171 獣[せんせい]と少女
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……あたしの声、
聞こえてる…?
(344) 2015/10/12(Mon) 18時半頃
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[最後に、小さく小さく、唇が紡いだ名は。 風に攫われて、自分の耳にも届かなかった。
お願い、お願い、流れゆく風よ。
あたしの声を届けて。 あの人まで、届けて。
…このまま忘れられた子になんか、なりたくない。]*
(345) 2015/10/12(Mon) 18時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2015/10/12(Mon) 19時頃
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[あたしの興味は、いつもがっこうの外。
朝、鐘楼を鳴らすのも、大きな声で叫ぶのも、 先生の力をどうやって使うか考えるのも、 全部全部、口にするのは外にいる誰かのこと。
…そこに、誰がいるの? ―――知らない。 …その人に、何をしたいの? ―――わからない。
わからないまま漠然と、それを求めていたのは。 あたしが、物事の表面しか見ない子だったから。]
(361) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[近くにいる人のことは、全部知ってると思ってた。 10年も一緒にいるんだから…、って。
本を読むより、身体を動かす方が得意だったから、 ”新しいもの”に出会う一番手っ取り早い方法は、 自分がそこへ――外へ、行くことだと思っていたの。
あたしのすぐ傍にも、 不思議や驚きはたくさん、転がってたのにね。]
(362) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[忘れられた家で、忘れられた子になって、 こうして失ってみて、初めて、 当たり前に考えていた存在の大きさを想う。
先生達のこと。少女達のこと。 あたしは一体、どれくらい知ってるんだろう。
迎えに来て、って願った先生の顔を思い浮かべても、 果たして彼が自分のことを好いているのか、 確信が持てず、途端に自信がなくなってしまった。
もっと、内側に目を向けていれば、 みんなの色んな気持ちに、気付けたかもしれない。 それに触れる機会も、あったかもしれないのに。]
(363) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[窓枠に手をかけたまま、項垂れて。 返ってこない声に半ば諦めかけた頃、 カタカタ鳴る窓が、風の訪れを告げた。>>353
不思議に思って見上げたところで、]
“―――ばたんっ!!”
[突然背後から響いた音に驚いて、>>354 反射的に振り向くと、逆光の中に一人の姿。]
(364) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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[影になっていても、すぐにわかる。 だって、ずっと待っていたから。
大きく見開いた瞳から、 ぽろりぽろりと、涙が零れた。]
………っ、遅い!
[かくれんぼの終わりを告げた待ち人に、 なりふり構わず駆け寄って、 ぎゅう、と強く、強く抱きついた。]
(365) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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遅いっ、遅すぎる! ずっと、待ってたんだから! 誰も来ないかと、思ったんだから!
[名を呼んだ人が、本当に来てくれた。
それが嬉しくて、悲しくもないのに涙が溢れて。 文句を言いながら、彼の服をたくさん濡らしてしまった。
それでも、見上げたユージンが笑ってたから、>>354]
(366) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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遅いけど、許し、あげるっ、 見つけ、くれて、
……あり、がと…っ
[しゃくりあげながらだけど、あたしも。 精一杯の笑顔で、今の気持ちを伝えたんだ。]*
バカっ、 でも、大好き! …せんせいっ!
(367) 2015/10/12(Mon) 20時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2015/10/12(Mon) 22時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2015/10/12(Mon) 23時半頃
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[ぎゅっと抱き留めてくれたユージンは、>>391 昔と変わらないまま、大きくて、温かかった。
謝ってくれる優しい声も、 冗談で笑わせようとするところも、 不安を笑い飛ばしてくれるのも、>>393 柔く髪を撫でてくれる手も、>>397 全部、あたしのよく知ってるユージン。
『大好き』という言葉が嬉しくて、 あたしもだよ、って何度も大きく頷いた。]
(476) 2015/10/13(Tue) 00時半頃
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[けれど最後の最後にユージンは、 あたしの知らない一面も見せてくれた。
鞄の中から取り出された、真っ赤な林檎。>>398 無意識に手を伸ばしかけ慌てて引っ込め、 盟約、と聞いて神妙な面持ちになる。
真っ直ぐに金色の双眸を見つめていたけれど、 唐突に角が青く光ったことで、声を上げてしまった。>>399]
わっ!!?
