158 Anotherday for "wolves"
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/15(Fri) 14時頃
|
― 昨日/診療所にて ―
っはは、やれるものならやってみる?
[>>2:651『鼻っ柱へし折りてえ』なあんて、 わあ。なんて素敵な煽り文句。
――― 挑発するように、ぎらつく猫目は、 半分本気だったけれど。 売られた喧嘩は買う。が、自分から手出しはしない。 それは、 …ワタシが、卑怯だから。]
[ 口笛吹きかねない調の渡鴉は、 嘘か 本当か。
分からぬ響きを載せていた。 そんな様子は、やはり。 犯人らしからぬように見えたけれど。]
(49) 2015/05/15(Fri) 15時頃
|
|
へ。 そんなこと言ったら ―――
[『本当に行ってやるんだから』と言い掛け。 はた。 と、 思い出す。 ]
[暗がりに、星が落ちた。]
……。
…っくく、 あんたなんかねえ、 ワタシがわざわざ見張らなくたっても すでに、刃を突きつけられた状態なんだよ。
[黒狗の亡霊は、思い出す。 渡鴉のそばの、墓地の存在。
顔が、ちょっとだけ強張るけど。 三日月湛えて、誤魔化そう。 ]
(50) 2015/05/15(Fri) 15時頃
|
|
[そもそも。 『酒場』での布告は嘘じゃあない。 そういわんばかりに、ひとみを。みあげ。]
まあ。そもそもねえ、夜を迎えるまえに そのまえに、命を落とすかも、
―― … なあんて、さあ。
[冗談にもならないようなことを、笑みながら吐く。 煽るような響きを孕んでいたが。 『どちらが』とも、敢えて口にしなかったのを。 渡鴉は、気付いていただろうか。 ]
[ぽつり。]
[ >>42ちいさな、独りごちるおとを。 狗に見え隠れした、猫は拾う。 ]
(51) 2015/05/15(Fri) 15時頃
|
|
… 話して、みつける、 ……。
[ 異端審問のように、 押し付けて 『決めつけて』。
そんな課程で『話す』なんて、 一切 なかったころを思いだし。]
[噫、]
…… そうだねえ。
[静かに同意を落とし >>2:648『信頼できるもの』の話を聞く、 そんなことばには、睫毛を伏せた。]
(52) 2015/05/15(Fri) 15時頃
|
|
[信頼なあんて。 できるくらいなら。 端から、こんな『処刑』の噺なんて できやしないもの。
浮ついたような存在であるような猫は、 大凡、無惨な『裏切り』のようなことが 出来なさそうな、ベネの方さえちらり。]
[ 狗が猫の皮かぶるように。 ] [ 他のひとおおかみも、どうか ] [ぐるうり。
そんなことを考えたら、 時折 『記憶が書き換えられて』 不確かなワタシ自身さえ。
信用できなさそうで。 ふるふる。 毛並を揺らして。]
(53) 2015/05/15(Fri) 15時頃
|
|
( こういうのは、 『出来る』『出来ない』じゃあない。 … 『信じたい』、と思うべきなのかしら。)
[ ちらっ。 まだ戸口の方に居ただろうスティを見。]
[>>43揺蕩うよな、 途切れた声のいろに。今度ばかりは。 猫も、口を挟みやしなかった。
―― いや、『できなかった。』]
[そうして、
カップのなかみが減るように、 ひとり ふたり、
欠けてゆく。 ]
(54) 2015/05/15(Fri) 15時頃
|
|
[ 既に去った戸口の来客の、物騒なことばが。 聞こえてたならきっと、猫は逆毛を立てたが。 幸か不幸か、それは聞えてなくって。]
[その代わり、 >>2:645皮肉を飛ばす偏屈家には、 にぱり、と 悪戯っぽくわらった。
>>44べネの言の葉に、『そうだそうだ』、 と、首を二度三度。腕を組んで縦に振る。]
ひどいねえ、 これでもねえ、少しは上手くなったのよ。
今度、スティにも淹れてあげようか? とびっきり、苦いやつ。
(55) 2015/05/15(Fri) 15時頃
|
|
[その今度が、はたまた来るか。来ないか。 不透明なミライに、ぱちり瞬き。
ベネも去れば、 「教会を片づける」と、行くスティに。 『着いてく』と、言えなかったのは。
やっぱり、神なんて居ないだろうこの世界で。 拝むための場所に、怖気さえしたまま。
ちらっと見て帰るだけじゃあない、 『死体』の始末なら慣れてもいるが。 また 『ワタシ』が揺らぎそうで、怖かった。]
(56) 2015/05/15(Fri) 15時頃
|
|
[それから。 残ったひとり。 ]
[ >>658ミルクと砂糖で嵩を増した (尚、診療所にあったものなので 猫に一切の損害はない)
茶を飲み干した鴉が、 猫といい勝負でふてぶてしく強請る。]
鴉に出す茶が、一杯でもあった分だけ よかったと思う方がよいよ?
