264 ナラティブの林
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『……そう、これは恋です。苺サンドです。 これからは、いつもあなたを独り占めしたい 毎日あなたを感じていたいんです…… あなたのことを。 ……たべさせてください』
[苺サンドを食べたときの感覚を思い出すと自然と笑みが零れる。 きっと恍惚を思わせるように端正に弓なりを作って。
告白練習が終わって、しばし。硬直の後に会釈しながら静かに着席する] ……こ、これは、思いのほか、恥ずかしいですね…… [何で自分はあんな提案したんだろうと後悔*]
(69) 2019/04/29(Mon) 18時半頃
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[キョウスケさんは呆気に取られてるのかな。その声はどこから出しているんだろう>>76 でも、目の前のキョウスケさんを好きな人と思い込んで振舞っていると不思議な声をあげてるのも可愛いな、と思えてくる。
が、終わってしばらくして]
えっ、そっ…………そんなに 笑うことないじゃないですかぁ! こ、この文句は駄目でしたか?! [爆笑するキョウスケさんの様子>>77は周囲の目を引いて、俺はただうろたえるばかり]
そ、そんなに笑われるとは思いませんでした…… まぁ……、らしいと言ってもらえるのは 嬉しいですけど…………
(91) 2019/04/29(Mon) 22時半頃
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[どきどきした、と照れくさそうされる>>80とつられてこちらも恐縮してしまう]
あ。ありがとう……ございます……
[それでも、のんびりと笑うキョウスケさんの微笑みに、緊張の糸もしゅるりと解けて笑顔に変わる]
その笑い方、可愛いですね。 癒される気がします。一緒にいて、安心できそうな感じです。
ん、返事?ですか?
[すごく笑われたのを思い返すと、返事は聞くが怖い。無理に返事しなくてもいいですよ……と言いかけて開いた唇は伸びる指に遮られて]
(93) 2019/04/29(Mon) 22時半頃
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────は……。
[伸びてきた指と向こうで微笑むキョウスケさん>>81と交互に見て]
び っくりしました…… ちょっと、だいぶ、どきどきしました 癖になっちゃいそうですね、この遊び……
[どぎまぎと胸を手で抑える最中、さ迷う視界の端にデザートのメニューが見えた。
美味しそうだなあ。]
(94) 2019/04/29(Mon) 22時半頃
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[それでもデザートを頼まなかったのは褒めて欲しい。 でも、店からの戻りがてら、コンビニでお茶を買ったついで、とうとう、我慢できず、シュークリームを買ってしまった。これは保険だ。本当に駄目になる前の精神安定剤のようなもの。
コンビニの何の変哲のないシュークリームも、生クリームとカスタードがたっぷり詰まった魅惑の塊に見えたから。 それと気づかれないように─キョウスケさんは俺がダイエットしてるだなんて、知らないだろうけど─お茶という名のダミーと共にカゴへ放り込んだ]
もう、夕方近いですね。 なんだか、付き合わせちゃってすみませんでした。 そろそろ、巽さんも帰ってきてるかな……
[そんな風に話しながら、玄関の扉を開くと、夕方のブナティラは誰がいただろうか]
ただいま戻りました───*
(96) 2019/04/29(Mon) 22時半頃
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そんなぁ……。苺サンドに罪はないですよ! あと、とりわけ苺サンドが好きって訳じゃなくて 甘い物が好きなだけで……苺サンドが恋に近かっただけで……!
[よくわからない弁明にまた笑いが起こったかもしれない。 恋愛レベルがあがったかも、なんて返すキョウスケさんは微笑ましくて、対する俺は、少し疲れた顔をしてたかも。 でも、楽しかったからそれでもいいか、なんて思ってたらお人よしだと称されそうだけど]
はい、また付き合ってくださいね キョウスケさん
[別れ際、そんな風に声を掛けて階段をあがる姿を見送った。 きちんと整えられたアッシュがかった栗色の髪。 モンブラン……いや、栗茶巾かな。素朴でシンプルで、まだ何色にも染まりそうな無垢の象徴。 思い切って、ウェーブとかにすると新鮮で楽しそう。]
……そしたらきっとモンブランだね
[などと独りごちた]
(114) 2019/04/29(Mon) 23時半頃
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─ダイニング─ [こっそり、こっそりと冷蔵庫にシュークリームを。何となく、罪悪感から、コンビニの袋のまま、名前も記銘せず突っ込むとお茶を片手に何やら真剣そうな話をしている禎光さんとレンくんに]
こんばんは。何か大事な相談中? 俺、外してた方がいいですか?
