158 Anotherday for "wolves"
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/17(Sun) 21時頃
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─ 昨日、帰路の途中 ─
[家へと向かうために宿を離れれば、ちょうどそこへと向かう三人の人影に気づいた。 顔を上げて、いつもなら笑みのひとつでも浮かべて挨拶するところだが、目を合わせるだけが精一杯だった。
何も言わず、こちらの顔を見ればどこか気まずそうにすら見えるその表情は、既にマーゴのことを知っているといった態度として男は捉えた]
──…、明日にでも、花束買いに行くわ。弔い用に、な。
[クラリッサに気遣われれば>>3:311、それに応も否も返さず。 ただ、鈍く苦く口許を笑みに似たように持ち上げて、そんなことを告げてみる]
(76) 2015/05/17(Sun) 21時半頃
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[>>3:353ドナルドからの視線を受ければ、グレッグから聞かされたこと>>3:286を彼の口から確認し、返ってきたのはおおよそはグレッグの言葉への否定>>3:340だっただろうか]
つまりは、こうなるか? グレッグが嘘をついているか ドナルドとジョスランが揃って嘘をついているか。
[グレッグから聞かされた言葉と、ドナルドから聞かされた言葉。 それらは相反しているように思えて、男の中でそんな選択肢が浮かぶ]
独り言だ、忘れてくれ。 じゃあ、俺はこれで。
[そう話を切り上げ、帰路へと]
(77) 2015/05/17(Sun) 21時半頃
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[家の前に着く頃にはちょうど、埋葬の為にスティーブンがマーゴを迎えにきていたところで>>3:352]
……すまねぇ、先生。
[亡骸を抱える彼に一言だけ、ぽつりと告げた。
マーゴを守れなかったこと、その亡骸をきちんと埋葬出来ずにいたこと。 そうして今、不甲斐ない面構えを晒していることを謝罪して、返ってくるかもしれない彼の言葉が怖くて、早足で家へと戻った。
それでも一晩経てば、詰りや皮肉なんかを受け止めるべきだと思えるから不思議だった。
もっとも。 そんな言葉を、もしかしたら違った言葉をくれたかもしれないスティーブンも、変わり果てた姿で見つかることになるのだが。*]
(79) 2015/05/17(Sun) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/17(Sun) 22時頃
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─ 翌日、早朝 ─
[誰かが家の扉を慌てた様子で叩く音で、男は目を覚ました。
訪ねてきたのはアルカイドの代わりにスティーブンを探していた者>>18で、彼は教会で火事が起きたこと、そうして村中探し回っても探し人の姿が見つからないことをサイラスに告げ、医師よりはだいぶ格下の薬屋へと仕方なく助けを請いにきたのだ]
医者のが確実だけどなぁ。 俺が面倒見られんのは、多分火傷くらいだぜ。
まぁ、スティーブンが戻るまでの繋ぎ程度な。
[そう渋々頷いて、男は大慌てで着替えて使えそうな薬を鞄に詰め込み。 怪我人が控えているという教会近くの小屋へと向かう。
スティーブンが見つからないという言葉に、わずかな不安を覚えながら]
(95) 2015/05/17(Sun) 23時頃
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─ それから ─
[思いのほか怪我人は少なく、医師よりも使えない己でもそれなりに役に立ち。 そうしてお役ご免となれば、消火作業が終わった教会へと足を向けようとした。
その頃には教会の中で焼死体が見つかったこと、それが村中どこを探しても見つからないスティーブンじゃないかと言う者も現れて。
否定したい気持ちが湧くが、それはすぐに打ち消されてしまう]
(100) 2015/05/17(Sun) 23時頃
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[村中どこを探しても見つからなかったから、己は呼ばれ。 繋ぎだと言いながらも、一通り怪我人を診ることになったこと。 それを思えば、それは人の口から出た軽口なんかじゃないような気がして──……]
……嘘だろ。 アンタまだ、この村に必要とされてんのに。 俺なんかが残ってても、無力すぎるだろ。先生は、猫の面倒だって見なきゃなんねぇのに。
[真実かどうかも定かではない、人の口から出た軽口。 嘘であってほしいと願いながら、独り言をこぼした。
それでもどこかで、マーゴの近くに頼り甲斐のある彼が逝ってくれたならば安心出来るのではないかと。
そんなことを一瞬考えた自分に、反吐が出そうになった]
(101) 2015/05/17(Sun) 23時頃
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[ゆるく、男は首を振った。 真実かどうかも判らないことを鵜呑みにして、都合のいいことを考えるのは愚かだ。
愚かな考えを振りほどき、焼死体の確認の為に教会へと足を向けようとしていたのだ。
そんな時だった。 男の視界に、教会から程近い墓地へと向かうメアリーの姿が入ってきたのは>>51]
おはよう、メアリー。 ……教会の噂、知ってるか?
