241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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命を奪い。命を食らって、生きて居る。
[それは何時か、お寺の門前で見た言葉。 アレはまだ自分が中学くらいの時だったかな。 見た言葉は怖くて、受け入れ難くて、ショックだったのを覚えてる。]
(285) Lao 2018/05/30(Wed) 00時半頃
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[スージーが胸を突いて、手を寄せて、頬を寄せてくれるけれど…… それを振り解きはしないけれど。]
…………。
[紡ぐ言葉は無くて。 肯定も否定も、口からは出て来なかった。]
(286) Lao 2018/05/30(Wed) 00時半頃
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[あおいちゃんが自分の言葉を話してくれて。 スケッチブックに字を書いた。 それを見て、スージーはどうしただろう? あおいちゃんの元に行くなら止めないけれど……]
スージー。
俺は、あおいちゃんの”友達”になろうとしたことは、一度も無かった。
俺にとってあおいちゃんは”子ども”だったから。 庇護するべき対象で、間違った事をしたなら叱ってあげる必要があると思った。 俺はそれが間違っているとは、今もまだ思わない。
(287) Lao 2018/05/30(Wed) 00時半頃
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ただ”俺”と”死神”と。 生きる世界の常識が違うから、語るべき言葉も違うだけだと思う。 理解し合えないなら、仕方の無い事だと思う。 俺は何も、全員の言葉を理解して、物分かりの良い大人のふりをするのが、良い生き方だとは、思わないから。 合わない人は、合わないままで、干渉せずに存在し続けて行けば良いと思う。
[だから自分は、あおいちゃんにはこれ以上干渉しないけれど……]
(288) Lao 2018/05/30(Wed) 00時半頃
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スージー。
一度だけ聞くよ。
人間になって欲しい。
俺と同じ世界を、生きて欲しい。
俺は君と同じ世界を生きたい。
[それでも敢えて、触れたいと思った人に。 真面目な顔で、願いを告げた。*]
(289) Lao 2018/05/30(Wed) 00時半頃
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[小さなレディと言われれば苦笑して。 死神の矜持とか言われても理解出来ないけど、それなら分かる。]
ああ、確かに。 女の子って小さくても女の子だよね。 正直俺より妹の方がずっとしっかりしてるもん。
それは……悪い事をしたな。
[出会った時から困ってて。 言葉遣いもたどたどしくて。 涙を見たりしたからだろうか。 本当に、小さな子どもにしか、見えて無かったんだなと微笑んで。圭や翔也が話しかけるのを、遠巻きに見ていた。]
(308) Lao 2018/05/30(Wed) 02時半頃
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[隠していた事と言われ、耳元に唇が寄せられれば頬が染まるのはもう仕方無くて。 けれど囁かれた言葉に、目が見開いて時が止まった気がした。]
え?
…………だって、苺大福…………
[言葉に、ならなくて。 思わずまじまじとスージーを見詰めて。 言われた言葉を飲み込むのに、どうしても、だって、それなら、スージーは…… ずっと味のしない物を食べて、食べて……]
(309) Lao 2018/05/30(Wed) 02時半頃
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[それは、どんな絶望だろう。どんな苦しみだろう。 俺にはきっと、分からなくて。 だってスージーは、食べるのが本当に好きみたいに見えた。 美味しそうに食べてた。 チェリーパイ。何時か一緒に食べてみたいって……思ってた。
さっき人を食べた話をしてたけど。 8年生きて来たって言ってたけど。
どんな気持ちで生きて来たのか、想像も出来なくて。 すぐに気の利いた言葉を言えれば良いのに、口に出せない。]
(310) Lao 2018/05/30(Wed) 02時半頃
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[問いかけには、すぐには答えは出さなかった。 一時の感情じゃ無くて。 同情や、憐みじゃ無くて。 どう……思うか、考えて……]
あのね、スージー。 あなたはとても優しい人だと思う。
何時も俺の背中を押してくれたね。 信じてるって、泣いちゃうからって。 くれた言葉、嬉しかった。
俺は……俺の願いは……
[それを言うのは勇気がいったけれど。 必要な事だと思ったから。 あおいちゃんとは違う。俺の目にはスージーは一人の素敵なレディにしか、見えなかったから。]
(311) Lao 2018/05/30(Wed) 02時半頃
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[言葉を紡ごうとしたら、翔也に声をかけられて…… 気負ってたから、びっくりした。]
え?なに??翔也?
