人狼議事


272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲

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視点:


【人】 七星拳 ナツミ

――こころの部屋――

[意識がふっと浮上した直後に
昨日一日のことを思い出す。

大丈夫かな。ちゃんと「今日」にいるかな。
不安で目を開けたくなくてそのまま転がれば
誰かにぺしぺしと肩を叩かれた。]

 あっ、お、おはよ! こころ!
 もう起きる時間? ありがと〜。

[もう着替えたこころに急かされながら
ボーダーのニットとジーンズを履く。
髪を結うのはもうちょっとあとでいいや。]

(26) 2019/11/07(Thu) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[大和はもう起きてるのかな。
昨日はちゃんと寝れたかな。
……うん、思い出してしまったね?]

 ううう……顔合わせにくい……。

[ぼふっと荷物に顔を埋めて
うんうん唸ってたらこころが戻って来る。
とっても怪訝な顔をされたけれども
そうだよね、私も多分そーなるよ。]

(27) 2019/11/07(Thu) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

――ダイニング――

[朝食の準備が終わって食べだす頃に
ようやく大和が顔を出す。>>25

ちょっと眠そうな顔はかわいいな〜。
……いやいやいや、ちょっと待って私。
ううん、「かわいい」はセーフかな?]

 お、おはよ。

[ぐるぐる考える私の横から
こころが大和の恰好に注意をしている。
大和らしくていいんじゃないかなあ。]

 ――……っ、

[恰好を見ていたら視線が合って
ドキッと心臓が鳴りだしちゃったから
慌てて顔を伏せて、トーストを口に入れた。]

(28) 2019/11/07(Thu) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[結局、朝ご飯の間は
昨日の夕食の時以上に大和と話せなかった。

というか! ちらちら! 見ないで欲しい!
視線が何度かあってそのたびに顔が赤くなりそうで
頑張ってかわそうとしてるのに!
なんで何度も視線があっちゃうのかな!]

 たっ、食べ終えたので
 片づけ手伝いますね!

[普段の1.5倍ぐらいのスピードで詰め込んで
片づけを手伝うのを名目にして席を立つけど
どうしても大和の方を見てしまった。

……何度も視線が合うのは
私が見てるせいだってわかってるよ。
顔を、手を、見るたびに
昨日言われたことを思いだしちゃうの。>>1:324]

(29) 2019/11/07(Thu) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

――こころの部屋――

[朝食後、もう一度どこを見るか話していれば
こころがたくさん買い物したがるものだから。]

 もー、荷物重くなっちゃうよ。
 え? 大和が荷物持ちだから平気?

[確かに三人で買い物に行くと
重いものは大和が持ってくれることが多いけど。

大和もどうして私たちについてきてくれるんだろう。
友達とか、もっと、そう、彼女とか……。

大和に彼女がいたっていなくたって
私には全然関係のないことなんだけどね!
彼女がいるのに私たちの買い物に付き合わされるのは
ほら、かわいそうかなって!]

(30) 2019/11/07(Thu) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[黙った私をこころがつつく。
これぐらいなら世間話…だよね?
自問自答しながら、ちょっと声を落とした。]

 大和、ついてきてくれるけど。
 一緒に行きたい彼女とかいないのかなぁ……。

[つんつん、としてたこころが手を止めて
ぐいんって私に顔を近づけてきた。
近いよ!

思わず背をのけぞらせたけれど
こころの手に頬を掴まれぐにぐにされる。]

 ちょ、いひなりにゃにゃよ!

[むにーんと頬をもう一度伸ばされてから
満足したのかこころは笑顔になって
もう一回言って? と言ってきた。
なんで〜!」

(31) 2019/11/07(Thu) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[繰り返すとすごくわざとらしく聞こえる私の質問に
こころはにっこり笑って、もったいぶって返す。]

 え、いるの?
 ……いないの、もー。

[変にためるからドキドキしちゃったじゃない。
いない、って言われてほっとしたのは
気がつかない振りをしたい。させて。]

 じゃあ、ほら、好きな人とか……
 ……えっ。
 好きな人、いるの。

[好きな人ぐらい居るかもって思ってたのに
具体的なことは全然考えていなかったの。
だから「居るんだよ」ってこころに言われて
強張った声が出てしまった。]

