171 獣[せんせい]と少女
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[楽しそうに返ってくる声に うん、そうだよ。 そう穏やかに返しながら]
そう。 人間は君たちに比べるとウンと寿命も長いからね。 だから力を使って、病気や怪我なんか 治してきたよ。
[少し間を空けて 考えてたことを 告げようか迷っていたけど それに被さるように お願いの続き>>3:380
急いで口を塞ぐ少女の微笑みが痛い。]
(21) miduno 2015/10/17(Sat) 10時半頃
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…ごめん。無神経だったね。 いつか、いつか一緒に飲もう。 約束だよ。
[彼女も美味しいと思えるお酒なr 少しだけなら一緒に飲んでもいいのでは。 せんせいらしからぬ考えだが そう思って、約束の契りに 小指を差し出す。]
(22) miduno 2015/10/17(Sat) 10時半頃
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[もっといろんなものを見たい触れたい そう言わんばかりに 飛び跳ねて小急ぎな少女の少し後ろを ゆっくりと大股でついて歩いて>>381] ショー?
[聞き返した後、男性の足並みが増え 不審に思っていたが ようやく飛び込んできた言葉に 思わず咳き込んで咽る。]
そ、そのショーよりも 向こうの川の方に行かない?
[盛大に咳払いをしながら 人の流れとは逆の方を指した。 きっと、不満そうに頬を膨らませただろうけれど 半ば無理やり今度は引かれる方から引っ張る方へ。]
(23) miduno 2015/10/17(Sat) 11時半頃
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[橋の真ん中まで行くと 蒼を見つめて 少し前に考えていたこと>>21 を吐露しようと 薄く口を開く。]
笑顔にできなかったこと ずっと 考えていたんだ。どうすればよかったのか。 これからどうしたらいいか。 それで少し考えてみたんだけど… 僕の力を使う時に、病気や怪我を すべて治してしまうのではなくて 痛みだけを取る、とか治りやすくするように みたいに、力を制御しながら使えれば…。
(24) miduno 2015/10/17(Sat) 12時半頃
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山雀のようには [あの子のようには] ならないんじゃないかなって。
(25) miduno 2015/10/17(Sat) 12時半頃
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君は優しいから、きっとソレが出来る。 そうして多くの人を助けてる君が 僕にはイメージ出来るよ。
[それが今の自分の素直な感情。 その後彼女は何と言ったか。 それからまた、太陽と別れるまで きっかりお祭りを楽しんだ*]
(26) miduno 2015/10/17(Sat) 12時半頃
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─はじめての冬─
[冷たい空気を肌で感じるようになって 少し経ってから。 こほん 初めは小さな咳だった。 ごほごほ 次の日には湿咳に変わった。>>241
辛そうな顔を見ていると つられて自分も眉根にしわを寄せて。]
僕…が? [「治してほしい」 その言葉に胸が飛び跳ねる思いになった。]
(433) miduno 2015/10/21(Wed) 22時頃
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で、できない…。
[蘇るのは記憶。 土の匂いと血の臭いが混じりあった。 自分の吐く息がやたらとうるさくて…──]
[クリスマスが小さく囁く声が 耳に届いてはいたけれど 理解するには遠く。 白いその手がすうっと伸びて 自分の手を握ったその熱で 意識が引き戻された。]
クリスマス…。 ……クリス。
(434) miduno 2015/10/21(Wed) 22時頃
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[“おねがい”の意を汲むと 固く目を瞑ってからひと呼吸置き ようやく唇を弓なりに曲げる。]
お願い、とあっては頑張らないと いけないね。
[苦く微笑んで 喉の痛みをとろうと 身体のしんどさが少しでも消えるように 重ねた手からじんわりと緩やかな熱が 相手に伝わっていく。]
(435) miduno 2015/10/21(Wed) 22時頃
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[全快は望まない、あくまでも 痛みを和らげるだけ。 少しでも早く治るように その助けとなるように。]
大丈夫かい、クリス。
[力を使ってから、覗き込むように顔色を窺って その表情が綻ぶのを見届けて 固い微笑みが緩く解けた。]
(436) miduno 2015/10/21(Wed) 22時頃
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─春のはじめ─
[何度か季節が巡って。>>413
クリスとの暮らしも慣れてきた。 甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる少女に 悪い気はせず、焦げすぎた目玉焼きも 難なく食べれると言うもの。 もしかしたら表情は隠せなかったかもしれないが。
賑やかな街の暮らしよりも村の生活が好きなのか 彼女は村は森など、素朴な生活を好んだ。 もしかして自分に合わせてくれているのかな なんて自惚れこそすれ、あえてそれを確かめるような 真似もしなかった。]