[あんまりにも驚いたから、 目を瞠って、口はポカンと開けたまま。
本当は雷と風、嵐の力を持っていると、 不安げな告白を、間抜けな顔で聞くことに。]
(477) 2015/10/13(Tue) 00時半頃
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[そのまま言い淀んで、下を向いてしまった彼。 だんだんと事態が飲み込めて、
…そしたらあたし、こんな時だというのに 何だか無性に、笑えてきてしまって、]
あは、あはは! やだ、もう…、 せんせいが、雷?…嵐? ふ、ふふ…! 全っ然! 似合わない!!
[向こうは真剣だったのに、失礼だったかもしれない。 でも、これがあたしなの。ごめんね、ユージン。
怖がられたらどうしよう、って 拒絶されたらどうしよう、って そんな心配しているユージンが、 とっても愛しくて、堪らなくて、]
(478) 2015/10/13(Tue) 01時頃
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……怖くなんて、ないよ。
違うせんせいとも、行きたくない。
[下を向いてしまった彼の首を抱き寄せて、 さっきの笑いが嘘みたいに、 静かに、優しく、耳元に囁きを落とした。]
(479) 2015/10/13(Tue) 01時頃
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…さっき、約束してくれたじゃない。
[一瞬、両腕から解放して、 もしまだ彼が下を向いているようなら、 その頬をぺちりと挟んで、金色を見つめる。
乾き始めた秋の空気、 まだ青い角の発する静電気を帯びて、 ふわり、前髪は風を受けたように膨らんだ。]
(480) 2015/10/13(Tue) 01時頃
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あなたと、一緒がいい。 あなたじゃなきゃ、ダメ。
…他の人じゃ、嫌!
……これが、あたしの答えだよ。
(481) 2015/10/13(Tue) 01時頃
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だから、 そんなこと言うなら、もう一度。
――…ちゃんと、約束して。
[どこにいても、見つけるって。>>393 ……もう、一人にしないって。>>397
もう一度あたしと、約束して。]*
(482) 2015/10/13(Tue) 01時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2015/10/13(Tue) 01時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2015/10/13(Tue) 02時頃
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[強く抱きしめられて、ふわり踵が浮く。>>490]
……せんせい?
[表情はよく見えないけれど、 泣く前のあたしみたいに、震える声。>>491
こんなにも思いやりに溢れていて、 温かくて、優しい人だというのに。 どうしてこの人はこんなにも、 自分に自信がないんだろう。]
(511) 2015/10/13(Tue) 21時頃
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[…あぁ、でも。きっと。 そんな臆病なあなただから、好きなんだ。
ありがとう。大好きな せんせい。
あたしと一緒がいいと、言ってくれて。 最後まで見守りたいと、言ってくれて。]
(512) 2015/10/13(Tue) 21時頃
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[身体を離すユージンを追う瞳は、 期待に満ちて、きらきらと輝く。
お願いしたのは“約束”だったけれど、 大きな身体を折って跪き、>>492 角を差し出されるような姿勢を目にして、 思わず息を飲み、無言で見守った。]
(513) 2015/10/13(Tue) 21時頃
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[――発せられたのは、約束の中の約束。
主たる少女と、従者たる獣にのみ 交わすことを許された“盟約”の言葉。>>493
悪戯っぽい笑みと目配せを受け、>>494 この角に触れることでそれが完了すると知れる。
先程はバチバチと音を立てていた青い角だけれど、 触れるのが怖いだなんて、一欠片も思わない。
迷うことなく、真っ直ぐに、手を伸ばそう。]
(514) 2015/10/13(Tue) 21時頃
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[輝きにそっと触れた指先から、 全身を、暖かな力の波が駆け抜けてゆく。
ふわりと風に持ち上げられた一瞬、 世界はただ二人きりのような錯覚に襲われて]
…、許しましょう。 終の日まで、共に。 ―― ユージン。
[許すという言葉の真の意味を、 当時は理解していなかったけれど。
不意に過った音を零して、小さく微笑んだ。]
(515) 2015/10/13(Tue) 21時頃
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[あなたの誓いを許しましょう。
最期の刻まで、それを果たしてくれたなら。 あたしもあなたに報いるでしょう。
あたしの全てを、あなたに―― 許しましょう。]
(516) 2015/10/13(Tue) 21時頃
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[永遠にも感じられた一瞬が過ぎて、 また、埃っぽい家屋の世界に帰ってきた。 …青い光と風は、白昼夢のように跡形もなく。]
―――……。
………っ!?