[持ち出された条件を聞いて、目を瞬いて。 苦笑した。
スージーを見やって、彼女の判断に任せるだろう。*]
(312) Lao 2018/05/30(Wed) 02時半頃
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[翔也の申し出を受けるスージーを見詰めて。 話しが一段落したら、静かに、声をかけた。]
スージー。
……俺はさ。あなたの味覚を、取り戻したいと思った。
もしもあなたが、人間に戻っても良いと思う日が来たら…… 取引が、終わったらね。
その時には、ちゃんと言えるようになっておくよ。
(320) Lao 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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一生、ってね。
[恰好付かないねって、苦笑して。 またね。と、笑うだろう。**]
(321) Lao 2018/05/30(Wed) 03時半頃
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[またね。と、スージーに再会の言葉を口にして別れてから…… パートナーであるワレンチナの元に歩み寄る。]
ワレンチナ。
今までありがと。 俺はすげー困った相方だったと思うけど…… それでもアンタが、俺のパートナーで、良かった。
アンタの事は、忘れないよ。
[少し悩んで、言葉を探しあぐねて。]
(337) Lao 2018/05/30(Wed) 19時頃
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……大切なものは、返してもらわねーの?
[それだけ、問いかけた。 このゲームにどこか投げやりだったこの人が、大切なものを取り返す姿を見たいと思ったのは、己のエゴだろう。 でもそれは、確かに自分が頑張る動機の一つだったから。*]
(338) Lao 2018/05/30(Wed) 19時頃
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[それから。ワレンチナが船馬さんをぶんなぐる姿は見られただろうか? 自分の願い事を言うにあたって、圭の願い事>>323を聞いて、考え込む。 翔也との約束>>305も、スージーの答え>>@54も聞いていたけれど……]
船馬さん。俺の願い事はね。 『俺とスージーの”お互いの”準備が出来たら、スージーを死神から人間に戻して欲しい。』に、なるかな。
もしかしたら何年も先になるかもしれないけど…… 少しだけ待ってくれると嬉しい。
[人の生き死にが些細な事だという船馬ならば、数年等些細な誤差だろうと、思った自分は、本気で死神と人間の感覚差が分かって居なかった。*]
(339) Lao 2018/05/30(Wed) 19時頃
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── 3年後 ──
[生き返った自分は、大学を卒業して小学校の教師になった。 教師生活2年目の今年も、まだまだ慣れない事だらけだけれど。
別にイケメンでも運動神経抜群でも無い自分だけれど、小学生とは仲良くやってる。 保護者からは、頼りないと思われてるみたいだけど、そこは今後の課題ってヤツだ。
あの時経験した出来事は、まるで夢だったんじゃないかと、時々ふとそう思う。 命のやり取りだとか、殺す殺さないだとか。 でも自分は誰に何と言われても守り抜きたい物があった。 分かって居ないと、非難されても。 全力で否定して、拒絶されても。 自分にとっては生きる死ぬより大切だった、守り抜きたかった日常の延長に、俺は今、立って居る。]
(346) Lao 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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[ふと空を見上げれば、澄み渡る青い空。 流れる雲に、笑みを浮かべて。 懐かしく……思い出して。
胸がざわついて、泣きたくなるのは何故だろうか。 思い出す度に、胸が締め付けられるのは。
子ども達の呼ぶ声に、返事して、踵を返した。**]
(347) Lao 2018/05/30(Wed) 19時半頃
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── マルグリード ──
[自分は”死神の目”なんて貰わなかったから。 ゲームが終わってから、死神にお目にかかる事は無かった。 ゲームの最中に、立ち寄る事の出来た店は、敢えて避けていた自覚はある。
会ったら────…… ワガママを言ってしまいそうで。
その日、マルグリードに立ち寄ったのは、普段和菓子を中心に食べて居る自分だけれど、チェリーパイを、食べて見たくなったから。 そこに立ち寄る前に寄った店で、買った紙袋をぶら下げて、美味しいと評判の洋菓子店にふらりと入って……固まった。]
(349) Lao 2018/05/30(Wed) 22時頃
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え?
……スージー?
[だって自分はスージーが11年前に生き返ってるなんて知らないから。 一体何が起こって居るかなんて理解出来なくて。 豪奢な金色の髪は彼女の物で、大きな零れ落ちそうな目元も何度も思い出した物だけれど…… 年を重ねた落ち着きのような物はあった、あったけど、自分が彼女を見間違えるとも思えなくて。]
(350) Lao 2018/05/30(Wed) 22時頃
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え?なんで??
えっ?あの、本物??
