159 戦国 BATTLE ROYAL
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[暗闇にゆらりと灯るは走馬の光か。 まだ今生を振り返る暇があるのかと目蓋を上げ映ったのは、煤けた空ではなく霞がかった宙であり。 体を起こすために伸ばした手が掴んだのは木の船縁だった。]
……っ、ごほ
[喉が渇くような気がして喉元に手を当てれば、猫手に裂かれた肉がある。 数度擦っても裂かれた跡はなく。喉元に当てた、自らの意で動かなかった左手は、赤い雫ひとつ落としていない。]
……あら、まぁ。 これは、これは。
[身の下に揺れるのは水面か。 まさしく彼岸へと行く最中に目を開いたようだと独り乗るには大きすぎる渡し船に、失ったはずの声を漏らす。]
(+6) 2015/05/20(Wed) 21時頃
|
|
[死して奇異な事もあるものだ。 それとも、死人は皆このように彼岸に渡って行ったのか。]
そちらにいるのは船頭かしら? 渡し賃の持ち合わせはないのだけれど。
[戦場で相見える機会もなし、一方的に枝上から観られていたばかりで露蝶の顔を知るはずもなく。 姿を見つければ、黄泉への先導人かと声をかけた。]
(+7) 2015/05/20(Wed) 21時頃
|
|
[風もないのに静かに船は進んでいる。 気まぐれに立つ細波の揺れなど馬の背に比べれば歩くのは容易い。
かけた声に変えるは否であった。>>+8 よくよく見れば、髪を背に流し暗い色の装束を纏った女の姿は船頭にはあまりに似つかわしくない。 血の気の薄い肌の上に口元の紅が鮮やかに目を引いた。]
あら失敬。
[死出の道にて他者との出会いがあるとは思わなかった。 が、考えてみればあの戦。彼岸へ向かう船はさぞ盛況となっていよう。 ならばこれは、かえって少ないのかもしれない。]
(+9) 2015/05/20(Wed) 22時頃
|
|
ええ、そのとおりだけど。 どこかでお会いしたことあったかしら…?
[紅色の唇から落ちた名に、目を瞬かせる。 生を振り返っても覚えはなく、ふと女性の纏う装束に目を惹かれた。 これと似たものを、関ノ原へと向かう道中で目にした記憶がある。]
あなたもあの戦にいたの。
[忍には女性もいたのかと死してから新たな事を知り。 敵か味方か。同じ戦場に身を置いていた者と、ここで顔を合わせる奇妙な縁を感じた。]
(+10) 2015/05/20(Wed) 22時頃
|
|
[奇矯な口調より、良し悪しはともかく人の記憶には残りやすい名ではあるだろう。 何処で擦れ違ったかと思ったが、どうやら縁は人伝てであったようだ。>>+11]
悠仁殿のところにいたのねぇ。 仕えるに、気持ちの良い御仁だったのではなくて?
[伸睦を茶飲みの友として挙げる心当たりはそう多くない。 その内で、最も記憶の浅瀬にいた名を挙げ同意を得られれば口端に笑みを刻んだ。]
(+13) 2015/05/20(Wed) 23時頃
|
|
[ああ、問わない方が吉であったか、と。 総大将である祭文の仇を目の前にして、笑みを潜め、目を細めた。
しかし仇討ち相手もすでに同じ黄泉路についている。 彼岸へ恨みを持ち込んだところで晴らす術など見出せまいと。波打つ感情を潜めやれる己は、忠実を掲げる割に冷淡であったのかもしれない。
目を伏せしばらくの沈黙の後。 喉の渇きを覚えて、こほりとひとつ空咳を零した。]
そうね。私も飲みたいところだわ。 水上での一席はぜひとも設けたいものだけど。
……悠仁殿はあなたに何を吹き込んでいたのかしら。 さした手前でもないのよ?
[視線をあげ、苦笑を浮かべる。 しかし先の見えない船旅である事だし、湯くらいは念じたら出てきたりしないだろうか。 それもまた、まだ世俗から抜け切らないからこその考えか。]
(+14) 2015/05/20(Wed) 23時頃
|
|
[瞬きをし、言葉を喋れど死人である。 骸の血を吸わせる趣味はないのだ。 ここまで付いてきてくれた愛刀の柄を軽く撫でるが、握り向ける事はなく。ただ肩を竦めるのみ。
水上での茶席に同意を得られ、目元を緩めた。]
甘い御仁ねぇ。 そんなこと言いつつも、 戦場で会ったら絶対槍雨降らせてきたでしょうけど。
[文といい、敵となっても心を裂いてくれるとは。 しかし敵として対峙した時の行動は容易に想像できた。]
(+18) 2015/05/21(Thu) 00時頃
|
|
ここでもって世俗から抜け出るのではなかったかしら…?
[しかし露蝶の触れている柱もそこから連なる屋根も、しっかりとした上物だ。 口先ではそうも言うが、入った先に本当に酒があれば手向けとしてありがたくいただく気はある。
彼女の背を追って戸をくぐり、並べられた円座の数に、やはり後続があるのだと思い至った。]
……なんだか色々あるわねぇ。
[一目では何があるかすべてを把握しきれないが。 本当に、酒席宴席が開けかねない。]
(+19) 2015/05/21(Thu) 00時頃
|
|
違いない。
[両断する言葉>>+21に、それもまた一理と含み笑う。 六文なしに船に乗っているのだが、これは身包み程度で済むのだろうか。
調度を検める露蝶の後ろから眺めていれば、何かを確認しているよう。 振り向き尋ねられれば、彼女が何を確かめていたか、置かれた一式に視線が向いた。]
そうねぇ……。 お相手がいるならば、一席。
[飲んでくれるかしら、と尋ね。 承諾が得られれば、一式をそろえ、簡易ながらの茶席を設けることだろう。]
(+22) 2015/05/21(Thu) 01時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る