105 CLUB【_Ground】
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[頬に当たる、ティーの服の感触が変わった。 小さな耳は床に落ちる布の音を聞いて、彼の服が一枚脱ぎ捨てられたのだと分かる。]
ティーが、 近くなった、ね。
[ぽつりと零れた呟きは、後孔に触れる指に漏れる喘ぎに掻き消される。 もどかしい刺激に腰が揺れ、後孔がぱくぱくと震えた。 ティーの指先を締め付け、奥へ誘おうと蠕動する。]
ん……ッ 、 は、ふ、あ …あぁ、 ティー、 もっと、 おくが、 い……ッ!
[声と共に自身の手が下肢へ伸びる。 ティーの腕に触れると、力の入らない指で肌をなぞった。]
(1) 2013/12/21(Sat) 02時頃
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ふ、 くぁ……ッ てぃ、 も、むり……ぃ
[ティーの指が的確に前立腺を擦り上げる。 苦しげな、けれど甘さを帯びた喘ぎが部屋中に響き、暫くして白濁を吐き出す。]
あ……ぅ、 ふ んんッ、 は…んぁ てぃー、
[ティーの舌が、指が、的確に昂ぶりのいいところを刺激する。 蕩けた声に苦しさはなく、ただただ快楽の波に翻弄されていた。]
[幾度かの快感の中、リスはティーの名前を呼び続ける。 反応がないことに痛む胸を無視して溺れようとするけれど、溢れる涙は枯れることがない。
意識を失った時、リスの頬は目隠しで抑えきれなかった涙で濡れていただろう*]
(7) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
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― 一週間後・広間 ―
……。
[広間の中に、毛布の塊がひとつ。 元々の種族が冬眠をする体質のため、寒さには滅法弱いのである。]
……。
[どこかぼんやりとした意識の中、無意識の内に指先を甘噛みする。 そこに触れたのは――]
……っ!
[小さな耳がぴんと立って、瞳が動揺に震える。 きゅう、と目を瞑って、毛布を全身に被った。 しかし尻尾は隠れきっておらず、先がちょこちょこ顔を出している**]
(12) 2013/12/21(Sat) 03時頃
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僕じゃないと、駄目……。
[大切な仲間から送られたメッセージ、それを呪文のように唱える。 そうしないと、何かが溢れてしまいそうで**]
(15) 2013/12/21(Sat) 03時頃
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― 一週間前・自室 ―
[快楽の海に溺れて、意識を飛ばす。 夢の中で見た影は、果たして誰のものだったのだろうか。 瞳を開けて、ぼんやり考えるけれど、顔が思い出せない。]
ティー…?
[ティーの気配がないことを確認してから、目隠しを外す。 身体はきっと、清められていただろうか。 少しだけ掠れてしまった声、喉仏を押さえる。]
ぁ……、
[端末に着信の光が見えた。 そっと手を伸ばし、震える指で返信する。]
(21) 2013/12/21(Sat) 17時頃
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[端末を閉じると、深く、長い息を吐く。]
―――、―――――♪
[紡ぐのは、幸せを願う虹の歌。 意識が眠りに落ちるまで、部屋の中に歌が響いた*]
(24) 2013/12/21(Sat) 17時半頃
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― 現在・広間 ―
[それからの一週間、リスはいつもと変わらない日々を過ごすよう心掛けた。 ヤニクと一緒にいる時間が増えたり、画用紙と睨めっこする時間が増えたり、少しの変化はあったが、それでも先週よりはずっと、気持ちも落ち着いている。]
うーん……、
[シーシャとヤニクがごそごそ動いているのを横目に、今もまた、毛布から尻尾の先だけを出して、画用紙に向き合っているのだった。]
(25) 2013/12/21(Sat) 17時半頃
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[ヤニクにはこっそりと、シーシャとホレーショーも二人きりになることがあれば、ぽつりと自分の未来について話しただろう。
――シメオンさんのところに行くんだ、と。]
(26) 2013/12/21(Sat) 17時半頃
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― 広間 ―
キュウ……。
[画用紙の前に握り締めていた色鉛筆を放り投げようとして、思い留まる。 きちんとお片付けをして、あとで部屋に持って行くために隅へ置いた。 先週からある大きなボールに飛びついて、ころりころり、転がってみる。]
ん……?