[ これが、他の面子だったら別だったろうが。 さも当然、とばかりに にやり。と。] そんなに欲しけりゃあ自分で淹れなよ。
[さもなくば、帰るがよい。 と、墓場嫌いの猫は、集う鴉から目を逸らす。]
(58) 2015/05/15(Fri) 15時半頃
|
|
― 昨夜/広場 ―
[広場の隅に、置かれた ちいさな ちいさな匣。 それは、星棺のむすめたちが 浮かぶ空よりもずうっとちいさい。
けれど、確かな死を運んでいく くらい くらい 気を放っていた。]
[まるで、銘のない墓石のように。] [無銘に銘が書かれるのも。
そう、 時間の問題だった。 ]
…… ――― 。
[顎先にペンをあて。]
(62) 2015/05/15(Fri) 17時頃
|
|
[こどものよに稚拙な文字で、 悩んだ末に奔らせるのは。 やっぱり、一番『罪の意識』がすくない相手。]
[まだ。
欠片も情報があつまっていない、いま。 判断しろ なんていわれても。
つまるところは、 (疑念はある。けれども、 …… 犯人ではないのでは、とも思う)
逃げの一手しか。(あのころみたいに、) ワタシは 取れやしなくて。 ]
[鴉の名を書いた。]
(63) 2015/05/15(Fri) 17時頃
|
|
[正義も 悪も。 汚れた、とっくに 穢れている手なんかじゃあ見えない。
だけれど。 結局 世の中に 『正しい』ものなんてないんだろう。 きっと、どちらも間違っていて。
――― それでも、ただしいと。 正当化が出来るのは、]
(戦いと、おなじ) (『勝ったほう』だけだ)
(64) 2015/05/15(Fri) 17時頃
|
|
[けれど。
生きるために、未来に、 (求める程に綺麗じゃないのに) 奪っても、理想を開くために。
――― もとには戻れなくても。 平和を、取り戻すために。
… 戦う、しか結局。 ひとは歩む術を、みつけられないはずなんだ。 逃げたところで、牙に掛けられるとも。 また 限らないのだもの。]
[ ことり。 ]
[紙が、重い呪を。
飲み込んでゆく音が、した。]
(65) 2015/05/15(Fri) 17時頃
|
|
[>>8大義を掲げるスティのこえ。 所詮、言ってることなんて綺麗ごとで。 本当はもっと、
どろり どろうり、
童話の裏の、みにくい、おはなし。] [それでも、責めるなんてことは、出来もしない。 ゆめばかり見れる、『こども』じゃあないから。]
( 「こどものまま、止まったぼく」 ) ( 「それをせかいは、許さない」 ) ( 「だから。 アタシは、足を止めたまま。 無理矢理、壊れた針から 『世界』をみて。知ったんだ。」)
(66) 2015/05/15(Fri) 17時半頃
|
|
( それでも、 )
[ その『悪』を。
『死神』の役を。
もっと、ふさわしいワタシに寄越せと。 …… そう、思うけれど。 ]
[ 救う役目が、
奪うものの音頭を取る、なあんて。 そんな滑稽にすら思える皮肉に、満天の空が。]
[愉悦の涙を] [星屑を、]
[ ――― 流していった。]
[ そして、『不吉な闇』は。 死の運命は、墓標に刻む名を告げる。 *]
(67) 2015/05/15(Fri) 17時半頃
|
|
― 昨夜/処刑開示後 ― …… ルーおじさ、ん?