[はたはたと瞬いて我に返ると、 先までの厳かさもやはり、跡形なく消え去って。]
ねぇ、今のなに?! すごい!こんなこともできるんだ!
かっこい〜〜〜!!
[今はまた、ユージンの周りをぴょんぴょんと、 興奮したように飛び跳ねているのでした。]*
(517) 2015/10/13(Tue) 21時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2015/10/13(Tue) 21時半頃
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[練習した甲斐があったと呟く語尾は>>526 最後まで上手く聞き取れず、]
え?なぁに?れんしゅ? …もう、これ以上秘密は無しなんだからね?
[なんて、頬を膨らましてみたものの、 すぐにクスクス笑ってしまう。]
うん、風の力はもっと練習して、 ユージンと一緒に空を駆けられるようになりたい!
…雷の力も。約束するよ。 ユージンみたいに、誰も傷付けない使い方を、 きっと、探してみせるから。
(577) 2015/10/13(Tue) 23時半頃
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[優しい腕の中から金色の瞳を見上げて、 自信たっぷりに頷いてみせた。
真面目だった彼が急に笑い出したから 何事かと首を傾げれば、>>528]
そう呼びたいなら、許可しましょう。
――…なんて、言うと思った? もうっ、コリン様とかやめてよね! 今まで通り、コリンでいい。 …でも、どうしても変えたかったら、 そこは、ユージンに任せるよ。
[最初はふんぞり返って、…すぐに笑いながら。 彼のしたいようにしてくれれば、 それがあたしの喜びでもあるのだから、と。]
(578) 2015/10/13(Tue) 23時半頃
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[お守りのこと、鐘を鳴らしに行こうと誘われれば、>>530]
よーし、決めた! 最初のお願い! あたしを乗せて空を駆けて!
(579) 2015/10/13(Tue) 23時半頃
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旅の幸運を願って、運試しするの。
ミッシェルおねえちゃんのところに全力で駆けて、 一瞬で、お守りを受け取れたら大成功。
そのまま止まらずに、鐘楼に上って?
……あたし、湿っぽいのは苦手だから。 ユージンと一緒に鐘を鳴らして――
――…そしたら、がっこうを出よう。
[そんな、無茶な提案を一つ。]
(580) 2015/10/13(Tue) 23時半頃
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[行く前に、と手渡されたのは、 最初に見せて貰った林檎。>>540]
わあ……っ!! このリンゴ、とっても綺麗!
これまで見た中で、一番赤いリンゴかも! 真っ赤で、つやつや光ってて、まるで宝石みたい!
んん〜、いい匂〜い!
[一番美味しそうなの、と言われた通り、 それは紅玉のように輝いて見えた。]
(583) 2015/10/13(Tue) 23時半頃
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最後の盗み食い! ふふっ、なんだかワクワクしちゃう。
食べるのが勿体ない、けど… えへへ。
いっただっきまーす!
[勢いよく齧りつくと、 甘い果汁が口いっぱいに広がる。
幸せをたくさん、噛みしめながら、 笑顔でユージンを見上げよう。]
(585) 2015/10/13(Tue) 23時半頃
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今まで食べた中で、一番美味しいっ!
[過去に食べた林檎のどれよりも、 これが一番美味しく感じられたのは。
――間違いなく。 隣に、あなたがいたからだよ。]*
(587) 2015/10/13(Tue) 23時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2015/10/14(Wed) 00時頃
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