141 サトーん家。 3
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[不名誉なランキングにランクインしたキラーサンタ。>>2:415 鈴倉には「文句なしにくそ映画だった」と同意したことだろう。
DVDの二本目を見始めたのも、深夜のことである。 『悪夢の遊園地-絶叫ゾンビコースター』は、 笑いすぎて酸素の足りない頭にも安心の タイトルから想像がつく通りの内容の映画だった。 笑い疲れたせいで途中で寝てしまうかとおもいきや 乗り物を使ったアクションシーンや、 乗り物に乗るゾンビなどを眺めているうち、 しょうもねえと川端達と笑いながらも、 なんのかんのと最後まで見れてしまったくちだ。
佐藤は起きてこず、鈴倉は早々に脱落した。 居間のほうで眠っている者には、 映画の後で寝部屋から毛布を持ってきてかけてやった。]
(4) 2014/12/07(Sun) 02時半頃
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[鈴倉や根来へ毛布をかけてやりながら、>>6]
深夜限定。 [洗い物を終えて部屋に戻ってきた佐波に笑いを返した。 川端が風呂から出てくると、佐波は彼に早めの挨拶をして 寝部屋へ引っ込んでいった。 川端と二人で取り留めもなく話をしたあと、 時計を見て「寝るか」という事になった。]
(11) 2014/12/07(Sun) 03時頃
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― 翌日 ―
[川端が帰る時刻になった。
森部は寝部屋の端のほうで、いつものサルのぬいぐるみを枕に 余っていた布団を肩までかぶって眠っている。 ピンは寝る前に外したようで前髪はおりていて、 枕のほうへ流れたり、顔にかかったりしていた。
開けるのに苦労する玄関のほうで音がしている。 寝部屋にも、それははっきりと届いていた。
森部はもぞ、と寝返りをうつ。 たとえ音が耳に入っていたとして、 森部がすんなり起きてくるという事は、絶対にない。]
(15) 2014/12/07(Sun) 03時半頃
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[寝返りの際に、森部は眠ったまま、 布団を口のあたりまで引き寄せた。 体を横に向かせ、背中を丸めた体勢だ。 布団のなかではシャツがめくれて背中が出ている。 ぬいぐるみに乗った頭は、窓のほうを向いて、 顔にカーテン越しの弱い日をあびていた。
薄暗い寝部屋には、窓際に顔が半分だけ出ているのが一つ。 中央付近に昨夜のゾンビ映画よろしく、 力なく握った手がぬっと飛び出ているのが一つ。 二つの布団の盛り上がりがある。
テレビの音と人間の話し声が隣の部屋から聞こえてくる以外、 ここに存在する音といえば、布団の低い山たちが、 寝返りの際に立てる布の音と、二人分の寝息くらいだ。
じつに、静かだった。]
(23) 2014/12/07(Sun) 04時半頃
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[おい、と佐藤から声がかかった。>>25 窓辺の布団のかたまりは無反応だ。]
(34) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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[昼に佐藤が起こしに来た際にも、 窓辺の布団は、一度声目、反応なし。 よくみると呼吸のたび布団が上下していることで 生きている何かとわかる。 二声目は布団の中で膝をゆるく丸めたのみ。 三度目になってようやく、静かに、うんと返事をした。]
…
おきてる
[続けて平然と一言嘘をつき、黙る。寝言だ。 起きてからも返事をしたと全く覚えにない位には、寝言だ。 すぐに寝息をたてはじめた。 布団から出てくる気配はない。**]
(35) 2014/12/07(Sun) 15時半頃
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[周りに人がいるのがなんとはなしに分かってきた森部は さらに背中をまるめて布団にもぐった。 キラー佐藤の悩殺キス予告があったが、 何を言われているかよくわかっておらず] … しってる…
[とずれた返事をしていた。>>48]
(53) 2014/12/07(Sun) 19時半頃
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[早く起きろと腹を踏む佐藤の足にこめられた力が、 本気度を増している。]
ん゛ … ん゛ ん゛……
しぬ …
[キラー佐藤。]
(66) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[無自覚に作った既成事実がなんなのかもわからないが 何か言われているらしい。>>60 >>67 >>70 声に反応しているだけで、話の流れはつかめない。 とにかく今は惰眠を貪りたいという欲に勝てない森部は]
あとで …
[と王子様とお付のものどもに、 問題を先延ばしにしようとした。]
(73) 2014/12/07(Sun) 21時頃
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[腹を踏む足が去った。 これは眠ってもいいと許可が出たという事だろう。 意識はまた夢のなかへおちかけ、 ぬいぐるみが当たったことにも無反応だ。]