[>>10まるで、いつも知っているスティの。
二枚の硝子の奥が、 琥珀のいろが。
覚悟を決したよな、つめたさが浮かぶ。]
[きのう。
何があったか。 何を、おじさんが宿していたのか。 知らない、猫は。
こういう時も来るのだと、わかっていたのに。 蒼を震わせ、見開いた。]
(77) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
|
|
[酒場で躱した、一方的な 『約束』を、思い出す。] [ ――― 結局、乾杯は出来ずじまい、で。]
…… ぜったいに、 ぜったいに、話すってさあ、 …… 言った、よねえ?
[ 嘘だ。 ]
( それに。
ワタシは、いつか聞こうとおもった、 母さんのはなしも、聞いていない )
( …なんで、あの。 あの、 ルーおじさんが、) ( ワタシみたいなケモノじゃあなくて。)
[ そう、言えたら、良かったのにね。 ]
(78) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
|
|
[ああ。
幾度もこんなのがあった、 兵の時代じゃあなく。 狗がこどもであったころに戻ったよう。
――― … 。
やっぱり、どうにも。 平和ボケ、してしまったらしい。 ]
[鴉に言われたことばが、反芻して。] [冷めたいろは、浮かべることは出来ない。]
[けれど、] [連れられてゆく宿の主人を見る目は。 すう と、現実と乖離しゆく、猫の瞳。] [また、あの優しい宿の主人と、 明日以降も会えるよな気さえして、 ……。]
(79) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
|
|
[ 氷ではない。 水の干上がるかわいた色が宿る。 ] [ 日々が遠退くおとがして、 頭が、痛い。 ] [ 自分じゃあなくてよかった。 … とは、到底おもえなかった。]
( …… ねえさん、 )
[触れ得ぬ日の 幻像と、 またあの日みたいに塗り替えられそうな 記憶の揺らぎに躍る最中。]
[>>39 駱駝色の奥から、のぞく視線。]
…… ?
(80) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
|
|
[ぱちり。
頭の痛みのせいで眉根を顰めていたせいで、 やもすれば蒼が睨めつけるように 見えていたかもしれない。
交差するひとみが、 肩を震わせたなら。 ]
…… あ、ラディ …
[声を掛けようとしたけれど、逃げられたか。 ワタシが、なにをしたのかわからなくって。 それ以上に、頭の 記憶の痛みに追えなかった。
あした。また。 (明日があるなんて、わからないのに) 会えたら、はなそう。
そう 働かない頭で考えるので、せいいっぱい。]
(81) 2015/05/15(Fri) 18時半頃
|
|
[ 広場になし崩し的にゆく >>19悲痛なこえは、 聞えてきただろうか。 ]
[ 聞こえたなら。 ] [ ぐるぐる、 ]
[ティースプーンが 紅い水面を混ぜども 一向に混ざりきらない、 混濁した海のなかで。
ルーおじさんが連れられていくことは 空洞に呑み込まれたよに、外側に。]
… スティが、そんなことするわけないだろ…
[きっとその呟きは。 メアには届かないだろうけれど]
(88) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
|
|
[ 一年、たったの一年。 暮らしたばかりで、 何を知れるっていうのか。
わらわれそうそうだけれど、 道連れに食らいつこうとした野良犬さえ。 拾って飼うような、医者を。あの手を。
ワタシはすくなくとも悪魔だと思えなかったし、 悪魔と喚きたてるやつのほうが。
――― 罪を 現実を、 なすりつけたい。 子供の皮をかぶった、悪魔のようにさえ思った。]
[それは、うるさい 『真実』に眩む中のせいで 余計。 …… 余計、 今ばかりは。 ]
[ 耀く天の死の星は、嘲るばかり。 * ]
(89) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