火事があって、中で、人が死んでいたみたいなんだ。 スティーブン先生じゃないかって、言われてる。
[声をかけて、少女が少しでもこちらを気にしてくれたなら、そう告げるだろう。 未だ晴れぬ、疑いの眼差しを隠さずに]
(103) 2015/05/17(Sun) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/17(Sun) 23時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/17(Sun) 23時半頃
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[声をかけたならば、メアリーのヘーゼルグリーンの双眸がまっすぐにこちらを見上げてくる>>105。]
人を殺したバチ、か。 先生が死んだのがそれなら、マーゴが死ぬ理由にはなんねぇだろ。 あの子がバチを受ける理由なんてあるわけがない。少なくとも、俺にはそう思える。
[続けられたメアリーの言葉>>106には暫し迷うように瞳を逡巡させた後、射抜くようにしてメアリーに注ぎ直した]
昨日も言った通り、疑ってるよ。 だからこそ、お前さんの反応を見たかった。
結局は俺の目が疑いで曇ってるから、何をどう反応されたって、ああ、お前は怪しいって映るけどな。
[溜息と同時に、胸に湧く罪悪感を追い出して。 小さく、男は笑った。どこか、自重気味に]
(113) 2015/05/18(Mon) 00時頃
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寄り道させて、悪かった。 ……そうだな、マーゴの葬式、やってやんねぇとだな。
[これが日常なら、ルパートの葬式に出ると告げることも、マーゴの葬式にはお前も来いと、メアリーに告げることが出来ただろう。 そもそも日常ならば。葬式なんて言葉は、きっとまだまだ遠い筈で。
とっくに壊れたそれへの未練を感じながら、メアリーを見送ることにした]
メアリー。 お前さんの疑いを晴らすなら、何をどうすればいい?
[曇ったまなこを持つと理解しながらも。 それでもそんな言葉を最後に放つのは、男の捨てきれない弱さのせいだろう]
(114) 2015/05/18(Mon) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 00時頃
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なら。 そうじゃないって理由を持ってるなら。 俺にはその理由の持ち主が、お前にしか見えねぇよ。
[マーゴに理由がないと口にしながら、それは全員にとっては違うと>>133。 そう口にするメアリーこそが、その理由の持ち主なのではないかと。
男が見てきたパズルピースを組み立てると、どんなにいびつでも、そんなふうに組み立てられてしまう。 だからこそ、疑いははっきりと言葉として紡がれる。
そうして問いかけに返る囁き>>135には、ただ肩を竦め。
黒衣を纏うメアリーの、風の勢いをなくした背を見送った]
(146) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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─ →教会 ─
[メアリーを見送り、男は本来の目的地だった教会へと足を運ぶ。 焼けたことがありありと判る匂いに眉間を寄せ、中へと入る。
それはちょうど、中にいる三人の話が一区切り終えた頃のことで。 和やかな空気みたいなものを感じれば、どこか申し訳なさそうに、焼死体の噂を確認した旨を告げるだろう]
(151) 2015/05/18(Mon) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 01時頃
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[人が──、アルカイドが、ジョスランが、ドナルドがいる教会の、祭壇がある場所。 その場所には、建物が燃えたものとは明らかに違う匂いが立ち込めており、男の眉間は自然と寄ってしまう]
……アル──、
[声をかければ、アルカイドがふるりと首を振り>>163、そうしてその蒼の瞳が何かをくるんだ白布の方へと落とされる]
……先生、なのか。
[確認をする言葉だが、誰よりも先に反応してくれたのがアルカイドで、答えは充分だった。
マーゴには届けられなかった、安らかな眠りを祈る言葉が自然と落ちた]
(170) 2015/05/18(Mon) 01時半頃
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ああ、本当に残念……だな。 忙しくなるって、ただの薬屋だぜ俺……。多少はどうにかなるけど。
[そうして男はジョスランを見て、投げられた言葉>>172に肩を竦めてみた]
そういや。 お前さんが貸してくれたヤツ、きちんと洗って返すからな。
