278 冷たい校舎村8
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[ ――――がくんっ! ごん! ]
うわあっ!
(+20) 2020/06/22(Mon) 01時半頃
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―― 現在:自室 ――
[ 頬杖していた手から、頬が落下した。 その拍子に足で勉強机を蹴り上げて、 つま先がじんじんする中、誠香は目を覚ました。 机の上に広げられた参考書に、ぼんやり目を落とす ]
そうだ、僕……。
[ 受験生らしく受験勉強をしていたのだった。 ノートパソコンを見たくない現実逃避ともいう。 中3の頃からまるで進歩していない。 参考書によだれはついていなかった。セーフ! ]
……夢? じゃあ、ないような、気がする。
[ あんな夢が見れるほど、想像力豊かだったら、 作家になれていたんじゃないだろうか。 というか、あの死に方って。 うわああ、と呻きながら頭を抱えた ]
(+21) 2020/06/22(Mon) 02時頃
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[ 夢じゃなければ、原稿用紙に埋もれて死んでいる誠香を 誰かが発見するのだろう。 あれは、誠香の恥だ。恥が具現化したものだ。 思った通りだ。ろくな死に方じゃなかった。 考えただけで恥ずかしくて死にたくなる。 というか、白紙の原稿用紙見られた時点でアウトです。 死にたい。 ……死? ]
……そうじゃん!
[ がば、と顔を上げる。 誠香は恥ずかしくていたたまれなくて死にたいけれど、 そもそもあの世界に誠香を招いた主は、 多分、もうすでに死を選んでいる。 あのメールがそう言っている。 慌てて誠香はスマートフォンを手に取った。 圏外じゃない。メールが複数届いている。 夏美からのもの。 そして、送信者がバグっていない、遺書メール ]
(+22) 2020/06/22(Mon) 02時頃
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……しおちゃん。
[ 送信者名に表示されているのは、紫織の名だった ]
(+23) 2020/06/22(Mon) 02時頃
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[ 身支度を整えて、誠香はリビングへと出ていく。 まさに寝室に向かおうとしていた様子の両親は、 誠香を見て驚いた顔をした ]
クラスメイトが自殺を図ったって連絡が来て……。 今、病院にいるって。 僕行かないと。
[ 誠香の言葉に両親は顔を見合わせて、 それから父が、車のキーを手に取った。 病院まで送ってくれるという ]
ありがとう、父さん。 母さん、行ってきます。
(+24) 2020/06/22(Mon) 02時頃
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[ 車の中でメッセージを打った。 あの校舎で一緒だった、メンバー全員に宛てて ]
From:せーか To:みんな
――――――
ただいま。 今病院向かってます。
――――――
(+25) 2020/06/22(Mon) 02時頃
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[ ほどなくして、車は病院に到着する。 車を降りようとして、誠香は少し静止した。 それから、運転席の父に「父さん」と呼びかけた ]
……あのさ、あの…… 僕、父さんと母さんに、 言わなきゃいけないことがあるんだ。 ……おにーちゃんのこと。
今度、話すね。うん、ありがとう。 行ってきます。
[ 真っ白なコートにラベンダー色のマフラー。 夜に溶けない装いで、 誠香は病院前に降り立った** ]
(+26) 2020/06/22(Mon) 02時頃
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―― 現在:病院前 ――
[ 車から降りたら途端に冷気が襲ってきた。 雪は降っていなくても、寒いものは寒い。 温かいものを買おうと自動販売機を眺めていた。 飲む用とカイロ用。今日も買うのは2本。 がこん、と音を立てて落ちてきた飲み物を、 取り出して顔を上げた誠香の視界に、 意外な、とても意外な人物の姿が飛び込んできて>>+40 誠香はぱちぱちと目を瞬いた ]
え? あれ?
[ 手を振る姿に釣られたように、 ジャスミンティーのペットボトルを持った手を上げて、 それでも誠香はまだぽかんとした顔をしていた ]
(+43) 2020/06/22(Mon) 14時半頃
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阿東、帰ってたんだ?
