159 戦国 BATTLE ROYAL
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[円陣を組む隅慈の兵は隊に任せ。 切り開かれた一筋の進路を、馬に乗って一直線に駆け抜ける。
遙か前方。目指す円の中に声を張り上げて指揮を飛ばす鬼姫の姿を見付けて、赤い唇が緩やかに弧を描いた。
周囲の銃声や剣戟に交じって、正面から乾いた発砲音が響く。>>2 防ぐ盾も、身代わりにする兵もなければその弾は馬の目を見事に打ち抜いて。 一声鳴く間もなく崩れる馬の巨体を踏み台に、白と濃紺の影がスッと飛んだ。]
ご機嫌いかが?西の鬼姫。 今度は雪と、遊んでくれる?
[真正面から切り込んで、短筒と関節剣の間合いの内側で横薙ぎに太刀を抜いた。**]
(5) 2015/05/20(Wed) 01時半頃
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[>>7抜いた太刀を躱されて残念に思う間もなく。 放たれた回し蹴りは屈んでやり過ごす。]
雪、元服してるから子供じゃないもーん
[むぅ、と唇を尖らせて。 低い姿勢のまま、再び太刀を横に振るう。
ジャラリ
金属の音を響かせて解けた太刀は、地を這う蛇のようにうねり、回し蹴りを放った直後で片足が宙に浮いたままの、鬼姫の軸足を狙う。 一太刀目を交わすなら、二太刀、三太刀と追いかけて。
伏せた身体を起こせば、首をかしげて問うただろう。]
それに。 雪が子供のお遊びなら、おばさんだって女の戦ごっこじゃない。
[赤い目を細めて嗤う。愛らしい顔は、いっそ憎らしいほどに。**]
(8) 2015/05/20(Wed) 02時頃
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ないご? ごどっじゃ? 何言ってるかよくわかんなーっい
[>>13>>14聞き慣れない鈍りに首をかしげて、見事に鬼姫の逆鱗に触れたと分かれば、悪戯の種を見つけた子供のように紅玉の目を輝かせる。]
あははっ 怒るのはそこなんだ、おばさんっ
[戦ごっこよりも、おばさんに反応するのかと、鈴の音のように笑い。]
(22) 2015/05/20(Wed) 12時半頃
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[>>15放たれた散弾の雨を見上げて、伸ばしていた剣を振るい戻す。 ジャラリと音をたてて剣は太刀に。 受けるか、かわすか。]
試してみよっか? たかだか鉛の玉に、柳の枝が折れるかどうか。
[好戦的なその目に、引くという二文字はない。 ならば速さを活かして進むのみ。]
(23) 2015/05/20(Wed) 12時半頃
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ーー柳に風と受け流そうぞ
[降り注ぐ鉄の雨を、銀の刃が撫でて削ぐ。 ジャラリ、ジャラリと唄う刀の音色はお囃子のように調子を取り。 くるり、くるりと進む様は、さながら雨の中を童子が柳の枝を振りながら駆けて行くよう。 剣に弾かれた弾が、二人を囲む隅慈の兵に飛び火する。 中には意図的に鬼姫へ向かって弾き返されたものもあったかもしれない。
雨がやむ頃には、鬼姫が開いた距離は元に戻っていたか。 再び剣の間合いに捕らえ、ことりと首を傾ける。]
(24) 2015/05/20(Wed) 12時半頃
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残念。あなたじゃ雪の柳は折れないみたい。 鷹船の槍の鋭さには、遠く及ばないね?
[雨に打たれて、皮膚が裂けたか。こめかみから朱を流しながら、どこか勝ち誇ったような笑みを浮かべて。
その喉元を掻き斬ろうと、柳の枝がジャラリと鳴った***]
(25) 2015/05/20(Wed) 12時半頃
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[鬼姫の首を狙った一太刀は寸でのところでかわされ、首の皮を薄く裂くに留まる>>34 戦狂いと呼ばれれば互いに不敵な笑みを交わし、頭上から打ち込まれる弾丸を剣で弾いて落した>>35]
もぉ… そんな小さな弾じゃ、雪の柳は折れないって…
[景虎の言葉を遮る様に響いた轟音>>31 音のした方へ目を向ければ、隅慈軍の西方に位置していた花柳藤の軍旗が慌ただしく揺れている。 南から押し寄せて来る別の軍勢に、横っ腹を抉られたらしい。]
(38) 2015/05/20(Wed) 18時半頃
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っあは!