[3年と言うには月日を重ねて見える姿に。 彼女が死神なのか人間なのかも分からないまま、挙動不審な姿を晒してしまった。*]
(351) Lao 2018/05/30(Wed) 22時頃
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おばさんなんて!!!
[店内で大声を出してしまって。 慌てて周りを見回して、頭を下げて小声になる。]
ス、スージーは、綺麗だよ。 今も昔も変わらずに、綺麗だ。
あ、い、生き返ってるなんて、知らなかった。 あの、俺、…………
[買った紙袋が気になって。 3年の月日が経ってたけれど、まるであの瞬間に戻ったみたいに心臓がバクバクして。彼女が語る話し>>@73が懐かしくて……]
(381) Lao 2018/05/30(Wed) 23時頃
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あの…………
会いたかった。
[そう言って、笑ったけど。胸が一杯だった。*]
(382) Lao 2018/05/30(Wed) 23時頃
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[11年も、待ってくれたんだ……。 胸に込み上げて来る物があって。 泣きそうになったけど、慌てて紙袋を漁って。 小さな小箱を取り出した。]
あの……さ。 スージー言ってたろ? 一生って。
あの頃の俺、まだ学生で。 そんな気軽に、約束なんて出来なくて。 だからちゃんと、ちゃんとしてからって、思ってた……。
11年も、待たせてごめんね。 その……
[小さな小箱には、指輪が入って居て。 それはキャンディーでは無くて、消えない煌きで輝いていた。]
(389) Lao 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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俺と一生、一緒に居てくれる?
[おずおずと、問いかける姿は。 やっぱり様にはなって居なかったけれど。 漸く指輪を買えたから、彼女を思い出して寄った洋菓子店で。 まさか彼女に会えるなんて、思ってもみなかったけれど。 買ったばかりの指輪を、差し出した。*]
(390) Lao 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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── ワレンチナとのお別れ ──
[おーおー吹き飛んだ吹き飛んだ。すげー。 ……俺、良く今まで殴られないで済んだな。
振り返る前のワレンチナの口元に、薄っすら笑みが浮かんでるのを見て、俺はちょっぴり嬉しかった。 怖いの前に、やっぱり嬉しかった。
去り行くワレンチナを止める気は最初から無くて。 彼の選んだ選択の先に、幸せがあると良いと、やっぱり何処かずれた事を考えて居た。]
(404) Lao 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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分かった。
[最後の言葉に。しっかりと頷いて。]
ワレンチナ……、ありがとう!!
[だから別れにも、笑顔で。 笑って、手を振った。*]
(405) Lao 2018/05/30(Wed) 23時半頃
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[またな。と、一言。 消えた彼は……]
はっ。恰好良いヤツ。
[結局最後まで、本人には禄に褒め言葉の一つも贈らなかったけれど。 アンタは最後まで、恰好良かったよ。 きっと空を見る度に……思い出すんだろうな。*]
(411) Lao 2018/05/31(Thu) 00時頃
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── スージーとの再会 ──
[彼女は受け入れてくれて>>@81。]
うん!……うん。 もうずっと、一人にしないよ。
(俺ね。死ぬときはスージーより後に死ぬって決めてる。 決めたからって、叶う訳じゃ無い事も知ってるけど。 自分の命を、大事にする。 あなたを決して、一人にしないから。)
[今の彼女には、大切なものだって戻っていて。 俺に縋る必要なんて、どこにもないのかもしれないけれど。 誰かに命を差し出して、代わりに命を散らすのでは無く。 彼女のために、生き抜いてやろうって、勝手に心に誓ってた。]
(421) Lao 2018/05/31(Thu) 00時頃
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あ、手……貸してくれる?
[キャンディーの指輪は、右手の人差し指に嵌っていたけれど。 もちろん左手を手に取って。 指輪を嵌めようとしたら……ぶかぶかだったよね。 もう思わず、笑っちゃって。]
今度さ。サイズ直しに行こう? デート!!いっぱいしよう?
約束覚えてる? ……どこ行きたいか、考えててくれた?
[そんな風に、笑いかけただろう。*]
(422) Lao 2018/05/31(Thu) 00時頃
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みつ豆一緒に食べよう。
これからの季節は、かき氷も美味しいよ。
[涙が込み上げてきそうになって。]
……会いたかった。
[もう一度それだけ言って。 ふいに、店の奥の店長さんに気付いて真っ赤になった事だろう。
何時か彼女の焼いたチェリーパイを食べてみたい。 本当に何時か……家族で、新しい思い出を、作っていけたら良いと、思った。**]
(431) Lao 2018/05/31(Thu) 00時半頃
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