249 【誰歓突発RP】君と、夏の終わり
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― 御松里神社 ― [光速で移動している物体ならばいざ知らず、常人にとっては時間の流れとは介入しがたい対象である。追伸を指定された兄や幼なじみの動向とは別の過程を経て、エニシの姿もまた御松里神社の境内にあった。]
……えーと?
[――それは、良いのだが。 同道していた筈の塾生達の姿は今、彼の近くにはなかった。]
俺が、迷子? みんなが、迷子?
[放置された!?などと取り乱さないあたりが生育環境を物語っているのだろう。人混みでごった返しつつある周囲をひとまず見回すのであった。]
(5) 2018/08/25(Sat) 01時頃
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[観察からの演繹、仮説による推論。 その繰り返しが科学の発展してきた経緯である。 その潜みに習って――というわけではないが、ひとまずこの時エニシは状況を把握することに努めた。努めようとした。]
ぉ。ヨスガ――、と、 ん。 こころ。
[お宮の参道から少し入った辺り。祭りに行こうと呼び掛けた面々から先行してしまっているのなら、来た側だろうかと振り返った、そこで。]
追試、終わったんだ?
[比較的見たくない光景だったというのが素直な心境だったろう。別段そこまで深い意味はないというのも察するところではあるが、どう接したものは悩んでしまう。そんな逡巡が青少年の脳裏を4秒ほど、駆け巡った。]
(15) 2018/08/25(Sat) 01時頃
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[呼びかけ>>15はおそらく二人には届いておらず, 双子の兄に手を振るこころの仕草が>>14目に入る。 彼女が背を向けた後を追って、ちょいと肩を突付いた。]
ちょい、お嬢さん。待ち待ちー。 誰が迷子やっちゅーねん。
[関西弁になるのはDVDでよく観たコンビの影響だろう。いつもそんなわけではないのだが。]
補習だっていうから。待ってたのに。まあ、
[しれっと嘘を吐いた。それを糊塗するように、]
みんなとはぐれちゃったのも、あるんだけどね。
[こころへそう言って、境内の奥の方を振り返った。]
(25) 2018/08/25(Sat) 01時半頃
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[とは言っても、彼女を確かに誘った訳ではなく。 塾での会話の切れ端を思い出して]
七海さん、だっけ。 祭り一緒に回る話とか、してるの?
こころ、邪魔じゃなかったら、一緒に探そうか?
[ 別段、人力を必要とする時代でもなくなっているのに。そう考えつつも、思いついた言葉を口にしてしまっていた。**]
(27) 2018/08/25(Sat) 01時半頃
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>>245
七海か。塾を出たのは俺らと変わらないくらいだったと思うけど。途中でバラけちゃったんじゃないかな。
[周囲を見回すこころ>>245に合わせて、同じく人混みの中に視線を走らせる。]
まあ、俺自身もいつの間にか一人になっちゃってたんではあるけど。
(254) 2018/08/26(Sun) 17時半頃
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― 神社:参道―>>248>>254
えーと、そんで。
[七海を探す、という話は纏まった筈なのに、自分からもこころの方からも動き出そうとはしなかった。理由を探すとするなら、何か抑えるように自分で手を握る彼女の仕草>>97が視界の片隅に入ってしまったせいなのだろう。]
……じゃあ、行こうか。
[つかの間というにはずいぶん長い沈黙。何人もの参拝者が二人の横を通り過ぎて行く間に、暑さはやけに増してくるようだった。はっきりしないもやもやを振り切るように、そう一言だけこころへ告げた、直後。]
(263) 2018/08/26(Sun) 18時半頃
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[不意に、衝撃が胸元に伝わってきた>>248。一歩だけ後じさったものの、彼女の身体を受け止めて、見下ろせば淡い髪色のつむじまでが目に入った。]
あ、……と。
ごめん、ぼーっとしてた。
[こころに見上げられるのと>>252、反射的に返した声との間はそう空くことはなかっただろう。余所事を考えていたのは間違いなく、思わず漏れかけた内心の声を抑える方に気持ちが向いていたのだ。]
(264) 2018/08/26(Sun) 18時半頃
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[ こんな、小さかったんだっけ。]
[ こころって。]
[ いつの間に、こんなに違っちゃってたんだろう。]
(265) 2018/08/26(Sun) 18時半頃
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[思考をあらぬ方に投げ飛ばしたのも、そのまま飛び去るのを押し留めたのも、こころの声だった。 歩いて探した方が、と提案する言葉>>252。 そちらにははっきりと思考を取り戻して答えることが出来た。]
ん、そうだね。 七海も、誰かに出会ってるのかもしれないし。 何人かで固まってるなら回ってみた方が早いと思う。
[こころが続けた言葉>>253に同意を示して、参拝者の流れに混じって歩き出そうとする。 ただ、その前に。 エニシ自身でも思いがけなかった行動を、少年は取っていた。]
(266) 2018/08/26(Sun) 18時半頃
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―神社:参道―>>253>>266
手、つないでくれるかな。
はぐれちゃったら困るし。 こころが俺まで探すことになっちゃったら、困るだろ?