|
|
― 朝 / 診療所 ―
[ 夜。
うまく寝付けるはずも、なく。 診療所に酒は持ちこんでないものだから。 猫は 、
… 狗は。
それでも、朝になると意識を沈ませ。 起きることを、拒むように、ねむったまま。
奥底から、布団をあげ。 起き上がるのは、『消えた存在』。
正確には、ケモノが気付きかけて 蜃気楼のよに在るのみの『彼女』。 ]
(94) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
|
|
[ 猫も、狗も。 存在を気付かない程に、 そのすがたを薄めかけた、 憂うようないろをした、 ]
[ 乙女のよな。 ]
[木陰の翳り宿せど、 澄んだブルーを 持ち、
鏡も見ず、 ふらあり。 ]
[ 虚ろのまなこは、 なにかを 見ているようで 見ていない。] [ 『生きていて』『死んでいる』。 もしくは、その逆さ。
さんにんめは、そんな存在だった。]
(95) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
|
|
[ ――― 起き上がれば。 そこに、医師の姿はあっただろうか。]
[ なければ、そのまま。
風に流れ 流され、 硬い音のなる靴を履いて、 戸口へと向うつもりで。 * ]
(96) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/15(Fri) 19時半頃
|
― 診療所 ―
[囀りが、すぎてゆく。] [きれいなことりは。
さも、醜きせかいの一部だというのに、 あたかも 自由とばかりに羽ばたきをのこす。]
[そも、『少女』には届いていなかったが。] [ひたり、と。 歩きゆく足は。]
[ 幽霊のようで、確かな音を遺す。] [ 魚が海に還ろうとするよに、 ] [ 風を求め、 そして、ぴたり。 ]
[ >>101呼び声。 ]
… せんせい。
おはようございます。
(107) 2015/05/15(Fri) 21時頃
|
|
[学者に対する呼び名のように。 普段の皮肉でない 柔らかな『別人』の笑み。 猫と狗より。遥かに離れた、気配に気付くだろうか。
恐らく、見せたとしても 一瞬、瞳に映る程度だったろうから、 この貌を。 一面を。 見たことはほぼみたいことないだろうが。]
…… ボクに、何か、御用かしら。 [本来とはさかさの。 『鏡写しの一人称』をうかべたまま。 ふわり。物憂げな蒼は、ほほえむ。]
… ああ。 『アル』を呼んでらしたから。 アルの方に、用事なのかなあ。
(108) 2015/05/15(Fri) 21時頃
|
|
[まるで、『自分は違う』 と。 言外に告げるよに。
‟にせもの”の少女は、 あどけなさと大人びた様を ごちゃまぜにした、雰囲気を醸して。]
(‟ほんもの” とはまた違う) (時の止まった盤は経つ事に、錆びつく) (その錆は、歯車の動きを。
すこし。 すこうし。 違ったものにしていったから。) [ こてり。 ]
[ 首を、倒す。 *]
(109) 2015/05/15(Fri) 21時頃
|
|
…… あら。 でも、その前に、お客さんかな。
[ぱちり。]
[ >>105knock knock,]
[ 戸を打つおとに。
じい。と、音鳴らす戸から ついっと、春風が流れるよう 琥珀を見上げ、促した。
少女は、客を迎えることもなく、
そのことばが意味する、 重い意にも衝を受けるでなく、佇んでいる。]
[蒼は、濡れ羽の睫毛は。 すこし。 かなしそうに揺れる程度。 *]
(111) 2015/05/15(Fri) 21時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/15(Fri) 21時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/15(Fri) 22時半頃
|
…… 。
[>>133『ひとつ』のよで、 『ふたつ』に、区切られたなまえ。 別たれた、三文字に。
返事もなく、 森奥から差す木漏れ日のよに ただ 閑に笑み差すばかり。 ]
