88 めざせリア充村3
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[炎を纏う獣の姿>>196。 それに伴ういくつかの黒い影。]
開けたとこでの対大人数は苦手っていうか無理。 ま、見つかっちゃったもんはしょうがない。
[戦場で見得を張ったところで命を縮めるだけなので、 素直に答える。 二人ってのはちょっとまずったかなぁと思っていれば、 ヤニクから謎の質問>>198が飛んできた。]
え。 えー……じゃあ、すげぇ方で。
[回答は、勘で。]
(205) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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それは言われなくてもわかってる。
[見えてきた影ふたつ。 どちらもよく、覚えている顔。 ちょっとずつ外見は変わっていたけど、見誤るはずがない。
名前を呼びたくて、呼んだらきっと足が動かなくなる。 だから口にするのは別のこと。]
……今から撤回とか無理?
[念押しのような言葉に引き攣った笑みで。 けれどそれはすぐに完全な引き攣りへと変わる。]
(210) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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え。あ。ちょ っとまぁぁぁぁぁぁあ!?
[抱きしめられて目を見開いたのは一瞬。 抱え上げられて走り出されて思わず叫んだ。]
走るくらい自分でもでき、
[舌を噛んだので黙る。 そして悔しいかな、こちらのが速かった。]
(211) 2013/06/27(Thu) 23時半頃
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[さて、念はヤニクに伝わっただろうか。 聞こえた声に叫ぶのをやめて、目の前のことに集中する。
向かってきた炎狼の噛みを交わして、 なおもスピードを緩めずにヤニクが障壁に背中からぶち当たる。 つまりは自分にとっては顔面から。]
……こ、んのっ!
[顔面激突は避けなければならないと、 左手を前へ突き出して、最初から最大出力。]
(226) 2013/06/28(Fri) 00時頃
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バンッ!
[ヤニクのスピードを乗せて、思い切り障壁に掌を叩きつける。 大きさに力を裂かれた障壁は、 腐蝕の能力で触れた部分から急激に脆くなる。 ヤニクの体当たりがそこにねじ込まれれば、割れるだろう。]
(228) 2013/06/28(Fri) 00時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 00時頃
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[顔面衝突無事回避。 障壁を越えてなお走るヤニクの肩の上で揺らされつつ、 だんだんとふたつの影へと近づいていく。]
無理。先に焼ける。
[追いかけてくる狼がヤニクにまとわりついている>>232のは 位置的によく見えているのだが。
肩越しに聞こえた声には即答。 水のように揺らぎのない液体ならばともかく、 実体のない炎に対処できないのは、過去の実験で実証済み。]
(234) 2013/06/28(Fri) 00時頃
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[あ。これまだ「すげぇ方」の分岐前なんですね。
激しく視界が上下に揺れるので、大概くらくらしてくる。 ヤニクの背中目掛けて飛び掛る狼の火の粉が、 腕やら頭やらに飛んでくるのを払いつつ。]
水か何か持ってればよかったんだけど、な。
[呟いた方策はきっと無駄。 モニカの作った狼なら、ちょっとやそっとの水じゃ消えない。]
(241) 2013/06/28(Fri) 00時半頃
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[ちらりと振り返った時、モニカがこちらへと 花びらを飛ばそうとしているのが見えた。>>238 どう対処しようかと尋ねようとして、届いた叫び。>240]
(248) 2013/06/28(Fri) 00時半頃
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は、ぇぁぁぁぁぁぁああああ!?
