268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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[待って] [その先の言葉を制止しようとした手が] [今までの彼らしくないド直球の言葉を受けて] [へなへなと力なく垂れ下がった]
――――――――――。
[整理がつかない] [頭の中が茹ってしゅうしゅう湯気を立ててる] [でも一つだけ、はっきり言えることは] [この顔がめろめろになるなんてご褒美すぎるってこと!]
(168) Cadenza 2019/08/09(Fri) 19時頃
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いいですよ。 めろめろに、なっても。 てか、……させたい。
[隣に座る彼に手を伸ばす] [顔を覆っている手を解いて] [代わりに己の手を彼の頬に触れさせた]
俺も、今のでいろいろぶっ飛んじゃいました。
[恋愛に至らないもどかしさとか] [触れる事への躊躇いとか] [今まで抑え込んでいたものが全部]
[好意と恋愛感情を隔てていたナニカも] [一緒にぶっ飛んで行ってしまったなら] [押し寄せる感情に流されるだけだ]
(169) Cadenza 2019/08/09(Fri) 19時頃
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―――――。
[まだ、心臓が煩い] [すぐ傍の温度と、息遣いに] [そっと胸をなでおろした]
[わかってる] [やりすぎたって]
[ソファからベッドに抱いていった] [その後あたりからセーブできなくなって] [彼の中を全部己で満たしたくて] [何度も――]
[だって仕方ないじゃないか] [たすけて、とか、もうむり、とか] [理性の飛んだ泣き声に体がゾクゾクしっぱなしだった] [あんなん興奮しないわけがない]
(214) Cadenza 2019/08/10(Sat) 23時頃
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[全身がぐったりしている] [腕を上げるのも気合が要るくらい] [最後の方から目が腫れてしまっていたから] [冷やしてあげなければ、と思うのに]
[触れている額を、手を] [離したくない]
―――――。
[ガーゼが取れてむき出しの傷跡に触れる手に] [己の手を重ねる] [掠れた吐息に目を細めて] [そのまま、うとうとと]
(215) Cadenza 2019/08/10(Sat) 23時頃
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[それから程なくして] [カリカリ カリカリカリカリ] [窓枠を引っかく音で目を覚ます]
[そうだ、目…冷やさないと] [重たい体をのそりと起こして] [瞬間冷却剤をタオルで巻いて戻ってくる]
ザーゴさん。 ………目。
[声をかけて] [寝ているようならそっと目の上に]
(216) Cadenza 2019/08/10(Sat) 23時頃
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[体が起きてしまうと、頭も起きてくる] [ドロドロでくしゃくしゃのシーツ] [潤滑剤のボトルは蓋が開いたままで] [空っぽになっていた] [ソファの上にも、濡れたバスタオル] [これは……] [そう、彼のあの姿を記憶に留めるための] [尊い犠牲であり、代償だ]
[後で片付けるものはともかく] [汗とかあれとかそれとか] [少しベタつく体は流したほうがいい]
[でも、確か…] [彼は汗ばんだ体をシャワーで流すことは] [しなかった]
[少し考える] [昨夜は、変なのと思って流したが] [それってもしかして……]
(217) Cadenza 2019/08/10(Sat) 23時頃
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[チェストからタオルを何枚か取り出して] [キッチンで濡らして軽く絞る] [それを持ってベッドへ戻って]
ザーゴさん、起きてます?
[ベッドの縁に腰掛け、声をかける]
シャワー、浴びられます? それとも、お拭きしましょうか?
[濡れタオルを手に、首を傾げた**]
(218) Cadenza 2019/08/10(Sat) 23時頃
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[やっぱ、シャワーは苦手なんだ] [一つ明らかになった事実に笑う] [そりゃ、あの執事だってああなる] [これは助手の仕事が多そうだ]
すごいでしょ? 連れてって損はないよ?
[かしこまりました、の代わりにウインクをして] [濡れタオルを広げて、面積の広い所から] [背中を終えると、後ろからタオルで包むように] [タオルを持った手を前に回して、胸とお腹]
[なるべく優しく充てがっても] [勢いを殺した声が漏れてくるのに苦笑い] [なるべく気にしないようにしても] [声に残る余韻に数刻前の快感が蘇る]
[だからといってはなんだけど] [胸とか、お尻とかは入念に拭いていたり]
(238) Cadenza 2019/08/11(Sun) 02時頃
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ん?