[その片隅に紛れた手袋>>2:3を発見すると、興味深そうに尻尾を揺らす。 抓み上げて、ふすふすと鼻を鳴らしている。]
(33) 2013/12/21(Sat) 19時頃
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キッ!
[手袋に意識を取られていたからか、ヤニク>>34の声に尻尾の毛を逆立てる。 ここに来た頃よりも頻度は減っていたが、それでも驚きだけは予防できない。]
(35) 2013/12/21(Sat) 19時頃
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[威嚇よりも警戒、怯えが強かったのだけれど、静かになった毛布の塊>>38に耳をへたらせる。]
……!
[端末に入った着信、静かに息を飲む。 声を聞けば、瞼を震わせて、キュ、と小さく鳴いた。]
(39) 2013/12/21(Sat) 19時半頃
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[シーシャ>>40の声が聞こえて我に返る。 小さな耳がぴこぴこ動いた。]
う、ん。 ちょっとだけ、びっくりした。
[おすわりの体勢でシーシャの方を向くと、足元に手袋を置いたまま、蛇の真似をして首を傾げる。]
なぁに、シーシャ。
(42) 2013/12/21(Sat) 19時半頃
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んーん、だいじょぶ。
[ヤニク>>43の声にふるふると首を横に振る。 シーシャ>>44が近づく姿が見えて、手袋を取る様子を見ると、また首を傾げた。]
それ、シーシャの?
(47) 2013/12/21(Sat) 20時頃
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[ヤニク>>48にへにゃりと笑いかけて、シーシャ>>49の言葉にはただふーんと返した。 知らない匂い、誰のものだろうとは思うけれど、思考はすぐに掻き消される。]
……キュ、
[シーシャからのハグにも慣れた。 冷たい体温に少しだけ身を震わせるけれど、大きな尻尾で蛇の背を撫でる。 うん、とだけ呟いて、少し抱きしめる力を強めた。]
(50) 2013/12/21(Sat) 20時半頃
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[シーシャの声に微笑みを浮かべ、もう一度強くぎゅっと抱きしめた後、身体を離す。]
えへへ、ヤニクー。 シーシャが可愛いんだよー!
[近くにいるであろうヤニクに駆け寄って、悪戯っぽい笑みを浮かべながら飛びついた。]
(55) 2013/12/21(Sat) 21時頃
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えへへ、ごめんね? キュ!
[鼻をかぷりとされて、尻尾がぶわっと広がる。 もそもそと鼻先を動かして、ヤニクの上から隣に移動した。]
ヤニク、あのね。 寒いから、くっついてて、い?
[この一週間、可能な限りヤニクにくっついているシマリスである。 もちろん、世話だったりいろいろあるから、そこまで長い時間を共にはできないが、食事やお風呂、画用紙にお絵かきする間、ちょこちょことついてまわっているのだ。]
(59) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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ばかじゃないもーん! ちゃんと字もお勉強してるもーん。 ほら!
[隅に置いた画用紙を引っ張りだすと、紙に「しーしゃ」と書く。 綺麗に整った字である。]
シーシャ、大丈夫? 怪我してない?
[真っ赤になるシーシャに耳をぴこぴこさせるけれど、自身も端末の声を聞くと、ほんのり頬を染めた。]
(61) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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キュ…えへへ、ヤニクも可愛いよ。 それにかっこいいんだ!
[きらきらとした目でヤニク>>60に答える。 照れてしまったのか、うりうりと頭を摺り寄せた。]
シーシャかわいー!
[差されたシーシャを見て、ゆうらりと尻尾を揺らしながら頷く。]
(62) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
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!