(32) 2019/11/07(Thu) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[誰なの、って聞きたいけど。
そんなの聞いてどうしようっていうんだろう。

だって大和は幼馴染だし
私が護ってあげる可愛い弟分だし

それ以上なんて、きっと大和も困るよ。
だいたい好きな子がいるんだから。

――やだな。
知らない子に
それも多分年下に
嫉妬なんてしたくないな。*]

(33) 2019/11/07(Thu) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

――玄関――

[髪の毛はこころがまとめてくれて
何時もの位置で結んだところに
白いぽんぽんがついた髪飾りを貸してくれた。

ポシェットの中に必要な物を入れて
こころと一緒に玄関先へ行く。
履くのは足にピッタリあうスニーカーで
何かあったらすぐに走れるように。]

 こころ、大和はまだ?
 バスの時間が、……

[玄関に出てきた大和は
何時もと全然違う格好で>>0:209
なんだか――とても、かっこよく見て
目を丸くして凝視しちゃったんだけど
バレていませんように。いませんように。*]

(34) 2019/11/07(Thu) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[紺の襟シャツにオフホワイトのセーター
何時ものジーンズじゃなくてスラックス。

パーカーにジーンズの大和はどうしちゃったの。
こんなかっこいい格好しなかったじゃない。

……誰のためにそろえた格好なのかな。
そんな気合が入った格好
今日、着ちゃっていいのかな。]

 ば、バスは大丈夫だよ。
 寝癖も、だいじょうぶっ!

[首をかしげている大和は>>40
幸いそれ以上は突っ込んでくることもなく
先にバス停に向かっていく。]

(42) 2019/11/08(Fri) 00時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[時間はちょっと余裕がなかったので
慌ててバスに乗って、こころの隣に座る。>>40
大和の隣は無理ですよ。ナイナイ。

大和が後ろに座って姿がみえなくなったので
ようやく平常心を取り戻せたのに
こころが体を寄せてきて小声で話しかけてくる。

「今日の恰好、かっこいいでしょ?」

そう聞かれてしまえばさっきの姿を思いだして
じんわり顔が熱くなった気がした。]

 かっ…かっ、かっこいいよ。
 こころが選んだの?

[朝のやり取りを思い出していれば
にやにや笑っているこころにまたツンツンされて
ぼそっとつぶやかれた言葉に私は思わず突っ伏した。
本人に言うのはハードルたかいよぉ!]

(43) 2019/11/08(Fri) 00時頃

【人】 七星拳 ナツミ

――ショッピングモール――

[モールはもう人でごった返していて
はぐれないように私はこころの手をつなぐ。

バスから降りて大和と合流して
どのお店から回ろうか打ち合わせてたけど
何度か大和を見ても視線は合わなかった。

……どころかそらされた。露骨にそらされた。>>41
やっぱり朝、私が避けちゃったからかな。
昨日こころにも言われたのにな。]

 あ、あのね大和
 先にこころの靴をみていいかな。

[やっぱり視線は合わないままで。
みぞおちのあたりが捕まれるような
胸にぽっかり穴が開いたような
上手く言えない気持ちになった。]

(44) 2019/11/08(Fri) 00時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[大和は好きな子がいるんだよ。
私に付き合ってくれているのは
幼馴染で、こころの友達だからだよ。]

 [寂しい時は我慢しなくていいって言ったよ。
  手でも肩でも胸でも貸してくれるって。
  ……いま、ちょっと寂しいよ。]

(45) 2019/11/08(Fri) 00時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[こころがここにいてくれて
大和も記憶の中の通りに笑ってくれていて
それで十分、十二分なはずなのに。

私はどんどん欲張りになってしまって
自分勝手なことばかり考えてしまう。

ああ、でも――もうちょっと
可愛い恰好で来てたらよかったな、なんて。

……ううん、それどころじゃないんだって。
ここは人が多いから安全だとは思うけど
何が起きるかわからないんだから。
しっかりしろ私。気を抜くな私。]

(46) 2019/11/08(Fri) 00時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[散々試着を繰り返しているこころは
さっきから何度も上着をかえて鏡の前に立っている。

さっき見た靴といいスカートといい
なんだかんだ一番楽しんでいそうで
嬉しくてふふふって笑っていたら
大和が近くに立っていた。

ちらり視線を向ければ視線はそらされなかったかな。
たまたまなのか、違うのかはわからないけど
視線が合ったってことが私に勇気をくれる。]