[名を呼ばれたのは、足を拭いていた時] [わざと内腿をゆっくり拭いたら、腰が浮いた]
つらい?
[一瞬、痛いのかと思ったけど] [すぐに違うと気づいて、ああと笑う]
はいはい、承知。 何の話がいいっすかね。
[使い終わったタオルを床に投げ] [新しい濡れタオルを広げて]
じゃあ、俺のこと、とか?
[あんま面白い話なんてないっすけどね] [足を拭き続けながら、肩をすくめる]
(239) Cadenza 2019/08/11(Sun) 02時頃
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前も言ったかもだけど、 俺の親父とおふくろは、移民なんだ。
[足の指を拭いて] [次は反対の足]
[父親は町医者で母親は保育士] [普通に食うには困らない生活だった]
[同じように、内腿をゆっくり拭いて] [外腿と、膝から下と]
[母親には持病があって] [己を身籠った時に、国を出たという] [厳しい気候環境と母体の安全を天秤にかけたのだろう]
[話をしながら] [足の指を拭いて、足は終わり]
(240) Cadenza 2019/08/11(Sun) 02時頃
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[また新しいタオルを手にして、次は腕] [肘から先をタオルで包んで拭いて] [手のひらと、指を]
おふくろはさ、ハーフだったのもあって すっげー美人だったんだ。 じーちゃんが、こっちの人だったらしい。
俺の髪色はじーちゃんと同じ色なんだってさ。 見たことないけどね!
[反対の手も、同じように拭けば] [残りは、少し敏感なところ…]
(241) Cadenza 2019/08/11(Sun) 02時頃
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ってか、俺も医者の息子なら もうちょっと頭良く生まれてもいいと思うんだけど 髪色とかじゃなくてさー。
[髪ではなく、頭だよ頭] [からからと笑いながら、足の付根を拭いて] [一番ねとねと、どろどろしている場所が最後]
足、ちょっと広げてください。
[努めてなんでもないことのように言って] [新しいタオルを手に取る]
(242) Cadenza 2019/08/11(Sun) 02時頃
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[広げてくれたなら] [内股から前の方と] [後ろの方] [乾いた潤滑液を濡れタオルで溶かしながら] [少ししっかり目に拭き取っていく]
すっげ……どろどろ。
[まって、すごくえっちだこれ] [俺のを飲み込んでた後ろから] [溢れたやつが流れて乾いてたってことでしょ?]
……えっ、と。
[気づいちゃったら] [ちょっと無口になって、拭いている**]
(243) Cadenza 2019/08/11(Sun) 02時頃
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そう、すかね。 じゃぁ……
[なにか話さないと、意識が持っていかれる] [もう目が離せなくなっているのに] [口数がなくなった己の代わりなのか] [聞こえる彼の声に、相槌を打つ]
ザーゴさんの手伝い、俺ができることも 力仕事の他にあるっすかねえ。
[公私、共にってやつ?] [表立つ部分でも] [必要とされたい、なんて] [いや、こんなことしながら考えることでは…]
[懸命に気をそらそうとするのに] [話す声が跳ねて、まるで]
[閨事が続いている、ような]
(260) Cadenza 2019/08/11(Sun) 14時半頃
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[あちゃー、また拭き直しかな] [家の中にあるタオルの枚数に不安を覚えると] [シャワーで洗う、って]
えっ……ひとりで、大丈夫ですか?
[これもしかして] [俺んちに連れてくるよりも] [彼のホテルの部屋に俺がお邪魔したほうが] [良かったのでは……?!?!] [なんて思ってももうだいぶ後の祭だ]
い、いいっすよ 俺もついてきますから
[俺の体も流したいし] [大丈夫、今度は刺激しないようにする!]
[――――ホテルに連れて帰れたのは] [その日の夜遅くだった、とかなんとか**]
(261) Cadenza 2019/08/11(Sun) 14時半頃
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-- ローズ・ホテル --
[2度めのジュニアスイートは] [部屋の前で引き返すつもりだったけど] [ぐったりしている彼も心配だからと言い訳して] [促されるままにお邪魔します]
[まず服を脱ぐんだ] [なるほど] [彼の"生態"をひとつひとつ覚えるのも] [きっと助手の大事な役目だ]
[星のよく見える窓際] [テラスに出たら気持ちいいだろうと思うけど] [湿った夜風はきっとダメだから] [空調の効いた窓の内側から星を見ていた]
(264) Cadenza 2019/08/11(Sun) 21時頃
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ええ、まあ、ぼちぼち。
[体の調子を問われ、脇腹に手を当て頷いた] [傷の治りはあともう一息というところ] [体を無理に捩ったりしなければ大丈夫だ]
それ、本当に俺で大丈夫なんすか? てか、ザーゴさん一体何者…。 や、俺はまあ。全然問題ないっすけど。
[街の便利屋から謎のエリートお金持ちの助手] [冷静に考えるとなるほどすごい転身だ]
俺は、明日病院行ってきますよ。 この街を出ても問題ないか聞いてきます。
……ん?
