140 Erwachen〜lost wing of Jade〜
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ソチラが先に約束と、 言いだしたんじゃありませんか。
[老人の痩せた、それでも力強い手が青年の肩に触れたか。 騒ぐ少女も咲き続ける花々も全て無視して。 それでも逸らされた顔>>65に、少し寂しそうな顔をした。
拘束したままでは、あの時の指きりすらできない。 約束>>2:199された筈のそれは今は消えかけて、きっとこのまま風化してしまう可能性もあっただろう。 しかし、そうはさせない。 そうであってほしくは無い。
女神の、朱の居なくなった図書館への久しい客であり、 かの運命者であり、 最初の彼《ジェレミアス》の面影を強く残す、
小さな人の子からの、たった一つの、孤独を消しさる幸せな約束だったのだから。]
(74) 2014/11/19(Wed) 22時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 23時頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 23時頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 23時頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 23時頃
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――――ッッ!!
[暴発は突然に。>>87
それらを全て至近距離で受け止めれば、紙色のシャツも皺の刻まれた肌も、 切り裂かれ、朱色のインクが散り滴る。
逃げなかったのは、 鋼の盾すら作らなかったのは、 その植物の暴走を食いとめる為。]
落ち着きなさいと、 先も言ったでしょう!
[植物をかき分けて、赤の散る手を伸ばすのは彼の心臓。]
(101) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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お父様は、 此方に居ります。
だからそう、悲しまないでください。
[伸ばす手に雷神の置き土産を乗せて、その形状は武器では無く、
暖かくも冷たい、幾つもの雪の結晶。
それが花を切り裂いて、魔法の暴発を遮って。 雷を含んだソレに、自身《ハワード》の金属の装飾は震え、ページは舞い、端に僅かな焦げを作っただろう。 それでも千年前の一撃と比べれば、こんなもの何十文の、何百分の可愛い物。雷神の発するようなそれは《礼見丈》越し、きっと白い少女にも響いて。
歴史書の手が胸に触れれば、その崩れた瓶は、いとも簡単にその姿を現した。]
(102) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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[そうして小さな蓋は数年後し、やっとその役目を終えただろう。
紡がれた言葉に目を細めて、]
ええ、勿論ですとも。
[>>96>>97 インクの散った顔で、笑った。]
(103) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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[小さな紙片と、未だ舞う雪の結晶。 それと、彼に隠したインク瓶の、最後の一滴《力の一部》。
それらが空中で渦を巻いて、青年の膝の上に落ちたのは一つの金属。
普段自分が作る者と随分形を違えたそれは、小さな小さな栞。 それは、稲妻と雪の結晶を包むよう花と蔦のモチーフが巻き、所々に天青石《セレスタイト》>>3:219。 それと金のリボンを揺らして。
《礼見丈》には悪いが力を一部拝借して、 なに、別段支障はあるまい。 ほんの一滴。 共に過ごした彼の、残り香の様に。
新しい家の住み心地は保証しないが、以前より、懐かしくはあるだろう。 少女はゆっくりと、その身を元の存在に近付けて。]
(108) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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まあ、私も人の子の形をしていますからね。 老化は緩やかであれど、 やはり、…老けますよ。
[以前と比べ、全てシルバーに変わってしまった髪は、血色のインクがこびりついて、 つまりは満身創痍と言った所。
その緩やかな筈の"老化"が人並みになってきている事は、特に深く語らず。
触れられれば目を細めて、振り払う事無く、彼の望むように。]
そりゃあ、無茶もします。 私は貴方の事を、友人だと思っているのですから。
[きっと、あの日の図書館で、 幼い彼と共に本のページを捲った時から、 約束と、指切りをした時から。 ずっとずっと、友人だった。
長くは離れていたけれど、再び相見える日を望んで。]
(118) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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――そういえば、
確かに記憶を封じもしましたが、 友人にこうも綺麗に忘れられるとなると…、 流石の私も悲しかったですよ?