[シーシャ>>66の大声にびくっと身体を跳ねさせて、ヤニク>>67へさらにくっつく。 けれど内容を把握すると、ふわふわ笑みが浮かんだ。]
ヤニク、こういう時はしー、だよ。
[ヤニク>>69が声を出す様子に、口元へ人差し指を当てて、しーっと囁く。 サミュ>>@40の声が聞こえれば、毛布の中から脱出した。]
ほら、ヤニクもシーシャも、一緒にご飯食べよ?
[最後のとは口にせず、けれど一緒と告げた声はそれを願う響きに包まれていた。]
(72) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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チアキは、放送から聞こえるお爺さんの声>>71に尻尾がぶわわっと広がった。
2013/12/21(Sat) 22時頃
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えへへ……。
[放送で響いた声は、きっとシーシャのご主人様だろう。 それなら大丈夫。シーシャは幸せだ。 蛇の姿を眩しそうに見つめる。]
サミュー、今日のご飯はなぁに?
[照れ屋なシーシャ、彼が震えないようにとできるだけ意識を逸らして、配膳口へ声をかけた。]
(73) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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[ヤニク>>75に話題を振られて、小さな耳がぴんと立つ。]
……もう言ってもらったから、いい。
[頬を真っ赤に染めて呟く声は、少しだけ震えていた。 ヤニクの手をきゅ、と握り締める。]
(76) 2013/12/21(Sat) 22時頃
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[ヤニク>>78が手を握り返してくれたから、ほっとしたように肩の力を抜く。]
ヤニク……ありがと。
[その四文字に、どれほどの思いが詰まっていただろう。 ぴと、とくっついて、優しく尻尾を絡ませた。]
(79) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
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[サミュ>>@43からプレートを受け取ると、いつもと違う香りがした。 ふすふすと鼻を鳴らしていると、声が降ってくる。]
ごんべーさん? 分かったー。 サミュ、ごんべーさんにありがとって伝えてください!
[ちゃんとお願いをして、ぺこりと頭を下げる。 囁かれる声にぴこぴこと耳が揺れた。]
(83) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
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[サミュからプレートを受け取ると、ぺたぺたと寒くても素足を貫き、シーシャ>>84の隣へ移動する。 ヤニクも受け取ったなら、こっちと手招きした。]
一緒…ね?
[寂しげな声が広間に響く。 シーシャにぴと、とくっついて、頭をそっと摺り寄せた。]
(85) 2013/12/21(Sat) 23時頃
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ホレーショーは来ないのかな…。
[しょんぼりと耳をへたらせる。 報告した時に抱き着かれたのは痛かった。 ちょっと骨がぎしぎしした。 でも喜んでくれているのが分かったから、ほっぺたをちょっと引っ張るくらいで済ませたけれど。]
いただきます。
[端末へそっと手を伸ばして、メッセージを送る。 それからサミュに言われた通り、デザートから食べ始めた。]
(86) 2013/12/21(Sat) 23時頃
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……えへへ。
[シーシャ>>87と毛布の中でくっついてご飯を食べる。 ヤニクも一緒だっただろうか。 漏れる笑みは柔らかく、嬉しそうに尻尾を穏やかに揺らした。]
ごちそーさまでした。
[それからゆっくりと食事を終える。最後の時間。 名残惜しさに暫くそこでもそもそしているけれど、きゅ、と唇を噛みしめると配膳口へプレートを運んだ。]
(89) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
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[ヤニク>>90にご飯を二口程奪われたりもしたが、やはりみんなで食べるご飯は美味しかった。]
僕、ちょっとやりたいことあるから、お部屋に戻るね。 ヤニク、シーシャ……ありがと。
また、ね!