 あのね、大和。

[周囲の騒がしさにかき消されないように
私はもうちょっとだけ大和に近づいた。]

(47) 2019/11/08(Fri) 00時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 今日の大和、かっこいい。ね。

[――……言ったらとても恥ずかしくなって
カァッと顔が熱くなるのを自覚しながら
慌てて顔を伏せたけど、
赤い耳はきっと見えている。**]

(48) 2019/11/08(Fri) 00時頃

七星拳 ナツミは、メモを貼った。

2019/11/08(Fri) 00時半頃


【人】 七星拳 ナツミ

[真っ赤であろう顔を隠したくてしかたない。
でも隠したら顔が赤いのをばらしてしまうから
大和に気がつかれていないことを祈りながら
必死に視線を床に固定していた。

だって顔を上げて大和をみちゃったら
もう絶対にごまかせないじゃない。
だからダメダメ。このまま。

…だって何も大和が言わないんだもん。
変だって思われたのかな。思ったよね。
あんまりかっこいいね!なんて言ってた記憶はないし。]

(137) 2019/11/08(Fri) 22時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[こころが私を呼んでくれないかな〜!
そうしたら不自然にならずに離れられるのに。
なんで声かけないのよ〜。
いつもすぐに「どっちがいいかな?」って聞くのに。

心の中でやつあたりをしていたら
ぼそっと大和の返事が返ってきた。>>131]

 えっ やっ、あの

[そう言う返し方をされると思っていなくて
(どういう返しも想定していなかったんだけど)
何にも返事が思いつかない。

今の大和にはパーカーにジーンズが似合うと思うし
大人になった大和は今日みたいな恰好はすごく似合うし
別に同じ格好をした他人がかっこいいとは思わないし…!

ねえ、これって恰好の好みになってる!?
返事としておかしくない?ダメ!?]

(138) 2019/11/08(Fri) 22時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[軽くパニックになった私は
大和が別の話題を出してくれたのに気づかず>>132
バッ!と顔を上げて勢いのまま返してしまう。

私は完全に忘れていたんだな。
大人になったつもりで忘れていたけど
私は考えたことぜんぜん隠せないタイプだよ。]

(139) 2019/11/08(Fri) 22時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 や、大和ならなんでも好きだよ!

(140) 2019/11/08(Fri) 22時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[口から飛び出した言葉にびっくりしたのは
誰よりなにより私自身だった。

好きって。ううん間違ってはない。ないよ。
恰好が。恰好がだよ。主語大事だね!
そうそう、主語がなかっただけ。

あわあわしながら、必死に誤魔化しを試みたけど]

 ………ぃ、ゃ まって 違
 いや違わないけど ちがう!
 恰好が! 大和ならどんな格好も好きだなって…
 ……ぅぅ……。

[――…逆効果でしたね。

もう喋らせたくない口をふさいで、
私はその場にしゃがみ込んでしまった。*]

(141) 2019/11/08(Fri) 22時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ううう、消えたい。
かっこいいなって、ときめいただけなんです。

このころの大和はちゃんと傍にいてくれて
それってとっても私にとって嬉しかったなって。
改めて実感しちゃっただけなんです。

大和の影響って私にはとても大きかったなって
だから離れたら寂しくなったんだなって
気がついただけなんです。

ちょっと不安定になっているところで
物理的に体温とか感じちゃって
弱ってる心がぐらついただけなの!

そう、そのはず、そのはず。
私が大和を 好き なんて そんな]

(159) 2019/11/08(Fri) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[……そうなんだけど!

今さら過ぎる新しい気持ちに
キャパシティーなんてとっくにオーバーだよ!

