いた]
まあ、誰しも全ての負の感情を 本来は持っているものですからね…… それにしても、なんと醜いことか。 あれが世に蔓延するのだと思うと
[大きな手のひらが、女の細い肩を撫ぜる]
私の覚悟は、然程のものではないですよ。 醜い己を世間から隠したいが故の選択でもあったのです。 其れをいうなら……貴女や彼女の覚悟も でしょう?
[慰めるような手付きに留まってはいる。 今はまだ]
(+83) 2011/04/23(Sat) 23時半頃
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―メインルーム・大部屋―
……驕り高ぶった心を持つが故に多くを望む 全ての慾は何処かで繋がっているのでしょうね
[コリーンの背後にたった男は、彼女の肩から腕へ ゆるりと撫ぜる手付きをおろす。 前かがみに、耳元へ唇を寄せて]
トニー あなたは、あの子の為に決意したのですね 私もシステムが終わるとは思いませんが ……整うまでに時間がかかりそうですよ
[痩せた少女よりも肉付きの良い女の体 感触を楽しむように、二の腕を掴む]
(+86) 2011/04/23(Sat) 23時半頃
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―メインルーム・大部屋― [未だ男に理性は残っている。会話が可能な程度にではあるが]
違いますよ。 過ぎた望み、過ぎた願いが慾になるんです。
[間近で女のつぶやきを聞いた。 一度視線が絡む。 腕を掴んだ手で其処に女を押し留めると、身をかがめて首筋に唇を近づける。 のど元にたてる牙はないけれど]
時間がたったとして……暴食色欲だけは 此処に吸い上げられるんでしょう が 他の慾は
[言葉が途切れた。 女のにおいがする。 トニーの声が聞こえたが、男は構わず舌を這わせた]
(+91) 2011/04/24(Sun) 00時頃
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―メインルーム― ……そういうことですね。 私たちは報われぬまま、此処で辛い思いをし続ける。 少しは、ご褒美があっても良いと思いませんか?
[ひゅ、と空気の動きが間近で起こる。 男はうっすらと笑みを浮かべ、身じろぐ女を解放する]
小さな騎士と 我が「器」に免じて 今は、何もしませんよ。 [トニーが割ってはいるのに、両手をあげて見せ ベルナデットのほうを見やる。 丁度、待機室の映る画面のほう]
どうなるか、まだ理解出来ていない……やはり愚かな娘だ。 五年もすれば、今のお前は消えてなくなっているだろうに。
(+95) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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こちらへ、ベルナデット [画面に手を伸ばす女に命じる。 低く冷たい声]
お前の望みは何だった?
(+96) 2011/04/24(Sun) 00時半頃
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―メインルーム・大部屋―
……いつか其の時を楽しみに。
[>>+97コリーンの傍を離れる際に、囁いたのはそんな言葉。 結局純潔の管理者と強欲の器が画面越しに触れ合えたのかどうかはさておき。 現在、人が増えるころ 少女は男の腕の中にある。 少女の望みは此処にある故に]
嗚呼、揃ってきたな 接続順が決まったか
[ソファに座る男の上に少女を座らせている 詳細見えぬ向こう側からは、一人座るようにしか見えない。 >>316寡婦の声が聞こえ、男は低い声で唸る]
(+100) 2011/04/24(Sun) 01時頃
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不義を訴えるならば 先ずは自らが手本を示すのが筋だろう 現に私は此処にいる ……貴女の到着を待っているよ、パピヨン
貴女がこちらへくれば 世界の傲慢は押さえられる
[名を呼ぶ低い声]
その場のものを呼ぶならば 此方へきて、災厄がどのようなものか 教えてやれば良い
開放されることでどれ程の犯罪があふれるのか 加害者となる者にかけらでも罪悪感があるならば
まさか其の侭此処を出ようなどとは思うまい?
(+101) 2011/04/24(Sun) 01時頃
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嗚呼 私達の犠牲を忘れ、世界に慾を撒き散らし 己の事だけを考え、無様に生き恥を曝そうとする
……まさか其処まで醜い者達ばかりでないと 私は信じているよ?
[くく、と低い笑み。 身に溜まる慾は常に増え続けている 己の理性は徐々に薄れて 考えるのはただ、情欲向ける対象が増えれば良いと 自分本位は寧ろ男も]
(+102) 2011/04/24(Sun) 01時半頃
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…………醜いな。
[フィリップの宣言には、ただ一言。 ぎり、と膝の上に乗せた少女を擁く腕に力が篭る]
スティーブン? 何かいいたいことでも。
[不鮮明な映像で、何処まで彼に見えているのか。 影は折り重なっている]
(+103) 2011/04/24(Sun) 01時半頃
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こちらの世界を知っている ペラジー
お前がしようとしているのは この部屋を外へ解き放つのと同じ
……それでも構わないのか? お前も自身すらよければ他はどうでも良いか
[待機室に居たころには、よく考えろと言った其の唇が 低い声で責め立てる。 自身すらよければ構わない。それは男自身の話でもある。 選択肢が違っただけのこと]
余計な感情など抱かず、さっさと戻れ お前の役目は此方に繋がれることだろうに
(+104) 2011/04/24(Sun) 01時半頃
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醜いな……人間と言うものは
[男の声はそれきり。 ただ、時折 少女の控えめな声が洩れるのを さて誰が聞いていたのか**]
(+105) 2011/04/24(Sun) 01時半頃
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お前達は違うだろう? 夫人と共にこちら側へおいで、ブラザー・ムピス
[ムパムピスの声が聞こえると 男は意識を其方へ向ける]
永遠に、その生尽きるまで 器の世話をするのも、主の僕ならば幸福に思うだろう? [聖職者へ向ける言葉として与えた言の葉 しかし其の裏に、脳裏描かくことが出来るだろう光景は 対象の器の傍に居る事を許される管理者の**]
(+106) 2011/04/24(Sun) 02時頃
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