[北からの軍勢。その旗印は花弁を重ねる桜。 となれば、小太郎の知らせにあった山芭家だろうか。 軍を率いるのは齢八十の老婆だと聞いていたが、なかなか持って豪胆だ。]
すごぉい… あんな大きなもの撃ち込まれたら、流石の柳も折れちゃいそう…!
[横から大筒にも似た弾を撃ち込まれ、崩された陣形を立て直そうと右往左往する柳と藤の旗印。 折れちゃいそうと、その威力を讃える顔は恍惚としてどこか危うい。]
(39) 2015/05/20(Wed) 18時半頃
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ふふっ 老いた舞姫に鬼姫に姫夜叉 少しは楽しめる?
ねぇ、楽しませてくれる?
[その問いは鬼姫ではなく山芭の総大将へ。]
老いた古木の桜。 柳では太刀打ちできなくても、藤の枝ならどうかなぁ…?
[初めて会いまみえる手合いなら、まずはその戦法を探るのが定石。 しかし隅慈の組んだ方円の結界の中に、花柳藤の兵はひとりも居ない。 ならば雑兵もろとも蹴散らし食いつくすまで。
白の悪鬼が、にまりと笑った**]
(40) 2015/05/20(Wed) 19時頃
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ふふっ ありがとー、おばーちゃん。
[>>43めんこい、と言われれば、素直に褒め言葉と受け取っておく。 自分の見てくれが、童女さながらに愛らしいことを熟知しているのだ。例えその容姿に、暗い過去が付きまとっていても。]
でも、手加減はしてあーげないっ
[柳の枝より伸びた剣をひと振り。 じゃらりと鳴る刃音は、舞妓隊の動きに沿って調子を取る様に鳴り歌う。
そして誘われるままに桜の園へ踏み入れば…]
(49) 2015/05/20(Wed) 20時頃
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――人を惑わすものが、桜ばかりとは限らない
[桜の花が風に吹かれて舞うならば、柳の枝もまた、風に揺れてさらさらと舞う。 桜がその美しさで人を惑わせるなら、柳の葉はその静かで妖しいたたずまいの内に人を惑わせる。
桜の木が優美を語るなら、柳の枝は幽玄を語ろうと。
音の韻を踏むように、扇の一旦を柳の枝で打ち据えて、たおやかな桜の花弁を散らそうと鞭のように剣をしならせた。*]
(50) 2015/05/20(Wed) 20時頃
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[>>57山芭の言った流派と花柳藤の剣技は、確かに切っても切れない縁だ。 ひと目でそれを見抜いた八重の目は、確かに八霞流の舞妓を指揮する者だと言えるだろう。
惜しむらくは、その美しさの全盛期を景虎は噂としても知らぬことか。
老いた舞姫の振りかざす巨大な鉄扇を柳の剣で受ければ、互いの間にバチバチと火花が散る。]
あははっ おばーちゃん、無理しちゃダメだよぉ?
[祖母に戯れる玄孫のように無邪気に笑うが、その赤い目に宿るのは愛らしい夜叉ではなく、冥府から顔を覗かせた戦狂いの悪鬼。]
(61) 2015/05/20(Wed) 21時頃
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[ふわり、ふわりと。 黒い珠が霞む幻のように景虎の周囲で揺れたのは一瞬。
大扇の巻き起こす風の中で葉のように舞いながら、鉄のぶつかり合う瞬間の剣戟と衝撃にぞくり、ぞくりと背を震わせる。 齢八十にして、一体どこにこれだけの胆力を隠し持っていたのだろうか? 老いて見劣りすることなく、むしろ円熟したその技にうっとりと酔いしれる。]
あぁ、素敵…
[普通の舞扇であれば中骨と中骨の間。八重の扇の鉄の羽の隙間へ的確に柳の枝を滑り込ませ、桜の舞いを押しとどめる。 瞬く間に過ぎてゆく桜と柳の舞いが、一時ピタリと止まった。]
ねぇ、おばーちゃんのお名前、なんて言うの?
