253 緋桜奇譚・滅
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― 一年後・六道珍皇寺 ―
[男は図々しくも寺に押しかけ茶をご馳走になっている。 勿論手土産は持ってきている。 今日の手土産は落雁である。 甘い落雁に少々の塩昆布と熱いお茶は中々のご馳走ではないだろうか。]
はは、あの桜すっかり燃えてもうたねぇ。 お陰様で地獄が戻ったんはええけど、もう少しだけ地獄で遊んでもよかったんやけどな。
[地獄では大層嫌な顔をされた。 それはそうだろう。 太陽の象徴たる金色の烏が冥府を照らすというのはあちらにとっては随分と都合が悪く。 そのせいもあったのだろう。 桜が燃えて現世と幽世が細く、本当に細く繋がった瞬間。]
(5) laetitia 2018/11/19(Mon) 21時頃
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『此度の騒動など儂は知らぬ、とっとと去ね』
[などという有り難いお言葉と共に現世へと放り出された。 ちなみに金鳥たる男は問答無用で放り出されたが。 それを拒む者はそのまま残ったようだ。]
いやあ、でも参ったわ。 僕、戻ったとこ火山の中やもん。 そらまあ、金鳥は火鳥と同一視されるし? 今回のも蘇りいうたらそうやけど。 熱いもんは熱いやんねぇ。
[などと笑って言う言葉のどこまでが真実なのかは誰も知らない。 どうせ見た者はいないのだから嘘も誠もどちらも同じである。]
(6) laetitia 2018/11/19(Mon) 21時頃
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で、あれから冥府の扉開く気配はないのん? 桜は燃えても井戸はそこにあんのに不思議やねぇ。
[男は言いながら庭へとふらりと出て。 それから井戸の中を覗き込む。]
仁右衛門はんは三千世界って知っとるやんな。 その世界を僕はちらっと視たんやけどね。
(7) laetitia 2018/11/19(Mon) 21時頃
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[手の中にあった種を一つ、井戸の側にぽとりと落とす。]
桜は燃えても蘇る世界もあるらしいんよな。
[その種が根付いてまた花を開く時。 さて、その花の色は―――――――**]
(8) laetitia 2018/11/19(Mon) 21時頃
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