[ 訝し気にむけられる問いよりも。 先に、打ち立てられるノックのおと。
戸に近付こうとしてはいないけれど、 >>134捲し立てられる苦悶と。
剣呑な空気だけは、 ぴりり と、 髪を伝い、頬に、 それから。肌に、染みこむよう。 ]
(143) 2015/05/15(Fri) 23時半頃
|
|
[ 奥歯を噛むよな横顔を、 ぼう と、 虚ろはみつめ。
微かに捉えた、 『声』ということばに。 なんのことかはわからないけれど、 硝子が 足許を向く。 ]
[ ―― きこえないこえ。 とどかぬ、こえ。
別たれた手を思い出して。 『ふたつの意味で』寂寞が揺蕩う。]
(145) 2015/05/15(Fri) 23時半頃
|
|
( …そうだ つたえたいことはあるんだけれど、 )
[ 真剣な面持ちもった彼が ローブをひらめかせ、
外へ一歩。ゆくなら。 青年のなかの少女は、 悩むけれど、引き留めもしない。]
[ もし、隙間から。 猫を嫌う金色がのぞいたのなら、 普段はまったく違う、凪いだ湖は 普段しやしない会釈さえしてみせただろうが。* ]
(146) 2015/05/15(Fri) 23時半頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/15(Fri) 23時半頃
|
― 診療所→ ―
[>>180外へ、境界を跨ぐすがたが振り返る。 すこし、瞼が持ち上がって、元に戻った。] [ そして 頷きながらも。 ふる。 と 首を振るう。 ]
外の風を、浴びたかったし行こうかしら。 ああ、でもせんせい。
ボクは、『アル』じゃないの。 いまだけは、カイドと呼んでほしいな。 『あの子たちは』、まだ起きないから。
[マーゴが殺された、と傍らで聞いてしまった今でも。 静寂は怖じるでも無く、たじろぐでも無く。
空に融けてしまいそうな貌で、 変わらずに在るだけ。 ]
(190) 2015/05/16(Sat) 11時半頃
|
|
[ 道中、 後を追うよに。 ]
[ かつり こつり ]
[ いつもの足音さえ 飛沫のように どこか軽うく。
そろそろ見慣れた光景なのに、 『自分の目』で見るのは はじめてとばかりに じとり、観察するよに 村を見渡して。]
[ 遠巻きに囁かれる悪意に、 聞こえているのか、 聞こえていないのか。 ]
[ 全ては、空気のように流れていくけれど。 >>181微か、ひとこと。]
(191) 2015/05/16(Sat) 11時半頃
|
|
[そのこえに、それまで きっと自分からは開かなかった口から 少女は、 音を漏らす。 ]
[ それも また、 空気のよに。 融けて、なくなるよう。 ]
…… せんせい。 無理はしないでね。 悪者にならなきゃいけないなら、 いつだって、『ボクたち』が代わるからね。 そういうのは、『みんな』慣れているし、それに、
せんせいは、わるくないよ。
[ 報われるかもわからない、 免罪符のように、名ばかりの 聖母のよに、やさしく。 ]
(192) 2015/05/16(Sat) 11時半頃
|
|
[ 悪いのは。 『罪』を犯したひとたち。 どこか歪んだ螺子は 緩やかに、 八年前のことを知らない子は 閑に。]
(193) 2015/05/16(Sat) 11時半頃
|
|
― → 墓地 ―
[そして、『空気』が変わる。
猫と、狗がきらう。 本来 『血脈』がもっとも近い、 つめたい墓場の、『死の静寂』のにおい。]
[それを、少女は、嫌がりもせず。 むしろ、心地良さそうにさえ、浴びる。
鼻腔をくすぐる土のにおいに、 はた と 気付けば、
>>158土まみれのラズベリー色を 捉えるより先に >>182歩み寄る足音と、 かけられた声。 ]
(194) 2015/05/16(Sat) 11時半頃
|
|
[ それに、てとり 、 憂いを携えた硝子玉は近寄って。 彼女が気付いたなら、
ふわり 違和を携え、微笑む。 ]
[少女のこころが、 表には、でているけれど。 いま、青年のからだを持っていることは 充分、少女はわかっていた。
だから。 ]
[ 『男に任せておきなさい』ということばに、] [ ローブをちら、と捉えながら、駱駝色へ。]
…手伝おうか?