[と一声かけて、ダイニングをぐるっと見渡す。 探していた人物がいないから、戻っているとしたら自室だろうか、と思いながらペットボトルを傾け喉を鳴らす]
(116) 2019/04/29(Mon) 23時半頃
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[ 当時付き合ってた彼女としていた約束。高校を卒業したら働いて 一緒に住もうってそんな夢物語のような、話。
高三の秋。 そんな夢はあっけなく崩れ去る。 『ごめんね、令くん。私、他に好きな人が出来たから その人と同じ大学受けるんだ、推薦』 それまで見てた世界が一気にエンドロールを迎えたような そんな気分。
地元に居づらくて、逃げるように上京を選んだ。 自棄ながらに美容師を選んだのは、小さい頃から弟妹の 髪を切ったりしてたから、自分の中で少し近い存在だったから。 奨学金とバイトでなんとかやりくりしてたら 恋なんてする暇がなかった、っていうのはきっと言い訳で 誰かとそういう形で向き合うのが怖くて、きっとずっと ────逃げていた。
それでも、こないだのお花見で、そして今、幸せそうな二人を 見ていたら、自分もまた、夢を見てみようかなって気になった。 だって、世の中春だし。辛いだけの夢じゃなかったから…… ]
(117) 2019/04/30(Tue) 00時頃
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[きっと真剣な話に聞き入ってたからか。 レンくんが驚いた様子で返す言葉>>127に、内心本日何度目かの反省をし、振り返る禎光さん>>130にぺこと小さく会釈を返す]
そう……? でも就活話ならお邪魔しても悪いし……。
あ、巽さん二階ですか?ありがとうございます。 でも今日はもうこんな時間だし、迷惑かな……。 ごめんなさいだけでも声かけて来ようかな……。
って、俺?ですか? ええっと……目指そう、と思ったのは、高三の秋です。 まあ、他に興味がなかった、というか ……なくなったというか……。 俺 実家は東北なんで、ぱぁーっと都会を楽しもうかなー って、上京しちゃいましたぁ。 ……ふふ、すみません、軽い気持ちで。
(133) 2019/04/30(Tue) 00時半頃
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あぁ、でも弟妹たくさんで、うち貧乏だったから 昔から見様見真似で髪切ってやってたんです。 ありがとうって言われるのが嬉しくて、そのまま仕事にした って感じ……ですかね。
参考になりますか…?
[すぐに離れるつもりで、促された席には腰かけず 座る二人に立ち話を続けた*]
(134) 2019/04/30(Tue) 00時半頃
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[驚きに目を丸くするレンくんの言葉にこちらも同じように目を丸くして、意図的に返す言葉のイントネーションを露骨に変える。ほら、「し」が「す」に聞こえるような、そんな感じ。]
俺が都会人?馬鹿いっちゃわがね。 俺はれっきとした東北人だよ。
[それだけ言うと、さすがにここでこの喋りは恥ずかしいかなって咳払いをひとつして、標準語に戻す。]
(149) 2019/04/30(Tue) 01時頃
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えーっと……、レンくんに似合いそうな職業、だよね? やりたいこと探してる感じ?
