212 冷たい校舎村(突)
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[>>+25背後から近付いてくる足音。 深夜の道だから、ちょっと警戒して振り向いてみる。半回転。 ちょうど、こちらに声をかけてくるその子と、向き合う形になれた。]
……莉緒ちゃん。
[ほんの一瞬だけ、不意を突かれたように間を空けて。 あの冷たい校舎に向かう道で、最初に合ったときのことを思い出した。 ふっと、硬直した表情が崩れる。]
うん、よく寝た、というか…… あそこにいた、というか。
[あの世界のこと。 彼女も知っているなら、あれは現実だったんだと思えるから、 どういう風に確かめよう。そう考えて]
(+3) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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かまくらでパンケーキ、だめになっちゃったね。
なんて。 ……おかえり?
[もしくは、ただいま、かな。わたしも一緒に。 おそるおそる、手を伸ばして彼女に触れようとする。
半分は、あれは夢じゃなかったんだと確かめたい気持ちで、 もう半分は、指先が冷たいから暖まりたい、の気持ちで。*]
(+5) 2017/03/16(Thu) 00時半頃
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[――うん、いたよ。 >>+9って、肯定するように頷く。
あの奇妙な出来事を共有したということ。 それが確かめられたなら、安心するように微笑もう。]
うん。 わたしも、ただいま。
[ここにいるふたりと、つばさ氏は無事に現実に帰還できた。 生きていくには息苦しい現実に。
まだあの世界に残っている人たちは、いつ戻れるんだろう。 つばさ氏が手当たり次第連絡をしているみたいだから、みんなきっと気付くとは思うけど。
わたしにはもう、後は祈るしかできないらしい。]
(+12) 2017/03/16(Thu) 13時頃
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[>>+11莉緒ちゃんの頬に触れる悴んだ指先は、きっと彼女を驚かせた。 冷たいだろうけど、遠慮せずにそのまま、ほっぺたを縦に横に、ふにっふに。 なんだか、安心できる。
少し堪能したら指を離して、ごめんねと微笑みつつ。]
大丈夫だよ。 きっと。みんな。
[それは、あの世界のホストのこともだけど、 彼女にもし心残りがあるのなら、それも意味に含めよう。
相変わらず根拠なんてない、ただの勘だけど。**]
(+13) 2017/03/16(Thu) 13時頃
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[>>+16つばさ氏は夜間の出入り口のところで待っているらしい。 莉緒ちゃんからそれを聞いて、足を進める。 少し暖まった手で、ふたり揃って向かえば不安もきっと紛れる。 ……紛れてくれたらいいなあって、思う。]
(+17) 2017/03/16(Thu) 23時半頃
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— 病院 —
[夜間入り口は、と探していたら、 こちらに向かって手を振るつばさ氏の姿が見えた。]
連絡ありがと。 どう? 橘くんは助かりそう?
[今の状況を、つばさ氏は教えてくれる。 現在手術中で、助かるかどうかは五分五分といったところらしい。 病院の人が言うには、生死を分つのは患者の気力と体力次第、と。
わたしたちにできるのはやっぱり、待つことだけ。
ロビーに入ったすぐのところ、雨風を避けられるくらいの場所で、 他に来るであろうクラスメートを待ちながら、静かにじっとしているしか。*]
(+18) 2017/03/16(Thu) 23時半頃
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— 病院への道にて —
[>>+19莉緒ちゃんが口にした、マネキンについてのこと。 そういえば、と思い出すのは、校舎で変わり果てたつばさ氏の姿。 触れた感触をなんとなく覚えている。 どこもかしこも作り物だったはずなのに下着まで身に着けて、流している血が生々しかったマネキン。]
帰った人の代わりにマネキンがあそこに残る……か。 どうしてなんだろうね。 考えても分からないけど。
[マネキンとなった自分もあの校舎に残っているのだろうか。 だとしたら、それはどんな姿をしているんだろう。
……って、少し想像を巡らせたら、 誰かに見せられる有様にはなっていないのではないか、と、思えて。 同じく口に出せないまま、髪をくるくるいじった。]
(+23) 2017/03/17(Fri) 07時頃
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— 病院・ロビー —
[>>+22莉緒ちゃんが声を上げたほうに視線を向ければ、 車椅子に乗った患者さんがやってくるのが見えた。 一度は気に留めずに視線を戻したけど、上須賀くん、という名前を聞けばもう一度振り向く。]
……えっ、上須賀くんなの?