(195) 2015/05/16(Sat) 11時半頃
|
|
[ そう、黒を揺らして、 なんら躊躇うでもなく申し出る。
きのう、存在さえ揺蕩いかける狭間、 奥からのぞいた 『怯えていた』 駱駝色の姿を知っていた。 …でも、 ]
[ ボクに (あたしたちに) 票をいれたことも。 何故あの時肩を震わせ、逃げるように去ったのかも。 わからない。しらない。だから。
ついでに、 『アル』たちの代わりに聞こうかしら。 と、 かるく。]
[ そう 重みも 深い理由もなく。 善意で、言葉を投げたのだけれど。
いつもと違うひとみは、どう映っただろう。]
(196) 2015/05/16(Sat) 12時頃
|
|
[ そして、
医師が。昨夜の、『死神』が。 >>183新しい『死』を、告げる。 ( ほんとうに、皮肉だこと ) ]
[ 刻に取り遺されたよう、 静寂に、身を委ねながら。 ]
[哀しむのも 怒るのも。 ぜんぶ喪って、なにもないように。 (最期の別れのときのように)
ほほえむことしか出来ない少女は、 ぼんやり、 そのやりとりを傍らできいていた。*]
(205) 2015/05/16(Sat) 12時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/16(Sat) 12時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/16(Sat) 12時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/16(Sat) 12時半頃
|
― 回想 / 道中 ― [猫や狗のように。 けものが感覚を尖らせるよなな、 そんな鋭敏さは 一切虚ろにはない。
ただ、訝しみを向けられても すべて染めゆくいろは、海に混じり融ける。]
[ >>207呼び掛けられ途切れたそれに、 混じり気のない 無垢な石は。 きょとり、
またたいて、明けるだけ。]
[それから。 慈雨は、天を降り 地を包むよに。]
やっぱり、やさしいんだなあ。
(227) 2015/05/16(Sat) 19時頃
|
|
[ ぐだぐだと綴られるはなしに、 ふふっと、わらって。
背の後ろで手を組んで、 のびやかな足取りで、ついてゆく。]
そういうのが、もっと伝わればいいのに。
( そしたら。 悪魔なんて、きっと言われないのに。 )
[ 冗談か、本気か。 くすくす わらって。
薄い唇に、華奢な指先を添える。]
…… 年齢なんて、関係ないと思うけれどね。
(228) 2015/05/16(Sat) 19時頃
|
|
( そう。 他人に代わりに、 背負われる資格もないほどに。
ボクたちは 、 …『わたしたちは』。 奪ってきたのだもの。 )
[こころのなかで、 ここだけは『他人行儀』をやめた。
『アル』の目から見た、 弾けた あの潰えた星のゆくえが。
――― 『弟』を救うために、 今際の道連れに多くの星屑をころした黒狗が。 『姉』のすがたが、脳裏に浮かんで、きえる。]
(229) 2015/05/16(Sat) 19時頃
|
|
[ 哀も、浮かんで、泡沫へ。 ] [ 吐き出すのは、猫と医者を真似た ちょっとした、からかい。]
… せんせいも、たまには。
お年というなら、 若い人に背負われたらどうなのかしらー?
[にや。
『アル』とおなじようにわらって、 ‟大差ないのかもしれない”という言葉と。 その 告げられた礼に。
ふるり。 横に、振るい。]
礼を言われる資格は、ないかなあ。 いいたいことを、言っただけだから。
(230) 2015/05/16(Sat) 19時頃
|
|
名前を呼んでもらえるだけで、 ボクは、いいの。
[まだ青い空に、星は、またたく。
映る、振り返った姿に、またぱちり。 二枚の硝子の奥は 逆光に照らされ、 うまく みえず。
静寂が、ちょっぴり、細まった。 ]
(231) 2015/05/16(Sat) 19時頃
|
|
[ 糸が、断たれる音がする。 つないだ手が、解けたあの日を見て。 虚ろがまた、とおのく。
差し出されれば、 『ボク』のものではない掌をひらいて。 まっかな、柘榴石がのっかったのを見た。]
[ それを、じいっと、見て。 ]
…… わかった。 『渡しておくね』。
[ 持つべき、器の主に。 語られずとも、燃ゆるいろを。
ぐ、と握って。外套の内側、 乱雑に縫い付けられたポケットの中に落とした。]
(234) 2015/05/16(Sat) 19時半頃
|
|
[ ――― そうして。
何も語らない後姿を、閑に追い。 何も持っていない、少女は。
ふ、と。
聞こえても 聞こえなくても。 いいよな 音を、風に乗せ。