[顔を合わせるのはこれが最後かもしれない。 だけどさよならは言えなくて、笑顔で手を振る。]
(91) 2013/12/22(Sun) 00時頃
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― 自室 ―
[ヤニク>>92の笑顔に応えて、画用紙と色鉛筆を手に自室へと戻る。 床に座ると、画用紙を前にまた考え込む。]
…………、
[色を選んで取っては、また置いて、その繰り返し。 真っ白い紙には、一向に線が引かれない。]
うん、これでいいんだ。
[自分と同じ、茶色の色鉛筆を取り出すと、紙の上に走らせる。 暫くしてから息を吐くと、目の前には真っ白が画用紙があった。]
(96) 2013/12/22(Sun) 00時頃
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[それから端末へ手を伸ばす。 皆へのメッセージを送るために。]
本当は直接言いたいけど、泣いちゃうもんね。
[幸せな未来へ行くんだ。 壊れたパズルは今はもう、修復できない程にぼろぼろで、それでも残ったピースを愛しく思う。 だからこそ、最後は笑顔で終わりたかった。 震える指を伸ばして、ひとりひとりに音声を残していく。]
(97) 2013/12/22(Sun) 00時頃
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[今ここにいる皆へ順番に連絡をしていく。 最後のひとりになって、指が止まった。 真っ白な画用紙をなぞり、瞼を伏せる。]
……………、
[強く目を閉じ、ゆっくりと開いた。 そして端末へ、震える指を伸ばす。]
(98) 2013/12/22(Sun) 00時半頃
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[画用紙を指でなぞりながら、ぼんやりとしていたところにかかった声。 暖かくて、優しくて、ふわふわした、お気に入りの毛布。 それよりも、ずっと。 その声が名前を呼ぶ。息が止まる気がした。]
ティー…?
[ぺたぺたと足音を響かせ、研究員用の扉まで近寄る。 ひんやりとした扉の側面に両手をつけると、その向こうにいるであろう姿を見つめた。]
ごめんね、急に呼び出して……。
[何と話し出していいものか分からず、まずは突然の呼び出しを謝ることにした。 不安に尻尾が大きく揺れて、扉を掠る音がする。]
(116) 2013/12/22(Sun) 03時頃
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[扉に両手で触れていると、少しずつ暖かくなっていく。 向こうの体温が伝わるような気がした。]
そか。 それなら良かった…。
[邪魔をした訳ではないと分かって、安堵の息を吐く。 ティーはこうしていつも、困った時に助けてくれる。 それは最初からずっと、変わらない。]
あのね、ここにいる皆にお別れのメッセージ送ってたんだけど、ティーには直接言いたかったの。 だから来てほしかった。
[ティーは来てくれた。会いに来てくれた。 それが嬉しくて、小さな耳がぴこぴこ揺れる。]
(117) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
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ティーはいつも、僕が困った時にすぐ助けてくれる。 僕が毛布を取られて泣きそうになった時も、僕が怖くて叫んじゃった時も、一番に声をかけてくれた。 画用紙や色鉛筆を準備してくれたのもティーだったね。
[とても短くて濃い、数週間だった。 思い出を辿るようにそっと目を閉じ、扉に額を寄せる。 こつん、と軽い音が鳴った。]
(118) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
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ティー、大丈夫……? 元気、ないの……?
[ティーが褒めてくれる。 やっぱりこれでいいんだと、カメラにも映らない位置で瞼を震わせた。 目の前には扉ひとつ、けれどそれは決して開くことはない。 カリ、と爪で引っ掻いてみても、傷すらつかなかった。
少し間のある声に心配そうな声をあげる。 頭の向きを少しずらして、扉に耳も当ててみた。 コツ、と扉を叩くような音が聞こえて、ぴくりと耳が震える。]
(120) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
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あのね、僕、最初よりずっと絵が上手くなったよ。 リンゴもね、ただ丸いだけじゃないんだ。 色もね、赤いだけじゃなくて、いろんな色があるの。 それに今日、サミュがこっそりデザートでリンゴの煮たの…あ!
[秘密だって言われたのに、喋ってしまった。 でもフーにだけだったから、ティーになら、喋ってもいいのかな。]
あ、あのね、今のはね、フーに秘密にしてて! サミュが怒られちゃう!