(442) miduno 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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[ぱたぱたと声を聞く前に掛ける足音で その帰宅を悟るとそちらを向いて、出迎える。]
おかえり、クリス。 本当かい? きっとこないだの“おまじない”のお礼じゃないかな。 僕にいつもクリスを褒めるよ。 あんたにはもったいないってね。
[元気な姿を確かめると無意識に表情は穏やかに。 重そうに抱えた布を広げると 色々な果物。採れたてのような果物は どれもみずみずしく光っている。
ひとつ摘まんだ苺を 幸せそうな表情で口に運んだクリスマスの表情が 梅干しのように固く、くしゃりと歪んだ。]
(463) miduno 2015/10/21(Wed) 23時頃
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まだ、早かったのかな。
[そう掛ける声に心配の色はなく。 いつもの“おまじない”をする彼女をちらりと見ながら 作業に戻る。 クリームの中に鮮やかなアスパラと肉厚のベーコンが踊る。煮立てないように静かに混ぜていると 横からにゅっと手が口許へ 伸びたと思ったら押し込められる果物を 拒むことなく口に含む。]
美味しいよ。
[歯を立てると甘酸っぱい果汁が口に広がる。]
(465) miduno 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[クリスと過ごして何となくわかったことがある。 自分が笑えば、クリスもつられて笑ってくれる。
だから自然と笑顔が増えた。 だけど自分は。
自分は彼女の最期の時も 果たして笑えるのだろうか…。*]
(466) miduno 2015/10/21(Wed) 23時頃
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─森─
[村で過ごしことに嫌気が差したのだろうか。 森に行くと言い出した時は理由を尋ねたけれど 明確な答えは返ってこぬまま 少し離れた森にたどり着いて過ごして幾ばくか 経った頃、泉に映る自分を見るのを 執拗に避けるクリスマスを見て その理由に気付いた。]
言ってくれれば…いいのに。
[わかっている。 自分を落ち込ませまいとする 彼女なりの気遣いを。]
[彼女が見つめる視線から避けるように 陰った蒼が俯いたり横を向いたり。
だから本当はもっと前に気付いていた。]
(514) miduno 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[ 「お祭りに行きたい」 それはもうすぐがっこうから出て5度目の10月を迎えようと 言う頃。唐突な申し出に少し瞬きした後。]
確か…ミッシェルが二度目にがっこうに来たのも 5年経ってから…だったね。
[その意味を悟ると クリスマスの目を見つめられず 思わず、視線を落とした。]
(515) miduno 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[一陣の風が 彼女の長い髪の毛をふわりとなびかせ 小さな頭がこちらに近づいてくる。 撫でられるままに身を任せて 心地よさそうに重たい睫毛を伏せた。] [だから、続く囁きに 思わず目を見開き 咄嗟に人の形へと。]
お とな…?
(516) miduno 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[久しぶりに呼ばれる「せんせい」と言う呼び名は 甘く心地よい…──が 大人、その表現に一瞬首を傾げるも 続く「ゆびきりの約束」に>>469 嗚呼、と小さく頷く。]
約束…、覚えていますよ。 クリスのお願いは絶対ですからね…。
[せんせい、と呼ばれたので自分も以前していた ような丁寧語で受け答えする。 呼び名だけは特別なままで。]
(544) miduno 2015/10/22(Thu) 00時頃
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─聖誕祭─ [その街並みは大きくは変わっていなかったが やはり5年前、少女が降りてくると言われていたその年に 比べると、幾分か客足は少なかった。
隣を歩くクリスはあの時に比べて大きくなったけれど それでも大人というにはまだ少し早い。]
[いつかの時のように 買うのはハニージンジャー。 愛想の良いおじさんが何の気なしに尋ねた言葉>>487 に、お互い顔を見合わせた。 久しぶりに面と向かって覗く彼女の瞳は 確かに自分の持つネイビーブルーのようだった。]
お揃いだ。 今まで気が付かなかった。 …今度から自分の目を見るのが好きになりそうだ。
[それに気をよくしたのはきっと自分だけではない。]
(546) miduno 2015/10/22(Thu) 00時頃
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[共通点があるということが嬉しい、なんて言ったら 子どもっぽいだろうか。 それでも、陰る瞳に従って笑顔も陰りがちだった クリスの眩しいばかりの笑顔にかつてのあどけないクリスマスを見た。]
今日は大人の繋ぎ方、教えてあげる。
[そういって手を差し出すと いつものように握ろうとする相手の指を こじ開けて滑り込ませる。
お酒の入ったハニージンジャーを片手に、もう片手はしっかりと繋いで。
お揃いの瞳を見つめ合って時折笑って。 終わりの時が近づいている、そう思えばこそ その時間は甘やかでそして残酷だった*]
(547) miduno 2015/10/22(Thu) 00時頃
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