212 冷たい校舎村(突)
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— 自宅 —
ん……。
[意識がぼやっとしている。 体が動く。動かしてみる。 肌がチクチクする。寒い。]
……ふぇ……ふぇ……、っくしゅ!
[くしゃみで意識が覚醒した。 なんか、やたらと寒い。 エアコン。タイマーで電源が切れてる。 服。上着がずり落ちて、肩と腕が投げ出されてた。
……どうやら暖房でうとうとして、そのまま眠ってしまったらしい。]
(+0) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[急ぎ、部屋を暖め直し、 冷えきった四肢をむにむにと揉んで血流を巡らせた。
変な夢を見ていた。 文化祭の時のみんなと校舎に閉じ込められる夢。
……夢、だよね?
足の指をむにむにしながら、あまりにリアルな感覚を思い返していた。 すると、スマホの着信ランプが点灯していることに気付く。
ふぶきかな。それとも——]
(+1) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[画面を開き、目に飛び込んできたのは、 つばさ氏からの着信記録と、留守番電話の録音と、メールが1通。
夜も遅い、こんな時間に? 不思議に思いながら、留守番電話サービスに残っていた録音を聞けば、 明らかに焦燥したつばさ氏の声が、大音量で耳に突き刺さった。]
「橘が! 大変なの! 落ちたって! すぐ返事して!」
[落ちた? ……何の試験に? なんて、ぼんやりした頭は、最初そう考える。]
(+2) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[次に、メールを開いた。 これを送った時には幾分か落ち着いたのか、 落ち着いた文面で、病院の場所を示す地図と、用件が手短に書かれていた。]
「橘が学校の屋上から身を投げて、危篤状態」
え、 ……まさか、……うそ?
[少しして、あの夢の中の校舎のことが、頭によぎって。 そして、弾けるように全てが繋がった。]
(+3) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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お母さん! ちょっと病院に行ってくる。 ……ちがう、わたしはなんともない!
クラスメートが、病院に運ばれたって! あ、いいから。大丈夫、場所は分かるよ。 歩いて行ける距離だから!
[どたばたと、凍えた体のことも忘れて、外に出る準備。 夜遅くの外出になるから、てんやわんや。
なんとか身支度を整え、重苦しいダッフルコートを着る。 玄関に向かう時に、ふぶきの姿が見えた。]
(+4) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[気をつけて歩けよ、姉ちゃん。 ふぶきがそう言ってくれる。本当に可愛い奴め。]
うん、行ってきます。 それと……
[ごめんね、と。 小さく呟いた声は、聞かせない。
わがままな姉でごめんね。 これからは、気をつけるから。ふぶき。
心の中で誓いを立てて。夜の街へと歩みを繰り出す。**]
(+5) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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— 病院へ —
[冷える路上。 時々、空を見上げながら歩く。 夢の中のあの世界、雪に埋もれる通学路を思い出していた。]
そういえば、 結局作れないね、かまくら。
[あの豪雪が現実のものではない今、それは叶わないわけで。 ちょっぴりがっかりしてしまう。]
(+21) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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[……クラスメートの危機に、思うのはそんなことばかり。
薄情なのかな。 ごめんね、わたしはこんな経験ないから。 “あなた”にまつわる記憶は、あの校舎の中での出来事と、 そしてやっぱり、あの文化祭のことばかり。
あんなに笑顔が絶えなかった彼が、どうして命を絶とうとしたのか。 それを知っても、いいのだろうか。 知れるのだろうか。
誰かと話せば、何か分かることがあるのかな。 ……今まで踏み込もうとしなかった線を、踏み越えれば?
文化祭の記憶を穿り出して、 クリームとチョコソースにまみれたパンケーキの味を思い出しながら、 足取りをやや早める。*]
(+22) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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