そのまま、駱駝色の少女をみつけるまで。 また 透明色のように薄れさせて、 ひた。 歩く。 *]
(235) 2015/05/16(Sat) 19時半頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/16(Sat) 19時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/16(Sat) 22時半頃
|
― 墓場 ―
[>>290死肉の匂い纏い、佇む一人。 緩やかな静謐を湛えるこの場所で、 土塗れにまでなって、弔おうとする人影を、 硝子玉は、疑おうとも思わなかった。
弔おうとするすがたを。 土塗れの、すがたを。 平和を奪おうとするものには、 黒狗の血を引く『少女』の目には、 到底そうだと。映らなかったから。 ]
[ 医師のことばに、 縦に動きそうな揺らめきが、 >>292不意に横に振られかけ。 それが、ひとことに止まっただろうか。]
(323) 2015/05/17(Sun) 01時頃
|
|
[まさに、死をはこぶ、『死神』のような。 ローブをまとう存在の、 すこしうしろに、不吉を固めたよな黒は控え。
慄く、ちいさくみえるそのすがた。>>296 首元へ添わされるさまを、蒼は眺めるばかり。
無意識の哀は揺らめけど。 『欠けた存在』の片割れには、 たちならぶ、墓標の黒い影に、 まぶたを伏せるくらいしか、できなかった。]
[声無きこえで、
その意志が、硝子のよな蒼につたわれば。 駱駝色の奥、双眸のある位置をまっすぐ、 責め立てるつもりも 悪意もなく。
純粋ないろは、見据えて、 やさしく ほほえむ。 ]
(326) 2015/05/17(Sun) 01時頃
|
|
うん、わかった。
[隠れたひとみが、まなこが。 こちらを向いていないとは、わからない。 けれど、すこし、血の気が失せたようにみえたのは。
きっと 『仲間』の死が伝わったからだと、 うすぼんやり、少女は半分のはずれを思う。 ]
( …… ボクが。 …ううん、 『わたしたち』が。
居なくなっても、こんなふうに、 ショックを受けてくれるひとはいるのかしら?)
(327) 2015/05/17(Sun) 01時頃
|
|
[ そんな見当違いを、不謹慎を。 はずれた螺子でかんがえながら、 てつだおうと、一歩。 そういえば『昨日逃げた理由』を、 これまた悪気無く、問おうとして、
うしろから、漂う、 さっき声のしたすがた。
>>276けものの、(犬の、)におい。 それと、金がいつもつれ得ぬ、猫が 振り返るとともに、ブルーに映り込んだ。 ]
(328) 2015/05/17(Sun) 01時頃
|
|
[金色をみても。 やっぱり、煽ろうともからかおうともしない。 『昨日』の、おとなしさとは、また別のいろ。
色素のうすれた、透明色の存在は、 ふくろにつつまれた、彼/彼女の方へ。 ちかづき、腰をおろす。
そして。 自分だけにみえるよう。 『誰が』『どのふくろに』『どんな姿でいるのか』 きっちり、蒼に焼き付けるように、ぺらり。
もしも、咎められたなら。 『だって、どこに誰がいるのか分からなきゃ、 拝むことだってできないでしょう?』
と、きょとり、 瞬いて、 さも何がおかしいのか、と 見つめただろう。]
(333) 2015/05/17(Sun) 01時半頃
|
|
[最中。 >>320傍らで、聞えた会話に。 『アル』が撫でられた、 医師とはまた違う、手の感覚をおもいだす。 今日も、あの窓の隙間は空いてるのかなあ。]
レオせんせいのところなら、 …ボクも、行ってみようかしら。
[ぽつり。]
[ボクの、 (あたしの)目で。 (たとえ、借り物の、にせものだとしても。) みたいものを、みておきたいから。 他のひとに聞こえたかはわからないけれど、 風にまた、 音を、融かし。
みっつの遺体を埋める作業にとりかかろうと。 黒の幽は、ゆらり、 けれども 実体をもって、たちあがった。* ]
(339) 2015/05/17(Sun) 01時半頃
|
|
[ 並べられた墓穴を、移ろうように ゆらり、 天の蒼が泳ぐ。
>>343並べるのか、なんて。 語り口がきこえる。
ふれた麻袋。 それが、被害者であれ。 容疑者であれ。 ]
( 区別されるような、ものなのかなあ )
[ 少女は、ぱちり。
やっぱり、『平和がころされるもの』がいても。 殺されるものがいたとして。 死んでわけられるような理由はないとおもったから。]
(361) 2015/05/17(Sun) 02時半頃
|
|
…… ジョーさんは。
自分が死んだときに、 みんな一緒に並べられるのは嫌だったりする?