今まで付き合ったことのある人たちとは
向うからアプローチされて流されるばかりで
嫌いだったわけじゃないというか
私なりに好きだったつもりだったけど。

星見菜摘 24歳(精神年齢)
こんなふうになるのは初めてです。]

(160) 2019/11/08(Fri) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[脳内で変なナレーションを流して
必死に現実逃避をしていたら
腕をぐいっと引っ張られる。>>157

肩が抜けそうなぐらい強く引っ張られたけど
私の腕を引っ張る大和は足早で
あっけにとられている間にあっという間に店の外。

――外、とはいえさっきのお店の中は
大きなガラス張りの窓のおかげで丸見えだけど。
通路を行きかう人たちの姿はなくて
冷たい空気が赤くなった頬を撫でていく。]

 だ、だいじょうぶ……。

[離された手をさっと背中にかくしてから
ちょっと痺れかけた指先を動かす。]

(161) 2019/11/08(Fri) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[どう言い訳しよう。いや、さすがに無理では。
きっと怒ってるよね。力が強かったし。
そもそも大和には好きな子がいるのに
私の気持ちとか知っちゃったらめんどくさいよね。

やだなあ、これで避けられちゃうのかなあ。
前もあんなに寂しかったのに
もっと寂しい気持ちになっちゃうのかな。

想像してじんわり鼻の奥が痛くなり
慌ててぶんぶん首を左右に振っていると
私の前に立ったままの大和に話しかけられる。>>158]

(162) 2019/11/08(Fri) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[大和の声は怒っていそうではなくて
おそるおそる彼の方を見る。

同じぐらいの背丈の彼はちゃんと私の方を見て
真剣な声色で、私の言葉の真意を確認してきた。>>158

これはこのままちゃんと伝えて
玉砕しろって思し召しなのかな〜……。
大和がはっきりさせたがるのも、よくわかる。
なにせ大和には好きな子がいるわけで……ん?]

 調子に乗るって…?

[大和の言葉の意味が今一つわからず
私は首をかしげてしまう。

でも、そう言うってことは
めんどくさいとまでは思われてないのかな…?*]

(163) 2019/11/08(Fri) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[避けられちゃうのも距離をとられちゃうのも嫌だな。
私のわがままなのはわかっているのだけど
大和が笑っている近くには居たいな。

そう思いながら大和の答えを待てば
なんだか複雑な顔をしていた彼が
すすっと視線を横に逸らした。>>176

これ、やっぱり困らせてるよね。
可能なら全部忘れてほしい。]

(183) 2019/11/09(Sat) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ぎゅっと両眼を閉じかけた私は
予想外の言葉を聞いてぱっちり目を開ける。>>176

う、うん? えっと?
確かに大和は弟だと思ってたけど
今は男の子なんだってわかっているよ。>>1:331

ちゃんと男子なんだなって
そう…見て…いるので……]

 あっ、う、う、ん。
 み、みてるよ。あの。

[その前の発言とつなげれば
大和のいわんとすることがわかった、きがして
私は再びボフッと顔を真っ赤にした。]

(184) 2019/11/09(Sat) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[横に流れてしまっていた視線は
いまは私を見てくれているかな。]

 そんなこと言うと
 私こそちょーしにのっちゃうよ……。

[昨日の夜のことといい
  ――だって専用って言ったから。

ひょっとして「大和の好きな人」って
もしかして、もしかするのかなって
ドキドキするのを止められなくて。

いまなら昨日みたいに手を握れるかなと
そっと右手を差し出しかけて]

(185) 2019/11/09(Sat) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[大和が突然声を張り上げた先には
大きな袋を抱えたこころがいた。>>177

このタイミングで……! と思ったけれど
やっぱり、いろんな意味で助かった〜……。]

 こころ、今月は貯金するんじゃなかったの?
 先月も散財したって言ってたじゃん!

[私もちょっぴり大きな声で言って
こころのほうに歩いて行こうとすれば
大和がぼそりと、心臓に悪いことを言う。>>181]

 う、うん、帰り……。

[帰り、と言われて茹ってた頭がちょっと冷静になった。
私の目的を忘れちゃだめだ。
こころを助けなきゃいけないんだから。]

(186) 2019/11/09(Sat) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[にまにま笑っているこころは、袋を大和に押し付けて
私の手をぎゅっと握ってきた。

至近距離で顔を覗き込んでから
「乙女の顔だね♪」なんて言われてしまったので
たぶんぜんぶばれてる。すごい。こころすごい。]

(187) 2019/11/09(Sat) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[こころを引っ張ってモールの中に戻れば
みんなで代わる代わるいろんなお店をみたかな。

