158 Anotherday for "wolves"
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[ 「死んで」しまってから わたしの耳はさらに多くを捉えるようになり
サイラスの普段とぜんぜん違う…怒りの篭った足音や グレッグにぶつける衝動>>3:247
(やめて、メアリーをそんなふうに言わないで…)
そして怒りの篭ったグレッグの声>>3:259に続く らんぼうな”おと”>>3:271
(いやだ、やだ、ねえどうしてそんな事するの!)
地面に音もなく散らばる、あの子のことば>>3:277
( ………きっと、ちがうよ……… )
銀薔薇の持ち主を知って、 きっと としか言えない じぶんにショックを受けながら、耳を塞ぐ。 ]
(+0) 2015/05/17(Sun) 09時半頃
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[ サイラスがわたしの名前を呼ぶたびに、 ぴくりと跳ね上がる肩をなだめる。
わたしが視えているわけではないと、 わたしを喚んでいるわけではないと。
わたしの事で彼のこころが悲鳴を上げていることが 優しいグレッグの人が変わってしまったような声が ひどく辛くて、そんな声達を聞いていたくなくて ]
…………………っ。
[ 踵を翻して 逃げるように、走った。 闇の中で生活するようになってから、一度もした事のない
ぜんそくりょくで。]
(+1) 2015/05/17(Sun) 09時半頃
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[ どうして何にもぶつからないのか もう、考えたくもなかった。 ]
はあ、 はあ、 はあ、 はぁ。
[ 息が切れるのは動悸ではなくて、恐怖。
触れようとした物体にしか触れられず 唯一の音すら伝えられず、不均一なラジオを聞くだけ。
世界から自分は切り離されてしまったのに、 わたしだけはまだ”ここ”に居てしまうのか。
いっそ 耳まで なくなってしまえばいいのに。
そう思った乱暴なこころは、容易く たったひとつの 小さな喚び聲>>3:360に ―――引き戻される。]
(+2) 2015/05/17(Sun) 09時半頃
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………せんせ。
[呼んでももう、応えが返ることはない。 「泣くんじゃない」と叱ってくれることもないだろう。
だから わたしは。 その場にべったりと座り込んで 子供みたいな大声を上げて
うわあん うわあああん と
誰の目を憚ることなく 泣いた。
へんじを伝えることなど何も出来ないのに
「わたし」に語りかける優しい聲>>3:=1だけは 聞きたいと思ってしまうから 耳を削ぐこともできず。 きゅう、と締まる手首の絹糸を、左手で押さえて あの日とは逆の道を わたしを背負う先生の後を、辿った**]
(+3) 2015/05/17(Sun) 09時半頃
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[ 何本も束になった、ほそいほそい薄紅の絹。 あの夜、お墓の前でせんせいが教えてくれた「繋ぐ石」と 同じ場所に絡んだ、ただの糸。]
…そんなに締まったら、痛い…よ……。
[ 喚くな、と彼に右手を取られたようで そんな痛みすら いまは尊く。
わたしは払うように糸に涙を吸わせて、ぽてりぽてりと 彼の足音と「わたしだったもの」の後を追う。
みんないて、わたしだけがいない世界 そう、おもっていた。]
(+25) 2015/05/17(Sun) 20時半頃
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…………?
[ 声に>>+9揺られて振り向くけれど、 きっと呼ばれているのはわたしじゃなくて、せんせいだ。 そう思いながらも聞き覚えのある声は、深く静かに響く。 その傍らには……ひとつもなかった、足音。]
…………っ…、
[ 真っ暗闇に、ぼんやりと浮かぶ幸せな食卓。 わたしのお皿に嫌いなものをこっそり移すメアリーがいて それをこれ見よがしに声に出して注意するグレッグと それを優しそうな笑い声で包む、おとうさん。]
…いじわる…………。
[ もう戻らない、触れられない日々。
わたしは俯き、テーブルの上のスープに塩味を足して 「触れられない幸せ」をかき消すように、スープごと薙ぎ払った。]
(+26) 2015/05/17(Sun) 20時半頃
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パシン。
[ 乾いた音、指先に触れた何か。 あたたかいスープはまだ 覆らず目の前にある。
薄く開いたくちびるが小刻みに震えるのは、 きっとまた、そこに「わたし」は居ないのだろうという恐れ。 けれどその音に吸い寄せられるように、手を…伸ばした。*]
(+27) 2015/05/17(Sun) 20時半頃
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………おとう、 さん?
[ 幻のつづき。 メアリーの、だとか いろんなものが 目の前からパァンと散って、出たことば。 しあわせな”かぞく”のイメージを纏ったままの 彼が 私の目の前にかたちをなして。
払った腕は ふるえながら 触れた なにか を探して彷徨う。]
ねぇ ……わたしを呼んだ?
[ 聞こえた”わたしのなまえ”>>+35 それにすがるように 触れるように 五指は掴む。]
(+39) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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[ 夢の中でも構わない。
深い皺の刻まれたゆびを握って引き寄せて あの日の優しい「おとうさん」を見上げる。
ああ、おねがいだから ]
ねぇ ……わたしは、居ますか……?