俺の職場、今は有線なんだけど、昔はラジオ流してて。 毎日同じ局を同じ時間に聞くから、自然と馴染みの番組が 出来るんだよね。 DJさんの明るくて楽しいトーク聞いてると、残りの仕事も 頑張ろーって気になるの。 レンくんには、そう言う人を応援するお仕事が合ってそう だと俺は思うなぁー。 [それだけ言うと、勝手に披露した方言に一人小っ恥ずかしくなって、じゃ、頑張ってね、なんて小声で言いながら、そそくさと階段をあがる。モンドさんに気がつけば「お仕事お疲れ様です」なんて労って。 ちなみにプリンにもコールスローにも目がいかなかったのは、冷蔵庫という名の欲望の壷は今は長く見ないに限るから。 そんな頃には入れ違いに、やっさんヤンさんことヤカモトさんとレイさんが帰ってきたか*]
(150) 2019/04/30(Tue) 01時頃
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─二階─ [キョウスケさんから遅れること数刻、階段を上がった頃には談話スペースのキョウスケさんと巽さんは盛り上がっていた、もとい出来上がっていただろうか。
深刻そうな就活話より、何故か入りづらいと思ったのは何でだろう。 会釈にとどめて部屋へ戻って、それから人がゆっくりしているうちにシャワーを浴びようと。なんたって8人に対し、3箇所しかないからね**]
─→シャワールーム─
(152) 2019/04/30(Tue) 01時半頃
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[方言の話。 レンくんwith禎光さんに証明するためにあえてゴリッゴリの方言を披露したが、さすがに平成生まれの若者ですし?地元に戻った時だって、あそこまできつい方言では話さない……と思う。
それでも、自分より長いモンドさんや、同じくらいいる巽さん、多分レイさん──自分よりも来たのは後だったけど、それでも長いほうだったかな──他にも長くいた人らは、上京したての俺の抜けきらない方言を聞いたことがあったかもしれない。
具体的には、「ですよね」と言おうとして「んだなやぁ」と言ってしまう、そんな感じ。 その度に赤面とともに繰り返してた「しょすぃ」という言葉が「恥ずかしい」であることくらいはもしかしたら記憶の端にあったかもしれない]
(165) 2019/04/30(Tue) 06時頃
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[禎光さんの返事に、あぁと一つ相づちを打って>>153] そう言えば、禎光さんも地方の出でしたっけね。
新たな個性……、だなんて恐縮です。 でも、その色の良さを引き出したのは禎光さんの ポテンシャルだと思うので……本当によくお似合いですよ。 はい、またお待ちしてますね。
[初めて提案したラズベリークリームよりもずっと地毛と馴染んでいて、染めたては勿論、少し経ってからも色合いが増す禎光さんの頭。美味しそうな頭……とは口に出しては言わないけれど]
[方言を聞き返す禎光さんと感嘆の色を強くするレンくんに、俯いて「しょすぃなぁ……」と頭を掻く。]
そうだね、レンくんの言う通り、やってみなきゃ 始まらないかも。でも、立ち止まって考えることも 時にはアリだとは思うな。
[と付け加えた]
(166) 2019/04/30(Tue) 06時半頃
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[二階にあがりしなお土産をこっそり伝えてくれるモンドさんは>>154普段の様子だし、それに甘えてこちらも普段のように振る舞う]
ありがとうございます、さっそく後で頂きますね
[実際中を開けて、カロリーオフと銘打ってあるキャラメルミルクティーを見つけて、小さく感動するのは、もう少し先の話]
(167) 2019/04/30(Tue) 06時半頃
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[そして。 気づけばもうランチからは結構時間が経っていて、そうこうしている間に夕食の頃。空腹、それよりもハッキリと脳が甘味を求めてるけど、どうしたものかなぁ、と濡れた髪を拭きながら憂うげにため息]
夜中に食べるよりは、きっと早くに食べた方がいい。 でも、買ったばかりで食べてしまうのも……
[冷風で丁寧に乾かしながら、口の中に広がった苺サンドの 味を思い出していた。]
(168) 2019/04/30(Tue) 06時半頃
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─真夜中─
[もぞりと起き出して何となく口寂しくて眠れない。 適当に誰かが消してくれた照明の代わりに 足元を照らす常夜灯。 ひた、ひたとスリッパも履かず素足でうろついて 階段を降りようとした足は動きを止めると 考えを変えたのか談話スペースのソファの方へ]
………。
[きっと暗がりの中膝を抱えて、何をするでもなく じっと座っているその姿は軽くホラー。 こんな夜中に起きている影は他にあったろうか]
誰か起きてこないかな
[夜中に誰かを呼び起こすのは気が引ける。 きっとそんなこと出来るのはパルさん達みたいな 恋人同士だけじゃないか、そんな風に思う真夜中]
(169) 2019/04/30(Tue) 07時頃
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[巽さんの言葉に、二人の空気感とでも呼べばいいのだろうか、雰囲気を伺いながら、少し歩みをそちらへ向けて]
今日は、巽さんのこと探してたんですけど……、 俺が探すの下手っぴで……、失礼しました。
[深々と頭を下げて]
また日を改めても、良いですか?