[ マネキンと代わったクラスメイト達に、 きっと会えると思っていた。 けれど誠香の記憶している限り、 阿東は校舎にまだいたはずだ。 もしかして同じタイミングだったのかな、と誠香は思う ]
……うん。
[ 葉野、と阿東が名前を口にした。 わかってはいたけれど、 自分以外の人がその名前を口にすると、 改めてその事実がのしかかってくるようだ ]
(+44) 2020/06/22(Mon) 14時半頃
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[ 死にたかったとか、全然ない。>>+41 紫織が言っていたという言葉を考える。 あの校舎での本心だったのか、 それとも嘘をついていたのか、誠香にはわからない。 わからないけれども ]
すごーく今更の話なんだけどさ。 昨日の夜、あ、校舎の話な、保健室で寝る前に、 しおちゃんと話してて。 元の世界に帰ったら、千夏ちゃんに みんなでメイクを教えてもらおうって話、 してたんだけど。 その時、しおちゃん言ったんだ。 「いいなぁ」って。>>0 ……今思えば、なんかその返事って、他人事っぽい。 その場に、しおちゃんはいないみたいだ。 ……ほんと、今更だけど。
[ じっと入口の方を見ている阿東をちらりと見て、 また誠香はペットボトルに視線を戻した ]
(+45) 2020/06/22(Mon) 14時半頃
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……う。うん。なった、んだろうな。 なった記憶はないけど。
[ 人形になった。>>+42 誠香にその記憶はないけれど、 意識が途切れた後に、きっと代わったのだろう。 あまり考えたくないけど ]
怖い……はあった。痛い……はそれほどでも。 でも、それよりなにより……恥ずかしかった。
[ あれは誠香の悩みで、恥だ。 恥の具現化に襲われたようなものだ。 考えただけで恥ずかしい。 あれが見られたとか、消えたくなる。 頭を抱えてうわーっとか叫びたくなる。やらないけど ]
(+46) 2020/06/22(Mon) 14時半頃
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阿東は?
[ ぶるりと身震いをする姿に、 あまり引き留めてはいけない気がしたのに、 聞かずにはいられなかった。
真夜中の病院前は、なんだかまだ非日常にいるように 錯覚する。 寒そうに立っている阿東は、当たり前だけど 年相応の男子高校生の姿をしていて、 勝手に苦手意識を抱いていたというのに、 どういうわけか兄に似ているようには見えなかった** ]
(+47) 2020/06/22(Mon) 14時半頃
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―― 現在:病院前 ――
ああ、それなら僕と一緒だ。
[ 心乃とまなが帰って、その後。翌朝。 自分がマネキンと代わるのも、 誰かがマネキンと代わったのを発見するのも嫌だった。 けれど、誠香に選択の余地なんかなかった。 退場は強制だった。 舞台からはけるにしても、強引な展開過ぎない? と 物申したいところだ ]
ということは、今残ってるのって……4人?
[ それって、もう、紫織の世界が、 それだけの人数を留めるので精一杯なんじゃないか。 そんな想像が頭に浮かんだ。 言葉にしそうになって、飲み込む。 精一杯の理由が、紫織の容態のせいだったら。 そんなことを考えてしまうととても口には出せなかった ]
(+58) 2020/06/22(Mon) 20時半頃
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……わからないなあ。 気づいてたのかもしれないし、無意識だったのかも。
[ 購買で、手を濡らして、 手術前の医師のようなポーズをしていた 紫織の姿を思い出す。 そんな大きな秘密を抱えているようには見えなかった。 紫織はいつも通りに見えた。 演技が上手だったのか、本当に気づいていなかったのか、 誠香にはわからない。
あの「いいなあ」が、気づいていて言った言葉なのか、 紫織も気づいていない無意識が言わせたのかは わからない。 どちらだったとしても、知ってしまった今となっては、 寂しい言葉だったと思う ]
(+59) 2020/06/22(Mon) 20時半頃
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……さっすが、委員長。
[ フォローを忘れない阿東に、>>+52 誠香はちょっと笑ってしまう ]
ありがとう。阿東もな。 死ぬつもりないって本人が言ってたんならさ、 信じない理由なんてないし、 信じたいって思っちゃうのも当たり前だし、 だから、気に病むなよな。
[ 同じ言葉を返して、できるだけ明るい声を出した ]
(+60) 2020/06/22(Mon) 20時半頃
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それに、もう、4人だろ。 そこまで容疑者が絞られたら、 さすがにもうわかるんじゃないかな。 しおちゃんが気づいていなかったとしても、 気づく頃じゃないかな。
[ 希望的観測だけれども。今はそう願うしかない。 あの校舎で、マネキンに代わったクラスメイト達は、 きっと帰ったのだと願ったみたいに ]
(+61) 2020/06/22(Mon) 20時半頃