[ ゆらいだまんまのわたしの形を、ください いばしょを ください
あのう、暫くお世話になっても良いでしょうか? ――宿屋で彼に求めたわたしの居場所は まだここにあるだろうか。 ]
(+40) 2015/05/18(Mon) 00時半頃
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[ 掴むことが叶った手。>>+42 ああ、やっぱり。
( ……ルパートさん…! )
詰まった喉が、ことばを遮る。 わたしは 彼が痛みを抱える理由を知らないけれど 家族のように接してくれた彼の手から どこか なにか 恐れるような そんな違和を掬う。
けれど まだまだただの子供のわたしは かけられたあたたかい言葉たち>>+44>>+45へ倒れるように 音もなく吸い込まれて、覚束ぬ呼吸を整える。 ]
るぱー と、さん……… ……ありがとう…。
[ 視てくれるひとが居た安堵と。それが 誰も知らぬ街で、まず心許した「おとな」だったことに わたしは彼の胸中も知らず、 頭を撫でてくれる優しくて大きな手に甘えてしまうんだ。]
(+47) 2015/05/18(Mon) 02時頃
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[ ……どれくらいそうして貰っただろう。
近づく力ない彼>>79の足音に、わたしはびくりと 躰を震わせる。 来ないで欲しいとおもうほどに 声はあるのに触れられない、視てもらえないことが つらい。
けれど。 それもサイラスが生きていてくれるからだと そう自分に言い聞かせて ルパートの腕に額を埋める。
声の方へ手を伸ばしてしまったら 多分また 目からしょっぱいものが流れでてしまうだろうから 両手はぎゅっと 触れられるひとの腕を握って。]
ルパートさん。メアリーもきっと泣いているよね。
[ 彼に触れられるということは ………たぶん。 さっきすれ違ったメアリーの”おと”を思い出す。 慰めたいひとを慰められないことは、きっとわたしより 彼のほうがつらいのではないかと。]
(+48) 2015/05/18(Mon) 02時頃
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なにもできないのに傍に居たって、いいですよね。
[ 遠ざかる、わたしを抱えたせんせいの足音。 もっと早く遠ざかる、大好きなひとの足音。
伝えられないことに慣れないといけないな と 心のなかで薄く自嘲して わたしはそんな問いを ”父親” たる人へ投げ。]
だから、行ってきます。 …ありがとう。
[ 両手をおなかに添えて、丁寧なお辞儀。 勝手でも、なんでも。 わたしは貰った大きな勇気と決意を足に乗せ、 ほんのすこうし わらうことができた。*]
(+49) 2015/05/18(Mon) 02時頃
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― 昨日 墓地 ―
[ その場から遠のいてしまったふたつ>>3:352>>79の足音 わたしは行く先を知るほうへ足を運びます。
ルパートさんが居るということは 族長様やオーレリアもどこかにいるかもしれないと そんな小さな 期待と言ってしまっていいものか 複雑なものを胸に抱きつつ。
幾つかの声が聞こえたのは墓地のはしっこ 開いた穴と、その中で動かない骸が4つ。 包まれていて触れることはできなかったけれど ]
ルパートさん……。
[ さっき身を預けた彼なのだろうと、声を落とす。 サイラスが促して結果は聞かずに帰ってしまったけれど ”選ばれた”のは彼だったのかと 頭を垂れた。]
(+54) 2015/05/18(Mon) 03時半頃
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[ 先刻感じた 彼の手から拾った違和>>+47は。 ふ、と、何かが過るけれど わたしはそれに蓋をする。]
もうどうしようも、ないのだもの。
[ それが本当だったとて、わたしを撫でてくれた彼の手は 変わらないあたたかさだったのだから。 ひとつ、慈しむように ざらりとした袋を撫で 土が被さるおと達に重ねて うたを唄う。
また会う日まで また会う日まで 神の守りが 貴方のお側にありますように。
そんな、送別のうたは 声の無いラディ>>3:363の祈りに寄り添って エルの悲壮な遠吠え>>3:356をさいごに空へと消えた。]
(+55) 2015/05/18(Mon) 03時半頃
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……エル、 あなたの名前、喚べなくって…ごめんなさい。
[ ふっさりとした毛並みを抱きしめて。 せめてあの時。 ”彼”が名を教えてくれたとき。 口にしておけばよかったと、後悔ばかりが募る。]
せんせ、ありがとう。
[ わたしをここまで運ぶのも、土をかけることも たぶん彼>>79には辛いことだっただろうから。 抜けるような空も、見上げる姿>>3:370も見えないけれど 固く握られた拳が、視えた気がした。 ]
(+56) 2015/05/18(Mon) 03時半頃
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[ ばさり、とたなびく外套のおと>>3:367 いっつも上機嫌なようでいて、その向こうは霞んで ほんとうのすがたが見えなかった 不思議な彼。
それでもいま、この人が”そう”ならないために 一番頼れるのはこのひとだったから。]
アル、おねがいがあるの。 …………せんせを、護って。
わたしと繋がっていたひとを…まもって。
[ 右手首のさらりとした絹糸に左手を被せ、 この糸が 彼と繋がってしまわぬように。 自警団の彼が一緒に住んでいるのなら心強いと、 小さな願いを言葉に乗せて、翻る足音>>3:371を見送った**]
(+57) 2015/05/18(Mon) 03時半頃
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― 早朝 火事 ―
[ 赫く燃える教会、わたしの目にすら映るような。
雑多な野次馬たちは、わたしの友達の姿>>50を隠して 焼けるおと、パチンと何かが弾けるおと、悲鳴 いまこの村を包んでいる不条理が ここに凝縮されて 擦れ、熱を持って、業火を吹く。 ]
族長様……。オーレリア…。
[ あの2人がころされたばしょ。はじまりのばしょ。
わたしなら、熱も感じず中へ行けたかもしれないのに 両親が出会った村が壊れてゆくさまを”視て”いられずに 鎮火に励むヒトとヒトオオカミとの間をすり抜けて 誰もいない家へと帰る。
昏いままのベッドで 何処かから聞こえた笑い聲>>+19に震えて 身を抱いた**]
(+58) 2015/05/18(Mon) 04時頃
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