ふと目についたのはショーケースの上に飾ってある
細い鎖に金属の星がついているネックレス。>>0:176

なんだか強い既視感があったけど
どこだったのか全然覚えてないなあ……。

可愛いけど社会人の私ならまだしも
高校生が気軽に買う値段じゃなかったから
こころが近くのイヤリングを見てる間だけ眺めて
そのまま立ち去った。**]

(188) 2019/11/09(Sat) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[私がこのショッピングモールにいる間に
こころが、事件に巻き込まれていたから
あの後、私はここには来づらくなっていた。

でもこころと手を繋いで回るのは
とても、とても楽しくて。
それでも事件が起きたと思われる時間帯まで
残るのは絶対に避けようと
こまめに時間は確認していた。

こころが、ここは外せない!って主張した
パンケーキのお店の列に並ぶ間
さっと大和がいなくなって>>195
いやな予感がしたころにひょっこり戻ったから
やっぱりモール内は大丈夫なんだなって。

――私は自分の勘を軽んじてしまったんだ。]

(271) 2019/11/09(Sat) 20時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

――逢魔時――

[こんなはずじゃなかったって
こころの手を握りならが私は後悔していた。

こころが乗ろうとしていたと思われる時間より
ずいぶん早くバスの列には並んだんだよ。
でも思っていたよりずっと混んでいて>>197
周りも何となくイライラしているような空気だった。

……バス停、こんなに混んでいたっけ?
例えば――本来別々だった私たちが三人で来たように
何かが少しずつ食い違って
誰かの違う未来の結果だったのかもしれないけど。]

 こころ、離れないでね。
 一緒に帰るんだからね。

[何度も何度も念を押す私にこころは笑って
はぐれないでね、って手を繋ぎなおしてくれた。]

(272) 2019/11/09(Sat) 20時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[二人が「次はここに行こう」とか
「未来」の話を語っているけれど
私はうまく会話の中に入れないまま
周囲に警戒し続けるのにも疲れてきたころ、

私の手を握っていたこころの手が緩む。]

 まって! だめ!!

[路地の方に視線を向けていたこころが
ふらりと列から離れようとしたから
私は理由を聞かずその手を引き止める。

ぶわって沸いてきた冷や汗が背中を伝って
指先まで血が冷えた。]

(273) 2019/11/09(Sat) 20時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 どこ行くの、列から出ちゃうよ!

[ダメだよ、と繰り返せばこころは困った顔をして
体調が悪そうな人がいるから、と教えてくれた。>>198
路地の方にふらふら歩いていく人は
壁にもたれかかって確かに体調が悪そう。

心配そうなこころだったけれど
私が手を握っているから路地へは行かない。
それでも冷や汗はなくならないけど
こころが離れないなら、きっと、大丈夫。]

 ね、大丈夫だってば。

[助けたいって思ってるのはわかるけど
でも、それでバスに乗り遅れたり
犯人に捕まってしまったのかもしれない。

それなら行かせるわけにはいかない。]

(274) 2019/11/09(Sat) 20時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

 バス逃しちゃうし、きっとお店の人が気がつくよ。
 バスに乗るとき運転手さんに言ってもいいし

[代案を必死に伝えていれば
大和がさっと荷物を置いて走っていってしまう。>>198

そうか、私が大和にこころを頼んで
様子を見に行ってもよかったな。
そう思いながら大和の背中を見送って――]

(275) 2019/11/09(Sat) 20時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[――ずっと、不思議だったの。

どうして路地の奥が事件現場だったのかなって。

警察も私たちも連れていかれたのだろうって
(だってあそこには何もないから)
そう思っていたし、私も今までそう思っていたけど。

こころを連れ去った犯人の目撃者がいなくて
事件の解決はできなかった――けれど。

もしかして こころは
自分から 事件現場に向かったの?]

(276) 2019/11/09(Sat) 20時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[それなら いま

  そっちへ向かっている 大和は――……?]

(277) 2019/11/09(Sat) 20時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[持っていた荷物をこころに押し付ける。
目を丸くしたこころの肩を掴んだ。]

 ここで! 絶対ここに居て!
 追いかけてきちゃだめ!

