190 【身内村】宇宙奇病村
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― スペースコロニー内の病院:屋上 ―
[長い長い船旅から帰還の後、検疫や精密検査のため暫く入院生活を送る事となる。 特に今回は未知の病が発見されたからだろうか、厳密な検査が行われていた]
[その病院の屋上。 備え付けのベンチに座り、シルクは便箋にペンを走らせていた]
(24) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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ハローCQ
船内にて頂いた手紙の返信が途中でしたので、改めて返信させて頂きます。 ボクが眠っている間のご活躍をお聞きしました。あの後更にトラブルが発生し、船員の数も減る中で僕達を無事帰還させてくださったことに、深い感謝と、改めて兄さんを誇らしく思っております。 と、こんな事言うと兄さんは否定されるかもしれませんね。 もちろん、他の皆さんの尽力が合ったこと、そして悲しい犠牲があったことも理解しています。兄さんの星の事情もお聞きしました。 それでも兄さんには胸を張っていて欲しいと思います。過去がどうであっても、どんなことを後悔していたとしても、今の兄さんを誇りに思っている者が一人ここに居るのですから。 ミツボシさんのボディの件ですが、Pavr=opetyで見つけた微生物の研究成果と蘇生方法を引き渡す事で落ち着きそうです。もっとも、ボディの分析結果で何も見つからなければ、ですが。上手く行けばあの時のメンテナンスをするという約束が果たせそうで一安心しました。
(25) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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話は変わりますが、兄さんにお聞きしたい事があります。前回の手紙で書ききれなかったことを。 ボクが男の子になる選択をすることができたら、兄さんは祝福してくれますか? 兄さんが祝福してくださるならば、ボクはこの選択を誇りに思って生きていけると、そう思います。 兄さんはボクの憧れで、兄さんのような男性になりたいと、そう感じているんです。 初めての外の世界に不安を感じていたボクを、この手紙や船内で支えてくれた兄さん。そんな風に、ボクも彼女を支えてあげられたらと、そう思うんです。 最後にもう一つ、お聞きしたいことがあるんです。質問ばかりですみません。 兄さん、これからもボクと文通を続けてくれますか?
シルク=CQ42
[誤字脱字が無いこと、そしてインクが乾いたことを確認し、丁寧に折りたたむ。 手渡しをするものだが封筒に宛名を書いて、その中に仕舞い込んだ。 『親愛なるワクラバ兄さんへ』]
(26) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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[ベンチから立ち上がり、手すりに手を掛けて街を見下ろす。 そこでは沢山の者達が暮らし、生きている。 そんな当然の風景も、シルクにとっては初めて見る風景だった]
[人工の風が頬を撫で、ふわりと髪を揺らす。 背後から扉の開く音。 待っていた人が、来た]
(27) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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[駆けるようにして、自らが呼び出したワレンチナの元へ。 踵を上げ、必死につま先を伸ばし、ゆっくりと両手を広げる。 そうして、柔らかに抱きついた。あの夢のなかで、そうしたように]
突然、ごめんなさい。 ボクが昏睡する前のあの事を、謝りたくて。 あんな風に気持ちを押し付けてしまって、あんなカッコ悪い告白で、すみませんでした。
(28) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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[一拍の間。 自分の気持を確かめるように、言葉を紡いでいく]
夢を見たんです。昏睡している間。 あの船旅の中、ずっと気になっていた女の子の夢を。 その子は一人で寂しげに、泣いていました。 ボクはその涙を止めてあげたくて、こんな風にその子を抱きしめたんです。
[抱きしめる腕に少しだけ力がこもった]
ワレンチナさん、ボクに、貴女の涙を止めることは出来るでしょうか? 幸せそうに微笑む貴女を、隣で見ていたい。 貴女が辛い時苦しい時、傍にいてあげたい。 貴女のことを支えてあげられるかっこいい男の子に、ボクはなりたいんです。 だから、だから、ボクを貴女の恋人にしてください。
(29) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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[そこまで言って力尽きたのか、踵が床に落ちる。 スライドをするように顔が胸に埋まった]
……今はまだカッコ悪いボクですが。
[恥ずかしげな声で、そう付け足した]
(30) sizu 2016/05/25(Wed) 00時半頃
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