[思い出したようにジョスランに昨日かぶせられた黒い布への礼を告げ、何かあるならば暫しその場に留まり、教会を後にするだろう。**]
(175) 2015/05/18(Mon) 02時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 02時頃
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─ 教会にて ─
ま、確かにだな。何かあれば、コキ使ってくれ。 一番頼れる人がいない中じゃ、そこそこ使えるだろうしよ。
[ジョスランに頼りにしていると言われれば>>177、きょとと目をしばたかせ、そうしてくしゃりと静かな笑みで表情を崩した。
借り物は適当でと言われれば頷きはしたものの、筋は通す算段を頭の中で描く。 犬臭いという言葉には、友達の匂いだから平気だと笑う]
(244) 2015/05/18(Mon) 16時半頃
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[それからドナルドにメアリーと会ったかと訊ねられ>>209、男は頷きを返した]
ルパートさんの葬式するって、墓地に行ったよ。 グレッグが一緒じゃなかったから、ちいと驚いたが。
俺、グレッグにも本人にもはっきりと、メアリーを疑ってるって言ってたりするからなぁ。
[アルカイドとドナルドが、疑惑の視線をメアリーに向けている話を耳にしたから、だから男も自分の思考を明かす。
憎んでいると言い切らなかったのは、己の無力さへの嫌悪や憎しみを、疑うべき相手に一緒に投げかけている自覚があったから。
無力な自身を呪えば、きっと家に閉じこもって身動きがとれなくなってしまう。 だからこそ、本来己に向けるべきありったけの自己嫌悪を、疑惑の中に混ぜていた]
(246) 2015/05/18(Mon) 17時頃
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グレッグの話も(>>3:286>>3:287>>3:288)、ジョスランやドナルドから聞かされた話と食い違ってたりするし(>>77)。
俺には、メアリーとグレッグが。 二人が違えば、ドナルドとジョスランが繋がっているように見える。
はは、これだと複数いるってことになんのか。共存なんていらねぇって、そう思ってるのが。
[言いながらはたと。 複数の狼が人に、そして同族に牙を向けているという可能性に、男は気づいた。
共存と言葉にしながら、どこかでそれもう、叶わないことではないかと思考は揺らぐ。
同族を疑心のままに爪弾き、そして喰らい殺し。 無事にこの件が片付いたとしても、そんな種族を人間が自分達の生活と共に在れると思ったままでいてくれるとは、考えづらい。
そんなことをどこかで思いながらも、死んだ者がいるならば、止まるべきではないだろう]
(247) 2015/05/18(Mon) 17時頃
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ああ、そうだ。 ジョスランとドナルドが繋がってるんじゃないかって言ったけどよ、俺はジョスラン信じてんだよな。
ここ疑ったら、多分もう俺は、完全に俺じゃなくなるだろうよ。
[苦く笑い、つい先ほど落とした言葉に付け足していく。
マーゴの友人である、まだあどけない少女に刺すような疑心を向けるのを隠さない時点で、既に男のらしさと呼べるものは失われている気はしていたが。 それでもまだ、ほんの少しの情みたいなものは、友人を疑わないことで残しておきたかった]
(248) 2015/05/18(Mon) 17時頃
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お前さん、呑む気か。こんな時に。こんな時だからか。
[そんな友人に対してドナルドが不安を覚えているなんて知らず、それを払拭するために告げる軽口めいたもの>>216。 それには深い溜息をこぼして、じとっとした目でドナルドを見た。
少しだけ日常が戻ったような錯覚をするが、それでも息を吸えば焼けた建物や、布に包まれたひとおおかみの匂いが未だに鼻をつき、そんな錯覚はすぐにどこかにいってしまう]
(249) 2015/05/18(Mon) 17時頃
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呑んで逃げ遅れて怪我した奴がいるかもと備えてたのが、お前さんに役立つとは思わなかったぜ。 ほらよ。肝機能に効くヤツと、一応、胃腸薬。
[鞄からリクエストされた効能があるような物の包みを取り出して、投げるようにしてドナルドへと押し付ける]
じゃあ、俺はこれで。 マーゴに供える花束でも買おうと思ったけど、ついでに先生に供えるのも買ってくるよ。
[埋葬を手伝わないことを詫び、そうして男は教会を後にする。 >>177ひらりと片手を振ってくれたジョスランを、横目に捉えながら。
こうして教会を離れた男は、墓地に養父の友人である学者が眠ることは知らずにいた。*]