[そう言って意地悪そうな顔もしてみせる。 それはまるで、子供のように。
だが、次の瞬間、 男の身体は力無く崩れ落ちただろう。
紙色のシャツ《ページ》も表紙も裂けて、滴るインクが綴られた文字を暈かす。 宝珠魔道士からの宝珠は、スラックスのポケットに入ったまま。]
(120) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 01時頃
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―歴史書《イストワール》の記録―
[歴史書は、比較的代変わりが激しい。
それは本の寿命でもあるのだが、紙であり、人が触れる以上風化や劣化は免れない。 歴史の大変動には自らその地へ赴き、ありのままを記録し、そうして次の歴史書へと内包するページを残していく。 本達の仕事は現在を綴り、過去を伝え、図書館に訪れる者たちへの応対。それだけの筈だった。
彼《ハワード》の先代までは。
ハワードと、そう名付けられた新しい歴史書が"作られた"時にはすでに先代は居らず、代わりに迎えたのは朱色の姫君。 先代から伝えられるべき《過去》は彼女から与えられ、そして後代に伝える為の職務を失った歴史書は日の殆どを彼女と過ごす事となる。
世界を記録し続ける歴史書は代替わりが激しい。 それは本の、能力の劣化。積み重なり続ける膨大な歴史と、それによる精神の摩耗。 まだ若いうちに死に《廃棄》、産まれ《制作》、入れ替わる《交換》。 その作業を続けてこそ、原初に至る大図書館《オリジン・ビブリオテイク》と歴史書《イストワール》は長い歴史の中で形を保ち続けていた。]
(130) 2014/11/20(Thu) 02時頃
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[いつしか女神は欠け、残りの席を埋めぬまま。 本を作る技術も途切れ、そうして新しい歴史書を生み出さなくなった。
もしかしたら、それを見越して朱の姫は産まれたのかもしれない。 朱が歴史書の復元を、綴る仕事を補って。その黒い本は随分と長く生きた。
時代の変化も相まって客人は減り、歴史書は次第にヒトの目に触れなくなる。 やがて劣化は落ち着き、そしてまた、本は長く在り続ける。
しかし何事にも終わりは訪れる。 姫君が去った事により、現在の歴史書の劣化>>109は、]
[この先は、イン クのにじみ で解 読不 能**]
(131) 2014/11/20(Thu) 02時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 02時半頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 17時半頃
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[宝珠魔道士《ジュエリスナイト》の宝珠があれば、外傷《表紙の損傷》までは直せるだろう。 だが、飛んだページまでは復元できない。
表向き生々しい傷は塞がっても、傷痕までは消せぬまま、 大丈夫だと気丈に立ち上がって見せても、内部のページはごっそり抜けて。
…――復元は不要と 強がっていた皺寄せが、こんな所で来るとは。
やや綻びの目立つその金属は、形状を瞬時に高い塔へと変えて、雷>>140を二つの影から遠ざける。 その身に激しい雷光を吸いこめば、塔は崩れ、黒い霧へと四散した。]
(142) 2014/11/20(Thu) 18時半頃
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…不必要か否かの判断はお任せしていましたが、 手を下すのは、貴方の職務の範囲外ですよ。
《解析者》殿。
[傷痕の増えた手をかざせば、地に突き刺さる数本の旧式銃剣《バヨネット》 通常であれば銃に装着使用するそれを単体で握りしめ、ノイズ混じりの男>>141を出迎えただろう。]
白兵戦はあまり得意では在りません故、 どうぞお手柔らかに。
[シャツには未だ紅いインクが滲んだまま。 変わらぬ笑みで、そう告げて。]
(143) 2014/11/20(Thu) 18時半頃
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…じょう、 先に、宝珠魔道士殿の所へ戻って頂けますか。 美村様の事も気がかりです。
後からすぐ追いかけますよ。
問題ありません。 "外傷は"直りましたから。
[あれだけ能力を暴走させた後、一人にするのは少々心配ではある。 だが、ここに置く方が危険極まりない。 傷を負った心臓は未だ万全とは言えず、休息を置いてやることが先決と判断を下す。]
皆に、 美村様に、よろしくと、 そうお伝えください。
(144) 2014/11/20(Thu) 18時半頃
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どうかお健やかに。