[伸ばされた手、はにかんだ表情] [この人のこんな顔、見れるのはきっと俺だけだ]
(265) Cadenza 2019/08/11(Sun) 21時半頃
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[伸ばされた手を取って、口元に笑みを浮かべて]
この街で見る夜空も、そろそろ見納めっすね
[この先、どんな夜空の下でも] [こうして手を繋いでいるのだろう]
(266) Cadenza 2019/08/11(Sun) 21時半頃
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-- 翌日〜 --
[オリュースで過ごす、最後かもしれない1週間] [始まりは、ジュニアスイートの部屋からだった]
[週末に体力を使い果たして] [このまま泊めて…ってそのまま爆睡だった]
ザーゴさん。起きてます?
[時計を見れば昼前だ] [寝ているようであれば、黙って] [少し起きてしまったようであれば]
病院行ってきますね。
[そう言って、手の甲にキスして部屋を出る] [もう一寝入りして起きる頃には] [きっと戻ってこれるだろう**]
(267) Cadenza 2019/08/11(Sun) 21時半頃
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[病院に行く前に一度家に寄って] [大量の洗濯物を洗濯機に放り込んだ]
[それから病院へ行き] [診察を受け、長旅の適否を聞くと] [医師は少し険しい顔をしつつも頷いてくれた] [その代わりに、出した薬は必ず使い切るようにと] [念を押されまくった] [受け取ったのは軟膏と、飲み薬を軽く一月分] [薬の量と出費に、うええと顔を歪めたけれど] [これで済むなら軽いものだ]
[そしてまた家に戻り] [洗濯機から洗い終わったタオルを] [ベランダの物干しに片っ端から干していく]
[メールが届いたのは、その頃だ>>-1418]
(299) Cadenza 2019/08/12(Mon) 05時頃
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[それから、街のファストフードショップで] [バーガーとポテトにフィンガーチキンパック] [それとコーラとグァバジュースを買って] [ホテルに戻る]
[俺の主食っす] [そんな説明をして差し出したジャンクフードは] [果たして受け入れてもらえたか] [己の好きなものは食べられる、なんて聞いたら] [もうちょっと健康的な物を好物にすればよかったと] [後悔したことだろう]
(300) Cadenza 2019/08/12(Mon) 05時頃
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[それからの日々は] [大家に街を出ることを話して大泣きされたり] [ザーゴの体のこと、仕事のことを聞いたり] [助手にと言い出した本当の理由を知ってしまったり] [馴染みの面々に、お別れを言いに行ったり] [それなりに忙しかった]
[家の片付けもあったから、1日2日は家に帰ったが] [あとは全部ホテルに泊まって一緒の時間を作った] [その間に、好きな音楽の話や小さい頃の話] [とりとめのない事を、寝るまで話したはずだ]
(301) Cadenza 2019/08/12(Mon) 05時頃
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-- そして6週目。極大を迎えて --
[いつものように、夜の賑わいが静かになる頃]
星、見に行きましょうよ。
[そう言ってホテルから外へと連れ出した] [もしかしたら金曜の夜からずっと部屋に籠もっていて] [少し疲れた顔をしていたのかもしれないが…] [これ見ないと、今年も終わらないですよ、って]
[港を見下ろす丘の上] [遊歩道のベンチに座って、星空を見上げ]
……ね、来年もまた、ここに来ましょう。
[俺の里帰りにもなるし、っていうのは建前で] [流れ星を見るなら、ここで一緒がいい、って**]
(302) Cadenza 2019/08/12(Mon) 05時頃
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-- ひねくれマダムと失恋猫 -- "なんだいアンタ。借金取りなら用はないよ!"