[あわあわとした声色で告げて、一生懸命お願いする。]
(122) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
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うん、ありが、と。 ティーはやっぱり、優しい。
[ティーの声にキュ、と鳴き声をあげた。 胸が痛くて、少しだけ、耐えられなくなりそうだったから。 元気かどうかに返事がなくて、心配は消えない。 少しでも元気になるようにと、ぐるぐる考えた。]
ティーにね、絵の道具を準備してもらった日、約束したよね。 絵、描いたから、この部屋に置いておく。 だからぼ……あ、あとで、見てね!
[僕がいなくなったら――その言葉を口にする勇気がなくて、慌ててぼかした。 彼>>@96が何を思っているとも知らず、知らないからこそ、言葉にする。]
(123) 2013/12/22(Sun) 04時頃
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ティー…?
[小さな耳は、不安に敏感な心は、その掠れた声をしっかりと拾う。 ねぇ、どうしてそんな、つらそうな声をしているの。 生まれた疑問は、口の中でぐるぐると周る。]
僕が優しいのは、ティーだからだよ。 僕は本当は我が儘で、悪い子なんだ。
[額を当てた扉、とても近いところからからカツリと音がした。 近くにいるのかな。 すり、と少しだけ背伸びをして、額を摺り寄せる。]
うん、約束だよ? 僕の、僕の心の欠片……ほんの少しだけ、ティーに残していくから。
[それは粉雪のように、儚いものかもしれない。 僕、ちょっとだけ頑張ったんだ。 だからねぇ、いつもみたいにすごいねって、頑張ったねって、褒めて欲しい。]
(124) 2013/12/22(Sun) 04時半頃
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ティー……。
[シマリスは何度も名前を呼ぶ。 繋がりはとても細くて、簡単に千切れてしまうから。]
あのね、ティー。 いい子じゃなくてもいいんだよ。 ティーが言ってくれたんだ。
[扉に手を這わせて、声に一番近い部分を撫でる。 今だけ、今だけ、手が扉をすり抜ければいいのに。 髪を梳くことだってできない。]
だから、ね。 無理しなくていいんだ。 平気じゃなくて、いいんだよ?
(126) 2013/12/22(Sun) 05時頃
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[ねぇ、ティーも寂しいって思ってくれてる? それならすごく嬉しい。 僕は、悪い子だから。]
ティーがね、嬉しいと僕も嬉しい。 でも今は、ティーが寂しいと思ってくれてるなら、もっと嬉しいよ。
だって、僕も寂しいから。
[あんなに拒んでいた寂しいが、するりと口から零れた。 後悔も迷いもない。だから、泣いたりしない。 泣いたら、またティーに心配をかけてしまう。 それだけは、したくなかった。]
(127) 2013/12/22(Sun) 05時頃
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僕、ティーの力になれてる? それなら嬉しい。 僕、ティーにたくさんたくさんありがとうを言いたかったんだ。 僕ばっかり助けてもらってたから、僕もティーの力になりたかったの。
[最後に、最後に少しだけ、ティーを助けたかった。 数週間前、震えた声を聞いた時からずっと、願っていたこと。 それが叶えられたと知って、笑み交じりの吐息が漏れる。 そして目を閉じて開けば、そこに少しだけ哀しい色を乗せた。]
うん、僕は悪い子なんだ。 ティーよりずっと、悪い子なんだ。 だから――さよならを、しなくちゃいけない。
[身体が震えたけど、声だけは震えないように、耳にも尻尾にも力を込めた。 ティーが名前を呼ぶから、仮初の名前を呼ぶから、だからこんなに、胸が痛いんだ。]
(128) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
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ティーと僕はお揃いなんだね。 ティーが望むなら、僕は笑っているよ。 今もちゃんと、笑っているよ。
だからティーは好きに生きて。 泣いて、怒って、笑って、精一杯、生きて。
[声は震えなかった。涙だって零れなかった。 ――視界が滲むのは、前が霞むのは、雪が溶けたせいだから、これは決して、涙などではない。]
(129) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