[駄々をこね立ち去らぬようであれば、飛行機械に無理やり包んで飛ばしてしまうか。 着陸面は不安ではあるが、なに、彼なら問題なく好きな位置で抜け出せる。
素直に立ち去るならそのまま見送って、 再び、若い《解析者》の方へ向き直っただろう。**]
(145) 2014/11/20(Thu) 18時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 18時半頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[あの子《女神の娘》も彼《解析者》も、よっぽど余所見が好きらしい。
此方を見ろとばかりに、銃剣を勢いよく飛ばす。 元々切りつける為の武器では無い。 刺すと言う方面に特化したその刃物は、今は《解析者》の胸を狙って。]
…学友《後輩》を狙うとは、 あまり感心できません。
まずは老いぼれから仕留めてはいかがです。
[挨拶がわりの一撃を。 囚われた運命者>>165を一瞥すれば、やっとその笑みを崩す。
珍しく険しい顔をして、 ようやっと、敵意を露わにした。]
(167) 2014/11/20(Thu) 21時半頃
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クリアな世界の状態《データ》なんて存在しませんよ。 この世界は余計な事だらけです。
[常にノイズにまみれ、理解出来ぬ数値を叩きだしてこそがこの世界の姿。 それを排除してしまうと言うのなら、この世界のページは随分とつまらぬ物になるだろう。 愛も、怒りも、悲しみも。 全て内に包んでこその世界なのだから。]
…それに、壊れているのは周囲では無く貴方だと、 前にも一度、申し上げたつもりですが。
[その目が曇って使い物にならぬと言うのなら、抉ってやろう。 首を狙う撃を刃で弾いで、 次の蹴り>>169を鉄板で防――]
(175) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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――ぐッ、
[鉄板は、先の塔《避雷針》のように黒い霧となって四散する。 受け切れない攻撃は腹をダイレクトに抉って、軽い身体を後ろへ飛ばしただろう。
手から離れた銃剣も、追って、消えた。]
(176) 2014/11/20(Thu) 22時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 22時頃
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[人の子の形状を模した身体はとても脆く、それが老人であればなおさらの事。 二度の衝撃に、僅か赤いインクを吐く。
何度も首を狙う剣を同じく何度も刃で弾き、その度に四散させる。 その黒い鋼は本数を増す程精密性を失い、滑らかに"組み立てられる"筈の表面はざらつきを見せ始めただろう。]
貴方の、
貴方のその異常性は、 初めから持ち合わせた物では無いでしょう。
[弾かれ、足は後退を。 一本もう一本と刃は弾かれて、最後は鋼の棒へ。 形状を落とし、振るう為に生成されたそれも精度は低く、剣と交われば、やはり消えた。]
(185) 2014/11/20(Thu) 22時半頃
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ずっと、考えていました。
あの時、私が貴方に接触を図らなければ、 《寒川》という少年の記憶から《解析者》を呼び起こさなければ、
[弾く鉄塊は四散して、]
貴方は、 異常性をはらむ事が無かったのではと。
[彼がいくら否定しようが、今の《解析者》の在り方は過去の《解析者》と大きく違う。 食い違った真の理由も、ましてや、過去の解析者達の行いも知りはしない。 彼に皺寄せがこようとも、書に記録の無い事は、歴史の上で無いと同じ。]
私は《記録者》でありながら、 《寒川》と言う少年の歴史に、足跡を残してしまいました。
それが貴方のズレの原因だと言うのなら、 私は、
(186) 2014/11/20(Thu) 22時半頃
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[《礼見丈》も《寒川》も、そして《美村》も、 付けた足跡は深く残り、幾ら誤魔化しを加えようとインクの色は強く、強く。
それが《記録者》の罪だと言うのなら、もうそろそろこの仕事を降りるべきなのかもしれない。]
崩れた不変の三位一体《エヴァラスティン・トライアド》ごと、 消えてしまっても問題ありませんよ。
[《組み立てる》のは複数の巨大な砲。 それら全ての銃口を解析者の方へ向けて、]
(187) 2014/11/20(Thu) 22時半頃