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……恥ずかしいのも、すんごい嫌だったよ。
[ 自分の死因はあまり思い出したくない。 怖かった。苦しかった。痛み……はあまり覚えていない ]
4人があれ見たかもしれないと思うと、 どんな顔して会えばいいのかわからなくなる。
[ 少なくとも怜は見たんだろうなあ、と思う。 絶対探すって言ってたし。 マフラーほしいなんてお願いしちゃったけど、 悪いこと言っちゃったなあ。 きっと怜は約束守ってくれると思うけど、 あそこから誠香を発掘するのは大変だろう。 ……だめだ、考えただけで羞恥心で悶えそうになる ]
(+62) 2020/06/22(Mon) 20時半頃
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うん。聞くな。言いたくない。
[ 聞き出すつもりはない。その言葉に食い気味に返事した。 言質はとった。絶対言わない ]
阿東も。お疲れ様。
……阿東ってさあ、委員長だからってさ、 責任感強いよな。 なんかさ、結局あそこはしおちゃんの頭の中の世界でさ、 学校だったのは見た目だけだったのに、 すっかり学校気分でさ、そのせいで、 阿東もいつも通り委員長しなくちゃ いけなかったかなって。
[ 労いの言葉にそう返す。 阿東はあんな所でも委員長だったなって ]
(+63) 2020/06/22(Mon) 20時半頃
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色々仕切ってもらったり助かったけど、 悪かったかなーとかもちょっと思ったりして。 ありがとな。
[ 8組はいいクラスだと思う。 文化祭だってみんな協力して、 高い評価をもらった。 そして、そんなクラスの雰囲気に貢献しているのは、 間違いなく委員長と副委員長の存在だと、 誠香はそう思っている ]
(+64) 2020/06/22(Mon) 20時半頃
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[ 阿東のあちらの世界でのおしまいは “あっけなかった”らしい ]
そっか。
[ 誠香は突っ込んでは聞かなかった。 自分が突っ込まれたくないというのもあるし、 なにより、人それぞれ形はどうあれ死にざまだ。 あまり愉快であるはずがない ]
ま、お互い無事に帰れてよかったってことで。 あとは、残ったみんなの健闘を祈るしかないなあ。
[ 入らないのかと聞かれて、入るよ、と答える。 右手にジャスミンティーのペットボトルを持ったまま、 左手のブラックの缶コーヒーを コートのポケットに入れて、 ゆっくり、病院の入り口に向かって歩き出した* ]
(+65) 2020/06/22(Mon) 20時半頃
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―― 現在:病院前 ――
僕は油断しきってたな……。
[ ヒヤヒヤしていたという阿東はやはり委員長だと思う。 誠香はというと、寝起きですっかり油断していた。 油断していなかったら、入った教室の扉は、 閉めなかったと思う。 それで回避できたかというと甚だ疑問だけれども ]
(+91) 2020/06/22(Mon) 22時半頃
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そうだよなあ。 人はどんどん減ってくのに、 校舎はどんどん増築してたし。 あれからまた増えたのかな。
[ 寂しそう、という感想に同意した。 残っているのは紫織意外だと怜と辰美と連城。 冗談で思い浮かべた逆ハーレム、 ほんとに実現しちゃったよ、なんて誠香は思う。 男子3人に囲まれて説得される紫織。 いじめてるように見えないか少し絵面が心配ですね ]
(+92) 2020/06/22(Mon) 22時半頃
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褒めてんのに。
[ 笑ってしまったら、なんだか阿東は不本意そうだった。 委員長はこんな時でも委員長なんだなあ、と 感心と安心とちょっとおかしかったのと。 茶化したつもりはなかったので 素直に褒め言葉と受け取ってほしい ]
クラスメイトのこと、いちいち嘘ついてるんじゃないか なんて疑うやつの方がやだよ。 仕方ないって。 ……そもそも、無自覚だったんなら、 しおちゃんだって嘘ついたつもりなんて なかったのかもしれないし。 [ 紫織が嘘をつく癖があることを 誠香はよくわかっていない。 なにしろいまだに辰美と紫織が付き合っていたと 信じているくらいですので ]
(+93) 2020/06/22(Mon) 22時半頃
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[ 連城の名前がでて、ああ、と誠香は頷いた ]
僕も連城とそういう話したよ。 その時に、あー、連城は違うなーって思った。
[ 夏美に似たマネキンの前で、確かそんな話をした。 遠い昔みたいに感じる。 確かあの時、辰美が夏美にかける布を 取りに行ってくれて……なんて思い返していたところ、 突然怜の名前が出てきて、 ちょっと不意打ちを食らってしまう ]
あー、氷室ともそういう話したんだよ。 お互い、あんな殊勝な遺書は書かないな、で 意見が一致してさ。 仲はいいよ。今絶賛喧嘩中だけどな!