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……――――そろそろ、行かなきゃ。 僕を待ってる人がいるんだ。
[それは、無言の空白から、どれくらいの時間が経った頃だろう。 背伸びに震える足を叱咤しながら告げた声は、もう欠片の迷いもなく。]
僕が選んだ道、僕が決めたんだ。 またティーの前で笑えるように、僕も精一杯生きるよ。 ご主人様のために、生きる。
[温くなってしまった扉に、そっと口づける。 それを最後に、扉から身体を離した。]
ティー、ありがとう。会いに来てくれて。 最後にティーに会えて嬉しかった。 ティーと話せてよかった。 また、ティーから元気を貰っちゃった。
[袖で溶けた雪を拭って、今度こそ笑う。 もう大丈夫だと、言い聞かせるように笑った。]
(130) 2013/12/22(Sun) 06時頃
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うん、連絡したら来てくれるんだって。 ……あ、
[端末を開けば、メッセージを送った何人からか返信が来ていた。 その内容に瞼を震わせ、口元に笑みを浮かべる。]
僕、ここに来て良かった。 皆に会えて良かった。 ティーに会えて良かったよ。
[それは心からの、慈愛に満ち溢れた言葉。 愛に満ち溢れた愛玩動物(ぼく)が、人間(あなた)に贈る感情。]
それじゃあ、呼ぶね。 ………ティー、さっき言ったこと、忘れないで。
[床に残された画用紙。 そこに視線を向けた後、端末に視線を落とす。 そして指が画面に触れた**]
(131) 2013/12/22(Sun) 06時頃
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[扉の向こうで浮かべた笑みは、どんな表情よりも優しく。 囁いた声は、どんな音よりも優しかった**]
(132) 2013/12/22(Sun) 06時頃
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[部屋の中央に画用紙が一枚、それ以外はいつもと変わらない部屋。 残りの画用紙も色鉛筆も置き去りにして、これからご主人様に会いに行く。]
うん、ありがと。 準備できてるよ。
[既に目隠しを終え、なぜか正座をしてみたりして。 迷いのない、けれど少しだけ緊張した声が、扉の向こうへ返事をした。]
(136) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
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サミュ、なぁに?
[扉の開く音がして、サミュの匂いがした。 鼻をふすふす鳴らす。 そしてサミュから渡された物を、サミュに手伝って貰って開けた。]
これは……?
[とても触り心地がいい。 サミュにどんなものは説明してもらう。 向日葵色のカシミヤストール。 首に巻けば、ふわふわで、柔らかくて、とても暖かくて、自然と頬が緩んだ。]
ティーみたいだ……。
[自然と零れた声は、無意識のもの。 両端にあしらわれたフリンジの感触に、小さな耳がぴこぴこ揺れる。]
(137) 2013/12/22(Sun) 17時半頃
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[そしてもうひとつ、甘い香りに鼻を鳴らす。 お花の匂い。太陽の下、大輪の花を咲かす、あの――]
向日葵……?
[サミュの手に指を伸ばして、そっと、その花弁に触れる。 向日葵色をしたシメオンさん。僕のご主人様。 頭に髪飾りとして挿されれば、照れ臭そうにはにかんだ。]
えへへ、これでいつも一緒だね。
[太陽になると約束した。 向日葵を照らす、貴方を守る、太陽になると。 ふたつの贈り物を大切に身に纏い、サミュに続いて部屋を出ようか。
終わりではなく、始まりを告げる、教会へ――]
(138) 2013/12/22(Sun) 17時半頃
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えへへ、ありがとー。
[サミュ>>@145の言葉がくすぐったくて、小さな耳をぴこぴこ揺らす。 尻尾とストールを靡かせて、サミュの手を取った。]
サ、サミュ……危なかったりしたら早めに言ってね…!
[視界を奪われたまま歩くのが怖いのか、小さな耳が少しだけ震えている。 繋いだ方と反対の手はストールを掴んで、恐る恐る足を踏みだした。]
(150) 2013/12/22(Sun) 21時頃
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今……?