(250) 2015/05/18(Mon) 17時頃
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─ →花屋へと ─
[花屋へ赴けばそこにクラリッサの姿はなく。 彼女の家族の誰かが応対してくれれば、クラリッサのことをそれとなく訊ねてみる]
グレッグと出かけたんですか? ……スティーブン先生からの注文の花を持って、ですか。
[なら、彼女はまだスティーブンが亡くなったことは知らないのだろうと、そんなことをぼんやりと思う。
薬になる草花には詳しくても、献花すべき花になんて詳しくない男は、脳内にあるイメージのままに白いカーネーションをベースに花束を仕上げてもらっていく。 肉体から解放された魂は、もしかしたら目が見えているのではなんて、馬鹿なことを思えば──……]
(251) 2015/05/18(Mon) 17時半頃
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あ、これも混ぜてください。
[彩りもあれば、その目が楽しめるかもしれない。
そう思い、目に付いた淡いピンクのカーネーションも混ぜるように頼み、かすみ草にの中に花びらが綻ぶものを作ってもらった]
有難うございます。じゃあ、また。 クラリッサが忙しいようなら、自分が薬を届けにきますんで。
[白と淡いピンクで作られた花束はどこか愛らしく、捧げるべき人を思うような出来栄え。 スティーブンへの献花は、クラリッサが持つという彼がオーダーしたものでいいのではないかと思えたから、自分が用意するのはやめにしておいた。
男は頭をひとつ下げてから、花束を抱えて花屋を後にした。**]
(252) 2015/05/18(Mon) 17時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 17時半頃
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─ 回想、教会 ─ [自分の疑い先、見解を告げた時のジョスラン>>261にはほんのわずかな笑顔を浮かべ、続けられた言葉に笑みは苦いものに変わる。 それは、グレッグならメアリーを許さないという彼の言葉への同意だった。
おかげで疑いは簡単に揺れるが、他に向けられるところが浮かばない]
アイツ、ドナルドを疑ってるって言ってたぜ。
[>>286グレッグの疑い先を気にするドナルドには、昨日聞いた言葉>>3:288を隠さずに伝えた。 ジョスランから教えられたというグレッグが知るネックレスの話>>3:286、それを教えたジョスランを疑う気はない>>3:87ということも。 それ以外に自分が言えることがあれば、それもドナルドに伝えていただろう。*]
(305) 2015/05/18(Mon) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/18(Mon) 22時頃
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─ 墓地へと向かう道中 ─
[花束を抱え歩く男にふと、冷めた視線が刺さる。 それは慣れてきたものだが、より一層の畏怖と蔑視が混ざっていた気がして、わずかに首を傾げた。 と、その時──……。 ]
『あいつかい、人を喰らい殺したってのは』『ああ、酔いながら自分で言っていたらしいじゃない』 『いつも一緒に歩いてた子が死んで、同情もしてたんだけどねぇ』『存外、自分は違うって思わせる為に殺したかもしれないね』『ああ、何せ人喰らいだしなぁ』
[ひそりと交わされる言葉は、己の過去に関するもの。
人狼族が抱えている、仲間殺しをしてまで正そうとしている過ちが未だ解決しないせいもあり。 男にとっては妙な話まで加わり、村に巡り始めていた]
(307) 2015/05/18(Mon) 22時頃
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( ああ、こりゃぁ。 )
[そのうち更に膨らんでいくだろうなぁと。溜息をこぼし、歩みを進めていく。
村の人々の口からこぼれる、人の味を知るひとおおかみの話。
それは確たる疑い先を持たぬ者、揺らぎやすい者の耳に入れば、疑惑として思考に刻まれるかもしれない]
(308) 2015/05/18(Mon) 22時頃
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─ →宿屋へと ─
[村の人々の声から逃げるようにして男が向かったのは、墓地ではなく宿屋だった。
どうせ墓地へと向かう時、スティーブンが頼んだ花も手向けられればいいと思ったから>>252。 ならばクラリッサから、その花を受け取れないかと。 そんな考えで、男の足は宿屋へと向かう。
きっと扉は開いている。そんな確信で片手を扉に伸ばした時、風が吹いた。 穏やかなこの季節にぴったりな風は、裏手の方の家畜達のざわめきを男の耳に届けた>>315。
次いで聞こえたのは、少女の悲鳴>>321]
今の、メアリーか!?