[ 無駄に胸を張っておいた ]
(+94) 2020/06/22(Mon) 22時半頃
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[ 胸を張ってはみたものの、 きっと心配したと言われてしまっては、 ちょっとしおしおとしてしまう。 正論だ。ドのつく正論だ。 誠香だって見つけるたびに心配したし落ち込んだ ]
……そうだよなあ。 あっちにいる間は、マネキンに代わったらどうなるか、 誰もわからなかったんだし。 帰れるっていうのも希望的観測だったし。 心配、させたよな。きっと。
[ 先に帰られたら「抜け駆けした」って 苦情を言ってもいい。>>4:458 辰美とそんな約束もしたんだった。 ジュース賭けようって言わなくてよかった ]
(+95) 2020/06/22(Mon) 22時半頃
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うん。そーする。
[ 気にしすぎない。>>+73 できるかどうかはわからないけど、努力はします ]
(+96) 2020/06/22(Mon) 22時半頃
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[ 食い気味で念を押したのは念のためです。
少しくすぐったそうな顔に見える阿東に、 してたよ、と誠香は言葉を重ねた ]
そりゃびびるよ。わけわかんなかったし。 でも、寝る場所の段取りとかさ、 ごはんをここのんが作ってくれたりさ、 なんとなくまとまりみたいなのが出たのって、 阿東とここのんがいてくれたからだと思うし。
やりたくてやったことでも、 やってもらった方はお礼を言うもんなの! 助かった! ……あと、実をいうと 今までちょっとだけ阿東のこと苦手だった。ごめん!
[ どさくさで謝りました。 あの校舎で最後に謝りまくったので、 ちょっとハードルが下がっていたのかもしれません ]
(+97) 2020/06/22(Mon) 22時半頃
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[ でもやっぱり少し、決まりが悪かったので ]
辰美が頼りになりそう。 連城は情に訴えるかなあ。 氷室は……なんかちょっと心配。
[ 阿東と目を合わさずにそんな予想をしつつ、 病院に足を踏み入れ……ようとして。
ふと、振り返った。 まだ、帰ってこないのかな。 頭をよぎったのはそんなこと ]
(+98) 2020/06/22(Mon) 22時半頃
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阿東、先行ってていいよ。 僕、少しだけここで待ってる。
[ あの校舎で3日目の朝を迎えたのに、 こちらでは大した時間はたっていなかったようだった。 それなら、4人がもうすぐ帰ってきたり しないだろうか。 そんなことを思ったので* ]
(+99) 2020/06/22(Mon) 22時半頃
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―― 現在:病院前 ――
寝起きだったからだよ!
[ 肝座ってんな。>>+100 褒められたけど、実情はそんなものじゃない。 そういうことにしておけばいいのに、正直に白状した。 緊張しながら朝ごはん食べるなんて美味しくないし。 その結果一口かじっただけで朝ごはん終了したけど ]
僕は6階までと、あと地下は見たけど、 体育館が増えたらしいっていうのは見てないな。
[ 見に行った方がよかったのかなあ、と誠香は思う。 天井や壁のインクの意味が分からなくて、 ただ閉口しただけだったけれど、 そういえば、紫織はCG研だった。 チラシのデザイン、アドバイス貰ったじゃないか。 インクと縁のあるのは、紫織だった ]
(+113) 2020/06/23(Tue) 00時頃
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褒めてるって! ナチュラルにフォローとか 気遣いの言葉が出るってこと。 委員長だなって思っただけだよ。
[ 褒められてる気がしなかったらしいので、 解説を添えた。 誠香はこんな嘘はつかない。 もっと取り返しのつかない嘘はついてるけど。 そんな誠香に、紫織を嘘つきと責めたりなんて できるわけもない ]
連城はほんといいやつだよなー……。
[ 自分は大丈夫だと言ってた、という連城の話に、 誠香はそんな感想をこぼす。 そう、連城は情に厚くて健全な空気が出ていて、 だから誠香だってさらっと聞けたのだった ]
(+114) 2020/06/23(Tue) 00時頃