[>>354軽口をたたく黄金のいろに、 普段冗談でもつけないような敬称に いつもの呼び名を載せた。
それは、疑うでも、訝しむでもなく、 やっぱり、『少女』の純粋な疑問以上ではない。
塊を、ひとつ。またひとつ。 手を土に沈めながら、埋める手伝いをしながら、 蒼が、 じ、っと。見つめる。]
(362) 2015/05/17(Sun) 02時半頃
|
|
[ルーおじさん、と。 アルが呼んでいた彼を埋めようとするときになると それは下がり、 また、影をむいたが。]
[ ぽつり。 ]
[ >>344傍の盛り上がった土くれに、 滴が落ちた。見上げる。 ]
[ その、落とし主をとらえれば。
無垢で、螺子のはずれたところから 純粋の無意識が、ひとつ。
小鳥が囀るよう、 男にしては高めの 女にしては低めの。 半端な声域を持つ、アルトが、 ひとつ (ようやく) 問う。 ]
(364) 2015/05/17(Sun) 02時半頃
|
|
そういえば、きのう。 …… なにか、あった?
――― (片割れたちが、) 何か、してたなら。 謝ろうと、 (謝せようと) おもって。 [ それは、埋葬のとちゅう。
死神の役目を果たす、医師が。 離れたところで、のことだったろうか。 息を吐くように、聞いて。
なんと、かえってきたか。 ]
(366) 2015/05/17(Sun) 02時半頃
|
|
[ すべて、埋めおわると。
立ち並ぶ、よっつの墓標。 すっかり、墓場の気を吸い込んだ黒の外套を、 ( アルは、きっと、嫌がるだろうなあ。 )
動物のよに、すん。と。鼻を鳴らし、 かすかな、笑みを、土くれにむければ。]
[それは。 蝋燭が消えるよに、吹き消えて。 感情のない、空洞のよな風が。 墓標の合間を、くぐり、吹き抜ける。]
( …… ――― 、 )
(367) 2015/05/17(Sun) 03時頃
|
|
[ 片割れとおなじように。 ぽっかり空いた喪失感はあっても、 こうして 姿が消えれば。
焼き付いた姿も、すべて。 虚像のように 悪夢のように、 実体を消して、 『ボク』のように、残らない。]
( …… とっても。 それが、おそろしくて、こわいね。 )
[死んだあと、死者が薄れるのが。 自分が、そうなるのが。] (片割れたちはいきのこっても。 ‟にせもの”も、‟ほんもの”とおなじように。 きっと、いや、すぐに、そうなるんだ。)
(369) 2015/05/17(Sun) 03時頃
|
|
(皆も。 (あたしも。) 記憶にのこらなくなれば、 それは、やっぱり、『さみしい』。)
[意図せぬ、哀愁を。 星に浮かべ、無言で 時が止まったように、またたきと呼吸だけ。 生きてる証拠とばかり、揺るがして。」
あ、 待って、
――― ボクも、行きたいから。
(371) 2015/05/17(Sun) 03時頃
|
|
[>>358彼が行くなら、
土に硬質をつよく踏み、 跳ねだすように、追いかける。
いつものように厭われることがなければ、 最初は気付かないけれど、 『奥』からみていたことの変化に すこうし 驚くよう、途中で目をまるめ。
声にはださないけれど、気紛れかも、 気のせいかもしれないけれど。
ようやく、ボクの (あとは、あたしは消えるだけの存在だけれど) 『個』を持てたようで。
ちょっとだけ、機嫌よさそうにしたかもね。]
(373) 2015/05/17(Sun) 03時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る