193 ―星崩祭の手紙―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
「ピーッガガガッ…ヴーッ…ピピ…」
えっ…!?どうしたの?壊れちゃったの?
[耳元に寄せた機械から不穏な音が聞こえてくる。 その機械の見た目もかなり汚れていて、もしかしたら年季が入っているのかもしれない。 ワタシは不安そうにそれを眺め、語りかける]
お願い頑張って!もう少し、声を届けてほしいの! お父さんのじゃなくてもいい!他の星の声…もっと聞きたいから…!
[ワタシはそれが星の波が近づいているせいだとは勿論わからず、必死に彼を応援する。]
「ピピッ……Gehst du,……verhaltnen Tränen:……」
[応える筈のないその声に応えてくれたのか、その機械は、音を拾った。その声は]
(3) ymdhrk 2016/07/20(Wed) 23時半頃
|
|
もしかして、この声は……ポーラさん…っ!?
[雑音に紛れても、物切れで途切れていても一瞬でわかった。だってワタシは歌を2回も聞いたんだもの。 まさか、拾ってくれるとは思わなくて、2回もカプセルが届いたという偶然、さらに歌を拾ったこの偶然にワタシは興奮のあまりその場を立ち上がり、お母さんとお父さんの所へ走ってゆく]
お母さん!お父さん!聞いて! この、この歌!ワタシにお手紙と素敵な歌を送ってくれたポーラさんの歌なの!すごいでしょう? とっても感動したわ!だって…そんな、また聞けるなんて…!
[お父さんとお母さんはビックリして何度も瞬きながらワタシを見ている。 然しワタシはそんな視線にも気付かず浮かれ気分で機械をまた耳元に寄せて新しい声を拾うのをまっている。すると、聞こえてきたのは]
(4) ymdhrk 2016/07/21(Thu) 00時頃
|
|
「ピーガガッ流れ星は…見えるんだなぁ……手紙!??」
この人のところにも、星の波が見えているのかしら…あっ!手紙が届いたのね!羨ましいわ! どんな手紙なのかし……あ、あれ…?
[続いて途切れ途切れに聞こえた声は、ワタシの声にとても似ていて、そして話す内容はワタシが昨日送った手紙の内容と全く同じものだった]
えっ…?ワタシ? まさか…ワタシとそっくりな人がいるのかしら…? でも、コインは…や、やっぱり…ワタシの手紙が届いた星?
[はぁっ…と息を飲む。だってまさか、ワタシのお手紙の送り先の人の声が聞こえるなんて…こんな偶然が、2回も続くそんな奇跡本当に起こるのかしら?
暫くドキドキと高鳴る胸を抑えて、続きの声は聞こえないかと耳を澄ませば聞こえてきたのは若い女性2人の声。1人は幼くも聞こえた。]
(5) ymdhrk 2016/07/21(Thu) 00時頃
|
|
「ガッガガッ……ねえ、……もしもだけど…………行けるのなら……みたい?…………うん!……」
どんなお話かしら、行けるのなら…もしかして、手紙の送り先に行きたい、とかそういう会話かしら。 ワタシもこの星以外の星が知りたいわ! 人がいっぱいいる星、機械で溢れる星、他にもどんな星があるのかしら!とっても気になるわ!
[その後に続く、少しの間が置かれた後の返事は拾う事はなく、ワタシは前向きな会話に捉えてしまった。 手紙をやり取りした人たちの星を頭に思い浮かべると、頭の中で様々な妄想が広がってゆく。 また雑音が続き、拾われた音は親子の会話]
「ヴーッ……パパ、あのね!……んー?………うちゅうひこうし………楽しい……ッて!?!?」
えっ!?どうしたのかしら!?転んだのかな…? 宇宙飛行士…もしかして宇宙を飛び回る仕事…? わぁ、素敵!いつかはワタシの星にも遊びに来てくれるのかしら…! そうしたら、ワタシも少しだけ宇宙の旅に連れていって欲しいわ!ふふっ
(6) ymdhrk 2016/07/21(Thu) 00時頃
|
|
[まさか、その星が大きな悩みを、問題を抱えているなんて遠いワタシには知る由もなく、呑気に楽しい事を考えていた。 そしてまさか、この会話が手紙をやり取りしたあの親子だなんて。 続いて聞こえてきたのは少し幼い声。その声はワタシより年下のようだった]
「ほし、ほしぃ〜〜!…………パパンとママン……一緒………暮らしたかった……」
まさか、この子はファミリーがいないのかしら…そんな……っ! 「ほし」というのはお友達のお名前?独りぼっちじゃないのね、よかったわ…でも。
[目の前の機械をきゅ、と握りしめると浮かれた様子から一転、俯いて。テーブルの下でゆらゆら揺れる足も止まった。]
いつか、いつかワタシが宇宙を飛べるようになれたとしたら、アナタの星に行くわ。アナタのお友達になりたいの!