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[ 怜との関係を褒められるのは、 なんだか妙にむずむずする。 なんというか、阿東に裏がなく、 純粋に褒めてくれている感じがするのが分かるから、 余計に。 そんな大層なものじゃないのになあ、と思うわけで ]
んー……氷室は、向こうから僕に聞いてきたんだよ。 校舎の様子がおかしいってなって、割とすぐくらいに。 氷室は結構最初の頃から、あのメールの送り主を 探そうとしてたから。
別にそんな大層なことしてないよ。 ふつーに友達付き合いしてるだけ。 友達なんだから当たり前じゃん。
[ 謙遜でもなんでもなく誠香はそう言ったけど、 続く言葉で阿東の顔を曇らせてしまった。 ごめんなさい。とは正直思ってない ]
(+115) 2020/06/23(Tue) 00時頃
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大丈夫。悪いのは氷室だから。 帰ってきたらがっつり罵倒して 説教するって決めてるから。
[ 堂々と言い放った。 なにしろこっちには辰美という強い味方がいるので、 負ける気がしない。
しかし、喧嘩の件と誠香が心配をかけたって話は 別の話なので、そこは申し訳ないなと思う ]
他人事みたいに言ってるけど、阿東もだからな? きっと阿東のことも心配してるよ。
[ まさか泣かせてしまったとまでは想像してないですが。 お互い罪作りですね ]
(+116) 2020/06/23(Tue) 00時頃
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[ 絶妙のタイミングで さりげなくカミングアウトしたつもりだったけれど、 やっぱりさらっと流れるなんてことはなかった。 しかも気づかれていた。 誠香はとてもばつが悪い ]
あー……気づいてたんだ。 いや、好き嫌いとかそういう問題じゃないし、 阿東に落ち度は全くないんだ、ほんとに。
[ 詳しく聞かない方がいいか、と気遣われて、 少し躊躇って、けれど結局首を横に振った ]
(+117) 2020/06/23(Tue) 00時頃
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……僕さ、おにーちゃんがいたんだよ。 うん、いたんだ。過去形な。 すっごく仲良くてさ。 でも、3年前に、……事故、でさ。
なんとなく、阿東と雰囲気が似てたんだ。 そんな気がしたんだ。 だからさ……思い出しちゃうから、苦手だった。
けど、勘違いだったかも! なんか今日は、あんまり似てる気がしないし!
[ ちゃんと話せた。 兄の話はずっとクラスメイトの前では封印してたけど、 ちゃんと話せた ]
(+118) 2020/06/23(Tue) 00時頃
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[ とっとと話題を変えようと、少々強引に変えた流れにも 阿東はちゃんと乗ってくれた。 そして、同意されてしまった ]
……だよな……。 時々強引で馬鹿だから心配だよ……。
[ 校舎内時間で昨夜から、友人への暴言が止まらない。 信じているけど。 そんなことを考えたから、振り返ったのかもしれない ]
ありがと。大丈夫だよ。
[ 冷えないうちに、という言葉に頷いて、 一足先に中に入っていく阿東に手を振った* ]
(+119) 2020/06/23(Tue) 00時頃
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―― 現在:病院前 ――
[ ペットボトルのふたを開けて、 ジャスミンティーを飲んだ。 ほうっと白い息を吐きだす ]
……しおちゃん。
[ 届くわけないってわかってるけど、 それでも誠香は呟いた。 見上げた空に雪はなく、冬の星座が瞬いている ]
(+136) 2020/06/23(Tue) 00時半頃
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僕さ、あの校舎であんな死に方してさ、 正直、恥ずかしくて恥ずかしくて、 思い出すだけで死んじゃいたくなるくらいなんだけど、 なんでかな。一回死んだからかな。 前、向かなきゃって、思えたんだよ。
[ 未来のことを考えるたびに、 そこに自分がいてはいけない気がした。 兄のいない未来で、 笑っているかもしれない自分が許せなかった。 けれど今は、 いつまでも過去にしがみついていては いけないような気がする。 兄のいない現実に、真正面から向き合わなくては いけないような、そんな気がしている ]
(+137) 2020/06/23(Tue) 00時半頃
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……しおちゃんが抱えてるものがなんなのか、 僕は知らないし、安請け合いなんてできないけど。 でも、一回死んだ気になったら、 案外生きてけるんじゃないかな。 どうかな?