[何が起きているか判らないまま、騒ぐ鼓動を片手で掻くように宥め、悲鳴の聞こえた方へと駆けた]
(324) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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おい、メアリー! 一体何があったんだ!?
[家畜達のざわめきと、悲鳴が聞こえた方へと駆けて、そうして聞こえた声の主へと声をかける。 それは疑惑を向けている大人としてではなく、馴染みある友人の連れとしてのそれだった。 ただし、状況が状況だけに、切迫した声ではあったが]
一体何が──……
[突き飛ばされたメアリーの体勢は、どんなものだっただろう。 男の蒼の双眸はまずメアリーを捉え、そうしすぐに彼女に駆け寄る。 彼女がサイラスを受け入れるかどうかは判らないけれど。
そうして男は、本来ならば“あってはならない”光景を目にする>>315。*]
(326) 2015/05/18(Mon) 22時半頃
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[メアリーに駆け寄りながらも、視線は眼前の光景へと注がれる。 それは確かに“あってはならない”筈の光景。
金色の狼──それは多分、グレッグだろう──が、同じ人狼であるクラリッサへと押しかかる姿で>>334]
メアリー、おい、メアリー。
一体何がどうなってるんだ。 何でクラリッサもお前も悲鳴上げてて 何でグレッグが、あんなことしてんだ!?
[返答はないかもしれないと理解しながら、この光景の理由を、メアリーに問いかける。 金色の狼の挙動を見て、自分はどうすべきかと考えながら。
向かってくるベネットの気配>>333に、男はまだ気づいていない]
(338) 2015/05/18(Mon) 23時頃
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アホたれい、さすがにこれは放っておけねぇだろ。
[問いかけたメアリーからのわめき>>341に、男はいつも通りに返す。 一瞬だけ縋る視線を向けられたことに、疑いなんかどうでも良くなりそうだ。
否、それよりも問題は眼前の光景だろう。
と思った時だ、ベネットがグレッグの名を紡いだのは>>340。状況が判らないと言った表情に、そうだろうと密かな同意を覚えてしまう]
(343) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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[現れたベネットから、視線を金色の狼へと戻す]
おい、お前さん、グレッグだろ。
何だって──……
[こんなことを。と、告げかけた時だ。
グレッグを呼んだメアリーが、クラリッサを組み伏せる金色の獣の後ろ足に噛み付いていったのは>>342。
もしそれに狼が怯むことがあるならば、男は自分の力のなさを無視して、体当たりでも仕掛けてみようかと。 そう思いながら、固唾を飲み込んで。 状況をまっすぐに見守る]
(344) 2015/05/18(Mon) 23時半頃
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[その様は、人が見れば。 人の姿をした女性を、金色の狼が襲い。 そんな狼の足を、小さな狼が噛み付くという、不思議な様だっただろうか。
メアリーの牙を受けてグレッグが怯むように鳴いたのを聞けば>>346、男はすぐに金色の獣との距離を詰めた。
組み敷かれるクラリッサの傍らに位置することの申し訳なさ、それから足に噛み付く小さな狼に変わったメアリーに対する申し訳なさが一瞬過ぎるが、それを頭からどかして。
右足の爪先を、思いっきりグレッグの首をめがれてめり込ませようとした。 それが当たるかどうかも、邪魔が入るかどうかも判らないままに。*]
(349) 2015/05/19(Tue) 00時頃
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っ!
[確かに獣の首元に足がめり込み、悲鳴を上げてクラリッサの上から離れる>>352]
ベネット! クラリッサを頼む、引き離しておいてくれ!