(81) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[顔の周りにふかふかしたものが増え、 ほどよく影になったことで寝心地は改良された 森部は夢見心地というか夢を見始めている。]
(84) 2014/12/07(Sun) 21時半頃
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[ぬいぐるみに囲まれ、安らかに眠っていると、 なにかが顔に触った。息が遮られ、口が開く。冷たい。]
ふ
[何が起きたがよくわからないが、 顔を少しだけ顰める。顔の向きをかえた。 けれど、顔の上のなにかは乗ったままだ。]
…
[布団のなかから手が持ち上がって、 顔の上の何かを探して払おうとしたが 手に力も入らないし、なにせ上手にあたらない。 森部は諦めた。 この位なら眠れるぞと本能が教えてくれている。 鈴倉の手に手をのせ、また目のまわりに程よく影ができた。 若干苦しそうに、ふこ…と息をひとつつくも、 うっすら顰めていた表情はまた緩んでいった。]
(90) 2014/12/07(Sun) 22時頃
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[急激な刺激に驚いたのか、びくっと布団が動いた。 反射で短く息を吸い込む。 足を急いで引っ込めて、もう片手もわけもわからず顔の横へ持ち上がった。 なんだか顔の前も周りもごちゃごちゃしている。 森部は眩しさに顔を顰めながら、やっと目をあけた。]
……
[周りに人がいるのが分かって、 起こされようとしていたことを理解する。]
… ……
(96) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[なんだかわからないけれど足の裏にされたことは すこぶる不快だったので、目がさめた。 顔の上の冷たいものもどけようと握ったが、 手触りがくにゅっとした想像していないものだったので、 慌てて手を離した。]
……
びっ くりしたぁ… ……
[寝起きのもやもやした声でつぶやくと、 ため息のように、長く息を吐いた。]
(97) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[手近にあった、というか 手近にすごく沢山あったクッションのうち、 たまたま手に触れたものを掴んで引き寄せると顔を隠した。 足の裏も敷布団の表面を踏むようにして隠す。]
… …おはようございます…
[クッションに顔を寄せたまま不明瞭に挨拶をした。]
(98) 2014/12/07(Sun) 22時半頃
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[佐波の言っていることの意味はわからない。 が、やけに笑っているので何かされたのだろうが、 まさに今顔をうずめているクッションと仲良くとった写真が 笑われている原因とは知らない。]
なにが〜……?
まあね…
[分からないから可愛さを認めておくことにした。]
(102) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[クッションから顔をはなし、佐藤を見上げる。 なんだか混乱しているので何から尋ねていいのかわからない。 ちゃんと起きたら足にされたことは聞かねばなるまい。 きちんと覚醒するころまで、覚えていればだが。]
… …おきます
[またクッションに顔をくっつけながら、二度ほど頷いた。]
(103) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[観念して、尻の横に手をついて半身おこした。 布団の下で体育座りのように膝を曲げ、 その布団をかぶった膝に額をくっつけて、じっとしている。]
(104) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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[鈴倉の挨拶に、座ったままの姿勢でのろ、と顔を上げた。]
は ? なに… ?
[聞き間違いでなければお姫様と呼ばれた気がする。 続く言葉は、カズ王子だ。]
王子 ……
[失笑。 (笑)のトーンで、王子を復唱し、また膝に突っ伏した。 ご飯、との言葉に、小さくひとつ頷いてから、 少しの間、考えた。 怪訝そうに眉根をよせて、眠そうな顔をあげる]
え 佐藤僕の足なめた…?
[確かに足の裏は、冷たかったのだ。]
(108) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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意味がわからん…
[素直な感想を呟きながら、膝で小突かれている。 腕を膝の上にのせる。 今度は手のひらで目のあたりを覆ってじっとしている。]
(110) 2014/12/07(Sun) 23時頃
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ん゛んっ!?
[冷たい水が首筋に垂れて、ぎくりと背を反らせて 首のうしろを咄嗟に手でおさえた。濡れている。]
なんっ……
なに?