[ 帰っておいでよ、って。 テレパシー、飛ばしてみた。ぴぴぴ* ]
(+138) 2020/06/23(Tue) 00時半頃
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―― 少し前:病院前 ――
[ 2回目の「肝座ってる」は褒めてなかった。>>+129 そう言われてしまってはもう反論できない。 肝の座った女の称号、いただきました。
探索しきれなかった校舎、全部見に行っていたら どうなっていただろう。 なにしろ誠香は迷探偵なので真相に近づけたかどうか。 心乃のお掃除の手間を 増やしてしまっただけかもしれない ]
納得したならいいよ。
[ 褒め言葉の解説は制止されてしまった。>>+130 ご理解いただけたならやぶさかではありません。 そういえば辰美にも、褒めすぎと照れられた。 案外誠香は人を褒める才能があるのかもしれない。 調子に乗ったっていいのに。 委員長という責任のせめてもの報酬みたいなものです ]
(+156) 2020/06/23(Tue) 01時頃
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[ ふつーに友達付き合いしてるだけで 評価されてしまうのは、 やっぱりよくわからない。>>+131
わからないので、ふつーに、 喧嘩も罵倒も説教もする予定。>>+132 しかし、悪いのは怜! と言い切った 誠香が言うことではないが、 阿東にまでこんなに応援されてしまうと、 こちらの層が厚すぎて少々怜が不憫になる。 と同時に、愛されてんなー、とも思う ]
ほんと、馬鹿なやつだなあ。
[ 思い出すのは、怜が書くと言った遺書のこと。 なーにが“みんな見た目で判断する”だよ。>>1:620 こんなにみんなに愛されちゃってるじゃん。 馬鹿だなあ、と誠香は思う ]
(+157) 2020/06/23(Tue) 01時頃
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うん、まあ、色々と思い知らせてやる予定。
[ 迎え撃つ気力は十分です ]
(+158) 2020/06/23(Tue) 01時頃
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[ 辛いことを思い出させてごめん、と>>+133 謝られてしまった。 それに、誠香は首を横に振る ]
阿東は悪くないし。 それに、おにーちゃん思い出して辛い、って 薄情な妹だろ。 ……うん、いいおにーちゃんだった。 穏やかで、なんかほっとする空気出してて。 そういうとこ、阿東に似てる気がしてた。
[ 勘違いだったのか、阿東が変わったのか、 誠香にはよくわからない。 もしかしたら、どちらでもないのかもしれない ]
僕がさ、こだわりすぎててさ、 勝手に重ねてたのかも。
(+159) 2020/06/23(Tue) 01時頃
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[ 容赦ない誠香の評価に、 重ねられる評価も割と容赦がなかった>>+135 ]
それな!
[ そう声をかけて見送った** ]
(+160) 2020/06/23(Tue) 01時頃
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―― 現在:病院前 ――
[ 足音を聞いた気がして顔を上げて、>>+162 誠香は大きく目を見開いた ]
千夏ちゃん。
[ メールではただいまと打ったものの、 いざこうして実際に顔を合わせると、 なんて挨拶したらいいのかわからない。 ただいま、はメールでもう言ったし、 こんばんは? ……変だ ]
(+163) 2020/06/23(Tue) 18時半頃
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あ、うん。 僕は好き。
[ 手元のペットボトルを指差されて、 釣られたように誠香も視線を落とす。 自分の着ているコートも目に入って、 ああ、そういえばこのコート、 一度は千夏にあげたんだった、なんて思った ]
……千夏ちゃん、風邪、引いてない? [ ぽつりとそんな言葉が口をついて出た。 あれは紫織の作った世界で、現実ではなくて、 だから、そんな心配をするのはおかしいのかも しれないけれども ]
最後に見た千夏ちゃん、ちょっと寒そうだったから。 風邪ひいてないかなって、ちょっと心配だったよ。*
(+164) 2020/06/23(Tue) 18時半頃
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―― 現在:病院前 ――
[ ジャスミンティーを手にした千夏は、>>+166 これでも遠回しに言った、つもりだった誠香の問いに、 なんてことないように直球で返事をくれた。 雪の上にダイブイン。 ちょっとだけ決まり悪くて誠香はうん、と 頷いたけれど、 続いた千夏の話にそんなものは吹き飛んだ ]
千夏ちゃん、あの世界作ったの自分だと思ってたの?
