125 【突発誰歓】I-GAME.ver.2
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/23(Mon) 08時半頃
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[
カシャン カシャン
遭遇者にとって死を意味する足音が、洞窟内へと木霊する。 淡い光に照らされたその内部を、騎士は黙々と踏破する、見上げるほどに巨大な洞窟ではなかったらしく、目測で横幅16m.高さ8m程度の空間が延々と続いていた。 今のところは誰とも接触はしていない、行けるところまでは行き、其の後に引き返す予定である騎士は、唯々歩を進めるのだ。]
(3) 2014/06/23(Mon) 09時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/24(Tue) 14時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/24(Tue) 21時頃
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[ 結局、彼女との間にあった感情は何だったのかと、彼は一人自問する。
男女間の愛情? 生を受けて九年の男にそんな甲斐性を求められても困る。 友情? これも違う気がした、それ何方かと言うとあの喧嘩仲間との間に感じていた気持ちだろう。 信愛? なるほど、これは当て嵌まるかも知れない。
妹の様だと思っていたし、彼の独りよがりな思い違いでなければ、彼女もそんな風に自分と接していたなと、彼は一人自答する。
彼女は、幸せだったのだろうか。
そんな曖昧模糊な疑問を前に、彼は二の句を紡げない。
死んだ人間の気持ちは、死んだ人間にしか分からない。 あぁ、生者のなんと無知な事か、憐れなハンプティ・ダンプティは、潰れてしまってもう誰にも理解されないのだ。]
(61) 2014/06/24(Tue) 22時頃
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[
カシャン カシャン
金属が岩肌を踏みつけ、前進する度に不気味な不協和音は洞窟内を反響する。 そして、いつ迄も続くかと思われた其れが鳴り止んだのは、騎士が出口へと辿り着いた証拠であった。 騎士のレバーを破壊した入り口を西口と呼ぶのなら、こちらは東口と呼ぶべきか、兎も角、騎士は洞窟を抜けたのだ。 騎士は東口に近づき、周囲を確かめ、誰も近寄っていない事を確認すると、踵を返し洞窟内へと引き返す。 あちらの入り口に気がついた者がいれば、十中八九鉢合わせになる、そうなれば雪白の騎士に敵などいない、獅子を蹴り殺し、森人と腕相撲をしたところで楽々と捩じ伏せるだけの出力を持つ騎士は、ただ黙々と今来たばかりの道を歩み戻る。
カシャン カシャン
]
(65) 2014/06/24(Tue) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/25(Wed) 00時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/25(Wed) 00時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/25(Wed) 01時頃
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[ 洞窟の内部は、例のタブレット端末に入れられていた地図から分かる様に緩やかな大カーブを描いている。 この混沌の坩堝と化した無人島の外周、その南東部を囲むように伸びる洞窟内を純白の騎士は悠然と歩んでいた。
カシャン カシャン
機械によって構成された脚を踏み下ろす度に、歪な足音がくぐもった金属音となって洞窟内を舐め回す。 恐ろしい程に均一な歩幅で、単調なリズムを刻むように手脚を駆動させる。まるでメトロノームか何かのように、ただし針の代わりに振るわれる白亜の四肢は、その一本一本が凶悪な兵器となる魔手でもあるのだ。 そんな騎士の一歩一歩は、きっと誰かの死へと繋がっている。 そう認識した上で、騎士の歩みに迷いなどは一片たりともありはしない。 迷うことは、全てに対する侮辱であり冒涜となるからだ。
起こり得る遭遇の時は、もうすぐ其処まで迫っている。]
(82) 2014/06/25(Wed) 03時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/25(Wed) 15時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/25(Wed) 17時半頃
