159 戦国 BATTLE ROYAL
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[東が負ければ謀反を咎められ、 取り潰しの憂目にも文句さえ言えない立場。 ……退路は無い。
軽やかに跳んだ花柳藤の重みが腕に伝う。 花背負うような微笑みに返すのは、歪んだ笑み。]
翔ぶのは鷹のお家芸、負けらんねえ――なッ
[再び跳ねた姫夜叉の影を指を咥え眺めるつもりはない。 膝を曲げ、腿と脹脛の筋肉を躍動させると、 悠仁もまた、翔ぶ。
鋭い旋風に怯むのは、鷹の性分が許さない。 立ち向かうのみだ。]
(64) 2015/05/19(Tue) 21時頃
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――空覇翔鷹 我が刃は天をも穿つ!
[空中で上空へと突き上げる槍先が描く銀線が風を打つ。 鉄旋風の中心を降下する花柳藤と そこへ向かい翔ぶ悠仁の間に生まれた風の軋轢は轟々唸り、 ぶつかる鉄同士が無数の火花を生んだ。
防御を怠るわけじゃないが、 鎧兜や素肌に受ける細やかな傷を気にして退けば それこそ途端に地に堕ちるだろう。
形振り構わぬ無鉄砲さもまた、鷹船のお家芸と言えよう。*]
(65) 2015/05/19(Tue) 21時頃
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[空中で打ち合う姫夜叉と鷹船の周囲。 祭文の兵たちの間に流れる空気が、変わった。 本陣奥から伝う揺らぎと緊張に、肌が痺れるようだ。
――殺ったか? 殺られたか?
思い当たるのは、露蝶の暗躍。その結果は……? 刹那、息を呑み奥歯を噛んだ。
山芭からの伝達を、鷹船の侍が受け取ったのはその時。 「東軍の奮いは、今ぞ」と、兵が叫ぶ。
これが意味するところは――]
やってくれたか!我が片翼よ!!
[――狗の心知らずな天晴脳天気な主は、 花柳藤の攻撃の最中、露蝶を思うて声を上げた。 もっともその声は轟音に負け、誰の耳にも届かない。*]
(70) 2015/05/19(Tue) 21時半頃
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[空へ昇る気流の真ん中、 拮抗する刃から閃光を映す、花柳藤の赤い瞳を見つめ。 そこに混じって映る自らの顔に浮いた笑みを、確かめた。
雑兵を食い散らすのとはわけがちがう。
自らと等しく…あるいは自らを凌ぐ才覚の持ち主との戦。 瞬く間、空中で睨め合う姫夜叉が魅せる赤は、 悠仁の内に燃える“欲”に油をとぷんと注いだ。
嗚呼、この夜叉の眼奪い取れれば いかに気持ち良かろうか!]
(83) 2015/05/19(Tue) 22時半頃
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――…………ッ
[渦から外れて落下する夜叉の手から放たれた刃の蔦は 悠仁の足に絡んで防具を割った。]
(85) 2015/05/19(Tue) 22時半頃
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[しなやかな剣は重力さえ味方につけるかのように 剥き身の左足から僅かな肉を削ぎ落とし、 風の名残で揺らぐ空に、血の花を咲かせ。
痛みに呻く間は無い。
剣を払った槍の基を地面に先に下ろし、 着地の衝撃を和らげながら、地に足を着ける。]
どうだい、美しいだろう?
[頭上から、気流を漂っていた我が血の花が はたはた遅れて降った。
この傷じゃ、長丁場は命取りになる。 にんまり笑ってはみるものの。 笑みに歪んだ頬を、汗が伝った。*]
(86) 2015/05/19(Tue) 22時半頃
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易々くれては、やれねえな。 欲しけりゃ奪いに来るが良いさ、
[血雨の向こうで咲う花柳藤から匂い立つ色香は、 女の嫋やかさとは違う、軍場の将のそれと感じる。 艶に唆されて再び踏み込むか、と傷む足で土を擦る。
が、周囲の空気が刻一刻変わりゆくのを感じて、 得物の先を下ろした。]
……森の旗か――隅慈も在る。 風が変わる。
[祭文は落ちたとほとんど確信している今、 この場に留まり単騎打ちを愉しんでいる場合とは思わず。 報復の集中砲火にでも遭っちゃ堪らないと ははは、と笑って、鷹船は旋回し。退く。*]
(98) 2015/05/19(Tue) 23時頃
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―関ノ原 祭文陣付近―
[空駆ける、隅慈の銃声。 野のあちこちに掲げられた各軍の旗が、遠目に見える。 花柳藤と同じく、かつて並び戦った森の放つ凄味は、 離れていようとも同じ軍場に居れば感じる。
そろそろ、一仕事終えた露蝶が戻るに違いないと、 対峙していた花柳藤からジリジリと距離を置いた。
露蝶が戻ったら、なんなり褒美を与えよう。 そして次の頼み事をせねばならない。
何せ、まだ戦は始まったばかり。 討つべき頭の数は片手に余る。 共に森の足元掬う策を練るのも良い。 それとも先に花柳藤の赤眼を狙いに行くか――
胸は踊る。戻らぬ狗を未だ信じて、虚しく踊る。*]
(114) 2015/05/19(Tue) 23時半頃
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―関ノ原 中心へ向かう―
[呼び戻した馬を走らせ、原の中心部へと向かっている。 肉が削がれた左足からは今も血が垂れているが、 構っている暇は無い。 動きが鈍るという事も無いだろう。]
……祭文亡き今、俺にとっちゃ森が脅威。 土下が前から攻めるなら背を付いてやろうじゃねえか。
[土下の「土竜」が届けた文に記された、 “赤嵐寺の僧兵”とやらも気になっていた。]
風向きが更に東優位に傾けば、 伸睦殿の気も変わるかもしれん。 そうは思わんか?
[隣を走る近習に語りかけ、 遠くで演舞に煽られた炎陣が燃えるのにも気付かず。 悠仁は、再び李伸睦が立てる茶を飲み語らえる日を想い、 *笑っていた*。]
(139) 2015/05/20(Wed) 00時半頃
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