[手のひらを顔の前に持ってきて、嫌そうに見る。]
なんかぬれてる
[なんだか理不尽な気がして、 不満気にもう一度首のうしろの水気を拭う。 まあ舐められたのと、違ったのならいいのだが…。 さっきからキスキス言われているのは一体何なのだろう。 鈴倉に「したじゃん」と言われたので、 「したの?」と佐藤を不審げに見上げた。]
(118) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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……?
[見せられている透明のものが何かわからず 暫く険しい顔でそれをじっと見ていたが やっと何かわかって]
こおり…
[意味が分かって、また膝に顔を突っ伏して、 なんだ…と呟いた。>>119]
(120) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[テンションの高い佐波の挨拶に、>>114 まだまだ寝起きのローテンションで]
あー… うん…
[と返事をした。 まだ顔をあげない。 けれど急かすように無くなるぞと続いたので]
ちょっとたべる…
[と返事をして、渋々布団から足を抜いた。 立ち上がろうと四つん這いの姿勢になって、かたまった]
たちあがりたくねぇ…
(121) 2014/12/07(Sun) 23時半頃
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[むしろこのまま寝転んだらどれほど気持ちがいいだろう。 誘惑にかられてダンゴ虫のようにその場に縮まってみると、 ふかふかの敷布団が堪能出来た。 起きろと言われる前に]
おきます…
[と宣言だけはしておき、数秒じっとしていた。 氷が再度使用される前に布団に両手をつき、上半身を起こすと、 その場にしゃがむ。]
… …
[また前に両手をついて、立ち上がる…まではいかず、 足をじわ…と前に進めると、またしゃがむ。 こうして寝部屋から居間までの短い距離を、 結局まったく立ち上がらず進み、 最後にまた尻の横に手をついて、 座る位置をずらす程度の動きで、机の前までやってきた。 表面が綺麗そうかどうか軽く確認し、頬をぺたりと乗せる。]
(122) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[元気が出てくるまで、森部は暫しそのままだ。 朝はだいたいこんな調子である。]
(123) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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[寝部屋で鈴倉に残念だったかを尋ねられた時は>>124]
ないない
[と返し、 四つん這いになった背中を ぺんと叩かれつつの応援には 「ハイ…」と力なく頷いていた。]
(126) 2014/12/08(Mon) 00時頃
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うん
[チャーハンを持ってきてくれたらしい佐波に 腰のあたりを軽く蹴られて頭を机に乗せたまま返事をする。]
ありがとう…
[目の前に皿がどんと置かれ、のろのろと体を起こした。 一度欠伸が出て、飲み物をどうするか、と言われ、唸る]
ん〜…
[佐藤が持ってきたコーヒーのにおいで]
お湯あるの? お湯っぽいやつ…ほしい…
[味は最早ついててもついてなくてもいいが、 寝起きでなんだかスースー冷える。 欲望そのままの返答をもやもやとした。]
(131) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[ぼうっと机の上のチャーハンを眺めている。 見るでもなく視線を向けているだけだが、 はたからみると皿に穴が空きそうなほど見つめてみえるような、 動きの少なさだった。]
…
[のっそりと手を持ち上げて、スプーンを持つと、 スプーン半分ほどチャーハンをすくって口に運んだ。 スプーンを皿へ戻しつつ、スプーンに手はおいたまま たらたらとよく噛んでから飲み込んだ。]
(133) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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仙人めざしてるから…
[ぼうっとしながらも、>>134 幾分選ぶ言葉の選択肢が広がってきたようだ。 咀嚼によって少しづつ、目がさめてきた。]
すまないねぇ…
[コップを持ってきて貰ったことに対して、 謝ってみることも思い出す。]
(135) 2014/12/08(Mon) 00時半頃
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[お湯を飲んで口のなかが幾分すっきりした。 佐藤が作った薄味のものではあるが、 チャーハンには丁度良かったのかもしれない。]
うん… プラハあたりで…
[霞食べスポットを超いい加減に選択した。 それからすまないねぇ…という定番の振りが戻ってきたが、 何を言ったらいいんだっけ…と考えているうち、 一番おもしろいタイミングを逃してしまった。 手痛い失敗だ。ふっと自嘲する。]
おとうさんはもうダメみたいだ…
[もうというか、まだというか。]
(141) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[二口目のチャーハンを食べながら]
千里の道もなんとやらですよ…
[と佐藤に返した。]
(142) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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[三口、四口とスプーンをすすめ、お湯を一口。 つきっぱなしのテレビを眺めた。 そういえばもう昼間だと佐藤が言っていた気がする。]
そこそこ寝ちゃったなあ
[まだ顔はぼんやりとしているものの 声は幾分明瞭になってきた。]
(143) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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この程度のっかっていけないんじゃ 父親失格ですよ…
息子に恥じぬ父親でありたかった…
[息子役からすすめられ、またチャーハンを一口。 お湯とチャーハンを交互に食べているうち、 映画の話にも乗っかる気が起きてきた。]
実際ゾンビすごく楽しそうだったよね…
(149) 2014/12/08(Mon) 01時頃
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押入れの中身全部出すの? 果てしないね。いいと思う。
[無責任に言いながら、>>146 >>148 あふ…とまた欠伸をひとつ口をおさえてすると]
やる前にシャワー借りていい?
