16 漂流旅行
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― 回想 ―
?
[首を傾ぐ。 手も足も確りと感覚を残し、身体に残っている事を ゆらり、視界に入る『何時も通り』で悟る。]
……あれ? 私…―――
[何がどうなったのか、思い出そうとしても 直前の出来事が、霧に覆われたように思い出せない。]
……此処は?
[辺りを見回しても、真っ白で深い、霧に覆われていた。]
(+0) 2010/08/10(Tue) 06時頃
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……
[丸い眸を細め、霧の向こうを見つめる。 時折、一箇所だけ霧が薄くなるのに気づいたからだった。]
イアン……先生?
[其処に見えたのは、教師の姿。 何かを抱え、何処かへ歩いているようだった。]
(+1) 2010/08/10(Tue) 06時頃
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何……?
[抱えている物がどうしても気になった。 知りたい、という気持ちは何処か焦燥感に似ていて 身体をかりかりと細い爪で毟られるようだった。]
せ、
[其れが何か。 瞬間、見えてしまった、形。]
………
[失った言葉は、何度も何度も、魂を駆け巡る。]
(+2) 2010/08/10(Tue) 06時頃
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[魂をきゅうと締め付けられた。 感覚は、涙が頬を伝う温もりに似ていた。]
………ごめんなさい。
[其れでも其処に在ったのは温もりでは無かった。 全てを思い出し、向けてしまった言葉を悔いる、 冷え切った、温度。]
ごめんなさい…… ごめんなさい………… ごめっ、―――
[言葉が詰まり、霧散しそうになる魂。]
(+3) 2010/08/10(Tue) 06時頃
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[其処へ魂を呼ぶ声がする。 霧散しかけた魂が引き戻された場所は 相変わらず霧に包まれては居たが、]
……誰? 誰、なの?
[真っ白では無く、桃色だった。 >>3:70]
誰? ……お願い、応えて…!
[呼び続ける声に、問いかけても応えは帰らない。 疎通の出来ない、二つの気持ち。]
(+4) 2010/08/10(Tue) 06時頃
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え……?
[>>3:79 其処へ続く、声。 あちらからは此方の様子がわかるのだろうか、と 一瞬躊躇して、眸を凝らす。]
……
[>>3:82 けれど、何の確信も無い内に、 その声は『何か』に包まれてしまったようだった。 言葉には出来ない、不安のような感情が沸き上がる。]
(+5) 2010/08/10(Tue) 06時半頃
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……ねぇ。 イリス。 ……イリスでしょ?
[確信は無かった。 けれど、口から漏れた答えは何処か願いにも似た響き。 自身が良く知った、本当の、彼女。 繕った強さの内側で震えている、弱さ。]
……私の声、聴こえる?
[問いかけるも。 相手からの返答は、矢張り、無い。]
(+6) 2010/08/10(Tue) 06時半頃
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……きっと。 私の声は、貴女に届くって信じてるから。 ………だから、私は。
[相手からの応答が無くとも、続く言葉。 教師に対しての悔いが、 せめて、と親友に対する祈りの強さに代わっていく。]
……精一杯、声を、絞るから。 だから、お願い。
……届いて。
[最後は、聞いて欲しい、という受動的な祈りでは無く 届いて欲しいという、能動的な祈り。]
(+7) 2010/08/10(Tue) 06時半頃
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私の王子様で、居てくれるんでしょ?
[今はもう、懐かしむ事も出来なくなった過去。 それでも、優しくて、大切な、過去。 声は自然と柔らかな笑みで彩られた。]
悲しい、けど――― 私はもう、貴女に触れることも、傍に居ることも 辛いとき、慰めてあげることも、出来ない。
だけど……
[ >>3:88 弱弱しく、負けてしまいそうな友人の声。 笑みは悲しい色に変質するも、首を左右に振る。]
(+8) 2010/08/10(Tue) 06時半頃
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だけど………
[嘘を付くのが下手だな、と苦笑いする。 元気で素直で、けれど心は弱くて。 そんなアイリスだから、セシエルについて触れた言葉が どういう心算だったかなんて、嫌でも伝わってしまう。]
……だから。
[>>3:91 確かに霧の向こう、 その瞬間だけは、はっきりと見えたアイリスの眸。]
(+9) 2010/08/10(Tue) 06時半頃
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お願い。 此れからも、私の王子様で居て?
[霧が再び、二人を遮ってしまう間際。 届くかも解らない祈りを、眸に込めた。]
――――、さよなら。
[必死で繕った笑みは、 何時までも包んであげられない、弱い掌は。 大切な友に*伝わったのだろうか*]
(+10) 2010/08/10(Tue) 06時半頃
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― ???? ―
……
[何度も、何度も。 名を呼ぶ声が、した。]
……なんでだろう、ね
[声は一つでは無かった。]
私って此処まで見る目、無かったんだね……
[生ある間には気づけなかった、音。 今になって魂を縛る、強い後悔。]
(+31) 2010/08/12(Thu) 01時半頃
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もう、
[首を左右に振る。 面には悲しみと、悔しさが浮かぶ。]
……私の事は、いいのに あんなに酷い事を云った、のに …………どうして?
[問い掛けは、届いて欲しい場所に届かない。 きつく眸を閉じて]
……イアン先生。
[名を呼んでも、祈りは誰が聞き入れてくれるのだろうか]
(+32) 2010/08/12(Thu) 01時半頃
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マーゴは、一歩ずつ。時間を掛けながら自身を呼ぶ声の方角へ歩く。
2010/08/12(Thu) 01時半頃
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……
[魂は未だ最後の畏怖を拭い切れては居ない。 歩み進むのが普段より遅いのは、その為だった。]
先生。
[其れでも逃げずに進むのは 伝えたい言葉が、ゆっくりと背を押してくれるから。]
(+33) 2010/08/12(Thu) 02時頃
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……
[辿り着いた時、教師が指差したのは此方だった。 背の先には、身体が眠っているであろう場所。]
……もう。
[俯いて、眸を閉じ、首を左右に振る。 傍にヘクターの魂が在っても、 今は、声を掛ける事も無い。]
(+36) 2010/08/12(Thu) 03時頃
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マーゴは、イアンへと手を伸ばそうとするが、もう一方の手で其れを緩く抑える。
2010/08/12(Thu) 03時頃
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