[ つまりそれは、あんなメールを送る 心当たりがあったということだ。 誠香はなんとも言えない気持ちになる ]
(+168) 2020/06/23(Tue) 20時頃
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……そっかあ。
[ 一緒にクレープを食べた夜のことを思い出す。 あの夜、千夏ははしゃいでいて、 いつもよりテンションが高く見えた。 あれは、自分が世界の主だと思っていたからだった? ]
(+169) 2020/06/23(Tue) 20時頃
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[ でも、千夏は風邪ひかないように気を付けると言った。 受験生だから、とも。>>+167 それはつまり、少なくとも今は、 生きていくつもりがあるってことじゃないかな。 誠香はそんな風に思った ]
ううん。そうだね、受験生だもんね。 お互い頑張ろうね。 ……あ、でもね、まなっちと話してたんだ。 こっちの世界に帰ってきたら、みんなで千夏ちゃんから メイク教えてもらいたいね、って。
[ 受験勉強も大事だけど、 メイクの勉強もよろしくお願いします、先生。 そんなお願いをしてみる ]
(+170) 2020/06/23(Tue) 20時頃
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[ 一緒に行きませんかと誘ってもらったけれど、>>+167 ありがとう、でも、もうちょっと待ってる、と 誠香は首を横に振った ]
しおちゃんが帰ってくるかどうかって、 しおちゃんが生きたいと願うかどうかじゃないかなって そんな気がしてて。 そのために、きっと、あっちに残ったみんなが 頑張ってくれてると思うからさ、 僕はもうちょっとここで待ってみるよ。
[ 風邪ひく前に入るから大丈夫。 またあとでね、と笑った** ]
(+171) 2020/06/23(Tue) 20時頃
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―― 現在:病院前 ――
[ 病院の中に入る千夏を見送って、 誠香はまたジャスミンティーをこくりと飲んだ。 だいぶぬるくなっちゃったなあ、なんて思う。 ポケットに片手を入れて、缶コーヒーで指先を温める ]
……もしも、さぁ、
[ ぽつりと誠香は独り言を言った ]
あの世界に行ったみんなが、 ほんとに死にたいくらいの悩みを抱えてる人ばっかり だったとして。 あの世界の主が、しおちゃんじゃなかったとして、
[ ぼんやりと、誠香はそんな想像をしてみる ]
(+199) 2020/06/23(Tue) 22時半頃
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[ きっと、世界の主が誰だったとしても、 みんな一生懸命 みんなで帰ろうとしたんじゃないだろうか。 死にたいくらいの悩みを、 受け止めようとしたんじゃないだろうか。 誠香はそんなことを考える ]
……だとしたら、 案外、人生って悪いものじゃ、ないのかも。 なーんて。
[ 楽観的過ぎるかなあ、と誠香は思う。 でも、そうだったらいいなあ、と思う。 まだ問題は山積みだけど。 受験だって立ちはだかってるけど ]
(+200) 2020/06/23(Tue) 22時半頃
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[ 結局誠香は、紫織の悩みを知らないままで、 帰ってきてしまって、 もう、待つことしかできないでいる。 けれども ]
帰っておいでよ、って思った分くらいは、 しおちゃんの力になれるように頑張るからさ。 帰っておいで。
[ 白い息を吐きだしながら、呟いた* ]
(+201) 2020/06/23(Tue) 22時半頃
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―― 少し前:病院前 ――
[ うん、と小さく頷いた千夏に>>+202 そっかあ、僕も死にたかったよ、なんて、 もちろん言えるわけもないけれど、 いつか、千夏には謝らなければいけないと思っている ]
(+221) 2020/06/23(Tue) 23時頃
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あのね、あの本にサインするべき人は、 僕じゃなかったんだ。ごめんなさい。
(+222) 2020/06/23(Tue) 23時頃
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[ まだ言えないその言葉をきちんと伝えるためにも、 誠香は生きなければいけない。
メイクの先生を引き受けてもらえたら、>>+203 楽しみ! と誠香も笑った ]
あの舞台のみんなのメイク、すごかったし。 千夏ちゃんのメイクの腕は折り紙付きだからね。 ……きっと、しおちゃんも一緒に。
[ ちらりと病院の方を見て、誠香は頷く。 マフラーへのアドバイスに、はあいと素直に返事して、 きゅっとマフラーを結び直した* ]
(+223) 2020/06/23(Tue) 23時頃
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