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[ その微かな足音に騎士が気がついたのは、あれから暫く進んでからの事だった。 誰かが、こちらへ向かって来ている。m単位では不明だが、そう遠くはない、そもこの緩やかな曲線をなぞれば何れかち合うのだから、そんな細事を騎士は気にしなかった。
ーー迷わず、全力疾走。
腰ダメに構え、機械の両脚を駆動させとんでもない速度で足場を踏みつけ、獲物を狩る肉食獣を思わせる空気を纏い、洞窟内を駆け抜けて征く。]
(96) 2014/06/25(Wed) 18時半頃
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[ そこはちょっとした広間の様に間が空いていて、洞窟が腸だとするならここは胃と言うべきか、兎も角そんな空間があり。
その中央に、男が一人、たった一人で立っていた。
若い男だ、歳は騎士とそう変わるまい、心臓を抉ればきちんと死にそうな顔だ。]
「やぁやぁ。君が騎士くんかい? 」
[ 広間へと踏み入り、一度脚を止めた騎士に対して男はそう呼びかけた。 確かに騎士は、彼女の為の騎士だ、彼女の為に戦う騎士でありーー]
あぁ、彼女の為に、君を殺す騎士だ
[ 再び、吶喊。 ただし今度は右手を四本貫手の形に揃え、相手の心の臓を抜き取る為の吶喊だ。]
(97) 2014/06/25(Wed) 18時半頃
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[
ーーーー本当はもう、気付いていた。
ーーーーそれが、誰の為なのか。
]
(98) 2014/06/25(Wed) 18時半頃
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テッドは、>>97の吶喊以下の文は取り消し
2014/06/25(Wed) 19時頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/25(Wed) 19時半頃
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>>99ヤト
[ 何故だろう、何故自分は今すぐに吶喊し、あの男の心の臓を抉り出さないのかと、騎士は一人考えを巡らせる。 男がこちらへかけて来た言葉など聴き流し、直ちにその命を断つべきだと言うのに、騎士は不思議とその言葉に耳を傾けていた。 そんな男の言動を一言に纏めるのなら…………名乗れ、要はそう言いたかったらしい。 構えも何もなく隙だらけ、全身で殺してくれと訴えかけて来ているようにしか見えない男の、ちっぽけな要求。 戦闘に於いて全くの無益な行動であると、騎士の頭脳は迷わず答えを得る、故にそんな虚言に構わず、2秒とかけずに男との間を殺し、其の勢いのままに男の命を散らす、それが騎士にとっての正解だ。
ーーだと言うのに、この男だけは、何故だか無視をしていはいけないのだと。]
テッド、テッド=茂呂河・オースティン……だ
(101) 2014/06/25(Wed) 20時半頃
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[ そう思ってしまった騎士の、いやテッドの口から洩れたのは、紛れもない、名乗りの口上。]
ボクが掲げる願いはただ一つ、【このゲームに今迄関わった全ての人々の死を、なかった事にすること】だ 後でなかった事にするから死んでくれとは言わない、君がボクを信じなければならない道理もないからね
[ こんなくだらない遊戯の犠牲者達に、元の世界を。
『カエサルのものはカエサルに、神のものは神の元へ返しなさい。』
せめて、在るべき生活を、世界を、取り戻す為に。]
(102) 2014/06/25(Wed) 20時半頃
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いいんだよ、おこがましくたって、望まずこのゲームに放り込まれて、訳も分からず死んだ人だって居るだろう、彼等には彼等の世界があったはずだ、それも在るべき姿に戻す……なんて偽善を振りかざしてはいるけれど
これは徹頭徹尾ーーボクの我儘なんだから
君は君の道を歩けばいい、ボクはボクの道を征く、それが交差し何方も譲れないのなら、ボクは君の全てを踏み潰して先へと行くよ
其の果てに、彼女は居る、あまり待たせるわけにもいかないんだ