[いつも探されるのはこころの方ではなく、エニシの方だったから。そんな建前で彼女の手を探して、最初に掴まえたのはきっと手のひらではなく手首だった。*]
(267) 2018/08/26(Sun) 19時頃
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― 神社:参道 ―
……あ。悪い。
[細い手首を握る力は無意識に強くなっていたのに違いなかった。こころから言われて>>269緩めた手の感覚は、ほんの一瞬だったというのにはっきりと幼なじみの体温を捉えていたのだから。]
ん。そうで、……いいのか?
[添えられた指>>270から伝わる感触で、鼓動がどきりと跳ねる。こんなこと今までになかったとも、何か変だとも考える猶予のないままに、少年の手は少女の手と確かに握り合わされる。]
そだね。あとは七海を、見つけるだけ……か。
[出発の号令をかけるこころの声に促されて歩き出す。 当の探しびとの方では>>237>>238、既に二人に気づいているとは知らぬまま。]
(272) 2018/08/26(Sun) 20時半頃
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[ 少し歩くうちに、自分でも不審に思うくらいに注意散漫になっていく事を自覚した。周りの状況に目を向けようとしてみても、こころと繋いだ手の>>271一点にばかり意識が向かってしまうのだ。]
なあ、ラインの方はどうなんだ。 七海から返事とか、あった。
[ 場つなぎに尋ねてみて、目を逸らす。 エニシの視線を正面から追っていた者があれば、その向く先が幾度も幾度も、自分の手から繋がる少女の様子を探るように窺っていた事に気づいていただろう。]
(274) 2018/08/26(Sun) 20時半頃
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[ 意識しすぎになってるんだろう。 高校最後の夏の、ほとんど終わりかけの夕だから。 そう思って、切り替えようと見やった先。]
……あ。そっか。今日、満月だ。
[ 参道を歩く人々の向こう。 境内の杜の木々の合間。 まだ数えるほどしか星の見えていない祭りの夜空に、上りつつある大きな明るい満月が垣間見えていた。]
(275) 2018/08/26(Sun) 20時半頃
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[ 呟きは動作にも現れて、 共に歩いていたこころの手を引くようにして、 一瞬立ち止まってしまいかける。]
こころ、ちょっと、こっち。
[ 先のこともあって人の流れから少し横に避けようとするのだが、後を尾けているもうひとりの少女の眼にどう映るかなど、エニシは考える余地を持っていなかった。*]
(276) 2018/08/26(Sun) 21時頃
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― 神社:参道の脇 ―
[ 驚いた声の反応に>>282しまった、とは思うけれど満月の輝きに魅入られてしまったように脚は動いて、木々の間に浮かぶ円い姿をぼう、と眼鏡越しに見上げていた。]
……うん。
綺麗だなって、思って。
[ 手を伸ばせば掴めそうなに大きく見える月だった。 その姿を遮る木立がもどかしくなるほど、近くにあるように見えた。実際には38万kmの彼方にあることなんて、いつ聞かれても即答できるくらいよく知っていることなのに。]
(286) 2018/08/26(Sun) 22時頃
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[ あそこにいつかたどり着くことが出来たら。 小さな子供のころ、短冊に書いた願いは潰えてしまった今でも時々、胸の内を疼かせることがある。]
昔さ、ここの河原のあたりで天体観測したよなって、思い出して。ペルセウス流星群の頃。 こころが憶えてるかどうか、知らないけど。
[エニシの部屋に大きく貼られた二枚のポスターの一方。それはカレンダーを兼ねた、月面の全体図だ。繋いだ手の力が、無意識に少しだけ強まった。]
いつか、あそこまで行けたらな―って。 思ってたんだ。
(288) 2018/08/26(Sun) 22時頃
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