[身なりを整えたザーゴを見て最初の一言がこれ] [あちゃぁ…と頭を抱えた]
[街を出るって話は一応つけてあるから] [無理に挨拶しなくてもいいから、と言ってたんだ] [でも……なんか正装っぽいの見ちゃったら] [イケメンぷりを俺も見たくなっちゃって…]
"うちのヤニクをどこに連れてこうってんだい。 この子はね、あの藪医者からアタシが預かってんだ ろくでもないところに連れてったら容赦しないよ"
[しかし、大家の啖呵には驚いた] [そんな気はしていたものの本当のところは知らなかった] [そうでなくても、母親代わりとは思ってたけど]
(332) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時頃
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あんがとな、マダム。 俺、マダムがいてくれなかったら今ごろ野垂れ死んでた。 本当に感謝してるよ。 でもさ、俺、この人についてくって決めたんだ。 そんで親父とおふくろの生まれたとこに行ってくる。
[ザーゴの手を、大家の前でしっかりと握る] [大事な人ができたんだって、それで伝わればいい] [合図なしに触ったから、彼は驚いたかもしれないけど…]
あと、親父は藪医者じゃないから!!
[そこは大事だ] [この国での医師免許がなく医師として働けなかったが] [医者に行く前に相談に来る人が多かったのを覚えている] [中でもよく来てたのがこの大家だった] [この人は……つまり、ひねくれているだけなのだ] [だから最後には勝手に持って行きなって許してくれた] [それから、いつでも帰ってきていいから、とも]
(333) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時頃
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[ザーゴと一緒に大家の前を去った後]
[途中からどこかへ行っていた巨猫が戻ってくると] [元気がない飼い猫の頭をくしゃくしゃと撫でる]
"おやマドンナ、どこ行ってたんだい。 お前さんも派手に失恋しちまったもんだね。 よりによって男とは……アタシも思わなかったさ。 ありゃ…あの子は顔にやられたんだねぇ]
[お前の方がずっとべっぴんなのにねえ] [アイツは見る目がない男だよ]
"まあいいさ。 もし白けた面で帰ってきたら 今まで以上にこき使ってやろうじゃないか"
[う゛にゃー] [飼い主の言葉が通じてるのかどうかは知らないが] [巨猫は喉を鳴らして飼い主の足に擦り寄っていた]
(334) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時頃
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[一方こちらといえば] [ホテルに戻るなり熱をだしたザーゴに慌てて] [ルームサービスで氷嚢を頼んだり]
[なるほどあれは確かにストレスだったな…] [またひとつ明らかになった生態に] [苦笑いの助手なのだった]
(335) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時頃
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-- 流星群の下で --
[あれだけタイミングを逃し続けた流れ星が] [今は一つ二つ…数えるのが追いつかない] [また、と見つける声に、目を細めた]
[己の夢] [今だって半分叶っているような気がするけれど]
きっと、そーなんじゃないっすかね。 なんて。 それより俺は一人前の助手にならなくちゃ。
[横顔を見ているザーゴに気づいて彼の方を向く] [目で合図してから手を取って]
――اريد حمايتك(俺が、貴方を護るから)。
[星に、誓おう**]
(336) Cadenza 2019/08/12(Mon) 17時頃
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[言葉は苦手] [それは、間違いないんだけど]
貴方は俺が護るって意味。 ……親父が、よく言ってたんだ。
[だから、覚えていた]
でも、今のなんて序の口でしょ? 大丈夫、腹決めてっから。
[世界中でただ一人なんて言われたら] [背負う覚悟決めるしかないっしょ] [あの一言で大家の表情も変わってたし]
うん、面倒っすよ。 でも、それも俺が変えていくんでしょ?
[どこまで変えられるかわからないけど] [あ、美容は気をつけてくれると嬉しいです]
(377) Cadenza 2019/08/12(Mon) 23時頃
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[不意に、血を飲んだら―と] [言われて、どうしたのって]
じゃあ、飲んでみますか?俺の血。 逆に俺がザーゴさんと同じものになったりして
[ヴァンパイアに血を吸われたら] [眷属になるんじゃなかったなかったっけ?]
あ、じゃあ俺が吸えばいいのかな。
[言い直して、俺じゃあサマにならないなって] [一人でくすくすと笑った]
[あ、そういえばあの若い出張執事…] [あの人とか超ソレっぽかった] [すげえ怖かったので] [あんまり仲良くなれそうになかったけど]
(378) Cadenza 2019/08/12(Mon) 23時頃
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