[見たことがないであろう私の剣幕に
こころは何を思ったのかな。
でも今は説明なんてできなかった。]

 こころ、こころ。

[最後に抱きしめて、だいすきだよって。
本当はそう言いたかったけれど
それは私の自己満足でしかないよね。]

(278) 2019/11/09(Sat) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[私は身をひるがえして人ごみを飛び越え
最短距離で大和の後を追う。

はやく、はやく、もっと早く。
部活をしっかりしていたこの体は
七年後の私よりずっとずっと足が速い。

だから――私は間に合ったかもしれないし
思い至るのが遅すぎて
間に合わなかったかもしれないけど。]

 ……大和ッ!

[叫んだ声に、彼は反応しただろうか。*]

(279) 2019/11/09(Sat) 21時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[私の知っている「事件現場」を通り過ぎる。
そのさらに向うには当時は空地があったはず。

路地を通り抜ければ薄暗い空地に
大和の背中が見えた。>>286
まだ大丈夫、と安心したのもあってか
私は彼の注意を削ぐという迂闊な行動をしてしまう。

その結果――その結果がこれだ。
ふらふら動く謎の人物が何かを大和の肩に刺した。>>287]

(301) 2019/11/09(Sat) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ ――こいつだ。
  こいつが、こころを。

 そして今、大和を。 ]

(302) 2019/11/09(Sat) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ぶわっと全身の血が泡立った。
拳を強く握りこんでから、私は駆け出す。

新たな乱入者に気がついたのか、人影は私の方を向いた。
フードの内側には妙なマスクをかぶっているけど>>284
そんなの今の私にはどうでもいい。]

 おっ、ま、え、が‼

[腹の底から叫びながら私は駆ける。

人影につかみかかろうとするけど
さすがに直線的すぎたのか
相手は数歩ひいて私の攻撃を避けた。

何とか片手だけでも
あるいは大和を刺した武器だけでも取り上げようと
私は欲張って手を伸ばしたのが徒になる。]

(303) 2019/11/09(Sat) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[突っ込んだ私はそれなりに速度があったから
綺麗にかわされて空中を半回転し
受け身もうまく取れず地面にたたきつけられた。

直接頭を打つのだけは何とか避けられたけど
肩を打ったのか指先まで強く痺れて
立ち上がりが遅れてしまう。

それでも何とかあがいて体を回そうとすれば
焼けるような痛みが左腕に走る。]

 ぐっ…
 ――っ、ぁ゛っ……!

[ぐり、と何かが肉の中に押し込まれる。
目の前が真っ赤になったけれど
大丈夫、耐えられない痛みじゃない、大丈夫。]

(304) 2019/11/09(Sat) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[私は右腕を伸ばして私に刺さっている武器を
それを持っている先の相手の腕を掴む。
ぎょっとして身を引いてももう遅い。

人に刺しても自分の腕を掴まれない距離が欲しければ
槍でも持ってくるしかないんだからね!!]

 ………スゥ

[握力も腕力もそれほどいらない
大事なのは重心の移動。それだけだ。]

(305) 2019/11/09(Sat) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ――ハッ!!

[呼吸に合わせ、腕を掴んだまま地面にたたきつける。
私の体重はそれほどではないだろうけど
自重でそれなりにダメージにはなったはず。

すぐさま手首をひねって武器を奪おうとして
私の腕に刺さりながら抜け落ちていく武器を
私は確かに自分の目で見てしまう。

――ナイフじゃない。錐のような武器でもない。
これは――細長い まるで 爪みたいな……]

(306) 2019/11/09(Sat) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[……暗器ってこんなやつだっけ?
見覚えのないものに混乱しながら
手から叩き落せないことに私は呆然として。

――向うが跳ね除けて走り去ろうとすれば
それは許してしまうかもしれない。*]

(307) 2019/11/09(Sat) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[完全に関節を抑え込んでいたはずなのに
ありえないほどの膂力でもって
私の体は押し返される。

ブン!と振り回される武器が目の前に迫っても
上手く動けなかった私は何かに引っ張られて
その場でぐるっと回転した。]

 ――ぅ、っ。や、大和!
 大和、大和、大丈夫!?

[起き上がる頃にはもう人影はいなくて
追いかけたい気持ちもあったけれど
私の腕を掴んだものは明らかにぬめりを帯びていて。]

(329) 2019/11/10(Sun) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[薄暗いとはいえ明かりがある場所だから
私の目は怪我をしていないはずの私の腕が
真っ赤に染まっているのに気がついてしまう。

私の血じゃなくて――大和の血だ。>>309]

 どこっ、どこ刺されたの!?
 まって、やだよ、大和、ねぇ……!