[長いお休みとはいえ、その前の激務を思えば、相手にとっては貴重なお休みで。それなのに、また明日も、話すきっかけがあることが嬉しい気がするのは何でかな。
簡潔に用件だけ伝えると、巽さんとそれから一緒に飲んでいたキョウスケさんにも一礼して、その場を離れた*]
(176) 2019/04/30(Tue) 09時半頃
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[「うおっ!」という聞きなれた声に小さく顔をあげる]
こんばんは、モンドさん。 えっと……、特に何も無いんですけど…………
[甘えていいものか、と言葉を選ぶ途中 「トイレですか?」とか相手が起きた理由を尋ねたり。 水を求めてとわかると]
もし、明日に障らなければ…… 少し話すのに付き合ってもらってもいいですか?
[軽めに済ませた夕食はとうに熟れ、空腹と甘いものを求める気持ちと少しの寂しさを、会話で紛らわそうと*]
(177) 2019/04/30(Tue) 10時頃
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[膝を抱えてソファに体を預ける自分の隣で、優しい言葉を添えて腰掛けてくれる。そんな相手に、くしゅりと寂しそうな笑顔を浮かべる。対するモンドさんはの表情は暗がりなのでよくわからない。でも、きっといつもの笑顔なのだろう。]
本当に特に何があるわけじゃないんです……ただ 甘いの食べたいけど、夜中だし、なんか寝られないから。 話し相手に……、なって欲しくて。
……俺、あれから考えてみたけど、あんまり独占欲、って ないのかもしれない……です。 エンリョ?っていうか…… 俺なんかが独り占めしちゃっていいのかなって。 相手に、申し訳なくって。
[モンドさんはいつも真剣に話を聞いてくれるので、つい自分の話をしてしまう。こんな話楽しくないだろうな、って塞ぐ表情は見られなくてよかったな、と人知れず安堵する*]
(195) 2019/04/30(Tue) 16時頃
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[互いに内心安堵を抱えた不思議な状況。 優しく諭すように助言してくれる言葉に耳を傾け 俯いていた顔をあげて、少し目線をそちらへと]
ふふ、モンドさんもそういうことがあるんですね。 よかった、誰かに止めてもらえて……。
……へぇー……。 確かに、言われてみれば…… 昔よく聞いたセリフかもしれません。 小さい頃はそれで我慢することが多かったですし…… 成長してからは、そういうもんだと思ってたら 言われることはなくなりましたけど…… なんだか、モンドさんが言うと説得力があります……
(201) 2019/04/30(Tue) 18時頃
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[ソファが軋む、気配でこちらを向いたことがわかる。 続く言葉に、ごくり唾を飲んで、顔を背けて再び俯く]
独占していいものか……、信じられる自信……? ……だって、俺、自分に自信なんて全然…… ……ないですし…… 自分だけが独占していい人…… なんてそんなの考えたことない……かも……。
そっか恋人って、自分だけが独占してもいい人なのか…… 改めて言われると当たり前のことなんだけど…… そういうことなのか……
[そう呟く言葉の最後はほとんど独白だった]
(202) 2019/04/30(Tue) 18時頃
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すごいですね。 モンドさんって俺より俺のことを 知っているのかもしれません。 [俺は果たしてこの人のことをそんなに知っているだろうか、と罪悪感が過る。お仕事は掃除屋さん。年は多分年上だけど、きっと思ってるほどじゃない。猫好きで、お菓子作りが趣味で何を話しても怒らず、優しく諭してくれる。とっても優しい人で……。 “自分だけでなく、みんなにも同じように優しい人” そう頭の中で解を出した。]
お、俺……可愛くないですよ? ほっておけない、っていうのは…… 頼りないってことかもしれないですけど…… そんな風に気にかけてもらって、大切にしてもらって……
[戸惑いがちの思考に、カァッと顔が熱くなる。 どうして、そんなに優しいのだろう、この人は。 でも、励ましの言葉というよりは、もっと親愛を感じる その言葉が照れくさくて、聞きなれなくて。
それから聞こえる大きなため息に、何かがっかりさせたか と続く言葉に身構える。まあ、もしかしたらずっと失望してるかもしれないけど]
(211) 2019/04/30(Tue) 20時半頃
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損する……印象? えっと、悪い男に惹かれるとか、友達どまりの男 みたいな、ってことですか?