[どうもだるさが抜けない。]
(151) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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マジか…結果良ければ全てよし… ありがとう息子、 父さん頑張って仙人で一山当てるから。
あ。 面白かったといえば、起きる時何で笑ってたの。
[佐波に起きるなり爆笑されていたのは覚えている。 その前はあまり覚えていない。 佐波がゾンビ映画を佐藤にすすめているのに、 へっへと短く肩を揺らして笑った。]
B級ゾンビ映画を胸張ってオススメする爽快さ…
[映画がいいかどうかより、相手によるところが大きい。]
(155) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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[了解なんてとらなくても、風呂など勝手に使っても、 なんとも言われないのだろうけれど。 朝は立場が弱い自覚がある。 無意識にそんな訊き方になったのかもしれなかった。]
あ
いえ、皿くらいは洗います。 ケイのも。
[別に今すぐ掃除にかかってくれという意味ではないが 今朝は世話をしてもらった感がある。 任せっぱなしという気にはならなかった。]
(159) 2014/12/08(Mon) 01時半頃
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[事情を話して聞かせてくれるわけではなく、 佐波はスマホをいじりだした。]
うん…?
[ぶーんとスマホが唸っているのが聞こえる。 音の主は、鞄の上にぽいと置き去りにされていた。 床に手をつき、腕だけのばして、ものぐさに掴み、 画面を触る。]
(163) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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… ………
[本文で、「あぁ?」という顔になる。 そのままの顔で画像を確認して、]
おぉ…
[何と言ってやることもできぬ。 反応に困ってまずそんな声をもらす事位しか出来なかったのだ。 惨状もどうかと思うが、自分の寝顔をみせられるのも 形容しがたい気持ちになるというものだ。]
…そうか… めっちゃかわいいわな…
[えもいわれぬしょっぱい感じのトーンで、 残念そうに言った。]
(165) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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[ファンシーとの感想には>>168]
そうね…
[もう否定するのも面倒だとばかり。]
(172) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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それな。
[顔にシールと言われて佐波を指さした。]
マジ優しさ感じるから もう二度としないでほしい…。
[落書きよりはずっといい。 だが優しさという言葉には皮肉もこもっているものの、 それでも、だがそれでも、落書きよりは絶対にいいのだ。 負けを認めつつも抵抗もしたい。]
(174) 2014/12/08(Mon) 02時頃
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これは王子も入れ食いですわ…
[心底思ってないしょっぱさで鈴倉へ返した。>>171]
うん待ち受けね。 宝くじで七億当たったらお祝いに設定するから。 そこまで我慢するね… 待ち遠しいわ…
(176) 2014/12/08(Mon) 02時半頃
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[あれだけ大量のシールを貼られていながら 起きなかった自分に感心と同時引いたことを思い出す。 眠気はあらゆる事象への抵抗を皆無にし、 眠気への欲は他様々な事を置き去りにしても構わないという 刹那的な覚悟を無意識に呼び起こすらしい。 要訳すると眠気めっちゃ怖いということだが、 森部に為す術はない。]
(177) 2014/12/08(Mon) 02時半頃
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[花火と聞いて、あぁ。相槌を打った。 夏頃買って遊んだが、 余してもしょうがないと使っていそうな気もするし 飽きたからと余していそうな気もする。]
たしかにあっても危ないね。
(180) 2014/12/08(Mon) 02時半頃
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実際シールくらいじゃ絶対起きないと わかってしまったからね…
[剥がすのが本当に面倒くさかった。>>181]
そうですね… こちらこそいつもありがとう…。