[鉄扇を挟んで、笑みを浮かべたままこてりと首をかしげて尋ねるその頬は、興奮のためか熱でうっすらと赤味を帯びていた。*]
(62) 2015/05/20(Wed) 21時頃
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やまば…やえ…
[扇を挟んで向かい合いながら、言葉を覚えたばかりの幼子のようにその名を繰り返す。 ころころと飴玉を転がすようにやえ、やえ、と呟いて。]
雪はね、花柳藤景虎。 母の腹を裂いて生まれ、父の首を落とした鬼の子だよ。
[藤の花のようにふわりと微笑む。
景虎の母は、子を産むと引き換えに命を失った。 女を愛していた父は、狂うほどに悲しんだ。 愛する女の命を喰らって生まれた我が子は、恐ろしいほどに愛する人と似た容姿をしていたが、似ているのは面差しばかり。 女の髪が射干玉であれば、子の髪は絹のように白く。 女の瞳が夜のように深い黒であれば、子の瞳は血よりも赤かった。 女を愛するが故に子を憎み。 深く憎めど、女の面影を濃く残すが故に殺すこともままならず。
結果。 男は齢十二の子に首を刎ねられ息絶えた。]
(68) 2015/05/20(Wed) 21時半頃
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だから今は、雪が花柳藤の当主。
[鉄の扇に食い込ませた刃をぐいと傾ければ、悲鳴を上げたのはどちらの得物か。*]
(69) 2015/05/20(Wed) 21時半頃
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[八重の持つ鉄の扇を砕こうと込めた力は、烈破の声と共に受け流される>>80]
…ほういち?
[静かな声音で、誰かの名を口にした八重にこてりと首をかたむける。
誰?ダレ? ねぇ、雪がここにいるのに。雪はここにいるのに。
頼りなく揺れた灼眼。 歳相応よりも幼く、まるで迷子の子供の様に頼りのない表情を見せたのは一瞬。]
「てっぽぉぉおおおおお!!!撃ち さらせぇえぇぇええええ!!!」
[>>82八重の丹田から気力もろとも絞り出したかのような八重の声を正面から受けて、ビリビリと肌が震え白髪が風に煽られたように後ろへなびく。]
(86) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
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―――ッ!!
[自軍の横腹を抉った、重く地を揺るがす銃弾の音が十重二十重と重なり響く。 咄嗟に鉄扇へ食い込ませた刃を引き抜いて後ろへ飛べば、先ほどまで自分が立っていた場所に砲弾を思わせる鉄の弾が地面を抉って深々と埋まった。
隅慈の弾雨より質量も球数も圧倒的に多い鉄の雨。 戦の最中。絶えず笑っていた景虎の顔が苦渋に歪む。 ひとつやふたつであれば、狙いを定めれば弾を切ることもできるだろう。 しかしこうも闇雲に降られては、ひとつを斬る間に八重の鉄扇に捉えらえてしまいそうだ。
くるり、ゆらり、ひらり、はらり。
鉄の弾降り注ぐ関ノ原を、円を描くように舞いながら。 まるで初めから示し合わせていたかのように。 剣と扇で完成された一つの舞いを舞うように、剣戟を響かせながらも歩みは止めず。]
(87) 2015/05/20(Wed) 22時半頃
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………あはっ。
[打ち合う刹那。間近で目が合えば、景虎の顔を彩るのはやはり歓喜の笑み。 死と隣り合わせであるはずなのに、死神の鎌が薄皮一枚を裂いて優しく撫でる感触すらも楽しむさまはまるで狂気だ。]
[八重の扇を受け流すのに夢中で、捌ききれなかった鉄の弾がひとつ、ふたつ、戦場で舞うには小さな景虎の身体を撃つ。
したたかに右肩を撃たれてよろめいて。]
(88) 2015/05/20(Wed) 23時頃
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――おいで。桜の古木を、藤の花で飾ってあげる。
[微かに血を吐いた唇が、優しく弧を描いた。*]
(89) 2015/05/20(Wed) 23時頃
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ふふっ 雪が逝くまで、八重は覚えていてくれるの?