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[黒く長い槍を《組み立て》振るい、迫る解析者を遠ざける。 それは何時ぞや見た、雷神の槍によく似て居た。]
(192) 2014/11/20(Thu) 22時半頃
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《フー・コンベルジャン》 集中砲火
[精密性を欠いた機械はひび割れを起こし、物によってはその場で自滅し、 それでも半数は青年の方へ巨大な鉄塊を飛ばして。
砲撃音と共に《記録者》も《解析者》も《運命者》も、 煙と熱が、場の全てを飲み込んだだろう。]
(193) 2014/11/20(Thu) 22時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 22時半頃
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ええ、 終わりです。
[砲撃は己のページも焼き、その殆どを散らしてしまった。 舞う煙を裂いて彼が飛び込んで来ても対して驚く事はせず、]
(201) 2014/11/20(Thu) 23時頃
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[《解析者》の剣は《記録者》の胸に。]
[《記録者》の剣は《解析者》の肩に。]
(202) 2014/11/20(Thu) 23時頃
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…ああ、少々、ズレましたか、 残念 ですね
ね。
[ごぽりと、溢れ零れ落ちる血色は鉄を含まず。 それでも彼の肩に黒いサーベルを押し込んで、]
(203) 2014/11/20(Thu) 23時頃
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貴方《寒川》が、図書を訪れる日を、
わたしは、 ずっと、
(204) 2014/11/20(Thu) 23時頃
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待――
(205) 2014/11/20(Thu) 23時頃
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[解析者の構えた剣に突き刺さるのは、一冊の黒い本。>>38
裂けた箇所からはインクが滴り、残り少ないページは染みたインクで文字の解読は不可能だろう。 黒い表紙は焼け焦げ、連なる筈の長く黒い鎖は途中で千切れて、
今は一本の剣として、青年の肩に食いこんだまま。*]
(207) 2014/11/20(Thu) 23時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 23時半頃
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[宝珠魔道士《ジュエリスナイト》の宝物庫。 眠るのは、遙か昔に託した黒い歴史書《ノワール・ド・イストワール》の最終ページ。>>1:147 決して終わりの歴史が綴られぬよう、贈られたのは永遠の平和の証として。 破り取られたページの、表は白紙。 裏には幾つかの異界の文字《奥付》と、
失われた筈>130>>131の、 歴史書の製本方法*]
(219) 2014/11/20(Thu) 23時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 23時半頃
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[歴史書《ハワード》自身の人生のページは酷くシンプル。 まるでそんな物世界に必要ないとばかりに簡素に纏められ、深い記述は何処にも無い。 重要な、役職としての役割はその専用の章に。 歴史書は動き続ける世界の歯車として、ただ消費される為にそこにあった。
しかし、その簡素なページの上でも己が主人とする姫君に関しての項目はしつこいほど多く、]
貴女とは、また後日。 時が満ちてからの歓談と致しましょう。
[彼女に流れ込むバックアップに混ぜて、]
どんな歴史より、人の子より、 愛しておりますよ。
どうか、いつまでも健やかに。
[綴ったインクはヴァーミリオン。**]
(223) 2014/11/21(Fri) 00時頃
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[彼女に贈ったジャケットは黒い墨色。
角度を変えれば星の様に煌めく>>38それは、いつまでも変わらず、その肩にあっただろう。 懐かしい古書と、ハワード自身の香りを含んで。**]
(226) 2014/11/21(Fri) 00時頃
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