[「責任取る」という彼の言葉に裏はないのだろうと信じ、いつしか聞き入っていた話にこくこくと頷いて、続きを待つ]
お、俺にも独占欲が……。 そ、そりゃあ多少はあるのかもしれないんですけど…… モンドさんの言う通り、自信がないから 言い出せないんだと思います……。 誰かに取られて初めて悔しいと思うんです。
多分、いつも。
[きっと優しい顔をして聞いてくれているのだろう、そう思っていたからくつくつと腹の底で笑うような声に、少し肩をすくめる]
(212) 2019/04/30(Tue) 20時半頃
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えっと、相談した理由……? えっと……それは。その……。
[言葉を濁らせる。 浮かぶのはあるワンシーン。脳裏に焼き付く楽しそうな逢瀬。]
……どういうこと、ですか? じゃあ、独占欲がなくっても、俺が好きな人と付き合える ってこと…… ですか? [いつもと違う様子なのか、暗い室内では隣にいても表情が読み取れず、確信もなく、不安は芽生えるけれど、今まで教えてくれたモンドさんの話の続きを更に促そうと]
れ、恋愛レッスン1 ……聞きたいです
[と聞いた。これ1ってことは続きものなのか*]
(213) 2019/04/30(Tue) 20時半頃
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[なんだろう、先ほどからモンドさんの発言の真意が読めなくて、その話はどうつながるんだろうと思いこそすれ、今まで共に考えてくれたかけがえのない友と思うと、こくこくと頷いて]
ふ、二人っきり……。 嬉しい気はします……。 [従順に瞳を閉じて、想像する。 温泉宿のこじんまりとした和室でくつろぐ二人]
はい、幸せでどきどきします。
[講義の話を聞いていると、なんだか面接のような、自分の内心に向き合うような、そんな質問]
どんな人……? えっと……、疲れてそうな人……? 俺が癒してあげたくなります。 [質問に対して明確な答えがある、と相手は思っていただろうか。 耳元で囁く声が変にくすぐったくてむずがゆい]
(226) 2019/04/30(Tue) 22時半頃
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……え、と。 そうなんですか? モンドさん、好きな人できたんですか? おめでとうございます!
[おめでたい話ですね、と手を叩いて喜ぶ頃には口寂しくて起きだした時とは打って変わって少し声を大きくして]
……でも、今の講習と何の関係が? あ、でももしよかったら誰か教えてください。 俺、応援するって約束しましたし!
[モンドさんの恋が独占欲が恋の障害にならないことの秘訣なのだろうか、なんてすれ違いも甚だしい問いかけで返した*]
(227) 2019/04/30(Tue) 22時半頃
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[すーはーと何度か聞こえる深呼吸の音に、そうですよね、好きな人が誰か告白するのって勇気がいりますよね、ってそんな、微笑ましい気持ちも細めた目も、全て次の台詞で吹き飛んだ]
「俺は令くんが好きだ」
[ドキリ、心臓を一度鷲掴みにされたような感覚で、静寂の間、自分の喉がヒュッと鳴るのだけが耳についた]
…………え、だって……好きな人………… それって……おれ、の……こと?!
[勢い余ってソファから飛び降りると、使い込まれたスプリングはギシッと音を立てる]
(251) 2019/05/01(Wed) 00時頃
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[相手から距離を置くと、一旦声は止んだけど、窺うようにして再び、熱烈なラブコールがひたむきにこちらを向く。
何が応援だ。俺がこの人の何を知っていたのか。 鈍感な自分の今までの言動が走馬灯のように走り去って 以下にこの人を無遠慮に傷つけてきたのかを今更ながらに知る]
……そったな……なぁして……!
…………ごめんなさい。俺 モンドさんの気持ちには答えられません。
[絞り出した声は震えていて途切れ途切れで、それでも、最後まで言わないとと、声を張り上げる]
(255) 2019/05/01(Wed) 00時頃
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