[悔しいけれどお礼を言わねばならない。 放置されている時は、ごろごろしっぱなしの時もあれば、 自分に鞭うって出てきて居間でくたばっているときもあるが、 なんにしても、森部の寝起きは非常に悪かった。]
(184) 2014/12/08(Mon) 02時半頃
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変なこと思い出したら目ー覚めて来た気もする…
[実際は食事と会話に効果があったのも分かっている。 残り少ないチャーハンを食べきってしまい、冷まし湯を飲み干す。 「よし」と一つ気合を入れるように意気込んで、立ち上がった。 机の上にある皿やコップを重ねて、森部は流しへ向かう。
調理器具含め洗い物が済んでから、 佐藤家に置きっぱなしにしている衣類を取りに戻った。 片付けを開始しているらしい面々を一瞥し、風呂場へ。
お湯を使ってさっぱりとして、 入る時よりもラクそうな服を着て居間へ戻ってきた森部は 前髪をピンで止めた。
その頃には、押入れの片付けも始まって少し、という所だろうか。 森部は押入れ前の面子の様子を眺めながら、 パーカーの袖を捲った。**]
(187) 2014/12/08(Mon) 03時頃
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超やる気。 あっちに戻って二度寝する勢い。
[おどろおどろしいBGMの中、>>190 鈴倉に居酒屋のノリでコールされながら登場した森部は、 寝部屋のほうを指で示すも、別段本気ではないようだ。]
これ覚醒リンちゃんさん? いいね。
[鈴倉は、頭の高い位置でお団子頭にしている。 お団子頭を指でつついて揺らしてから、おしいれに向き合った。]
(196) 2014/12/09(Tue) 00時頃
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おっ… これは絶対に終わらない。やったじゃん。
[佐藤によって降ろされたダンボールの脇に屈んで、 中に入っている品を持ち上げる。 百円均一のサングラスだ。試しにかけてみながら>>194]
ちょう任せて。
[と佐藤に返事をした。 全く捨てられて困るものなんて入っている気がしない。]
(197) 2014/12/09(Tue) 00時半頃
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[サングラスのあやしい森部は佐藤の声で顔をあげる。>>207]
覚えてない。
[そのときに居たか居ないかすら不明だ。 佐波のダンボールのほうもちらとのぞきこみ、 今度は攻略本を手にとって中身を見始めた。>>208]
ていうか脱衣所まで聞こえる勢いだったんだけど、 ネゴちゃんは大丈夫なのあれ。
[アレルギーか風邪かも判別がつかないが、 起きてから間もない森部も何度かくしゃみを聞いている。]
(212) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[箱の中をまたのぞき込む。 いま手に持っている攻略本のゲームソフトを探す。見つけた。 ゲーム機を探す。]
ん…?
[もう少し探す。下の方に眠っているのかもしれない。]
クリアはしたけど 全裸プレイの途中でやめたんだとおもう。
[装備品を脱ぎ捨てるスタイルを選択させられた 「サトー」の冒険は道半ばで飽きられている。]
(220) 2014/12/09(Tue) 01時頃
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[見つからないので、そっ…と 元の位置に攻略本とゲームソフトを戻しておいた。 根来がパソコン掃除に切り替えようと言い出すと]
サトさんダミーを置いておかないとダメだな…
[と、また佐藤が出した箱のほうを覗き込み、 クマの耳のついたカチューシャを被った。]
(223) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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あらら。
[どうやら佐藤と根来の会話から、 根来はほんとうに調子があまりよくないようだ。 佐藤が送っていくという。]
ん…? 土曜そういう感じになったの?
[まだ有引からの連絡は見ていない。]
ネゴちゃんうつさないとよくならないよ。 頑張って佐藤に渡して帰るんだぞ。
気をつけてねー。
(226) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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ブローリンは、カルヴィンに、はーいと返事をした。
2014/12/09(Tue) 01時半頃
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おっ。
[安物のひざ掛けを発見した。 これは覚えている。 花見の際、夜が寒くて間に合わせに購入したものだ。 膝ではなく肩にかける。]
……
[身に付けられそうなものを探す。 違う遊びになってきていた。]
(228) 2014/12/09(Tue) 01時半頃
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