[放り出されて本日二度目の絶叫。 一瞬重力から解放されたような気分を味わって、 そこからケイトへと飛ばされた。 その結果1。
(1.障壁を2枚ともぶち壊して、ケイトに体当たり。 2.1枚を破ったが、2枚目はうまくいかずにつき返される。 3.届く前に地面に落ちた。)]
(250) 2013/06/28(Fri) 00時半頃
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[1枚目はなんとか左手を当てて破壊したものの、 2枚目は肩からほとんど体当たりするような形で。 ヤニクにぶん投げられた勢いは障壁でほとんど殺されたが、 惰性でケイトへとそのまま飛び込む形。
回避されなかったのはこの行動が、 相手にとってもあまりに突飛すぎたからだろうか。 二人とも地面に倒れこむ形。]
……っつー…。
[ヤニクは殴る。絶対にだ。 心の内で悪態を吐きつつ起き上がって、数歩距離を取る。 目線はまっすぐに、ケイトへ。]
(255) 2013/06/28(Fri) 01時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 01時頃
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[向こうの方で始まりそうな二人>>257>>258には 一瞬だけ視線を向けて。 ヤニクを殴るためにはここから生き延びる必要がある。 向こうより、自分の心配をする方が先か。 不死身の死神と撒き散らすだけの病魔じゃ、天秤は明白。]
……ん、と。
[声を発しようとして、言葉を探したけれど見つからなかった。
距離を取った時>>262の目に昔の名残を見つけられなければ、 少し痛かったけど、気づかないふり。 だってここは戦場だ。 手袋を外した手は、まだ体の横にだらりとたらしたまま。]
(265) 2013/06/28(Fri) 01時頃
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[障壁の向こう側。 少し輪郭が歪んだケイトから、声>>263が聞こえる。 重ねられた壁でその表情は窺えなかった。
障壁の距離の分が、この三年間で作られた溝。]
う、ん。
[懐かしい声に呼ばれて、答える声が少し震える。]
(270) 2013/06/28(Fri) 01時半頃
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…… 、え?
[呼びかけに近い問い>>269に、目を瞬かせた。 迷うように右手がゆっくりと握り締められ。
戦いたくなんて、ない。 覚悟なんてただのハリボテで、 本当は、あの頃みたいに、みんな一緒にいたかった。
だけど、この三年間の間で、 それが叶わなくなったことは分かっている。]
(273) 2013/06/28(Fri) 01時半頃
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ありがと。 だけど……できないや。ごめん。
[数秒目を瞑って。開いて。 ケイトへ向けて、歪な笑みで答えた。]
(275) 2013/06/28(Fri) 01時半頃
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ソフィアは、ちょうど空を飛んで激突しているところだったので、黒い鉄柱の出現>>264にはまだ気づいていなかった。
2013/06/28(Fri) 01時半頃
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[残念>>276の声と、地面が盛り上がった>>277はほぼ同時。 声は多少くぐもっているけれど、 壁となるように立ち上がる巨躯が誰かはすぐに分かった。]
オスカー、なんで
[ここに、と続けようとして、ぶちりと何かが千切れる音。 オスカーをすり抜けるように現れた障壁が、 足の腱を切った。]
(282) 2013/06/28(Fri) 02時頃
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――ぁぁあぁあああ!!
[がくんと足から力が抜ける。代わりに走るのは激痛。 その場に丸くなって足を押さえれば、手袋に赤が滲む。 足首から少し上の部分がぱくりと中身を晒していた。
痛みに地面を掻き毟る左手の周りが、じわじわと、黒く。*]
(284) 2013/06/28(Fri) 02時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 02時頃
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う、 ぁ……
[歯を食いしばって耐えようとしても、 その隙間から苦痛に掠れた声が漏れる。 足を切り離したくなる激痛に涙が零れた。
痛い。痛い。いたい……!
左手で掻く土はぐずくずと崩れ、爪を立てることもできず。 ふと手を取られた感覚>>289に薄く目を開いた。 涙でぼやけた視界に映った姿。
痛みで鈍った頭が素手を掴まれているのを 認識するより先に、 ヤニクの声が聞こえた。>>287]
(325) 2013/06/28(Fri) 07時頃
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[目を閉じてろ、という言葉は届いたものの、 瞬きしただけで閉じることはない。
突き立てた剣から血が滴る。>>288 同じ色が流れている傷口の上で赤と赤が混ざり、 その量が増えるにつれ、足本来の感覚が戻ってくる。 痺れるような痛みは残っているが、動くことはできるだろう。]
……ヤニ、ク。
[膝をついているヤニクの表情は厳しいものだったか。 限界が近そうなのを見てとって、 そこでライジに左手を取られているのに気づいた。]
(329) 2013/06/28(Fri) 07時半頃
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[反射的に左手を引いたが、 振りほどくことはできたろうか。 自分の能力にオンオフはない。三年の間に変わっていないこと。
払う行為の結果に関わらず、 身を起こして膝をするように移動し、 ライジとヤニクの間に入る。
投げられた言葉>>307には、眉を寄せて無言を返した。]
(330) 2013/06/28(Fri) 07時半頃
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[治癒してもらったが、足はまだ痺れが残っている。 ヤニクの様子からもここを切り抜けるのは 難しいと分かっていた。 だが、ケイトはオスカーが抑えてくれているし、 ライジさえなんとかなれば……と。]
見逃してなんてくれない…よね。
[ヤニクを背中に回して、腐敗の能力を使おうと。
ヤニクがこちらへ来ていたことで、 失念していたことがひとつ。]
(331) 2013/06/28(Fri) 07時半頃
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[またひとつ聞こえた。懐かしい声が。>>327
振り向いた視線の先で、 モニカがヤニクを背中から抱きしめていた。
茫然と、起きることを目に映し。 ライジへの警戒は疎かになる。**]
(333) 2013/06/28(Fri) 07時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 08時頃
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[聞こえた頼みごとに、我に返る。 叫びそうになるのを堪えるように頬の内側を噛んだ。
それとほぼ同時に、腰に回される手。>>345]
はなし、…て!