[サミュの声がした。 手を引かれて進む道、少しだけ立ち止まる。 ちょうど、シーシャ>>142の声も届いただろうか。 照れ屋さんなシーシャらしい一言に、くるる、と喉を鳴らしたりして。]
ドキドキ、してる。 緊張と、期待と、不安と、喜び。
僕が、永遠を一緒に過ごす人。 選ばれただけじゃない。僕も選んだんだ。
目を見た瞬間から、僕たちは繋がる。 決して切れることのない、赤い糸?だっけ。 えへへ、それってすごく幸せなことだよね。
[照れ臭そうにサミュと繋いだ手を揺らす。 頭に挿した向日葵が優しく香った。]
(152) 2013/12/22(Sun) 21時頃
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サミュ、ありがとう。 サミュたちがいてくれたから、僕はこうして幸せになれるんだ。 誰かを想えることを教えてくれたのは、サミュたちなんだよ。 だからサミュもちゃんと、自分の幸せを選んでね。
[一度だけ両手でサミュの手を掴んで、ほら行こう!と、その手を引く。 目隠しの下の瞳は柔らかく細められ、唇は緩やかな弧を描いていた。 迷いのない、まっすぐな心、まっすぐな想い、そしてまっすぐな願いをサミュに届ける。]
(153) 2013/12/22(Sun) 21時頃
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― 小さな部屋 ―
[サミュ>>@147の言葉に頷いて、前が見えないから、結局また手を引いてもらったりしながら、小さな部屋へ入る。 サミュ>>@148の他に、知らない気配、匂いがひとつ。 緊張に耳がぴんと立つ。]
……っ、
[言葉を聞いて、その瞬間が訪れたのだと分かる。 不安に揺れる大きな尻尾、シメオンの手が目隠しに触れたなら、小さな声が漏れる。]
ぼくは、ぼくは! シメオンさんが好きって言ってくれて、すごく嬉しかった。 僕にとって、誰かに求められることは、何よりの幸福で、応えたいって思いました。
だから、だから……僕の時間も感情も、命も全部、シメオンさんにあげます。 好きになりたいって思ったから、シメオンさんが願ったからじゃなく、僕がそうしたいって思ったから。
(156) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
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あの…だから、僕のこと、いっぱい、いっぱい愛してください…!
[最後になるにつれ、語気がだんだんと弱くなった。 全身を震わせ、視界に光が戻るのを待っている。]
(157) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
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[機械越しに聞いていた声が耳元でする。 耳に吐息がかかる感覚と、誓いの言葉に身を震わせて、ぎゅっと目を瞑った。]
………あ、
[瞼の向こう、明るい気配がする。 ゆっくりと目を開ければ―――向日葵色の、愛しい人の姿があった。]
――――やっと会えた。 僕の、僕だけのご主人様。
[頭に挿した向日葵にも負けないくらいの笑みが零れる。 目尻から一滴(ひとしずく)だけ涙が零れ、床に落ち、弾けた。]
キュ……シメオン、さん……っ!
[瞳はチョコレートのように蕩けて、頬をリンゴのように赤く染め、目の前の彼に飛びつく。 ぎゅう、と抱き着き、嬉しそうに尻尾を揺らした。]
(159) 2013/12/22(Sun) 22時頃
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[触れられた場所が燃えるように熱いのに、もっと触って欲しくなる。 抱き寄せられて近づいた距離、息が詰まる程に強く擦り寄った。]
ん……ッ!
[尻尾に触れられれば、甘い声が漏れてしまい、慌てて口を塞ぐ。 シメオンさんの首元に顔を埋めて、ふすふすと匂いを嗅いだ。]
シメオンさん、好き、です。 僕、ずっとずっと、一緒にいたい。
[溢れる感情はプログラムされたものだけれど、それを望んだのは自分の意思だ。 だから波に身を任せて、耳元に気持ちを囁いた。]
(163) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
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[シメオン>>162の言葉にハッとして身体を離す。 後ろを振り向けば、サミュの姿はあっただろうか。 初めて瞳に彼の姿を映して、柔らかく微笑む。 そしてまた、シメオンの方を向いた。]
ううん、たぶん今会ったら泣いちゃうから、このまま。 お別れの挨拶はちゃんとしてきました。
[ね、とサミュに視線を向け、首を傾げる。]
ありがと、サミュ。 皆にもよろしくね。
[そう伝えると、迷うような視線を見せ、シメオンの手へ指を伸ばす。]
手、握っても、いいですか……?