[そういえば、入院しているって言っていたような気がする。 あの校舎で姿を見たものだから、てっきり病状は重くないものなのだと思い込んでいた。
体のあちこちに取り付けられた電極が生々しい。 鬱陶しげに掻き上げていた髪も、短くなっていて、見違える。 文化祭以前のクラスで出会った頃は、長い髪を見兼ねて気まぐれに結んであげたりすることもあったものだけど。
何があったの、とか。 病状は、きっと聞いてはいけないことだろうなって、わたしは線を引いて口を噤む。**]
(+24) 2017/03/17(Fri) 07時頃
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[>>+25こっち、って。 頭を示されたなら、より心配になる。 体のケガよりもヤバいやつなんじゃないのかな、それって。
でも、元気そうに振る舞うその様子に、 それ以上何をどう言えばいいのかは分からない。]
……ああ、うん。 わたしたちのマネキンもあったんだ。
[>>+26わたしたちが校舎から出たその後のこと。 聞けば、帰る順番は一斉ではなく、少しずつなのだということが分かる。 それに何の意味があるのかは分からないけど、残された人たちはどういう気持ちになるんだろう。 あの笑い声と泣き声の放送を聞き続けて、頭がやられたり、しないかな。
——なんて。チャイムが鳴るごとに変遷して行く校舎のその後の様子を、わたしは知らない。]
(+39) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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えっ?
[>>+36考え事をしながら顔を傾け、癖になっている髪いじりをしていると、 わたしのマネキンの有様が聞こえた。
……校舎を出る際、途切れた記憶。 あれも夢を見ていたような、ふわふわした心地だったけど、 全身を包む寒さを少し思い返して身震いした。]
そうなんだ。なんでだろうね。 よく覚えてない。……みんなもそうでしょう。
[髪をいじりながらとぼけてみる。 別にマネキンの裸を見られても大したことはないけど、 もしかしたら美術準備室の件がいろいろと筒抜けになってしまうのではないか。 そんなことを心配して、でも、上須賀くんは直接見たわけじゃなさそうだし。]
何があっても不思議じゃないもの。ね。
[>>+38莉緒ちゃんの視線を受け流して、努めて平静な表情で肩を竦める。努めて。]
(+40) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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朝食はパンケーキ? あっ、いいな。ずるい。
元賀くんがクリーム係したの。 見たかったな。文化祭の時、フリル手伝ってもらったの、すごく上手かったし。 向いてそうだよね。
[自慢された。ストレートにそう思った。 パンケーキといえば我々にとって思い出の食べ物ですし。 文化祭を模した校舎でそれを食べることができたなんて、羨ましいとさえ思う。 どこか、緊張感の欠けているわたし。
クラスメートが死の淵にいるというのに。 必ず戻ってくると確信しているのか、それとも、どうでもいいと思っているのか。
……後者ではない、と、思いたい裸のわたし。 自分の気持ちさえ、殺して生きていこうとしたこれまでのわたし。 どうすればいいかは、ゆっくり考えていく。]
(+41) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[>>+26さて、どうして橘くんはわたしたちを呼んだのか。 わたしはあの校舎で推測をした。古辺くんと話していたこと、それをそのまま口に出す。>>2:326]
みんなにも自分の気持ちを知って欲しかった、から?
だって、あの校舎は文化祭みたいだったけど、 明らかに文化祭にはなかったもので彩られていたから。 橘くんには、ああいう風に見えていたのかも。
[……目映すぎる電飾に、止まらない放送。 あれはきっと、橘くんの苦悩に直結している。と思えた。
>>+29莉緒ちゃんの言葉で、あの最初のメールの文面を思い出して、 そういえば、あれは答えを問いかける形式だったっけ。]
(+42) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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[あれに対するわたしの回答は、 きっと、橘くんが求めていた回答にはならないのではないか。 そう思うから、上須賀くんに頷く。>>+37]
そうだね。 少なくとも、死んでみたって答えは見つからない。 ……と思うけど。
それとも、……答えを見つけたくなかったのかも。
[これも、ただの勘。今度ばかりは自信もない。 誰かに答えを突き付けられたら絶望するかもしれない。そう思えたなら、って。
わたしは橘くんの何を知っているというんだろうね。 自分で吐いた言葉を掻き消すように、苦笑いして頭を振った。*]
(+43) 2017/03/17(Fri) 23時半頃
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