[まだまともに動かない足の代わりに 腕をばたつかせて抵抗する。 けれど左手がライジの体に触れたなら、 その動きは鈍る。
何人もその手で殺してきてなお、 かつて共に過ごした人達に対しての躊躇い。**]
(351) 2013/06/28(Fri) 13時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 13時頃
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[ライジに抱えられ、幾許かその場から離される。 ヤニクはモニカに抱きつかれたまま。 オスカーとケイトは、どうなっている? 巨大な黒い体の陰の中での出来事は見えず。
拘束が緩んで地面へと落ちる。 痛みに顔を歪め、ライジを見上げれば、 ぱちりと弾けた光。>>363
振り向いたら、終わっていた。全部。]
(369) 2013/06/28(Fri) 19時半頃
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[安否を知って、安心していた。 みんな生きているなら、大丈夫だと。 今はまだ無理だけど、いつかこの戦争が終われば、 あの頃のように笑いあえる日がくると。
来ない「いつか」の夢を見て。
だけど、その夢はどの他人でもなく自分達が壊した。 見える光景を認めたくないと心が軋んだ音を立てる。
だけどそれは、真暗な現実。]
(371) 2013/06/28(Fri) 20時頃
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、ライジ、まっーー
[土を擦る音に視線を戻せば、後退る姿>>364。 上げかけた声は、途中で途切れた。 その先が、見つからなくて。
撤退する彼らを見送る。 座り込んだままの自分にモニカは何もしなかった。 その視線が合うことはあったろうか。
やがてのろりと立ち上がり、オスカーと、 ヤニクだったもののところへと歩き出した,**]
(373) 2013/06/28(Fri) 20時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 21時半頃
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……モニカ。
[両腕を赤くしたモニカがいた。 着ているコートに、腕に。 ぼろぼろと乾いて落ちていく黒と赤。
耳に届いた声>>379は、苦しそうで、辛そうで。
モニカの出す炎。 蝶や花になってひらひらと舞う赤は、怖いものではなかった。 穏やかで、明るくて。 寒い日には、とても温かくて。
だけど、それが「仲間」の命を奪った。]
(383) 2013/06/28(Fri) 21時半頃
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[怒りはまだなかった。 ただ。悲しくて。]
なんで。なんでこんな……
[こんなことに、なっちゃったんだろう。 感覚の鈍くなった左手を更にきつく握り締めて。
わかった。 ヤニクは、ちゃんと――ちゃんと。連れて帰るから。
[お願い、聞くよ。]
(384) 2013/06/28(Fri) 21時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 23時頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2013/06/28(Fri) 23時頃
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[モニカがコートを腕にまきつけて、 半分炭化したヤニクの胴体を引きずっていく>>395]
………ばいばい。
[咎めるでも、止めるでもなく。 背を向けて去っていくモニカに、別れの言葉。]
(401) 2013/06/28(Fri) 23時頃
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うん。なんとか。 ……ヤニクが治してくれたから。
[多少ゆっくりにはなるだろうが、急ぐ撤退ではない。 少しずつ足の痺れも取れてきていた。 別の場所で戦いが始まっていることは知らず。
黒鎧を脱いだオスカー>>399に答えて、ヤニクの首を拾おうと。
モニカに告げたとおり持ち帰るべきだろうか。 けど、これをチアキやリッキィに見せるのは憚られて。]
どこかに、埋めてこうか。
(404) 2013/06/28(Fri) 23時半頃
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……ん。わかった。
[オスカー>>415に頷く。
彼もまた、ケイトを殺した。かつての「仲間」を。 それが今、自分達がいる場所なんだと、ようやく知った。]
たしかポケットにねじ込んだはず。
[手袋の在処を尋ねられれば、右手でポケットをまさぐって、 少し寄れた手袋を引っ張り出した。]
(420) 2013/06/28(Fri) 23時半頃
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