(164) 2013/12/22(Sun) 23時頃
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キュ…!
[ふわりと身体が浮かぶ感覚。 そう身長も変わらないであろう相手に抱きかかえられるとは思ってなくて、慌てて首へと抱き着く。]
あ、あの、僕、靴履きます……っ!
[顔を真っ赤にして、けれど嬉しいのか、耳がぴこぴこ揺れている。 うー、と唸りながら、シメオンさんに擦り寄った。]
(167) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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キュ? 誰だろう…また、皆に会えるんですか…?
[緊張にまた敬語に戻りながらも、耳に頬が触れるだけで身体が喜びに震えた。 くるる、と幸せそうに喉を鳴らして、ふにゃふにゃと笑う。 コートがかかればほかほかと暖かく、蕩けた目を細めた。]
サミュも、皆も、元気でね。
[頭を下げるサミュ>>@154に手を振って、二人で部屋を後にする。 肩に乗せられた尻尾が優しく、シメオンさんの腕を撫でた。]
(170) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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― 車内 ―
[見たことのない場所を通り抜けて、_Groundを出る。 バーにいるフーとは壁越しに擦れ違ったかもしれない。]
シメオンさん……んんッ!
[焦り交じりの声に、心配そうにその姿を見つめる。 けれど尻尾を強く握られれば、びくりと背をしならせ、シメオンさんの肩に寄りかかった。]
(171) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
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ん……ッ くすぐったい、です…。
[シメオンさんの震える身体を見て寒いのかと、そろ、と腕を回して抱き着く。 見たことのない運転手の人に緊張していることもあるのかもしれない。 毛並みを撫でられれば、溢れそうになる声を必死に抑えた。]
あの……おんせん、って ん、 なんです か……?
[聞いたことのない言葉に首を傾げ、近くにある顔を見上げる。]
(173) 2013/12/23(Mon) 00時頃
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大きいお風呂…。
[それは寮にあった浴場よりも大きいのだろうか。 この一週間、ヤニクと一緒にお風呂に入ったことを思い出す。 指し示された景色を見れば、綿のような雪が降っていた。]
あの、シメオンさんも一緒、ですか……?
[景色を見せてくれると言っていた。 けれどそれよりも、シメオンさんと一緒にいられる方がずっと大事で。 白いシャツを掴んで、向日葵色をした表情を見つめる。 震える指を伸ばし、その頬へ触れようと。]
(177) 2013/12/23(Mon) 00時頃
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えへへ、僕も離れたくないです……。
[シメオンさんの力強い返事に、ふにゃふにゃと頬が緩むのが分かった。 彼の頬に触れて、輪郭をなぞる。]
本当に、向日葵の色なんですね。 綺麗だなぁ…。
[髪に触れて、彼の瞳に自分が映っているのを確認すると、頭に挿した向日葵に触れて、優しく微笑んだ。 少し背伸びをすると、頬へ口づける。 照れたようにはにかんで、そのままシメオンさんの家へ向かったのだったか。]
(180) 2013/12/23(Mon) 00時頃
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わ、あ……!
[車が止まって、また抱えあげられて、見上げるのはとても大きな建物。 家を見たことはないけれど、本で見たそれはこれよりずっと小さかった。 茫然と丸い瞳を瞬かせていると、振ってくる声に小さな耳が揺れる。]
――はい、喜んで。 シメオンさん、大好きです!
[問いに頷いて、頬を染めた。 その直後尻尾に触れられれば、甘い吐息が漏れる。 恥ずかしさに小さな耳が忙しなく動いて、首筋に顔を埋めた。 小さく頷けば、そのまま二人、家の中へと入って行く*]
(181) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
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