[届くはずのない声を、機械に向けてワタシは語りかける。 まだ続く彼の声が聞きたかったけれど、声は雑音と共に遠ざかってしまった]
(7) ymdhrk 2016/07/21(Thu) 00時頃
|
|
「返事だ!……おい鳥!……………実家に帰る…」
まあ!もしかして、この人のいる星は鳥がお手紙を運ぶのかしら! ワタシの星と同じね!伝書鳥は間違えもあるけれどとっても可愛くてワタシは好きよ。 実家に帰る…ってことは親元を離れて暮らしているのね…ううん、ワタシには寂しくてできそうにないわ…
[落ち込んだ所に聞こえてきた勢いの良い青年の声にワタシは肩はびくり、と跳ねて続く言葉に耳を傾ける。もしかして、この星に近い環境の星があるのかもしれない。そう思うと本当のお父さんがもしかして、とかいろいろ考えてしまう。
その後も暫く機械から流れる声に耳を傾けるものの、ワタシが一番求めていた声は聞こえず。 わかりやすく肩を落としたワタシは星崩祭が始まり浮かれた街へ繰り出す前に準備をするため部屋へと向かった]
(8) ymdhrk 2016/07/21(Thu) 00時頃
|
|
あーあ、結局…お父さんは見つけられなかったな。 でも、とっても楽しいわ!これからお祭りもあるんだもの、楽しまなくちゃ……??
[気分を高めながら部屋に戻るとベッドの上に転がるカプセル達に並んで1つ、見たことがないカプセルがが混ざっているのをワタシは見つけた。 部屋の窓に目をやると窓は空いており、多分そこから入ってきたのだろう]
お手紙…?届かないはずじゃないのかしら。
[首をかしげながらワタシは新しいカプセルを抱えて机の上に乗せるとそれをゆっくりと眺める。 お母さんのいたずらかしら?なんて思いながらカプセルを開けると中にはやっぱり手紙。 文字はお母さんのものでも、お父さんのものでもなかった。 そして、手紙と共に入っている小さな小瓶が2つ。とても可愛い色をしている。]
…何かしら!ジュース?わあ、いい香り! 後でお母さんとお父さんと一緒に飲むわ!ありがとう!ふふっ
(34) ymdhrk 2016/07/21(Thu) 22時頃
|
|
……まあ、アナタは踊り子さんなのね!踊りを見てみたいわ。 ……空の、向こう……他の星…?パパ……
[気になる単語を拾い上げながら読み進める内にワタシはこの送り主の女の子と似ている境遇なのでは、なんて。空の向こうとは、他の星のこと?その手紙を横に置くとワタシは早速お返事に取り掛かる]
(35) ymdhrk 2016/07/21(Thu) 22時頃
|
|
[パチッ。と少し無理矢理カプセルの蓋を閉じる。 嬉しさのあまり少し、いやかなり長い手紙になってしまった。 ワタシは窓から目一杯手を伸ばしてカプセルを宇宙へ飛ばした。]
本当に、届くかしら…き、きっと届くわ!ううん、必ず届くはず!
[ワタシは星たちが流れ、飛び回り瞬く空に混じってゆくカプセルを見届けていた。 ワタシは暫くそのまま、きらきらと輝く空を眺めていた。その先の星に思いを馳せながら。]
「クリスマスー!降りてらっしゃい。ほら、いいから!」
もーなあに?せっかく星を見ていたのに…
(47) ymdhrk 2016/07/22(Fri) 00時頃
|
|
[ワタシは軽く文句を垂れながら階段を下りてお母さんの元へ行くと]
えっ!?これは…なあに?もしかして
「カプセルよ。星崩祭が始まれば安定するから最後にお手紙が送れるの。だから、これで送りなさい。」
[ワタシの目に映るのはキラリ、と光る数々のカプセル。それはワタシが露店で買ったものとは違っていて。 お母さんとお父さんの手作りだった。普段両親が作って売っている星貝の装飾が取り付けられていて、カプセル自体はそれもなんと大きな星貝で出来ている。どれも形が違っていて、世界に一つだけのワタシだけのカプセル。]
お母さん…!お父さん…!! ありがとう!!ワタシ、今からすぐ書いてくるわ! 送りたい人がいっぱいいるの!! 本当にありがとう!2人とも、大好き!
(48) ymdhrk 2016/07/22(Fri) 00時頃
|
|
[ガサガサと音を立て、草を掻き分けワタシはようやく広い草原へとたどり着く。 最後に手紙を送るなら広く見渡せるところが良いとカプセル達を抱えて先程ワタシは部屋を飛び出していた。 見渡しの良い草原で、周りにはちらほらとしか人はいない。ワタシは抱えていたカプセル達を勢いよく空へと飛ばす]
……それっ!!頑張ってね! みんなの所へいってらっしゃい!
[ふわぁっと飛び立つカプセル達。七色に光るそれはまるで宇宙をたゆたう星たちのようで。 ワタシはいつものように彼等に手を振って見送りそのまま芝生に転がって宇宙を眺めた。 ゆらゆらと小さくなってゆくカプセル達はいつの間にか星に混ざり溶け込み流されていった。]
(90) ymdhrk 2016/07/22(Fri) 23時頃
|
|
んん…ワタシの目的は達成出来ていないけれど、とってもとっても楽しい毎日だったわ。 初めてのことばかりで、お手紙を送ることが目的になってしまって…ふふ。
また、みんなに会えるかしら、お話ができる日は来るのかしら…あぁ、次の星崩祭はいつ? ワタシが生きている間にあるのかな、本当のお父さんが生きている間に…あるの、かな。
[1つ1つ、この数日間の沢山の思い出を振り返りながら流れ星に願いを込めてゆく。
すると、近くの草むらでガサガサと音が鳴り、1つの大きな人影が出てきた。 そのシルエットには大きな耳も、尻尾も、翼も生えていない。そう、それは、人間のシルエット。その影はゆっくりと私の方へ向き直りゆっくりと向かってくる。 そして私に向かって1つのコインの様なものを差し出して―――]
「クリスマス……帰って、きたよ。」
(93) ymdhrk 2016/07/22(Fri) 23時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る