48 マーメイドライン
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[少女の縋る腕を抱き止め、背を緩やかに撫でる。 己がそうしてもらったように、静かに]
……酷いお兄さんね。
[ほんの少しだけ、責めるような色を含んだ言葉。 茶化すでも無く、本心からの物でも無い]
かわいい妹を、おいていくなんて。 海に、還ってしまうなんて。
[ただただ寂しくて、哀しくて。 少女を抱き締めたまま、涙に霞む海を見詰めた]
(1) 2012/05/19(Sat) 00時半頃
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[掠れた声は未だ濡れていたけれど。 憑き物が落ちた……とは言えないまでも、大分落ち着いた物に聴こえた]
――うん。
[桟橋の地に片手を突く。 小さな砂利が掌に食い込むのを感じながら、突いた腕に体重を掛け、残る片腕で少女を抱き寄せた]
うん、ありがとう。
[唇に乗せるのは感謝の言葉。 少女の言葉に重ね、涙の残る瞳を伏せる]
(15) 2012/05/19(Sat) 23時頃
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……はやくお兄さん、帰ってくるといいわね。
[きっと帰ってくる、なんて気休めの言葉は口に出来ない。 無事に帰って来れたら良い、などとも]
[少女の口振りからして、彼女の兄の生存の可能性は低いのだろう。 それでも、早く彼女の元に大事な人が戻れば良いと。 そう海に祈った]
(16) 2012/05/19(Sat) 23時頃
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[ふと、地に突いた指先に濡れた感触。 伏せていた瞳を上げ、視線を其方へと向けると]
……クラリッサ?
[海で亡くした人と同じ名を持つ猫が、其処に居た。 ぺろりと指先を舐め、視線を合わせて「にゃー」と一鳴き]
[ただ食餌を強請っているのかもしれない。 けれど、彼も己と少女を慰めてくれたように感じられ、小さく笑う]
(17) 2012/05/19(Sat) 23時頃
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[気配に腕の中の少女が身じろいだ気がして、腕を解いた。 身体に馴染んできていた熱が離れて行くのを、少しだけ名残惜しく感じながら]
あたし、ラディスラヴァ。 ……この子はクラリッサというの。
[随分と今更な気がしたけれど、身体を離してしまうと何処か気恥ずかしく、猫に視線を移す事で視線を外した。 人気が無い桟橋とは言え、わんわん泣き喚いてしまった]
[――人気が無くて、本当に良かった]
(18) 2012/05/19(Sat) 23時頃
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