[ベネットはどうしていただろうか。 彼に叫ぶように声をかけるのと同時、地面へと叩き落された金色の狼の身体に、自らの身体を覆いかぶせて、その自由を奪おうとする]
おい、グレッグ。 どうしたんだ、お前──……。 何でクラリッサを……。
それとも、お前なのか? 過ちをおかした同族ってのは──。
[静かに問いかけながら、全体重をかけてグレッグの背を押さえ込もうとすれば、抵抗はあっただろうか。
疑いを移す言葉は、きっとメアリーにはたまったもんじゃないだろう]
(354) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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なぁ、グレッグ。 聞かせてくれよ。
頼むから。
[抵抗されたならば、なるたけ込められるぶんだけの力を込めて、それを封じる。 もしそれでも敵わないくらいの抵抗があるならば、己も獣の姿へと、本来の姿へと戻ることを考えながら問いかけていく。
頭の片隅で、グレッグの命を手にかけることを描きながら。 男の注意は、全て金色の狼に注がれている。*]
(356) 2015/05/19(Tue) 00時半頃
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[>>360喉元に男の足がめり込んだ狼は咽せたように咳き込み、それでもその姿のままにクラリッサへと向かう。 取り押さえ体重をかけ、問いかけに何も返ってはこない。
それがまるでグレッグの意思のように思えた時、メアリーに突き飛ばされた>>358]
(362) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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メアリー。 ──殺すなら、殺せよ。 でも、これは多分、族長が言った過ちの現場だ。
[一度弾き飛ばされた身を戻して、そうして低く唸るようにしてわめき散らす少女を静かに恫喝する>>359。 彼女にかけた言葉で、男のグレッグを手にかける意思は伝わるだろう。 そのまま、わめく彼女の華奢に肩を押しどけるつもりだ。
大人と子供の力ならば、抵抗されても男の思うままになるのはそう時間はかからないだろう]
メアリーを押さえてくれ、はさすがに荷が重いか?
[クラリッサを託したベネットに視線を向けてみるが、どうだろうか。 取りあえず男は、目的を果たすためにメアリーを押しのけた。 どんな抵抗を受けても、男はそれを果たすつもり。*]
(364) 2015/05/19(Tue) 01時頃
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いい子だ、メアリー。
[やがて不本意ながらも身を引くメアリーに>>370、男はほっと胸を撫で下ろした。 いつもの調子で投げた台詞だったが、きっと彼女からしたら反吐が出るような言葉だっただろう]
……なぁ、グレッグ。 どうして──……
[メアリーを押しのけ、大人しくなったグレッグである獣の傍らに屈み込む。一応はその背を両手で押さえることは忘れない。
静かに語りかけてみても、威嚇するような呻きしか返ってはこない>>367]
(375) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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怪我、してるぜ。 スティーブンが亡くなったから、薬を使えるのは今んとこ、この村には俺しかいねぇ。 そっちの身体じゃ、毛ぇむしったりと手当てするには不都合なんだ。
そのまんまだと、噛んだメアリーだって気に病むだろ。
[だから人の形を取らないかと勧めるが、返ってきたのは威嚇の呻きだけだろうか。
その頑なな態度に男は諦めの溜息をこぼし。 そうして──……]
(376) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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──グレッグを。 過ちを犯した者として、手にかけてもいいだろうか?
[男は静かに、ベネットとクラリッサを見て問いかけた]
(378) 2015/05/19(Tue) 01時半頃
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[耳を塞いでくれりゃあいいなぁと願っていたメアリーの身体が、しなだれ落ちていく>>373。 いっそそのまま、気でも失ってくれればいいのにと思うくらいに、彼女にとって酷なことを告げているのは理解していた。
村において、後から来た自分よりも親しまれている働き者の青年に限ってまさかとか。
そんな迷いも頭の中にぐらぐらと湧きながら。 それでも、目撃したのはクラリッサに牙を向けようとした姿だ。
ベネットとクラリッサに静かに問う瞳には、内心の迷いや弱さなんか滲ませないもので。
返る二人の答えがどんなものなのかは、今はまだ判らない。**]
(379) 2015/05/19(Tue) 02時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/19(Tue) 02時頃
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じゃあ、訊くが。
どうしてグレッグは、そう言わなんだ? 妹を守りたいからと。そも、クラリッサを襲うことがどうしてメアリーを守ることになるんだ。 その辺り、俺にはよく判らない。
ベネットが言う通りなら、グレッグはどんな状況ですら、言葉を尽くしてくれんるんじゃねえのか。
言葉を自分から塞ごうとしてんのは、つまり。 “言えない何かが”あるんじゃねぇのか。
[>>380目を瞠るベネットには、短絡的だが男なりに考えがあって、そう口にしたことを伝える。 首を振った彼の視線の先、クラリッサを見たのはそれからのこと。**]
(382) 2015/05/19(Tue) 02時頃
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