[ 本当はもう、とっくに気がついていた。 藍の死と、ミナカタの墓へと舞い降りた黒い羽、そして【アイ-GAME】の名を冠するこの死の遊戯。 魔法少女になりたいと、彼女はそう繰り返し言っていたではないか。]
(全く、いつ迄たってもボクは君に振り回されてばかりだよ……藍)
[ トマホークを構えた目の前の男ーー上原夜斗の姿が消えてゆく、どうやらそう言った能力のようだ。 だが、消えた位置さえ掴めていればやりようは幾らでもある。 騎士が其の手に握ったのは、洞窟内を転がっている数多の石ころ、その一つ、拳大のそれを拾うと。
(106) 2014/06/25(Wed) 22時頃
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容赦無く、投擲する。
当たれば儲けものではあるが、騎士の狙いは別にあった。 騎士の有する万力の如き力を加えられていた石ころは、地面へ着弾すると共に砕け散り粉塵と化す、その広がりに目を通せば、例え透明になろうともその空白地帯が上原夜斗の姿を騎士へと教えてくれる。
見つけた、後は唯ーー吶喊するのみ。
ドッ、と騎士の足元が爆ぜる。 人が前をへと進む力を得る時、大地を蹴ることによりその反発力を使うのだが、あまりに強い力で踏み込むと人体は容易に傷付いてしまう。 だが機械仕掛けの騎士《エクエス・エクス・マキナ》だ
どれだけ強く踏み込もうとも、機械の脚はその全ての反発力を推進力へと変えてゆく。 空白との間が数瞬に殺され、騎士の右手の貫手が放たれた。]
(107) 2014/06/25(Wed) 22時頃
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[
ーーーーしてやられた。
騎士がそう悟ったのは、頭蓋を突き抜けたゴキリ、と言う本来人外からなるべきではない歪な音が響き、背骨をなぞる様なラインから血潮が噴き出した、まさにその瞬間であった。 上原夜斗の存在が意識から抜けた、と評すべきか、そこに在るはずの空白が騎士の五感ーーいや、第六感からすらも消失した、その直後に切りつけられた。 灯台の時といい、どうにも自分はこの手の搦め手に弱いな……などどいう感想を抱く暇すらなく、騎士の意識が暗転する。
ーー後頭部に受けた傷は、頭蓋骨にヒビを入れ、脳にまで到達していた。
脳、言うまでもなく、人体で最も重要な部位の一つだ、どんな人間であろうと、脳だけは鍛えられない。 背中の傷も相当に深く、背骨の一部を削っている、皆まで云わずとも致命傷。 助からない、万人がそう判断するその現状を。
機械仕掛けの騎士《エクエス・エクス・マキナ》が覆す。
違う、そこじゃないぞ、と。]
(111) 2014/06/25(Wed) 23時頃
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チク・タク チク・タク
壊れた時計は戻せない
チク・タク チク・タク
憐れなハンプティ・ダンプティ
チク・タク チク・タク
潰れてしまってもう戻れない
チク・タク チク・タク
だけど白い騎士が持ち上げて
チク・タク チク・タク
ハンプティ・ダンプティ元に戻った
(112) 2014/06/25(Wed) 23時頃
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[
ギチ ギチギチ ギチギチ ギチギチギチギチギチギチギチギチギチギチギチギチ ギチギチ ギチギチ ギチギチギチギチギチギチ ギチギチ ギチギチギチギチギチギチ ギチギチギチギチ ギチギチギチギチギチ ギチギチギチギチ ギチギチギチギチギチ ギチギチ ギチ!!!!!!!!
明らかに、人の体から出て来てよい音ではなかった。 先程の、騎士の脳をまでを削った一撃、其れすらまだ常識の範囲内だと思わせてしまう奇怪な雑音が、騎士の内側から鳴り響き、洞窟内を埋め尽くしていく。 そして、騎士の内側から出ていたのは、音だけではなかった。 真っ白な、しかし清潔感ではなく嫌悪感を抱かせるような雪白が、騎士の欠損を埋めてゆく。 体が金属のパーツで補完され、機械の体が組み立てられる。 後に残るのは、白亜を纏った機械仕掛けの騎士だ。 騎士が立ち上がる、叫び声をあげている上原夜斗の、その眼前へ立ち塞がり、右手を以って貫手を作る。
躊躇は、なかった。]
(113) 2014/06/25(Wed) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/25(Wed) 23時半頃
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