[>>98息を切らせてもなお、鉄扇を構えるその姿は凛として揺るがない。 その立ち姿を美しいと感じる心が景虎の中に育っていない事は残念だが。
五合、十合と打ち合い、最後。 迫り来る八重の鉄扇をいなそうと剣を振るえば、山芭の大鉄砲で痛めた肩が僅かに震えて。
それは、瞬き一回程の時間。 動きの止まったその一瞬に、鉄の扇が白牡丹の咲く袖と共に脇腹を裂く。
痛みが焼ける様な熱となって全身を駆け巡る中。 遠くに見えた黒い影>>56に歪めた唇を笑みの形に吊りあげて。]
(110) 2015/05/21(Thu) 00時頃
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―― ジャラリ
[桜の古木に藤の枝が絡み付くように、八重の身体に関節剣がぐるりと絡みつく。 美しく咲く藤の花は他の木に絡み付き、それを締め付けながら徐々に太く、大きく育つ絞め殺しの木。 如何に大きく、如何に樹皮を厚くした古木であろうと、憑りつかれてしまえばそれで最期。]
…ばいばい。
[剣を引けば独楽のように。 老いた桜は散り、その血を受けて藤の花が赤く染まる。
八重の桜が散れば、夏が訪れる前に藤の花が咲くのは世の常なれば。 その藤が後を追うように散るのも、また…。*]
(111) 2015/05/21(Thu) 00時頃
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[八重の骸を足元に。 シュタ、と眼前に降り立った小太郎にふわりと微笑む。 八重が倒れた今、景虎たちの上に鉄の雨が降ることはないが。 周囲の剣戟、銃声が入り乱れる中で、張り上げた小太郎の声はよく響いた。]
うん。 おかえり、こたろー。 [土産と称した報告を聞きながら、剣を引いて太刀に戻し、着物の袖で血糊を拭って鞘へ戻す。 後方に土下の軍勢と聞けば、疲労と痛みに青ざめた顔へ僅かに朱がさす。]
土下? 本当?!
[小太郎が構えて放った苦無の行く先など目も向けず。 左手で小太郎の服の裾をちょんと摘まんで遠方を睨む横顔を見上げる。]
(122) 2015/05/21(Thu) 00時頃
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あ、そうだこたろー。 風間の痛みどめ、ちょーだい?
[ん。と掌を差し出して、薬をおねだり。 忍びの薬がよく効くことは、過去の戦場で経験済みなのだ。
もし、今景虎の風貌をよく確かめたのなら。 既に止まっているもののこめかみは切れて血を流し、綺麗にそろえられていた白髪はひと房が不自然な長さで切り落とされ。 着物の左袖は引き裂かれ、裾の方に咲いていた大輪の白牡丹は桃色に染まっていることは気付けただろう。 目敏ければ、利き腕である右肩を庇うような動きにも気づいたかもしれない。
それでも、この花柳藤景虎に戦から引く気は毛頭ないのだが。*]
(123) 2015/05/21(Thu) 00時半頃
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ふふっ そーだねぇ こたろーは、雪に嘘をつかないもんね。
[>>137それが金で結ばれた主従関係故だと理解したうえで笑う。 笑って、手渡された薬を大事に握りしめた。]
…うん、わかってるよ。 [勝つこと。生き残ることを念頭に置くなら、今は撤退してでも回復の時を待つべきだと。 それでも歩みは止まらない。止められないのだ。
止まれば終わる。臆せば死ぬ。
苦い丸薬を口に含み、水も飲まずに噛み砕いた。]
(145) 2015/05/21(Thu) 01時頃
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[遠く、小太郎の視線の先。 隅慈の旗印に土下の旗が混ざるのが見えた。 ならば、鬼姫と共に土下富楽もそこにいるのだろう。
忍刀を抜く小太郎の隣り。 景虎は半端に避けた左袖を引き千切り、不敵に笑って見せた。]
こたろー、酷い主に雇われちゃったね。
でもね。大丈夫だよ。 地獄までついて来て、なんて、言わないから。
[一体どれだけの大金を積めば、風間小太郎をあの世まで連れてゆけるのか。なんて。 悪ふざけを考えて笑い、一歩を踏み出す。]
(147) 2015/05/21(Thu) 01時頃
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そこにおられるは土下 富楽殿とお見受けいたします! よろしければ、一手お相手いただけませぬか!
[張り上げた声は、先のつぶやきを掻き消すように蒼天へ響いた*]
(150) 2015/05/21(Thu) 01時頃
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