[私はこころが笑っている未来が欲しかったの。
何だってするって思っていた。
どんな犠牲だって払っていいと思っていた。>>0:271

でもそれは「私は」だ。
犠牲を払うのは、私だ。私であるべきだった。]

(330) 2019/11/10(Sun) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[震える手で大和の怪我を確認しようとして
彼がつぶやいた一言に青ざめる。>>312

あんな人がバスの列に突っ込んだら
そこに――そこに、こころがいるのに。
動くなって私が言ったから、そのままそこに]

(331) 2019/11/10(Sun) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ヒュッと喉が鳴って私は立ち上がろうとしたけれど
うっかり怪我をした腕を支えにしようとして
今さらの激痛に顔をしかめながら膝をつく。

私を引き留めるように電話の音が鳴って
大和が出たから必死に袖を引いたけれど
変わることもスピーカーにしてくれることもなく
彼が話をする横でじりじり喉が焼ける心地になる。

こころを助けたかったの。
だからって大和が代わりになれなんて思ってない。
でも――いまは、とにかく無事でいて欲しい。]

(332) 2019/11/10(Sun) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[しばらく黙って通話をしていた大和は
ゆっくり私のほうをみて、しっかり頷く。

『ちょっと菜摘どうしたの!?』

スピーカーから聞こえてきた声に
私はへにゃりとその場に座り込みそうになる。]

 こ、こころ、大丈夫ね、何ともないね?
 お店の人に急いで警察と救急車、呼んでって頼んで
 急いでって!

[何とかそれだけ口にできたけれど
私もそんなにうまく話せたわけじゃなかった。
それより隣でぐったりして痛そうにしている
大和の方が気になってしまう。>>315]

(333) 2019/11/10(Sun) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[しゃがんで頬とか触ってみるけど
血の気はちゃんとあるし意識もしっかりしてるし
流れる血がどんどん広がっていることもなくて
むしろほとんど止まっているようだった。

大丈夫、って聞いたら
全然違う答えが返って来る。>>316]

 なんで。逃げるわけないじゃない。

[押し当てられた頭をそのまま抱き寄せて
私は大和の呼吸を感じながら目を閉じる。]

 ……違うの、違うんだよ大和。
 謝るのは私の方なの。

[やっぱりモールには来るべきじゃなかったし
せめて大和には打ち明けておくべきだったし
もっと注意するべきだったよね。]

(334) 2019/11/10(Sun) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[上手くやればもっと、どうにかできたのかな。
大和に怖い思いや痛い思いをさせず
上手に全部なかったことにできたかも。

ああ、それでも。]

 ねえ、大和。

[どこからか音が聞こえる。
それは私が昨日聞いた音。>>0:271

帰り道に言うって言ってくれた「続き」は>>181
どうやら間に合わないみたい。
だから私は大和の髪にそっと鼻を触れさせる。
血の臭いの向うに、ちゃんと大和の匂いがして
小さく吸い込めばなんか安心できた。

うん、大丈夫。]

(335) 2019/11/10(Sun) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ここから先はどうなるのか私は知らない。
私がどうなるのか、私はよくわかってないの。

だからもしかしたら明日の私は
今の私ではないかもしれないし
それどころか消えてしまうのかもしれないけど。


それでいいんだ。
だって私は目的を達成したんだから。]

(336) 2019/11/10(Sun) 00時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[もしも今の私じゃなくなったら
私が大和のことを好きなこと
忘れちゃってるかもしれないけど。

――そんなのたいした問題じゃないよ。
だって私は、あなたが傍に居てくれるなら

何度でもあなたを好きになるから。]

(337) 2019/11/10(Sun) 01時頃

【人】 七星拳 ナツミ

[もし大和がすぐに返事をくれていても
私の耳に届くことはなかった。

かわりに世界が止まったようになって
昨日会った男の人が
もう一度私の前に立っていた。>>308

その人は特に感情を見せることもなく
ただ私に、一つ問いかけをする。

 「戻った暮らしはどうでしたか?」

私はにっこりと、笑ってみせた。**]

(338) 2019/11/10(Sun) 01時頃

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